JP2005519459A - 射出瞳の環状照明のための入れ子式集光器を備える照明光学系 - Google Patents

射出瞳の環状照明のための入れ子式集光器を備える照明光学系 Download PDF

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Abstract

本発明は、193nm以下、特に126nm未満、特に好ましくはEUV領域の波長用の、光源2001とフィールド面2030とを有する照明光学系であって、光源2001の光の一部を受光するための、軸線周りに回転対称に配置された少なくとも1つの反射鏡シェルを含む少なくとも1つの集光器2003を備え、それによって2020が環状に照明される照明光学系に関する。本発明は、光源2001の実像がフィールド面2030に対してデフォーカスされた面に形成されるように少なくとも1つの反射鏡シェルが形成され、それによってフィールド面2030が所定の範囲で広範囲に均一に照明されることを特徴とする。

Description

本発明は、光源とフィールド面とを有する照明光学系に係り、光源の光の一部を受光するための、軸線周りに回転対称な少なくとも1つの椀状反射鏡を有する少なくとも1つの集光器を備え、これにより、光源から出発する光路内で集光器の後方に配置された開口絞り面が環状に照明されるように構成された照明光学系に関する。
米国特許第5,737,137号明細書(特許文献1)から、光源としてレーザープラズマ源を備えた投影露光装置が知られている。米国特許第5,737,137号明細書記載の投影露光装置の照明光学系は、照明光学系の射出瞳が円形すなわち環状に照明されるように構成されている。これを実現するために照明光学系が3つの反射鏡からなる構成を具備しており、このうち2つの反射鏡は、遮蔽が25%の、反転させたカセグレン光学系またはシュヴァルツシルト光学系を形成する。シュヴァルツシルト光学系の反射鏡は、多層系を有する直入射形反射鏡(法線反射鏡)であり、該反射鏡上に光線がα<30゜の範囲の角度で入射する。
米国特許第5,737,137号明細書から公知の投影露光装置の投影光学系は、光が通過する開口を有する2つの反射鏡を備えている。
さらに米国特許第5,737,137号明細書記載の光学系は臨界照明による光学系である。
米国特許第5,737,137号明細書記載の光学系の欠点は、照明光学系において光源の直後にもっぱら法線反射鏡しか用いられないことである。確かに米国特許第5,737,137号明細書によれば投影光学系内へのデブリの侵入は防げるが、光源のデブリによって非常に速く照明光学系の法線反射鏡が劣化する。多層系の劣化によって法線反射鏡が時間を追ってかなり強く反射率を失う。
米国特許第5,737,137号明細書記載の光学系のもう1つの欠点は、小光源を用いた臨界照明の際に、フィールド面(視野面)の均一な照明に非常に大きな倍率が必要になることである。しかし非常に大きい倍率の場合、逆カセグレン‐ないしシュヴァルツシルト光学系を用いると、寸法、それも特に第1反射鏡の寸法が非常に大きくなり、そのため製造に手間と費用がかかる。
米国特許第5,737,137号明細書
本発明の課題は、開口絞り面もしくはその共役面における環状照明を行えるようにするための照明光学系を提供することである。後続の投影光学系の入射瞳と重なる照明光学系の射出瞳は、その際、同じ様に環状に照明される。米国特許第5,737,137号明細書から公知の照明光学系の欠点は回避されなければならない。さらには、本発明に係る照明光学系により、フィールド面内の均一な照明が可能となるべきである。
この課題は、本発明により、照明光学系が少なくとも1つの、軸線周りに回転対称の椀状反射鏡(反射鏡シェル)を有する集光器を備えることによって達成される。
この種の集光器は、椀状反射鏡を然るべく設けることで、集光器の前方(上流側)に配置された光源を光源の実像(実光源像)に結像させる。この実光源像は、二次光源とも称される。
