JP2006025763A - 釣り用リールのハンドル組立体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ハンドル組立体4は、ハンドル軸の先端に基端が装着されハンドル軸と交差する方向に延びるハンドルアーム71と、ハンドルアーム71の先端に固定される把手軸72と、把手軸72に回転自在に装着されるハンドル把手73とを有している。ハンドルアーム71はアーム本体71aの先端に貫通して形成された雌ねじ部71bを有し、把手軸72は軸本体72aの先端に雌ねじ部71bに螺合可能に形成された雄ねじ部72bを有しており、ハンドルアーム71の雌ねじ部71bに把手軸72の雄ねじ部72bを螺合させた後にハンドルアーム71の先端に把手軸72をかしめ固定している。
【選択図】 図7
Description
このようなハンドル組立体では、釣人はハンドル把手を把持して回転させることにより、ハンドルアームを回転させて、ハンドルアームが連結固定されたハンドル軸を介して、ロータやスプールを回転させている。
発明3に係る釣り用リールのハンドル組立体は、発明1又は2の釣り用リールのハンドル組立体において、ハンドルアームは、黄銅製であり、把手軸は、ステンレス合金製である。この場合、ハンドルアームは、黄銅、いわゆる真鍮により形成されているので、ハンドルアームの加工が容易になる。また、把手軸は、ステンレス合金により形成されているので、強度を高く維持することができる。
発明6に係る釣り用リールのハンドル組立体は、発明4の釣り用リールのハンドル組立体において、把手部は、筒状部と別体で形成されている。この場合、筒状部と把手部とを異なる材質で形成することができる。
発明8に係る釣り用リールのハンドル組立体は、発明4から7のいずれかの釣り用リールのハンドル組立体において、ハンドル把手は、把手軸と筒状部との間に配置される軸受をさらに有している。この場合、ハンドル把手の把手軸に対する回転性を向上できる。
スプール軸2は、両端に配置された左右1対の軸受31a、31bによりリール本体1の第1側板10及び第2側板11に回転自在に支持されている。またその内側で軸方向に間隔を隔ててスプール3の両端に配置された2つの軸受32a、32bによりスプール3を回転自在に支持する。スプール軸2の右端の軸受31bの外輪の右側にはレバードラグ機構7の後述する移動機構の構成部品が当接している。また内輪の左側には回転伝達機構6の後述する第3ギアが当接している。スプール軸2の左端の軸受31aの内輪の右側には逆転防止機構9が当接している。また外輪の右端には、第1側板10が当接している。スプール3を支持する右側の軸受32bの外輪の左側には熱感応油圧ドラグ機構33を介してスプールが当接している。また内輪の右側には図示しないワッシャを介して皿ばね34が当接している。この皿ばね34は、後述する制動操作レバーの揺動に対してドラグ力を急激に上昇させることなく広範囲でドラグ力を調整可能にするために設けられている。スプール3を支持する左側の軸受32aの内輪の左側にはレバードラグ機構7の後述する第2ディスク板が当接している。外輪の右側はスプール3に当接している。
ハンドルアーム71は、図7に示すように、ハンドル軸5(図2参照)と交差する方向に延びる板状のアーム本体71aと、アーム本体71aの先端にハンドル軸5(図2参照)に沿う方向に貫通して形成された雌ねじ部71bとを有している。アーム本体71aは、黄銅、いわゆる真鍮により形成されている。雌ねじ部71bのリール本体1側の開口部は、他の部分よりやや大径になるように座繰り部が形成されている。
操作軸22は、ハンドル軸5内部にハンドル軸5を貫通して外部に突出している。操作軸22は、ハンドル軸5の突出端にねじ込まれたガイド部5b及びハンドル軸5の中間部内周面に形成されたガイド部5cにより軸方向に移動自在に支持されている。操作軸22の外部への突出端には溝22aが形成されている。この溝22aに係合する、スライド型のストッパ23がハンドル組立体4に設けられている。また、操作軸22の逆側の端部には圧縮ばね21bを受けるばね受け部材22bが装着されている。
摩擦ディスク27は、制動ディスク25のスプール3側の面に対向して配置され、摩擦ディスク26と連動して回転しかつ摩擦ディスク26に対して接離するようにスプール軸方向に移動自在にスプール軸2に装着されている。摩擦ディスク27の制動ディスク25に対向する面には、たとえばカーボングラファイトや繊維強化樹脂等の耐摩耗性素材製のリング状の摩擦板27aがねじ止めされている。摩擦ディスク27は、スプール軸2の径方向に沿って貫通してスプール軸2に装着されたピン2bにより中心でスプール軸2に回転不能に装着されている。また、摩擦ディスク27の図5右端面にはワッシャ30を介して軸受32aの内輪が当接している。この結果、摩擦ディスク27は、軸受32aを介してスプール3により押圧されるとともに、スプール3を押圧する。
