JP2006036163A - 車輌のラック装置 - Google Patents

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Mitsuhiro Nakamura
光宏 中村
Akiyoshi Matsushita
昭義 松下
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Abstract

【課題】 車輌のボディーにおける後方域、側方域、前方域の少なくとも1つの領域に設置され、搭載物をボディーの所定位置に搭載するための車輌のラック装置を対象とし、極めて簡易な構造によって装備品(搭載物)の搭載時における作業を容易なものと為し得るラック装置の提供を目的としている。
【解決手段】 水平方向の支持ピンを中心として上下方向へ揺動自在に支持され、揺動側の端部に操作部を有し、かつ支持ピンと操作部との中間域に搭載物を支持するための支持部を有するリフトバーを具備し、操作部を上下することにより、搭載物をボディーの所定位置にまで移動させ得るよう構成している。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車輌のボディーにおける所定位置に、タイヤ等の任意の搭載物を搭載するための車輌のラック装置に関する。
車輌の一部においては、例えば予備のタイヤ等、任意の装備品(搭載物)をボディーの所定位置に搭載するためのラック装置を装備したものがある。
一方、車輌の仕様等によってラック装置の位置(地上高)が高い場合、特に重量が嵩む装備品(搭載物)をラック装置に搭載する際には、重い装備品(搭載物)を持ち上げる際に大きな操作力を必要とするため作業が大変であった。
このような不都合を解消するべく、装備品(搭載物)の搭載時における操作力の軽減を目的として、様々なラック装置が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
図7に示すラック装置(タイヤラック)Aは、軸支部B,Bを介して車輌VのリアハッチRに支持された左右一対のアームC,Cを有しており、これらアームC,Cは上下方向に沿って揺動自在に支持されているとともに、捻りバネSによってリアハッチRに接近する方向へ付勢されている。
また、上記アームC,Cの先端には、キャリアDが枢動可能に接続されており、降ろした状態のキャリアDにボルトを用いてタイヤTを保持させた後、キャリアDとともにタイヤTを持ち上げ、リアハッチRに設けられたロック機構EによってキャリアDを固定することで、タイヤTがリアハッチRにおける所定の位置に搭載(固定)されることとなる。
ここで、キャリアDとともにタイヤTを持ち上げる際には、左右のアームC,Cが捻りバネSによって付勢されているため、作業に必要な操作力が大幅に軽減されることとなり、もって装備品(搭載物)の搭載時における作業が容易なものとなる。
実開平5−64082号公報
ところで、従来のラック装置Aにおいては、確かに装備品(搭載物)の搭載持に必要な操作力は軽減するものの、上述した如く軸支部B,Bに支持された左右一対のアームC,Cや、これらアームC,Cを付勢する捻りバネS,S、さらにアームC,Cに枢動可能に接続されたキャリアD等から構成され、部品点数が多いために製造コストの増大を招来し、さらには構造が複雑なために整備性や動作信頼性に不安があった。
本発明の目的は上記実状に鑑み、極めて簡易な構造によって、装備品(搭載物)の搭載時における作業を容易なものと為し得る、車輌のラック装置を提供することにある。
上記目的を達成するべく、請求項1の発明に関わる車輌のラック装置は、車輌のボディーにおける後方域、側方域、前方域の少なくとも1つの領域に設置され、搭載物を前記ボディーの所定位置に搭載するための車輌のラック装置であって、水平方向の支持ピンを中心として上下方向へ揺動自在に支持され、揺動側の端部に操作部を有し、かつ前記支持ピンと前記操作部との中間域に搭載物を支持するための支持部を有するリフトバーを具備し、前記操作部を上下することにより、前記搭載物を前記ボディーの所定位置にまで移動させ得るよう構成したことを特徴としている。
請求項2の発明に関わる車輌のラック装置は、請求項1の発明に関わる車輌のラック装置において、前記リフトバーを、上下方向の支持ピンを中心として水平方向へ揺動自在に支持し、前記ボディーの外面に沿った収納位置と、前記ボディーの外面から離隔した展開位置との間を自在に揺動し得るよう構成したことを特徴としている。
請求項1の発明に関わる車輌のラック装置によれば、支持部に搭載物を支持したリフトバーの操作部を上下する際、支持ピンを支点とする「梃子の作用」によって操作力が大幅に軽減されることとなり、搭載物を軽い力で移動させることができるために、装備品(搭載物)の搭載時における作業が極めて容易なものとなる。