本発明により、フィールド面の均一な照明を2つの方式で達成することができる。本発明の第1の思想に基づき、椀状反射鏡は、倍率β>5で大きく拡大した光源の像がフィールド面の近傍に形成されるように大きさが決められる。
本発明の第2の思想に基づき、椀状反射鏡は、フィールド面が光源像に関して焦点ずれした状態とされているように寸法決めされており、それによってフィールド面内に所定の範囲で均一な照明が生じる。この場合には、照明はもはや臨界的なクリティカルなものではない。好ましくは、光源像の位置に対して脱焦(デフォーカス)された均一に照明されたフィールド面の位置は、第1の光束の第1の内側の周辺光線と、第2の光束の第2の内側の周辺光線との交点、または一つの光束の第1の外側の周辺光線と、一つの光束の第2の外側の周辺光線との交点によって決定される。第1および第2の光束は、拡がった光源と開口光線とによって決定される。椀状集光器(集光器シェル)は、所定の環状の開口で光源から光線を受光する。環状開口の内側の開口光線(内側開口光線)と外側の開口光線(外側開口光線)との間には、第1の中間の開口光線(中間開口光線)が規定されており、この開口光線のもとに、光源からの光線による椀状集光器との第1の交点が定められている。椀状集光器(この椀状集光器上または椀状集光器の近傍に光源がある)の回転軸線に関して鏡面反転された前記光源と椀状集光器との間の中間開口光線が、第2の中間開口光線および第2の交点を定める。第1および第2の交点は、これらに関する光軸と共に子午面内にある。第1の光束は、この場合、第1の交点において、拡がった光源から椀状集光器によって受光される光束である。第2の光束は、第2の交点において、拡がった光源から椀状集光器によって受光される光束である。
好ましくはフィールド面またはそれに対する共役面には、投影光学系によって感光性物体に結像される構造が与えられたマスク(構造化マスク)が配置される。
軸線周りに回転対称の椀状反射鏡を備えた本発明に係る集光器の場合は、受光される光線が表面法線に対して70゜よりも大きな角度で受け入れられることが重要である。すなわち、この集光器は、いわゆる斜入射形の集光器(斜入射集光器)である。
斜入射集光器は、直入射形の集光器に対して、該斜入射形集光器が光源のデブリによりさほど劣化しないということ、すなわち反射率がほとんど損なわれないという長所を有している。さらに、斜入射反射鏡は、該斜入射反射鏡が一般にたった一つの光学的コーティング、好適にはルテニウム、パラジウム、ロジウムまたは金からなる光学的コーティングしか持たないので、常に簡単に構成されている。さらに、80%よりも高い反射率が表面粗度にさほど要求を課することなく実現できる。
本発明の有利な実施形態において、集光器はただ1つの回転対称の椀状反射鏡だけでなく、多数のこの種の回転対称の椀状反射鏡を備え、これらの椀状反射鏡は共通の回転軸線周りに入れ子式に配置されている。
好ましくは、椀状反射鏡は、隣接する椀状反射鏡に対して、各椀状反射鏡の環状照明が開口絞り面内で互いに連続的に接続されるように配置されている。好ましい実施形態において、中間開口光線は、光源の一点と最も外側のシェルとの間にある外側周辺光線と、光源の一点と最も内側のシェルとの間にある内側周辺光線との間の中間の光線(中間光線)によって規定される。さらなる実施形態においては、各個別の椀状集光器に対して中間開口光線が規定され、それによって各椀状集光器に対し、均一に照明された同じフィールド面内において個別に均一な照明が得られる。この場合、個々の椀状集光器の光源の像は必ずしも同一面にない。
特に好ましいのは2回反射による集光器(2反射式集光器)である。2反射式集光器は、たとえば双曲面を環状に切り抜いた部分である第1椀状反射鏡と、楕円体を環状に切り抜いた部分である第2椀状反射鏡とによって形成することができる。ウォルター光学系は文献から、たとえばWolter, Annalen der Physik 10, 94-114頁, 1952年から知られている。楕円体面と双曲面の組合せによって形成される光源の実中間像を有するウォルター光学系に関しては、J. Optics, Vol. 15, 270-280頁, 1984年を参照されたい。
