JP2006011042A - 真偽判定媒体、真偽判定媒体貼着用ラベル、真偽判定媒体転写シート、および真偽判定体 - Google Patents

真偽判定媒体、真偽判定媒体貼着用ラベル、真偽判定媒体転写シート、および真偽判定体 Download PDF

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Abstract

【課題】プリズムシートの凹凸面の凹凸を埋めるパターンを形成した従来のプリズムシートを改良し、より一層の改ざんに対する抵抗性を付与したプリズムシートを提供することを課題とするものである。
【解決手段】透明シート2の下面に凹凸3を設けたプリズムシートの凹凸3に、凹凸をパターン状に埋める透明パターン層4、およびレーザー光等により記録を行なうことが可能なアルミニウムや銅等の薄膜層6を積層して、薄膜層に不可視記録部と可視記録部とを記録することにより、改ざんが困難となると共に、不可視記録部と可視記録部に記録されたID番号等に基づく照合をも行ない得るよう構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は改ざんが困難で、真正性を判定するのに適した真偽判定媒体、真偽判定媒体貼着用ラベル、真偽判定媒体転写シート、および真偽判定体に関するものでもある。
経済的な価値の高い高額商品やID手段として用いることにより価値を生じ得るクレジットカード、金券類等には、それらの真正であるか否かを判定するための手段、即ち、真偽を判定するための手段が講じられていることが多い。真偽を判定する代表的な手段としてはホログラムラベル、ホログラムやホログラムに外観が似ている回折格子をラベル化したもの、がよく用いられている。
ホログラムラベルは、その製造に高度な技術を要するため、もともと高い偽造防止性を有しているが、既に多種類のホログラムラベルが出回っており、ホログラムラベルの製造技術自体は知られていることから、改ざんに対するより高度な抵抗性が求められるようになってきている。そこで、ホログラムラベルの改良と共に、他の手段で真偽を判定できるようにするための新たな試みも進められている。
そのような新たな試みの一つとして、例えば、断面が三角形のプリズムを多数配列した凹凸を背面に有するプリズムシートを用い、その凹凸面をプリズムシートの素材と屈折率がほぼ近い素材でパターン状に埋めると、凹凸の無い側から観察したときに、凹凸表面が埋められた部分では光が透過し、埋められてない部分では観察側からの入射光が反射する選択的な再帰反射を起こすため、裏面の凹凸を埋めたパターンに応じた再帰反射パターンが観察されるので、このようなシートを真正性の判定の必要な書類や身分証明書等に透明オーバーレイとして使用することが提案されている。(特許文献1)。
特表平10−508549号公報。
特許文献1記載の技術によれば、回折格子をパターン化したものに似た外観のパターンを有する真偽判定媒体が得られ、製造方法的にも複雑なため、一定の偽造防止性を有するものが得られるが、やはり一層の改ざんに対する抵抗性を備えることが望まれる。
従って、本発明においては、プリズムシートの凹凸面の凹凸を埋めるパターンを形成した従来のプリズムシートを改良し、より一層の改ざんに対する抵抗性を付与したプリズムシートを提供することを課題とするものである。
発明者の検討によれば、プリズムシートの場合であれば、凹凸面の凹凸を埋めるパターンを形成した従来のプリズムシートに、レーザー光等により記録を行なうことが可能なアルミニウムや銅等の薄膜層を積層して、薄膜層に隠しパターンを形成することにより、改ざんが困難となると共に、必要に応じてID番号等を記録することにより、記録されたID番号に基づく照合をも行ない得ることを見出し、本発明に到達することができた。
課題を解決する第1の発明は、透明シートの片面に凹凸を有しており、前記凹凸をパターン状に埋める透明パターン層、および加熱により光の透過率もしくは光の反射率が変化する薄膜層が順に積層された積層構造を有し、前記薄膜層は前記光の透過率の差もしくは前記光の反射率の差に基づく隠しパターンからなる記録部を有することを特徴とする真偽判定媒体に関するものである。
