JP2006027491A - ハイブリッド車両の駆動制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 発電機14の回転数の過度な上昇を防ぎ、発電機14の小型化・軽量化を図る。
【解決手段】
遊星歯車機構16のサンギヤ16aに発電機14、キャリア16dにエンジン10をそれぞれ接続し、リングギヤ16bと駆動輪20との動力伝達経路に走行用モータ12を設ける。エンジン10を停止した車両停車状態から発進する際には、走行用モータ12によるモータ走行により車両を速やかに発進するとともに、発電機14によりエンジン回転数をロックアップ目標回転数へ向けて制御して、ロックアップクラッチ28を締結し、主としてエンジン10により走行するエンジン走行へ切り換える。勾配検出センサ40により検出される路面の勾配が大きく走行負荷が高い場合には、ロックアップ目標回転数を小さくする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両駆動源としてエンジンと走行モータを併用するハイブリッド車両の駆動制御装置に関する。
特許文献1には、車両推進源としてエンジンと走行用モータとを併用し、主としてモータにより駆動輪を駆動するモータ走行と、主としてエンジンにより駆動輪を駆動するエンジン走行と、を実現するハイブリッド車両が開示されている。
特開2001−112118号公報
歯車により連係される3つの回転要素を備えた遊星歯車機構を用い、その第1回転要素に発電機、第2回転要素にエンジンをそれぞれ接続するとともに、第3回転要素と駆動輪との動力伝達経路に走行用モータ及び変速機を設け、かつ、第2回転要素と第3回転要素との締結・開放を切り換えるロックアップクラッチを備えたハイブリッド車両では、発電機の回転数を制御することで、エンジン回転数を燃費効率の良い回転数に高精度に制御することが可能となる。
このようなハイブリッド車両では、ロックアップクラッチを開放した状態で主として走行用モータにより駆動輪を駆動するモータ走行と、ロックアップクラッチを締結した状態で主としてエンジンにより駆動輪を駆動するエンジン走行と、を行うことができる。例えば、車両停車中のエンジンを停止した状態(いわゆるアイドルストップ)から車両を発進する際には、先ずクラッチを開放した状態でのモータ走行により車両を速やかに発進させた後に、、このモータ走行からエンジン走行へ切り換えられる。この走行切換時には、発電機によりエンジンを駆動してエンジンを始動するととともに発電機による力行・回生動作を制御することによりエンジン回転数を所望のロックアップ目標回転数へ向けて制御して、走行モータの駆動により第3回転要素の回転数がロックアップ目標回転数に達した時点で、ロックアップクラッチを締結すれば、クラッチの締結によるトルクショックを伴うことなく走行モードを切り換えることが可能である。
しかしながら、路面(路面上の車両)の勾配によって、発進時の走行負荷が変化するので、加速時の車速の変化の度合い、つまり走行用モータや駆動輪に接続する第3回転要素の回転数の変化の度合いが異なるものとなる。特に、走行用モータが比較的小型のものでは、その傾向が大きく表われる。例えば、路面の勾配が大きい急な登り坂では、発進時の走行負荷が大きく、車速及び第3回転要素の回転数の立ち上がりが緩やかとなるので、エンジン回転数の立ち上がりに比して第3回転要素の回転数の立ち上がりが大きく遅れ、このため、両者の回転数差が大きくなって、遊星歯車機構により連係された発電機の回転数が過度に高くなり、発電機に要求される出力や定格(体格)が大きなものとなる。このため、発電機の大型化や重量増加を招くおそれがある。
更に言えば、このような発進時の走行負荷(勾配)の大きい状況では、第3回転要素の回転数がロックアップ目標回転数に至るまでの時間が長くなって、ロックアップクラッチを締結するまでの時間が長くなってしまい、加速応答性が低下するとともに、発電機や走行用モータによるエネルギー損失が増し、燃費の低下を招いてしまう。ロックアップクラッチを締結するまでの時間を短縮化するために、発電機や走行用モータの定格(体格)を大きくすると、装置の大型化や重量の増加を招き、好ましくない。