JP2006029573A - 圧力緩和構造を備えた逆止弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を低減して、製造を容易に行いコストを低減することができ、小型化を図ることができる圧力緩和構造を備えた逆止弁を提供する。
【解決手段】弁ケース12の内部に逆止弁体15を収容し、キャップ14と逆止弁体15の間にバネ17を介在して逆止弁体15を常には閉位置に保持する。前記逆止弁体15の中心部に一次側と二次側を連通する圧力逃し通路15gを設け、逆止弁体15の一次側の端面に係合溝部15hを形成し、この係合溝部15hに弾性材料によって一体的に形成された圧力逃し弁板18の外周縁を嵌入する。二次側の圧力が異常に高くなった場合には、圧力逃し通路15gから圧力逃し弁板18のシール面18bに作用する高圧力によって、圧力逃し弁板18自身を弾性変形させて、逆止弁体15と圧力逃し弁板18との間に隙間を形成し、この隙間から圧力逃し孔18aを介して一次側に流体を移動させて二次側の異常圧力を緩和する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、流体の径路に用いられる圧力緩和構造を備えた逆止弁に関する。
例えば、浴槽用循環具や給湯器等に用いられる水栓器具の内部あるいはこの水栓器具へ接続される給水管や給湯管には、逆止弁が設けられているものがある。この逆止弁には流体の逆流を阻止する機能の他に、逆止弁の二次側における例えばウォーターハンマーによる衝撃あるいは二次側の冷水のみが膨張することによって生じる異常な圧力が最大水圧(0.75MPa)の2倍の1.5MPaを超えたような場合の弊害を抑制する圧力緩和構造を備えたものがある。
上記の逆止弁として、従来、特許文献1に開示されたものが提案されている。この逆止弁は、図12に示すように弁ケース21の流路21a内に摺動自在に収納された摺動弁座体22が一次側から二次側へ向かってバネ23によって押圧され、前記摺動弁座体22に設けた弁座22aへ着座される逆止弁体24が二次側から一次側へ向かってバネ25により押圧されている。又、前記逆止弁体24に逃し用弁座24aが設けられ、逃し用弁座24aへ着座する逃し用弁体26が一次側から二次側へ向かってバネ27で押圧されている。そして、二次側の昇圧に伴って摺動弁座体22が二次側から一次側へ移動した後に、逃し用弁体26に対するバネ27の押圧力に抗して逃し用弁体26が逃し用弁座24aから離れるように設定されている。
特開平5−187567号公報
ところが、上記従来の逆止弁は前記摺動弁座体22が一次側に摺動するスペースが必要となるために、逆止弁の長さが長くなり、それを組み込む器具が大型化するという問題があった。又、前記摺動弁座体22及びバネ23が必要となって、部品点数が多くなり、製造及び組み付け作業が面倒で、コストの低減を図ることができないという問題もあった。
本発明は、部品点数を低減して、製造を容易に行いコストを低減することができるとともに、小型化を図ることができる圧力緩和構造を備えた逆止弁を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、弁ケース内に一次側から二次側への流体の移動を許容するための逆止弁体を収容するとともに、弁ケースと逆止弁体との間に、該逆止弁体を常には閉位置に付勢するための付勢部材を介在し、前記逆止弁体にニ次側から一次側に圧力を逃すための圧力逃し通路を設け、該圧力逃し通路の一次側の開口を、弾性材料よりなる圧力逃し弁板により常には閉鎖し、二次側の圧力が異常に高くなった場合に前記圧力逃し弁板を弾性変形させて前記圧力逃し通路を開放するようにしたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記圧力逃し弁板は、前記逆止弁体の一次側の端面に前記圧力逃し通路の一次側の開口を囲繞するように設けられた環状の係合溝部に係合されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1において、前記圧力逃し弁板は、前記逆止弁体の一次側の端面に形成された収容凹部の底面と、該収容凹部の開口部に嵌入され、かつ圧力の逃し通路を有する蓋体とによって形成された収容室に収容されていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3において、前記蓋体は前記収容凹部の内周面に形成されたネジ穴に螺合され、該蓋体により前記圧力逃し弁板を押圧して圧縮するようにしていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項において、前記圧力逃し弁板は円板状に形成され、その中心部から半径方向に離隔した位置に圧力逃し孔又は圧力逃し凹部が形成されていることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項において、前記圧力逃し弁板はゴム材により形成されていることを要旨とする。
本発明によれば、逆止弁体に設けた圧力逃し通路の一次側の開口と対応する位置に弾性材料よりなる圧力逃し弁板を設けたので、部品点数を低減して製造を容易に行い、コストの低減を図ることができる。又、背景の技術で述べた摺動弁座体を設ける必要がないので、逆止弁の小型化を図ることができる。
以下、本発明を具体化した圧力緩和構造を備えた逆止弁の一実施形態を図1〜図5に従って説明する。
逆止弁11を構成する横円筒状の弁ケース12の一次側(図1,3,4において左側)の開口部12aには、逆止用弁座12bが形成されている。前記弁ケース12の外周面には貫通溝12cが形成され、シールリング13が収容されている。前記弁ケース12の二次側(図1,3,4において右側)の開口部12dには複数カ所に流体としての例えば水の通路14aを形成したキャップ14が取り外し可能に嵌合されている。前記弁ケース12の開口部12dの内周面には係止凸条12eが形成され、前記キャップ14の嵌入用筒部14bの外周面に一体形成された係止爪14cが前記係止凸条12eに係止されるようになっている。
前記キャップ14の中央部には、ガイド穴14dが形成され、このガイド穴14dに逆止弁体15の本体15aに一体に形成した軸部15bがその軸線方向の往復動可能に挿入されている。前記逆止弁体15の本体15aの外周面には環状溝15cが形成され、この環状溝15cにはシールリング16が装着されている。前記キャップ14と逆止弁体15の間には、付勢部材としてのコイル状のバネ17が介在されている。このバネ17によって、逆止弁体15が常には前記シールリング16を前記弁ケース12の逆止用弁座12bに押圧されて、開口部12aを閉鎖する閉位置に付勢されるようになっている。
前記逆止弁体15の本体15aの二次側の端面には前記バネ17を嵌入するための環状溝15dが形成されている。又、前記キャップ14の一次側の中心部には、前記バネ17の位置を規制するためのボス部14eが一体に形成されている。前記本体15aの外周面には、複数のガイド突起15eが図2に示すように半径方向に放射状に一体に形成され、それらの先端面は図1に示すように前記弁ケース12の内周面12fに摺接されている。各ガイド突起15eの間には流体の通路15fが形成されている。
前記逆止弁体15の中心部には、二次側の圧力を一次側に逃すための圧力逃し通路15gが形成されている。この圧力逃し通路15gの直径は、例えば1〜2mmに設定されている。前記逆止弁体15の一次側の端部には、前記圧力逃し通路15gの一次側の開口を常には閉鎖するための圧力逃し弁板18が装着されている。この圧力逃し弁板18には、図5(a)に示すように四箇所に圧力逃し孔18aが形成されている。又、圧力逃し弁板18の外周縁は、前記逆止弁体15の本体15aの一次側の端部に前記通路15gを中心とする円環状に形成された係合溝部15hに係合されている。前記弁板18は例えば、EPDM(エチレン・プロピレン・ジエン共重合体)ゴム材等により円板状に形成され、前記圧力逃し弁板18の前記通路15g側のシール面18bによって前記圧力逃し通路15gの一次側の開口を閉鎖するようにしている。