また、第2の発明は、第1の発明において、前記凹凸の形状は、断面が三角形の角柱を密に並べたときの表面の形状であることを特徴とする真偽判定媒体に関するものである。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記薄膜層は前記透明シートとは別の基材シートに積層されて積層シートを構成しており、前記積層シートが前記透明パターン層と積層されていることを特徴とする真偽判定媒体に関するものである。
第4の発明は、第1〜第3いずれかの発明の前記積層構造の前記透明シート側とは反対側の面に接着剤層が積層されていることを特徴とする真偽判定媒体貼着用ラベルに関するものである。
第5の発明は、第1〜第3いずれかの発明の前記積層構造の前記透明シート側に、剥離性シートが積層されていることを特徴とする真偽判定媒体転写シートに関するものである。
第6の発明は、基材上に第1〜第3いずれかの発明の前記真偽判定媒体が積層されていることを特徴とする真偽判定体に関するものである。
第1の発明によれば、凹凸を有する透明シートと透明パターン層に基づく、目に見える再帰反射パターンに加えて、加熱により光の透過率もしくは光の反射率が変化する薄膜層に隠しパターンからなる記録部を有するので、偽造がより困難である上、隠しパターンを利用した真偽判定が可能な真偽判定媒体を提供することができる。
第2の発明によれば、第1の発明の効果に加えて、透明シートの凹凸を、断面が三角形の角柱を密に並べたときの表面の形状としたので、得られる再帰反射パターンが明瞭な真偽判定媒体を提供することができる。
第3の発明によれば、第1または第2の発明の効果に加えて、製造が容易で薄膜層の厚み精度を確保しやすい真偽判定媒体を提供することができる。
第4の発明によれば、第1〜第3いずれかの発明の効果を有する真偽判定媒体の透明シートとは反対側に接着剤層が積層されているので、そのまま他の物品に貼付けにより適用することが容易な真偽判定媒体貼着用ラベルを提供することができる。
第5の発明によれば、第1〜第3いずれかの発明の効果を有する真偽判定媒体の透明シート側に剥離性シートが積層されているので、他の物品に転写により適用することが容易な真偽判定媒体転写シートを提供することができる。
第6の発明によれば、第1〜第3いずれかの発明の効果を有する真偽判定媒体が基材上に適用されているので、真偽判定の容易な真偽判定体を提供することができる。
図1は本発明の真偽判定媒体の積層構造を例示する図である。図2は本発明の真偽判定媒体を対象部品に貼着するのに適した真偽判定媒体貼着用ラベルを例示する図である。図3は本発明の真偽判定媒体を転写により対象物品に適用するのに適した真偽判定媒体転写シートを例示する図である。図4は本発明の真偽判定媒体1における凹凸と凹凸を埋める透明パターン層とに基づいてパターンが見えることを示す図である。図5は本発明の真偽判定媒体の薄膜層に記録部を形成する様子を示す図である。図6は本発明の真偽判定媒体に記録部が形成された状態のものを示す図である。図7は本発明の真偽判定媒体1の不可視記録部およびその判別方法を示す図である。図8は本発明の真偽判定媒体を適用した真偽判定体を示す図である。
図1(a)に示すように、本発明の真偽判定媒体1は、透明シート2の図中の下面の全面に、倒立した正三角形の断面を持つ図中の手間側から奥側に向かう三角柱が多数配列して形成された凹凸3が設けられ、凹凸3の下面には凹凸3をパターン状に埋める透明パターン層4が積層され、透明パターン層4のある部分では透明パターン層4の下面、透明パターン層の無い部分では凹凸3の下面を覆って、加熱により光の透過率もしくは光の反射率が変化する薄膜層6が積層されたものである。なお、薄膜層6が透明性を有する場合には薄膜層6を図中の透明シート2の上面や透明シート2と凹凸3の間等に積層することも可能である。凹凸3の下面の透明パターン層4の無い部分では、凹凸3の下面と薄膜6との間に空気が存在する。
