JP6558300B2 - バルブ構造 - Google Patents

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本発明は、バルブ構造に関する。
下記特許文献1に記載された凍結破壊防止弁は、凍結の際に体積膨張した分の水を外部へ排水するリリーフ弁を備える。
下記特許文献2に記載された弁装置は、一次側と二次側の境界に位置する弁孔を貫通して軸方向に摺動する弁ロッドと、弁ロッドの一端に取り付けられ、弁孔に形成された弁座に接離可能に対向された弁体の接近方向へ付勢するリリーフスプリングとを備え、一次側圧力が弁体に及ぼす力がリリーフスプリングの荷重以上となると、開弁して一次側から二次側へ圧力を逃がす。
実公昭58−45344号公報 特開2012−73767号公報
特許文献1に記載された凍結破壊防止弁では、凍結の際に体積膨張した分の水をリリーフ弁から外部へ排水する。リリーフ弁の周辺部品へ水が掛かることを防止するために、排水を排水口へ導くための部品が必要となる。また、一次側の過大圧力を逃がすリリーフ弁と、二次側の過大圧力を逃がすリリーフ弁とが別々であるので、部品点数が多くなるとともに、弁が大型化する。
特許文献2に記載された弁装置では、一次側から二次側へ圧力を逃がすことしかできないので、二次側の凍結による過大圧力が発生したとき、二次側の圧力を逃がすことができず、流路部品の破壊を防止できない。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、小型かつ部品点数の少ない構成で、一次側から二次側への方向と、二次側から一次側への方向との双方向に過大圧力を逃がすことのできるバルブ構造を提供することを目的とする。
本発明に係るバルブ構造は、一端が一次側に連通し、他端が二次側に連通する主流路を有する本体と、主流路の内部で移動可能であり、主流路の内部を一次側の空間と二次側の空間とに隔てる弁体と、主流路と弁体との隙間を封止するシール部材と、弁体を付勢する第一付勢手段と、弁体を第一付勢手段と反対の方向へ付勢する第二付勢手段と、を備え、弁体は、入口及び出口を有する第一通路と、入口及び出口を有する第二通路とを備え、弁体が中立位置にあるときには、第一通路の入口及び出口が一次側の空間に連通するとともに第二通路の入口及び出口が二次側の空間に連通し、一次側に過大圧力が発生することで弁体が移動したときには、第一通路の入口が一次側の空間に連通するとともに第一通路の出口が二次側の空間に連通し、二次側に過大圧力が発生することで弁体が移動したときには、第二通路の入口が二次側の空間に連通するとともに第二通路の出口が一次側の空間に連通するバルブ構造であって、本体は、開口部を有するハウジングと、開口部を塞ぐ部分を有するキャップとを備え、シール部材は、ハウジングとキャップとの間に保持されるものである。
本発明のバルブ構造によれば、小型かつ部品点数の少ない構成で、一次側から二次側への方向と、二次側から一次側への方向との双方向に過大圧力を逃がすことが可能となる。
実施の形態1のバルブ構造を示す断面図である。 実施の形態1のバルブ構造を示す断面図である。 実施の形態1のバルブ構造を示す断面図である。 実施の形態2のバルブ構造を示す断面図である。 実施の形態2のバルブ構造を示す断面図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。本開示は、以下の各実施の形態で説明する構成のうち、組合わせ可能な構成のあらゆる組合わせを含み得る。
実施の形態1.
