JP2006018520A - 情報提供システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 店舗内に居る顧客を検知し、在店中の顧客に対して店舗に関する有用な情報を提供する情報提供システムを提供する。
【解決手段】 会員カードを携帯する顧客は、入退店する際に出入口に設置してあるカードリーダ2のカード読取部23に、会員カード自体又は会員カードを入れたカードケースをかざす。カード読取部23は、かざされた会員カードに記憶してある会員番号を読み取り、読み取った会員番号を情報提供装置1へ通知する。情報提供装置1は、カードリーダ2から通知された会員番号が示す顧客が入店したことを検知する。また情報提供装置1は、カードリーダ2から通知された会員番号が既に通知されている会員番号である場合には、前記会員番号が示す顧客が退店したことを検知する。情報提供装置1は、入店を検知し、退店を検知していない顧客、即ち在店中の顧客に対して、予め用意してある店舗情報を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、店舗に関する情報を在店中の顧客に対して提供する情報提供システムに関する。
従来の情報提供システムには、それぞれの店舗において会員登録をした顧客に対して、それぞれの店舗に関する情報をダイレクトメールによって配信するものがある。また、各顧客が購入した商品又は購入を希望している商品等に関するアンケートを行ない、そのアンケート結果に合致するような情報を提供し、集客効果を図ることができる情報提供システムもある。
更に、顧客の要求を示す要求情報及び顧客のID情報を携帯端末に入力しておき、携帯端末と無線通信が可能な複数の情報提供サーバを介して、管理サーバに記憶してある店舗情報を携帯端末へ提供する情報提供システムもある(例えば、特許文献1参照)。このシステムを利用することにより、顧客は要求していた情報を必要に応じて取得することができる。
特開2003−189343号公報
しかし、ダイレクトメールを配信する従来の情報提供システムにあっては、配信コストを要するのみならず、顧客はダイレクトメールが到着して閲覧するまでは有用な情報を確認することができないという問題がある。また、ダイレクトメールが到着していない場合、到着したダイレクトメールを顧客が確認していない場合、又は到着したダイレクトメールが放置されている場合等には、顧客は、提供された有用な情報を知らないまま来店することとなり、有用な情報が十分に活用されないおそれがあると共に、提供されていたダイレクトメールを確認した上で後日に再来店させる手間が顧客によっては必要になるという問題がある。
また、特許文献1に開示されている情報提供システムでは、顧客の携帯端末が、情報提供サーバとの接近を検出した場合に、予め入力されていた要求情報に基づいて情報を要求することによって顧客が所望する情報を取得することができる。しかし、顧客にとっては予め所望の情報を要求するための要求情報及びID情報を携帯端末に入力しておかなければならないという手間が必要になるという問題がある。
本発明は斯かる問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、店舗内に居る顧客を検知し、在店中の顧客に対して店舗に関する有用な情報を提供することが可能な情報提供システムを提供することにある。
本発明の他の目的は、店舗に関する情報を在店中の顧客へ提供する場合の連絡先を、顧客が携帯している携帯機器における連絡先とすることによって、在店中の顧客に対して店舗に関する有用な情報を確実に提供することが可能な情報提供システムを提供することにある。
更に本発明の他の目的は、顧客へ提供する提供日又は提供時刻に応じて異なる情報を提供することにより、顧客の来店日又は来店時刻に応じてより有用な情報を店舗内の顧客へ提供することが可能な情報提供システムを提供することにある。
本発明に係る情報提供システムは、店舗に関する情報を記憶する情報記憶手段を備え、該情報記憶手段に記憶してある情報を顧客へ提供する情報提供システムにおいて、顧客の入店及び退店を検知する検知手段と、該検知手段が入店を検知し、退店を検知していない顧客の在店中の連絡先を取得する取得手段と、前記検知手段が入店を検知し、退店を検知していない顧客へ提供する情報を特定する特定手段と、該特定手段が特定した情報を前記情報記憶手段から読み出し、前記取得手段が取得した連絡先へ提供する提供手段とを備えることを特徴とする。
