JP5042494B2 - 散乱光の角度分布を使ったマスクブランクの欠陥の検出および特性評価 - Google Patents

散乱光の角度分布を使ったマスクブランクの欠陥の検出および特性評価 Download PDF

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Description

本発明の諸実施形態は半導体製造の分野に、より詳細にはマスクブランク検査に関係する。
極端紫外線リソグラフィー(EUVL: Extreme Ultraviolet Lithography)は光リソグラフィーの好んで用いられる技術となっている。EUVLは典型的には反射性のマスク構造を利用する。そのマスクに欠陥があると、ウエハー上のパターンも欠陥のある像になる。したがって、ユーザーへの出荷前および出荷後の各マスクブランクの品質証明を提供するためにマスクブランク検査が必要である。マスクブランクの欠陥の重大性を決定するために欠陥の解析をする必要がある。
上記の問題に取り組む既存の技術にはいくつかの欠点がある。露光波長検査では、極端紫外線(EUV)放射が暗視野像法および二次元画像センサーとともに用いられる。この方法はEUVマスクブランクにおける多層欠陥検出のための敏感な検査となりうる。しかし、この方法は検査信号強度のみに頼っている。これは検出された欠陥が重大かどうかを決定するには不十分である。もう一つの方法は高倍率のEUV顕微鏡を使って重大性の不確定さを解決する。しかし、その有効性は立証されていない。さらに、高倍率のEUV顕微鏡の使用は高価である。
本発明の実施形態は、以下の説明および本発明の実施形態を説明するために使われる付属の図面を参照することによって最もよく理解できるであろう。
本発明のある実施形態は、マスクブランクにおける欠陥を検査する技術である。第一の虹彩絞りが光源に位置されていて光源から放出される光の照射角を制限する。散乱制限ユニットが暗視野光学ユニットの出射口に位置されてマスクブランクから反射したのちの散乱光の散乱角を制限する。暗視野光学ユニットには欠陥解析器が光学的に結合されていて散乱光の角度分布を生成する。その角度分布を用いてマスクブランク上にみつかった欠陥の重大性の特性評価が行われる。
以下の記述では、多数の具体的な詳細が述べられる。しかし、本発明の実施形態はこれらの具体的な詳細なしでも実施しうることを理解しておくものとする。他方、よく知られた回路、構造、技術は、この記述の理解を埋没させてしまうことを避けるために示していない。
本発明のある実施形態は、通例フローチャート、流れ図、構造図またはブロック図として描かれるプロセスとして記述されうる。フローチャートは処理を逐次的な過程として記述することがあるが、処理の多くは並列に、あるいは同時に実行することができる。さらに、処理の順番は配列しなおすこともできる。あるプロセスは、その処理が完了したときに終了する。あるプロセスは、方法、プログラム、手順、製造または製作の方法などに対応しうる。
本発明のある実施形態は、角度分布曲線およびリスクレベルデータを使った欠陥の重大性の特性評価を提供する。欠陥特性評価情報はパターン描画の間に転写性の欠陥を生成するリスクを最小化するのに使われうる。当該技術は二つの動作モードがある:検出モードと特性評価モードである。検出モードでは、マスクブランクの全領域を検査することによって欠陥の位置が特定される。特性評価モードでは、検出された欠陥がさらに検査されてさまざまな制限角での画像を得る。その結果は散乱光の角度分布曲線である。この角度分布曲線が次いでデータベースの情報と比較されて各欠陥についての重大性尺度およびリスクレベルを与える。この重大性尺度およびリスクレベルを使って、パターン描画手順の間に転写性の欠陥を生成するリスクを最小化する。
図1は、本発明のある実施形態を実施できるシステム100を説明する図である。システム100はマスクブランクにおける欠陥を検査するための極端紫外線(EUV)露光システムを表している。システム100はマスクステージ110、マスクブランク120、光源130、集光鏡140、暗視野光学ユニット150およびマスク欠陥検査ツール160を含んでいる。システム100に含まれる要素は上記したより多かったり、少なかったりすることもある。
