JP2006038311A - フィンチューブ式熱交換器 - Google Patents

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俊 吉岡
Kazunari Kasai
一成 笠井
Shigeji Taira
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Abstract

【課題】 フィンチューブ式熱交換器における伝熱フィン上のドレン水の排出性能を高め、ドレン水の滞留による通風抵抗、熱抵抗を低減する。
【解決手段】 フィンチューブ式熱交換器のフィンプレート1,1・・・の伝熱管嵌挿用の各カラー部2,2・・・の下方に位置して、切り込み等よりなるドレン水排出用のガイド溝4a,4a・・・を設けた。
そして、それにより、同ガイド溝4a,4a・・・内に伝熱管嵌挿用のカラー部2,2およびフィンプレート1の表面に付着したドレン水が効果的に引き込まれ、集合されて、下方への流下が促進されるようにした。
【選択図】 図4

Description

本願発明は、フィンチューブ式の熱交換器の構造に関するものである。
空気調和機などでは、従来から、例えば図6、図7および図4の(a)に示すように、所定のフィンピッチで複数枚並設されるフィンプレート1,1・・・と、該フィンプレート1,1・・・に設けられた複数の伝熱管嵌挿用のカラー部2,2・・・と、該各カラー部2,2・・・に嵌挿された複数本の伝熱管21,21・・・と、該複数本の伝熱管21,21・・・相互の間の空気通路部のフィンプレート1,1・・・の表面に、必要に応じて空気流上流側から下流側にかけて設けられた複数の切り起し部(図示の例では、スリット)3a〜3fとからなるフィンチューブ式の熱交換器が多く使用されている(例えば特許文献1参照)。
特許第3099714号公報(明細書第1−3頁、図4)
ところが、上記のような従来のフィンチューブ式の熱交換器を蒸発器として使用した場合、フィンプレート1,1・・・のカラー部2,2・・・や切り起し部3a〜3f部分に、図6、図7に示すようにドレン水が付着して、それらの下部側に図4の(a)の右側に示すような状態で滞留し、それ自体が熱抵抗となり、また通風抵抗を増大させて、熱交換性能を低下させる問題があった。
本願発明は、このような問題を解決するためになされたもので、フィンチューブ式の熱交換器のフィンプレートの伝熱管嵌挿用の各カラー部の下方に位置して、例えば上下方向に延びる切り込み等からなるドレン水排出用のガイド溝を設けることによって、有効にドレン水の排出性能を高め、それによって上述のような通風抵抗や熱抵抗の増加を抑制するようにしたフィンチューブ式熱交換器を提供することを目的とするものである。
本願発明は、上記の目的を達成するために、次のような課題解決手段を備えて構成されている。
(1) 第1の課題解決手段
この発明の第1の課題解決手段は、所定の間隔を保って複数枚並設されたフィンプレート1,1・・・と、該複数枚のフィンプレート1,1・・・の伝熱管嵌挿用のカラー部2,2・・・に嵌挿された複数本の伝熱管10,10・・・とからなるフィンチューブ式熱交換器において、上記フィンプレート1,1・・・の上記各伝熱管嵌挿用のカラー部2,2・・・の下方に、ドレン水排出用のガイド溝を設けたことを特徴としている。
このような構成によると、上記フィンプレート1,1・・・の各伝熱管嵌挿用のカラー部2,2・・・の下方において、ドレン水排出用のガイド溝によって、伝熱管嵌挿用のカラー部2,2・・・およびフィンプレート1,1・・・の表面に生じるドレン水が、効果的に集められて、下方にスムーズに排出されるようになる。
(2) 第2の課題解決手段
この発明の第2の課題解決手段は、上記第1の課題解決手段の構成において、ドレン水排出用のガイド溝は、上下方向に延び、空気流上流側から下流側にかけて複数本並設されていることを特徴としている。
