JP2006035278A - 金属板の円弧状曲げ加工装置 - Google Patents

金属板の円弧状曲げ加工装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006035278A
JP2006035278A JP2004220124A JP2004220124A JP2006035278A JP 2006035278 A JP2006035278 A JP 2006035278A JP 2004220124 A JP2004220124 A JP 2004220124A JP 2004220124 A JP2004220124 A JP 2004220124A JP 2006035278 A JP2006035278 A JP 2006035278A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
arc
metal plate
die
circular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004220124A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4442354B2 (ja
Inventor
Yusaku Miyazaki
雄策 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP2004220124A priority Critical patent/JP4442354B2/ja
Publication of JP2006035278A publication Critical patent/JP2006035278A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4442354B2 publication Critical patent/JP4442354B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

【課題】金属製の板材の円弧状の曲げ加工を行う際、金属板の位置決めを容易にし、均一な円弧状の曲げ加工を効率良く、しかも精度良く行うことが出来る金属板の円弧状曲げ加工装置を提供する。
【解決手段】円弧状曲げ加工装置は、互いに接近離反可能な一対の上部母型1と下部母型2との相対向する加工支持面1a,2aに、嵌合部Gを介して互いに嵌合可能で、かつ所定の曲率半径の円弧状加工面を備えた上型3と下型4とをそれぞれ着脱可能に装着してある。この実施形態では、下型4を円弧状加工面4a(凹面)を上側にして下部母型2の加工支持面2aに水平に固定し、この下型4の円弧状加工面4a(凹面)上に図示しない昇降装置を介して昇降する支持部材5に、円弧状加工面3a(凸面)を下向きにした上型3を上部母型1の加工支持面1aに吊設し、支持部材5を昇降させることにより上型3の円弧状加工面3aを下型4の円弧状加工面4aに対して接近離反可能に配設してある。
【選択図】 図1

