JP2005510581A - モノカルボン酸類およびラクトン類を用いた単糖類および二糖類の重合 - Google Patents

モノカルボン酸類およびラクトン類を用いた単糖類および二糖類の重合 Download PDF

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Abstract

本発明は、モノカルボン酸、モノカルボン酸のラクトンおよびアリールオールからなる群から選択される触媒有効量の有機酸の存在において、糖を、実質的なその分解点より下の温度で、かつ、減圧下で、重合時に生じる水を除去しながら、重合することを含み、前記有機酸は、不揮発性であり、かつ、唯一の酸官能性を有し、アミノ基を有さない、炭水化物ポリマーを調製するための工程に導かれる。本発明は、また、その工程から生成された生成物に導かれる。

Description

本発明は、ポリデキストロースの調製のための新規な方法、それから形成された生成物、および前記ポリデキストロースを含む食品に関するものである。
ポリデキストロースは、多くの食品において、糖類に通常関連する容積と触感に寄与する、食物における水溶性で低カロリーの虫歯を起こさない増量剤である。また、それは、薬品において賦形剤としても用いられる。ポリデキストロースは、不規則に結合し、高度に枝分かれしたグルコースポリマーである。
ポリデキストロースは、甘味を有さずに、糖の多くの技術的特性を有する、本質的に低カロリーの糖代替物である。それは、甘すぎることが示されている従来の糖に基づく組成物に、最も有益に用いられている。この甘くない増量剤は、従来の糖含有食品の所望の触感を、これらの食品に関連したカロリーを伴わずに有する低カロリーの食品を提供するために、高度の甘味料と組み合わせて用いられる時に、特に有用である。
ポリデキストロースは、ポリデキストロースA、非結晶性でわずかに酸性(pH2.5〜3.5)の可溶性の粉末;ポリデキストロースN、水酸化カリウムで部分的に中和された(pH5〜6)薄色のポリデキストロースAの70%水溶液;および、ポリデキストロースK、重炭酸カリウムで部分的に中和された(pH5〜6)ポリデキストロースAの粉末の形態、など、様々な形態で商業的に利用可能である。
ポリデキストロースは、改良されたポリデキストロースとして示される別の形態、実質的にいくつかの低分子量有機酸(pH3〜4)を含まないポリデキストロースAの形態、でも利用可能である。
市販のポリデキストロースは、特許文献1および2、両方ともレンハード(Rennhard)による、に記載された方法に従って調製される。これらは、グルコースおよびマルトースからなる群から選択される乾燥糖を、糖の実質的な分解点より下の温度で溶融し、溶融した糖を140℃から295℃にわたる温度で、かつ、減圧下で、10モルパーセントまでの触媒量の食物許容ポリカルボン酸触媒の存在において、かつ、実質的な重合が生じるまで実質的に水の不在下で保持し、かつ、同時に、溶融および重合中に形成された水を除去することによって、ポリデキストロースを含む炭水化物ポリマー類を調製する方法を開示している。特許文献1および2の両者は、少なくとも2つのカルボキシル基を有するポリカルボン酸類を要する。すなわち、両者は、少なくとも2つの酸性陽子を有するカルボン酸を要する。特許文献1および2における方法において用いられるポリカルボン酸類の例は、クエン酸、フマル酸、酒石酸、コハク酸、アジピン酸、イタコン酸、およびリンゴ酸、およびコハク酸、アジピン酸、およびイタコン酸の無水物を含む。ポリカルボン酸類は、触媒類として用いられるだけでなく、架橋剤類および重合活性化剤類としても用いられる。
米国特許第3,766,165号 米国特許第3,876,794号
両特許文献1および2は、炭水化物ポリマー類を調製するための方法におけるモノカルボン酸類の使用から遠ざかるように教示している。より具体的には、両者は、モノカルボン酸類が、架橋剤類として効果的ではなく、無水溶融重合において、分子中に2個以上のカルボキシル基を含む触媒類ほど満足のいくものではないであろうと述べている。
このように、それらにおける教示に基づいて、ポリデキストロースを調製するための重縮合が、ただ1つの酸性水素を含むモノカルボン酸の存在において調製され得ることが不確かであった。
エルモア(Elmore)による特許文献3は、マルトースまたはグルコース、ポリオール、および食用カルボン酸を、各々、分離した流れで、通気室を有する装置中に、横方法に混合し、かつ、長手方向に最小限混合しながら、長手方向に室を経由して原料を運搬するための手段で送り、次いで、第一帯域においてそれらを混合および溶融させて、第二帯域に送り、最後に減圧下で反応させる、連続ポリデキストロース方法を開示している。また、エルモア等も、それらの方法において、モノカルボン酸類の使用から遠ざかるように、それらがコモノマーとして作用せず、架橋剤類として有効でなく、更に、無水溶融重合における触媒として、ポリカルボン酸類ほど満足のいくものではないであろうと述べて、教示している。
米国特許第5,051,500号
特許文献4、5および6は、ポリデキストロースを調製する方法におけるリン酸の使用を記載している。使われたリン酸の濃度は、約0.1%である。それらは、他のいかなる酸触媒の使用について示唆していない。
日本国特許第01012761号 日本国特許第01012762号 日本国特許第5087083号
水溶性ポリデキストロース(ポリグルコースまたはポリD−グルコースとしても知られている)は、好ましくは約5〜15重量%のソルビトールと共に、デキストロース(グルコースまたはD−グルコースとしても知られている)を、触媒量(約0.5から3.0モル%)のクエン酸、ジカルボン酸の存在において、溶融加熱することによって、商業的に調製される。
水溶性ポリデキストロースは、認可された食品添加物として、連邦規定条例の食品および薬剤項(21C.F.R.172.841)において規定された商品である。それは、また、未改良形態で、レンハード、特許文献1、により、「1→6の結合が主であり、・・・約1,500から18,000までの平均分子量を有し、約0.5から5モル%の(クエン)酸エステル基を含む・・・、水溶性で高度に枝分かれしたポリ(デキストロース)」として記載されている、すなわち、水溶性ポリデキストロースは、約0.5から5モル%の結合クエン酸の含量によって特徴づけられている。レンハードによれば、水溶性ポリデキストロースは、好ましくは、触媒として、0.5〜5モルパーセントのクエン酸を用いて調製される。しかしながら、レンハードの約6モルパーセントのクエン酸の使用により、3分の2を超える望まない不溶性ポリデキストロースを生じた。また、レンハードは、重合時における約5〜20重量%(好ましくは8〜12重量%)のソルビトールの任意の使用についても明記している。また、前記C.F.R.において、より狭い範囲のおよそ10重量%のソルビトールについても示されている。
前記方法を利用する工業用に調製されたポリデキストロースは、異風味を伴うと主張されている。異風味を最小限にするために、工業用のポリデキストロースは、さらに、イオン交換カラムで精製される。
本発明者は、モノカルボン酸をポリデキストロースの調製に利用することにより、異風味を、有意に減少または除去し得ることを見出した。本発明者は、前記レンハードの教示に反して、ただ1つの酸性水素原子を有するモノカルボン酸類またはそのラクトン類を、ジカルボン酸の代わりに、触媒量で、ポリデキストロースの調製時に、用いることができることを見出した。さらに、彼は、そのように生成した生成物が、クエン酸を用いて生成したポリデキストロースにおいて確認された異風味を示さないことを見出した。
従って、本発明は、単糖、二糖、オリゴ糖、および炭水化物ポリマーの加水分解物からなる群から選択される糖を、前記糖の実質的な分解点より下の温度で、かつ、減圧下で、触媒量のモノカルボン酸、もしくはそのラクトン、もしくはアリールオールの存在において、有効な重合条件下で、重合時に形成される水を除去しながら重合することを含み、前記モノカルボン酸もしくはそのラクトンは、不揮発性であり、ただ1つの酸官能性を有し、一方、前記アリールオールは不揮発性であり、ただ1つもしくは2つの酸官能性を有する、炭水化物ポリマーを調製するための方法に導かれる。好ましい実施態様において、食物許容ポリオールは、反応混合物中に含まれる。本発明は、また、このように形成された生成物および前記炭水化物ポリマーを含む食品にも導かれる。
ここに用いられるように、用語「炭水化物ポリマー」は、単糖類から形成された炭水化物ポリマーである。単糖類は、3〜6炭素原子を含み、アルドース類およびケトース類を含む。単糖類の例は、グリセルアルデヒド、エリトロース、トレオース、リボース、アラビノース、キシロース、リキソース、アロース、アルトロース、グルコース、マンノース、グロース、イドース、ガラクトース、タロース、ジヒドロキシアセトン、エリトルロース、リブロース、キシルロース、プシコース、フルクトース、ソルボースおよびタガトースなどを含む。単糖類は、DまたはL異性体の何れかとして存在してよい。
好ましい単糖類は、5または6炭素原子を含む。最も好ましい単糖は、グルコースである。
両DおよびL体は、それらのラセミ混合物を含むそれらの混合物と同様に、本発明の範囲内であると考慮される。しかしながら、好ましい立体異性体は、D体である。「二糖」は、ここで、2つの糖単位を含むと定義される。糖単位は、同じまたは異なることができる。例は、トレハロース、イソマルトース、イソマルトゥロース、などを含む。
