JP2005507648A5 - - Google Patents

Claims (24)

1. （ａ）アミノ酸配列番号２を含むポリペプチドをコードしている核酸、
   （ｂ）核酸（ａ）とか、または核酸（ａ）の連続する少なくとも３０個のヌクレオチドを含むその部分とハイブリダイズする核酸、
   （ｃ）核酸分子（ａ）または（ｂ）の相補鎖、および
   （ｄ）核酸分子（ａ）、（ｂ）または（ｃ）の連続する少なくとも９個のヌクレオチドを含むフラグメント
   から選ばれる核酸分子。
2. アミノ酸配列番号２を含むポリペプチド、または配列番号２の連続する少なくとも５個のアミノ酸残基を含むポリペプチドをコードしている配列を含む、請求項１記載の核酸分子。
3. ヒトＮＴＢ−Ａタンパク質をコードしている、請求項１または２記載の核酸分子。
4. 請求項１〜３のいずれか一項に記載の核酸分子に相補的であり、それと特異的にハイブリダイズする、核酸プローブ。
5. 少なくともその一方のプライマーが、請求項１〜３のいずれか一項に記載の核酸分子に相補的であり、それと特異的にハイブリダイズする、一対の核酸プライマー。
6. 請求項１〜３のいずれか一項に記載のポリヌクレオチドを含むベクター。
7. 請求項６記載のベクターを含む宿主細胞。
8. 請求項１〜３のいずれか一項に記載の核酸分子がコードしているアミノ酸配列を有するポリペプチド。
9. アミノ酸配列番号２を含むポリペプチド、または配列番号２の連続する少なくとも５個のアミノ酸残基を含むそのフラグメント。
10. 請求項６記載のベクターを含み、かつ、請求項８または９記載のポリペプチドを発現する宿主細胞。
11. ポリペプチドを発現する細胞を調製する方法であって、請求項１〜３のいずれか一項に記載の核酸分子、または請求項６記載のベクターをインビトロで細胞に導入する工程と、該ポリペプチドを発現する細胞またはその子孫を選択する工程とを含む方法。
12. 請求項８または９記載のポリペプチドに特異的に結合する抗体。
13. 抗体を調製する方法であって、請求項８または９記載のポリペプチドをヒトではない哺乳動物に注入する工程と、該哺乳動物の抗体、血清または抗体産生細胞を回収する工程とを含む方法。
14. 化合物を選択、スクリーニングまたは特徴付ける方法であって、試験化合物を請求項８または９記載のポリペプチドに接触させる工程と、該試験化合物が該ポリペプチドに結合することができる能力を決定する工程とを含む方法。
15. 化合物を選択、スクリーニングまたは特徴付ける方法であって、試験化合物を請求項１０記載の宿主細胞に接触させる工程と、該試験化合物が該ポリペプチドに結合することができる能力を決定する工程とを含む方法。
16. 化合物を選択、スクリーニングまたは特徴付ける方法であって、試験化合物を、ＮＴＢ−Ａに特異的な抗体の存在下でＮＫ細胞に接触させる工程と、該ＮＫ細胞の細胞溶解活性を測定することによって該試験化合物の活性を決定する工程とを含む方法。
17. 化合物を選択、スクリーニングまたは特徴付ける方法であって、試験化合物を、ＮＴＢ−Ａポリペプチドの結合パートナーの存在下で該ポリペプチドに接触させる工程と、該試験化合物が該ＮＴＢ−Ａポリペプチドと該結合パートナーとの相互作用を調整できる能力を評価する工程とを含む方法。
18. 化合物を選択、スクリーニングまたは特徴付ける方法であって、（ｉ）試験化合物がＮＴＢ−Ａポリペプチドに結合できる能力を決定する工程と、（ii）工程（ｉ）で選ばれた試験化合物が、ＮＫ細胞が介在する標的細胞の溶解を調節（たとえば遮断、緩和または刺激）できる能力を決定する工程とを含む方法。
19. 対象者における免疫機能を調節する医薬の製造におけるＮＴＢ−Ａポリペプチドの活性を調節する化合物の使用。
20. 対象者におけるＮＫ細胞の活性を調節する医薬の製造におけるＮＴＢ−Ａポリペプチドの活性を調節する化合物の使用。
21. ＮＴＢ−Ａの活性を調節する化合物と、薬学的に許容され得るビヒクルまたは担体とを含む医薬組成物。
22. ＮＴＢ−Ａポリペプチドを調節する化合物と、２Ｂ４受容体を調節する化合物とを、併用、逐次使用または分離使用のために含む医薬組成物。
23. ＮＴＢ−Ａ活性を阻害または低減する化合物、好ましくは抗体と、２Ｂ４活性を阻害または軽減する化合物、好ましくは抗体とを含む、請求項２２記載の方法。
24. 対象者における機能不全（またはそれを発症する危険性）を検出する方法であって、該対象者に由来するサンプル中のＮＴＢ−Ａ遺伝子もしくはＲＮＡの突然変異もしくは変化の存在を決定する工程、またはＮＴＢ−Ａポリペプチドの存在もしくは量を決定する工程を含む方法。