このような構成によると、上記フィンプレート1,1・・・の各伝熱管嵌挿用のカラー部2,2・・・の下方において、空気流上流側から下流側にかけて複数本並設して設けられた上下方向に延びる複数本のドレン水排出用のガイド溝によって、伝熱管嵌挿用のカラー部2,2・・・およびフィンプレート1,1・・・の表面に生じるドレン水が、そのカラー部2,2・・・の幅に対応して効果的に集められて、下方にスムーズに排出されるようになる。
(3) 第3の課題解決手段
この発明の第3の課題解決手段は、上記第1又は第2の課題解決手段の構成において、フィンプレート1,1・・・の各伝熱管嵌挿用のカラー部2,2・・・間には、空気流上流側から下流側にかけて、複数の切起し部3a〜3fが並設されており、ドレン水排出用のガイド溝は、それら複数の切起し部3a〜3fの間に位置して設けられていることを特徴としている。
このような構成によると、フィンプレート1,1・・・の各伝熱管嵌挿用のカラー部2,2・・・間の空気流上流側から下流側にかけて、複数の切起し部3a〜3fが設けられているような場合にも、それらの間に滞留するドレン水のブリッジ化を抑制して、より有効に排出させられるようになる。
(4) 第4の課題解決手段
この発明の第4の課題解決手段は、上記第3の課題解決手段の構成において、上下方向に延びるドレン水排出用のガイド溝は、複数の切起し部3a〜3fにも設けられていることを特徴としている。
このような構成によると、各切起し部3a〜3f上に滞留するドレン水も、同様に有効に集められて、スムーズに下方に排出されるようになる。
(5) 第5の課題解決手段
この発明の第5の課題解決手段は、上記第1,第2,第3又は第4の課題解決手段の構成において、ドレン水排出用のガイド溝は、フィンプレート1,1・・・の両面間に亘って所定の間隔の隙間4a,4a・・・を形成する切り込み4,4・・・により形成されていることを特徴としている。
このような構成によると、フィンプレート1の両面間に亘って所定の間隔の隙間4a,4a・・・を形成する切り込み4,4・・・の所定の間隔の隙間4a,4a・・・が、ドレン水排出用のガイド溝として機能し、ドレン水が効果的に集められて、スムーズに下方に流出されるようになる。
(6) 第6の課題解決手段
この発明の第6の課題解決手段は、上記第1,第2,第3又は第4の課題解決手段の構成において、ドレン水排出用のガイド溝は、フィンプレート1,1・・・の片面側に設けられた断面V字形の切り欠き溝5により形成されていることを特徴としている。
このような構成によると、フィンプレート1,1・・・の片面側に設けられた断面V字形の切り欠き溝5の溝部5aが、ドレン水排出用のガイド溝として機能し、ドレン水が効果的に集められて、スムーズに下方に流出される。
(7) 第7の課題解決手段
この発明の第7の課題解決手段は、上記第1,第2,第3又は第4の課題解決手段の構成において、ドレン水排出用のガイド溝は、フィンプレート1,1・・・の片面側から他面側に断面V字形に変形されたリブ6により形成されていることを特徴としている。
このような構成によると、フィンプレート1,1・・・の片面側から他面側に断面V字形に変形されたリブ6の両面側の複数の凹溝部が、ドレン水排出用のガイド溝として機能し、フィンプレート1,1・・・の両面側でドレン水が効果的に集められて、スムーズに下方に流出される。
(8) 第8の課題解決手段
この発明の第8の課題解決手段は、上記第1,第2,第3又は第4の課題解決手段の構成において、ドレン水排出用のガイド溝は、フィンプレート1,1・・・の片面側から他面側に断面V字形に変形され、さらに同変形部の中央に上下方向に延びる切り込み7dを有するリブ7により形成されていることを特徴としている。
このような構成によると、フィンプレート1,1・・・の片面側から他面側に断面V字形に変形され、さらに同変形部の中央に上下方向に延びる切り込み7dを有するリブ7の両面側に形成される複数の凹溝部7a〜7cおよび中央の切り込み7dにより形成される隙間がドレン水排出用のガイド溝として機能し、より多量のドレン水が効果的に集められて、よりスムーズに下方に流出される。
(9) 第9の課題解決手段
この発明の第9の課題解決手段は、上記第1,第2,第3又は第4の課題解決手段の構成において、ドレン水排出用のガイド溝は、フィンプレート1,1・・・の両面間に亘って段違いの隙間8aを形成する切り込み部8により形成されていることを特徴としている。