Description

この発明は、金属製の板材の円弧状曲げ加工装置にかかわり、更に詳しくは、特に予め打ち抜き加工された小さな板状の金属板を位置決めした状態で所定の曲率で円弧状に精度良く曲げ加工することが出来る金属板の円弧状曲げ加工装置に関するものである。
金属板の円弧状の曲げ加工方法としては、一般に複数本のロール間に金属材を挿通させて曲げ加工を行うロール曲げ加工方法と、円弧状加工面を備えた上下一対の上型と下型とによりプレスしながら曲げ加工を行うプレス曲げ加工方法とが知られている。ロール曲げ加工方法は、帯状の金属板を連続的に成形する加工方法に用いられ、またタイヤ金型成形用ブレード等の小片の金属板を曲げ加工する場合には、後者のプレス曲げ加工方法が使用される(例えば、特許文献1参照)。
ところで、プレス曲げ加工方法を行う場合には、予め打ち抜き加工された小片の金属板を、略同一の曲率半径を備えた凸型と凹型で挟み込んで円弧状の曲げ加工を行っている。然しながら、このような曲げ加工の加工時の状態は、図9及び図10に示すように、凸型1と凹型2とで金属板Wを挟み込んで円弧状の曲げ加工を行う際、力の支点が3点曲げ(中心P1 , 両端P2 , 2 、P3 , 3 )となり、金属板Wの中央部は歪みを受け易く、両自由端Wa,Wbは歪みを受け難くなる。
特に、クランクプレスマシンの場合には、製品金型、及びプレスマシンの耐久性を維持するために、上型の下死点を下型に対して、所謂「寸止め」しているので、この傾向が顕著となる。この結果、図11に示すように、金属板Wの両自由端Wa,Wbの曲がりは正規の曲がり(図中実線)に対して曲がりが弱くなり(図中破線)、ある点Oから接線方向に伸びるたようになる。
このような方法により曲げ加工を行ったタイヤ金型成形用ブレードを使用した場合、ダミーサイプと正規の形状で彫られたマスター型のサイプ溝は形状が不一致となってタイヤ製品にゴムバリが発生する。また、鋳込みサイプとマスター溝によって曲げ形状を矯正されて反転されたゴム型のサイプ溝は、形状不一致のために、石膏バリの発生やゴム変形による真円度不良となる問題があった。
そこで、本願特許出願人は、上記の問題を解決するために、特願2004−155696号において、金属板の円弧状の曲げ加工を行う際、均一な円弧状の曲げ加工を効率良く、しかも精度良く行うことが出来る金属板の円弧状曲げ加工方法及びその装置を出願している。
しかし、本願特許出願人は、上記の特許出願を実施した結果、更に別の新たな課題があることが判った。即ち、上記の特許出願の発明を実施実施した結果、図12及び図13に示すように、金属板Wは凸型1と凹型2との間で滑りを生じながら曲げ加工されること、また円弧状の凹型2に金属板Wを配置しなければ成らないことである。
即ち、凹型2上に載置した金属板Wは、曲げ加工時には前後左右において何ら位置決めがされていないため、曲げ加工中に金属板Wの動きLが不安定となり曲げ加工後の製品にバラツキが生ずる可能性があり、更に円弧状の凹型2上に平板状の金属板Wを配設するので位置が決まり難い上に作業性も悪くなる可能性があり、また金属板Wの適正な配置位置からのズレが大きいと凸型1と凹型2とがX部分において干渉し金型故障の原因となる可能性があった。
特開2003−136541号公報
この発明は、かかる従来の問題点に着目して案出されたもので、金属製の板材の円弧状の曲げ加工を行う際、金属板の位置決めを容易にし、均一な円弧状の曲げ加工を効率良く、しかも精度良く行うことが出来る金属板の円弧状曲げ加工装置を提供することを目的とするものである。
この発明は、上記目的を達成するため、互いに接近離反可能な一対の上部母型と下部母型との相対向する加工支持面に、嵌合部を介して互いに嵌合可能で、かつ所定の曲率半径の円弧状加工面を備えた上型と下型とをそれぞれ着脱可能に装着し、前記上型と下型との一方の円弧状加工面の曲率半径を他方の曲率半径より小さく形成し、前記上型と下型との一方を固定すると共に、他方を揺動可能に取付け、固定側の型に対して可動側の型の長手方向の一端側を支持部材に対して揺動可能に支持すると共に、他端側を支持部材に対して伸縮可能で、かつ揺動可能に支持するように構成し、前記上型と下型との間の嵌合部に金属製の板材を介在させた状態で、前記上部母型と下部母型との少なくとも一方を接近させて前記上型と下型とで前記板材を挟持加圧して円弧状に曲げ加工することを要旨とするものである。