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、2自由度3要素の差動歯車装置を備え、この差動歯車装置の各要素の回転数の関係を示す共線図上、両側の要素にそれぞれ発電機と走行用モータとを接続し、内側の要素にエンジンを接続し、走行用モータが接続されている要素を駆動輪に繋がる動力伝達経路へ連結し、かつ、各要素を一体化した状態と2自由度を保って回転可能な状態とに切り換えるロックアップクラッチを有するハイブリッド車両の駆動制御装置において、車両停車中のエンジンを停止した状態で発進する際、上記ロックアップクラッチを開放した状態で、主として上記走行用モータにより駆動輪を駆動するモータ走行を行うモータ走行手段と、上記モータ走行からエンジン走行への走行切換時に、上記発電機によりエンジン回転数を所定のロックアップ目標回転数へ向けて制御して、上記ロックアップクラッチを締結する走行切換手段と、を有し、車両発進時の走行負荷に応じて、この走行負荷が大きいほど上記ロックアップ目標回転数を小さくすることを特徴としている。
車両停車中のエンジンを停止した状態(いわゆるアイドルストップ中)から発進する際、好ましくは、先ずモータ走行により車両を速やかに発進させてから、このモータ走行からエンジン走行へ切り換えられる。このような走行切換時には、発電機によりエンジン回転数をロックアップ目標回転数に制御・維持し、走行用モータによる車速の上昇に応じて走行用モータに接続する差動歯車装置の要素の回転数がロックアップ目標回転数まで上昇した時点で、ロックアップクラッチを締結すれば良い。但し、走行用モータのトルクには限界があるので、路面の勾配等に起因する走行負荷に応じて車速及び上記走行用モータに接続する要素の回転数の変化の度合い、つまり加速応答性は異なるものとなる。このため、例えば急な登り坂のように勾配が大きく走行負荷の大きい状況では、上記走行用モータに接続する要素のロックアップ目標回転数へ向けた回転数の上昇が緩やかなものとなって、エンジン回転数との偏差が大きくなり、差動歯車装置により連係された発電機の回転数が過度に高くなって、発電機に要求される出力・体格(定格)が大きなものとなるため、発電機の大型化や重量増加を招くおそれがある。本発明では、路面の勾配等に起因する走行負荷に応じて、この走行負荷が大きいほどロックアップ目標回転数を小さくしているので、このような発電機の回転数の過度な上昇を有効に低減・回避することができ、発電機の小型化・軽量化を図ることができる。
図1は、本発明の一実施例に係るハイブリッド車両の駆動制御装置を示す概略構成図である。この装置は、車両推進源としてエンジン10及び走行用モータ12を備えるとともに、発電機14、差動歯車装置としての遊星歯車機構16、無段変速機18、及び一対の駆動輪20を連繋する車輪軸22等を有している。
エンジン10は、周知のように、ガソリンや軽油を燃焼することにより駆動力を生じるものである。走行用モータ12及び発電機14は、共に、インバータ26を介してバッテリ24に接続され、力行運転及び回生運転の双方が可能な三相交流型のモータ・ジェネレータである。バッテリ24は、走行用モータ12や発電機14に電力を供給したり、走行用モータ12や発電機14で発電・回生した電力を充電する。例えば、主として走行用モータ12により駆動輪20を駆動するモータ走行時には、バッテリ24の直流電気エネルギーをインバータ26で三相交流に変換し、その交流電気エネルギーを走行用モータ12で機械エネルギーに変換して、車輪軸22へ伝達する。回生・制動時には、エンジン10や駆動輪20側から伝達される機械エネルギーをモータ12で三相交流エネルギーに変換し、更にインバータ26で直流に変換して、バッテリ24へ充電する。
2自由度3要素の差動歯車装置としての遊星歯車機構16は、発電機14に接続する第1回転要素としてのサンギヤ16aと、駆動輪20側に接続する第3回転要素としてのリングギヤ16bと、同心円状に配置されたサンギヤ16aの外周とリングギヤ16bの内周に噛合う複数のピニオンギヤ16cと、複数のピニオンギヤ16cを回転自在に支持するとともに、エンジン10に接続する第2回転要素としてのキャリア16dと、を有し、かつ、上記のリングギヤ16bとキャリア16dとを機械的に固定可能なロックアップ式のクラッチ28を備えている。
無段変速機18は、変速比を最大(最ロー)から最小(最ハイ)の範囲で連続的に変更可能なベルト式又はトロイダル式の自動変速機であり、リングギヤ16bと駆動輪20との間の動力伝達経路に設けられている。但し、無段変速機に代えて周知の有段変速機を用いても良い。