このような構成によると、フィンプレート1,1・・・の両面間に亘って段違いの隙間8aを形成する切り込み部8の両面側凹溝部8b,8cおよび同凹溝部8b,8c間の隙間8aが、ドレン水排出用のガイド溝として機能し、ドレン水が効果的に集められて、スムーズに下方に流出される。
以上の結果、本願発明のフィンチューブ式熱交換器によれば、伝熱管嵌挿用のカラー部やフィンプレート表面のドレン水の滞留量が大きく減少して、通風抵抗、熱抵抗が小さくなり、フィンチューブ式熱交換器本来の有効な熱交換性能を発揮することができるようになる。
以下、添付の図面を参照して、本願発明を実施するための幾つかの最良の実施の実施の形態について説明する。
(第1の実施の形態)
先ず図1および図4の(b)は、本願発明の第1の実施の形態に係るフィンチューブ式熱交換器の構成および作用を示している。
前述の説明からも明らかなように、例えばプレートフィン形のフィンチューブ式の熱交換器を蒸発器として使用した場合、フィンプレートのカラー部やプレート面にドレン水が付着滞留し、それ自体が熱抵抗となり、また通風抵抗を増大させて、熱交換性能を低下させる。
そこで、この実施の形態では、例えば図1および図4の(b)に示すように、同熱交換器のフィンプレート1,1・・・の伝熱管嵌挿用の各カラー部2,2・・・の下方(または、それらの間)に位置して、フィンプレート1部分に所定の上下幅W(好ましくは、W=1mm以上)の上下方向に直線的に延びる隙間4a,4a・・・を形成する切り込み4,4・・・、4,4・・・を複数列上下2段に区分して設けたことを特徴としている。
これら上下2段の各組の複数列の切り込み4,4・・・、4,4・・・は、上下に位置する伝熱管嵌挿用のカラー部2,2の直径幅内に収まる形で、上流側から下流側に一定の間隔を保ち、かつ各々上方側および下方側の各伝熱管嵌挿用のカラー部2,2に対して等距離に対向して設けられている。
このような構成によると、該上下2段の複数列の切り込み4,4・・・、4,4・・・、4,4・・・群の設置によりできたフィンプレート1部分の両側面間に亘って連通する上下2段の複数列の隙間4a,4a・・・、4a,4a・・・、4a,4a・・・(図4の(b)参照)がドレン水排出用のガイド溝として機能し、同隙間4a,4a・・・、4a,4a・・・、4a,4a・・・内に伝熱管嵌挿用のカラー部2,2の下部およびフィンプレート1の表面に付着するドレン水が効果的に引き込まれ、集合されて、下方への流下が促進されるようになる。そして、これにより、熱交換器のドレン水による通風抵抗の増加、熱抵抗の増加が効果的に抑制される。
以上の結果、この実施の形態のフィンチューブ式熱交換器によれば、伝熱管嵌挿用のカラー部2,2・・・やフィンプレート1,1・・・表面のドレン水の滞留量が大きく減少し、通風抵抗、熱抵抗が小さくなり、フィンチューブ式熱交換器本来の有効な熱交換性能を十分に発揮させることができるようになる。
(第2の実施の形態)
次に図2および図4の(b)は、本願発明の第2の実施の形態に係るフィンチューブ式熱交換器の構成および作用を示している。
前述の説明からも明らかなように、例えばプレートフィン形のフィンチューブ式の熱交換器を蒸発器として使用した場合、フィンプレートのカラー部や切り起し部にドレン水が付着滞留し、それ自体が熱抵抗となり、また通風抵抗を増大させて、熱交換性能を低下させる。
そこで、この実施の形態では、例えば図2および図4の(b)に示すように、同熱交換器の複数の切り起し部3a〜3fを備えたフィンプレート1,1・・・の伝熱管嵌挿用の各カラー部2,2・・・の下方(または、それらの間)の各切り起し部3a〜3fの間に位置して、上記第1の実施の形態のものと全く同様の、フィンプレート1,1・・・部分にあって上下方向に直線的に延びる上下2段の複数列の隙間4a,4a・・・、4a,4a・・・、4a,4a・・・を形成する所定の上下幅Wの複数列の切り込み4,4・・・、4,4・・・、4,4・・・を上下2段に区分して設けたことを特徴としている。