マスクステージ110は検査中にマスクブランク120を安定させ、保持する。マスクステージ110は、精確な位置決めおよび/または位置揃えのためにマスクブランク120を動かしたり、回転させたり、ステップ運動させたりするステッピング機構または運動機構を有しうる。それはレチクル・チャック(図示せず)を通じてマスクブランク120を支持しうる。マスクステージ110およびマスクブランク120の位置はレーザー干渉計(図示せず)によってモニターしうる。マスクブランク120は多層膜反射性マスクでありうる。それは超研磨基板上に成層した交互のモリブデン(Mo)、アモルファスシリコン(Si)またはベリリウム(Be)の層などを含む。マスクブランク120は多層膜の欠陥に起因する欠陥を有することがある。マスクブランク120の欠陥はパターン描画の間の光の反射場を変え、ウエハー上のパターン描画の欠陥を生じうる。したがって、パターン描画プロセスで使う前にマスクブランクを検査することが重要である。高倍率顕微鏡の使用などの伝統的な検査技術では欠陥の特性評価が有用な形でできないことがある。欠陥の重大性が決定されないことがあるのである。
光源130はEUV光のビーム135を生成するためのレーザー・プラズマ源、放電プラズマ源またはシンクロトロン放射源などである。レーザー・プラズマ光源は、真空中のターゲット物質に高輝度のパルスレーザービームを照射するなどして波長約13.4nmのEUV光として使うための高温プラズマを生成する。EUV光のビーム135はマスク欠陥検査ツール160を通過して集光鏡140に入射し、反射されて暗視野光学ユニット150にはいる。暗視野光学ユニット150は、光ビーム135が向きを変えられてマスクブランク120に入射した際の散乱光によって形成される像の暗視野観察を提供する。ある実施形態では、該暗視野光学ユニットはシュヴァルツシルト光学系である。該暗視野光学ユニット150は反射器152、凹面鏡154、凸面鏡156を含む。反射器152はEUV光ビーム135の向きを変えてマスクブランク120に入射させる。マスクブランク120は光を反射して凹面鏡154に、該凹面鏡154は光を反射させて凸面鏡156に当てる。光は出射口155を通って散乱されてマスク欠陥検査ツール160に入射する。
マスク欠陥検査ツール160は光源130および暗視野光学ユニット150に光学的に結合されており、マスクブランク120中に検出された欠陥の重大性を特徴評価する手段を提供するようになっている。欠陥特性評価における不確定性を解決することもできる。特性評価された欠陥の重大性は、欠陥リスクレベルに変換され、特定のマスクブランクの欠陥データの一部として使われうる。欠陥データは、パターン描画プロセスで半導体ウエハー上に転写性の欠陥を生成するリスクを最小化するのに使うことができる。
図2は、本発明のある実施形態に基づく、図1で示したマスク欠陥検査ツール160を説明する図である。マスク欠陥検査ツール160は光源虹彩絞り210、散乱制限ユニット220および欠陥解析器230を含む。
光源虹彩絞り210は光源130に位置しており、光源130から放出される光135の照射角を制限するものである。これは開口が調整可能な絞りである。開口は欠陥解析器230によって制御されてもよいし、手動で制御されてもよい。光源虹彩絞り210は、検出モードと特性評価モードの両方において使われうる。
散乱制限ユニット220は暗視野光学ユニット150の出射口155に位置しており、マスクブランク120から反射された散乱光の散乱角を制限する。散乱制限ユニット220は最小虹彩絞り222および最大虹彩絞り224を含みうる。これらの虹彩絞りは、暗視野光学ユニット150の出口に置かれてマスク欠陥検査ツール160によって取り込まれるべき像を提供するので、撮像虹彩絞りと称される。最小虹彩絞り222は散乱光の最小散乱角を制限する。最大虹彩絞り224は散乱光の最大散乱角を制限する。ある実施形態では、二つの虹彩絞り222および224のうちの一方だけが使用される。二つの虹彩絞り222および224のうちの一方だけが使用される場合、その虹彩絞りを二つの制限散乱角に設定して差分像データを提供することができる。角度の範囲は0ないし30°であってよいが、典型的な範囲は6〜18°である。
欠陥解析器230は暗視野光学ユニット150に光学的に結合されていて、散乱光の角度分布を生成する。その角度分布がマスクブランク120上にみつかった欠陥の重大性を特性評価するのに使われる。欠陥解析器230は撮像装置232、処理ユニット234、データベース236を含んでいる。
撮像装置232は散乱光の像を取得する。該装置は十分高解像度の電荷結合素子(CCD)カメラなどでよい。これはまた、像をデジタル化してそのデジタル画像を画像処理ユニット234に提供する組み込み画像デジタイザを有していてもよい。代替的に、画像のデジタル化は画像処理ユニット234が行ってもよい。