図1(b)に示すように、本発明の真偽判定媒体1は、上記の図1(a)を引用して説明した積層構造中の薄膜層6が、薄膜層6と薄膜層6の下面の基材シート7との積層シートで置き換えられたものであってもよく、積層シートは図示のものとは上下が逆になる、すなわち、基材シート7側が透明パターン層4および凹凸3の側を向いて積層されていてもよい。
本発明における、透明シート2、凹凸3、および透明パターン層4が順に積層された複合シートを透明シート2側から眺めると、透明パターン層4の平面形状、即ち、パターン形状に基づく光の反射によるパターンを与える。
図4(a)に示すように、透明シート2側から入射する入射光11は、透明パターン層4のある部分では、凹凸3を透過して透明パターン層4内に到達するが、透明パターン層4の無い箇所では、凹凸3と空気との界面で全反射し、最終的に、入射光11の入射して来た方向に戻る反射光12となる。従って、透明パターン層4のパターンに応じて、正確には、透明パターン層4のある部分とはネガとポジの関係になるパターンに相当する箇所が反射部13となり、その他の箇所が非反射部14となる。例えば、英大文字の「N」の文字部をポジパターンとするとき、英大文字の「N」以外の箇所の凹凸3の下面を透明パターン層4で埋めておくことにより、図4(b)に示すように、照明により、英大文字の「N」の形状の反射部13を得ることができる。
以上の説明では、透明シートに断面形状が正三角形のプリズムを配列したプリズムシートをベースとしたが、凹凸3を埋める透明パターン層4の形状に基づいて、パターン状の反射部13が得られる限り、いかなる形状の凹凸を有するシートを用いてもよい。
例えば、プリズムの断面形状は上記した正三角形に限られることなく、二等辺三角形、もしくは直角三角形等のいずれの三角形でもよい。また、断面がこれらの三角形でもあり得るプリズムを有するプリズムシートに替えて、レンチキュラーレンズ(かまぼこレンズ)が配列したレンチキュラーレンズシートを用いてもよい。さらに、これらのプリズムシートおよびレンチキュラーレンズシートは、二次元の形状のレンズを有するが、三次元の形状のレンズを有するものであってもよい。球体の一部をなす形状や円錐形状、三角錐、四角錐等の形状の微小レンズが縦横に多数配列したシートを用いてもよい。
また、透明シート2と凹凸3とは、互いに別の層である方が、透明シート2を基材として凹凸3を形成するのに適しており、また、型を用いることにより、任意の形状の凹凸が再現性よく形成できる利点があるが、透明シート2と凹凸3とは一体であってもよく、要は、透明シート2の片面に凹凸形状を有していればよい。
凹凸3がプリズムである場合を例にとると、プリズムの高さは1μm〜100μm程度であり、より好ましくは、5μmから25μm程度であり、ピッチはプリズムの断面形状にもよるが、プリズムの高さと同程度であるか、もしくは数分の1〜数倍程度である。
本発明の真偽判定媒体1において、透明シート2、凹凸3、および透明パターン層4に加えて積層されている薄膜層6は、加熱により光の透過率もしくは光の反射率が変化するものであるので、適宜な手段で加熱することにより、記録を行なうことができる。薄膜層6については後に説明するが、厚みとしては1μm以下のものである。
図5に例示するように、レーザー光源15から出射したレーザー光16を、レンズ17を介して真偽判定媒体1の薄膜層6に集光するよう照射することにより、集光部において薄膜層6に光の透過率もしくは光の反射率を変化させる。例えば、集光部においてレーザー光16により薄膜層6を蒸発等により除去し、微細な直径の貫通孔を生じさせる。このような貫通孔を入力情報に基づいて生じさせることにより、記録部18を形成することができる。
薄膜層6への記録の際に用いるレーザー光は、連続光あるいはパルス光のいずれであってもよい。連続光のレーザー光は、一定時間の間、常に同じ出力を保持し得るし、パルス光のレーザー光は、ごくわずかな時間の間のみ高出力を得ることが可能である。
