JP2006005032A - 基板ステージ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】X方向又はY方向の移動に際する基板の位置ずれを抑制することができ、かつ小型化を可能とする基板ステージ装置を提供する。
【解決手段】昇降駆動されるプッシャ部材2a,2bが基板ステージ125の少なくとも5箇所に設けられ、基板126の四隅部及び中央部を支持してロボットとの間で基板126の授受を行う基板ステージ装置において、基板126の中央部を支持するプッシャ部材2bが、基板126を支持するプッシャ部22と、先端部にプッシャ部22を有し、可撓性を有して押力及び引力を伝達する伝達具20と、伝達具20に押引力を付与する押引力付与装置17とを有し、プッシャ部22を、伝達具20に押力を与えて上昇させ、伝達具20に引力を与えて下降させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、基板ステージ装置に関するものであり、特に液晶表示装置用等のガラス基板を載置する基板ステージ装置に関するものである。
従来の基板の処理装置として、例えば液晶パネルを製造するためのガラス基板の処理装置が知られている(例えば特許文献1)。この種の基板の処理装置では、図9に示すように、未処理の液晶基板を回転駆動ステージ65を備えたロードロック室60に搬入し、回転駆動ステージ65によつて液晶基板を処理する方向に合わせて回転すると共に、プロセス室64のプロセス雰囲気に合わせてロードロック室60内を真空雰囲気等にコントロールした後、雰囲気コントロールされた搬送室62内に配備された搬送ロボット63にて液晶基板を真空雰囲気等のプロセス室64内のプロセスステージ61に搬入し、レーザ照射部66からのレーザ光を基板へ照射させてプロセス処理を行う。各室60,62,64の液晶基板の出入口には、基板の搬入搬出時に開くゲート72,73,74が配設されている。
なお、ロードロック室60の手前には、未処理の基板及び処理済みの基板を収容するカセット67及び基板搬送ロボット68を備えるカセットステーション70が配置されている。カセット67は、長方形をなす未処理の基板及び処理済みの基板を縦横方向の内のいずれかの方向として収容している。
液晶基板をカセット67とロードロック室60との間で搬送する基板搬送ロボット68及び、液晶基板をロードロック室60とプロセスステージ61との間で搬送する搬送ロボット63は、いずれも2枚の基板を同時に搬送可能な2つのハンドを備える。基板搬送ロボット68の各ハンドは、カセット67とロードロック室60の回転駆動ステージ65との間で、カセット67に収容された方向のままで基板の受渡しを行う。真空雰囲気等に配備される搬送ロボット63の各ハンドは、基板を縦横両方向として載置可能である。
プロセス室64内のプロセスステージ61には、長短辺つまり縦横を有して長方形をなす基板を長短両方向に送り可能とするX,Y駆動機構及び回動させるθ軸機構が組み込まれている。
しかして、カセット67の基板を基板搬送ロボット68によつてロードロック室60の回転駆動ステージ65に載置し、基板を縦横のいずれかの方向とした後、搬送ロボット63によつて受け取り、プロセスステージ61に載置し、X,Y駆動機構によつて液晶基板に送りを与えながら、処理を与える。ここで、基板の載置方向ひいては基板に施すプロセス処理の方向をカセット67内の基板投入方向を基準として90°異なる方向に変更する必要性は、基板上に形成させる半導体等の薄膜の種類や用途によつて生ずる。
プロセスステージ61上で処理の終了した基板は、搬送ロボット63によつて受け取り、回転駆動ステージ65に載置し、基板を縦横のいずれかの方向とした後、基板搬送ロボット68によつてカセット67に戻す。かくして、多数の基板に対する処理が次々に行われる。
このようなプロセスステージ61(基板ステージ装置)は、X,Y駆動機構及びθ軸機構が組み込まれ、図6〜図8に示すように基板の処理のために、X軸ステージ120、Y軸ステージ121、θ軸機構122及びθ軸ステージ123を備えると共に、基板を昇降させるために、例えば第1のプッシャピン昇降駆動機構124又は第2のプッシャピン昇降駆動機構140のいずれかを備えている。X軸ステージ120及びY軸ステージ121は、基板126を載せた基板ステージ125をθ軸ステージ123を介して、図6に示すように基板126を半導体面上で直交する方向に移動させる機能を有し、また、θ軸機構122は、θ軸ステージ123及び基板ステージ125を中心軸線回りに回動させ、ひいては基板ステージ125に載せた基板126を回動させる機能を有する。