画像処理ユニット234は撮像装置によって取り込まれた像を受け取り、その像を処理して角度分布を与える。処理ユニット234はまた、光源虹彩絞り210および/または散乱制限ユニット220を制御しうる。欠陥像から角度分布データを生成するにはいくつかの方法がある。一つの方法では、欠陥の強度が散乱角の一次元関数として表される。この方法では、光源虹彩絞り210はまず所定の角度に設定される。たとえば、その角度は数度でよい。次いで最小虹彩絞り222および最大虹彩絞り224のうちの一つまたは両方が開始角に設定される。次いで撮像装置232が散乱光の像を受け取る。次に最小虹彩絞り222および最大虹彩絞り224のうちの一つが、最初の角度が範囲の最小角であれば増やし、最初の角度が範囲の最大角であれば減らすことによって更新される。最小虹彩絞り222または最大虹彩絞り224が更新されるたびに撮像装置232は散乱光の像を取得し、最後の角になるまで続けられる。処理ユニット234はそれぞれの角度における像の強度をその角度における欠陥強度に変換する。これは欠陥の中心を取り囲むピクセルのピクセル強度を積分することなどによって実行されうる。積分の窓は何らかの所定の大きさであってよい(たとえば、7×7、9×9または11×11)。次いで欠陥のない領域の背景強度がこの積分された欠陥強度から減算される。結果として得られる強度に規格化手続きを適用してもよい。この計算が範囲内のすべての角度について繰り返される。その結果、一次元角度分布曲線が得られるが、これは角度に対する欠陥の大きさの関数である。
データベース236は解析的または実験的に得られた欠陥パラメータの集合を保存している。この欠陥パラメータの集合が欠陥のリスクレベルを与えるために前記角度分布と比較される。欠陥パラメータは欠陥の高さ、幅、体積および関連する角度分布データなどを含む。リスクレベルは欠陥パラメータの組み合わせを表す数字などとして表される。たとえば、角度分布曲線がその角度範囲にわたって大きな変動を示し、欠陥サイズが大きい場合には、リスクレベル高と判定されうる。角度分布曲線が比較的なめらかまたは平坦で、欠陥サイズが小さければ、リスクレベル低と判定されうる。
図2Bは、本発明のある実施形態に基づく、図2Aに示した画像処理ユニット234を説明する図である。画像処理ユニット234は、プロセッサユニット240、メモリコントローラハブ(MCH: memory controller hub)250、メインメモリ260、I/Oコントローラハブ(IOH: input/output controller hub)270、相互接続275、大容量記憶インターフェース280、入出力(I/O)装置2901〜290K、画像デジタイザ295を含む。
プロセッサユニット240はいかなる種類のアーキテクチャの中央処理装置をも表す。ハイパースレッディング、セキュリティ、ネットワーク、デジタルメディア技術を使ったプロセッサ、シングルコアプロセッサ、マルチコアプロセッサ、組み込みプロセッサ、モバイルプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ、スーパースカラーコンピュータ、ベクトルプロセッサ、単一命令多重データ(SIMD: single instruction multiple data)コンピュータ、複雑命令セットコンピュータ(CISC: complex instruction set computer)、縮小命令セットコンピュータ(RISC: reduced instruction set computer)、超長命令語(VLIW: very long instruction word)またはハイブリッドアーキテクチャなどである。
MCH250は、メインメモリ260およびICH270といったメモリや入出力装置の制御および構成を提供する。MCH250は、グラフィック、メディア、孤立実行モード、ホスト−周辺装置バスインターフェース、メモリ制御、電力管理などといった複数の機能を統合するチップセットに統合されていてもよい。MCH250または該MCH250中のメモリコントローラ機能はプロセッサユニット240に統合されていてもよい。いくつかの実施形態では、メモリコントローラ(プロセッサユニット240の内部でも外部でもよい)はプロセッサユニット240内のすべてのコアまたはプロセッサのためにはたらくこともある。他の実施形態では、プロセッサユニット240内の異なるコアまたはプロセッサ用に別個にはたらく異なる諸部分を含んでいてもよい。