ウォルター光学系の特別な長所は、表面法線に対して70゜よりも大きな入射角を有する2反射式ウォルター光学系の場合、開口角80゜に対応して、Namax=0.985の最大集光開口を達成できることである。この実施形態では、かするような入射条件(かすり入射)のもとで、反射率が70%を超える依然として高反射率の反射領域にある。
特に好ましくは、照明光学系が集光器と射出瞳との間に正の屈折力(集束力)を有する少なくとも2つの光学要素を有する場合である。それによって、光源で始まる光路内において、照明光学系の射出瞳に対する共役面である開口絞り面の後方(下流側)に位置するフィールド面を、照明光学系の射出瞳の前方(上流側)に位置する共役面に結像させることができる。このフィールド面に対する共役面には、次に、照明対象の構造が形成されたマスク、特にレチクル(投影露光装置の場合)を配置することができる。
光学系内で可能な限り光損失を少なくするために、両光学要素は、面法線に対して70゜よりも大きい角度もしくは20゜よりも小さい角度のもとに正の集束力で用いられる。もう1つの長所は、前記角度のもとにレチクルの照明が無偏光状態で行われることである。
本発明による照明光学系を用いて、σout≧0.55の射出瞳内の環状照明が得られる。ここで、σoutは、環状照明の外側周辺光線の光軸に対する角度の正弦と、対物光学系開口とによる商から与えられる。同様にσinは、環状照明の内側周辺光線により規定することができ、この場合には、σin<0.35の値を得ることできる。
フィールド面に配置したレチクルの下側に光を誘導するために、有利には、第3の光学要素として少なくとも1つの方向変換ないし偏向反射鏡が、第1の光学要素と第2の光学要素の間の光路内に設けられる。この反射鏡は、好ましくは平面鏡としてよい。
反射によってレチクルを使えるようにするため、該レチクルは厳密に光軸に対して垂直ではなく、該光軸に対して傾けて配置されており、その傾斜角は、共役なフィールド面に対して約3゜にすることができる。
照明光学系の他に、本発明は投影露光装置も提供し、この投影露光装置は、かすり入射で(すなわち面法線に対して70゜より大きな角度で)光を反射させる軸線周りに回転対称に設けられた椀状反射鏡を有する少なくとも1つの集光器を備えた照明光学系、ならびにシュヴァルツシルト光学系として形成することができる投影光学系を有することを特徴とする。
以下に、本発明を実施形態に基づき具体的に説明する。
図1に、例として屈折を用いた表現(屈折表示)における本発明による照明光学系を示す。本発明による照明光学系は光源1を有する。光源1は、好ましくは1つのプラズマ源、たとえば1つの高密度プラズマ集束光源または中空陰極光源である。光源1の光は、集光器3によって受光される。模式的に示した集光器3は、図示した実施形態において合計3つの入れ子式に配置した反射鏡シェル5.1、5.2および5.3(椀状反射鏡)を備え、これらが光源1の光をかすり入射下に受光し、光源7の像に結像させる。集光器3のような入れ子式の反射型集光器には、必要に応じて中央遮蔽部が設けられる。すなわち、一定の開口角NAmin以下では光源の光線はもはや受光されることはない。そのため、この光線は絞りによって阻止されるので、光線は後続の照明光学系に到達できない。この絞りは図1に符号9で表されている。
照明光学系の射出瞳10に対して共役的に、集光器3の後側の光路内にある第1開口絞り面20が位置している。集光器3の椀状集光器5.1、5.2、5.3は、後続の光学要素と組み合わせて照明光学系の射出瞳10において所定の開口12が環状に照明されるように選ばれている。射出瞳10の中の所定の開口12は、第1開口絞り面における開口絞り16によって制限される。この光学系には、第1開口絞り面20に対するもう1つの共役面18が形成されるので、その位置に、代わりの、あるいは2番目の開口絞り14を設けることができる。面18内の上記第2の開口絞り14は、該開口絞りがそこではより小さな寸法で選択できるという長所を有する。