パルスレーザー光を得る方法としては、CWのレーザー光(連続光)を外部変調器でその出力を制御する方法、またQスイッチをレーザー共振器内に挿入しQスイッチのスイッチングによりレーザー媒質に蓄積されたエネルギーを瞬時に出力させる方法がある。アルゴンレーザー、He−Neレーザー、YAGレーザー、もしくは半導体レーザーを用い、外部変調器としてメカニカルシャッター、A/O変調素子、もしくはE/O変調素子等をQスイッチとして挿入し、共振器のQ値をコントロールすることにより、数十ナノ秒〜数百ナノ秒の時間幅のパルス光を発生させることができる。
図6は、記録部18により、番号等を記録した状態を示すもので、図6(a)および図6(b)のいずれにおいても、真偽判定媒体1の図中の上辺に沿って左右方向に薄膜層6Aが、下辺に沿って左右方向に薄膜層6Bが積層されており、上辺に沿って積層された薄膜層6Aに不可視記録部18Aが形成されており、下辺に沿って積層された薄膜層6Bに「0001234」の番号からなる可視記録部18Bが形成されている。また、図6(a)および図6(b)のいずれにおいても、上辺および下辺に沿った二つの薄膜層6、6の間の部分では、英大文字の「N」の形状の反射部13が図4(a)および図4(b)を引用して説明したように形成されており、かつ、英大文字の「N」の形状と同じ形状の薄膜層6が形成されており、従って、英大文字の「N」以外の白地部分においては、薄膜層6が除かれている。ここで、図6(a)と図6(b)とで、反射部13の外観を異ならせているのは、反射部13を法線方向から見たときには、反射部13と非反射部14における反射の差により、反射部13が明瞭に見えるが、法線からの角度の大きい位置で見たときには、反射部13と非反射部14における反射の差が小さくなり、明瞭さが次第に低下することを示すためである。
図7は、不可視記録部18A、および判別具を用いた不可視記録部18Aの判別方法を示す図である。図7に示す例では、不可視記録部18Aは、全体が万線で構成されている。万線とは、幅がaである線どうしが、各線の幅方向に2aのピッチで配列したもので、通常は銀塩写真フィルムを所定のパターンで露光および現像して得たものか、もしくは透明フィルムに印刷した印刷物であるが、本発明においては薄膜層をサーマルプリンターやレーザー光で加熱し、加熱部の薄膜層を除去することにより得る。
図7(a)中、楕円で囲んだ内部には、数字「12」が左下から右上に向かう45°の傾斜の万線で形成されており、数字以外の背景は、数字「12」を構成する万線とは、傾斜およびピッチが等しく、位相が1/2ピッチずれた万線で形成されている。図7(a)の万線で構成された正方形の外形が、仮に縦40mm×横40mm程度であって、万線の線の幅やピッチが大きい場合には、数字「12」の存在は肉眼で判別できるが、万線の幅が0.1mm程度に小さくなると、25cm程度の明視の距離から見ると判別が困難になり、さらに万線の幅が小さくなると、肉眼判定ができない不可視の状態になる。
図7(b)および(c)に示すように、上記のような不可視記録部18Aの上に判別具19を重ねると、数字「12」を顕像化させることができる。判別具19は不可視記録部18Aを構成する万線と同じ線の幅およびピッチの万線からなり、黒線どうしの間は透明である。
図7(b)においては、不可視記録部18Aの背景をなす万線の各線どうしの間に、判別具19の万線の各線が重なって黒くなっており、数字「12」の部分では数字「12」を構成する万線の各線と判別具19の万線の各線とが重なっているので、各線どうしの間から光が透過するため、背景と数字「12」との間にコントラストが生じ、数字「12」を視認することができる。
図7(c)においては、不可視記録部18Aの背景をなす万線の各線と、判別具19の万線の各線とが互いに重なって、各線どうしの間から光が透過するが、数字「12」の部分では、数字「12」を構成する万線の各線の間に判別具19の万線の各線が位置するので、光が透過せず、数字「12」の部分が黒くなっているため、背景と数字「12」との間にコントラストが生じ、数字「12」を視認することができる。