メインメモリ260はシステムコードおよびデータを保存している。メインメモリ260は典型的にはダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)またはリフレッシュする必要のないものも含むその他さまざまな種類のいかなるものを用いても実装される。メインメモリ260はDRAMのようなメモリ装置の複数のチャネルを含みうる。DRAMはダブルデータレート(DDR2)であってもよい。メインメモリは、後述する欠陥解析タスクを実行するための欠陥解析モジュール265を含むこともある。
ICH270はI/O機能をサポートするために設計されたいくつかの機能を有する。I/O機能を実行するICH270も、チップセットに統合されていても、MCH250から別個でもよい。ICH270は、周辺コンポーネント相互接続(PCI: peripheral component interconnect)バスインターフェース、プロセッサインターフェース、割り込みコントローラ、直接メモリアクセス(DMA)コントローラ、電力管理ロジック、タイマー、システム管理バス(SMBus: system management bus)、汎用シリアルバス(USB: universal serial bus)インターフェース、大容量記憶インターフェース、低ピンカウント(LPC: low pin count)インターフェースなどといったいくつかのインターフェースおよびI/O機能を含みうる。
相互接続275は周辺装置へのインターフェースを提供する。相互接続275はポイントツーポイントでもよいし、複数装置に接続されてもよい。簡単のため、相互接続のすべては図示していない。相互接続275は、周辺コンポーネント相互接続(PCI)、PCIエクスプレス(PCI Express)、汎用シリアルバス(USB)および直接メディアインターフェース(DMI: Direct Media Interface)などといった相互接続またはバスのいかなるものを含んでいてもよいことが考えられている。
大容量記憶インターフェース280は、コード、プログラム、ファイル、データ、アプリケーションといったアーカイブ情報を保存するための大容量記憶装置にインターフェースを提供する。大容量記憶装置は、コンパクトディスク(CD)読出し専用メモリ(ROM)282、デジタルビデオ/多用途ディスク(DVD)284、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ286、ハードディスクドライブ288およびその他いかなる磁気または光学式記憶装置をも含みうる。大容量記憶装置は機械アクセス可能メディアを読むための機構を提供する。データベース236はこれらの大容量記憶装置のいかなるものに保存されていてもよいし、大容量記憶インターフェース280との間の直接的なインターフェースがあってもよい。I/O装置2901ないし290Kは、光源虹彩絞り210および/または散乱制限ユニット220の制御を含むI/O機能を実行するためのいかなるI/O装置をも含みうる。I/O装置2901ないし290Kの例としては、入力機器(たとえばキーボード、マウス、トラックボール、ポインティングデバイス)のコントローラ、メディアカード(たとえばオーディオ、ビデオまたはグラフィックの)、ネットワークカードおよびその他いかなる周辺機器コントローラをも含む。画像デジタイザ295は撮像装置232からの画像または動画信号をデジタル化する。これは撮像装置232が独自のデジタイザを有している場合には任意的である。
図3のAは、本発明のある実施形態に基づく角度分布曲線の第一の例を示す図である。この第一の例では、検出された欠陥は2つあり、いずれも60ナノメートル(nm)の幅である。第一の欠陥は高さ2nmで角度分布曲線は310である。第二の欠陥は高さ10nmで角度分布曲線は320である。
角度分布曲線310および320はいずれもある規格化された強度単位での強度レベルを0°から30°までの範囲の散乱角の関数として示している。角度分布曲線310はガウス型のなめらかな曲線である。角度分布曲線320は6°から10°の範囲に強いへこみを示している。2つの欠陥の平均強度は同じようなものである。したがって、これらの欠陥の重大性レベルを特性評価するために平均強度だけを使った場合には、両方の欠陥は同じようなものと判定されうる。しかし、角度分布曲線を調べて比較すると、第二の欠陥のほうが欠陥転写のリスクが高い。その角度分布曲線320のほうが6〜10°においてより強い谷を有し、14〜16°においてより強い山を有しているからである。