そして、これら上下2段の各組の複数列の切り込み4,4・・・、4,4・・・、4,4・・・は、上下に位置する伝熱管嵌挿用のカラー部2,2の直径幅内に収まる形で、上流側から下流側に一定の間隔を保ち、かつ各々上方側および下方側の各伝熱管嵌挿用のカラー部2,2に対して等距離に対向して設けられている。
このような構成によると、該上下2段の複数列の切り込み4,4・・・、4,4・・・、4,4・・・群の設置によりできたフィンプレート1部分の上下2段の複数列の隙間4a,4a・・・、4a,4a・・・、4a,4a・・・がドレン水排出用のガイド溝として機能し、同隙間4a,4a・・・、4a,4a・・・、4a,4a・・・内に、各伝熱管嵌挿用のカラー部2,2の下部およびフィンプレート1の表面に付着したドレン水が効果的に引き込まれ、集合されて、下方への流下が促進されるようになる。そして、それにより、熱交換器のドレン水による通風抵抗の増加、熱抵抗の増加が効果的に抑制される。
特に、以上のような構成の場合、上述のようにフィンプレート1,1・・・の各伝熱管嵌挿用のカラー部2,2・・・の下方(または、それらの間)の空気流上流側から下流側にかけて、図示のように複数の切起し部3a〜3fが設けられているような場合にも、それらの間に滞留するドレン水のブリッジ化を抑制して、より効果的に排出させられるようになる。
以上の結果、この実施の形態のフィンチューブ式熱交換器によれば、伝熱管嵌挿用のカラー部2,2・・・やフィンプレート1,1・・・表面のドレン水の滞留量が大きく減少して、通風抵抗、熱抵抗が小さくなり、フィンチューブ式熱交換器本来の有効な熱交換性能を十分に発揮させることができるようになる。
(第3の実施の形態)
次に図3および図4の(b)は、本願発明の第3の実施の形態に係るフィンチューブ式熱交換器の構成および作用を示している。
前述の説明からも明らかなように、例えばプレートフィン形のフィンチューブ式の熱交換器を蒸発器として使用した場合、フィンプレートのカラー部や切り起し部にドレン水が付着滞留し、それ自体が熱抵抗となり、また通風抵抗を増大させて、熱交換性能を低下させる。
そこで、この実施の形態では、例えば図3および図4の(b)に示すように、同熱交換器の切り起し部3a〜3fを備えたフィンプレート1,1・・・の伝熱管嵌挿用の各カラー部2,2・・・の下方(または、それらの間)の各切り起し部3a〜3f間および切り起し部3a〜3f部分に位置して、それぞれ上下方向に直線的に延びる複数列の直線的な隙間4a,4a・・・、4a,4a・・・、4a,4a・・・を形成する所定の上下幅Wの切り込み4,4・・・、4,4・・・、4,4・・・をそれぞれ空気流の上流側から下流側に複数列、上下2段にして設けたことを特徴としている。
このような構成によると、複数の切起し部3a〜3fの間および各切起し部3a〜3f部にあって、それぞれ上下2段の複数列の切り込み4,4・・・、4,4・・・、4,4・・・群の設置によりできた上下2段の複数列の隙間4a,4a・・・、4a,4a・・・、4a,4a・・・がドレン水排出用のガイド溝として機能し、同隙間4a,4a・・・、4a,4a・・・、4a,4a・・・内に、各伝熱管嵌挿用のカラー部2,2の下部および切起し部3a〜3fの表面に付着したドレン水が効果的に引き込まれ、集合されて、下方への流下が促進されるようになる。そして、それにより、熱交換器のドレン水による通風抵抗の増加、熱抵抗の増加が効果的に抑制される。
したがって、このような構成の場合、フィンプレート1,1・・・の各伝熱管嵌挿用のカラー部2,2・・・の下方(または、それらの間)の空気流上流側から下流側にかけて、図示のように複数の切起し部3a〜3fが設けられているような場合にも、それらの間に滞留するドレン水のブリッジ化を抑制して、より効果的に排出させられるようになる。また、同切起し部3a〜3fの上部に付着するドレン水も、上記切り込み4,4・・・、4,4・・・、4,4・・・の設置によりできた隙間4a,4a・・・、4a,4a・・・、4a,4a・・・により効果的に下方に排出される。