本発明による場合は、顧客の店舗への入店及び店舗からの退店を検知しており、在店中の顧客へ店舗に関する情報を提供することにより、有用な情報を有効に利用できる顧客に対して提供することが可能となる。
本発明に係る情報提供システムは、複数の顧客のそれぞれに対応して、在店中の連絡先を記憶する連絡先記憶手段を備え、前記取得手段は、前記検知手段が入店を検知し、退店を検知していない顧客の在店中の連絡先を前記連絡先記憶手段から読み出して取得するようにしてあることを特徴とする。
本発明による場合は、複数の顧客のそれぞれに対応して在店中の連絡先を予め設定して連絡先記憶手段に記憶しておき、在店中であることが検知された顧客の在店中の連絡先を前記連絡先記憶手段から読み出すことにより、店舗に関する情報の提供を希望して予め設定された顧客へ有用な情報を提供することが可能となる。
本発明に係る情報提供システムは、前記取得手段は、複数の顧客のそれぞれが携帯している携帯機器に設けられ、それぞれの顧客の在店中の連絡先を記憶している連絡先記憶部から、前記検知手段が入店を検知し、退店を検知していない顧客の在店中の連絡先を取得するようにしてあることを特徴とする。
本発明による場合は、複数の顧客のそれぞれが携帯している携帯機器に設けられた連絡先記憶部に、それぞれの顧客の在店中の連絡先を記憶しておき、在店中であることが検知された顧客が携帯する携帯機器の連絡先記憶部から、前記顧客の在店中の連絡先を取得することにより、携帯機器を携帯するそれぞれの顧客へ有用な情報を提供することが可能となる。
本発明に係る情報提供システムは、前記連絡先は、前記携帯機器に係る連絡先であることを特徴とする。
本発明による場合は、各顧客が携帯している携帯機器に設けられた連絡先記憶部に、前記携帯機器に係る連絡先を記憶させておくことにより、各顧客が携帯している携帯機器から取得した各顧客の連絡先に基づいて、在店中の顧客へ店舗に係る情報を確実に提供することが可能となる。
本発明に係る情報提供システムは、前記情報記憶手段は、顧客へ提供する提供日又は提供時刻に関連付けて店舗に関する情報を記憶しており、前記特定手段は、顧客へ提供する提供日又は提供時刻に対応する情報を特定するようにしてあることを特徴とする。
本発明による場合は、顧客へ提供する提供日又は提供時刻に応じて異なる情報を提供することにより、顧客の来店日又は来店時刻に対応した有用な情報を店舗内の顧客へ提供することが可能となる。
本発明に係る情報提供システムは、前記情報記憶手段は、店舗からの交通手段に関する情報を記憶しており、前記検知手段が入店を検知し、退店を検知していない顧客の商品の購入状況を検出する検出手段を備え、前記特定手段は、前記検出手段が検出した購入状況に基づいて、店舗からの交通手段に関する情報を特定するようにしてあることを特徴とする。
本発明による場合は、店舗内にいる顧客の商品の購入状況に基づき、例えば何らかの商品を購入した顧客を検出し、商品を購入した顧客に対して、店舗からの交通手段に関する情報を提供することにより、商品を購入することによって帰宅時刻の接近が予想される顧客に対して帰宅方法を提案することが可能となる。
本発明によれば、顧客の店舗への入店及び店舗からの退店を検知しており、店舗内に居る顧客に対して店舗に関する情報を提供することによって、店舗に関する有用な情報を在店中の顧客によって有効に利用することができる。
本発明によれば、複数の顧客のそれぞれに対応して在店中の連絡先を予め登録しておき、在店中であることが検知された顧客の在店中の連絡先を読み出し、読み出した連絡先へ情報を提供する。よって、店舗に関する情報の提供を希望して予め設定された顧客が、有用な情報を有効に利用することができる。
本発明によれば、それぞれの顧客が自身の在店中の連絡先を記憶してある連絡先記憶部を設けた携帯機器を携帯しており、在店中であることが検知された顧客が携帯する携帯機器の連絡先記憶部から、前記顧客の在店中の連絡先を取得し、取得した連絡先へ情報を提供する。よって、店舗内で携帯機器を携帯している顧客が、有用な情報を有効に利用することができる。また、携帯機器の連絡先記憶部に記憶される連絡先として各顧客が携帯している携帯機器に係る連絡先を記憶しておくことにより、各顧客が携帯している携帯機器へ有用な情報を確実に提供することができる。
本発明によれば、顧客へ提供する提供日又は提供時刻に応じて異なる情報を提供することにより、顧客の来店日又は来店時刻に対応した有用な情報を在店中の顧客へ提供することができ、来店した顧客にとってより有用な情報を提供することができる。また、在店中の顧客における商品の購入状況に基づき、例えば商品を購入した顧客に対して、店舗からの交通手段に関する情報を提供することにより、商品を購入することによって帰宅時刻の接近が予想される顧客に対して帰宅方法を提案することができる。
以下に、本発明に係る情報提供システムをその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係る情報提供システムの構成例を示す模式図である。図中100は本発明に係る情報提供システムを示している。情報提供システム100は、公知のコンピュータを利用した情報提供装置1と、カードリーダ2,2…と、レジ端末3,3…とをネットワーク(例えばLAN)Nを介して相互に接続して構成されている。
情報提供装置1は、店舗に関する情報及び顧客情報等の各種のデータの管理を行なうと共に、ネットワークNを介して接続されている装置と通信を行なう。カードリーダ2,2…は、例えばRFID(Radio Frequency Identification:電波方式認識)カードに記憶してあるデータを非接触で読み取ることが可能なカード読取部23を備えており、例えば店舗の出入口にそれぞれ1台設置される。
店舗に対して予め会員登録された顧客(会員)には、RFIDカードを利用した会員カードが付与される。会員カードには、各会員に割り当てられた会員番号、各会員の在店中の連絡先情報、各会員が購入した商品の購入履歴等を含む顧客情報が記憶してある。なお、連絡先情報としては、各会員が携帯している携帯電話機の電話番号、携帯電話機に割り当てられている電子メールアドレス等を用いることができる。
このような会員カードを携帯する顧客は、入店する際に出入口に設置してあるカードリーダ2の上面のカード読取部23に、会員カード自体又は会員カードを入れたカードケースをかざす。カードリーダ2は、会員カードに予め記憶してある顧客情報のうちの会員番号をカード読取部23によって読み取り、読み取った会員番号を情報提供装置1へ通知する。これにより、情報提供装置1は、カードリーダ2から通知された会員番号が示す顧客が入店したことを検知することができる。
また、顧客(会員)は、退店する際にも出入口に設置してあるカードリーダ2の上面のカード読取部23に、会員カード自体又は会員カードを入れたカードケースをかざす。カード読取部23によって会員カードから会員番号を読み取ったカードリーダ2は、読み取った会員番号を情報提供装置1へ通知する。情報提供装置1は、このようにカードリーダ2から同一の会員番号が2回通知された場合、通知された会員番号が示す顧客が退店したことを検知することができる。
レジ端末3,3…は、情報提供装置1と共にPOS(Point Of Sales)システムを構築し、顧客が購入する商品の清算を行なう。また、レジ端末3は、RFIDカード(会員カード)に記憶してあるデータを非接触で読み取ることが可能なカード読取部37(図2参照)を備えており、商品の清算を行なう際に、料金を支払う顧客の会員カードから会員番号を読み取り、読み取った会員番号を情報提供装置1へ通知する。これにより、情報提供装置1は、レジ端末3から通知された会員番号が示す顧客が商品を購入したことを検出することができる。なお、レジ端末3が、購入された商品に関する情報も会員番号と共に情報提供装置1へ通知することにより、情報提供装置1において各顧客の購入履歴を管理することもできる。
以下に、本発明の情報提供システム100を構成する情報提供装置1、カードリーダ2及びレジ端末3の内部構成について具体的には説明する。図2は本発明に係る情報提供システムを構成する情報提供装置1、カードリーダ2及びレジ端末3の内部構成例を示すブロック図である。
情報提供装置1は、制御部10、ROM11、RAM12、記憶部13、ネットワークNに接続するための通信部14、表示部15、操作部16等を備えており、それぞれはバス10aを介して相互に接続されている。ROM11には、情報提供装置1を動作させるために必要な種々の制御プログラム及び電子メールの送受信を行なうために必要なソフトウェアであるメーラー等が予め格納されている。
制御部10は、絶対時刻を刻時するタイマ(図示せず)を有するCPU(Central Processing Unit )又はMPU(Micro Processor Unit)等により構成されており、バス10aを介して接続される上述したようなハードウェア各部を制御すると共に、ROM11に予め格納されている制御プログラムを適宜RAM12に読み出して実行する。RAM12はSRAM又はフラッシュメモリ等で構成されており、制御部10による制御プログラムの実行時に発生するデータを一時的に記憶する。
記憶部(連絡先記憶手段)13は、不揮発性のメモリ又はHDD(Hard Disk Drive)により構成されており、その記憶領域の一部には、図3に示すような顧客データベース(以下、顧客DBという)が構築されている。顧客DBには予め、会員登録されている顧客毎に、割り当てられた会員番号、氏名、住所、電話番号、店舗内における在店中連絡先等が登録されている。なお、在店中連絡先としては、顧客が携帯している携帯電話機の電話番号又は携帯電話機に割り当てられている電子メールアドレスを利用することができる。
また、記憶部(情報記憶手段)13は、来店した顧客へ提供するための店舗に関する情報(店舗情報)を記憶している。店舗情報としては、例えば店舗で開催されるイベントの告知、各商品の割引クーポン、店舗からの帰宅の際に利用可能な交通手段(例えば、送迎バス)の時刻表等が用意される。このような店舗情報は、提供すべき日時に関連付けて記憶部13に記憶されている。
表示部15は、CRT又はLCD等からなり、制御部10からの制御に基づいてROM11に記憶してある各種のメニュー、操作部16を通じて入力された各種のデータ、店舗情報を管理する管理者へ通知すべき情報等を表示する。操作部16はキーボード及びマウス等からなる。管理者は、表示部15の表示内容に従って顧客DBに新規会員に関する種々の情報を入力し、また、店舗情報の内容を更新するために操作部16を使用する。
カードリーダ2は、図2に示すように、制御部20、ROM21、RAM22、RFIDカード(会員カード)に記憶してあるデータを読み取るカード読取部23、ネットワークNに接続するための通信部24等を備えており、それぞれはバス20aを介して相互に接続されている。ROM21には、カードリーダ2を動作させるために必要な種々の制御プログラムが予め格納されている。
制御部20は、CPU又はMPU等により構成されており、バス20aを介して接続される上述したようなハードウェア各部を制御すると共に、ROM21に予め格納されている制御プログラムを適宜RAM22に読み出して実行する。RAM22はSRAM又はフラッシュメモリ等で構成されており、制御部20による制御プログラムの実行時に発生するデータを一時的に記憶する。
また、レジ端末3は、図2に示すように、制御部30、ROM31、RAM32、バーコードリーダ33、表示部34、操作部35、ネットワークNに接続するための通信部36、RFIDカード(会員カード)に記憶してあるデータを読み取るカード読取部37等を備えており、それぞれはバス30aを介して相互に接続されている。ROM31には、レジ端末3を動作させるために必要な種々の制御プログラムが予め格納されている。
制御部30は、CPU又はMPU等により構成されており、バス30aを介して接続される上述したようなハードウェア各部を制御すると共に、ROM31に予め格納されている制御プログラムを適宜RAM32に読み出して実行する。RAM32はSRAM又はフラッシュメモリ等で構成されており、制御部30による制御プログラムの実行時に発生するデータを一時的に記憶する。
バーコードリーダ33は、店舗内の商品にそれぞれ付与されたバーコードを読み取り、それぞれの商品の商品名及び価格等を読み取る。制御部30は、バーコードリーダ33が順次読み取る各商品の価格を加算して合計金額を算出する。表示部34は、例えばLCDにより構成されており、バーコードリーダ3が読み取った商品名及び価格、操作部35を介して入力された各種のデータ、レジ端末3を操作する店員へ通知すべき情報等を表示する。
操作部35は、レジ端末3を店員が操作するために必要な種々の操作キーを備えており、店員により操作キーが操作された場合、操作された操作キーに対応した制御信号を制御部30へ送出し、制御部30は取得した制御信号に対応した制御プログラムをROM31からRAM32に読み出して順次実行する。なお、表示部34をタッチパネル方式のものとすることにより、操作部35の各種のキーのうちの一部又は全部を代用することも可能である。
上述した構成のレジ端末3を操作する店員は、顧客が購入する商品に付与されているバーコードを順次バーコードリーダ33に読み取らせる。制御部30は、バーコードリーダ33が順次読み取る各商品の価格を加算して合計金額を算出する。また、店員は、1人の顧客が購入する全ての商品のバーコードの読み取りが終了した場合に算出された合計金額に基づいて、顧客から料金を徴収し、清算処理を行なう。
上述した構成の情報提供システム100において、顧客が入店した出入口に設置されているカードリーダ2のカード読取部23に自身の会員カードを入れたカードケースをかざした場合、カードリーダ2のカード読取部23は、かざされた会員カードに予め記憶してある顧客情報中の会員番号を読み取る。制御部20は、カード読取部23が読み取った会員番号を通信部24から情報提供装置1へ送信する。情報提供装置1は、カードリーダ2から受信した会員番号をRAM12に一旦記憶する。
制御部10は、カードリーダ2から受信した会員番号が示す顧客が入店したことを検知する検知手段として動作している。また、制御部10は、RAM12に既に記憶してある会員番号を再度カードリーダ2から受信した場合には、受信した会員番号が示す顧客が退店したことを検知し、この場合には受信した会員番号をRAM12から消去する。
本実施の形態の情報提供装置1は、上述したように会員カードを携帯している顧客の入店及び退店を検知しており、入店を検知した後に未だ退店を検知していない顧客、即ち店舗内に在店中の顧客に対して記憶部13に用意してある店舗情報を提供する。具体的には、情報提供装置1の制御部10は、カードリーダ2から会員番号を受信した場合、受信した会員番号が示す顧客(入店した顧客)の在店中連絡先を記憶部13の顧客DBから読み出して取得する取得手段として動作する。
制御部10は、カードリーダ2からの会員番号の受信日時に基づいて、提供すべき店舗情報を特定する特定手段として動作し、特定した店舗情報を、記憶部13の顧客DBから読み出した連絡先へ提供する提供手段として動作する。なお、記憶部13には、提供すべき日時に対応させて店舗情報が記憶されており、制御部10は、カードリーダ2からの会員番号の受信日時に適した店舗情報を特定する。また、制御部10は、記憶部13の顧客DBから読み出した在店中連絡先が電子メールアドレスである場合には電子メールで、また、在店中連絡先が携帯電話機の電話番号である場合には電話回線を介した音声ガイダンスでそれぞれ、特定した店舗情報を提供する。
また、制御部10は、カードリーダ2からの会員番号を受信した場合のみならず、記憶部13に記憶してある店舗情報のそれぞれに対応する提供日時が経過した場合にも、RAM12に記憶してある会員番号が示す顧客、即ち、この時点で在店中の顧客へも対応する店舗情報を提供する。この場合、制御部10は、RAM12に記憶してある会員番号が示す顧客の在店中連絡先を記憶部13の顧客DBから読み出し、読み出した連絡先へ対応する店舗情報を提供する。
更に、本実施の形態の情報提供システム100では、購入商品を清算する際にレジ端末3のカード読取部37によって顧客の会員カードの会員番号が読み取られ、レジ端末3の制御部30は、カード読取部37が読み取った会員番号を情報提供装置1へ送信する。情報提供装置1の制御部10は、レジ端末3から会員番号を受信した場合、受信した会員番号の顧客が商品を購入したことを検出する検出手段として動作する。
従って、制御部10は、商品を購入した顧客に対して、記憶部13に記憶してある店舗情報のうちの、店舗から帰宅するための交通手段に関する情報を選択(特定)して提供する。なお、交通手段に関する情報とは、例えば店舗が行なっている送迎バスの出発時刻表、店舗の最寄り駅からの電車の出発時刻表等である。
これにより、店舗内にいる顧客に対して有用な店舗情報を確実に提供することができ、顧客は、提供された店舗情報を有効に利用することができる。また、顧客は、帰宅する際に出入口に設置されているカードリーダ2のカード読取部23に自身の会員カードを入れたカードケースをかざす。これにより、カードリーダ2のカード読取部23が読み取った会員番号が情報提供装置1へ送信され、情報提供装置1の制御部10は、受信した会員番号の顧客が退店したことを検知する検知手段として動作する。従って、制御部10は、顧客が入店した際にカードリーダ2から受信してRAM12に記憶した会員番号を消去するので、それ以降の店舗情報の提供を行なわないようにすることができる。
以下に、上述した構成の情報提供システム100による顧客への店舗情報の提供処理について説明する。図4は本発明に係る情報提供システム100による店舗情報の提供処理の手順を示すフローチャートである。なお、以下の処理は、ROM11に予め記憶してある制御プログラムに従って制御部10が実行する。
情報提供装置1の制御部10は、カードリーダ2のカード読取部23が読み取った会員番号を受信したか否かを判断しており(S1)、受信していないと判断した場合(S1:NO)、後述するステップS7へ処理を移行する。制御部10は、カードリーダ2から会員番号を受信したと判断した場合(S1:YES)、受信した会員番号がRAM12に記憶されているか否かに基づいて、受信した会員番号が示す顧客の入店を検知したか否かを判断する(S2)。具体的には、受信した会員番号がRAM12に記憶されていなければ、制御部10は、受信した会員番号が示す顧客が入店したと判断する。
制御部10は、受信した会員番号が示す顧客が入店したと判断した場合(S2:YES)、カードリーダ2から受信した会員番号をRAM12に記憶させ(S3)、記憶させた会員番号が示す顧客の在店中連絡先を記憶部13の顧客DBから読み出す(S4)。また、制御部10は、カードリーダ2から会員番号を受信した時刻に基づいて、受信した会員番号が示す顧客へ提供すべき店舗情報を特定して記憶部13から読み出し、読み出した店舗情報を、ステップS4で読み出した在店中連絡先を宛先として提供する(S5)。
なお、店舗情報は、在店中連絡先が携帯電話機の電話番号である場合には電話回線を介した音声ガイダンスによって、在店中連絡先が携帯電話機に割り当てられた電子メールアドレスである場合には電子メールによって提供される。ステップS2で、制御部10は、受信した会員番号が示す顧客が入店していないと判断した場合(S2:NO)、即ち、受信した会員番号が既にRAM12に記憶されていた場合には、受信した会員番号が示す顧客が退店したことを検知し、RAM12に記憶してある会員番号を消去し(S6)、ステップS7へ処理を移行する。
制御部10は、自身のタイマが示す時刻に基づいて、記憶部13に記憶してある店舗情報のそれぞれを提供すべき所定の時刻に至ったか否かを判断しており(S7)、所定の時刻に至ったと判断した場合(S7:YES)、この時点でRAM12に記憶してある全ての会員番号が示す顧客の在店中連絡先を記憶部13の顧客DBから読み出す(S4)。また、制御部10は、所定の時刻に対応する店舗情報を特定して記憶部13から読み出し、読み出した店舗情報を、ステップS4で読み出した全ての在店中連絡先を宛先として提供する(S5)。
所定の時刻に至っていないと判断した場合(S7:NO)、制御部10は、レジ端末3のカード読取部37が読み取った会員番号を受信したか否かを判断しており(S8)、受信していないと判断した場合(S8:NO)、ステップS11へ処理を移行する。制御部10は、レジ端末3から会員番号を受信したと判断した場合(S8:YES)、受信した会員番号が示す顧客の在店中連絡先を記憶部13の顧客DBから読み出し(S9)、また、店舗から帰宅する際の交通手段に関する店舗情報を特定して記憶部13から読み出し、ステップS9で読み出した在店中連絡先へ提供する(S10)。
制御部10は、管理者又は店員等による操作部16の操作、情報提供装置1の電源の遮断等により、各種の処理の終了が指示されたか否かを判断しており(S11)、処理の終了が指示されたと判断した場合(S11:YES)、上述した処理を終了し、処理の終了が指示されていないと判断した場合(S11:NO)、ステップS1の処理に戻り、カードリーダ2又はレジ端末3からの会員番号の受信待ち状態、又は記憶部13に記憶してある店舗情報のそれぞれを提供すべき所定の時刻に至るまでの待ち状態となる。
上述したように、店舗内の顧客に対して、当日のイベント情報及び当日有効であるクーポン等を提供することにより、より有用な情報を在店中の顧客へ提供することができると共に、各顧客においても提供された情報を有効に利用することができる。
上述した実施の形態では、カードリーダ2が、各顧客が携帯している会員カードから各会員毎の会員番号を読み取り、情報提供装置1が、カードリーダ2によって読み取られた会員番号に対応する各顧客の在店中連絡先を記憶部13の顧客DBから読み出す構成について説明したが、各顧客が携帯している会員カード(連絡先記憶部)に各顧客の在店中連絡先を記憶させておき、カードリーダ2が、各顧客の会員カードから各会員の在店中連絡先を直接読み取る構成とすることもできる。また、各顧客の在店中連絡先を各顧客の携帯電話機に記憶させておき、携帯電話機から在店中連絡先(具体的には携帯電話の電話番号又は電子メールアドレス)を直接取得する構成とすることもできる。
また、上述した情報提供システム100では、RFIDカードからのデータの読み取りが可能なカードリーダ2を用いた構成について説明したが、各顧客が入店時及び退店時において自身に割り当てられた会員番号をテンキー入力等することにより、自身の入店及び退店を情報提供装置1へ通知する構成としてもよい。また、店舗に備える駐車場のゲートにおいて、各顧客の入退店を検知する構成とすることもできる。
更に、レジ端末3において、購入された商品に関する情報も、カード読取部37で読み取った会員番号と共に情報提供装置1へ通知し、情報提供装置1において各顧客の購入履歴を管理することにより、各顧客の購入履歴に基づいて固有の店舗情報を提供することもできる。
本発明に係る情報提供システムの構成例を示す模式図である。 情報提供装置、カードリーダ及びレジ端末の内部構成例を示すブロック図である。 顧客データベースの構成例を示す模式図である。 本発明に係る情報提供システムによる店舗情報の提供処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 情報提供システム
1 情報提供装置
10 制御部(検知手段、取得手段、特定手段、提供手段、検出手段)
13 記憶部(情報記憶手段、連絡先記憶手段)
2 カードリーダ
23 カード読取部
3 レジ端末

Claims (6)

  1. 店舗に関する情報を記憶する情報記憶手段を備え、該情報記憶手段に記憶してある情報を顧客へ提供する情報提供システムにおいて、
    顧客の入店及び退店を検知する検知手段と、
    該検知手段が入店を検知し、退店を検知していない顧客の在店中の連絡先を取得する取得手段と、
    前記検知手段が入店を検知し、退店を検知していない顧客へ提供する情報を特定する特定手段と、
    該特定手段が特定した情報を前記情報記憶手段から読み出し、前記取得手段が取得した連絡先へ提供する提供手段と
    を備えることを特徴とする情報提供システム。
  2. 複数の顧客のそれぞれに対応して、在店中の連絡先を記憶する連絡先記憶手段を備え、
    前記取得手段は、前記検知手段が入店を検知し、退店を検知していない顧客の在店中の連絡先を前記連絡先記憶手段から読み出して取得するようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
  3. 前記取得手段は、複数の顧客のそれぞれが携帯している携帯機器に設けられ、それぞれの顧客の在店中の連絡先を記憶している連絡先記憶部から、前記検知手段が入店を検知し、退店を検知していない顧客の在店中の連絡先を取得するようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
  4. 前記連絡先は、前記携帯機器に係る連絡先であることを特徴とする請求項3に記載の情報提供システム。
  5. 前記情報記憶手段は、顧客へ提供する提供日又は提供時刻に関連付けて店舗に関する情報を記憶しており、
    前記特定手段は、顧客へ提供する提供日又は提供時刻に対応する情報を特定するようにしてあること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれかひとつに記載の情報提供システム。
  6. 前記情報記憶手段は、店舗からの交通手段に関する情報を記憶しており、
    前記検知手段が入店を検知し、退店を検知していない顧客の商品の購入状況を検出する検出手段を備え、
    前記特定手段は、前記検出手段が検出した購入状況に基づいて、店舗からの交通手段に関する情報を特定するようにしてあること
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれかひとつに記載の情報提供システム。
JP2004194864A 2004-06-30 2004-06-30 情報提供システム Pending JP2006018520A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009237655A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Nec Infrontia Corp 店舗情報配信システムおよび店舗情報配信方法
JP2010152349A (ja) * 2008-11-28 2010-07-08 Jsr Corp 重合体および感放射線性樹脂組成物
JP2014135002A (ja) * 2013-01-11 2014-07-24 Japan Research Institute Ltd 交通システム及び交通システムの交通手段提供方法
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