図3Bは、本発明のある実施形態に基づく角度分布曲線の第二の例を示す図である。この第二の例では、第一の欠陥および第二の欠陥にそれぞれ対応する二つの角度分布曲線330および340がある。いずれの角度分布曲線も開口数(NA)0.25を有する光学系を用いて得られている。これら二つの欠陥の平均強度はほぼ同じである。したがって、平均強度だけを使った場合には、両方の欠陥は同じようなものと判定されうる。しかし、二つの角度分布曲線を調べて比較すると、第二の欠陥のほうがより重大で、より高いリスクを有する。
角度分布曲線330のほうがより平坦な特性を有している。曲線330の下降傾向の部分は小さな欠陥と低リスクを示唆している。これに対し、角度分布曲線340は6°から15°までの角度範囲でより強い強度の上昇傾向を有している。曲線340の上昇傾向の部分は大きな欠陥と高リスクを示唆している。したがって、第二の欠陥のほうがより大きな欠陥であり、リスクもより高いことを示している。
図4は、本発明のある実施形態に基づく、マスク欠陥を検査するプロセス400を説明するフローチャートである。プロセス400は手動で実行しても、自動的に実行しても、手動および自動の両方で実行してもよい。
開始後、プロセス400はマスクブランクをマスクステージ上に置いて位置揃えをする(ブロック410)。次いで、プロセス400はマスクブランクの全領域を検査する(ブロック420)。次に、プロセス400はマスクブランク上に欠陥の候補があるかどうかを判定する(ブロック430)。なければプロセス400は終了する。欠陥候補があった場合には、プロセス400はマスクステージを動かして欠陥候補が撮像装置の視野の中心にくるようにする(ブロック440)。これにより撮像装置が欠陥候補のよりよい像を得ることができる。
次いで、プロセス400はマスクブランク上にみつかった欠陥候補の重大性の特性評価をする(ブロック450)。重大性は角度分布曲線によって表されうる。次に、プロセス400は欠陥候補がすべて処理されたかどうかを判定する(ブロック460)。まだであれば、プロセス400は次の欠陥候補を選択して(ブロック470)、ブロック440に戻って検査プロセスを継続する。欠陥候補がすべて処理されていたら、プロセス400は、全欠陥位置および重大性特性から得られるリスクレベルについての表を生成する(ブロック480)。この表は比較に好適ないかなる形式でもよい。次いでプロセス400は終了する。
図5は、本発明のある実施形態に基づく、欠陥の重大性を特性評価する、図4に示したプロセス450を説明するフローチャートである。
開始後、プロセス450は光源から放出される光の照射角を制限するための光源虹彩絞りを設定する(ブロック510)。典型的には制限照射角は数度以下である。次に、プロセス450は単数または複数の撮像虹彩絞りを設定して、マスクブランクから反射された暗視野光学ユニットからの散乱光の散乱角θを制限する(ブロック520)。プロセス450はその角を所定の開始制限角θstartに設定する。角度分布曲線はθstartからθendまでの範囲の角度について得ることができる。
次に、プロセス450は散乱光の像を取得する(ブロック530)。この像は検査中の欠陥を表す。次いで、プロセス450は制限散乱角θが所定の最終角θendを超えているかどうかを判定する(ブロック540)。超えていなければ、プロセス450は制限散乱角θを角きざみΔθだけ角θを増加または減少させるなどして新しい値に更新し(ブロック550)、ブロック530に戻って欠陥の撮像を続ける。角きざみΔθは数度以下でありうる。制限角θが最終角θendを超えていたら、プロセス450は欠陥の重大性を特性評価するための散乱光の角度分布を生成して(ブロック560)終了する。角度分布は欠陥の強度を制限角θの範囲θstartからθendにわたって示す曲線によって表されうる。
撮像経路における虹彩絞り一つを使って、角度分布曲線を与えうる差分像を生成することができる。たとえば、最大虹彩絞り224を使ってまず角をθ1などに設定する。そしてこの角度設定で第一の像が撮られる。次いで角はθ2<θ1に設定され、この角度設定で第二の像が撮られる。二つの像の差分像は本質的には最小角設定θ2、最大角設定θ1で撮られた像と等価である。
図6は、本発明のある実施形態に基づく、マスクパターン上の配置の可能性の例を説明する図である。可能性には可能性Aと可能性Bの二つがある。マスクパターン上の配置は吸収体パターン610、比較的低リスク欠陥620および比較的高リスク欠陥630を含んでいる。
可能性Aでは、高リスク欠陥630は吸収体パターン610の下になっており、低リスク欠陥620がむき出しである。可能性Bでは、低リスク欠陥620が吸収体パターン610の下になっており、高リスク欠陥630がむき出しである。欠陥が大きな吸収体パターンの裏にあるときは、吸収体の下がどうなっていようと吸収体そのものがその名の通りEUV光を吸収するので反射率にはほとんど影響を与えない。したがって、可能性Aのほうが可能性Bよりも好ましい。高リスク欠陥630の影響が吸収体パターン610の下になっているおかげで最小化されるためである。これに対し、可能性Bでは高リスク欠陥630がむき出しになっており、したがってより大きな転写性欠陥を引き起こしうる。