走行用モータ12は、リングギヤ16bと無段変速機18の間の動力伝達経路に設けられ、この実施例では無段変速機18の入力軸に直列に接続されている。つまり、走行用モータ12が接続されている歯車要素であるリングギヤ16bを、駆動輪20に繋がる動力伝達経路へ連結している。走行用モータ12や発電機14は、回転を増大させようと動作するとき、つまり正回転時に正トルクを出力するときや、負回転時に負トルクを出力するときには、モータとして機能し、インバータ26を介してバッテリ24から電力を消費する。また、走行用モータ12や発電機14は、回転を減少させようと動作するとき、つまり正回転時に負トルクを出力するときや、負回転時に正トルクを出力するときには、発電機として機能し、インバータ26を介してバッテリ24に充電する。
車両を走行させるために必要な駆動力は、主としてエンジン10とモータ12が出力する。典型的には、エンジン効率が良くないアイドル域や低速域や中高速低負荷域では、モータ12のみを車両推進源とするモータ走行を行い、エンジン効率の良い運転域ではエンジン10を主たる車両推進源とするエンジン走行を行い、エンジン10の出力のみでは車両の要求駆動力が得られないような場合には、バッテリ24からモータ12へ電力を供給してモータ12を力行運転し、このモータトルクをエンジントルクに上乗せ(アシスト)する。このモータ12は、車両減速時に回生運転を行なうことにより減速エネルギーを回収し、インバータ26を介してバッテリ24に充電したり、エンジン走行中に発電機として動作させることもできる。
次に、遊星歯車機構16の動作について説明する。リングギヤ16bの歯数をZr、サンギヤ16aの歯数をZs、リングギヤ16bとサンギヤ16aのギヤ比をλとすると、λ=Zs/Zrの関係となる。リングギヤ16bの回転数をNr、サンギヤ16aの回転数をNs、キャリア16dの回転数をNcとすると、これらの回転数とギヤ比λの関係は、次式(1)となる。
Nr+λNs=(1+λ)Nc…(1)
図2及び図3は、遊星歯車機構16の各要素の回転数の関係を示す共線図である。この共線図上で、両側の要素であるサンギヤ16aとリングギヤ16bには、それぞれ発電機14と走行用モータ12とが接続され、内側の要素であるキャリア16dにエンジン10が接続されている。無段変速機18の入力回転数に相当するリングギヤ回転数Nrは、車速と無段変速機18の変速比に応じて変化し、例えば高速走行時のように無段変速機18の変速比が最小に維持されている状況では、車速に応じて変動する。従って、図2の共線図に示すように、サンギヤ16aの回転数(発電機14の回転数)を調整・制御することにより、キャリア16dの回転数、すなわちエンジン回転数を高精度に変更・制御することができる。遊星歯車機構16の2つのギヤを固定すると、Nr=Ns=Ncとなり、ギヤ比1で動作する。従って、ロックアップクラッチ28によりリングギヤ16bとキャリア16dとを締結すると、遊星歯車機構16を構成する3つの回転要素16a,16b,16dが一体的に回転する。
再び図1を参照して、このハイブリッド車両は、周知のCPU,ROM,RAM及び入出力インターフェースを備え、様々な機能をプログラムとして記憶・実行する制御装置30〜36を備えている。すなわち、このハイブリッド車両は、燃料噴射制御や点火時期制御のようなエンジン制御を行うエンジン制御装置31と、インバータ26を介して走行用モータ12の回転数やトルクを制御するモータ制御装置32と、インバータ26を介して発電機14の回転数やトルクを制御する発電機制御装置33と、バッテリ24の充電状態を検出するバッテリ制御装置34と、車両走行状況に応じてロックアップクラッチ28の締結・開放を切換制御するクラッチ制御装置35と、無段変速機18を変速制御する変速機制御装置36と、を備えている。これらの制御装置31〜36は、車両の動作を統括的に制御する車両制御装置30と電気的に接続されている。この車両制御装置30は、アクセル開度センサ37、車速センサ38、回転センサ39及び勾配検出センサ40のような各種センサから検出される車両運転状態に基づいて、後述する図4〜図9に示すような制御ルーチンを実行する。勾配検出センサ40は、周知のように、路面及びこの路面上の車両の勾配あるいは勾配率を検出するものである。