以上の結果、この実施の形態のフィンチューブ式熱交換器によれば、伝熱管嵌挿用のカラー部2,2・・・やフィンプレート1,1・・・表面のドレン水の滞留量が大きく減少して、通風抵抗、熱抵抗が小さくなり、フィンチューブ式熱交換器本来の有効な熱交換性能を十分に発揮させることができるようになる。
(第4の実施の形態)
次に図4の(C)は、本願発明の第4の実施の形態に係るフィンチューブ式熱交換器の構成および作用を示している。
前述の説明からも明らかなように、例えばプレートフィン形のフィンチューブ式の熱交換器を蒸発器として使用した場合、フィンプレートのカラー部や切り起し部にドレン水が付着滞留し、それ自体が熱抵抗となり、また通風抵抗を増大させて、熱交換性能を低下させる。
そこで、この実施の形態では、例えば図4の(C)に示すように、上述した第1,第2第3の実施の形態の切り込み4,4・・・、4,4・・・(図1、図2、図4の(b)参照)に変えて、上下方向に直線的に延びる所定の幅と深さの断面V字形の切り欠き溝5,5・・・、5,5・・・、5,5・・・を設けたことを特徴としている。
このような構成によると、該断面V字形の切り欠き5,5・・・、5,5・・・、5,5・・・の設置によりできたフィンプレート1,1・・・の表面の断面V字形の溝部5a,5a・・・、5a,5a・・・、5a,5a・・・がドレン水排出用のガイド溝として機能し、同溝部5a,5a・・・、5a,5a・・・、5a,5a・・・内に、図示右側の状態に示すように効果的に水が引き込まれ、図4の(a)のドレン水排出用のガイド溝がない場合は素より、上述した第1,第2,第3の実施の形態の図4の(b)の切り込み4,4・・・の場合よりも多くの水が溜まるようになるので、より下方へのドレン水の流下が促進されるようになる。これにより、熱交換器のドレン水による通風抵抗の増加、熱抵抗の増加が一層効果的に抑制される。
以上の結果、この実施の形態のフィンチューブ式熱交換器によれば、伝熱管嵌挿用のカラー部2,2・・・やフィンプレート1,1・・・表面のドレン水の滞留量が大きく減少して、通風抵抗、熱抵抗が一段と小さくなり、フィンチューブ式熱交換器本来の有効な熱交換性能を十分に発揮させることができるようになる。
(第5の実施の形態)
次に図4の(d)は、本願発明の第5の実施の形態に係るフィンチューブ式熱交換器の構成および作用を示している。
前述の説明からも明らかなように、例えばプレートフィン形のフィンチューブ式の熱交換器を蒸発器として使用した場合、フィンプレートのカラー部や切り起し部にドレン水
が付着滞留し、それ自体が熱抵抗となり、また通風抵抗を増大させて、熱交換性能を低下させる。
そこで、この実施の形態では、例えば図4の(d)に示すように、上述した第1,第2,第3の実施の形態における切り込み4,4・・・(図4の(b)参照)に変えて、当該熱交換器のフィンプレート1,1・・・の伝熱管嵌挿用の各カラー部2,2・・・の下方(または、それらの間)に位置して、ドレン水排出用のガイド溝として、上記フィンプレート1の片面側から他面側に断面V字形に突出して変形されたリブ6,6・・・を設けたことを特徴としている。
このような構成によると、フィンプレート1の片面側から他面側に断面V字形に変形されたリブ6,6・・・によって、その一側面側に断面V字形の断面積の大きな第1の凹溝部6a、他側面側に所定のコーナー角の第2,第3の凹溝部6b,6cの複数の凹溝部が形成され、それら複数の凹溝部6a〜6cよりなるドレン水排出用のガイド溝によって、図4の(d)の右側の状態に示すように、多くのドレン水が両面側で効果的に集められて、さらにスムーズに下方に流出される。
以上の結果、この実施の形態のフィンチューブ式熱交換器によれば、伝熱管嵌挿用のカラー部2,2・・・やフィンプレート1,1・・・表面(両面)のドレン水の滞留量が大きく減少して、通風抵抗、熱抵抗が小さくなり、フィンチューブ式熱交換器本来の有効な熱交換性能を十分に発揮させることができるようになる。
なお、以上の構成において、上記リブ6の突出高さSは、例えば図5に示すように0.3mm以下で、断面V字形の溝部6aの溝角θは、同じく図5に示すように、150°以下であることが有効である。