ここで、前記上部母型の加工支持面に所定の曲率半径の円弧状加工面を備えた上型を支持部を着脱可能に固定し、前記下部母型に形成した断面凹状の嵌合部に、位置決め壁を形成する所定の曲率半径の円弧状加工面を備えた下型の支持部を着脱可能に固定するものである。
前記一対の上部母型と下部母型とに、上型と下型との位置決め手段及び固定手段を設け、また前記上型と下型との一方の円弧状加工面に、加工する前記板材の位置決めを行う位置決め部材を着脱可能に設け、更に前記下型を嵌合する嵌合部を備えた下部母型を、複数に分割して構成することも可能である。また、金属製の板材が、タイヤ金型成形用のブレードである。
この発明では上記のように構成したので、金属板の円弧状の曲げ加工を行う際、金属板の位置決めを容易にし、均一な円弧状の曲げ加工を効率良く、しかも精度良く行うことが出来るものである。
この発明は上記のように互いに接近離反可能な一対の上部母型と下部母型との相対向する加工支持面に、嵌合部を介して互いに嵌合可能で、かつ所定の曲率半径の円弧状加工面を備えた上型と下型とをそれぞれ着脱可能に装着し、前記上型と下型との一方の円弧状加工面の曲率半径を他方の曲率半径より小さく形成し、前記上型と下型との一方を固定すると共に、他方を揺動可能に取付け、固定側の型に対して可動側の型の長手方向の一端側を支持部材に対して揺動可能に支持すると共に、他端側を支持部材に対して伸縮可能で、かつ揺動可能に支持するように構成し、前記上型と下型との間の嵌合部に金属製の板材を介在させた状態で、前記上部母型と下部母型との少なくとも一方を接近させて前記上型と下型とで前記板材を挟持加圧して円弧状に曲げ加工するようにしたので、以下のような優れた効果を奏するものである。
(a)金属製の板材の円弧状の曲げ加工を行う際、板材の位置決めを容易にし、均一な円弧状の曲げ加工を効率良く、しかも精度良く行うことが出来る。特にタイヤ金型成形用ブレード等の小片の金属板を曲げ加工した場合、均一な円弧に曲げ加工することが出来、ダミーサイプと正規の形状で彫られたマスター型のサイプ溝は形状が一致し、製品のゴムバリの発生がなく、また鋳込みサイプとマスター溝によって曲げ形状を矯正されて反転されたゴム型のサイプ溝は、形状一致するため、石膏バリの発生やゴム変形による真円度不良の問題もなく安心して使用出来る。
(b)上部母型及び下部母型に対して、上型及び下型の交換が容易であるので、板材の加工状況に対応して金型の段取り替えを容易に行うことが出来る。
(c)加工する金属板が加工時に位置決めされているので、加工寸法が安定し、製品精度を高めることが出来る。
(d)加工する板材の位置決めを容易に行うことが出来るので、作業性を向上させることが出来る。
(e).装置全体がシンプルであるため、安価に製造できる。
以下、添付図面に基づきこの発明の実施の形態を説明する。
なお、以下の説明において、従来例と同一構成要素は同一符号を付して説明は省略する。
図1は、この発明を実施した金属板の円弧状曲げ加工装置の一部拡大断面図を示し、この円弧状曲げ加工装置は、互いに接近離反可能な一対の上部母型1と下部母型2との相対向する加工支持面1a,2aに、嵌合部Gを介して互いに嵌合可能で、かつ所定の曲率半径の円弧状加工面を備えた上型3と下型4とをそれぞれ着脱可能に装着してある。
この実施形態では、下型4を円弧状加工面4a(凹面)を上側にして下部母型2の加工支持面2aに水平に固定し、この下型4の円弧状加工面4a(凹面)上に図示しない昇降装置を介して昇降する支持部材5に、円弧状加工面3a(凸面)を下向きにした上型3を上部母型1の加工支持面1aに吊設し、支持部材5を昇降させることにより上型3の円弧状加工面3aを下型4の円弧状加工面4aに対して接近離反可能に配設してある。
また、この実施形態では、図5に示すように前記下型4の円弧状加工面4aの曲率半径Rbに対して、上型3の円弧状加工面3aの曲率半径Raを小さく形成することで、板材Wの円弧状の曲げ加工を行う際、全体を均一に円弧状の曲げ加工することが出来る。
前記支持部材5に対して吊設するカマボコ状の上型3を取付けた上部母型1は、図4(a)〜(d)に示すように、上部母型1の一端側1x(先端側)を支持部材5に対してヒンジ6を介して揺動可能に支持すると共に、上部母型1の他端側1y(基端側)を支持部材5に対して伸縮機構7を介して伸縮可能で、かつ揺動可能に支持させて構成してある。