図4〜9は、本実施例に係る制御の流れを示すフローチャートである。図4を参照して、S(ステップ)1では、アクセル開度センサ37で検出されるアクセル開度を読み込む。S2では、車速センサ38で検出される車速を読み込む。S3では、バッテリ制御装置34で検出されるバッテリ充電状態(SOC)を読み込む。S4では車両目標出力Preqを計算する。具体的には、先ずアクセル開度と車速に基づいて、車両走行に必要な車両要求駆動出力を求める。この車両要求駆動出力は、典型的には、アクセル開度と車速とをパラメータとして予め用意したマップから検索する。また、SOCからバッテリの要求発電出力を求める。この要求発電出力は、例えば、予めSOC毎に設定された数値を使用する。これら車両要求駆動出力と要求発電出力の和に、補機等の消費電力やパワートレイン損失分を加味して、車両目標出力Preqを求める。
S5では、このPreqと、モータ走行許可出力Pmableと、を比較する。モータ走行許可出力Pmableは、モータ12自体の定格特性及びバッテリ24の充電状態(SOC)等に基づいて車両制御装置30により算出される。PreqがPmableよりも大きい場合にはエンジン走行モード(図6)へ移行し、少なくともPreqがPmable以下であることを含む所定のモータ走行条件の時にはモータ走行モード(図5)へ移行する。
なお、減速時にも基本的にモータ走行となる。但し、発電機14の最大回転数や最大出力に応じて、モータ走行可能車速を制限しても良い。
図5を参照して、モータ走行モードについて説明する。S6ではロックアップクラッチ28がONすなわち締結されているかを判定する。締結状態であれば、S7へ進み、ロックアップクラッチ28を開放する。S8では、周知の回転センサ等により検出又は推定されるモータ12の回転数と、車両駆動出力とに基づいて、モータ12の目標トルクを算出する。S9ではこの目標トルクをモータ制御装置32へ指令する。S10では、モータ12が効率の良い回転数で動作するように、上記の目標トルク及び車速に応じて無段変速機18の目標(入力)回転数を設定し、これを変速機制御装置36へ指令する。この指令を受けて無段変速機18が変速制御される。このモータ走行中、発電機14が無負荷状態であれば(トルク制御や回転数制御が行われていなければ)、図3の(A)に示すように、エンジン10のフリクションによりキャリア16dの回転数が0(ゼロ)に維持され、サンギヤ16aがリングギヤ16bに対して逆回転する。
図6を参照して、エンジン走行モードについて説明する。S11では、回転センサ39により検出されるエンジン10の実回転数rNeを読み込む。S12では、車両要求出力Preqと、予め設定・記憶されたエンジンの最良燃費線を示す制御マップ(図示省略)とに基づいて、目標エンジン回転数tNeを算出する。すなわち、アクセル開度等に基づいて設定されるエンジン目標トルクを、上記マップの最良燃費線上にマッピングして、目標回転数tNeを設定する。S13では、エンジンが始動しているか、つまり燃料を点火することによりエンジンが出力を発生する状態であるかを判断する。始動していなければエンジン始動モード(図7参照)へ移行する。始動していればS14へ進み、無段変速機18の目標入力回転数として目標回転数tNeを変速機制御装置36へ指令する。S15では、指令を受けて変速機制御装置36が目標入力回転数へ向けて無段変速機18の変速制御を開始する。
例えば車速が低い状況では、無段変速機18の変速比を制御することにより、ロックアップクラッチ28が締結されていても、無段変速機18の入力回転数、すなわちリングギヤ回転数Nrを目標エンジン回転数tNeに維持することができる。しかしながら、車速が高い場合等では、ロックアップクラッチ28が締結されていると、無段変速機18の変速比を最小に設定しても、リングギヤ回転数Nrを目標エンジン回転数tNeまで下げることができない。そこで本実施例では、目標エンジン回転数tNeとリングギヤ回転数Nrとの比較に基づいて、ロックアップクラッチ28の締結−開放を切り換えている。詳しくは、S16では、リングギヤ回転数Nrと目標エンジン回転数tNeとを比較する。リングギヤ回転数Nrは、周知の回転センサ等を用いて直接的に検出しても良く、あるいは走行用モータ12の回転数を代用しても良く、あるいは車速と無段変速機18の変速状態とに基づいて演算・推定しても良い。すなわち、S15において、リングギヤ回転数Nrが目標エンジン回転数tNeへ近づくように、無段変速機18を変速制御した上で、S16へ進みリングギヤ回転数Nrが目標エンジン回転数tNe以上であるかを比較している。従って、S16の判定は、無段変速機18の変速比が最小のときのリングギヤ回転数Nr、すなわちリングギヤ回転数Nrの下限値が、目標エンジン回転数tNe以上であるかを判定していると言い換えることができる。