図1、図2、及び図3は、実施の形態1のバルブ構造1を示す断面図である。図1に示すように、実施の形態1のバルブ構造1は、本体2、弁体3、シール部材4、第一コイルばね5及び第二コイルばね6を備える。
本体2の内部には、主流路が形成されている。本体2の内部に、弁体3、シール部材4、第一コイルばね5及び第二コイルばね6が収納されている。本体2は、一次側開口部2a及び二次側開口部2bを備える。本体2の主流路の一端は、一次側開口部2aを介して一次側流路9に連通し、当該主流路の他端は、二次側開口部2bを介して二次側流路10に連通する。
本体2は、ハウジング7と、キャップ8とを備える。ハウジング7は、一端に底部7aを有し、他端に開口部7bを有する。一次側開口部2aは、ハウジング7の底部7aに形成されている。ハウジング7は、底部7a側にある小径部7cと、開口部7b側にある大径部7dとを備える。大径部7dの内径は、小径部7cの内径より大きい。
キャップ8は、蓋部8a及び挿入部8bを備える。蓋部8aは、ハウジング7の開口部7bを塞ぐ。二次側開口部2bは、蓋部8aに形成されている。挿入部8bは、ハウジング7の大径部7dの内側に挿入している。挿入部8bの形状は、筒状である。挿入部8bの外径は、大径部7dの内径と実質的に等しい。挿入部8bの内径は、小径部7cの内径と実質的に等しい。
バルブ構造1は、以下のようにして組み立てることができる。ハウジング7の開口部7bから、弁体3、シール部材4、第一コイルばね5及び第二コイルばね6をハウジング7の内側に組み付ける。その後、キャップ8をハウジング7に装着する。本実施の形態であれば、このようにして、バルブ構造1を容易に組み立てることが可能となる。
弁体3は、本体2の主流路の内部で移動可能である。弁体3の形状は、円柱状でもよい。弁体3は、その軸方向に移動可能である。本体2の主流路の内部は、弁体3により、一次側の空間2cと、二次側の空間2dとに隔てられている。一次側の空間2cは、一次側開口部2aを介して一次側流路9に連通する。二次側の空間2dは、二次側開口部2bを介して二次側流路10に連通する。
弁体3は、第一端面部3a、第二端面部3b、及び外周部3cを備える。第一端面部3aは、一次側の空間2cに面する。第二端面部3bは、二次側の空間2dに面する。外周部3cの外径は、ハウジング7の小径部7cの内径、及びキャップ8の挿入部8bの内径に比べて、やや小さい。
シール部材4は、本体2の主流路と弁体3との隙間を封止する。シール部材4は、Oリングでもよい。シール部材4の内周部と弁体3の外周部3cとが接触する。弁体3が移動するときには、シール部材4に対して弁体3が摺動する。シール部材4は、ハウジング7とキャップ8との間に保持される。ハウジング7の小径部7cと大径部7dとの境界の段差面と、キャップ8の挿入部8bの端面との間にシール部材4が挟まれることでシール部材4が保持される。本実施の形態であれば、このような構成により、簡単な構成でシール部材4を適切な位置に保持できる。
第一コイルばね5は、ハウジング7の底部7aと、弁体3との間にある。第一コイルばね5は、圧縮された状態になっている。第一コイルばね5は、弁体3をその軸方向(図1中で上方向)に付勢する。第一コイルばね5は、一次側の空間2cから二次側の空間2dへ向かう方向に、弁体3を付勢する。第一コイルばね5は、弁体3を付勢する第一付勢手段の例である。第一付勢手段は、第一コイルばね5に限られるものではなく、例えば、ゴム部材などの他の弾性部材を用いるものでもよい。
弁体3は、第一コイルばね5を保持する保持部3dを備える。保持部3dが第一コイルばね5の一端の内側に挿入することで、第一コイルばね5の一端部の径方向の位置ずれを確実に防止できる。
ハウジング7は、第一コイルばね5を保持する保持部7eを備える。保持部7eが第一コイルばね5の他端の内側に挿入することで、第一コイルばね5の他端部の径方向の位置ずれを確実に防止できる。