前記弁板18を前記係合溝部15hに嵌入する作業は、係合溝部15hの一次側の開口部15iから弁板18の外周縁の一部を弾性変形して嵌入し、これを隣の外周縁に順次行えばよい。
上記のように構成された逆止弁11は、例えば、浴槽用循環具や給湯器等に用いられる水栓器具の内部あるいはこの水栓器具へ接続される給水管や給湯管に組み込まれる。
次に、前記のように構成した逆止弁11の動作について説明する。
図1は、前記逆止弁体15に作用する一次側及び二次側の圧力が等しく、バネ17によって逆止弁体15が閉位置に保持された状態を示す。この状態において、図3に示すように、一次側の流体径路に流体が供給されて、逆止弁体15の一次側に作用する流体の圧力が二次側の流体径路の流体の圧力及びバネ17の付勢力よりも高くなると、逆止弁体15がバネ17の付勢力に抗して、一次側から二次側に移動される。このため、開口部12aの逆止用弁座12bから逆止弁体15のシールリング16が離隔され、逆止弁体15が開位置に保持され、流体が開口部12aから通路15f及びキャップ14の通路14aを通って、二次側の流体径路に移動する。
前記逆止弁体15に作用する一次側と二次側の流体の圧力が再び等しくなると、バネ17の蓄勢力によって、図1に示すように逆止弁体15が閉位置に移動される。この状態で、二次側から一次側への流体の逆流が逆止弁体15によって阻止される。
図1に示す状態において、例えばウォーターハンマーによる衝撃あるいは、二次側の冷水のみが膨張することによって生じる異常な圧力が最大水圧(0.75MPa)の2倍の1.5MPaを超えたような場合には、その異常圧力が逆止弁体15の圧力逃し通路15gを介して、圧力逃し弁板18のシール面18bに作用するので、圧力逃し弁板18が一次側に膨出するように弾性変形する。この結果、図4に示すように、圧力逃し弁板18のシール面18bと、前記逆止弁体15の通路15fの開口端面の間に隙間gが形成され、圧力逃し通路15gから隙間g及び圧力逃し孔18aを通して、一次側に流体が移動する。このため、異常高圧が緩和され、逆止弁体15の破損が未然に防止される。
上記実施形態の圧力緩和構造を備えた逆止弁によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、弁ケース12の内部に収容された逆止弁体15に圧力逃し通路15gを設けるとともに、逆止弁体15の一次側端部に設けた係合溝部15hに圧力逃し孔18aを有する圧力逃し弁板18を収容し、シール面18bによって、圧力逃し通路15gの一次側の開口を閉鎖するようにした。このため二次側の圧力が異常に高くなった場合に、前記圧力逃し通路15gから圧力逃し弁板18に作用する圧力によって圧力逃し弁板18を開放し、二次側の異常高圧を緩和することができ、弁ケース12や逆止弁体15の破損を防止することができる。又、圧力逃し弁板18は、弾性材料により一体的に一部品として形成されているので、部品点数を低減し、製造を容易に行いコストの低減を図ることができる。
(2)上記実施形態では、前記逆止弁体15の本体15aの一次側端部に係合溝部15hを形成して、そこに圧力逃し弁板18を弾性変形して嵌入するようにしたので、圧力逃し弁板18の組み付けを容易に行うことができる。
次に、この発明の別の実施形態を図6〜図10に基づいて説明する。
この実施形態においては、前記逆止弁体15の端面に対し蓋体19を収容するための収容凹部15jを形成し、この収容凹部15jの内周面に形成されたネジ孔15kに前記蓋体19の外周面に形成された雄ネジ部19aを螺合している。前記蓋体19の内端面には前記弁板18を収容する収容凹部19bが形成され、該収容凹部19bの底面中央部には、圧力逃し通路19cが形成されている。
この実施形態では蓋体19の収容凹部19bと、前記逆止弁体15の収容凹部15jの底面とによって弁板18の収容室Rが形成されている。