tNeがNr以上である場合、すなわちロックアップクラッチ28を締結したままでも無段変速機18を変速制御することによりリングギヤ回転数Nrを目標エンジン回転数tNeに維持することができる運転条件のときには、ロックアップクラッチ28を締結する遊星固定モード(図8)へ移行し、tNeがNrよりも低い場合、すなわちロックアップクラッチ28を締結したままでは無段変速機18を変速制御してもリングギヤ回転数Nrを目標エンジン回転数tNeまで下げることができない運転条件のときには、ロックアップクラッチ28を開放する遊星差動モード(図9)へ移行する。
図7を参照して、上記のエンジン始動モードについて説明する。例えば、アイドル運転域や極低負荷域からの加速時に、モータ走行モードからエンジン始動モードへ移行する。モータ走行中には、エンジンフリクションを軽減するためにロックアップクラッチ28が開放されているため、発電機14が無負荷状態であれば、エンジンフリクションによりエンジン回転数はほぼ0(ゼロ)に維持されている。従って、上記の式(1)及び図3の(A)から明らかなように、発電機14は負回転(リングギヤ16bに対して逆回転)となる。この発電機の実回転数は、例えばリングギヤ回転数Nrとエンジン回転数rNeから求めることができる。エンジン10を点火・始動するためには、エンジン回転数をエンジン始動可能回転数Nestart(例えば600回転)まで上げる必要がある。このエンジン始動可能回転数Nestartに対応する発電機の目標回転数を演算し、この目標回転数と上記発電機の実回転数との差に基づいて、発電機の目標トルクを演算し、この目標トルクを発電機制御装置33へ指令する(S17)。これにより発電機が正回転方向に増速制御され、エンジン回転数がNestartへ向けて上昇していく。このようにエンジン回転数がNestartへ向けて上昇していく過程では、典型的には、発電機の目標トルクが常に正トルクで、発電機は負回転から正回転へ移行するため、負回転しているときには発電していることになってバッテリへ電力を充電し、正回転しているときにはバッテリから電力を消費することになる。S18では、実エンジン回転数rNeとNestartとを比較する。rNeがNestartに達すると、エンジンの始動(燃料供給及び火花点火)を開始する(S19)。典型的なエンジン始動モードの共線図を図3の(B’)→(B)に示す。
図8を参照して、上記の遊星固定モードについて説明する。S20では、ロックアップクラッチ28が締結状態(ON)であるか開放状態(OFF)であるかを判定する。クラッチ28がONであれば、車両要求出力とエンジン実回転数rNeとによりエンジン目標トルクtTeを計算し(S24)、この目標トルクtTeをエンジン制御装置31へ指令する(S25)。このようにクラッチが締結されている場合、エンジン10の出力は直接的に発電機14と駆動輪20側とに伝達される。エンジン目標トルクtTeがエンジン最大トルクTemaxよりも大きい場合、可能であれば不足分(tTe−Temax)のトルクをモータ12によりアシストする。また、tTeが目標駆動出力tTdよりも大きい場合、余剰分(tTd−tTe)のトルクを発電機14とモータ12の一方もしくは両方で回生する。
S20でクラッチが開放状態であると判定されればS21Aへ進む。このS21Aでは、勾配検出センサ40により検出される勾配に基づいて、図10に示す設定マップを参照し、ロックアップ目標回転数Neupを算出・設定する(ロックアップ目標回転数設定手段)。つまり、路面の勾配に応じてロックアップ目標回転数Neupを変化させており、具体的には図10に示すように勾配が大きくなる(つまり、登り坂が急になる)ほどロックアップ目標回転数Neupを高くしている。S21Bでは、上記のロックアップ目標回転数Neupに基づいて、実エンジン回転数rNeがロックアップ目標回転数Neupとなるように、発電機14の目標トルク(又は目標回転数)を演算する。S21Cでは、この目標トルク(又は目標回転数)を発電機制御装置33へ指令する。これにより目標トルク(又は目標回転数)へ向けて発電機14の動作が制御される。
続くS22では、実エンジン回転数rNeとリングギヤ回転数Nrとが等しいか、あるいは両者の偏差が所定値未満となったかを判定する。例えばアイドルや低速域からの加速中にモータ走行からエンジン走行へ切り換えられるような場合には、上記のS21A〜S21Cの処理により発電機14によってエンジン回転数がロックアップ目標回転数Neupに速やかに上昇し、このようにエンジン回転数がロックアップ目標回転数Neupの近傍に保持されている状態で、モータ12の駆動による車速の上昇に伴ってリングギヤ回転数Nrがロックアップ目標回転数Neupまで上昇した時点で、rNeとNrとがほぼ等しくなる。