前記伸縮機構7は、支持部材5に形成した貫通孔8にスプリング等の弾性部材9を介してスライダー10が摺動可能に嵌合され、このスライダー10に連結ピン11a,11b及び連結アーム12を介して上部母型1の他端側1y(基端側)が回転自在に連結されている。
そして、前記上型3と下型4との円弧状加工面3a,4aに、予め打ち抜き加工された所定形状の板材W(例えば、タイヤ金型成形用ブレード等)を介在させ、前記上型3を支持部材5により加工させて挟持加圧しながら円弧状に曲げ加工するものである。
なお、上記下型4を円弧状加工面4aを凸面にし、上型3の円弧状加工面3aを凹面にすることも可能であり、また上型3を固定し、下型4を昇降するように構成することも可能である。
前記上部母型1の加工支持面1aに取付けられた所定の曲率半径の円弧状加工面を備えた上型3は、図1及び図2に示すように、位置決め手段及び固定手段を構成する支持部3bが固定プレート13a,ボルト13b,固定ボルト14を介して着脱可能に取付けられ、上部母型1の加工支持面1aと上型3の支持部3bとは、位置決め及び左右ずれ等を考慮し図7(a)〜(d)に示すような係合手段を設けている。
即ち、図7(a)に示すように、上部母型1の加工支持面1aに凹溝15aを形成して上型3の支持部3bを嵌合させて、前記固定プレート13a,ボルト13b,固定ボルト14を介して着脱可能に取付けたり、また(b)に示すように、上部母型1の加工支持面1aに凸部15bを形成すると共に、上型3の支持部3bに凹部3cを形成して嵌合させ、前記固定プレート13a,ボルト13b,固定ボルト14を介して着脱可能に取付けたり、また(c),(d)に示すように、上部母型1の加工支持面1a、または上型3の支持部3bに、位置決め用のノックピン15cまたは15dを設けて位置決め固定するように構成することも可能である。
また、下部母型2の加工支持面2aには、図1及び図3に示すように、所定の曲率半径の円弧状加工面を備えた下型4を着脱可能に装着し、その上面には前記上型3が嵌合する位置決め壁を構成する断面凹状の嵌合部Gが形成してあり、前記加工支持面2aに装着する下型4は、位置決め手段及び固定手段を構成する固定プレート16a,ボルト16b,固定ボルト17を介して下部母型2に着脱可能に取付けられている。
前記下型4を嵌合する嵌合部Gを備えた下部母型2は、図8(a)〜(d)に示すように、(a),(b)に示すように下部母型2を二分割2x,2yまたは2z等の三分割等、複数に分割して構成したり、(c),(d)に示すように断面凹状2Vまたは断面L字状2Lに形成することも可能である。
また、下型4上に載置して曲げ加工する金属製の板材Wの位置決め手段としては、図1及び図6(a)〜(c)に示すように、下型4の長手方向の一側面上または他側面上に、下型4の湾曲した加工面に沿って形成されたストッパー用の位置決めプレート18aまたは18bを取付け、加工時に金属製の板材Wが加工方向に移動しないようにしたものである。なお、位置決めプレート18a,18bは、ボルト19に下型4の側面に着脱可能に取付けるものであり、この位置決めプレート18a,18bの厚さは、板材Wの厚さよりも薄い方が望ましい。
図4(a)〜(d)は、この発明の板材Wの円弧状曲げ加工方法の加工工程を示す説明図であり、所定の曲率半径Ra,Rbの円弧状加工面3a,4aを備えた上下一対の上型3と下型4とにより金属製の板材Wを円弧状に曲げ加工する場合、先ず、予め打ち抜き加工された所定形状の板材W(例えば、タイヤ金型成形用ブレード等)を嵌合部G内に位置する下型4の円弧状加工面4a上にストッパー用の位置決めプレート18aまたは18bを介して載置し、この状態で、図4(a)に示すように、支持部材5に取付けられた上部母材1を介して上型3を下降させる。
上型3は、同図のように、伸縮機構7により上部母材1の他端側1b(基端側)が下方に突出しているので、支持部材5の下降により先ず上型3の他端側が断面凹状の嵌合部G内に位置する下型4の円弧状加工面4a上に載置された板材Wの一端側に当接する。
そして、図4(b)に示すように、支持部材5を更に下降させると、上型3の他端側は、板材Wの一端側に当接した状態で伸縮機構7の弾性部材9を圧縮させるように貫通孔8に嵌合されたスライダー10が上方にスライドし、また上型3の一端側(先端側)は下降する。
そして、図4(c)に示すように、支持部材5を更に下降させると、上型3は位置決めされた板材Wに当接した状態で、ヒンジ6を支点として揺動を開始し、支持部材5の下降に伴って上型3は図4(d)に示すように、下型4の円弧状加工面4aに沿って揺動しながら板材Wを曲げ加工すると共に、その成形支点(曲げ加工する点)を上型1のヒンジ6に向かって移動して曲げ加工を完了させる。この上型3の揺動状態を詳細に示したのが、上述した図5の説明図である。
そして、板材Wの曲げ加工完了後に、支持部材5を上昇させると、上部母材1を介して上型3の一端側(先端側)は支持部材5と共に上昇し、また上型3の他端側(基端側)は、伸縮機構7の弾性部材9により下方に押圧されながら、図4(a)の状態となる。
なお、前記金属製の板材Wとしては、この実施形態では、予め打ち抜き加工された板状のタイヤ金型成形用ブレードである。
以上のように、互いに接近離反可能な一対の上部母型1と下部母型2との相対向する加工支持面1a,2aに、嵌合部Gを介して互いに嵌合可能で、かつ所定の曲率半径の円弧状加工面3a,4aを備えた上型3と下型4とをそれぞれ着脱可能に装着し、前記上型3と下型4との一方の円弧状加工面3a,4aの曲率半径を他方の曲率半径より小さく形成し、前記上型3と下型4との一方を固定すると共に、他方を揺動可能に取付け、固定側の型に対して可動側の型の長手方向の一端側を支持部材5に対して揺動可能に支持すると共に、他端側を支持部材5に対して伸縮可能で、かつ揺動可能に支持するように構成し、前記上型3と下型4との間の嵌合部Gに金属製の板材Wを介在させた状態で、前記上部母型1と下部母型2との少なくとも一方を接近させて前記上型3と下型4とで前記板材Wを挟持加圧して円弧状に曲げ加工するようにしたので、金属製の板材Wの円弧状の曲げ加工を行う際、板材Wの位置決めを容易にし、均一な円弧状の曲げ加工を効率良く、しかも精度良く行うことが出来る。
特にタイヤ金型成形用ブレード等の小片の板材Wを曲げ加工した場合、均一な円弧に曲げ加工することが出来、ダミーサイプと正規の形状で彫られたマスター型のサイプ溝は形状が一致し、製品のゴムバリの発生がなく、また鋳込みサイプとマスター溝によって曲げ形状を矯正されて反転されたゴム型のサイプ溝は、形状一致するため、石膏バリの発生やゴム変形による真円度不良の問題もなく安心して使用出来る。
また、上部母型1及び下部母型2に対して、上型3及び下型4の交換が容易であるので、板材Wの曲げ加工に対応して金型の段取り替えを容易に行うことが出来、更に加工する金属板が加工時に位置決めされているので、加工寸法が安定し、製品精度を高めることが出来る。また、加工する金属板の位置決めを容易に行うことが出来るので、作業性を向上させることが出来る。
この発明を実施した金属製の板材の円弧状曲げ加工装置の一部拡大断面図である。 上部母型に取付けられた上型と、下部母型に取付けられた下型との側面図である。 下部母型に取付けられた下型の一部斜視図である。 (a)〜(d)は、この発明の金属製の板材の円弧状曲げ加工方法の加工工程を示す説明図である。 金属製の板材の円弧状曲げ加工時における上部母型に取付けられた上型の作動工程状態を示す説明図である。 (a),(b),(c)は、下部母型に取付けられた下型上に設けるストッパー用の位置決めプレートの各実施形態の説明図である。 (a),(b),(c),(d)は、上部母型の加工支持面と上型との係合状態を示す各実施形態の説明図である。 (a),(b),(c),(d)は、下部母型の各実施形態の説明図である。 従来の金属板の円弧状曲げ加工方法の説明図である。 従来の金属板の円弧状曲げ加工方法の説明図である。 従来の円弧状に曲げ加工された金属板の説明図である。 従来の金属板の円弧状曲げ加工時の作動説明図である。 従来の金属板の円弧状曲げ加工時の作動説明図である。
符号の説明
1 上部母型 1a 加工支持面
1x 一端側 1y 他端側
2 下部母型 2a 加工支持面
2x,2y 下部母型の二分割 2z 下部母型の三分割
2V 断面凹状 2L 断面L字状
3 上型(凸型) 3a 円弧状加工面
4 下型(凹型) 3a 円弧状加工面
W 金属製の板材(金属板) Wa,Wb 自由端
5 支持部材
6 ヒンジ 7 伸縮機構
8 貫通孔 9 弾性部材
10 スライダー 11a,11b 連結ピン
12 連結アーム Ra,Rb 曲率半径
13a 固定プレート 13b ボルト
14 固定ボルト 15a 凹溝
15b 凸部 15c,15d 位置決め用のノックピン
16a 固定プレート 16b ボルト
17 固定ボルト 18a,18b 位置決めプレート
19 ボルト

Claims (6)

  1. 互いに接近離反可能な一対の上部母型と下部母型との相対向する加工支持面に、嵌合部を介して互いに嵌合可能で、かつ所定の曲率半径の円弧状加工面を備えた上型と下型とをそれぞれ着脱可能に装着し、前記上型と下型との一方の円弧状加工面の曲率半径を他方の曲率半径より小さく形成し、前記上型と下型との一方を固定すると共に、他方を揺動可能に取付け、固定側の型に対して可動側の型の長手方向の一端側を支持部材に対して揺動可能に支持すると共に、他端側を支持部材に対して伸縮可能で、かつ揺動可能に支持するように構成し、前記上型と下型との間の嵌合部に金属製の板材を介在させた状態で、前記上部母型と下部母型との少なくとも一方を接近させて前記上型と下型とで前記板材を挟持加圧して円弧状に曲げ加工することを特徴とする金属板の円弧状曲げ加工装置。
  2. 前記上部母型の加工支持面に所定の曲率半径の円弧状加工面を備えた上型を支持部を着脱可能に固定し、前記下部母型に形成した断面凹状の嵌合部に、位置決め壁を形成する所定の曲率半径の円弧状加工面を備えた下型の支持部を着脱可能に固定した請求項1に記載の金属板の円弧状曲げ加工装置。
  3. 前記一対の上部母型と下部母型とに、上型と下型との位置決め手段及び固定手段を設けた請求項1または2に記載の金属板の円弧状曲げ加工装置。
  4. 前記上型と下型との一方の円弧状加工面に、加工する前記板材の位置決めを行う位置決め部材を着脱可能に設けた請求項1,2または3に記載の金属板の円弧状曲げ加工装置。
  5. 前記下型を嵌合する嵌合部を備えた下部母型を、複数に分割して構成した請求項1,2,3または4に記載の金属板の円弧状曲げ加工装置。
  6. 前記金属製の板材が、タイヤ金型成形用のブレードである請求項1,2,3,4または5に記載の金属板の円弧状曲げ加工装置。
JP2004220124A 2004-07-28 2004-07-28 金属板の円弧状曲げ加工装置 Expired - Fee Related JP4442354B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004220124A JP4442354B2 (ja) 2004-07-28 2004-07-28 金属板の円弧状曲げ加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004220124A JP4442354B2 (ja) 2004-07-28 2004-07-28 金属板の円弧状曲げ加工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006035278A true JP2006035278A (ja) 2006-02-09
JP4442354B2 JP4442354B2 (ja) 2010-03-31