図7は、本発明のある実施形態に基づく、マスクパターンを描画するプロセス700を説明するフローチャートである。プロセス700は通常、上述のようにしてマスクブランク内のすべての欠陥について重大性情報およびリスクレベルが得られたあとで実行される。
開始後、プロセス700はマスクパターン描画データをコンピュータまたは処理ユニットに読み込む(ブロック710)。次に、プロセス700は欠陥マップおよびリスクレベルデータを前記コンピュータまたは処理ユニットに読み込む(ブロック720)。次いで、プロセス700は、さまざまな回転および平行移動を行って、パターンデータと欠陥座標とのあらゆる組み合わせを試験する(ブロック730)。回転は典型的には4つ:0°、90°、180°、270°がある。平行移動は2つ:x方向およびy方向がある。平行移動のきざみはダイの大きさに依存する。たとえば、ダイの大きさが100mm×100mmであれば、平行移動はx方向に±6mm、y方向に±6mmなどでありうる。
次に、プロセス700は受容または許容できる組み合わせがあるかどうかを判定する(ブロック740)。もしなければ、プロセス700は読み込まれた欠陥マップおよびリスクレベルデータからの次のマスクブランクデータを使う(ブロック750)。もしあれば、プロセス700は最小リスクを与える組み合わせを選択する。
次いで、プロセス700はマスクブランクを選択された回転で描画器にロードする(770)。次に、プロセス700は選択された平行移動でパターンを描画する(ブロック780)。次いで、プロセス700はウエハーの処理に進む(ブロック790)。ウエハーの処理はレジストの現像、エッチングなどといった工程を含みうる。その後プロセス700は終了する。
角度分布曲線を生成したり、リスクレベルその他の重大性の尺度を与えたりするプロセスは、手動で実行しても自動的に実行してもよい。ひとたびデータベースが構築されれば、パターン描画のための最良の組み合わせを選択するプロセスは自動化しうる。
本発明についていくつかの実施形態を用いて説明してきたが、通常の当業者には本発明が記載されている実施形態に限定されるものではなく、付属の特許請求の精神および範囲内において修正や変更をして実施しうることを認識することであろう。よって本記載は説明のためと見なされるべきであって限定するものではない。
本発明のある実施形態を実施できるシステムを説明する図である。 本発明のある実施形態に基づくマスク欠陥検査ツールを説明する図である。 本発明のある実施形態に基づく画像処理ユニットを説明する図である。 AおよびBは、本発明のある実施形態に基づく角度分布曲線の第一および第二の例を示す図である。 本発明のある実施形態に基づく、マスク欠陥を検査するプロセスを説明するフローチャートである。 本発明のある実施形態に基づく、欠陥の重大性を特性評価するプロセスを説明するフローチャートである。 本発明のある実施形態に基づく、マスクパターン上の配置の可能性の例を説明する図である。 本発明のある実施形態に基づく、マスクパターンを描画するプロセスを説明するフローチャートである。
符号の説明
100 本発明のある実施形態に基づくシステム
110 マスクステージ
120 マスクブランク
130 光源
135 光
140 集光鏡
150 暗視野光学ユニット
152 反射器
154 凹面鏡
155 出射口
156 凸面鏡
160 マスク欠陥検査ツール
210 光源虹彩絞り
220 散乱制限ユニット
222 最小虹彩絞り
224 最大虹彩絞り
230 欠陥解析器
232 撮像装置
234 画像処理ユニット
236 データベース
240 プロセッサユニット
250 メモリコントローラハブ(MCH)
260 メモリ
265 欠陥解析モジュール
270 I/Oコントローラハブ(ICH)
275 相互接続
282 CD−ROM
284 DVD
286 フロッピー(登録商標)
288 ハードディスク
290 I/O装置
295 画像デジタイザ
310 高さ2nmの欠陥の角度分布曲線
320 高さ10nmの欠陥の角度分布曲線
330 第一の欠陥の角度分布曲線
340 第二の欠陥の角度分布曲線
410 マスクブランクをマスクステージに載せて位置揃え
420 マスクブランクの全領域を検査
430 欠陥候補あり?