S22において、rNeとNrとがほぼ等しくなり、ロックアップクラッチ28を円滑に締結できると判断されると、S23へ進み、ロックアップクラッチ28を締結する。クラッチ締結後には、上述したように、車両要求出力とエンジン実回転数rNeとによりエンジン目標トルクtTeを計算し(S24)、この目標トルクtTeをエンジン制御装置31へ指令する(S25)。ロックアップクラッチ28の締結後には、リングギヤ回転数Nrが目標エンジン回転数tNeへ近づくように無段変速機18が変速制御される。この遊星固定モードの典型的な共線図を図3(C)及び(D)に示す。
図9を参照して、上記の遊星差動モードについて説明する。まず、ロックアップクラッチ28の状態を検出し、クラッチ28が締結されていればS26からS27へ進み、クラッチ28を速やかに開放する。S28では、目標エンジン回転数tNeとリングギヤ回転数Nrとの差に基づいて発電機の目標回転数(又は目標トルク)を算出し、この目標回転数(又は目標トルク)を発電機制御装置33へ指令して、発電機を回転数制御(又はトルク制御)する。あるいは、tNeとrNeより発電機の目標トルクを計算し、この目標トルクを発電機制御装置33に指令する。この遊星差動モードにおいては、tNeがrNeより小さいので、発電機の目標トルクは負トルクとなり、発電機14は減速制御され、バッテリ24が充電されることになる。従って、仮にバッテリ24のSOCが低くても、本ルーチンの実行が可能である。S29では車両要求出力とrNeよりエンジンの目標トルクを計算し、この目標トルクをエンジン制御装置に指令する(S30)。この遊星差動モードの典型的な共線図を図3(C)→(B)に示す。
図11は、エンジン10を停止している状態での車両停車中、つまり信号待ち等でのアイドルストップ状態から車両を発進する際のタイムチャートである。このようなアイドルストップからの発進時には、先ずロックアップクラッチ28を開放したモータ走行モードにより車両を速やかに発進させつつ、発電機によりエンジン10を始動してロックアップクラッチ28を締結し、このモータ走行モードからエンジン走行モードへ移行する。なお、図11中、(A)が勾配が小さい(例えば、勾配率が0%)、(B)及び(C)が勾配が大きい(例えば、勾配率が30%)のときに対応している。
先ず、ロックアップクラッチ28が締結される時期Tupに至るまでのモータ走行では、モータ12により駆動輪20が駆動されて車速及び変速機入力回転数、すなわち第3歯車要素であるリングギヤの回転数Nrが徐々に上昇していく一方、発電機14によりエンジン10を始動してエンジン回転数をロックアップ目標回転数Neupへ向けて制御する。一般的な定格のモータ12を使用した場合、通常、エンジン回転数の上昇に比してモータ12によるリングギヤ回転数Nrの上昇が遅れるため、エンジン回転数が速やかにロックアップ目標回転数Neupに到達し、このロックアップ目標回転数Neupに維持されている状態で、変速機入力回転数Nrがロックアップ目標回転数Neupに到達した時点で、ロックアップクラッチ28が締結されることとなる。
変速機入力回転数Nrの上昇度合いは路面の勾配のような走行負荷に応じて変動する。具体的には、路面の勾配すなわち走行負荷が大きいほど、変速機入力回転数Nrの上昇が緩やかなものとなる。従って、仮に図10(B)に示すように、ロックアップ目標回転数を勾配の低い時(A)と同じ値Neup1としていると、エンジン回転数と変速機入力回転数との偏差ΔNが大きくなり、発電機14の回転数(サンギヤ回転数)Nsが過度に高くなってしまう。一般的に発電機14は回転数が高くなると出力・トルクが大きく低下する傾向にあるために、発電機14の回転数が高くなると、発電機14に要求される定格が大きくなり、大型化や重量増加を招いてしまう。また、ロックアップクラッチ28を締結する時期Tupが遅くなってしまうので、発電機14やモータ12のエネルギー損失が大きくなるとともに、加速応答性が低下する。