前記蓋体19の外端面には該蓋体19を螺合する際に、回動用工具を進入させるための係止溝19dが形成されている。前記収容凹部19bの底面には、前記弁板18の圧力逃し孔18aと前記蓋体19の圧力逃し通路19cを連通するための常時開放型の圧力逃し溝19eが形成されている。この圧力逃し溝19eは、図9に示すように前記圧力逃し弁板18の弾性変形を許容する空間としても機能する。
図10(a)に示すように、前記蓋体19と圧力逃し弁板18の組付け前においては、前記蓋体19の収容凹部19bの深さD寸法は、圧力逃し弁板18の長さL寸法よりも短く設定されている。そして、図6に示すように両者が組付けられた状態で、圧力逃し弁板18が所定長さ(L−D)だけ圧縮されるようにしている。前記蓋体19の圧力逃し通路19cの直径寸法は、1〜3mmに設定されている。このように設定した理由は、1mmよりも小さいと加工が行い難く、3mmよりも大きいと圧力逃し弁板18の弾性変形が容易となり通常時における逆流防止性能が低下するためである。又、前記圧力逃し溝19eの深さ寸法は、0.05〜1mmに設定されている。
次に、前記のように構成された逆止弁の動作について説明する。
図6は二次側の圧力が、一次側の圧力よりも高く、前記逆止弁体15が逆止用弁座12bを閉鎖する閉弁位置に保持され、弁板18によって逆止弁体15の通路15gが閉鎖された状態を示す。この状態において、一次側の圧力が二次側の圧力よりも高くなると、逆止弁体15が逆止用弁座12bからバネ17の付勢力に抗して、二次側に移動され、図7に示すように一次側から二次側へ流体が移動される。
又、図6に示す閉弁状態において、二次側の圧力が一次側の圧力よりも高くなった場合には、図8に示すように、弁板18が弾性変形され、弁板18の二次側の端面が図9に示すように逆止弁体15の収容凹部15jの底面から離隔され、隙間Gが形成されるので、流体は通路15gから隙間G、圧力逃し孔18a、圧力逃し溝19e及び圧力逃し通路19cを介して一次側に流れる。この結果、二次側の異常時の高い圧力を一次側に逃すことができ、逆止弁の破損を未然に防止することができる。
上記実施形態の逆止弁の効果について説明する。
(1)上記実施形態では、前記逆止弁体15の収容凹部15jの底面と蓋体19の収容凹部19bとによって形成された収容室Rに弁板18を収容するようにしたので、弁板18の装着作業を容易に行うことができる。
(2)上記実施形態では、蓋体19を逆止弁体15のネジ孔15kに螺合して、弁板18を押圧して圧縮した状態で、前記収容室Rに収容するようにした。このため、圧力逃し弁板18の圧縮量を変化させることにより、圧力逃し弁板18を開弁方向に弾性変形させるための二次側圧力を適正な設定圧力に容易に設定することができる。即ち、前記蓋体19の二次側端面が収容凹部15jの底面に押圧接触する螺合完了状態で圧力逃し弁板18の圧縮量(L−D)を変更することにより圧力逃し弁板18を弾性変形させる外力(二次側圧力)が変化するので、適正な設定圧力となるように収容凹部19bの深さD寸法と、圧力逃し弁板18の長さL寸法を設定する。換言すれば、蓋体19により前記圧力逃し弁板18を常に一定圧力で弾性変形させた状態で組み付けることができる。
(3)上記実施形態では、弾性材料よりなる前記圧力逃し弁板18が蓋体19によって圧縮されるので、該圧力逃し弁板18が蓋体19の螺合状態を保持するスプリングワッシャとしての機能を発揮するので、別途蓋体19の離脱防止手段を設けなくても済むという利点がある。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○図5(b)に示すように、圧力逃し弁板18の外周縁に対して、圧力逃し凹部18cを設け、この圧力逃し凹部18cによって、二次側の異常高圧の流体を逃すようにしてもよい。
○図11に示すように、前記圧力逃し弁板18を弾性変形可能な金属等の材料により形成し、該弁板18をビス20によって、逆止弁体15の一次側の端面に取り付けるようにしてもよい。