オリゴ糖は、ここで、同じまたは異なることができる、3〜10糖単位、より好ましくは、3〜6糖単位を含むと定義される。例は、フルクトオリゴ糖類、マルトトリオース、などを含む。
本発明の実施態様は、触媒として、モノカルボン酸またはそのラクトン類の使用を要する。ここで用いられるように、用語「触媒」は、反応速度を加速する物質を指す。しかしながら、大多数の触媒類と異なって、本発明において使われる場合、特定の触媒類、すなわち、モノカルボン酸および/またはそのラクトン類は、部分的に消費され、炭水化物ポリマー生成物と会合する。しかしながら、ごく僅かな量の触媒が生成物と会合するため、これらの触媒類は、反応物のように作用しない。別の実施態様において、酸触媒は、アリールオールである。
揮発性酸は、ここに記載された重合反応時に蒸発するかもしれないため、本発明において用いられる触媒類は、前に示したように、比較的、不揮発性である。食物において使われる場合、モノカルボン酸類、そのラクトン類もしくはアリールオール類は食物許容である、すなわち、風味がよく、通常の使用程度では、有意に不利な効果を生じない。食用でないモノカルボン酸類またはそのラクトン類もしくはアリールオール類も、また、ここに記載した方法における使用に化学的に適しており、本発明に従って調製された炭水化物が工業用の適用に使われる場合、食品許容酸類およびラクトン類に加えて用いられてもよい。しかしながら、用いられる酸触媒は、哺乳動物、特にヒト、に対して無毒であることが好ましい。さらに、酸触媒カルボン酸類および/またはそのラクトン類もしくはアリールオール類は、いかなる塩基性官能基、例えば、陽子受容体になり得るアミノ基類、をも含まない。さらに、モノカルボン酸類は、1つのCOOH基を含むのみである。このように、本発明において使われるラクトン類は、1つのカルボキシ基を含むカルボン酸類から調製される。更に、アリールオールは、0もしくは1カルボキシ基を含むことができる。
本方法において用いられるモノカルボン酸類は、有機モノカルボン酸類である。それらは、直鎖状、分枝状、または環状であることができ;それらは、脂肪族、例えば、アルキル、アルケニルもしくはアルキニル、アリールもしくはアリールアルキルモノカルボン酸類;複素環式もしくは複素環式アルキルモノカルボン酸類;糖モノカルボン酸類およびステロイドモノカルボン酸類を含む、炭水化物またはヒドロキシ酸類、であることができる。それらは、また、ヒドロキシ酸類またはケト酸類であることもできる。
有機酸は、無置換である、または、1つ以上の電子供与もしくは電子吸引基で、それらの用語が当業者によって定義されるように、置換されることができる。電子供与基類および電子吸引基類の例は、ヒドロキシ、低級アルコキシ、ハロ、ニトロ、シアノ、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、アリール、アリール低級アルキル、チオール、低級チオアルキル、低級アルカノイル、ホルミルなどを含む。しかしながら、有機酸、有機酸の置換基は、アミン、アルキル−アミンまたはジアルキルアミンまたは他のカルボン酸置換基もしくはその誘導体、例えば、エステル、アミドなど、塩基性官能価を有する基で置換されなくてもよい。
本発明の一実施態様において、本発明に用いられるモノカルボン酸類は、式RCOOH、式中、Rはアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、アリールアルキル、複素環、複素環式アルキル、
Figure 2005510581
Figure 2005510581
またはステロイド、式中、Rは、低級アルキルもしくはアリールまたはアリール低級アルキルであり;Rは、低級アルキルもしくはアリールまたはアリール低級アルキルであり、nは0〜10、より好ましくは0または1、最も好ましくは0である、によって定義される。
R基は、無置換である、または、電子供与もしくは電子吸引基で置換されていることができる。R基が、無置換である、または、低級アルキル、ヒドロキシ、低級アルコキシ、アルキル−カルボニルオキシ、もしくはオキソC(=O)基で置換されている、のいずれかであることが好ましい。さらに、低級アルキルおよび低級アルコキシ基は、同様に、ヒドロキシ、低級アルコキシ、低級アルキルなどで置換されることができる。
本方法において使われる酸は、好ましくは、食物許容酸であり、比較的不揮発性である。
Rとして好ましいアルキル基は、主鎖に1〜30炭素原子、および総計35炭素原子までを含むアルキル基を含む。アルキル基が1〜24炭素原子を含むことが好ましい。アルキル基は、直鎖状または分枝状であることができる。本発明に従って用いられるRCOOHの例は、蟻酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、ステアリン酸などを含む。
単独もしくは他の基と結合して用いられる時、「低級アルキル」は、1〜6炭素原子を含むアルキル基を表すことを意味する。低級アルキル基の例は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、s−ブチル、ネオペンチル、ペンチル、イソペンチル、ヘキシルなどを含む。
ここに定義されるように、単独もしくは他の基と結合して用いられる時、「アルケニル基」は、2〜30炭素原子、より好ましくは2〜24炭素原子を含むアルケニル基を指す。アルケニル基は、直鎖状もしくは分枝状であることができる。それらは、単不飽和もしくはポリ不飽和であることができる。アルケニル基は、1、2、3、4、5もしくは6炭素−炭素二重結合、より好ましくは1〜4炭素−炭素二重結合、最も好ましくは1もしくは2炭素−炭素二重結合を含むことが好ましい。
「低級アルケニル」によって、分枝状もしくは直鎖状であることができる、2〜6炭素原子を含むアルケニル基が意味される。例は、エテニル、アリル、2−プロペニル、1−ブテニル、2−ブテニル、2−メチル−1−プロペニルなどを含む。
ここに用いられるように「アルキニル」によって、2〜30炭素原子、より好ましくは2〜24炭素原子を含むアルキニル基が意味される。アルキニル基は、直鎖状または分枝状であることができる。好ましいアルキニル基は、低級アルキニルであって、該アルキニル基は2〜6炭素原子を含む。例は、エチニル、1−プロピニル、2−プロピニル、1−ブチニル、2−ブチニルなどを含む。
アルキニル基は、4つ以下の炭素−炭素三重結合、より好ましくは1もしくは2つの炭素−炭素三重結合、最も好ましくは1つの炭素−炭素三重結合を含むことが好ましい。
アルキル、アルケニルおよびアルキニル基が、全て、無置換であることが好ましく、または、置換されているならば、上で定義された1つ以上の基で置換されていることができる。それにもかかわらず、置換されているならば、それらが、1つ以上の低級アルキル、低級アルケニル、ヒドロキシ、低級アルコキシ、またはオキソ基で置換されていることが好ましい。このように、例えば、ピルビン酸、乳酸、グリコール酸などが、RCOOHの範囲内であると意図される。
ここに定義されるように、モノカルボン酸類は、脂肪酸類を含む。ここに定義されるように、脂肪酸は、動物もしくは植物脂肪もしくは油から得られる、または含まれるカルボン酸である。それらは、4から26炭素原子を含むアルキル基の鎖からなる。それらは、酪酸、ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸などのように飽和である、または、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸、1−もしくは2−ブテン酸、ソルビン酸など、1つ以上の炭素−炭素二重結合を含む不飽和であることができる。ここに定義されるように、該用語は、オメガ3−脂肪酸類を含む。
ここに定義されるように、R基は、脂環式モノカルボン酸であることができ、該脂環はシクロアルキルもしくはシクロアルケニルであることができる。脂環基は、無置換である、または、前記置換基類のいずれか1つで置換されることができる。
好ましいシクロアルキル基は、3〜18環状炭素原子、および総計24炭素原子までを含む。さらに、好ましくは、それは、5〜18環状炭素原子を含む。それは、一環式、二環式、もしくは多環式であることができる。それは、1、2、3もしくは4つの環を含むことが好ましい。また、環が融合されていることが好ましい。最も好ましい実施態様において、シクロアルキル基は、5、6、もしくは10環状炭素原子を含む。シクロアルキル酸の例は、キナ酸、シクロヘキサン−カルボン酸などを含む。
好ましいシクロアルケニル基は、5〜18環状炭素原子、および総計6つまでの炭素−炭素二重結合、および総計24炭素原子までを含む。ここに定義されるように、用語シクロアルケニルは、アリールが別に以下で定義されるため、アリールを除外する。シクロアルケニル基は、一環式、二環式、もしくは多環式であることができる。環は融合されていることが好ましい。シクロアルケニル基は、1、2、3、4、5もしくは6炭素―炭素二重結合、より好ましくは1もしくは2炭素−炭素二重結合、より好ましくは1二重結合を含む。シクロアルケニル基は、5、6もしくは10環状炭素原子を含むこととが好ましい。
ここに定義されるように、Rは、アリールもしくはアリールアルキルであることができ、ここに定義されるように、アリールは、単独もしくは他の基と結合して、環状炭素原子のみを含み、好ましくは6〜18環状炭素原子、および総計24炭素原子までを含む芳香族化合物である。アリール基は、1、2、3もしくは4つの環を含むことが好ましいが、1つの環もしくは1つより多くの環を含むことができる。さらに、環は融合されていることが好ましい。アリール環は、無置換である、または、1つ以上の前記置換基で置換されていることができる。置換されている場合、置換基が、オキソ、低級アルキル、ヒドロキシ、ハロ、低級アルコキシなどであることが好ましい。Rの例は、フェニル、ナフチル、キシリル、トリルなどを含む。このように、本発明に使われるモノカルボン酸類は、サリチル酸、アセチルサリチル酸、フェニル酢酸、安息香酸、o−トルイル酸、m−トルイル酸、p−トルイル酸、ヒドロキシ安息香酸、メトキシ安息香酸、クロロ安息香酸、ブロモ安息香酸、ニトロ安息香酸、ケイ皮酸、フェルラ酸などを含む。