(第6の実施の形態)
次に図4の(e)は、本願発明の第6の実施の形態に係るフィンチューブ式熱交換器の構成および作用を示している。
前述の説明からも明らかなように、例えばプレートフィン形のフィンチューブ式の熱交換器を蒸発器として使用した場合、フィンプレートのカラー部や切り起し部にドレン水が付着滞留し、それ自体が熱抵抗となり、また通風抵抗を増大させて、熱交換性能を低下させる。
そこで、この実施の形態では、例えば図4の(e)に示すように、上述した第1,第2,第3の実施の形態における切り込み4,4・・・(図4の(b)参照)に変えて、当該熱交換器のフィンプレート1,1・・・の伝熱管嵌挿用の各カラー部2,2・・・の下方(または、それらの間)に位置して、ドレン水排出用のガイド溝として、図4の(d)のものと同様に上記フィンプレート1,1・・・の片面側から他面側に断面V字形に突出して変形され、さらに同V字形の変形部の中央に両側面間に開口する切り込み7dを有するリブ7を設けたことを特徴としている。
このような構成によると、フィンプレート1,1・・・の片面側から他面側に断面V字形に変形され、さらに中央に両側面間に亘って開口する切り込み7dを有するリブ7の両面側に、上記実施の形態6のものと同様の複数の凹溝部7a〜7cが形成されるとともに、さらに、その中央には切り込み7dによるフィンプレート部の両側面間に亘る隙間よりなる凹溝部が形成される。そして、これら4つの凹溝部7a〜7dよりなる合計断面積の大きなドレン水排出用のガイド溝によって、図4の(e)の右側の状態に示すように、より多量のドレン水が、より効果的に集められて、より一層スムーズに下方に流出されるようになる。
以上の結果、この実施の形態のフィンチューブ式熱交換器によれば、伝熱管嵌挿用のカラー部2,2・・・やフィンプレート1,1・・・表面のドレン水の滞留量が大きく減少して、通風抵抗、熱抵抗が一段と小さくなり、フィンチューブ式熱交換器本来の有効な熱交換性能を一層十分に発揮させることができるようになる。
(第7の実施の形態)
さらに図4の(f)は、本願発明の第7の実施の形態に係るフィンチューブ式熱交換器の構成および作用を示している。
前述の説明からも明らかなように、例えばプレートフィン形のフィンチューブ式の熱交換器を蒸発器として使用した場合、フィンプレートのカラー部や切り起し部にドレン水
が付着滞留し、それ自体が熱抵抗となり、また通風抵抗を増大させて、熱交換性能を低下させる。
そこで、この実施の形態では、例えば図4の(f)に示すように、上述した第1,第2,第3の実施の形態における切り込み4,4・・・(図4の(b)参照)に変えて、当該熱交換器のフィンプレート1,1・・・の伝熱管嵌挿用の各カラー部2,2・・・の下方(または、それらの間)に位置して、フィンプレート1,1・・・の両側面間に亘って段違いの隙間8aを形成する切り込み部8よりなるドレン水排出用のガイド溝を設けたことを特徴としている。
このような構成によると、フィンプレート1,1・・・の両側面間に亘って段違いの隙間8aを形成する切り込み部8の両側面側に凹溝部8b,8c、同凹溝部8b,8c間に隙間8aの複数の溝部が形成され、これら複数の溝部8a〜8cよりなる合計断面積の大きなドレン水排出用のガイド溝によって、図4の(f)の右側の状態に示すように、多くのドレン水が効果的に集められて、よりスムーズに下方に流出される。
以上の結果、この実施の形態のフィンチューブ式熱交換器によれば、伝熱管嵌挿用のカラー部2,2・・・やフィンプレート1,1・・・表面のドレン水の滞留量が大きく減少して、通風抵抗、熱抵抗が小さくなり、フィンチューブ式熱交換器本来の有効な熱交換性能を十分に発揮させることができるようになる。