制動操作レバー45は、図2に実線で示す制動解除位置と2点鎖線で示す最大制動位置との間でリール本体1に揺動自在に装着されている。制動操作レバー45は、ボス部11aに揺動自在に装着されるレバー部45aと、レバー部45aの先端に固定されたつまみ部45bとを有している。レバー部45aの基端部は、押圧機構46を構成する第1カム部材60に回転不能に係止されている。
第1カム部材60は、制動操作レバー45の揺動に連動して回動する大小2段の筒状部材である。第1カム部材60の小径の先端側(図4右側)の外周面には、セレーションなどの適宜の係止手段により制動操作レバー45のレバー部45aの基端が回転不能に係止されている。大径の基端側の端面には傾斜カム60aが形成されている。
押圧力調整機構65は、押圧部材62の中心部に先端部66aが回転不能かつ軸方向移動自在に係止される調整ノブ66を有している。調整ノブ66は、リール本体1にスプール軸芯回りに回転自在に装着されており、回転によりクリック音を生じるように構成されている。調整ノブ66を回動させると、押圧部材62が回動し、押圧部材62と押圧部材62に螺合する第2カム部材61との軸方向の相対位置が変化する。これにより制動操作レバー45が所定位置にあるときのドラグ力を調整できる。なお、図4では、スプール軸芯の下側に、押圧部材62と第2カム部材61とを接触させて押圧力を最小に調整した状態を示し、上側に、押圧部材62と第2カム部材61とが最も離反させて押圧力を最大に調整した状態を示している。
(a) 前記実施形態では、釣り用リールのハンドル組立体として両軸受リールのハンドル組立体2を例にあげて説明したが、釣り用リールはこれに限定されるものではなく、スピニングリールのハンドル組立体にも本発明を適用できる。また、シングルハンドルのものに限定されるものではなく、ダブルハンドルのものであってもよい。
(d) 前記実施形態では、ハンドルアーム71は、黄銅(真鍮)により形成されていたが、材質はこれに限定されるものではなく、他の銅合金やアルミニウム合金等によりハンドルアーム71を形成してもよい。
2 スプール軸
3 スプール
4 ハンドル組立体
5 ハンドル軸
71 ハンドルアーム
71a アーム本体
71b 雌ねじ部
72 把手軸
72a 軸本体
72b 雄ねじ部
72c かしめ孔
73 ハンドル把手
74 筒状部
74a 雄ねじ部
74b 非円形部
75 把手部
75a 雌ねじ部
75b 開口部
76 蓋部材
77a、77b 軸受
Claims (8)
- 釣り用リールのハンドル軸の先端に装着されるハンドル組立体であって、
前記ハンドル軸の先端に基端が装着され、前記ハンドル軸と交差する方向に延びるアーム本体と、前記アーム本体の先端に貫通して形成された雌ねじ部とを有するハンドルアームと、
前記ハンドルアームの先端から前記ハンドル軸に沿う方向に延びる軸本体と、前記軸本体の先端に形成され前記雌ねじ部に螺合可能な雄ねじ部とを有し、前記雌ねじ部に前記雄ねじ部を螺合させた後に前記ハンドルアームの先端にかしめ固定される把手軸と、
前記把手軸に回転自在に装着されるハンドル把手と、
を備えた釣り用リールのハンドル組立体。 - 前記把手軸は、前記雄ねじ部の先端部側から前記ハンドルアームの先端にかしめ固定される、請求項1に記載の釣り用リールのハンドル組立体。
- 前記ハンドルアームは、黄銅製であり、
前記把手軸は、ステンレス合金製である、請求項1又は2に記載の釣り用リールのハンドル組立体。 - 前記ハンドル把手は、前記把手軸の外周に回転自在に装着される筒状部と、前記筒状部に回転不能に設けられた把手部とを有している、請求項1から3のいずれか1項に記載の釣り用リールのハンドル組立体。
- 前記把手部は、前記筒状部と一体成形されている、請求項4に記載の釣り用リールのハンドル組立体。
- 前記把手部は、前記筒状部と別体で形成されている、請求項4に記載の釣り用リールのハンドル組立体。
- 前記筒状部は、金属製であり、
前記把手部は、合成樹脂製である、請求項6に記載の釣り用リールのハンドル組立体。 - 前記ハンドル把手は、前記把手軸と前記筒状部との間に配置される軸受をさらに有している、請求項4から7のいずれか1項に記載の釣り用リールのハンドル組立体。
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