最小の開口角NAminよりも小さな、光源の放射が入らない開口のおかげで、開口絞り面20ならびに該開口絞り面に共役な、射出瞳10が位置する面で、必ず所望の環状照明が現れる。
フィールド面内の所定の均一な照明を得るために、光源1は正確にはフィールド面の中に形成されず、僅かに焦点がずらされる(デフォーカスされる)。本実施形態の場合は、光源7の像とフィールド面30に対する像との間の焦点ずれは約60mmになる。フィールド面30に視野絞り34を配置してもよい。フィールド面30に対して共役なフィールド面32には、構造が設けられたマスク(構造化マスク)、いわゆるレチクルが配置され、該レチクルは、例えば図5に示した投影光学系を用いて感光性物体上に結像される。視野絞り34は、構造担持マスク上において、所望のフィールドサイズ(たとえば3mm×3mm)に光束を制限し、それを超えて進む光線を阻止し、それによって好適にも後続の光学要素上の熱負荷を低減する。
フィールド面に対する光源の像7の焦点ずれ(デフォーカス)により、照明の均一さの違いは、フィールド面32内における約3mm×3mmの照明対象領域で±5%未満にすることができる。
図1に示した構成において、照明光学系は、入れ子式集光器3の端部と一致する開口絞り面20と、光源の中間像7の近傍にあるフィールド面30の順序を逆にするため、正の光学的集束力を有する2つの光学要素40、42を備えた集光光学系を有している。光学要素40、42は、屈折型の構成要素として模式的に表されているが、反射型の構成要素は、当業者であれば容易に想到し得る。レチクルが配置されるフィールド面は、フィールド面30に共役なフィールド面32であり、この面は、第1光学要素40と第2光学要素42とからなる光学系の後ろに形成され、射出瞳10の前に位置している。両方の光学要素40、42によって再び光源像7の像44、いわゆる3次光源が形成される。
図1では、照明光学系は、さらに好ましくは1つの分光フィルタ50を備え、これにより、光源1の光を濾波し、上記フィルタ50によって必要な波長、たとえば波長13.5nmの照射だけを提供するようになっている。この分光フィルタは、たとえばジルコンフィルムまたは格子型分光フィルタとすることができる。
図2に、拡大された光源と、光源7の像に対するフィールド面30.1又はそれとは別の代替的なフィールド面30.2の僅かなデフォーカスとによって、本発明によりどのようにフィールド面30.1、30.2での均一な照明を達成できるかを再度図示する。1次光源1は、本実施形態においては拡がった光源である。子午面内における集光器の椀状集光器5.2と第1中間開口光線102.1の第1の交点S1によって与えられる入れ子式集光器の反射鏡シェル5.2上の第1点は、光源1の第1の光束102.2を受光する。光束の拡がりの大きさは、光源1の拡がりの大きさによって与えられる。かすり入射、すなわち反射鏡シェル5.2で表面法線に対して70゜よりも大きな角度での反射によって、光源1の像7が形成される。形成された光源像の大きさは、反射された周辺光線104.1および105.1と第1の交点S1までの距離とから規定される。子午面とは、本出願において回転軸線HAを含む平面である。
子午面には、第1中間開口光線102.1及び第1の交点S1と向かい合って、光軸HAに関して鏡面対称的に第2中間開口光線102.3及び椀状集光器5.2との第2の交点S2がある。反射鏡シェル5.2との集光器の第2の交点S2において、光源1の第2の光束102.4が受光される。第2の光束102.4の第2の外側の周辺光線104.2および第2の内側の周辺光線105.2は、再び光源1の最大寸法によって決定される。
第1の光束102.2および第2の光束102.4の内側の周辺光線105.1、105.2は、面30.2内の光源1の像7の後方の交点107.2で交差する。光源1の像7の前側では、面30.1内の交点107.1において、第1の光束102.2および第2の光束102.4の外側の周辺光線104.1、104.2が交差する。