第二コイルばね6は、キャップ8の蓋部8aと、弁体3との間にある。第二コイルばね6は、圧縮された状態になっている。第二コイルばね6は、弁体3をその軸方向(図1中で下方向)に付勢する。第二コイルばね6は、二次側の空間2dから一次側の空間2cへ向かう方向に、弁体3を付勢する。第二コイルばね6は、第一付勢手段と反対の方向へ弁体3を付勢する第二付勢手段の例である。第二付勢手段は、第二コイルばね6に限られるものではなく、例えば、ゴム部材などの他の弾性部材を用いるものでもよい。
弁体3は、第二コイルばね6を保持する保持部3eを備える。保持部3eが第二コイルばね6の一端の内側に挿入することで、第二コイルばね6の一端部の径方向の位置ずれを確実に防止できる。
キャップ8は、第二コイルばね6を保持する保持部8cを備える。保持部8cが第二コイルばね6の他端の内側に挿入することで、第二コイルばね6の他端部の径方向の位置ずれを確実に防止できる。
弁体3は、第一通路3f及び第二通路3gを備える。第一通路3f及び第二通路3gは、弁体3の内部に形成されている。第一通路3fは、入口3h及び出口3iを有する。第一通路3fの入口3hは、第一端面部3aに開口する。第一通路3fの出口3iは、外周部3cに開口する。第二通路3gは、入口3j及び出口3kを有する。第二通路3gの入口3jは、第二端面部3bに開口する。第二通路3gの出口3kは、外周部3cに開口する。
本実施の形態であれば、以下の効果が得られる。第一通路3fの入口3hが第一端面部3aに開口することで、一次側の空間2cの流体が円滑に入口3hへ流入できる。第二通路3gの入口3jが第二端面部3bに開口することで、二次側の空間2dの流体が円滑に入口3jへ流入できる。第一通路3fの出口3i及び第二通路3gの出口3kが外周部3cに開口することで、後述するようにして、過大な圧力を第一通路3fまたは第二通路3gを通して逃がすことが可能となる。弁体3の外周部3cにシール部材4が接触することで、弁体3の径方向の位置を適正な位置に確実に保持できる。第一コイルばね5及び第二コイルばね6が弁体3の軸方向に弁体3を付勢することで、弁体3の軸方向の位置を適切に制御できる。
例えば凍結による流体の体積膨張などの原因で、一次側流路9あるいは二次側流路10に、過大圧力が発生する場合がある。一次側流路9及び二次側流路10のいずれにも過大圧力が発生していない場合には、弁体3は、図1に示す中立位置にある。弁体3が中立位置にあるときには、以下のようになる。第一通路3fの入口3h及び出口3iは、いずれも一次側の空間2cに連通する。このため、第一通路3fに流体は流れない。第二通路3gの入口3j及び出口3kは、いずれも二次側の空間2dに連通する。このため、第二通路3gに流体は流れない。一次側流路9と二次側流路10との間は、弁体3及びシール部材4によって閉じられる。すなわち、バルブ構造1は、一次側流路9と二次側流路10との間を遮断する。
図2は、一次側流路9に過大圧力が発生することで弁体3が移動したときの状態を示している。一次側流路9に過大圧力が発生すると、以下のようになる。一次側流路9の圧力が一次側開口部2aを介して一次側の空間2cに伝わることで、一次側の空間2cの圧力が上昇する。一次側の空間2cの圧力と弁体3の受圧面積との積で表される力と第一コイルばね5の付勢力との和が、二次側の空間2dの圧力と弁体3の受圧面積との積で表される力と第二コイルばね6の付勢力との和よりも大きくなる結果、弁体3が一次側の空間2cから二次側の空間2dへ向かう方向に移動する。弁体3が中立位置にあるときに比べて、一次側の空間2cは拡大し、二次側の空間2dは縮小する。弁体3が移動するにつれて、第一コイルばね5は伸びて付勢力が低下し、第二コイルばね6は縮んで付勢力が増加する。一次側の空間2cの圧力と弁体3の受圧面積との積で表される力と第一コイルばね5の付勢力との和と、二次側の空間2dの圧力と弁体3の受圧面積との積で表される力と第二コイルばね6の付勢力との和とが釣り合う位置で弁体3が停止する。弁体3の移動により、第一通路3fの出口3iは、シール部材4との接触部を通過して、二次側の空間2dに連通する位置になる。第一通路3fの入口3hは、一次側の空間2cに連通している。一次側の空間2cの流体が、入口3hから第一通路3fに流入し、出口3iから二次側の空間2dへ流出する。このようにして、一次側流路9から二次側流路10へ流体が流れることで、一次側流路9の圧力が低下する。一次側流路9に過大圧力が解消されると、第二コイルばね6の付勢力により、弁体3が中立位置へ戻る。