ここに定義されるように、Rは、複素環もしくは複素環式芳香族であることができ、それによって、前記で定義されるように、脂環もしくは芳香族環は、OまたはSなどのヘテロ原子によって置換された少なくとも一つの炭素原子を有する。4以下の炭素原子が、OまたはSなどのヘテロ原子によって置換されていることが好ましい。より好ましくは、複素環もしくは複素環式芳香族基が、1、2もしくは3環状へテロ原子を含むことが好ましい。複素環は、ベンゾ複素環類を含む。例は、フリル、テトラヒドロフリル、チエニルなどを含む。複素環は、塩基性窒素原子を含まないことが好ましい。
また、Rは、複素環式アルキル、もしくは複素環式芳香族アルキルであることもできる。
本発明の他の実施態様は、当業者に公知の技術によって、相当する糖から調製された糖酸類を含む。例えば、臭素水はアルドース類をアルドン酸類に酸化する。ウロン酸とアルドン酸類のどちらも、本方法において用いられると考えられる。糖酸類が調製される糖類は、単糖類、二糖類もしくはオリゴ糖類である。アルドン酸類およびウロン酸類が調製される好ましい糖類は、アルドース類である。糖類は、好ましくは、単糖類であり、3〜6炭素原子を含む。アルドース糖類の例は、グリセルアルデヒド、エリトロース、トレオース、リボース、アラビノース、キシロース、リキソース、アロース、アルトロース、グルコース、マンノース、グロース、イドース、およびガラクトースを含む。アルドース類は、D体であることが好ましい。このように、本発明の方法において使われるモノカルボン酸類は、D−糖類の相当するウロン酸と前記アルドン酸類を含む。例は、D−グルクロン酸、グロースウロン酸、n−アセチルノイラミン酸、デオキシオクトロソム酸などを含む。
また、ステロイドモノカルボン酸類は、本発明において用いられるモノカルボン酸類の範囲内であると考えられる。ステロイドは、カルボキシル基によって直接置換されている、または、例えば、アルキレン、アルケニレン、アリールアルキレン、アリールケニレン、アルコキシ、チオアルキル、アルカノイルなどの、介在架橋基を介してカルボキシ基によって間接的に置換されている。架橋基類は、さらに無置換である、または、前記置換基で置換されることができる。
ステロイド類は、環を慣習的にA、B、CおよびDとして示した以下:
Figure 2005510581
に表される基本のコア構造を有する。
本発明に用いられる好ましいステロイドモノカルボン酸類は、式:
Figure 2005510581
式中、RとRは、独立して水素または低級アルキルであり;
各R、R、RおよびRは、独立して、水素または前記Rで定義された置換基の1つである、
を有する。各R、R、RおよびRは、独立して、水素、ヒドロキシ、低級アルコキシ、低級アルキル、オキソ、カルボキシ、カルボキシで置換された低級アルキル、カルボキシで置換された低級アルコキシ、R、R、RおよびRの1つ、ただ1つが、カルボキシ基を含む低級カルバルコキシであることが好ましい。
前記式において、
nは0〜4であり;
pは0〜4であり;そして、
mおよびqは、独立して0〜2である。
n、m、qおよびpは、各環における置換基の数を示すことに留意すべきである。例えば、nが1の時、A環は、1つのR置換基を含み、A環における残りの基は水素であり;nが2の時、A環は、2つのR置換基を含み、R置換基は、同じであっても異なっていてもよい。しかしながら、nが0の場合、A環は無置換である。同じことが、(R、(R、および(Rに関して当てはまる。少なくとも環の1つは、置換され、環もしくはカルボキシにより自身が置換された置換基のいずれかで置換された、カルボキシ基を含む。カルボキシ基が、環で、または、環の一つで置換された低級アルキル基で、置換されていることが好ましい。カルボキシ基が、環の一つで置換されたアルキル基で置換されていることがより好ましく、カルボキシ基がアルキル基の末端にあることがさらにより好ましい。カルボキシ基がD環で置換されたアルキル基で置換されていることが最も好ましい。
より好ましいステロイド酸は、式
Figure 2005510581
式中、Rは、カルボキシを含む低級アルキル基であり、R、R、R、R、R、n、mおよびqは前記で定義した通りである、
を有する。
好ましいRは、CHである。
好ましいRは、CHである。
は、OHであることが好ましい。
存在する場合、Rは、好ましくはOHである。
nは1であることが好ましい。また、qは0であることが好ましい。
mの好ましい値は0または1である。
は、COOHにより置換されたC〜Cアルキル基であることが好ましく、Rは直鎖状または分枝状であることができる。好ましいRは、末端の炭素で置換されたCOOHを含む。Rが、分枝状であることがさらにより好ましい。最も好ましい実施態様において、Rは、ブチル部分であり、より好ましくは、末端の炭素でカルボキシで置換されたイソ−ブチル、すなわち、
Figure 2005510581
である。
さらにより好ましいステロイド酸は、式
Figure 2005510581
式中、
、R、R、およびRは、前記で定義した通りである、
を有する。好ましいステロイド酸類は、コール酸、リトコール酸、ケノデオキシコール酸およびデオキシコール酸である。
ここに定義されるように、モノカルボン酸環のラクトン類は、モノカルボン酸の代わりに用いられることができる。定義により、ラクトン類は、環状エステル類である。それらは、水またはハロゲン化水素の吸引を各々伴う、水酸化された、もしくはハロゲン化されたカルボン酸の分子内反応によって形成されることができる。ラクトン類は、好ましくは、1環状酸素、およびそれに隣接し、オキソによって置換された環状炭素原子を含み、環における残りの原子が炭素原子である、5、6もしくは7員環である。好ましい環の大きさは、5もしくは6原子である。
穏やかな条件下で、糖酸類の多くはラクトン類を形成する。糖酸類から形成されたラクトン類は、好ましくは5もしくは6員であり、これら5もしくは6員ラクトン類が好ましい。
ラクトン類の例は、ガラクトン酸ガンマ―ラクトンおよびグルコノデルタラクトンなどを含む。
本発明に用いられるカルボン酸類は、式
Figure 2005510581
および
Figure 2005510581
式中、R、Rおよびnは上で定義された通りである、
のαおよびβケト酸類もしくはヒドロキシ酸類を含む。好ましくは、nは、0または1である。ケト酸またはヒドロキシ酸がカルボン酸である場合、それはα−ヒドロキシ酸またはα−ケト酸であることが好ましい。好ましいケト酸およびヒドロキシ酸類は、ピルビン酸、乳酸およびグリコール酸である。
本発明に用いられる好ましいモノカルボン酸類の例は、蟻酸、酢酸、プロピオン酸、サリチル酸、アセチルサリチル酸類、グルコノデルタラクトン、安息香酸、乳酸、ピルビン酸、グリコール酸、コール酸、リトコール酸、デオキシコール酸、ケノデオキシコール酸、ガラクトン酸γ−ラクトン、ソルビン酸、ステアリン酸、D−グルクロン酸、キナ酸、グリコール酸、葉酸、ベヘン酸、葉酸などである。
前記に示したように、炭水化物ポリマーを調製するための方法において用いられる酸は、アリールオールであることができる。ここに定義するように、アリールオールは、OH基の置換基を有するアリール基である。ここに定義するように、アリール基は、さらに、アルキル基によって置換されることができ(すなわち、アルキルアリールオール)またはアルケニル基によって置換されることができる(すなわち、アルケニルアリールオール)。すなわち、用語アリールオールは、アリール基が、任意で、アルキルもしくはアルケニル基によって、またはその両方の組み合わせで置換されることができる、OH置換化アリールを含む。アリールは、さらに、無置換である、または、前記で定義したように、1つ以上の電子吸引もしくは電子供与置換基で置換されることができる。アリール基は、直接、カルボキシ基またはラクトンで置換されることができ、あるいは、アリールの置換基がカルボン酸またはそのラクトンで置換されることができる。しかしながら、アリール基またはその置換基は、ただ1つのカルボキシ基もしくはそのラクトンを有することができる。
この実施態様において、酸がアリールオールである場合、最も好ましいアリール基は、フェニルである。フェニル基は、さらに、前記のように、1つ以上の前記置換基、例えば、アルキルもしくはアルケニル、によって置換されてもよく、あるいは、その置換基が1つ以上のこれらの置換基によって置換されてもよい。しかしながら、アリールオール、例えばフェノールは、ニトロ、低級アルケニルなどの電子吸引基で置換されていることが好ましい。好ましい例は、フェノール、ヒドロキシ−安息香酸、例えば、p−ヒドロキシ安息香酸など、を含む。
アリールオール基がアルキルもしくはアルケニルで置換されている場合、アルキルおよびアルケニル基が、各々独立して、1〜6炭素原子を含むことが好ましい。アルケニル基は、1、2、3、4、5もしくは6炭素−炭素二重結合、より好ましくは、1〜4炭素二重結合、最も好ましくは1もしくは2炭素−炭素二重結合を含んでよい。
前記モノカルボン酸類またはそのラクトン類およびアリールオールは、商業的に利用可能である、あるいは、標準的な合成技術によって、過度の実験を行なわずに、調製される。
合成反応において使われる酸触媒の量は、方法において用いられる反応物に対して、約0.01から約25モル%、より好ましくは、約0.1から約10モル%、よりさらに好ましくは、約0.1から約5モル%、最も好ましくは約0.1モル%から約1モル%の間で変動することが好ましい。酸の量が多くなるに従い、重縮合率が増大することに留意すべきである。しかしながら、より多くの量の酸を用いれば、例えば、約25モル%より多くの量では、一般に、食品において用いるには酸っば過ぎる重縮合物が形成される。酸濃度が高すぎると、最終生成混合物中に存在する過剰の酸の中和および/または還元または除去に関して問題が生じるかもしれない。
反応は、重合反応が生じるのに有効な温度で行なわれる。好ましくは、温度は、少なくとも約130℃、より好ましくは約140℃よりも高くあるべきである。過程の上限は、使われた反応生成物の分解温度である。
反応は、不活性溶媒、すなわち、生成物および反応物と反応しない溶媒中で行なわれても良い。しかしながら、重合反応は、溶媒を用いずに行なわれることが好ましい。さらに、重合反応は、反応物を均一に混合することにより行なわれることが好ましい。
当業者が知るように、特定の重合に要する酸の量、重合継続時間、重合温度および所望する生成物の性質は、全て互いに依存する。本発明に用いられるべき酸の量の選択は、これらの要素を考慮すべきである。重合反応が、無水条件下、または実質的に無水条件下で、行なわれることが好ましい。本発明の実施態様において、反応は、窒素もしくはヘリウム下、または真空状態下など、不活性雰囲気中で行なわれる。
重合反応時、水が形成される。水の蓄積は、反応を遅らせる。それゆえ、形成された水が除去されるならば、それが反応に最も有益である。これは、当業者に知られた技術によって成し遂げられ得る。
重縮合前の糖−カルボン酸反応混合物中におけるソルビトールなど、食物許容ポリオールの含有は、優れた生成物を生じる。たいていの場合は、ポリオールの約80重量%以上が縮合生成物から単離できず、それがポリマー中に化学的に組み込まれていることを示している。これらの添加物は、粘性を減らすための内部可塑剤として機能し、また、改善された色と風味を与える。これは、例えば、そのような縮合ポリマー類からの硬い飴の製造時に、明らかであり、生成物の流動特性が加工時に改善され、あわ立ちが最小限度に抑えられ、そして、明るい色のよりよい風味が得られる。全反応混合物の約5から20重量%のポリオール濃度により、そのような利点がもたらされ、約8〜12重量%のレベルが好ましい。
ソルビトールに加えて、他の食物許容ポリオール類を本方法において用いることができる。例は、グリセロール、エリトリトール、キシリトール、マンニトール、およびガラクシトール、水素添加されたデンプン加水分解物などを含む。オリゴ糖ポリオール類と同様に二糖ポリオール類も、ここに用いられるようにポリオールもしくは糖アルコール類の定義に含まれる。これらの高級ポリオール類の例は、ラクチトールおよびマルチトールを含む。しかしながら、ソルビトールが好ましい。
化学的精製は、通常、本発明の生成物に必要とされない。本方法に従って調製された生成物は、25℃で水に比較的溶ける炭水化物ポリマーであることが好ましい。
前記に示すように、ここに記載された方法は、ポリデキストロース(もしくはポリグルコース)およびポリマルトースを調製するために用いられることが好ましい。
好ましい重合方法は、重縮合である。
本発明の一実施態様において、反応は、溶融濃縮によって行なわれるが、反応が生じるようために糖を溶融することは必要でない。
以下に、重合方法を説明する。記載される方法は、溶融重合方法に導かれるが、それは例にすぎず、説明のために用いられる。さらに、以下の方法は、ポリデキストロースの使用に導かれる。この方法によるポリデキストロースの調製は、単なる例である。以下に記載する方法は、他の炭水化物ポリマー類を調製するために適用でき、それゆえ、以下に記載する詳細は、ポリデキストロースを調製すること、または溶融重合方法のみに、限定されると考えられるべきではない。
前記で明らかにされた方法に従って本発明によって調製された好ましい生成物は、可溶性のポリデキストロースもしくはポリマルトースである。得られるポリデキストロース生成物は、結合1→6が主であるポリデキストロースの分枝状鎖を含む。
ここに用いられるように、用語「ポリデキストロース」と「ポリグルコース」は、同義語であり、互いに交換可能に用いられるべきである。
また、用語「ポリデキストロース」と「ポリマルトース」は、各々、それに含まれる単量体単位の大部分が、グルコースまたはマルトースである重合物質を表すことを意図されている。
本方法において用いられる出発物質は単糖類であり、その素性は、形成させたい炭水化物ポリマーに依存する。例えば、形成させたい生成物がポリマルトースまたはポリグルコースの場合、出発単糖類は、各々、マルトースまたはグルコースである。当業者にとって、原料として適したデキストロースまたはマルトースが、例えば、天然に生じるグルコールポリマー類の酸もしくは酵素−触媒作用を及ぼされた加水分解を含む、様々な源から得られることは、容易に明らかであろう。このように、例えば、デキストロースは、セルロースまたはヘミセルロースの加水分解によって得られ、一方で、デキストロースもしくはマルトースのどちらか一方、または両方の混合物が、デンプンの加水分解によって得られる。デンプン加水分解物などの未精製調製品が、原料として適するであろうことは、さらに明らかであろう。そのような原料は、本発明の範囲内である。
出発糖、例えばデキストロースは、無水もしくは一水和物固体または溶液であってもよい。
重合方法の好ましい実施態様の一つにおいて、出発物質の無水もしくは実質的に無水である溶融物は、反応成分の均質な混合を確実にするために、適切に調製される。溶融物は、例えば、好ましくは還元圧力下で、出発物質を分解点より下の温度で溶融する、または、出発糖類の水性溶液の蒸発によって得ることができる。
無水溶融重合は、大気圧より下の圧力で行なわれることができる。好ましい圧力は、約300mmHgを超えず、好ましくは、10−5から100〜300mmHgまでで変動し、真空ポンプ、スチームジェットエジェクター、アスピレーター、または当該分野において通常用いられる他の手段の使用によって得られる。真空は、重合から空気を排除し、水和物の水と重合反応時に遊離された水を除去するために必要とされる。空気は、重合時に形成されたポリグルコース類またはポリマルトース類の分解と変色を最小限度に抑えるために、重合混合物の環境から排除すべきである。窒素の希薄流も、空気を排除し、形成された水和と重合の水を除去するための方法として、本発明に有用であることが見出されている。窒素除去が用いられると、真空の必要性は減るが、100〜300mmHg以下の圧力が、なお好ましい。
反応の継続時間と反応温度は、本発明の工程において、独立して調節可能である。
溶融縮合のための反応温度は、好ましくは、約140℃から約295℃まで変動し、より好ましくは、約140から280℃の間で変動する。高められた温度は、反応時に形成された水を蒸発させるのに有利である。方法をバッチ方式で行なう場合、温度は、適切に、約130から180℃の間、好ましくは140から160℃の間であるべきである。所望する重合度に達するために必要である反応時間は、温度の増加と共に減少する。温度が高ければ高いほど、反応時間は、対応して短く保たれることができ、この方法では、変色とカラメル化を可能な限り避けることができる。用いられる温度は、好ましくは約150℃から280℃の間、より好ましくは170から220℃の間である。無水溶融重合のための厳密な温度は、例えば、用いられた酸に対するグルコース、マルトース、もしくは他の糖類の最初の割合、および反応時間などを含む、様々な要因に依存し、重合に適した温度を決定することは当業者の技術の範囲内である。
高い割合の可溶性グルコースもしくはマルトースポリマーの生成には、ここに定義されるように、有機酸、例えばモノカルボン酸またはラクトンまたはアリールオール、の触媒量を、好ましくは使う。好ましくは、これらは前記に示した範囲で存在する。
変色、カラメル化、および分解は、高温に長時間さらすと増加するため、溶融重合による、可溶性炭水化物ポリマー類、例えばポリグルコース類またはポリマルトース類、の生成に用いられる熱曝露(反応時間と温度)は、できるだけ低くすべきである。しかしながら、幸いにも、重合温度が増加するにつれて、全重合を実質的に成し遂げるために要する時間は減少する。
重縮合の推移は、出発物質の消失によって測定される。これは、反応中に形成された水の蒸発に帰せられる。
他の方法において、重縮合は、糖が溶融されないが、ここに定義されたように、前記反応条件下、有機酸の存在において、任意ではあるが好ましくはポリオールの存在において、重合条件下で、濃縮されることを除いて、前記の通りである。この実施態様において、無水糖もしくは実質的に水を含まない糖、例えば糖の一水和物、を、酸および任意で前記ポリオールと混合する。前記方法は、例えば、液体糖、例えば液体デキストロース、を用いて、ここに記載した重合条件下で、使われても良い。
重縮合前の糖−カルボン酸反応混合物中におけるソルビトールなどの食物許容ポリオールの含有により、優れた生成物が生じる。好ましい実施態様において、デキストロースまたはマルトースが、ここに記載したモノカルボン酸とポリオールの存在において、溶融重縮合反応に供される。
さらなる精製は、通常、本発明の生成物には必要ではない。
炭水化物ポリマー類、例えば、ポリグルコース類またはポリマルトース類の中和は、用いられる酸触媒の非常に低いレベルにもかかわらず、いくつかの適用に対して望ましいかもしれない。例えば、生成物が、全乳を含む栄養食物において用いられる場合、中和されていない生成物中に存在するかもしれない過剰の酸が、ミルクを凝乳する傾向にあるであろう。可溶性生成物の場合、その溶液が直接中和される。この中和は、当業者に知られた技術、例えば、適切な塩基、例えば、アルカリもしくはアルカリ土類金属類、例えばカリウム、ナトリウム、カルシウムもしくはマグネシウム、の、炭酸塩類、重炭酸塩類、もしくは水酸化物類を、ポリグルコースもしくはポリマルトースの溶液に、加えることによって、成し遂げられても良い。ナトリウムとカリウムが共に用いられる場合、生理学的に安定した混合物を用いても良い。例えば、ポリグルコースまたはポリマルトースなど、該方法の可溶性生成物のpHを調節するために用いられても良い他の物質は、1−リジン、d−グルコサミン、N−メチルグルカミン、および水酸化アンモニウムを含む。炭水化物ポリマー類の溶液の酸性度を減らすための他の方法は、透析およびイオン交換である。
また、炭水化物ポリマーと会合した酸は、濃縮された炭水化物ポリマーの水性溶液を、1つ以上の吸着樹脂類、弱塩基イオン交換樹脂、II型強塩基イオン交換樹脂または塩基性イオン交換樹脂を含む混合層樹脂、または特許文献7および8、両方の内容が参照によって組み込まれる、に記載された陽イオン交換樹脂に通すことによって、中和させることもできる。
米国特許第5,667,593号 米国特許第5,645,647号
前記方法によって調製された炭水化物ポリマーは、更に、限外濾過(UF)、逆浸透(RO)、サイズ除外など、当業者に公知の分子ふるい法にかけてもよい。さらに、炭水化物ポリマーは、精製技術として認めれた任意の他の技術にかけてもよい、あるいは、部分的に精製されている場合、更に、精製技術として認めれた任意の他の技術にかけてもよい。
さらに、上で調製された炭水化物ポリマーは、文献の内容が参照によって組み込まれる、ボルデン(Borden)らの特許文献9、カボチェ(Caboche)らの特許文献10、およびデュッフロト(Duflot)の特許文献11に記載された技術を用いて、還元、例えば水素添加、させてもよい。また、水素添加された生成物は、ここに記載された任意の精製方法にかけてもよい。
米国特許第5,601,863号 米国特許第5,620,871号 米国特許第5,424,418号
可溶性炭水化物ポリマー類、例えば、ポリグルコースおよびポリマルトース、または本発明によって調製され水素添加された、もしくは還元された生成物、の脱色は、特定の使用のために、しばしば望ましい。可溶性炭水化物ポリマー類、例えば、ポリグルコース、もしくはポリマルトース、もしくはそれらの水素添加された生成物、は、可溶性炭水化物ポリマー(例えば、ポリグルコースまたはポリマルトース)を、活性化炭素もしくは木炭と接触させる、スラリーにする、または溶液を固形吸着剤層に通すことによって脱色することができる。可溶性炭水化物ポリマー類(例えば、ポリグルコース類およびポリマルトース類)は、亜塩素酸ナトリウム、過酸化水素、もしくは漂白粉末に用いられる類似物質で漂白されてもよい。
ポリグルコース類について、主である結合は、主に1→6であるが、他の結合も生じる。
ここにおける方法によって形成される炭水化物ポリマーと同様に、ポリグルコース類も、他の方法により調製された場合、相当する炭水化物ポリマー類の有用性を有する。例えば、他の方法により形成されたポリデキストロースと同様に、ポリデキストロースは、前記本方法に従って形成されてよく、実質的に低もしくは無カロリーである。
ここに記載された方法の生成物は、砂糖菓子、焼き菓子類、アイスクリームなど、幅広い範囲の食品のための栄養充填剤として用いられ得る。本方法に従って調製された炭水化物ポリマー類、特に、可溶性炭水化物ポリマー類、例えば可溶性ポリグルコース類およびポリマルトース類、は、天然糖類が除去され、人工もしくは他の甘味料に取り替えられた栄養食物に、甘味以外の天然食物の物理学的特性を付与するために有用である。焼き菓子類において、例えば、炭水化物ポリマー類は、糖に類似した様式で流動性と触感に影響を及ぼし、増量剤として糖に代わり得る。
ここに記載された方法に従って調製された可溶性炭水化物ポリマー類、例えばポリグルコース類、の他の使用は、低カロリーのゼリー類、ジャム類、保存食品類、マーマレード類、およびフルーツバター類;アイスクリーム、アイスミルク、シャーベーット、およびウォーターアイス類を含む、栄養冷凍食品組成物類;ケーキ類、クッキー類、パン菓子類および小麦や他の穀粉を含む他の食品などの焼き菓子類;糖衣類、砂糖菓子およびチョコレート、ギャンデーおよびチューイングガムを含む砂糖菓子様製品類;非アルコール性清涼飲料および根エキス類などの飲料類;シロップ類;トッピング類、ソース類およびプリン類;サラダドレッシング類において、乾燥低カロリー甘味組成物類のための増量剤として見出される。本発明の炭水化物ポリマー類、例えばポリグルコース類、の使用は、食物の通常の脂肪、油もしくは脂肪トリグリセリド組成物の20〜100%の除去を許容する。脂肪、油、または脂肪トリグリセリドの除去の程度は、食物の種類によって、当然、変動するであろう;例えば、フレンチサラダドレッシングにおいては、通常含まれる油成分を完全に除去することが可能である。チョコレートコーティング類、アイスクリーム混合物類および泡立たされたトッピング類においては、食品の触感、光沢、粘性、および風味など、要求される食物特性をなお残しつつも、20〜80%の脂肪、油もしくはトリグリセリドを除去することができる。
食品の他のタイプにおいて、通常含まれる少なくとも炭水化物部分は、可溶性炭水化物ポリマー類、特に、本発明に従って調製されたポリグルコース類、に置換される。また、いくつかの製品において、少なくとも脂肪−トリグリセリド部分、実質的には通常含まれる炭水化物ポリマーの全てが、可溶性炭水化物ポリマー、例えば、本発明の方法に従って調製されたポリグルコース、によって置換される。
このいわゆる脂肪−倹約効果は、触覚、光沢、粘性および風味など、必要とされる食物特性がなお保持されている点において、食物の質を低下させることなく可能である。さらに、これらの食物のカロリー値は、本発明に従って調製された可溶性炭水化物ポリマー類、例えば、ポリグルコース類、が、栄養食物の天然の対応物に含まれる糖類および脂肪−トリグリセリド類と置換するために用いられ得ることによって、かなり低くなる。
この脂肪−倹約効果は、プリン類およびアイスクリーム類など、デザート製品において可能である。例えば、ここに従って調製されたポリデキストロースの約0.2から1重量部が、該製品に通常存在する脂肪−トリグリセリドおよび炭水化物の各重量部に取って替わる。
サラダドレッシング類(例えば、イタリアン、フレンチ、ブルーチーズ)、マヨネーズ、肉汁混合物およびバーベキューソースなどの付け合せの場合、本方法に従って調製された炭水化物ポリマー、例えばポリデキストロース、の約0.3から3重量部が、該製品に通常存在する脂肪−トリグリセリドおよび炭水化物の各重量部に取って替わる。
スウィートチョコレート、泡立たされたトッピング類およびミルクシェーク類などの菓子類において、本方法に従って調製された炭水化物ポリマー、例えばポリデキストロース、の約0.3から1.5重量部が、該製品に通常存在する脂肪−トリグリセリドおよび炭水化物の各重量部に取って替わる。
ケーキ類、クッキー類およびカップケーキ類など、ふくらし粉を加えた焼き菓子類において、本発明に従って調製された炭水化物ポリマー、例えばポリデキストロース、の約0.25から1.5重量部が、該製品に通常存在する脂肪−トリグリセリドおよび炭水化物の各重量部に取って替わる。
これらの食品において、本発明に従って形成された炭水化物ポリマー類、例えばポリデキストロースと共に用いられてもよい人工甘味料類は、サッカリン、L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステル、アルパルチル−D−バリンイソプロピルエステル、アスパルチルアミノマロナート類およびジアルキルアスパルチルアスパルタート類、N−アシルキヌレニン類、ステビオシド、グリシルリチンネオヘスペリジンジヒドロカルコン、アセスルファメK、アリタメ、タリン、およびスクラロースなどを含む。用語L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステルおよびメチルL−アスパルチルフェニルアラニンは、互換性を有して用いられる。
前に述べたように、多くの配合法における糖の置換の他に、食物の質を低下させずに可能であるかなりの穀粉倹約および/または脂肪倹約効果がある。もちろん、これは、食物の全カロリー値における更なる減少をもたらす。
炭水化物ポリマー類、例えばポリグルコース類およびポリマルトース類が栄養食物中に組み込まれる場合、得られる食物は、風味がよくて食欲をそそる天然の対応物の性質を保持する。さらに、これらの栄養食物のカロリー値は、栄養食物の天然の対応物中に含まれる糖類、デンプン類および脂肪類を置き換えるために、本発明の生成物が用いられていることによって、かなり低くなっている。
本発明に従って調製された炭水化物ポリマー類、特に、ポリデキストロースは、薬学的組成物中における充填剤として、有用である。
また、本発明に従って調製された炭水化物ポリマー類は、他の方法によって調製されたポリデキストロースと同様に、非食物および非薬学的有用性および産業上の有用性も有する。
本発明に従って調製された生成物は、触媒として多塩基酸類を使って得られた生成物を含む、他の方法によって調製された多糖類と異なる。多塩基酸類を使って調製された生成物と異なって、本発明によって調製された生成物は、それと会合したジエステル架橋を有さない。更に、本発明による生成物と異なり、多塩基酸類を使った生成物は、それと会合したモノカルボン酸類を有さない。しかし、さらに重要なことに、本方法により調製された炭水化物ポリマー類、特にポリデキストロース生成物類は、クエン酸を用いた特許文献1および2に記載された方法によって調製されたポリデキストロースと比べて、異風味を弱めている、すなわち、触媒としてクエン酸および他のポリカルボン酸類が完全に排除されているのでこれらを使用した製品に伴う異風味を実質的に除去している。さらに、精製前に本方法に従って調製された炭水化物ポリマー類、例えば、ポリデキストロースは、精製前にポリカルボン酸もしくはリン酸を用いて調製したポリデキストロースもしくは他の糖ポリマー類よりも味が薄い。
本発明に従って調製された好ましい生成物は、ポリデキストロースである。
以下の限定されない実施例は、更に本発明を説明する。
以下の実施例において、本発明に従って調製されたポリデキストロースの水性溶液の米国公衆衛生協会(APHA)色が取られた。APHA段階におけるゼロ色(無色)が、最も望ましいことが、留意されるべきである、
実施例1
デキストロース一水和物(267g)、ソルビトール(30g)およびグルコノデルタラクトン(GDL)(3.0g)の混合物を、2リットルのガラス容器に入れ、低圧下、188℃で約20分間、攪拌しながら加熱した。粉末に成り、かつ、分析適用試験に用いられるガラスとして、生成物を得るために、反応混合物を冷却した。最終生成物の色は、いかなる後処理を行なわずに、175APHAであり、残留グルコースは、1.4%であった。
実施例2
デキストロース一水和物(267g)、ソルビトール(30g)および安息香酸(3.0g)の混合物を、2リットルのガラス容器に入れ、低圧下、182℃で約20分間、攪拌しながら加熱した。粉末に成り、かつ、分析適用試験に用いられるガラスとして、生成物を得るために、反応混合物を冷却した。最終生成物の色は、いかなる後処理を行なわずに、175APHAであり、残留グルコースは、2.5%であった。
実施例3
デキストロース一水和物(267g)、ソルビトール(30g)および安息香酸(0.3g)の混合物を、2リットルのガラス容器に入れ、低圧下、180℃で約15分間、攪拌しながら加熱した。粉末に成り、かつ、分析適用試験に用いられるガラスとして、生成物を得るために、反応混合物を冷却した。最終生成物の色は、いかなる後処理を行なわずに、225APHAであり、残留グルコースは、1%であった。
実施例4
デキストロース一水和物(267g)、ソルビトール(30g)および酢酸(3.0g)の混合物を、2リットルのガラス容器に入れ、低圧下、180℃で約45分間、攪拌しながら加熱した。粉末に成り、かつ、分析適用試験に用いられるガラスとして、生成物を得るために、反応混合物を冷却した。最終生成物の色は、いかなる後処理を行なわずに、200APHAであり、残留グルコースは、1.5%であった。
実施例5
デキストロース一水和物(267g)、ソルビトール(30g)および酢酸(0.3g)の混合物を、2リットルのガラス容器に入れ、低圧下、177℃で約21分間、攪拌しながら加熱した。粉末に成り、かつ、分析適用試験に用いられるガラスとして、生成物を得るために、反応混合物を冷却した。最終生成物の色は、いかなる後処理を行なわずに、125APHAであり、残留グルコースは、2.0%であった。
実施例6
デキストロース一水和物(269g)、ソルビトール(30g)および乳酸(0.6g)の混合物を、2リットルのガラス容器に入れ、低圧下、150℃で約15分間、攪拌しながら加熱した。粉末に成り、かつ、分析適用試験に用いられるガラスとして、生成物を得るために、反応混合物を冷却した。最終生成物の色は、いかなる後処理を行なわずに、100APHAであり、残留グルコースは、3.3%であった。
実施例7
デキストロース一水和物(270g)、ソルビトール(30g)およびコール酸(0.09g)の混合物を、2リットルのガラス容器に入れ、低圧下、約154℃で約80分間、攪拌しながら加熱した。粉末に成り、かつ、分析適用試験に用いられるガラスとして、生成物を得るために、反応混合物を冷却した。最終生成物の色は、いかなる後処理を行なわずに、175APHAであり、残留グルコースは、56%であった。
実施例8
デキストロース一水和物(269g)、ソルビトール(30g)およびサリチル酸(0.6g)の混合物を、2リットルのガラス容器に入れ、低圧下、160℃で約50分間、攪拌しながら加熱した。粉末に成り、かつ、分析適用試験に用いられるガラスとして、生成物を得るために、反応混合物を冷却した。最終生成物の色は、いかなる後処理を行なわずに、100APHAであり、残留グルコースは、5.5%であった。
実施例9
デキストロース一水和物(269g)、ソルビトール(30g)およびピルビン酸(0.06g)の混合物を、2リットルのガラス容器に入れ、低圧下、160℃で約90分間、攪拌しながら加熱した。粉末に成り、かつ、分析適用試験に用いられるガラスとして、生成物を得るために、反応混合物を冷却した。最終生成物の色は、いかなる後処理を行なわずに、150APHAであり、残留グルコースは、5.7%であった。
実施例10
デキストロース一水和物(270g)、ソルビトール(30g)およびリトコール酸(0.9g)の混合物を、2リットルのガラス容器に入れ、低圧下、152℃から168℃にわたる温度で、約100分間、攪拌しながら加熱した。粉末に成り、かつ、分析適用試験に用いられるガラスとして、生成物を得るために、反応混合物を冷却した。残留グルコースは、2.8%であった。
実施例11
デキストロース一水和物(270g)、ソルビトール(30g)およびケノデオキシコール酸(0.09g)の混合物を、2リットルのガラス容器に入れ、低圧下、159℃で約90分間、攪拌しながら加熱した。粉末に成り、かつ、分析適用試験に用いられるガラスとして、生成物を得るために、反応混合物を冷却した。残留グルコースは、3.6%であった。
実施例12
デキストロース一水和物(270g)、ソルビトール(30g)およびサリチル酸(1.5g)の混合物を、2リットルのガラス容器に入れ、低圧下、159℃で約25分間、攪拌しながら加熱した。粉末に成り、かつ、分析適用試験に用いられるガラスとして、生成物を得るために、反応混合物を冷却した。最終生成物の色は、いかなる後処理を行なわずに、100APHAであり、残留グルコースは、4.6%であった。
実施例13
デキストロース一水和物(269g)、ソルビトール(30g)およびD−グルクロン酸(0.75g)の混合物を、2リットルのガラス容器に入れ、低圧下、152℃から169℃にわたる温度で約40分間、攪拌しながら加熱した。粉末に成り、かつ、分析適用試験に用いられるガラスとして、生成物を得るために、反応混合物を冷却した。最終生成物の色は、いかなる後処理を行なわずに、150APHAであり、残留グルコースは、3.9%であった。
実施例14
デキストロース一水和物(269g)、ソルビトール(30g)およびステアリン酸(0.75g)の混合物を、2リットルのガラス容器に入れ、低圧下、157℃で約140分間、攪拌しながら加熱した。粉末に成り、かつ、分析適用試験に用いられるガラスとして、生成物を得るために、反応混合物を冷却した。最終生成物の色は、いかなる後処理を行なわずに、150APHAであり、残留グルコースは、3.0%であった。
実施例15
デキストロース一水和物(269g)、ソルビトール(30g)およびキナ酸(0.75g)の混合物を、2リットルのガラス容器に入れ、低圧下、154℃で約20分間、攪拌しながら加熱した。粉末に成り、かつ、分析適用試験に用いられるガラスとして、生成物を得るために、反応混合物を冷却した。最終生成物の色は、いかなる後処理を行なわずに、100APHAであり、残留グルコースは、3.3%であった。
実施例16
デキストロース一水和物(269g)、ソルビトール(30g)およびソルビン酸(0.75g)の混合物を、2リットルのガラス容器に入れ、低圧下、154℃で約107分間、攪拌しながら加熱した。粉末に成り、かつ、分析適用試験に用いられるガラスとして、生成物を得るために、反応混合物を冷却した。最終生成物の色は、いかなる後処理を行なわずに、100APHAであり、残留グルコースは、4.4%であった。
実施例17
デキストロース一水和物(267g)、ソルビトール(30g)および粘液酸(3g)の混合物を、2リットルのガラス容器に入れ、低圧下、154℃で約48分間、攪拌しながら加熱した。粉末に成り、かつ、分析適用試験に用いられるガラスとして、生成物を得るために、反応混合物を冷却した。残留グルコースは、1.4%であった。
実施例18
デキストロース一水和物(285g)、ソルビトール(15g)およびデオキシコール酸(0.09g)の混合物を、2リットルのガラス容器に入れ、低圧下、157℃で約30分間、攪拌しながら加熱した。粉末に成り、かつ、分析適用試験に用いられるガラスとして、生成物を得るために、反応混合物を冷却した。残留グルコースの色は、9.0%であった。
実施例19
デキストロース一水和物(269g)、ソルビトール(30g)およびリノレン酸(0.75g)の混合物を、2リットルのガラス容器に入れ、低圧下、155℃で約75分間、攪拌しながら加熱した。粉末に成り、かつ、分析適用試験に用いられるガラスとして、生成物を得るために、反応混合物を冷却した。最終生成物の色は、いかなる後処理を行なわずに、100APHAであり、残留グルコースは、1.8%であった。
実施例20
デキストロース一水和物(267g)、ソルビトール(30g)およびアセチルサリチル酸(3.0g)の混合物を、2リットルのガラス容器に入れ、低圧下、152℃で約40分間、攪拌しながら加熱した。粉末に成り、かつ、分析適用試験に用いられるガラスとして、生成物を得るために、反応混合物を冷却した。残留グルコースは、4.0%であった。
実施例21
デキストロース一水和物(267g)、ソルビトール(30g)およびグリコール酸(3g)の混合物を、2リットルのガラス容器に入れ、低圧下、156℃で約35分間、攪拌しながら加熱した。粉末に成り、かつ、分析適用試験に用いられるガラスとして、生成物を得るために、反応混合物を冷却した。残留グルコースは、4.0%であった。
実施例22
デキストロース一水和物(267g)、ソルビトール(30g)およびグリオキシル酸(3g)の混合物を、2リットルのガラス容器に入れ、低圧下、155℃で約40分間、攪拌しながら加熱した。粉末に成り、かつ、分析適用試験に用いられるガラスとして、生成物を得るために、反応混合物を冷却した。残留グルコースは、4.9%であった。
実施例23
デキストロース一水和物(267g)、ソルビトール(30g)およびガラクツロン酸(3g)の混合物を、2リットルのガラス容器に入れ、低圧下、135℃で約65分間、攪拌しながら加熱した。粉末に成り、かつ、分析適用試験に用いられるガラスとして、生成物を得るために、反応混合物を冷却した。残留グルコースは、4.4%であった。
実施例24
デキストロース一水和物(270g)、ソルビトール(30g)およびギ酸(0.3g)の混合物を、2リットルのガラス容器に入れ、低圧下、156℃で約75分間、攪拌しながら加熱した。粉末に成り、かつ、分析適用試験に用いられるガラスとして、生成物を得るために、反応混合物を冷却した。最終生成物の色は、いかなる後処理を行なわずに、75APHAであり、残留グルコースは、4.6%であった。
実施例25
デキストロース一水和物(267g)、ソルビトール(30g)および市販用オレイン酸(3g)の混合物を、2リットルのガラス容器に入れ、低圧下、およそ156℃で約30分間、攪拌しながら加熱した。粉末に成り、かつ、分析適用試験に用いられるガラスとして、生成物を得るために、反応混合物を冷却した。残留グルコースは、2.3%であった。
実施例26
デキストロース一水和物(297g)、グルコノデルタラクトン(3.0g)の混合物を、2リットルのガラス容器に入れ、低圧下、150℃で約30分間、攪拌しながら加熱した。粉末に成り、かつ、分析適用試験に用いられるガラスとして、生成物を得るために、反応混合物を冷却した。最終生成物の色は、いかなる後処理を行なわずに、150APHAであり、残留グルコースは、2.7%であった。
前記好ましい実施態様および実施例は、本発明の範囲と精神を説明するために示される。これらの実施態様および実施例は、当業者に、他の実施態様および実施例を明らかにするであろう。これらの他の実施態様および実施例は、本発明の考慮範囲内である。
従って、本発明は、添付のクレームによってのみ限定されるべきである。

Claims (95)

  1. 単糖、二糖、オリゴ糖、および炭水化物ポリマーの加水分解物からなる群から選択される糖を、前記糖の実質的な分解点より下の温度で、かつ、減圧下で、かつ、触媒有効量のその有機酸の存在において、重合に有効な条件下で、重合時に形成される水を除去しながら重合することを含み、前記有機酸は、モノカルボン酸、もしくはそのラクトンもしくはアリールオールである、炭水化物ポリマーを調製するための方法。
  2. 前記有機酸が糖に対して0.01から約25モル%の範囲で存在する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記有機酸が約0.01から約1モル%にわたる量で存在する、請求項2に記載の方法。
  4. 有機酸がアリールオールである、請求項1に記載の方法。
  5. 有機酸が、フェノール、アルキル置換化フェノール、もしくはアルケニル置換化フェノールであって、前記アルキルおよびアルケニル基が、各々独立して、1〜6炭素原子を含む、請求項4に記載の方法。
  6. 有機酸が、モノカルボン酸である、請求項1に記載の方法。
  7. 有機酸が、ステロイドモノカルボン酸、糖モノカルボン酸、アリールモノカルボン酸、アラルキルモノカルボン酸、脂肪族モノカルボン酸、脂環式モノカルボン酸、または複素環式モノカルボン酸、もしくは複素環式アルキルモノカルボン酸、またはその組み合わせ、または有機酸のラクトンである、請求項1に記載の方法。
  8. 前記有機酸が、アルドウロン酸またはアルドン酸である、請求項1に記載の方法。
  9. ステロイドモノカルボン酸が、式:
    Figure 2005510581
    式中、各R、R、R、およびRは、独立して、水素、ヒドロキシ、低級アルコキシ、低級アルキル、オキソ、カルボキシもしくはカルボキシで置換された低級アルキルであり、
    nは0〜4であり;
    pは0〜4であり;および
    、R、R、またはRのただ1つだけがカルボキシ基を含むという条件を付けて、nおよびqは、独立して0〜2である、
    を有する、請求項7に記載の方法。
  10. が、カルボキシによって置換されたアルキル基であり、pが1である、請求項9に記載の方法。
  11. ステロイドモノカルボン酸が、式:
    Figure 2005510581
    を有する請求項7に記載の方法。
  12. 有機酸がモノカルボン脂肪酸である、請求項1に記載の方法。
  13. 有機酸が、式RCOOHを有し、Rが、1〜24炭素原子を含むアルキル、または2〜24炭素原子を含み、1、2、3、もしくは4炭素−炭素二重結合を含むアルケニル、3〜18環状炭素原子を含む脂環、6〜18環状炭素原子を含むアリール、6〜18環状炭素原子およびアリール基とCOOHを結ぶ1〜6炭素原子を含むアリールアルキル、複素環、複素環式アルキル、複素環式芳香族もしくは複素環式芳香族アルキルであって、複素環は、3〜18環状原子、および少なくとも1つの環状、多くて4つの環状ヘテロ原子を含み、残りは環状炭素原子であり、複素環式芳香族は、5〜18環状原子、および少なくとも1つの、多くて4つの環状へテロ原子を含み、残りは環状炭素原子であり、ヘテロ原子はOまたはSであり;複素環式アルキルは、複素環式基とCOOHを結ぶ1〜6炭素原子を含むアルキル基であり、複素環式芳香族アルキルは、複素環式芳香族基とCOOH基を結ぶ1〜6炭素原子を含むアルキル基である、請求項1に記載の方法。
  14. 有機酸が、安息香酸、サリチル酸、またはアセチルサリチル酸である、請求項1に記載の方法。
  15. 有機酸が、モノカルボン酸のラクトンである、請求項1に記載の方法。
  16. ラクトンがグルコノデルタラクトンである、請求項15に記載の方法。
  17. 約5から20重量%の食物許容ポリオールが、前記重合の前に、もしくは前記重合中に、加えられる、請求項1に記載の方法。
  18. ポリオールが、ソルビトール、グリセロール、エリトリトール、キシリトール、マンニトール、およびガラクティトールからなる群から選択される、請求項17に記載の方法。
  19. ポリオールがソルビトールである、請求項18に記載の方法。
  20. 重合が、約300mmHg未満の圧力で生じる、請求項1に記載の方法。
  21. 生成物がポリデキストロースである、請求項1に記載の方法。
  22. 有機酸が、グリコール酸、ピルビン酸、または乳酸である、請求項1に記載の方法。
  23. 有機酸がモノカルボン酸またはそのラクトンである請求項1に記載の方法。
  24. 生成物がポリデキストロースである、請求項19に記載の方法。
  25. 生成物がポリデキストロースまたはポリマルトースであり、方法が、D−グルコースおよびマルトースからなる群から選択された糖を、触媒有効量の前記有機酸の存在において、約140℃から約295℃にわたる温度で、かつ、還元圧力で、重合時に形成された水を除去しながら、重縮合することを含む、請求項1に記載の方法。
  26. 方法が、糖を、触媒有効量の有機酸の存在において、約140℃から約295℃にわたる温度で、かつ、還元圧力で、重合時に形成された水を除去しながら、溶融することを含む、請求項26に記載の方法。
  27. 前記有機酸が、糖に対して、約0.01から約25モル%存在する、請求項25に記載の方法。
  28. 前記有機酸が、約0.01から約1モル%にわたる量で存在する、請求項27に記載の方法。
  29. 有機酸が、ステロイドモノカルボン酸、糖モノカルボン酸、アリールモノカルボン酸、アラルキルモノカルボン酸、脂肪族モノカルボン酸、脂環式モノカルボン酸、または複素環式モノカルボン酸または複素環式アルキルモノカルボン酸である、請求項25に記載の方法。
  30. 有機酸がアリールオールである、請求項25に記載の方法。
  31. 有機酸が、フェノール、アルキル置換化フェノール、またはアルケニル置換化フェノールであって、アルキルおよびアルケニル基が1〜6炭素原子を含む、請求項30に記載の方法。
  32. 有機酸が、モノカルボン酸またはそのラクトンである、請求項25に記載の方法。
  33. 有機酸がモノカルボン酸である、請求項32に記載の方法。
  34. 有機酸が、モノカルボン酸のラクトンである、請求項32に記載の方法。
  35. 有機酸が、糖モノカルボン酸である、請求項25に記載の方法。
  36. モノカルボン酸が、アルドウロン酸またはアルドン酸である、請求項35に記載の方法。
  37. ステロイドモノカルボン酸が、式:
    Figure 2005510581
    式中、各R、R、R、およびRは、独立して、水素、ヒドロキシ、低級アルコキシ、低級アルキル、オキソ、カルボキシもしくはカルボキシで置換された低級アルキルであり、
    nは0〜4であり;
    pは0〜4であり;および
    、R、R、またはRの1つだけがカルボキシ基を含むという条件を付けて、nおよびqは、独立して0〜2である、
    を有する、請求項29に記載の方法。
  38. モノカルボン酸が、脂肪モノカルボン酸である、請求項25に記載の方法。
  39. モノカルボン酸が、式RCOOHを有し、Rが、1〜24炭素原子を含むアルキル、または2〜24炭素原子、および1、2、3、もしくは4炭素−炭素二重結合を含むアルケニル、3〜18環状炭素原子を含む脂環、6〜18環状炭素原子を含むアリール、6〜18環状炭素原子、およびアリール基とCOOHを結ぶ1〜6炭素原子を含むアリールアルキル、複素環、複素環式アルキル、複素環式芳香族もしくは複素環式芳香族アルキルであって、複素環は、3〜18環状原子、および少なくとも1つの環状、多くて4つの環状ヘテロ原子を含み、残りは環状炭素原子であり;複素環式芳香族は、5〜18環状原子、および少なくとも1つの、多くて4つの環状へテロ原子を含み、残りは環状炭素原子であり、ヘテロ原子はO、S、またはNであり;複素環式アルキルは、複素環式基とCOOHを結ぶ1〜6炭素原子を含むアルキル基であり;および、複素環式芳香族アルキルは、複素環式芳香族基とCOOH基を結ぶ1〜6炭素原子を含むアルキル基である、請求項25に記載の方法。
  40. 有機酸が、安息香酸、サリチル酸、またはアセチルサリチル酸である、請求項25に記載の方法。
  41. ポリオールが付加的に存在する、請求項25に記載の方法。
  42. 有機酸が、糖モノカルボン酸のラクトンである、請求項25に記載の方法。
  43. ラクトンが、グルコノデルタラクトンである、請求項42に記載の方法。
  44. 前記重合の前もしくは重合中に、約5〜20重量%の食物許容ポリオールが加えられる、請求項25に記載の方法。
  45. ポリオールが、ソルビトール、グリセロール、エリトリトール、キシリトール、マンニトール、およびガラクティトールからなる群から選択される、請求項44に記載の方法。
  46. ポリオールがソルビトールである、請求項45に記載の方法。
  47. 重合が、約300mmHg未満の圧力で生じる、請求項25に記載の方法。
  48. 有機酸が、α−ケトモノカルボン酸、またはα−ヒドロキシモノカルボン酸である、請求項25に記載の方法。
  49. モノカルボン酸が、グリコール酸、ピルビン酸、または乳酸である、請求項48に記載の方法。
  50. 炭水化物ポリマーが、精製される、請求項1〜24のいずれかに記載の方法。
  51. 精製が、それと会合した酸を中和することを含む、請求項50に記載の方法。
  52. 中和することが、炭水化物ポリマーを塩基と接触させることを含む、請求項51に記載の方法。
  53. 中和することが、炭水化物ポリマーを、透析することを含む、請求項51に記載の方法。
  54. 中和することが、炭水化物ポリマーの濃縮溶液を作製すること、および前記濃縮溶液を吸着性樹脂に通すことを含む、請求項51に記載の方法。
  55. 吸着性樹脂が、イオン交換樹脂である、請求項54に記載の方法。
  56. 炭水化物ポリマーが、分子ふるいと接触させられる、請求項50に記載の方法。
  57. 炭水化物ポリマーが水素添加される、請求項1〜24のいずれかに記載の方法。
  58. 炭水化物ポリマーが、精製および水素添加される、請求項57に記載の方法。
  59. 精製が、炭水化物ポリマーと会合した酸を中和することを含む、請求項58に記載の方法。
  60. 中和することが、炭水化物ポリマーまたは水素添加された炭水化物ポリマーをイオン交換樹脂に通すことを含む、請求項59に記載の方法。
  61. 生成物が精製される、請求項25〜49のいずれか一項に記載の方法。
  62. 精製が、生成物と会合した酸を中和することを含む、請求項61に記載の方法。
  63. 中和することが、生成物を塩基と接触させることを含む、請求項62に記載の方法。
  64. 中和することが、生成物を透析することを含む、請求項62に記載の方法。
  65. 中和することが、生成物の濃縮溶液を作製すること、および前記濃縮溶液を吸着性樹脂に通すことを含む、請求項62に記載の方法。
  66. 吸着性樹脂がイオン交換樹脂である、請求項65に記載の方法。
  67. 生成物が、分子ふるいと接触させられる、請求項61に記載の方法。
  68. 生成物が水素添加される、請求項25〜49のいずれかに記載の方法。
  69. 生成物を、精製および水素添加される、請求項68に記載の方法。
  70. 精製が、生成物または水素添加された生成物と会合した酸を中和することを含む、請求項69に記載の方法。
  71. 中和することが、生成物または水素添加された生成物の濃縮溶液を作製すること、および濃縮溶液をイオン−交換樹脂に通すことを含む、請求項70に記載の方法。
  72. 請求項1〜24のいずれか一項の生成物。
  73. 請求項25〜49のいずれか一項の生成物。
  74. 請求項50〜71のいずれか一項の生成物。
  75. モノカルボン酸またはそのラクトンと会合した炭水化物ポリマー。
  76. さらにポリオールと会合した、請求項75の炭水化物ポリマー。
  77. ポリオールがソルビトールである請求項76に記載の炭水化物ポリマー。
  78. 請求項75〜77のいずれか一項の実質的に精製された生成物。
  79. 請求項75もしくは76に記載の炭水化物ポリマーであって、それと会合した酸を実質的に中和するために十分量の塩基と接触させられることにより精製された炭水化物ポリマー。
  80. 吸着性樹脂に通された請求項75もしくは76に記載の炭水化物ポリマー。
  81. 吸着性樹脂がイオン交換樹脂である請求項80に記載の炭水化物ポリマー。
  82. 分子ふるいと接触させられた請求項75もしくは76に記載の炭水化物ポリマー。
  83. 精製された請求項82に記載の炭水化物ポリマー。
  84. 請求項83に記載の炭水化物ポリマーであって、精製が、それと会合した酸を中和することを含む炭水化物ポリマー。
  85. 中和することが、炭水化物ポリマーの濃縮溶液を作製すること、および濃縮溶液をイオン交換樹脂に通すことを含む、請求項84に記載の炭水化物ポリマー。
  86. 水素添加された請求項75〜85のいずれか一項に記載の炭水化物ポリマー。
  87. 炭水化物ポリマーが、ポリデキストロースまたは水素添加されたポリデキストロースである、請求項75〜86のいずれか一項に記載の炭水化物ポリマー。
  88. 食用有機酸を動物に投与する方法であって、
    (a)単糖、二糖、オリゴ糖、および炭水化物ポリマーの加水分解物からなる群から選択される糖を、前記糖の実質的な分解点より下の温度で、かつ、減圧下、触媒有効量のその食用有機酸の存在において、重合に有効な条件下で、重合時に形成される水を除去しながら重合することであって、前記有機酸は、不揮発性であり、モノカルボン酸、もしくはそのラクトンもしくはアリールオールであり、
    (b)(a)の生成物を食品もしくは飼料に加えること;および
    (c)食品もしくは飼料(b)を前記動物に投与すること、
    を含む、方法。
  89. 動物がヒトである、請求項88に記載の方法。
  90. 食物を作製する方法であって、
    (a)単糖、二糖、オリゴ糖、および炭水化物ポリマーの加水分解物からなる群から選択される糖を、前記糖の実質的な分解点より下の温度で、かつ、減圧下で、かつ、触媒有効量のその食用有機酸の存在において、重合に有効な条件下で、重合時に形成される水を除去しながら重合することであって、前記有機酸は、不揮発性であり、モノカルボン酸、もしくはそのラクトンもしくはアリールオールであり、
    (b)(a)の生成物を食品もしくは飼料に加えること、
    を含む、方法。
  91. (a)単糖、二糖、オリゴ糖、および炭水化物ポリマーの加水分解物からなる群から選択される糖を、前記糖の実質的な分解点より下の温度で、かつ、減圧下、かつ、触媒有効量のその食用有機酸の存在において、重合に有効な条件下で、重合時に形成される水を除去しながら重合することであって、前記有機酸は、不揮発性であり、モノカルボン酸、もしくはそのラクトンもしくはアリールオールであり;および
    (b)(a)の生成物を食品もしくは飼料に加えること、
    を含む方法によって調製された、重合された炭水化物ポリマーを含む食品または飼料。
  92. モノカルボン酸が、式:
    Figure 2005510581
    または
    Figure 2005510581
    式中、RとRは、独立して、低級アルキル、アリール、または低級アリールアルキルであり、nは、0または1である、
    のケト酸もしくはヒドロキシ酸である請求項1に記載の方法。
  93. が0である、請求項92に記載の方法。
  94. モノカルボン酸が、式:
    Figure 2005510581
    または
    Figure 2005510581
    式中、RとRは、独立して、低級アルキル、アリール、または低級アリールアルキルであり、nは、0または1である、
    のケト酸もしくはヒドロキシ酸である、請求項25に記載の方法。
  95. が0である、請求項94に記載の方法。

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