すると、面30.1、30.2の中またはその近傍に、図4に示すように、x‐方向に沿って広範囲に及ぶ均一な照明が生じる。こうして、面30.1、30.2の一方は、光学系のフィールド面として選ぶことができる。
図2では、入れ子式集光器の反射鏡シェルがただ1つの場合に、面30.1、30.2において2次光源7に対して焦点がぼかされた均一な照明を達成できることが示されたのであるが、1つ以上のシェルを備える光学系においても同様に面30.1、30.2で均一な照明を達成することができる。図1に記載された実施形態と比べると、この変形例では、中間開口光線を選ぶ他には何も違いがない。中間開口光線102.1は、図2に示した実施形態では、光源の一点および最も外側のシェル5.1の間の外側周辺光線109と、前記光源の前記一点および最も内側の椀状体5.3の間の内側周辺光線111との間の中間光線として規定される。
図3に示されるように、1つ以上の集光器シェルを備える光学系の場合、種々の集光器シェルに対して、たとえば外側のシェル5.4に対して、外側シェル5.4の中間像7.1の前方にある面30.1を選択し、内側シェル5.5に対しては、中間像7.2の後方にある面30.2を選択することができる。シェルのパラメータを適切に選ぶことによって、各シェルに対して割り当てられる面は、面30.1および面30.2が重なり合うようにシフトさせることができる。この方法により、光が一層良好に混ぜ合わされ、照明対象のフィールド面30.1および30.2における均一さがさらに改善されるようになる。この場合、シェルのパラメータは、集光器の中または後方の面20内において環状の照明が生じるように選択できる。最外側シェル5.4の中間の第1開口光線は符号102.1.4で表され、最外側シェル5.4の中間の第2開口光線は符号102.3.4で表され、最内側シェル5.5の中間の第1開口光線は符号102.1.5で表され、最内側シェル5.5の中間の第2開口光線は符号102.3.5で表されている。
図5には、本発明による光学系が反射表示で示されている。図5に示された光学系は、照明光学系の他に、照明光学系に接続される投影光学系を備えている。図1と同じ構成部材は、1000だけ大きな符号で表されている。光源1001の光は、2つのシェル1005.1、1005.2を備える入れ子式集光器1003によって受光される。光源1001の像、いわゆる2次光源1007が形成される。第1および第2光学要素に相当する斜入射反射鏡1040と法線反射鏡1042を用いることにより、フィールド面と開口絞り面1020が光路内の順序に関して入れ替えられる。本発明により構造化マスクが均一に照明される共役フィールド面1032は、2次光源1007の像(いわゆる3次光源)に対して焦点ずれの状態で配置される。図5から、このデフォーカスは、3次光源像1090がすでに開口絞り1018の後側におかれることから明らかに分かる。
照明光学系の射出瞳1012は、シュヴァルツシルト光学系として形成された投影光学系1200の入射瞳と一致する。投影光学系1200は、2つの反射鏡1202.1および1202.2を備えている。マスクが結像される感光性物体は、面1204内にある。共役フィールド面1032に配置されるレチクル下方の光線経路を維持するために、本光学系では、光線を第1光学要素1040から第2光学要素1042へ偏向する第3光学要素1206が設けられている。反射損失を最小限に抑えるため、光線は表面法線に対して70゜よりも大きな角度で第1光学要素1040に入射し、表面法線に対して20゜よりも小さな角度で法線反射鏡1042に入射する。この入射角選択のその他の長所は、反射率が入射光の偏光に広い範囲で依存しないため、レチクル上に無偏光状態の照明がなされる点にある。