本実施の形態であれば、例えば凍結による流体の体積膨張などの原因で一次側流路9に過大圧力が発生したとき、上記のようにして一次側流路9から二次側流路10へ圧力を逃がすことができる。このため、流体の体積膨張などによる配管等の破損を確実に抑制できる。
一次側流路9に過大圧力が発生することで弁体3が移動したときには、キャップ8の挿入部8bの内壁面、すなわち主流路の内壁面から突出する突起部8dと、弁体3の外周部3cに形成された突起部3mとが接触することで、弁体3の径方向の移動が規制される。これにより、以下の効果が得られる。弁体3が移動したときに、弁体3の外周部3cがキャップ8の挿入部8bの内壁面に接触することを防止できる。このため、シール部材4に接触する弁体3の外周部3cに傷が付くことを確実に防止できる。
図3は、二次側流路10に過大圧力が発生することで弁体3が移動したときの状態を示している。二次側流路10に過大圧力が発生すると、以下のようになる。二次側流路10の圧力が二次側開口部2bを介して二次側の空間2dに伝わることで、二次側の空間2dの圧力が上昇する。二次側の空間2dの圧力と弁体3の受圧面積との積で表される力と第二コイルばね6の付勢力との和が、一次側の空間2cの圧力と弁体3の受圧面積との積で表される力と第一コイルばね5の付勢力との和よりも大きくなる結果、弁体3が二次側の空間2dから一次側の空間2cへ向かう方向に移動する。弁体3が中立位置にあるときに比べて、一次側の空間2cは縮小し、二次側の空間2dは拡大する。弁体3が移動するにつれて、第一コイルばね5は縮んで付勢力が増加し、第二コイルばね6は伸びて付勢力が低下する。一次側の空間2cの圧力と弁体3の受圧面積との積で表される力と第一コイルばね5の付勢力との和と、二次側の空間2dの圧力と弁体3の受圧面積との積で表される力と第二コイルばね6の付勢力との和とが釣り合う位置で弁体3が停止する。弁体3の移動により、第二通路3gの出口3kは、シール部材4との接触部を通過して、一次側の空間2cに連通する位置になる。第二通路3gの入口3jは、二次側の空間2dに連通している。二次側の空間2dの流体が、入口3jから第二通路3gに流入し、出口3kから一次側の空間2cへ流出する。このようにして、二次側流路10から一次側流路9へ流体が流れることで、二次側流路10の圧力が低下する。二次側流路10に過大圧力が解消されると、第一コイルばね5の付勢力により、弁体3が中立位置へ戻る。
本実施の形態であれば、例えば凍結による流体の体積膨張などの原因で二次側流路10に過大圧力が発生したとき、上記のようにして二次側流路10から一次側流路9へ圧力を逃がすことができる。このため、流体の体積膨張などによる配管等の破損を確実に抑制できる。
二次側流路10に過大圧力が発生することで弁体3が移動したときには、ハウジング7の小径部7cの内壁面、すなわち主流路の内壁面から突出する突起部7fと、弁体3の外周部3cに形成された突起部3nとが接触することで、弁体3の径方向の移動が規制される。これにより、以下の効果が得られる。弁体3が移動したときに、弁体3の外周部3cがハウジング7の小径部7cの内壁面に接触することを防止できる。このため、シール部材4に接触する弁体3の外周部3cに傷が付くことを確実に防止できる。
以上説明した本実施の形態のバルブ構造1によれば、小型かつ部品点数の少ない構成で、一次側流路9から二次側流路10への方向と、二次側流路10から一次側流路9への方向との双方向に過大圧力を逃がすことが可能となる。
本実施の形態のバルブ構造1は、一次側流路9の圧力を調整する一次圧力調整弁として用いられてもよい。本実施の形態のバルブ構造1は、二次側流路10の圧力を調整する二次圧力調整弁として用いられてもよい。本実施の形態のバルブ構造1は、例えば減圧弁または逆止弁のような他の弁(図示省略)に対して並列に接続して用いられてもよい。
実施の形態2.