本願発明の最良の実施の実施の形態1に係るフィンチューブ式熱交換器の要部の構成を示す一部切欠正面図である。 本願発明の最良の実施の実施の形態2に係るフィンチューブ式熱交換器の要部の構成を示す一部切欠正面図である。 本願発明の最良の実施の実施の形態3に係るフィンチューブ式熱交換器の要部の構成を示す一部切欠正面図である。 本願発明の最良の実施の形態1〜3に係るフィンチューブ式熱交換器において共通に採用された切り込みによるドレン水排出用のガイド溝の構造と作用(b)および本願発明の最良の実施の形態4〜7において各々採用された切り欠き溝(c)、リブ(d)、リブと切り込みの組合せ(e)、切り込み部を段違い構造にしたもの(f)等のドレン水排出用のガイド溝の構造と作用を、それぞれ従来の構成(a)によるドレン水排出作用と上下に対比して示した説明図である。 本願発明の最良の実施の実施の形態5に係るフィンチューブ式熱交換器の構成におけるリブの寸法関係を示す図である。 従来のフィンチューブ式熱交換器の要部の構成を示す一部切欠正面図である。 同図6の左側方向から見た側面図である。
符号の説明
1はフィンプレート、2は伝熱管嵌挿用のカラー部、3a〜3fは切り起し部、4は切り込み、5は切り欠き、6はリブ、7は切り込みを有するリブ、8は段違い構造の切り込みである。

Claims (9)

  1. 所定の間隔を保って複数枚並設されたフィンプレート(1),(1)・・・と、該複数枚のフィンプレート(1),(1)・・・の伝熱管嵌挿用のカラー部(2),(2)・・・に嵌挿された複数本の伝熱管(10),(10)・・・とからなるフィンチューブ式熱交換器において、上記フィンプレート(1),(1)・・・の上記各伝熱管嵌挿用のカラー部(2),(2)・・・の下方に、ドレン水排出用のガイド溝を設けたことを特徴とするフィンチューブ式熱交換器。
  2. ドレン水排出用のガイド溝は、上下方向に延び、空気流上流側から下流側にかけて複数本並設されていることを特徴とする請求項1記載のフィンチューブ式熱交換器。
  3. フィンプレート(1),(1)・・・の各伝熱管嵌挿用のカラー部(2),(2)・・・間には、空気流上流側から下流側にかけて、複数の切起し部(3a)〜(3f)が並設されており、ドレン水排出用のガイド溝は、それら複数の切起し部(3a)〜(3f)の間に位置して設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のフィンチューブ式熱交換器。
  4. 上下方向に延びるドレン水排出用のガイド溝は、複数の切起し部(3a)〜(3f)にも設けられていることを特徴とする請求項3記載のフィンチューブ式熱交換器。
  5. ドレン水排出用のガイド溝は、フィンプレート(1),(1)・・・の両面間に亘って所定の間隔の隙間(4a),(4a)・・・を形成する切り込み(4),(4)・・・により形成されていることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載のフィンチューブ式熱交換器。
  6. ドレン水排出用のガイド溝は、フィンプレート(1),(1)・・・の片面側に設けられた断面V字形の切り欠き溝(5)により形成されていることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載のフィンチューブ式熱交換器。
  7. ドレン水排出用のガイド溝は、フィンプレート(1),(1)・・・の片面側から他面側に断面V字形に変形されたリブ(6)により形成されていることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載のフィンチューブ式熱交換器。
  8. ドレン水排出用のガイド溝は、フィンプレート(1),(1)・・・の片面側から他面側に断面V字形に変形され、さらに同変形部の中央に上下方向に延びる切り込み(7d)を有するリブ(7)により形成されていることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載のフィンチューブ式熱交換器。
  9. ドレン水排出用のガイド溝は、フィンプレート(1),(1)・・・の両面間に亘って段違いの隙間(8a)を形成する切り込み部(8)により形成されていることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載のフィンチューブ式熱交換器。
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