これに対して本実施例では、図10(C)に示すように、勾配が大きくなるほど、つまり走行負荷が大きくなるほど、ロックアップ目標回転数Neup2を低く(小さく)している。従って、エンジン回転数と変速機入力回転数との偏差ΔNが低く抑制され、発電機14の回転数Nsの過度な上昇が抑制される。よって、発電機14の出力・定格を低く抑制することが可能で、発電機14の小型化・軽量化が可能である。また、ロックアップクラッチ28を締結する時期Tupが早くなり、エネルギー損失が抑制されるとともに、加速性能が向上する。
なお、例えば図10(A)に示すように勾配が小さい状況で、図10(C)に示すように勾配が大きい時と同じようにロックアップ目標回転数Neup2を低く設定すると、エンジン回転数がロックアップ目標回転数Neupに安定して維持される前にリングギヤ回転数Nrがロックアップ目標回転数Neupに到達するおそれがあり、良好にロックアップクラッチ28を締結することができないおそれがある。本実施例では、勾配に応じてロックアップ目標回転数Neupを設定しているために、ロックアップクラッチ28の締結を円滑かつ迅速に行いつつ、発電機14の過度な上昇を抑制することができるのである。
より好ましくは、発電機14のコイル温度やバッテリの充電状態(SOC)によってバッテリ24への入力電力が制限されることがあるので、コイル温度やSOCが高いほどロックアップ目標回転数Neupを低くする。これにより、ロックアップ目標回転数Neupを更に適正化して、さらなる発電機14の小型化・軽量化を図ることができる。
以上の説明より把握し得る本発明の技術思想について以下に列記する。但し、本発明は、参照符号を付した図示実施例の構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変形・変更を含むものである。
(1)2自由度3要素の差動歯車装置16を備え、
この差動歯車装置の各要素16a,16b,16dの回転数の関係を示す共線図上、両側の要素16a,16bにそれぞれ発電機14と走行用モータ12とを接続し、内側の要素16dにエンジン10を接続し、走行用モータ12が接続されている要素16bを駆動輪20に繋がる動力伝達経路へ連結し、
かつ、各要素を一体化した状態と2自由度を保って回転可能な状態とに切り換えるロックアップクラッチ28を有する。
車両停車中のエンジン10を停止した状態で発進する際、上記ロックアップクラッチ28を開放した状態で、主として上記走行用モータ12により駆動輪20を駆動するモータ走行を行うモータ走行手段と、
上記モータ走行からエンジン走行への走行切換時に、上記発電機14によりエンジン回転数を所定のロックアップ目標回転数Neupへ向けて制御して、上記ロックアップクラッチ28を締結する走行切換手段と、を有し、
車両発進時の走行負荷に応じて、この走行負荷が大きいほど上記ロックアップ目標回転数Neupを小さくする。
(2)より好ましくは図10に示すように、上記勾配が大きくなるほど上記ロックアップ目標回転数Neupを小さくする。
(3)更に好ましくは、発電機14のコイル温度及びバッテリ24の蓄電量の少なくとも一方が高くなるほど、上記ロックアップ目標回転数Neupを小さくする。
(4)より具体的には図11に示すように、車両発進加速中に上記モータ走行からエンジン走行へ切り換える時に、上記発電機14によりエンジン10を始動してエンジン回転数rNeをロックアップ目標回転数Neupに維持し、上記走行用モータ12によってこの走行用モータに接続する要素の回転数Nrが上記ロックアップ目標回転数Neupに達した時点で、上記ロックアップクラッチ28を締結する。
(5)典型的には、上記差動歯車装置が遊星歯車機構16であり、上記3つの要素がサンギヤ16a、プラネタリギヤ16cを支持するキャリア18d及びリングギヤ16bである。
この場合、図11に示すように、クラッチ締結Tup前のモータ走行中に、エンジン回転数とリングギヤ回転数との偏差ΔNが大きくなるに従って、遊星歯車機構16で連係されている発電機14の回転数が高くなる(図2,3参照)。本発明によれば、路面の勾配に応じてロックアップ目標回転数Neupを変化させることにより、上記の偏差ΔNを抑制して、発電機14の過度な回転数の上昇を抑制することができる。
(6)第1回転要素16aと第2回転要素16dと第3回転要素16bとを備える差動歯車装置16と、
上記第1回転要素16aに接続する発電機14と、
上記第2回転要素16dに接続するエンジン10と、
上記第3回転要素16bと駆動輪20との動力伝達経路に設けられる走行用モータ12と、
上記第2回転要素16dと第3回転要素16bとの締結・開放を切り換えるロックアップクラッチ28と、
