JP2006018244A - 光反射体およびそれを用いた面光源装置 - Google Patents
光反射体およびそれを用いた面光源装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006018244A JP2006018244A JP2005158841A JP2005158841A JP2006018244A JP 2006018244 A JP2006018244 A JP 2006018244A JP 2005158841 A JP2005158841 A JP 2005158841A JP 2005158841 A JP2005158841 A JP 2005158841A JP 2006018244 A JP2006018244 A JP 2006018244A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- light reflector
- base material
- material layer
- laminated film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
Abstract
【解決手段】 基材層とその片面に形成された光拡散層を有する積層フィルムからなる光反射体であって、光反射面の表面粗さ指数が1以上、反射率が95%以上、正反射率が3%以下であることを特徴とする光反射体。
【選択図】図1
Description
光反射面の表面積Sf
表面粗さ指数Z = ――――――――――――――― 式(1)
光反射面の凹凸部の体積V
正反射率R2 = 反射率R1 − 拡散反射率R3 式(2)
(R3は波長550nmでの拡散反射率である)
100×R1
散乱係数S = ――――――――――――――― 式(3)
(100−R1)×TA×P
(TAは基材層(A)の肉厚(μm)、Pは式(4)で表される空孔率(%)である)
ρ0−ρ
空孔率P = ―――――――――――― 式(4)
ρ0
(上式において、ρ0は積層フィルムの真密度であり、ρは基材層Aの密度である)
また、積層フィルムは基材層(A)の光拡散層(B)を有する面とは反対面に中間層(C)を有することが好ましく、光反射面とは反対面の表面強度が250g以上であることが好ましく、光反射面の表面強度が250g以上であることが好ましく、光拡散層(B)の肉厚が0.5〜20μmであることが好ましい。
また、積層フィルムの空孔率Pは15〜60%であることが好ましく、該熱可塑性樹脂はポリオレフィン系樹脂が好ましい。さらに本発明は上記光反射体を用いた面光源装置も提供する。
光反射層の機能を有する基材層(A)は可視光線を効率よく反射させるために、可視光線の波長サイズの厚みに制御した空孔を多数含むことが好ましい。基材層(A)は熱可塑性樹脂とフィラーを含有することが好ましい。
熱可塑性樹脂
本発明の基材層(A)に用いられる熱可塑性樹脂の種類は特に制限されない。基材フィルムに使用する熱可塑性樹脂(A)としては、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン等のエチレン系樹脂、プロピレン系樹脂、ポリメチル−1−ペンテン、エチレン−環状オレフィン共重合体等のポリオレフィン系樹脂、ナイロン−6、ナイロン−6,6、ナイロン−6,10、ナイロン−6,12等のポリアミド系樹脂、ポリエチレンテレフタレートやその共重合体、ポリエチレンナフタレート、脂肪族ポリエステル等の熱可塑性ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート、アタクティックポリスチレン、シンジオタクティックポリスチレン、ポリフェニレンスルフィド等の熱可塑性樹脂が挙げられる。これらは2種以上混合して用いることもできる。
これらの中でも、耐薬品性や生産コスト等の観点より、ポリオレフィン系樹脂を用いることが好ましく、プロピレン系樹脂を用いることがより好ましい。
本発明の基材層(A)に熱可塑性樹脂とともに用いられるフィラーとしては、各種無機フィラーまたは有機フィラーを挙げることができる。
無機フィラーとしては、重質炭酸カルシウム、沈降性炭酸カルシウム、焼成クレー、タルク、酸化チタン、硫酸バリウム、硫酸アルミニウム、シリカ、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、珪藻土等を例示することができる。また、上記無機フィラーの種々の表面処理剤による表面処理品も例示できる。中でも重質炭酸カルシウム、沈降性炭酸カルシウム及びそれらの表面処理品、クレー、珪藻土を使用すれば安価で延伸時の空孔形成性がよくなるために好ましい。さらに好ましいのは、重質炭酸カルシウム、沈降性炭酸カルシウムの種々の表面処理剤による表面処理品である。表面処理剤としては、例えば樹脂酸、脂肪酸、有機酸、硫酸エステル型陰イオン界面活性剤、スルホン酸型陰イオン界面活性剤、石油樹脂酸、これらのナトリウム、カリウム、アンモニウム等の塩、または、これらの脂肪酸エステル、樹脂酸エステル、ワックス、パラフィン等が好ましく、非イオン系界面活性剤、ジエン系ポリマー、チタネート系カップリング剤、シラン系カップリング剤、燐酸系カップリング剤等も好ましい。