図6に示す第1のプッシャピン昇降駆動機構124(リンク方式)は、昇降装置128により、基板ステージ125に対して基板126を昇降させ、搬送ロボット63にて基板126を授受させる機能を有する。この昇降装置128は、θ軸ステージ123上に水平配置したモータ130によつて正逆に駆動されるボールスクリュ機構131により、リンク部材132の下端を図上で左右に移動させ、リンク部材132の上端により、θ軸ステージ123に固設した案内部材133に沿つてアーム部材134を昇降させる。アーム部材134には、複数のプッシャピン135が基板ステージ125を挿通可能に設けられているため、アーム部材134の上昇によつて一組をなすプッシャピン135が基板ステージ125上面から突出し、基板126を仮想線にて示すように上昇させ、また、下降させて基板126を基板ステージ125上に載置させることができる。基板126を上昇させた状態で、基板ステージ125の上方の隙間に搬送ロボット63のアームを挿入し、基板126の授受がなされる。プッシャピン135は、図7に示すように四隅のプッシャピン135と中央部の1本のプッシャピン135とを備えて5本(又はそれ以上)が設けられている。
また、図8に示す第2のプッシャピン駆動機構140(直動方式)は、昇降装置141により、基板ステージ125に対して基板126を昇降させ、搬送ロボット63にて基板126を授受させる機能を有する。この昇降装置141は、θ軸ステージ123上に垂直配置したモータ142により、ボールスクリュ機構143を介してアーム部材144を直接的に昇降させる。アーム部材144には、複数(5本以上)のプッシャピン135が基板ステージ125を挿通可能に設けられているため、アーム部材144の上昇によつてプッシャピン135が基板ステージ125上面から突出し、基板126を仮想線にて示すように上昇させ、また、下降させて基板126を基板ステージ125上に載置させることができる。基板126を上昇させた状態で、基板ステージ125の上方の隙間に搬送ロボット63のアームを挿入し、基板126の授受がなされる。
特開2002−164407公報
しかしながら、第1,第2のプッシャピン昇降駆動機構124,140(リンク方式、直動方式)にあつては、プッシャピン昇降駆動機構124,140をθ軸ステージ123と基板ステージ125との間に装備し、中央部のプッシャピン135を含めてアーム部材134,144を介して昇降駆動している。このため、基板ステージ125が高位置となり、基板ステージ装置の収容スペースが大きくなるのみならず、X軸ステージ120又はY軸ステージ121のX,Y方向作動に伴い基板ステージ125が前後左右に振られ、基板126に変位を生じやすい。基板126の変位に起因して、基板126への精緻な処理が困難になるという技術的課題が存在していた。
本発明は、このような従来の技術的課題に鑑みてなされたもので、その構成は、次の通りである。
請求項1の発明は、昇降駆動されるプッシャ部材2a,2bが基板ステージ125の少なくとも5箇所に設けられ、基板126の四隅部及び中央部をプッシャ部材2a,2bによつて支持してロボットとの間で基板126の授受を行う基板ステージ装置において、
前記基板126の中央部を支持する少なくとも1つのプッシャ部材2bが、基板126を支持するプッシャ部22,40と、先端部にプッシャ部22,40を有し、可撓性を有して押力及び引力を伝達する伝達具と、伝達具に押引力を付与する押引力付与装置17とを有し、
押引力付与装置17によつて伝達具に押力を与えてプッシャ部22,40を上昇させ、押引力付与装置17によつて伝達具に引力を与えてプッシャ部22,40を下降させることを特徴とする基板ステージ装置である。
請求項2の発明は、前記伝達具が、先端部にプッシャ部22を有するばね鋼製の帯状部材20からなり、該帯状部材20が基板ステージ125側に設ける案内装置25,26によつて案内されることを特徴とする請求項1の基板ステージ装置である。
請求項3の発明は、前記伝達具が、プッシャ部40を弾性的に上昇付勢する弾性体41と、先端部にプッシャ部40を有する索状部材42とを有し、索状部材42が基板ステージ125側に設ける案内装置25A,26Aによつて案内されることを特徴とする請求項1の基板ステージ装置である。
請求項1に係る発明によれば、基板の中央部を支持する少なくとも1つのプッシャ部材が、押引力付与装置によつて伝達具に押引力を付与することによつて昇降するプッシャ部を備えるため、押引力付与装置によつてプッシャ部を遠隔操作することになる。これにより、基板ステージの下方に配置する昇降駆動機構の部材を削減して基板ステージの高さを低くすることが可能になる。その結果、基板ステージ装置を小形化することが可能になると共に、基板ステージ装置のX方向又はY方向の移動に際する基板の位置ずれを抑制することができ、基板に対する高精度の処理を与えることが可能になる。
本発明の第1実施の形態に係る基板ステージ装置について、図1〜図4を参照し、従来例と同一機能部分には同一符号を付して説明する。基板ステージ装置51は、図1,図2に示すように基板126の処理のために、X軸ステージ120、Y軸ステージ121、θ軸機構122及びθ軸ステージ123を備えると共に、基板126を昇降させるために、プッシャ部材2の昇降駆動機構1を備えている。X軸ステージ120及びY軸ステージ121は、基板126を載せた基板ステージ125をθ軸ステージ123を介して、図9に示すように基板126を半導体が形成されている基板面上で直交する方向X,Yに移動させる機能を有し、また、θ軸機構122は、θ軸ステージ123を中心軸線回りに回動させ、ひいては基板126を載せた基板ステージ125を回動させる機能を有する。プッシャ部材2は、図3に示すように四隅のプッシャ部材2aと中央部の1本のプッシャ部材2bとを備える。
プッシャ部材の昇降駆動機構1は、四隅のプッシャ部材2aを昇降させる機構と、中央部のプッシャ部材2bを昇降させる機構とを併有する。
四隅のプッシャ部材2aを昇降させる機構は、図1,図2に示すように基板ステージ125の周縁部下面に固設する回転駆動源であるモータ10と、モータ10によつて回転駆動されるボールねじ機構11と、ボールねじ機構11によつて図1上で左右に駆動されるラック部材12と、ラック部材12の一端部上面に形成するラックに噛合するピニオン14と、ラック部材12の他端部下面に形成するラックに噛合するピニオン15とを備える。
一方のピニオン15は、図2に示すように基板ステージ125の他端部両側のブラケット150に軸受を介して回転自在に支持される回転軸16の一端部に設けられ、回転軸16の中間部に設けた昇降機構を介して、四隅の内の2本のプッシャ部材2a,2aが昇降される。昇降機構は、2本のプッシャ部材2a,2aを取り付けたL字状をなす取付部材17と、取付部材17に設けた2つのラック18とを有し、各ラック18が回転軸16の中間部に設けたピニオン19とそれぞれ噛合している。
このモータ10、ボールねじ機構11、ラック部材12及びピニオン14,15は、θ軸機構122及びθ軸ステージ123の側方に配置し、ラック部材12の移動方向(Y方向)と直交する回転軸16も、θ軸機構122及びθ軸ステージ123の側方に配置してある。従つて、取付部材17の水平配置される一部を除く昇降駆動機構1は、平面視でθ軸機構122及びθ軸ステージ123の外側に配置されている。また、取付部材17は、基板ステージ125及びθ軸ステージ123に昇降自在に支持されている。他方のピニオン14は、一方のピニオン15と同様の構造によつて四隅の内の残りの2本のプッシャ部材2a,2aに連結され、プッシャ部材2a,2aを昇降させる。
中央部のプッシャ部材2bは、図4に示すように基板126を当接支持するプッシャ部22と、プッシャ部22に先端部が結合され、可撓性を有して押力及び引力を伝達する伝達具であるばね鋼製の帯状部材20と、帯状部材20に押引力を付与する押引力付与装置とを有し、押引力付与装置によつて帯状部材20に押力を与えてプッシャ部22を上昇させ、押引力付与装置によつて帯状部材20に引力を与えてプッシャ部22を下降させる。プッシャ部22は、基板126を損傷しない軟質材(例えばナイロン)によつて形成されている。
具体的には、図4に示すように先端部に1つのプッシャ部22を取り付けた一対の帯状部材20を基板ステージ125側に昇降案内されるように設け、各帯状部材20の正面視で左右に位置する基端部を押引力付与装置を構成する取付部材17にそれぞれ固着させてある。この取付部材17は、前述したようにモータ10駆動によつて四隅のプッシャ部材2aを昇降させる機能を有し、図1に示す正面視で左右両側に位置している。各帯状部材20は、基板ステージ125側に設けられ、方向を変える案内装置であるローラ25,26によつてZ字状に変位させ、更にプッシャ部22付近の重ね合わせた先端部を一対のガイドロール27によつて案内している。一方のローラ25及びガイドロール27は、一対の帯状部材20の先端部を基板ステージ125に形成した通孔125a内に垂直に導くように設けられ、帯状部材20の上端部のプッシャ部22は、通孔125aの中心に位置している。
しかして、一対の取付部材17が同期して昇降駆動されることにより、各帯状部材20の基端部に押力又は引力が作用するので、左右対称に配置したローラ25,26及びガイドロール27によつて案内される各帯状部材20の先端部及びプッシャ部22が昇降する。プッシャ部22は、上昇して基板ステージ125の上面から突出し、下降して基板ステージ125の上面から没入する。
次に作用について説明する。
いま、全てのプッシャ部材2a,2bが下降し、図9に示す搬送ロボット63によつて未処理の基板126が図1,図2に仮想線にて示す位置に搬送されているものとする。この状態から、1つのモータ10によつてボールねじ機構11を回転駆動させ、ラック部材12を図1上で右方に移動させれば、ラック部材12と噛合するピニオン14,15、一対の回転軸16、ピニオン19を介してラック18が上昇するので、ラック18と一体の一対の取付部材17が上昇する。
一対の取付部材17の上昇により、取付部材17と一体の四隅のプッシャ部材2aが上昇すると共に、各取付部材17に基端部を固着する各帯状部材20の垂直部に押力が作用する。押力が作用した各帯状部材20は、一対のローラ25,26によつて方向が変えられ、垂直をなす先端部が一対のガイドロール27によつて案内されながら上昇し、プッシャ部22が上昇する。全てのプッシャ部材2a及びプッシャ部22の上昇量は、取付部材17の上昇量に等しい。
これにより、図1,図2に仮想線にて示すように四隅のプッシャ部材2a及びプッシャ部22の上端部が基板126の下面を当接支持する。基板126の下面がプッシャ部材2a及びプッシャ部22によつて支持されたなら、搬送ロボット63を退避させる。かくして、基板126が搬送ロボット63からプッシャ部材2a及びプッシャ部22に受け渡される。
続いて、モータ10を逆回転させ、一対の取付部材17を下降させる。取付部材17の下降により、四隅のプッシャ部材2aが下降すると共に、各帯状部材20に引力が作用する。引力が作用した各帯状部材20は、一対のローラ25,26によつて方向が変えられ、先端部が一対のガイドロール27によつて案内されながら下降し、プッシャ部22が下降する。これにより、四隅のプッシャ部材2a及びプッシャ部22の上端部が基板126の下面を支持しながら同期して下降するので、四隅のプッシャ部材2a及びプッシャ部22の上端が基板ステージ125の上面から没入することにより、基板126が基板ステージ125の上面に載置される。基板ステージ125に載置された基板126は、図9に示すレーザ照射部66からのレーザ光を基板126へ照射させてプロセス処理を行う。
プロセス処理が終了したなら、基板ステージ125上の基板126を搬送ロボット63に受け渡す。基板ステージ125上の基板126は、上述と逆の動作により、搬送ロボット63に受け渡すことができる。なお、プッシャ部材2bは、基板126の中央部の少なくとも1箇所を支持すればよく、複数個を装備することも可能である。
次に、第2実施の形態について、図5を参照して、第1実施の形態と同一機能部分には同一符号を付して説明する。
第2実施の形態では、基板の中央部の少なくとも1箇所を支持するプッシャ部材2bが、第1実施の形態と比較して相違している。中央部の1本のプッシャ部材2bは、図5に示すように基板126を当接支持するプッシャ部40と、プッシャ部40を常時弾性的に上昇付勢する弾性体41と、プッシャ部40に先端部が結合され、可撓性を有して押力及び引力を伝達する索状部材42と、索状部材42に押引力を付与する押引力付与装置とを有し、押引力付与装置によつて索状部材42に押力を与えてプッシャ部40を上昇させ、また、押引力付与装置によつて索状部材42に引力を与えてプッシャ部40を下降させる。弾性体41及び索状部材42が、押力及び引力を伝達する伝達具を構成している。プッシャ部40の基板126との当接部は、基板126を損傷しない材質によつて形成されている。
具体的には、図5に示すように弾性体41によつてプッシャ部40を基板ステージ125に対して常時弾性的に上昇付勢すると共に、先端部にプッシャ部40を取り付けた1本の索状部材42を基板ステージ125側に案内されるように設け、索状部材42の基端部を押引力付与装置を構成する取付部材17に固着させてある。この取付部材17は、前述したようにモータ10によつて四隅のプッシャ部材2aを昇降させる。索状部材42は、基板ステージ125側に設けられ、方向を変える案内装置であるローラ25A,26Aによつて案内される。ローラ25A,26Aは、図4に示す一方のローラ25,26と同じ箇所に配設されている。弾性体41は、コイルスプリングからなり、基板ステージ125に形成した大径部及び小径部からなる通孔125bの環状段面125cに下端を着座させて設けられ、索状部材42の上端部は、通孔125b及び弾性体41の中心に位置させてある。
しかして、取付部材17が昇降駆動されることにより、弾性体41による弾性力を受ける索状部材42の基端部に押力又は引力が作用するので、ローラ25A,26Aによつて案内される索状部材42の垂直配置された先端部及びプッシャ部40が、弾性体41による上昇付勢力を受けながら昇降する。プッシャ部40は、第1実施の形態のプッシャ部22と同様に、上昇して基板ステージ125の上面から突出し、下降して基板ステージ125の上面から没入する。これにより、図9に示す搬送ロボット63との間の基板126の授受に関し、第1実施の形態と同様の作用を得ることができる。
索状部材42は、ワイヤーによつて構成できる他、1本のばね鋼製の帯状部材(20)によつて構成することができる。また、弾性体41は、座屈を防止してストロークを大きくするために、複数個を支持体を介在させて直列に配置することも可能であり、また、弾性的反発力を大きくするために、複数個を並列に配置することも可能である。弾性体41を並列配置するときは、径の異なるコイルスプリングを同心状に設けることができる。
本発明の第1実施の形態に係る基板ステージ装置を示す正面図。 同じく基板ステージ装置を示す右側面図。 同じく基板ステージ装置の基板ステージを示す平面図。 同じく要部を示す正面図。 本発明の第2実施の形態に係る基板ステージ装置を示す正面図。 従来の基板ステージ装置を示す正面図。 同じく基板ステージ装置の基板ステージを示す平面図。 従来の他の基板ステージ装置を示す正面図。 従来の基板の処理装置の概略を示す平面図。
符号の説明
1:昇降駆動機構
2,2a,2b:プッシャ部材
17:取付部材(押引力付与装置)
20:帯状部材
22,40:プッシャ部
25,26,25A,26A:ローラ(案内装置)
41:弾性体
42:索状部材
51:基板ステージ装置
120:X軸ステージ
121:Y軸ステージ
122:θ軸機構
123:θ軸ステージ123
125:基板ステージ
126:基板

Claims (3)

  1. 昇降駆動されるプッシャ部材(2a,2b)が基板ステージ(125)の少なくとも5箇所に設けられ、基板(126)の四隅部及び中央部をプッシャ部材(2a,2b)によつて支持してロボットとの間で基板(126)の授受を行う基板ステージ装置において、
    前記基板(126)の中央部を支持する少なくとも1つのプッシャ部材(2b)が、基板(126)を支持するプッシャ部(22,40)と、先端部にプッシャ部(22,40)を有し、可撓性を有して押力及び引力を伝達する伝達具と、伝達具に押引力を付与する押引力付与装置(17)とを有し、
    押引力付与装置(17)によつて伝達具に押力を与えてプッシャ部(22,40)を上昇させ、押引力付与装置(17)によつて伝達具に引力を与えてプッシャ部(22,40)を下降させることを特徴とする基板ステージ装置。
  2. 前記伝達具が、先端部にプッシャ部(22)を有するばね鋼製の帯状部材(20)からなり、該帯状部材(20)が基板ステージ(125)側に設ける案内装置(25,26)によつて案内されることを特徴とする請求項1の基板ステージ装置。
  3. 前記伝達具が、プッシャ部(40)を弾性的に上昇付勢する弾性体(41)と、先端部にプッシャ部(40)を有する索状部材(42)とを有し、索状部材(42)が基板ステージ(125)側に設ける案内装置(25A,26A)によつて案内されることを特徴とする請求項1の基板ステージ装置。
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