○前記弁板18の形状を係合溝部15hに嵌入する以前には、シール面18bが凸面となるように形成してもよい。この場合には係合溝部15hに弁板18を嵌入したときにシール面18bのシール性能を向上することができる。
○図6に示す実施形態において、図示しないが前記逆止弁体15のネジ孔15kと蓋体19の雄ネジ部19aを省略し、蓋体19の一次側端面を逆止弁体15の収容凹部15jの内周面に形成された係止溝に係止されるC型リング(図示略)によって、所定位置に保持するようにしてもよい。
○図示しないが前記蓋体19の圧力逃し溝19eを省略して、弁板18の一次側端面に圧力逃し溝19eに相当する圧力逃し溝を形成してもよい。
(技術的思想)
(1)請求項1又は2において、圧力逃し弁板はビスにより取り付けられていることを特徴とする圧力緩和構造を備えた逆止弁。
(2)請求項2又は5において、圧力逃し弁板は係合溝部への装着前に圧力逃し通路側ほど凸となるように形成されていることを特徴とする圧力緩和構造を備えた逆止弁。
この発明の逆止弁の一実施形態を示す図2におけるA−A線の中央部縦断面図。 逆止弁を二次側から見た端面図。 逆止弁の開弁状態の中央部縦断面図。 逆止弁の二次側の異常高圧状態を示す中央部縦断面図。 (a)及び(b)は、それぞれ圧力逃し弁板の正面図。 この発明の逆止弁の別の実施形態を示す閉弁状態の中央部縦断面図。 図6の逆止弁の開弁状態の中央部縦断面図。 図6の逆止弁の二次側の異常高圧状態を示す中央部縦断面図。 図8の逆止弁の二次側の異常高圧状態を示す要部拡大縦断面図。 (a)は圧力逃し弁板及び蓋体の断面図、(b)は圧力逃し弁板の正面図。 圧力逃し弁板の別例を示す断面図。 従来の逆止弁の中央部縦断面図。
符号の説明
R…収容室、12…弁ケース、15g,19c…圧力逃し通路、15…逆止弁体、15h…係合溝部、15j,19b…収容凹部、18…圧力逃し弁板、18a…圧力逃し孔、18c…圧力逃し凹部、19…蓋体。

Claims (6)

  1. 弁ケース内に一次側から二次側への流体の移動を許容するための逆止弁体を収容するとともに、弁ケースと逆止弁体との間に、該逆止弁体を常には閉位置に付勢するための付勢部材を介在し、前記逆止弁体にニ次側から一次側に圧力を逃すための圧力逃し通路を設け、該圧力逃し通路の一次側の開口を、弾性材料よりなる圧力逃し弁板により常には閉鎖し、二次側の圧力が異常に高くなった場合に前記圧力逃し弁板を弾性変形させて前記圧力逃し通路を開放するようにしたことを特徴とする圧力緩和構造を備えた逆止弁。
  2. 請求項1において、前記圧力逃し弁板は、前記逆止弁体の一次側の端面に前記圧力逃し通路の一次側の開口を囲繞するように設けられた環状の係合溝部に係合されていることを特徴とする圧力緩和構造を備えた逆止弁。
  3. 請求項1において、前記圧力逃し弁板は、前記逆止弁体の一次側の端面に形成された収容凹部の底面と、該収容凹部の開口部に嵌入され、かつ圧力の逃し通路を有する蓋体とによって形成された収容室に収容されていることを特徴とする圧力緩和構造を備えた逆止弁。
  4. 請求項3において、前記蓋体は前記収容凹部の内周面に形成されたネジ穴に螺合され、該蓋体により前記圧力逃し弁板を押圧して圧縮するようにしていることを特徴とする圧力緩和構造を備えた逆止弁。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項において、前記圧力逃し弁板は円板状に形成され、その中心部から半径方向に離隔した位置に圧力逃し孔又は圧力逃し凹部が形成されていることを特徴とする圧力緩和構造を備えた逆止弁。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項において、前記圧力逃し弁板はゴム材により形成されていることを特徴とする圧力緩和構造を備えた逆止弁。
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