なお、不可視記録部18Aは上記のような同様の万線で構成した例に限られるものではない。上記の例では、数字「12」と背景を、いずれも傾斜およびピッチが等しい万線で形成したが、互いに異なる万線どうしで形成してもよい。例えば、上記の例において、数字「12」を、左上から右下に向かう万線で形成してもよい。また、万線以外に、網点を用い、通常のピッチで配列した網点と通常のピッチから逸脱した網点とにより、背景と数字「12」を形成することもできる。
このように、本発明の真偽判定媒体1は、反射部13の存在に基づく光の反射により、反射性のパターンを視認することができる上に、薄膜層6に形成された不可視記録部18Aおよび可視記録部18Bが付加されているので、不可視記録部18Aを判別具を用いて判別することが可能である。従って、真偽判定を二通りのやり方で行なうことが可能である。また、不可視記録部18Aに加えて可視記録部18Bによっても、記録を行なうことができるから、これら記録部18Aおよび18Bに番号等を記録することにより、改ざんをより困難化できると共に、記録された番号をID番号とし、ID番号に対応する情報を予めリスト化しておくことにより、ID番号をインデックスとする製品の詳細や履歴等の照合を行なうようにすることもできる。あるいは、不可視記録部18Aまたは/および可視記録部18Bにバーコードを記録すれば、バーコードを読み取って、予めバーコードに対応させてあるデータを照合することにより、流通の管理を行なえるようにすることもできる。また、本発明の真偽判定媒体1は、基本的に透明シート2、厚みが一例として1〜100μm程度の凹凸3、および厚みが1μm以下の薄膜層6からなるので、非常に薄くすることが可能であり、種々の対象物品に貼着して用いるのに適している。
真偽判定媒体1構成する透明シート2は、凹凸3を直接に型付けによって設ける場合には型付けの対象であり、凹凸3を別の層として設ける場合には凹凸3を積層する対象となる層であるので、これら型付けや積層の加工の際に必要な機械的強度、耐熱性、および耐溶剤性等を備え、また、真偽判定媒体を他の物品に貼着等により適用する際に必要とされる機械的強度および耐熱性を備えたものであることが好ましい。
透明シート2としては、上記の諸性能を備えた各種のプラスチックフィルムを用いることが好ましく、例えば2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(以降、単にPETフィルムと言う。)等を使用することができるが、他の透明プラスチックフィルムであってもよい。PETフィルムを透明シート2として使用する場合、その厚みは、5μm〜250μmが好ましく、上記の必要な特性を備え、加工適性、および熱転写の際の熱効率などを考慮すると、10μm〜50μmがより好ましい。
なお、図1(b)を引用して説明した、薄膜層6と基材シート7との積層シートを構成するための基材シートとしても、上記と同様のプラスチックフィルムを用いることができる。
図1を引用して説明したように、透明シート2とは別体の凹凸3を設けるときは、例えば、凹凸3の形状の逆型形状を表面に有する型板を準備し、型板との間を間隔をあけて配置された透明シート2との間に透明な紫外線硬化性樹脂組成物等を一面に充填し、紫外線照射等により硬化させた後、透明シート2とその表面に積層された硬化物とを型板から分離することにより、凹凸3を形成することができる。また、透明シート2そのものに凹凸3を付与する場合には、凹凸3の形状の逆型形状を表面に有する型板と別の平板との間に透明シート2をはさみ、透明シート2が熱変形する温度に加熱しつつ加圧し、その後、解放することにより、凹凸3を形成することができる。いずれの凹凸3の形成においても、型板はローラ状であってもよく、成型における平板もローラ状のもので置き換え得る。
透明パターン層4は、上記のようにして得られた凹凸3を有する面に、凹凸3をパターン状に埋めるようにして形成するもので、凹凸3の高さにもよるが、凹凸3をならすのに必要な厚みの層を形成する必要があるから、シルクスクリーン印刷法等の、インクの盛り量を多くすることが可能な手法によって形成することが好ましい。なお、透明パターン層4は、上記の凹凸3を構成する素材と等しいか、もしくは近似した光の屈折率を持つ透明樹脂で構成することが好ましく、このようにすることにより、図4(a)を引用して説明したように、透明シート2側から入射する入射光11を、透明パターン層4のある部分では、凹凸3を透過させて透明パターン層4内に到達させることがより確実になる。