硫酸エステル型陰イオン界面活性剤としては、例えば長鎖アルコール硫酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル、硫酸化油等あるいはそれらのナトリウム、カリウム等の塩が挙げられ、スルホン酸型陰イオン界面活性剤としては、例えばアルキルベンゼンスルホン酸、アルキルナフタレンスルホン酸、パラフィンスルホン酸、α−オレフィンスルホン酸、アルキルスルホコハク酸等あるいはそれらのナトリウム、カリウム等の塩が挙げられる。また、脂肪酸としては、例えばカプロン酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ウンデカン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ヘベン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、エレオステアリン酸等が挙げられ、有機酸としては、例えばマレイン酸、ソルビン酸等が挙げられ、ジエン系ポリマーとしては、例えばポリブタジエン、イソプレンなどが挙げられ、非イオン系界面活性剤としてはポリエチレングリコールエステル型界面活性剤等が挙げられる。これらの表面処理剤は1種類または2種類以上組み合わせて使用することができる。
これらの表面処理剤を用いた無機フィラーの表面処理方法としては、例えば、特開平5−43815号公報、特開平5−139728号公報、特開平7−300568号公報、特開平10−176079号公報、特開平11−256144号公報、特開平11−349846号公報、特開2001−158863号公報、特開2002−220547号公報、特開2002−363443号公報などに記載の方法が使用できる。
基材層(A)には、無機フィラーまたは有機フィラーの中から1種を選択してこれを単独で使用してもよいし、2種以上を選択して組み合わせて使用してもよい。2種以上を組み合わせて使用する場合には、有機フィラーと無機フィラーを混合して使用してもよい。
後述する積層フィルムの延伸成形により発生させる空孔サイズの調整のため、上記無機フィラーの平均粒径、または有機フィラーの平均分散粒径は好ましくはそれぞれが0.05〜1.5μmの範囲、より好ましくはそれぞれが0.1〜1μmの範囲のものを使用する。平均粒径または平均分散粒径が1.5μm以下のフィラーを用いれば、空孔をより均一にしやすい傾向がある。また、平均粒径または平均分散粒径が0.05μm以上のフィラーを用いれば、所定の空孔がより得られやすくなる傾向がある。
基材層(A)を構成する主要な樹脂がプロピレン系樹脂の場合、延伸性を改良するために、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル等のプロピレン系樹脂より低融点の樹脂を3〜25重量%配合してもよい。
光拡散機能を有する光拡散層(B)は、可視光線を効率よく反射させるために微細な凹凸を多数有していることが好ましい。
光拡散層(B)は基材層(A)の光反射面のみもしくは両面に形成することができる。微細な凹凸のサイズは、通常0.1〜2.5μmであり、0.2〜1.5μmが好ましく、0.2〜1.0μmがより好ましく、可視光線の波長サイズ(0.38〜0.78μm)が特に好ましい。
即ち本発明は、従来の光反射基材に加えて、可視光線を効率よく拡散反射する光拡散層を積層することにより、光反射体表面近傍での拡散反射の割合を増やした場合に総合的な光反射の底上げが図れ、結果として光反射率がより高く、より高輝度の光反射体が得られることを見出し、完成したものである。
構成
本発明の光反射体を構成する積層フィルムは、基材層(A)と光拡散層(B)のみからなるものであってもよいし、その他に中間層(C)や適当な材料が付加されたものであってもよい。例えば、基材層(A)の両面に光拡散層(B)を積層した構造を有していてもよいし、基材層(A)の光拡散層(B)を含む面とは反対面もしくは基材層(A)と光拡散層(B)の間などに中間層(C)を有していてもよい。具体的には、(B)/(A)、(B)/(A)/(B)、(B)/(A)/(C)、(B)/(C)/(A)、(B)/(C)/(A)/(B)、(B)/(C)/(A)/(C)/(B)などの構造を有する積層フィルムを例示することができる。
本発明の積層フィルムには、必要により、蛍光増白剤、安定剤、光安定剤、分散剤、滑剤等を配合してもよい。安定剤としては、立体障害フェノール系やリン系、アミン系等の安定剤を0.001〜1重量%、光安定剤としては、立体障害アミンやベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系などの光安定剤を0.001〜1重量%、無機フィラーの分散剤としては、シランカップリング剤、オレイン酸やステアリン酸等の高級脂肪酸、金属石鹸、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸ないしはそれらの塩等を0.01〜4重量%配合してもよい。