次に、図4及び図5を参照して、実施の形態2について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分については説明を簡略化または省略する。
図4及び図5は、実施の形態2のバルブ構造1Aを示す断面図である。図4は、一次側流路9に過大圧力が発生することで弁体3が移動したときの状態を示している。図4に示すように、本実施の形態2のバルブ構造1Aでは、一次側流路9に過大圧力が発生することで弁体3が移動したときに、弁体3が備える保持部3eと、本体2のキャップ8が備える保持部8cとが接触することで、弁体3の停止位置が規制される。すなわち、弁体3の保持部3eと、キャップ8の保持部8cとが接触した位置で、弁体3の軸方向への移動が停止する。これにより、一次側流路9に過大圧力が発生したときの弁体3の位置を適正な位置により確実に位置決めできる。
図5は、二次側流路10に過大圧力が発生することで弁体3が移動したときの状態を示している。図5に示すように、本実施の形態2のバルブ構造1Aでは、一次側流路9に過大圧力が発生することで弁体3が移動したときに、弁体3が備える保持部3dと、本体2のハウジング7が備える保持部7eとが接触することで、弁体3の停止位置が規制される。すなわち、弁体3の保持部3dと、ハウジング7の保持部7eとが接触した位置で、弁体3の軸方向への移動が停止する。これにより、二次側流路10に過大圧力が発生したときの弁体3の位置を適正な位置により確実に位置決めできる。
1,1A バルブ構造、 2 本体、 2a 一次側開口部、 2b 二次側開口部、 2c 一次側の空間、 2d 二次側の空間、 3 弁体、 3a 第一端面部、 3b 第二端面部、 3c 外周部、 3d,3e 保持部、 3f 第一通路、 3g 第二通路、 3h 入口、 3i 出口、 3j 入口、 3k 出口、 3m,3n 突起部、 4 シール部材、 7 ハウジング、 7a 底部、 7b 開口部、 7c 小径部、 7d 大径部、 7e 保持部、 7f 突起部、 8 キャップ、 8a 蓋部、 8b 挿入部、 8c 保持部、 8d 突起部、 9 一次側流路、 10 二次側流路

Claims (6)

  1. 一端が一次側に連通し、他端が二次側に連通する主流路を有する本体と、
    前記主流路の内部で移動可能であり、前記主流路の内部を前記一次側の空間と前記二次側の空間とに隔てる弁体と、
    前記主流路と前記弁体との隙間を封止するシール部材と、
    前記弁体を付勢する第一付勢手段と、
    前記弁体を前記第一付勢手段と反対の方向へ付勢する第二付勢手段と、
    を備え、
    前記弁体は、入口及び出口を有する第一通路と、入口及び出口を有する第二通路とを備え、
    前記弁体が中立位置にあるときには、前記第一通路の前記入口及び前記出口が前記一次側の空間に連通するとともに前記第二通路の前記入口及び前記出口が前記二次側の空間に連通し、
    前記一次側に過大圧力が発生することで前記弁体が移動したときには、前記第一通路の前記入口が前記一次側の空間に連通するとともに前記第一通路の前記出口が前記二次側の空間に連通し、
    前記二次側に過大圧力が発生することで前記弁体が移動したときには、前記第二通路の前記入口が前記二次側の空間に連通するとともに前記第二通路の前記出口が前記一次側の空間に連通するバルブ構造であって、
    前記本体は、開口部を有するハウジングと、前記開口部を塞ぐ部分を有するキャップとを備え、
    前記シール部材は、前記ハウジングと前記キャップとの間に保持されるバルブ構造
  2. 前記弁体は、前記一次側の空間に面する第一端面部と、前記二次側の空間に面する第二端面部と、外周部とを備え、
    前記第一通路の前記入口は、前記第一端面部に開口し、
    前記第二通路の前記入口は、前記第二端面部に開口し、
    前記第一通路の前記出口及び前記第二通路の前記出口は、前記外周部に開口する請求項1に記載のバルブ構造。
  3. 前記弁体の前記外周部に前記シール部材が接触し、
    前記第一付勢手段及び前記第二付勢手段は、前記弁体の軸方向に前記弁体を付勢する請求項1または請求項2に記載のバルブ構造。
  4. 前記主流路の内壁面から突出する突起部を備え、
    前記一次側または前記二次側に過大圧力が発生することで前記弁体が移動したときに、前記突起部が前記弁体に接触することで前記弁体の径方向の移動が規制される請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のバルブ構造。
  5. 前記本体及び前記弁体の少なくとも一方は、前記第一付勢手段及び前記第二付勢手段の少なくとも一方を保持する保持部を備える請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のバルブ構造。
  6. 前記本体は、前記第一付勢手段及び前記第二付勢手段の少なくとも一方を保持する保持部を備え、
    前記弁体は、前記第一付勢手段及び前記第二付勢手段の少なくとも一方を保持する保持部を備え、
    前記一次側または前記二次側に過大圧力が発生することで前記弁体が移動したときに、前記弁体が備える前記保持部と、前記本体が備える前記保持部とが接触することで、前記弁体の停止位置が規制される請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のバルブ構造。
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