薄膜層6は、加熱により光の透過率もしくは光の反射率が変化するものであれば、どのような素材で構成してもよい。例えば、アルミニウム(Al)、亜鉛(Zn)、インジウム(In)、金(Au)、銀(Ag)、コバルト(Co)、スズ(Sn)、セレン(Se)、チタン(Ti)、鉄(Fe)、テルル(Te)、銅(Cu)、鉛(Pb)、ニッケル(Ni)、もしくはパラジウム(Pd)などの単体の金属、またはこれらの金属の合金を用いて薄膜層6を構成することができる。これらの金属もしくは合金で構成した薄膜層6は、レーザー光を照射することにより、溶融、蒸発、もしくは相変化を起こし、レーザー光が照射された部分と照射されなかった部分との間で、光の透過率の差もしくは光の反射率の差を生じ得るが、通常は、レーザー光が照射された部分が溶融もしくは蒸発して薄膜層6を貫通する貫通孔を生じて、光の透過率の差および光の反射率の差を生じる。
上記のような金属もしくは合金で薄膜層6を形成する方法としては、真空蒸着法、スパッタリング法、もしくはイオンプレーティング法などの薄膜形成法を挙げることができ、薄膜層6の厚みとしては、50Å〜1μmが好ましく、100Å〜1000Åがより好ましい。薄膜層6に透明性を持たせる場合には、厚みを200Å以下にするのが好ましく、薄膜層6に隠蔽性を持たせる場合には、厚みを200Å以上にするのが好ましい。
薄膜層6は、発色剤、顕色剤、およびバインダー樹脂からなる組成物、もしくは発色剤、顕色剤、増感剤、およびバインダー樹脂からなる組成物を用いて構成することもできる。前者は例えば、特開平5−58031号公報に、後者は例えば、特開平5−57463に紹介されている。
上記の発色剤としては、感熱記録材料において電子供与体として使用される発色性物質がいずれも使用でき、例えばトリフェニルメタフタリド系、フェノチアジン系、スピロピラン系、ローダミンラクタム系、リュコミラン系、フルオラン系等の無色のロイコ系染料を挙げることができ、なかでもフルオラン系のものが好ましい。
上記の顕色剤としては、感熱記録材料において電子受容体として使用される酸性物質がいずれも使用でき、無機系顕色剤と有機系顕色剤とに大別される。無機系顕色剤としては酸性白土、カオリン、もしくはゼオライト等をあげることができる。有機系顕色剤としては、(1)芳香族カルボン酸、その無水物、もしくはその金属塩類、(2)有機スルホン酸、もしくはその他の有機酸、又は(3)フェノール性化合物、フェノール性化合物のメチロール化物、もしくはフェノール性化合物の塩又は錯体等を挙げることができる。顕色剤としては、これらのうちでも、(3)のフェノール性化合物、フェノール性化合物のメチロール化物、もしくはフェノール性化合物の塩又は錯体が好ましい。
上記の増感剤としては、硼酸塩類、燐酸塩類、もしくは珪酸塩類等が好ましいが、発色性の点で、硼酸亜鉛もしくは硼酸アルミニウム、燐酸亜鉛もしくは燐酸アルミニウム、コージェライトおよび雲母が好ましく、中でも硼酸亜鉛がより好ましい。
上記の発色剤、顕色剤、必要に応じて配合する増感剤、および適宜なバインダー樹脂を、水、アルコールもしくはその他の適宜な溶剤と共に、溶解もしくは分散させて塗布用の組成物を調製し、塗布および乾燥を経て、薄膜層6とすることができる。
本発明の真偽判定媒体1は、任意の基材上に積層して、積層された基材の真偽を判別可能として、その基材の偽造に対する抵抗性を向上させることができる。
図8は、以上のような真偽判定媒体1を適用した本発明の真偽判定体を例示する図である。この例の真偽判定体19は、基材20上に真偽判定体1が積層されたもので、真偽判定媒体1は、基材20側より、接着剤層A(符号8A)、基材シート7、薄膜層6、接着剤層B(符号8B)、透明パターン層4、凹凸3、および透明シート2が積層されたものである。
基材20は、例えば、背景技術において例示したような、経済的な価値の高い高額商品やID手段として用いることにより価値を生じ得るクレジットカード、金券類等であり得るが、次に例示するような種々のものでもあり得る。