積層フィルムの成形方法としては、一般的な1軸延伸や2軸延伸方法が使用できる。具体例としてはスクリュー型押出機に接続された単層または多層のTダイやIダイを使用して溶融樹脂をシート状に押し出した後、ロール群の周速差を利用した縦延伸で1軸延伸する方法、さらにこの後にテンターオーブンを使用した横延伸を組み合わせた2軸延伸方法や、テンターオーブンとリニアモーターの組み合わせによる同時2軸延伸などが挙げられる。
また、得られた積層フィルムに必要に応じて熱処理(アニーリング処理)を行うことにより、結晶化の促進や積層フィルムの熱収縮率低減などを図ることもできる。
本発明の光反射体は、上記の積層フィルムからなる。本発明の光反射体の表面粗さ指数Zは1以上、好ましくは1〜1000、より好ましくは2〜100、特に好ましくは3〜10である。表面粗さ指数Zは表面の凹凸の度合を意味し、光反射体の単位面積当たりの微細な凹凸の数に比例する。表面粗さ指数Zが1未満の場合、正反射率が高く、反射率が低下する傾向があり、面光源装置での輝度が低下するため好ましくない。表面粗さ指数Zを1以上にし、正反射率R2を3%以下にするためには、例えば、構造の微細化が容易なこと、また生産性がよいことから無機フィラーおよび/または有機フィラーを光拡散層(B)に添加し、フィラーにより表面に微細な凹凸を付与する方法;エンポスロールなどを用いて表面に微細な凹凸を付与する方法;特に好ましくは、可視光線の波長サイズ(0.38〜0.78μm)に近い粒径のフィラーを光拡散層(B)に添加し延伸する方法などを採用することができる。
本発明の光反射体を用いて、面光源装置を製造することができる。本発明の面光源装置の具体的な構成は特に制限されない。典型的な面光源装置は、光源、導光板、光反射板を少なくとも備えており、好ましくは拡散板も備えている。例えば、図2に示すような直下式バックライトや、図3に示すようなサイドライト式バックライトを例示することができる。本発明の光反射体は、中でもサイドライト式バックライトを構成する光反射体として極めて有用である。本発明の光反射体を用いたサイドライト式バックライトは、導光板から裏抜けする光を光反射体が面方向に輝度ムラなく均一に反射させるため、見る人に自然な感じを与えることができる。
本発明の面光源装置は、液晶ディスプレイなどに効果的に配置することができる。液晶ディスプレイに応用した場合は、画質や明るさを長期に亘って良好に維持することができる。
本発明の光反射体は、このような面光源装置のみならず、内蔵式光源を使用せずに室内光を反射させることを意図した低消費電力型の表示装置にも利用することが可能である。また、室内外照明用、電飾看板用光源の背面にも幅広く利用することができる。
表1に記載の材料を表2に記載の配合で混合した組成物(A)、組成物(B)と組成物(C)を、それぞれ別々の押出機を用いて250℃で溶融混練した。その後、一台の共押ダイに供給してダイ内で(A)の表面に(B)を積層、(A)の裏面に(C)を積層後、シート状に押し出し、冷却ロールで約60℃まで冷却することによってB/A/Cの積層物を得た。
この積層物を145℃に再加熱した後、多数のロール群の周速差を利用して縦方向に延伸し、再び約150℃まで再加熱してテンターで横方向に延伸した。ついでこの積層物を160℃に再加熱してテンターで横方向に延伸した。その後、160℃でアニーリング処理した後、60℃まで冷却し、耳部をスリットして三層構造の積層フィルムを得た。この積層フィルムを光反射体とした。
表1に記載の材料を表2に記載の配合で混合した組成物(A)を押出機を用いて250℃に溶融混練した。その後、シート状に押し出し、冷却ロールで約60℃まで冷却することによって基材層(A)を得た。この基材層(A)を145℃に再加熱した後、多数のロール群の周速差を利用して縦方向に表2に記載の倍率で延伸した。
表1に記載の材料を表2に記載の配合で混合した組成物(B)、(C)を溶融混練し、得られた基材層(A)の両面に溶融押し出しして光拡散層(B)、中間層(C)をB/C/A/Cとなるように積層した。ついでこの積層物を160℃に再加熱してテンターで横方向に表2に記載の倍率で延伸した。その後、160℃でアニーリング処理した後、60℃まで冷却し、耳部をスリットして表2に記載の厚みを有する四層構造の積層フィルムを得た(図1)。この積層フィルムを光反射体とした。
表1に記載の材料を表2に記載の配合で混合した以外は実施例2と同様にして光反射体を得た。
表1に記載の材料を表2に記載の配合で混合した組成物(A)を押出機を用いて250℃に溶融混練した。その後、シート状に押し出し、冷却ロールで約60℃まで冷却することによって基材層(A)を得た。この基材層(A)を145℃に再加熱した後、多数のロール群の周速差を利用して縦方向に表2に記載の倍率で延伸した。
表1に記載の材料を表2に記載の配合で混合した組成物(C)を溶融混練し、得られた基材層(A)の両面に溶融押し出しして、中間層(C)をC/A/Cとなるように積層した。ついでこの積層物を160℃に再加熱してテンターで横方向に表2に記載の倍率で延伸した。その後、160℃でアニーリング処理した後、60℃まで冷却し、耳部をスリットして表2に記載の厚みを有する三層構造の積層フィルムを得た。この積層フィルムを光反射体とした。
特開2002−031704号公報の実施例5を光反射体とした。
実施例1〜5および比較例1、2の光反射体を用いて、以下の試験を行った。