また、上記リフトバーは、支持ピンを介してボディーに揺動支持され、揺動側の端部に操作部を有するとともに、支持ピンと操作部との中間域に支持部を有する極めて簡易な構造であり、部品点数が少ないために製造コストを安価に抑えることができ、さらには整備性や動作信頼性も極めて良好なものとなる。
請求項2の発明に関わる車輌のラック装置によれば、上下方向の支持ピンを介してリフトバーを水平方向へ揺動自在としたことで、装備品(搭載物)の搭載時における作業の自由度が大幅に拡大され、もって装備品(搭載物)の搭載時における作業を更に容易なものとすることが可能となる。
以下、実施例を示す図面に基づいて、本発明を詳細に説明する。
図1〜図6は、車輌のボディーにおける所定位置に、装備品の1つであるタイヤ(搭載物)を搭載するためのタイヤラックに対し、本発明に関わるラック装置を適用した一実施例を示しており、このタイヤラック1は、車輌VにおけるボディーBの後方域に、図示していないリアハッチ(バックドア)を、左右方向に跨いで覆う態様で設置されている。
図1〜図4に示す如く、上記タイヤラック1はベースフレーム10と、後に詳述するリフトバー20とを具備しており、上記ベースフレーム10は、ボディーBに固設された上部ブラケット2aおよび支持ピン2pを有する上部ヒンジ機構2と、ボディーBに固設された下部ブラケット3aおよび支持ピン3pを有する下部ヒンジ機構3とを介して、リアハッチ(図示せず)を覆う所定の位置と、リアハッチ(図示せず)の後方から退避した開放位置との間を揺動自在に支承され、常態においてはロック機構4を介してリアハッチを覆う所定の位置に固定されている。
また、上記ベースフレーム10には、搭載されたタイヤTを固定保持するためのキャリア5が設けられており、このキャリア5は上下に展開する平板の固定プレート5pと、該固定プレート5pから突出した庇状のサポート5sとを有し、上記固定プレート5pはブラケット5bを介してベースフレーム10に支持されている。
一方、上記ベースフレーム10と共にタイヤラック1を構成しているリフトバー20は、一本のパイプ材をタイヤTの横断面形状に倣って屈曲形成することによって構成され、その基端にはブラケット21が固設されている。
図1、図2および図5に示す如く、上記リフトバー20のブラケット21には、上述した下部ヒンジ機構3の支持ピン3pを水平方向に貫通する支持ピン22が係止されており、これによって上記リフトバー20は、下部ヒンジ機構3および支持ピン22を介し、この水平方向の支持ピン22を中心として、車輌VのボディーBに対し上下方向へ揺動自在に支持されている。
また、上述した下部ヒンジ機構3の支持ピン3pは、下部ブラケット3aに対して回転自在に支承されており、これによって上記リフトバー20は、下部ヒンジ機構3における上下方向の支持ピン3pを中心として、車輌VのボディーBに対し水平方向へ揺動自在に支持され、図3に示す如くボディーBの外面から離隔した展開位置と、図4に実線で示す如くボディーBの外面に沿った収容位置との間を揺動することができる。
一方、図1〜図4に示す如く、上述したリフトバー20における揺動側の端部には、外方へ膨出するよう湾曲させて成形することにより、作業員の掴持に供される操作ハンドル(操作部)23が形成されており、さらに上記リフトバー20におけるブラケット21(支持ピン22)と操作ハンドル23との中間域には、搭載物であるタイヤTを支持するためのサポートプレート(支持部)24が固設されている。
上述した構成のラック装置1によって、ボディーBの所定位置にタイヤ(搭載物)Tを搭載する場合には、先ず、ラック装置1におけるリフトバー20を、上下方向の支持ピン3pを中心として、図3に示す展開位置まで揺動させるとともに、水平方向の支持ピン22を中心として下方へ揺動させ、図1に実線で示すセッティング位置にまで下降させる。
次いで、地面Gに接地した状態で待機させておいたタイヤTに対して、セッティング位置まで下降させたリフトバー20のサポートプレート(支持部)24を、タイヤTの中央に装着されているディスクホイールHの側面にボルト30,30…を用いて取り付ける。
こののち、リフトバー20の操作ハンドル(操作部)23を掴持した作業員の人力によって、上記リフトバー20をセッティング位置から図2に実線で示す如く上方へ揺動させ、リフトバー20に支持されたタイヤTを、該タイヤTを搭載する所定位置に相当する高さにまで上動させるとともに、上記リフトバー20を展開位置から図4に実線で示す収容位置へ水平方向に揺動させ、リフトバー20に支持されたタイヤTを、ボディーBに対する所定の搭載位置に移動させる。
ここで、リフトバー20におけるサポートプレート(支持部)24は、ブラケット21(支持ピン22)と操作ハンドル23との中間域に設けられているため、上記サポートプレート24にタイヤTを取り付けた状態において、上記リフトバー20における操作ハンドル23を持ち上げる際には、支持ピン22を支点とする「梃子の作用」によって作業員の操作力が大幅に軽減され、例えばタイヤTを直接に持ち上げて作業する場合と比較して、必要とする作業員の操作力は約半分程度で済むこととなり、もってタイヤTの搭載時における作業が極めて容易なものとなる。
上記リフトバー20を展開位置から収容位置へ水平方向に揺動させ、リフトバー20に支持されたタイヤTを所定の搭載位置に移動させた際、タイヤTに装着されているディスクホイールHの開口Hoに、ベースフレーム10に固設されているキャリア5のサポート5sを挿入し、上記開口Hoの縁部をサポート5sに乗せることによって、上記タイヤTはタイヤラック1における所定位置、言い換えればボディーBにおける所定の搭載位置に保持されることとなる。なお、タイヤTがサポート5sに保持された状態となれば、作業員はリフトバー20の操作ハンドル23から手を離せることは勿論である。
次いで、上述の如く所定位置に保持された状態のタイヤTに対して、ディスクホイールHをキャリア5の固定プレート5pにボルト40,40…を用いて固定することにより、上記タイヤTはボディーBに設置されたタイヤラック1の所定位置、言い換えればボディーBにおける所定の位置に搭載(固定)されることとなる。
一方、タイヤラック1に搭載(固定)されたタイヤTを地面Gに降ろす場合には、ボルト40,40…を外してキャリア5に対するタイヤTの固定を解いたのち、作業員によってリフトバー20を収容位置から展開位置へ水平に揺動させるとともにセッティング位置(図1参照)へ下降させればよく、この場合においてもリフトバー20の揺動に必要な作業員の操作力が、「梃子の作用」によって大幅に軽減されるため、作業が極めて容易なものとなることは言うまでもない。
なお、上述した実施例におけるラック装置は、ボディーに対して揺動自在に支持されたベースフレームとリフトバーとを具備しているが、ベースフレームがボディーに固設されたものであっても良く、さらにはベースフレームを備えることなく、キャリアをボディーに対して直接に設置したものであっても良い。
また、上述した実施例においては、ラック装置をボディーの後方域に設置しているが、ラック装置の設置場所は実施例に限定されるものではなく、例えばボディー側方域や前方域等、任意な箇所に設置し得ることは言うまでもない。
また、上述した実施例においては、本発明をタイヤラックに適用した例を示したが、本発明の適用範囲は実施例に限定されるのではなく、タイヤ以外の様々な装備品(搭載物)、特に重量の嵩む装備品をボディーの所定位置に搭載するためのラック装置に適用して極めて有効である。
本発明に関わるラック装置の一実施例を示す全体側面図。 図1のラック装置における動作態様を示す全体側面図。 図1に示したラック装置の全体平面図。 図1のラック装置における動作態様を示す全体平面図。 図1のラック装置におけるヒンジ機構を示す図2中のV−V線断面図。 図1のラック装置におけるタイヤの搭載状態を示す図4中のVI−VI線断面図。 従来の車輌におけるラック装置を示す全体外観斜視図。
符号の説明
1…タイヤラック(ラック装置)、
3p…支持ピン、
10…ベースフレーム、
20…リフトバー、
21…ブラケット、
22…支持ピン、
23…ハンドル部(操作部)、
24…サポートプレート(支持部)、
V…車輌、
B…ボディー、
T…タイヤ(搭載物)。

Claims (2)

  1. 車輌のボディーにおける後方域、側方域、前方域の少なくとも1つの領域に設置され、搭載物を前記ボディーの所定位置に搭載するための車輌のラック装置であって、
    水平方向の支持ピンを中心として上下方向へ揺動自在に支持され、揺動側の端部に操作部を有し、かつ前記支持ピンと前記操作部との中間域に搭載物を支持するための支持部を有するリフトバーを具備し、
    前記操作部を上下することにより、前記搭載物を前記ボディーの所定位置にまで移動させ得るよう構成したことを特徴とする車輌のラック装置。
  2. 前記リフトバーは、上下方向の支持ピンを中心として水平方向へ揺動自在に支持され、前記ボディーの外面に沿った収納位置と、前記ボディーの外面から離隔した展開位置との間を自在に揺動し得るよう構成されていることを特徴とする請求項1記載の車輌のラック装置。
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