図6に、再度詳細に第3光学要素1206ならびに第2光学要素1042を示す。対物光学系1200の光軸HAに対して中心合わせされた対物光学系1200の第1反射鏡1202.1の配置が明らかに分かる。EUVリソグラフィでは、レチクルは反射で用いられなければならないのに、他方、本シュヴァルツシルト対物光学系の光学要素は光軸HAに対して芯合せして配置されているから、レチクルは少なくとも開口角分だけ、本実施形態の場合は3.44゜だけフィールド面に対して傾けられる。したがってフィールド面1032に対するレチクル1510の傾斜角γは本実施形態でγ>3.5゜である。
図7に、表1および表2記載の別構成の光学系が示されており、この場合は光学系の構造長さの短縮のために、さらに光源からフィールド面への光路が折り畳まれる。さらに、第2平面鏡2800が光路の中に挿入され、それによって照明光学系が完全にレチクル面の下方にあるようになっている。上述の図と同じ構成部材は、図4と比べると2000だけ大きくした同じ符号で表されている。すなわち2001は光源、2003は3シェルからなる入れ子式集光器、2020は第1開口絞り面、2030は共役フィールド面、2040は第1光学要素、2042は第2光学要素、2200は2つの反射鏡2202.1および2202.2を備える投影光学系、ならびに2510はフィールド面2032に対して傾けられたレチクル、2204は感光性物体を配置した面を表す。有利には、第1光学要素の傾斜角は、この場合、光源2001と第1光学要素2040の間の光路が、後続光学要素の光路とも、レチクル2510および面2204内の感光性物体の光路とも同じ面にならないように選ばれる。図7中、光束は、レチクル2510が3mm×3mmの面積で照明されるようになるまでフィールド面2030において制限される。
Figure 2005519459
Figure 2005519459
図8および表2に、例として、図7の入れ子式集光器2003の3つの反射鏡シェル5.1、5.2、5.3に関して、反射鏡シェルあたりそれぞれ2セグメント、すなわち第1の双曲面状セグメントおよび第2の楕円体状セグメントを含むウォルター光学系の特性データが示されている。第1反射鏡シェル5.1の場合、5.1.1は第1環状セグメントを表し、5.1.2は第2環状セグメントを表す。ZSは光源1の位置を基準とする面頂点のz−位置を表し、ZVおよびZHは、面頂点ZSの位置を基準として、双曲線である第1セグメント5.1.1の開始位置および終了位置を表す。楕円体である反射鏡シェル5.1の第2セグメント5.1.2の場合にも、符号ZS、ZH、ZVは同様の方法で用いられている。
各反射鏡セグメントの曲率半径Rおよび円錐定数Kならびに与えられた定義によって、表2に与えられているような図8に記載の集光器の設計データが得られる。
本発明により初めてフィールド面で均一な照明が達成され、光損失が最小限になる光学系が提示される。
本発明による照明光学系の一般的な構成を示す図である。 光源との関係で、焦点がずれた配置でのフィールド面内における均一な照明が実現される様子を示す図である。 種々の椀状集光器に対する異なった焦点ずれにより、光源との関係で、焦点がずれた配置でのフィールド面内における均一な照明が実現される様子を示す図である。 図2の光学系によるフィールド面内でのエネルギー分布を示す図である。 3つの光学要素を有する照明光学系を示す図である。 傾斜したレチクルを示す図である。 合計4つの光学要素を備えた折り畳まれた光学系を示す図である。 入れ子式集光器の座標を説明する略図である。
符号の説明
1 光源
3 集光器
5.1 反射鏡シェル(椀状反射鏡)
5.1.1 第1セグメント
5.1.2 第2セグメント
5.2,5.3,5.4,5.5 反射鏡シェル
7 像
20 開口絞り面
30 フィールド面
32 面
40 第1光学要素
42 第2光学要素
102.1 開口光線
102.2 第1の光束
102.3 開口光線
102.4 第2の光束
104.1 第1の外側の周辺光線
104.2 第2の外側の周辺光線
105.1 第1の内側の周辺光線
105.2 第2の内側の周辺光線
107.1,107.2 交点
1200 投影光学系
1206 第3光学要素
2200 投影光学系
2206 第3光学要素
2800 光学要素
HA 軸線(光軸)
S1 第1の交点
S2 第2の交点

Claims (19)

  1. 193nm以下、特に126nmより短い、特に好ましくはEUV領域の波長のための、光源(1)とフィールド面(30)とを有する照明光学系であって、
    1.1 面法線に対して70゜より大きい入射角で前記光源(1)の光の一部を受光するための、一つの軸線(HA)周りに回転対称に設けられた少なくとも1つの椀状反射鏡(5.1、5.2、5.3、5.4、5.5)を有した少なくとも1つの集光器(3)を備え、
    1.2 それによって光路内で前記集光器(3)の後方に配置された開口絞り面(20)が環状に照明されるように構成された照明光学系において、
    1.4 倍率β>2で強く拡大した前記光源(1)の実像(7)が前記フィールド面(30)の近傍に形成されるように少なくとも1つの前記椀状反射鏡(5.1、5.2、5.3、5.4、5.5)が形成されており、それによって前記フィールド面(30)が広い範囲に及ぶ所定領域内で均一に照明されるように構成されている
    1.3 ことを特徴とする照明光学系。
  2. 193nm以下、特に126nmよりも短い、特に好ましくはEUV領域の波長のための、光源(1)とフィールド面(30)とを有する照明光学系であって、
    2.1 前記光源(1)の光の一部を受光するための、少なくとも1つの椀状反射鏡(5.1、5.2、5.3、5.4、5.5)を有した少なくとも1つの集光器(3)を備えた照明光学系において、
    2.2 前記光源(1)の実像(7)が形成されしかも前記フィールド面(30)に対して30mmより大きく、好ましくは50mmより大きく焦点がずらされている面に位置するように、少なくとも1つの前記椀状反射鏡(5.1、5.2、5.3、5.4、5.5)が形成されており、それによって前記フィールド面(30)が広い範囲に及ぶ所定領域内で均一に照明されるように構成されていることを特徴とする照明光学系。
  3. 前記少なくとも1つの椀状反射鏡(5.1、5.2、5.3、5.4、5.5)は、一つの軸線(HA)周りに回転対称に設けられた椀状反射鏡とされ、開口絞り面(20)が環状に照明されるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の照明光学系。
  4. 集光器(3)が前記光源(1)の開口束を受光し、
    4.1 前記集光器(3)は、回転軸線(HA)を有し、該回転軸線上または該回転軸線の近傍に前記光源(1)が存在し、
    4.2 前記開口束は、第1の中間の開口光線(102.1)を含有し、
    4.3 前記回転軸線(HA)に対して鏡面対称移動された前記第1の開口光線が第2の中間の開口光線(102.3)を規定し、
    4.4 一つの椀状反射鏡(5.1、5.2、5.3、5.4、5.5)との前記第1の中間の開口光線(102.1)の交点が第1の交点(S1)を規定するとともに、
    4.5 一つの椀状反射鏡(5.1、5.2、5.3、5.4、5.5)との前記第2の中間の開口光線(102.3)の交点が第2の交点(S2)を規定し、
    4.6 第1および第2の交点(S1、S2)を通して、前記光源(1)から出る第1および第2の光束(102.2、102.4)が受光され、
    4.7 前記第1の光束(102.2)が第1の内側の周辺光線(105.1)および第1の外側の周辺光線(104.1)を含むとともに、
    4.8 前記第2の光束が第2の内側の周辺光線(105.2)および第2の外側の周辺光線(104.2)を含み、
    4.9 均一に照明された前記フィールド面(20)は、前記回転軸線(HA)にほぼ垂直であり、前記第1の内側の周辺光線と前記第2の内側の周辺光線(105.1、105.2)の交点(107.2)の近傍または前記第1の外側の周辺光線と前記第2の外側の周辺光線(104.1、104.2)の交点(107.1)の近傍に、前記光源(1)の像(7)が形成される面に対して焦点がずれた状態で位置している面であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の照明光学系。
  5. 前記集光器(3)は、複数の回転対称の椀状反射鏡(5.1、5.2、5.3、5.4、5.5)を備え、前記椀状反射鏡が一つの共通の軸線(HA)周りに入れ子式に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の照明光学系。
  6. 前記椀状反射鏡(5.1、5.2、5.3、5.4、5.5)のそれぞれには、前記開口絞り面(20)における一つの環状の光分布が対応させられており、隣接する椀状反射鏡の前記環状の光分布が前記開口絞り面(20)でほぼ連続的に互いに接続されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の照明光学系。
  7. 少なくとも1つの椀状反射鏡は、光学的な面を有する第1のセグメント(5.1.1)と、第2の光学的な面を有する第2のセグメント(5.1.2)とを備えていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の照明光学系。
  8. 前記第1の環状のセグメント(5.1.1)は、双曲面の一部であり、前記第2の環状のセグメント(5.1.2)は、楕円体の一部であることを特徴とする請求項7に記載の照明光学系。
  9. 集束力を有する少なくとも1つの第1光学要素(40)および第2光学要素(42)を備えていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の照明光学系。
  10. 前記第1光学要素(40)は、面法線に対して角度α>70゜で光線が入射する斜入射反射鏡であることを特徴とする請求項9に記載の照明光学系。
  11. 前記第1光学要素(40)は、面法線に対して角度α<30゜で光線が入射する法線反射鏡であることを特徴とする請求項9に記載の照明光学系。
  12. 前記第2光学要素(42)は、面法線に対して角度α<20゜で光線が入射する法線反射鏡であることを特徴とする請求項10または請求項11のいずれか一項に記載の照明光学系。
  13. 少なくとも1つの第3光学要素(1206、2206)またはさらに他の光学要素(2800)を備えていることを特徴とする請求項10から請求項12のいずれか一項に記載の照明光学系。
  14. 前記第3光学要素またはさらに他の光学要素が平面鏡であることを特徴とする請求項13に記載の照明光学系。
  15. マイクロリソグラフィ用の投影露光装置であって、
    15.1 マスクを照明する請求項1から請求項14のいずれか一項に記載の照明光学系と、
    15.2 感光性物体上へ前記マスクを結像する投影光学系(1200、2200)とを備える投影露光装置。
  16. 前記投影光学系(1200、2200)がシュヴァルツシルト光学系であることを特徴とする請求項15に記載の投影露光装置。
  17. マイクロリソグラフィ用の投影露光装置であって、
    17.1 軸線周りに回転対称の椀状反射鏡(5.1、5.2、5.3、5.4、5.5)を有する少なくとも1つの集光器(3)を備えた照明光学系と、
    17.2 前記照明光学系によって照明されるマスクと、
    17.4 一つの感光性物体上へと、
    17.3 前記マスクを結像する投影光学系(1200、2200)とを備え、
    17.5 前記投影光学系(1200、2200)がシュヴァルツシルト光学系である投影露光装置。
  18. 構造が設けられたマスクがフィールド面(30)またはフィールド面に対する共役面(32)に配置されることを特徴とする請求項15から請求項17のいずれか一項に記載の投影露光装置。
  19. 請求項15から請求項18のいずれか一項に記載の投影露光装置を用いたマイクロエレクトロニクスデバイス、特に半導体素子の製造方法。

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