超深度形状測定顕微鏡(VK8510:(株)キーエンス製)を用いて倍率2000倍にて光反射体の光反射面の測定を行い、その光反射面の表面積をSf、凹凸部の体積をVとした。
JIS−Z8722の条件d記載の方法に従って測定した波長550nmの反射率をR1とした。
JIS−Z8722の条件d記載の方法に従い、光トラップを用い、正反射成分をカットし、波長550nmの反射率を拡散反射率R3とした。
図3に例示する14インチサイズの面光源装置の11の位置に各光反射体をセットし、冷陰極ランプ15にハリソン社(製)インバーターユニットを接続した。冷陰極ランプ15に12V,6mAの管電流を流し点灯、照射して、3時間後に以下の評価を行った。輝度の測定に際しては、輝度計((株)トプコン社製、商品名:BM−7)を用い、面光源装置の法線方向に対して、輝度計測部と面光源装置の距離を50cmとし、計9点の輝度を測定してその平均値を求めた。
幅18mmの粘着テープ(ニチバン製、商品名:セロテープ(登録商標))を光反射体の測定面に空気が入らないように100mm以上の長さに切って貼り付け、最後の10mm以上は貼り付けずに残した。その試料を20mm幅に切り取った。引張試験機((株)オリエンテック製、商品名:RTM−250)で荷重5kg用のロードセルを用い、チャック間隔を1cmにし、貼り付けずに残した粘着テープの部分と粘着テープを貼り付けなかった光反射体の部分をそれぞれ上下のチャックに挟んだ。300mm/minのスピードで引っ張り、チャートの安定している部分の荷重を読みとった。3回測定し、その平均値を算出することによって表面強度を求めた。
実施例および比較例で得られた光反射体を、ステンレス板(SUS#5052、厚さ0.6mm)に接着剤(東洋モートン社製、商品名:TM590)と硬化剤(東洋モートン社製、商品名:CAT56)を用いてドライラミネーションし、試料とした。光反射体側が山および谷になるようにプレス機で互いに逆向きに90°の角度で2カ所を曲げ加工し、以下の2段階で評価した。
○ ステンレス板からの浮きや剥がれがない。
× ステンレス板からの浮きや剥がれが見られる。
2 光拡散層(B)
3 中間層(C)
11 光反射体(ハウジング)
12 網点印刷
13 アクリル板
14 拡散板
15 冷陰極ランプ
Claims (14)
- 基材層(A)の片面に光拡散層(B)を有する積層フィルムからなる光反射体であって、 光反射体の光反射面の式(1)で表される表面粗さ指数Zが1以上であり、波長550nmでの反射率R1が95%以上であり、式(2)で表される波長550nmでの正反射率R2が3%以下であることを特徴とする光反射体。
光反射面の表面積Sf
表面粗さ指数Z = ――――――――――――――――― 式(1)
光反射面の凹凸部の体積V
正反射率R2 = 反射率R1 − 拡散反射率R3 式(2)
(R3は波長550nmでの拡散反射率である) - 式(3)で表される光反射面の散乱係数Sが0.5以上であることを特徴とする請求項1に記載の光反射体。
100×R1
散乱係数S = ―――――――――――――――― 式(3)
(100−R1)×TA×P
(TAは基材層(A)の肉厚(μm)、Pは式(4)で表される積層フィルムの空孔率(%)である)
ρ0−ρ
空孔率P = ――――――――――――― 式(4)
ρ0
(上式において、ρ0は積層フィルムの真密度であり、ρは基材層Aの密度である) - 輝度が1430cd/m2以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の光反射体。
- 基材層(A)は熱可塑性樹脂とフィラーを含有し、少なくとも1軸方向に延伸され、かつ面積延伸倍率が1.3〜80倍であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の光反射体。
- 基材層(A)が平均粒径0.05〜1.5μmの無機フィラー及び/又は平均分散粒径0.05〜1.5μmの有機フィラーを含有し、基材層(A)のフィラー濃度が5〜75重量%であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の光反射体。
- 光拡散層(B)が平均粒径0.05〜15μmの無機フィラー及び/又は平均分散粒径0.05〜15μmの有機フィラーを含有し、光拡散層(B)のフィラー濃度が5〜90重量%であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の光反射体。
- 基材層(A)及び/又は光拡散層(B)が表面処理された無機フィラーを含有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の光反射体。
- 積層フィルムが、基材層(A)の光拡散層(B)を有する面とは反対面に中間層(C)を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の光反射体。
- 積層フィルムの光反射面とは反対面の表面強度が250g以上であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の光反射体。
- 積層フィルムの光反射面の表面強度が250g以上であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の光反射体。