上記ロックアップクラッチ28を開放した状態で、主として上記走行用モータ12により駆動輪を駆動するモータ走行を行うモータ走行手段(図5)と、
上記ロックアップクラッチ28を締結した状態で、主としてエンジン10により駆動輪を駆動するエンジン走行を行うエンジン走行手段(図8)と、
ロックアップ目標回転数Neupを設定するロックアップ目標回転数設定手段(図8のS21A)と、
上記モータ走行からエンジン走行への走行切換時に、上記発電機14によりエンジン回転数rNeを上記ロックアップ目標回転数Neupへ向けて制御して、上記ロックアップクラッチ28を締結する走行切換手段(図8のS21B,S21C及びS22)と、
路面の勾配を検出する勾配検出手段(勾配検出センサ40)と、を有し、
上記ロックアップ目標回転数設定手段が、上記路面の勾配に応じてロックアップ目標回転数を変化させる(図10参照)。
本発明の一実施例に係る車両のトルク制御装置を示す概略構成図。 本実施例に係る遊星歯車機構の共線図。 同じく本実施例に係る遊星歯車機構の共線図。 本実施例の制御の流れを示すフローチャートの一部。 モータ走行モードの処理内容を示す上記フローチャートの一部。 エンジン走行モードの処理内容を示す上記フローチャートの一部。 エンジン始動モードの処理内容を示す上記フローチャートの一部。 遊星固定モードの処理内容を示す上記フローチャートの一部。 遊星差動モードの処理内容を示す上記フローチャートの一部。 ロックアップ目標回転数の設定マップの一例。 モータ走行からエンジン走行へ切り換える車両加速時のタイムチャート。
符号の説明
10…エンジン
12…走行用モータ
14…発電機
16…遊星歯車機構(差動歯車装置)
16a…サンギヤ(第1回転要素)
16b…リングギヤ(第3回転要素)
16d…キャリア(第2回転要素)
18…無段変速機
20…駆動輪
24…バッテリ
28…ロックアップクラッチ
40…勾配検出センサ(勾配検出手段)

Claims (5)

  1. 2自由度3要素の差動歯車装置を備え、
    この差動歯車装置の各要素の回転数の関係を示す共線図上、両側の要素にそれぞれ発電機と走行用モータとを接続し、内側の要素にエンジンを接続し、走行用モータが接続されている要素を駆動輪に繋がる動力伝達経路へ連結し、
    かつ、各要素を一体化した状態と2自由度を保って回転可能な状態とに切り換えるロックアップクラッチを有するハイブリッド車両の駆動制御装置において、
    車両停車中のエンジンを停止した状態で発進する際、上記ロックアップクラッチを開放した状態で、主として上記走行用モータにより駆動輪を駆動するモータ走行を行うモータ走行手段と、
    上記モータ走行からエンジン走行への走行切換時に、上記発電機によりエンジン回転数を所定のロックアップ目標回転数へ向けて制御して、上記ロックアップクラッチを締結する走行切換手段と、を有し、
    車両発進時の走行負荷に応じて、この走行負荷が大きいほど上記ロックアップ目標回転数を小さくすることを特徴とするハイブリッド車両の駆動制御装置。
  2. 路面の勾配を検出する勾配検出手段を有し、
    上記勾配が大きくなるほど上記ロックアップ目標回転数を小さくすることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両の駆動制御装置。
  3. 上記発電機のコイル温度及びバッテリの蓄電量の少なくとも一方が高くなるほど、上記ロックアップ目標回転数を小さくすることを特徴とする請求項1又は2に記載のハイブリッド車両の駆動制御装置。
  4. 上記走行切換手段は、車両発進加速中に上記モータ走行からエンジン走行へ切り換える時に、上記発電機によりエンジンを始動してエンジン回転数をロックアップ目標回転数に維持し、上記走行用モータにより、この走行用モータに接続する差動歯車装置の要素の回転数が上記ロックアップ目標回転数に達した時点で、上記ロックアップクラッチを締結することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のハイブリッド車両の駆動制御装置。
  5. 上記差動歯車装置が遊星歯車機構であり、上記3要素がサンギヤ、プラネタリギヤを支持するキャリア、及びリングギヤであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のハイブリッド車両の駆動制御装置。
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