440 欠陥候補が視野中央にくるようにステージを移動
450 マスクブランク上でみつかった欠陥の重大性を特性評価
460 欠陥候補がすべて処理されたか?
470 次の欠陥候補を選択
480 すべての欠陥位置およびリスクレベルの表を作成
510 光源虹彩絞りを光源から放出される光の照射角を制限するために設定
520 撮像虹彩絞りをマスクブランクから反射された散乱光の散乱角θをθstartに制限するために設定
530 散乱光の像を取得
540 θがθendを超えたか?
550 θを更新(θをΔθだけ増減するなど)
560 散乱光の角度分布を生成して欠陥の重大性を特性評価
610 吸収体パターン
620 低リスク欠陥
630 高リスク欠陥
710 マスクパターン描画データをコンピュータに読み込み
720 欠陥マップおよびリスクレベルデータをコンピュータに読み込み
730 さまざまな回転・平行移動についてパターンデータと欠陥座標の組み合わせを試験
740 許容できる組み合わせがあるか?
750 次のマスクブランクデータを使用
760 最小リスクの組み合わせを選択
770 マスクブランクを選択された回転で描画器にロード
780 選択された平行移動でパターンを描画
790 ウエハー処理

Claims (27)

  1. 光源に位置しており、該光源から放出される光の照射角を制限するための第一の虹彩絞りと、
    暗視野光学ユニットの出射口に位置しており、マスクブランクから反射したのちの散乱光の散乱角を制限するための散乱制限ユニットであって、前記散乱制限ユニットは前記散乱光の最小散乱角を制限する第二の虹彩絞りを有する、散乱制限ユニットと、
    前記暗視野光学ユニットに光学的に結合された、前記散乱光の角度分布を生成するための欠陥解析器とを有しており、該角度分布が前記マスクブランク上にみつかった欠陥の重大性を特性評価するのに使われることを特徴とする装置。
  2. 前記散乱制限ユニットが:
    前記散乱光の最大散乱角を制限する第三の虹彩絞りを有することを特徴とする、請求項記載の装置。
  3. 前記欠陥解析器が:
    前記散乱光の像を取得するための撮像装置と、
    前記角度分布を提供するために前記像を処理するための、前記撮像装置に結合された処理ユニット、
    とを有することを特徴とする、請求項記載の装置。
  4. 前記処理ユニットが:
    解析的または実験的に得られた欠陥パラメータの集合を保存するデータベースを有しており、該欠陥パラメータ集合が当該欠陥についてのリスクレベルを与えるために前記角度分布と比較されることを特徴とする、請求項記載の装置。
  5. 前記光が極端紫外(EUV)光であることを特徴とする、請求項1記載の装置。
  6. 前記暗視野光学ユニットがシュヴァルツシルト光学系であることを特徴とする、請求項1記載の装置。
  7. 光源に位置している第一の虹彩絞りによって該光源から放出される光の照射角を制限し、
    暗視野光学ユニットの出射口に位置している散乱制限ユニットによってマスクブランクから反射したのちの散乱光の散乱角を制限する段階であって、散乱角を制限することが、第二の虹彩絞りによって前記散乱光の最小散乱角を制限することを含む、段階と
    前記散乱光の角度分布を生成する段階とを含み、該角度分布が前記マスクブランク上にみつかった欠陥の重大性を特性評価するのに使われることを特徴とする方法。
  8. 散乱角を制限することが:
    第三の虹彩絞りによって前記散乱光の最大散乱角を制限することを含むことを特徴とする、請求項記載の方法。
  9. 前記角度分布を生成することが:
    前記散乱光の像を取得し、
    前記像を処理して前記角度分布を与えること、を含むことを特徴とする、請求項記載の方法。
  10. 前記像を処理することが:
    欠陥パラメータの集合を前記角度分布と比較して当該欠陥についてのリスクレベルを与えることを含んでおり、該欠陥パラメータ集合がデータベースに保存されており解析的または実験的に得られたものであることを特徴とする、請求項記載の方法。
  11. 前記光の照射角を制限することが、極端紫外(EUV)光の照射角を制限することを有することを特徴とする、請求項記載の方法。
  12. マスクブランクを動かすためのマスクステージと、
    前記マスクブランクを検査するための光を発生させる光源と、
    前記光源に光学的に結合されており、前記マスクブランク上に向けて偏向された光からの散乱光を与えるための暗視野光学ユニットと、
    前記光源および前記暗視野光学ユニットに結合され:
    光源に位置しており、該光源から放出される光の照射角を制限するための第一の虹彩絞りと、
    暗視野光学ユニットの出射口に位置しており、マスクブランクから反射したのちの散乱光の散乱角を制限するための散乱制限ユニットであって、前記散乱制限ユニットは、前記散乱光の最小散乱角を制限する第二の虹彩絞りを有する、散乱制限ユニットと、
    前記暗視野光学ユニットに光学的に結合された、前記散乱光の角度分布を生成するための欠陥解析器とを有しており、該角度分布が前記マスクブランク上にみつかった欠陥の重大性を特性評価するのに使われるような、
    欠陥検査ツール、
    とを有することを特徴とするシステム。
  13. 前記散乱制限ユニットが:
    前記散乱光の最大散乱角を制限する第三の虹彩絞りを有することを特徴とする、請求項12記載のシステム。
  14. 前記欠陥解析器が:
    前記散乱光の像を取得するための撮像装置と、
    前記角度分布を提供するために前記像を処理するための、前記撮像装置に結合された処理ユニット、
    とを有することを特徴とする、請求項13記載のシステム。
  15. 前記処理ユニットが:
    解析的または実験的に得られた欠陥パラメータの集合を保存するデータベースを有しており、該欠陥パラメータ集合が当該欠陥についてのリスクレベルを与えるために前記角度分布と比較されることを特徴とする、請求項14記載のシステム。
  16. 前記光が極端紫外(EUV)光であることを特徴とする、請求項13記載のシステム。
  17. 前記暗視野光学ユニットがシュヴァルツシルト光学系であることを特徴とする、請求項12記載のシステム。
  18. 前記第二の虹彩絞りが、差分像データを与えるよう、二つの制限散乱角に設定される、請求項記載の装置。
  19. 前記二つの制限散乱角のうち少なくとも一方が0度ないし30度の範囲である、請求項18記載の装置。
  20. 前記処理ユニットが、増加するまたは減少する散乱角の一次元関数として欠陥密度を表す、請求項記載の装置。
  21. 前記暗視野光学ユニットがシュヴァルツシルト光学系である、請求項記載の方法。
  22. 前記第二の虹彩絞りが、差分像データを与えるよう、二つの制限散乱角に設定される、請求項記載の方法。
  23. 前記二つの制限散乱角のうち少なくとも一方が0度ないし30度の範囲である、請求項22記載の方法。
  24. 処理が、増加するまたは減少する散乱角の一次元関数として欠陥密度を表現することを含む、請求項記載の方法。
  25. 前記第二の虹彩絞りが、差分像データを与えるよう、二つの制限散乱角に設定される、請求項12記載のシステム。
  26. 前記二つの制限散乱角のうち少なくとも一方が0度ないし30度の範囲である、請求項25記載の装置。
  27. 前記処理ユニットが、増加するまたは減少する散乱角の一次元関数として欠陥密度を表す、請求項14記載のシステム。
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