純正品の認証の必要のある、例えば、プリンタ消耗品、電子機器、電気機器、コンピュータ製品、医薬品、もしくは化学品。高級ブランド品、例えば、時計、衣類、バッグ、宝石、スポーツ用品、もしくは化粧品等。ID証、例えば、パスポート、運転免許証、保険証、もしくは図書カード等、金券、例えば、商品券、ギフト券、もしくはプリペイドカード等。これらの列挙したものは、上記の基材20となり得るが、必要に応じて、これらを収納もしくは包装する収納容器、包装材料を基材20としてもよい。
このように、本発明の真偽判定媒体1を対象となる基材20に適用する際には、真偽判定媒体1に予め貼着用の接着剤層を積層したラベルの形態のものや、真偽判定用媒体1を転写するための転写シートの形態のものを準備して使用することが好ましい。
図2は、そのような目的で使用することが好ましい真偽判定媒体ラベル9の積層構造を例示するものであり、図の上側から、透明シート2、凹凸3、透明パターン層4、接着剤層B(符号8B)、薄膜層6、基材シート7、および接着剤層A(符号8A)が順に積層された積層構造を有するが、基本的には図1を引用して説明した真偽判定媒体1の透明シート2とは反対側に接着剤層が積層されたものであればよい。図2を引用して説明する例においては、薄膜層6と上層との間に接着剤層B(符号8B)が介在しており、感熱接着剤もしくは感圧接着剤を用いて構成することができるが、薄膜層6を上層の下面側に直接に形成し得るときは、省略し得る。また、基材シート7も省略し得ることは既に述べたとおりである。図2を引用して説明する例の最下層の接着剤層B(符号8B)は、真偽判定媒体ラベル9を対象となる基材20に貼着するためのもので、感熱接着剤もしくは感圧接着剤を用いて構成することができるが、基本的に加圧を行なえば接着が可能となる感圧接着剤、具体的には粘着剤を用いて構成することが好ましい。
粘着剤としては、アクリル樹脂やアクリル酸エステル樹脂もしくはこれらの樹脂の共重合体、スチレン/ブタジエン共重合体、天然ゴム、カゼイン、ゼラチン、ロジンエステル、テルペン樹脂、フェノール系樹脂、スチレン系樹脂、クマロンインデン樹脂、ポリビニルエーテル樹脂、シリコーン樹脂、α−シアノアクリレート系樹脂、シリコーン系樹脂、マレイミド系樹脂、スチロール系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、レゾルシノール系樹脂、ポリビニルエーテル系樹脂、もしくはシリコーン系樹脂等からなるものを挙げることができる。なお、粘着剤を用いるときは、粘着剤層の露出面に、粘着剤層の保護用として剥離シートを積層することが好ましく、剥離シートとしては、紙やプラスチックフィルムに必要に応じ離型処理を施したものを使用することができる。
図3は、真偽判定媒体転写シート10の積層構造を例示するものであり、図の上側から、剥離性シート7A、透明シート2、凹凸3、透明パターン層4、薄膜層6、基材シート7、および接着剤層8Aが順に積層された積層構造を有するが、基本的には図1を引用して説明した真偽判定媒体1の透明シート2側に剥離性シート7Aが積層されたものであればよい。図2を引用して説明した例におけるのと同様、薄膜層6と上層との間に接着剤層B(符号8B)が介在しており、感熱接着剤もしくは感圧接着剤を用いて構成することができるが、薄膜層6を上層の下面側に直接に形成し得るときは、省略し得る。また、基材シート7も省略し得ることは既に述べたとおりである。図3を引用して説明する例の最下層の接着剤層8Aは、真偽判定媒体を対象となる基材20に貼着するためのもので、感熱接着剤もしくは感圧接着剤を用いて構成することができる。被転写対象である基材20の表面に接着剤が適用されるときは、転写シート10における接着剤層8Aは省いてもよい。剥離性シート7Aは、透明シート2と同様の素材のシートのうちから、積層される層との接着性を考慮して選択することができ、必要に応じ、ワックスもしくはシリコーン等の離型剤をバインダー樹脂中に配合した剥離性層を真偽判定媒体が積層される側の面に積層してあってもよい。
厚みが50μmのPETフィルム上に、紫外線硬化性樹脂液と凹凸型を重ね、紫外線を照射して紫外線硬化性樹脂液を硬化させ、断面が直角三角形であり、ピッチ;50μm、高さ;25μmのプリズムが多数配列した凹凸形状を有する凹凸シートを作成した。この凹凸シートの凹凸形状を有する側に、シルクスクリーン印刷法により、凹部を埋めて表面が平らになるようにして文字及び記号のネガパターンに相当するパターン印刷を行ない、凹凸シートの凹凸形状を有する側とは反対側から眺めたときに、文字および記号の部分が反射パターンとして見えるパターンシートを得た。
上記のものとは別に、厚みが25μmのアルミニウム蒸着膜付きPETフィルムのアルミニウム蒸着膜側に、ポリエステル樹脂系の感熱接着剤を厚みが5μmになるよう塗布した後、上記で得たパターンシートのパターン印刷面側に感熱接着剤を利用して熱ラミネートした。熱ラミネートは、加熱したニップローラ間を、ローラ加熱温度;150℃、速度;0.8m/min条件で通過させることにより行なった。熱ラミネート後、得られたものの厚みが25μmのPETフィルムの側の露出面に粘着剤層および離型シートを積層して、ラベル形態とした。
得られたラベルのアルミニウム蒸着層に、図5を引用して説明したようにレーザー光を照射して、アルミニウム蒸着膜に点状の除去部分の集まりにより、可視記録部としてラベルを貼着する製品のID番号を記録し、不可視記録部として図7を引用して説明したように万線を用いる方式により、製品のID番号とリンクしたID番号を記録し、また、先に得られた反射パターンと同じ形状のパターン(文字および記号のパターン、即ち、ポジパターン)を形成した。
以上の加工を行なった後のラベルの離型シートを剥がし、コンピュータのプリンタ用のトナー容器の表面に貼りつけた。貼りつけた後、図7を引用して説明したような、万線で構成した判別具を重ねたところ、不可視記録部が顕像化し、読取りを行なうことができた。
真偽判定媒体の積層構造を示す図である。 真偽判定媒体貼着用ラベルを示す図である。 真偽判定媒体転写シートを示す図である。 真偽判定媒体の凹凸および透明パターンに基づくパターンを示す図である。 薄膜層に記録部を形成する様子を示す図である。 真偽判定媒体のパターン、記録部を説明する図である。 判別具を用いた不可視記録部18Aの判別の様子を示す図である。 真偽判定媒体を適用した真偽判定体を示す図である。
符号の説明
1……真偽判定媒体
2……透明シート
3……凹凸
4……透明パターン層
5……空気
6……薄膜層
7……基材シート
8……接着剤層
9……真偽判定媒体貼着用ラベル
10……真偽判定媒体転写シート
13……反射部
18……記録部
19……真偽判定体

Claims (6)

  1. 透明シートの片面に凹凸を有しており、前記凹凸をパターン状に埋める透明パターン層、および加熱により光の透過率もしくは光の反射率が変化する薄膜層が順に積層された積層構造を有し、前記薄膜層は前記光の透過率の差もしくは前記光の反射率の差に基づく隠しパターンからなる記録部を有することを特徴とする真偽判定媒体。
  2. 前記凹凸の形状は、断面が三角形の角柱を密に並べたときの表面の形状であることを特徴とする請求項1記載の真偽判定媒体。
  3. 前記薄膜層は前記透明シートとは別の基材シートに積層されて積層シートを構成しており、前記積層シートが前記透明パターン層と積層されていることを特徴とする請求項1または請求項記載の真偽判定媒体。
  4. 請求項1〜請求項3いずれか記載の前記積層構造の前記透明シート側とは反対側の面に接着剤層が積層されていることを特徴とする真偽判定媒体貼着用ラベル。
  5. 請求項1〜請求項3いずれか記載の前記積層構造の前記透明シート側に、剥離性シートが積層されていることを特徴とする真偽判定媒体転写シート。
  6. 基材上に請求項1〜請求項3いずれか記載の前記真偽判定媒体が積層されていることを特徴とする真偽判定体。
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