- 光拡散層(B)の肉厚が0.5〜20μmであることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の光反射体。
- 積層フィルムの空孔率Pが15〜60%であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の光反射体。
- 熱可塑性樹脂がポリオレフィン系樹脂であることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の光反射体。
- 請求項1〜13のいずれか一項に記載の光反射体を用いた面光源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005158841A JP4933060B2 (ja) | 2004-05-31 | 2005-05-31 | 光反射体およびそれを用いた面光源装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004161465 | 2004-05-31 | ||
JP2004161465 | 2004-05-31 | ||
JP2005158841A JP4933060B2 (ja) | 2004-05-31 | 2005-05-31 | 光反射体およびそれを用いた面光源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006018244A true JP2006018244A (ja) | 2006-01-19 |
JP4933060B2 JP4933060B2 (ja) | 2012-05-16 |
Family
ID=35792547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005158841A Active JP4933060B2 (ja) | 2004-05-31 | 2005-05-31 | 光反射体およびそれを用いた面光源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4933060B2 (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008033310A (ja) * | 2006-07-06 | 2008-02-14 | Fujifilm Corp | 光学シート及びその製造方法、並びに液晶表示装置用バックライトユニット |
JP2009020502A (ja) * | 2007-06-12 | 2009-01-29 | Toray Ind Inc | 白色反射フィルム |
EP2077458A1 (en) * | 2006-10-27 | 2009-07-08 | Toray Industries, Inc. | White polyester film for light reflective plate |
WO2010010729A1 (ja) * | 2008-07-24 | 2010-01-28 | 株式会社ユポ・コーポレーション | 光反射体ならびにそれを用いた面光源装置及び照明装置 |
WO2010064431A1 (ja) * | 2008-12-04 | 2010-06-10 | 株式会社ユポ・コーポレーション | 光反射体及びそれを用いた面光源装置 |
JP2010256480A (ja) * | 2009-04-22 | 2010-11-11 | Teijin Dupont Films Japan Ltd | 液晶表示装置用反射フィルム |
JP2011026422A (ja) * | 2009-07-24 | 2011-02-10 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | 熱可塑性樹脂シート及び光反射板 |
JP2011033714A (ja) * | 2009-07-30 | 2011-02-17 | Nippon Electric Glass Co Ltd | 光反射基材 |
WO2012008456A1 (ja) * | 2010-07-16 | 2012-01-19 | 三菱樹脂株式会社 | 反射材 |
KR101269720B1 (ko) | 2011-09-28 | 2013-05-30 | 코오롱인더스트리 주식회사 | 확산시트 및 이를 포함하는 휘도증강 필름 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06298957A (ja) * | 1993-04-12 | 1994-10-25 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 光反射シート |
JPH1045930A (ja) * | 1996-08-01 | 1998-02-17 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | ポリエステル樹脂光反射フィルムおよびその製造方法 |
JP2002031704A (ja) * | 2000-04-26 | 2002-01-31 | Yupo Corp | 光反射体 |
JP2002535731A (ja) * | 1999-01-28 | 2002-10-22 | アライドシグナル インコーポレイテッド | 光反射性成形物品 |
JP2002333511A (ja) * | 2001-05-09 | 2002-11-22 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 光反射用樹脂製フィルム |
JP2003121616A (ja) * | 2001-10-10 | 2003-04-23 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光拡散反射シート |
-
2005
- 2005-05-31 JP JP2005158841A patent/JP4933060B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06298957A (ja) * | 1993-04-12 | 1994-10-25 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 光反射シート |
JPH1045930A (ja) * | 1996-08-01 | 1998-02-17 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | ポリエステル樹脂光反射フィルムおよびその製造方法 |
JP2002535731A (ja) * | 1999-01-28 | 2002-10-22 | アライドシグナル インコーポレイテッド | 光反射性成形物品 |
JP2002031704A (ja) * | 2000-04-26 | 2002-01-31 | Yupo Corp | 光反射体 |
JP2002333511A (ja) * | 2001-05-09 | 2002-11-22 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 光反射用樹脂製フィルム |
JP2003121616A (ja) * | 2001-10-10 | 2003-04-23 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光拡散反射シート |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008033310A (ja) * | 2006-07-06 | 2008-02-14 | Fujifilm Corp | 光学シート及びその製造方法、並びに液晶表示装置用バックライトユニット |
EP2077458A4 (en) * | 2006-10-27 | 2012-03-28 | Toray Industries | WHITE POLYESTER FILM FOR A LIGHT REFLECTION PLATE |
EP2077458A1 (en) * | 2006-10-27 | 2009-07-08 | Toray Industries, Inc. | White polyester film for light reflective plate |
US8227073B2 (en) | 2006-10-27 | 2012-07-24 | Toray Industries, Inc. | White polyester film for light reflective plate |
JP2009020502A (ja) * | 2007-06-12 | 2009-01-29 | Toray Ind Inc | 白色反射フィルム |
WO2010010729A1 (ja) * | 2008-07-24 | 2010-01-28 | 株式会社ユポ・コーポレーション | 光反射体ならびにそれを用いた面光源装置及び照明装置 |
US8950920B2 (en) | 2008-07-24 | 2015-02-10 | Yupo Corporation | Light reflector, and planar light source device and illuminating device using the light reflector |
WO2010064431A1 (ja) * | 2008-12-04 | 2010-06-10 | 株式会社ユポ・コーポレーション | 光反射体及びそれを用いた面光源装置 |
CN102239433A (zh) * | 2008-12-04 | 2011-11-09 | 优泊公司 | 光反射体以及使用其的面光源装置 |
JP2010156966A (ja) * | 2008-12-04 | 2010-07-15 | Yupo Corp | 光反射体及びそれを用いた面光源装置 |
JP2010256480A (ja) * | 2009-04-22 | 2010-11-11 | Teijin Dupont Films Japan Ltd | 液晶表示装置用反射フィルム |
JP2011026422A (ja) * | 2009-07-24 | 2011-02-10 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | 熱可塑性樹脂シート及び光反射板 |
JP2011033714A (ja) * | 2009-07-30 | 2011-02-17 | Nippon Electric Glass Co Ltd | 光反射基材 |
WO2012008456A1 (ja) * | 2010-07-16 | 2012-01-19 | 三菱樹脂株式会社 | 反射材 |
JP2012158167A (ja) * | 2010-07-16 | 2012-08-23 | Mitsubishi Plastics Inc | 反射材 |
KR101269720B1 (ko) | 2011-09-28 | 2013-05-30 | 코오롱인더스트리 주식회사 | 확산시트 및 이를 포함하는 휘도증강 필름 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4933060B2 (ja) | 2012-05-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4933060B2 (ja) | 光反射体およびそれを用いた面光源装置 | |
KR101123479B1 (ko) | 광반사체 및 그것을 사용한 면광원장치 | |
EP1837686A1 (en) | Light reflector and surface light source device | |
JP5464997B2 (ja) | 光反射体及び面光源装置 | |
JP5270409B2 (ja) | 光反射体ならびにそれを用いた面光源装置及び照明装置 | |
JP2010191436A (ja) | 光反射体およびそれを用いた面光源装置 | |
JP4866075B2 (ja) | 光反射体およびそれを用いた面光源装置 | |
TWI400486B (zh) | A reflector, and a light source device and a lighting device using the same | |
JP4836414B2 (ja) | 光反射体およびそれを用いた面光源装置 | |
TWI495907B (zh) | 光反射體及使用其之面光源裝置 | |
JP5086606B2 (ja) | 光反射体ならびにそれを用いた面光源装置及び照明装置 | |
US20060158585A1 (en) | Light-reflector and planar light source using same | |
TWI463190B (zh) | 光反射體及面光源裝置 | |
JP4914562B2 (ja) | 光反射体およびそれを用いた面光源装置 | |
JP2004109990A (ja) | 光反射体 | |
JP4049659B2 (ja) | 光反射体 | |
JP2004317680A (ja) | 反射体、それを用いた照明装置および表示装置 | |
EP1637905A1 (en) | Optical reflector and surface light source device | |
JP5464996B2 (ja) | 光反射体及び面光源装置 | |
JP5465115B2 (ja) | 光反射体およびそれを用いた面光源装置 | |
JP2005004195A (ja) | 光反射体および面光源装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071207 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100525 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100601 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100729 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110208 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110509 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20110512 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20110603 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111226 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120216 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4933060 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150224 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |