JP2010120060A - プレス成形品、プレス成形品の製造方法および製造装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】離間している一対の側壁部124と、側壁部124の端部同士を連結する連結壁部126とを有し、予備成形体から製造されるU字状断面のプレス成形品120である。側壁部124および連結壁部126の板厚は、U字状断面の延びる方向Yの一部分に関し、プレス成形によって、プレス成形の前における板厚に比較し、増加させられており、板厚が増加されている部位136の板厚は、当該部位136の周辺部132,138の板厚より大きい。
【選択図】図1
Description
拡張部114が配置されている。
104 側壁部、
106 連結壁部、
108 端面、
112,118 端部、
114 拡張部、
116 中央部位、
120 プレス成形品、
124 側壁部、
126 連結壁部、
132,138 端部、
136 中央部位(U字状断面の延びる方向の一部分)、
140 サスペンション部品、
160 上型(ダイ部)、
170 下型(パンチ部)、
172 段差部、
180 側方型、
260 上型(ダイ部)、
262 貫通孔、
264 可動型、
266 スプリング機構、
268 ストッパ(制止手段)、
270 下型(パンチ部)、
272 段差部、
280 側方型、
360 上型(ダイ部)、
362 貫通孔、
364 可動型、
365 先端部、
366 スプリング機構、
368 ストッパ(制止手段)、
370 下型(パンチ部)、
372 段差部、
380 側方型、
460 上型(ダイ部)、
462 貫通孔、
464 可動型、
466 スプリング機構、
470 下型(パンチ部)、
472 段差部、
480 側方型、
L 長手方向と直交する方向、
P 周方向、
X 型締め方向、
Y 長手方向(U字状断面の延びる方向)。
Claims (16)
- U字状断面の部品をプレス成形により製造する方法であって、
離間している一対の側壁部と、前記側壁部の端部同士を連結する円弧状の連結壁部とを有するU字状断面の予備成形体を用意する用意工程と、
成形型内に前記予備成形体を配置する配置工程と、
前記成形型の型締め動作の途中において、前記成形型により前記予備成形体を押圧することにより、前記U字状断面の延びる方向の一部分に関し、前記連結壁部を撓ませる撓み工程と、
前記撓ませた部位を、前記成形型によって圧縮かつ押込むことにより、材料流動を発生させて、前記一部分における前記側壁部および前記連結壁部の板厚を、前記型締め動作の前における板厚に比較し、増加させる増肉工程と
を有することを特徴とする方法。 - 前記用意工程において用意される前記予備成形体は、
前記一部分の前記側壁部における連結壁部側の反対に位置する自由端側に配置される押込み部を有し、
前記増肉工程において、前記押込み部の材料を流動させることにより、前記側壁部および前記連結壁部の板厚を増加させる
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記予備成形体の前記押込み部を、前記自由端側から突出させ、前記予備成形体における前記押込み部を含む断面の周長を、前記予備成形体の他の部分の断面の周長よりも長く設定したことを特徴とする請求項3に記載の方法。
- 前記成形型は、前記予備成形体の内側に配置されるパンチ部、および、前記予備成形体の外側に配置されるダイ部を有し、
前記ダイ部は、前記ダイ部の押圧部から出没自在に配置される可動型を有し、
前記撓み工程において、前記可動型によって、前記一部分における前記連結壁部をパンチ部側に押圧することによって、前記連結壁部における撓み形成を促進することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。 - 前記可動型の押圧部は、湾曲状であり、
前記増肉工程の型締め完了時において、前記可動型の押圧部を含めて前記ダイ部の押圧部が滑らかなキャビティ面を形成するように、前記可動型を位置決めすることを特徴とする請求項4に記載の方法。 - 前記可動型は、押圧力が伝達される基部と、伝達された前記押圧力を、前記一部分における前記連結壁に付与する先端部とを有し、
前記先端部の押圧部は、平坦状であり、前記U字状断面の延びる方向に関し、前記先端部の幅は、前記基部の幅より小さく、前記基部における前記押圧力が伝達される受圧面積は、前記先端部における前記押圧力を付与する放圧面積より大きく、
前記撓み工程および前記増肉工程において、前記可動型の前記先端部の平坦状の押圧部によって、前記一部分における前記連結壁部をパンチ部側に押圧することを特徴とする請求項4に記載の方法。 - 前記可動型は、前記一部分における前記側壁部および前記連結壁部に対応するキャビティ面を有し、
前記撓み工程および前記増肉工程において、前記側壁部および前記連結壁部は、前記可動型によって拘束される
ことを特徴とする請求項4に記載の方法。 - 離間している一対の側壁部と、前記側壁部の端部同士を連結する円弧状の連結壁部とを有し、予備成形体から製造されるU字状断面のプレス成形品であって、
前記U字状断面の延びる方向の一部分に関し、前記側壁部および前記連結壁部の板厚が、プレス成形によって、前記プレス成形の前における板厚に比較し、増加させられており、
前記板厚が増加されている部位の板厚は、当該部位の周辺部の板厚より大きい
ことを特徴とするプレス成形品。 - 前記板厚が増加されている部位の硬度は、前記周辺部の硬度より大きいことを特徴とする請求項8に記載のプレス成形品。
- U字状断面の部品をプレス成形により製造する装置であって、
離間している一対の側壁部と、前記側壁部の端部同士を連結する円弧状の連結壁部とを有するU字状断面の予備成形体が、配置されて型締めされる成形型を有し、
前記成形型は、前記予備成形体の内側に配置されるパンチ部と、前記パンチ部との相対的な移動により、前記予備成形体の外側の面をパンチ部側へ押圧するダイ部とを含んでおり、
型締め時における前記パンチ部と前記ダイ部により形成されるキャビティの断面厚は、前記U字状断面の延びる方向の一部分に関し、前記予備成形体の板厚より大きく設定されており、
前記パンチ部および前記ダイ部は、
型締め動作の途中において、前記予備成形体を押圧することにより、前記U字状断面の延びる方向の一部分に関し、前記連結壁部を撓ませ、
前記撓ませた部位を、圧縮かつ押込むことにより、材料流動を発生させ、前記一部分における前記側壁部および前記連結壁部の板厚を、前記型締め動作の前における板厚に比較し、増加させる
ことを特徴とする装置。 - 前記予備成形体は、前記一部分の前記側壁部における連結壁部側の反対に位置する自由端側に配置される押込み部を有し、
前記パンチ部は、型締め動作の途中において、前記押込み部を前記連結壁部側に押込むことにより、前記押込み部の材料を流動させるせることにより、前記側壁部および前記連結壁部の板厚を増加させる
ことを特徴とする請求項10に記載の装置。 - 前記ダイ部は、前記ダイ部の押圧部から出没自在に配置される可動型を有し、
前記可動型は、前記一部分における前記連結壁部をパンチ部側に押圧することによって、前記連結壁部における撓み形成を促進することを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の装置。 - 前記成形型は、前記可動型の移動を制止する制止手段を有し、
前記可動型の押圧部は、湾曲状であり、
前記制止手段は、型締め完了時において、前記可動型の押圧部を含めて前記ダイ部の押圧部が滑らかなキャビティ面を形成するように、前記可動型を位置決めするように設定されていることを特徴とする請求項12に記載の装置。 - 前記可動型は、押圧力が伝達される基部と、伝達された前記押圧力を、前記一部分における前記連結壁に付与する先端部とを有し、
前記先端部の押圧部は、平坦状であり、前記U字状断面の延びる方向に関し、前記先端部の幅は、前記基部の幅より小さく、前記基部における前記押圧力が伝達される受圧面積は、前記先端部における前記押圧力を付与する放圧面積より大きい
ことを特徴とする請求項13に記載の装置。 - 前記可動型は、前記一部分における前記側壁部および前記連結壁部に対応するキャビティ面を有し、
型締め動作の途中において、前記側壁部および前記連結壁部を拘束しながら、前記パンチ部に向かって移動する
ことを特徴とする請求項13に記載の装置。 - 前記可動型は、前記U字状断面の部品の外面形状全体に対応するU字状断面のキャビティ面を有することを特徴とする請求項15に記載の装置。
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---|---|---|---|---|
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