Family

ID=35900820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004220124A Expired - Fee Related JP4442354B2 (ja) 2004-07-28 2004-07-28 金属板の円弧状曲げ加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4442354B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102463276A (zh) * 2010-11-15 2012-05-23 中国北车集团大同电力机车有限责任公司 折弯件制造方法和折弯机
CN103418692A (zh) * 2013-08-12 2013-12-04 太仓市微贯机电有限公司 一种弧形工件加工模具
WO2014003231A1 (ko) * 2012-06-25 2014-01-03 한국기계연구원 삼차원 곡률을 가지는 알루미늄 후판의 곡면성형 방법
CN104624801A (zh) * 2015-01-29 2015-05-20 上海外高桥造船海洋工程有限公司 加工曲型板的专用压模
CN108015129A (zh) * 2018-01-16 2018-05-11 太原科技大学 一种便携式高速公路护板整形机
CN108136480A (zh) * 2015-11-12 2018-06-08 住友电装株式会社 包含接合部的金属线制带状构件的制造方法、带有端子的金属线制带状构件的制造方法、模具及包含接合部的金属线制带状构件
CN108971305A (zh) * 2018-07-03 2018-12-11 芜湖同创模具机械有限公司 一种下压型弧形钢板加工装置
CN109127836A (zh) * 2018-07-03 2019-01-04 芜湖同创模具机械有限公司 一种弧形钢板的冲压设备

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102463276A (zh) * 2010-11-15 2012-05-23 中国北车集团大同电力机车有限责任公司 折弯件制造方法和折弯机
WO2014003231A1 (ko) * 2012-06-25 2014-01-03 한국기계연구원 삼차원 곡률을 가지는 알루미늄 후판의 곡면성형 방법
CN103418692A (zh) * 2013-08-12 2013-12-04 太仓市微贯机电有限公司 一种弧形工件加工模具
CN104624801A (zh) * 2015-01-29 2015-05-20 上海外高桥造船海洋工程有限公司 加工曲型板的专用压模
CN108136480A (zh) * 2015-11-12 2018-06-08 住友电装株式会社 包含接合部的金属线制带状构件的制造方法、带有端子的金属线制带状构件的制造方法、模具及包含接合部的金属线制带状构件
CN108136480B (zh) * 2015-11-12 2019-11-12 住友电装株式会社 包含接合部的金属线制带状构件及其制造方法、及带有端子的金属线制带状构件的制造方法
CN108015129A (zh) * 2018-01-16 2018-05-11 太原科技大学 一种便携式高速公路护板整形机
CN108971305A (zh) * 2018-07-03 2018-12-11 芜湖同创模具机械有限公司 一种下压型弧形钢板加工装置
CN109127836A (zh) * 2018-07-03 2019-01-04 芜湖同创模具机械有限公司 一种弧形钢板的冲压设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP4442354B2 (ja) 2010-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5014069B2 (ja) プレス成形用金型
JP4746914B2 (ja) プレス方法およびプレス型
JP2011104653A (ja) 管体成型プレス機及び管体成型プレス方法
JP4442354B2 (ja) 金属板の円弧状曲げ加工装置
CN202447512U (zh) 尺寸稳定的弯曲模
JPH07299520A (ja) 円筒部品の製造方法および装置
JP4376129B2 (ja) 金属板の円弧状曲げ加工方法及びその装置
JP2016002590A (ja) 曲げ金型
JP2001321864A (ja) プレス金型
JP5786696B2 (ja) 板金の屈曲矯正装置
JP2014226678A (ja) 金属板材の曲げ成形方法
JP7089997B2 (ja) 箱曲げ用パンチ金型及び箱曲げ用金型セット
JP2009061466A (ja) プレス型およびプレス方法
JPH10192981A (ja) 板材の曲げ加工方法およびその方法に用いる金型
JP2011245506A (ja) 段曲げ加工装置および方法
CN220161089U (zh) 一种钣金料带折弯冲压模具
JP2001321835A (ja) メンブレンシートの金型装置
JP4076305B2 (ja) スラブ連続鋳造用鋳型の広面素材の鍛造成形方法
JP2009285680A (ja) プレス成形装置
JP2004237300A (ja) プレス装置
JP2004188473A (ja) 形状凍結性に優れたプレス加工方法
JP4369554B2 (ja) ベンダー用の金型装置
JP2010120060A (ja) プレス成形品、プレス成形品の製造方法および製造装置
JPS592894Y2 (ja) プレスキヨクガタ
JPH0321766Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070605

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091013

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091222

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140122

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees