JP2005506922A - 車両のホイール・アッセンブリを懸架するための方法及び装置 - Google Patents

車両のホイール・アッセンブリを懸架するための方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005506922A
JP2005506922A JP2002591282A JP2002591282A JP2005506922A JP 2005506922 A JP2005506922 A JP 2005506922A JP 2002591282 A JP2002591282 A JP 2002591282A JP 2002591282 A JP2002591282 A JP 2002591282A JP 2005506922 A JP2005506922 A JP 2005506922A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel assembly
mount
suspension
line
support arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002591282A
Other languages
English (en)
Inventor
ワグナー,ジェー,トッド
ジャコヴィッツ,アヴェリー
Original Assignee
ワグナー・エンジニアリング・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ワグナー・エンジニアリング・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー filed Critical ワグナー・エンジニアリング・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー
Publication of JP2005506922A publication Critical patent/JP2005506922A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G3/00Resilient suspensions for a single wheel
    • B60G3/18Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G3/00Resilient suspensions for a single wheel
    • B60G3/18Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram
    • B60G3/20Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram all arms being rigid
    • B60G3/26Means for maintaining substantially-constant wheel camber during suspension movement ; Means for controlling the variation of the wheel position during suspension movement
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G3/00Resilient suspensions for a single wheel
    • B60G3/18Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram
    • B60G3/20Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram all arms being rigid
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2200/00Indexing codes relating to suspension types
    • B60G2200/10Independent suspensions
    • B60G2200/14Independent suspensions with lateral arms
    • B60G2200/143Independent suspensions with lateral arms with lateral arms crossing each other, i.e. X formation as seen along the longitudinal axis
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2200/00Indexing codes relating to suspension types
    • B60G2200/10Independent suspensions
    • B60G2200/18Multilink suspensions, e.g. elastokinematic arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2200/00Indexing codes relating to suspension types
    • B60G2200/40Indexing codes relating to the wheels in the suspensions
    • B60G2200/46Indexing codes relating to the wheels in the suspensions camber angle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2200/00Indexing codes relating to suspension types
    • B60G2200/40Indexing codes relating to the wheels in the suspensions
    • B60G2200/462Toe-in/out
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2200/00Indexing codes relating to suspension types
    • B60G2200/40Indexing codes relating to the wheels in the suspensions
    • B60G2200/464Caster angle

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Abstract

【解決手段】ボディを有する車両を懸架するための方法及びサスペンションを提供する。サスペンションは、第一ホイール・アッセンブリ・サスペンションと第二ホイール・アッセンブリ・サスペンションとを備える。第一ホイール・アッセンブリ・サスペンションは、第一ホイール・アッセンブリとボディとの間に延出する。この第一ホイール・アッセンブリ・サスペンションは、瞬間中心を備える。第二ホイール・アッセンブリ・サスペンションは、第二ホイール・アッセンブリとボディとの間に延出する。この第二ホイール・アッセンブリ・サスペンションは、瞬間中心を備える。第一ホイール・アッセンブリと第二ホイールアッセンブリは、各々のホイール・アッセンブリの垂直中心線が、両ホイール・アッセンブリ間を延出する垂直面内に位置するように、整列される。1つの実施例では、各ホイール・アッセンブリ・サスペンションの瞬間中心点は、上記垂直面内に配置され、特に垂直面内に位置するロール・センターよりも下側に配置される。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に車両に関し、特に車両のロール及びピッチを制御可能な車両(自動車)用サスペンションに関する。
【背景技術】
【0002】
車両のサスペンションは、ロール及びピッチ等の車両ライド(ride)特性を決定する。用語「ロール」は、車両の縦軸(長手方向軸)回りに作用する車体の回転運動を指す。ロールは通常、コーナーリング中に生じる。用語「ピッチ」は、車両の横軸(幅方向軸)回りに作用する車体の回転運動を指す。ピッチは通常、加速(アクセル「スカット(squat)」)中、及びブレーキ(制動「ダイブ(dive)」)中に生じる。
【0003】
車両サスペンションシステムは、アクティブタイプかパッシブタイプかに分類(特徴づけ)できる。「アクティブ」サスペンションシステムでは、通常、その作動中に検出した動作状態に応じてサスペンション要素を調節する。アクティブサスペンションシステムは一般的に、比較的複雑あるいは非常に高価であり、両方の場合もある。これに対して、パッシブサスペンションシステムは一般的に、作動中に調節不可能なアンチロール又はスタビライザバー、又はそれらと同種のものを備える。パッシブサスペンションシステムは通常、比較的シンプルでコストが手頃である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コーナリングロールを減小するために、スプリング及びアンチロールバー等の要素を使用するパッシブサスペンションシステムでは、ロールの減小と乗り心地の滑らかさとにトレードオフの関係が存在する。乗り心地の円滑さに寄与するバネ及びショック率は、通常のロール防止装置(アンチロール装置)の効果をしばしば弱めることになる。また、このようなアンチロール装置は、ローリング特性に大きな影響を与える車両の重量配分のバリエーションを補うものではない。
【0005】
これらに鑑みて必要とされるのは、良好なロール及びピッチ特性を提供する車両用サスペンションシステムである。
【0006】
従って、本発明の目的は、良好なロール及びピッチ特性を提供する車両用サスペンションシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によれば、ボディを有する車両用のサスペンションが提供される。そのサスペンションは、第一ホイール・アッセンブリ・サスペンションと第二ホイール・アッセンブリ・サスペンションとを備えている。第一ホイール・アッセンブリ・サスペンションは、第一ホイール・アッセンブリとボディとの間に延出する。第一ホイール・アッセンブリ・サスペンションは瞬間(即時)中心(instant center)を備える。第二ホイール・アッセンブリ・サスペンションは、第二ホイール・アッセンブリとボディとの間に延出する。第二ホイール・アッセンブリ・サスペンションは瞬間(即時)中心(instant center)を備える。第一及び第二ホイール・アッセンブリは、各ホイール・アッセンブリの垂直中心線が、両ホイール・アッセンブリ間を延出する垂直面内に位置するように、整列される。1つの実施例では、各ホイール・アッセンブリ・サスペンションの瞬間中心点は、上記垂直面内に配置され、特に垂直面内に位置するロール・センターよりも下側に配置される。
【0008】
他の実施例によれば、ボディを有する車両を懸架(サスペンション)する方法が提供され、その方法は次のステップを備える。(1)第一ホイール・アッセンブリとボディとの間に延出し、瞬間中心点を備える第一ホイール・アッセンブリ・サスペンションを提供するステップ、(2)第二ホイール・アッセンブリとボディとの間に延出し、瞬間中心点を備える第二ホイール・アッセンブリ・サスペンションを提供するステップ、(3)第一及び第二ホイール・アッセンブリを、各ホイール・アッセンブリの垂直中心線が両ホイール・アッセンブリ間に延出する垂直面内に位置するように整列させるステップ、(4)第一及び第二ホイール・アッセンブリ・サスペンションを、各ホイール・アッセンブリ・サスペンションの瞬間中心が上記垂直面内においてロール・センターよりも下側に位置するように、配置するステップ。
【0009】
本願のサスペンションの利点とは、現在のサスペンションを利用して、比較的高く、安定したロール・センターを生み出すことができるので、所望の安定した車両用サスペンションを提供できることである。比較的高いロール・センターは、車両の予期される運動の際にほぼ同じ位置に維持することが可能である。
【0010】
上記記載の目的、他の目的、特徴及び本発明の利点は、以下に添付される図面及び発明の詳細から明白になるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下説明する車両用サスペンションは、種々の車両に対して広く適用することが可能である。このサスペンションは、それぞれ独立して懸架(サスペンド)されたホイール・アッセンブリと共に用いられる。ホイール・アッセンブリは、駆動ホイールでも、非駆動(従動)ホイールでも良い。従って、このサスペンションは、後輪駆動(RWD)、前輪駆動(FWD)及び全輪駆動(AWD) 車両に適用することができる。
【0012】
図1及び2を参照して、車両用ホイール・アッセンブリ22のためのサスペンション20,21は、車両ボディ28とホイール・アッセンブリ22との間を延出する一対の支持アーム24,26を備える。この中で使用する用語「車両ボディ」又は「車両のボディ」は、フレームとそのフレームに取り付けられたシャシパーツ(例えば、金属板パーツ、フレームレール、ドア、フェンダ、パネル、内装部品、動力伝達系路など)を含めたものを定義する。いくつかの自動車では、一般的なフルフレームの代わりに、サブフレームが、薄板金属パーツと一体化された構成部品に連結される。他の自動車では、独立したフレーム又はサブフレームを有さない「ユニボディ」スタイルのシャシが使用される。厳密にいえば、すべての構成パーツは、車両の金属板パーツに対して直接的に一体化される。本願は、このように様々なタイプの車両ボディ全てに使用でき、上記のいずれか一つに限定されない。
【0013】
ホイール・アッセンブリ22の構成要素は、自動車の種類(例えばRWD、FWD、 AWDなど)によって変わり、また大抵の場合、車両におけるホイール・アッセンブリ22の位置によって決定される。ホイール・アッセンブリ22は一般的に、スピンドル30とホイール32(タイヤとも言われる)とを有する。スピンドル30は、上部ボールジョイント34と下部ボールジョイント36とを有する。リヤサスペンションは通常、一般的なボールジョイントを備えず、ブシュ等のピボット可能な(旋回可能な)マウントを有している。ここでの記述を簡易化するために、この中で用語「ボールジョイント」が記載される場合は、特に言及されない限り、スピンドル30に支持アーム24,26を連結するための軸連結部材(pivotal connection)のあらゆるタイプを意味する。その中には、通常のボールジョイント、ヘイムジョイント(heim joint)、ブシュ等が含まれる(これらに限定はされない)。ホイール32は、周知の方法によって、スピンドル30に回転可能に取り付けられる。
【0014】
図2を参照して、支持アーム24,26はそれぞれ、ボールジョイント・マウント38(ホイール・アッセンブリ・マウントとも言われる)と、第一ボディマウント40と、第一部材42と、第二ボディマウント44と、第二部材46とを備える。第一部材42は、ボールジョイント・マウント38と第一ボディマウント40との間に延出する。第二部材46は、ボールジョイント・マウント38と第二ボディマウント44との間に延出する。いくつかの実施例では、第一及び第二部材42,46間に延出する一つ又は複数の側部材48をさらに備える。この側部材48は、支持アーム24,26の剛性を向上させ、かつ(又は)追加のサスペンション部材(例えば、スプリング、ショックなど)の取付部を提供するためである。車両ボディ28は、支持アーム24,26の第一及び第二ボディマウント40,44に旋回可能に取り付けられる。いくつかの実施例では、ボディマウント40,44の一方又は両方が、所定範囲の移動(変位)、及びボディマウント40,44間に延出する旋回軸回りの所定範囲の回転運動を提供するための柔軟なブシュを備える。各支持アーム24,26においてボールジョイント・マウント38及びボディマウント40,44は、一つの平面を定義する。第一及び第二部材42,46(そして側部材48が設けられる場合は、その側部材48も含む)は、それらがその一部を形成する支持アーム24,26の平面に必ずしも配置する必要はない。しかしながら、いくつかの実施例ではそうすることも可能である。第一及び第二部材42,46(及び側部材48)の正確(細かな)な形状は、様々な応用例に対応するため変化する。
【0015】
図1及び3を参照して、車両ボディ28とホイール・アッセンブリ22との間を延出する一対の支持アーム24,26は、ボディ28及びホイール・アッセンブリ22に相対して(向かい合って)配置され、一方の支持アーム24が下部ボールジョイント36と一対の上部ボディマウント連結ポイント50との間に延出し、他方の支持アーム26が、上部ボールジョイント34と一対の下部ボディマウント連結ポイント52との間に延出する。一対の上部ボディマウント連結ポイント50は、一対の下部ボディマウント連結ポイント52の垂直上方に配置される。しかしながら、それらは、車両ホイール32が地面に接触、或いは近接する際に、垂直方向に延出する同一平面内に必ずしも位置する必要はない。一方の支持アーム24(26)の部材42,46は、他方の支持アーム26(24)の部材42,46間に収容される。従って、支持アーム24,26は通常、互いにX字状に交差する。これら支持アーム24,26は通常互いに接触しない。
【0016】
上述した支持アーム24,26は、本発明の一つの好適実施形態として記載したが、支持アーム24,26の全ての可能な実施例は記載していない。別の実施例では、支持アーム24,26の一方又は両方が、上述した支持アーム24,26と同様の径路に沿って延出する独立したリンクと置き換えられてもよい。例えば、一端にボールジョイントマウント38を、他端にボディマウント40,44をそれぞれ備えた一対の独立リンクでもよい。独立リンクは、支持アーム24,26の一方又は両方と置き換えることができる。
【0017】
図4は、対称的なサスペンション配置を示す概略図である。サスペンションは、図1に示したように車両ボディ28の側面にそれぞれ配置された一対のホイール・アッセンブリ22のための一対のホイール・アッセンブリ・サスペンション20,21を備える。この図は、両ホイール・アッセンブリ22の垂直中心線56を通る垂直面54に沿って示される。図5は、ホイール・アッセンブリ22に対する平面54の位置を詳細に示す斜視図である。垂直面54と各支持アームの面との交線に形成されるライン58,60が図4に示される。平面54から見ると、支持アーム面交差ライン58,60は、各サスペンション20,21において互いに交差する。ライン58,60の交点62,63は、サスペンション20,21の正面図における瞬間中心(IC)として定義される。図4はさらに、車両ボディ28のロールセンター68において交差する一対のライン64,66を示す。一方のライン64は、タイヤ・地面接地面(パッチ)70の中心と車両ボディ28の一側のIC(瞬間中心)62とを通る。他方のライン66は、タイヤ・地面接地面71の中心と車両ボディ28の他側のIC63とを通る。
【0018】
車両ボディ28の重心に対するロールセンター68の垂直方向位置は、車両のロールに影響するので、重要である。ロールセンター68の位置は、車両の一側又は両側において支持アーム24,26の相対位置を変更し、支持アーム24,26の面によって定義されるIC62,63の位置を変更することにより、調節できる。このサスペンションによって提供される利点は、一対のサスペンションを用いて、比較的高く安定したロールセンター68を設けることが可能なことである。つまり、比較的高いロールセンターは、車両に予期される動きが生じたときに、ほぼ同位置に維持される。また、図4に示されるロールセンターは、車両ボディ28の垂直中心線72と交差する。ロールセンター68が垂直中心線72と交差するのは、車両ボディ28の両側のサスペンションが互いに対称だからである。いくつかの例では、サスペンションを非対称とし、ロールセンター68を車両中心線72の一側に配置させることにより、利点が生まれる。また、一定負荷又は一定のボディ運動状況下では、ロールセンター68が、車両中心線72のどちらか一側に移動することもある。
【0019】
図6を参照して、ホイール・サスペンション20,21の支持アーム面の方向はまた、アンチダイブ、アンチスカット、及びアンチリフト等の他のサスペンション・パラメーター、つまり、車両の前・後方向におけるサスペンション特性(ピッチとも言う)に対して、重要な意味合いを持つ。図6は、ホイール・アッセンブリ22の側面を示す概略図である。この図は、車両ボディ28の一側におけるホイール32の中心線を通る長手方向垂直面74,76(図3参照)に沿って示される。図6では、図面の他の構成部材を配置する(示す)ために、ホイール32の輪郭(外形)は仮想線で示される。支持アーム面と平面74,76(車両ボディ28の側部のホイール32の中心線を通る面)との交線に形成されるライン78,80が実施例に示されるが、支持アーム面は水平面82(図3参照)と平行ではない。ライン78,80は、側面図におけるサスペンション20,21の瞬間中心(IC)である交軸点84まで延長することができる。側面IC84とタイヤ接地面70,71の中心との間を延出するライン86は、水平線88に対して角度βを形成する。水平線88は、ホイール32の中心線を通る幅方向平面54を通って延びる。角度βのタンジェント(接線)は、考慮される車両ホイール・アッセンブリ22のアンチダイブ、アンチリフト又はアンチスカットに直接的に関係する(影響を与える)。角度βの大きさを増加又は減少させることで、アンチダイブ、アンチスカット又はアンチリフトを適用例に合わせて調節できる。このサスペンション20,21では、交軸点84の垂直方向及び水平方向の配置(位置調整)を容易に行うことができる。従って、様々な車両に応用する際に、有利なβ角を種々用いることができる。交軸点84は、側面スイングアーム(svsa)の高さ及び長さに基づいてその位置を記述することもできる。スイングアーム(svsa)の高さは、1)ホイール接地面と整列された水平線88とIC(瞬間中心)84との間の垂直方向距離の差(間隔)、2)ホイール・アッセンブリの中心線を通る水平面とICとの間の垂直方向距離の差(間隔)、のどちらかによって決定する。スイングアーム(svsa)の適切な高さは、ホイール・アッセンブリの位置、駆動輪かどうか、等により決定される。決定に関しての方法は公知であるので、ここでのさらなる議論は省略する。スイングアーム(svsa)の長さは、ホイール・アッセンブリの垂直中心線とIC間の距離である。
【0020】
図7を参照して、各支持アーム24,26のボディマウントライン90,92,94,96は、長手方向に延出する垂直軸98に対して角度γ(δ)で傾斜しても良い。ボディマウントライン90,92,94,96は、支持アーム24,26の2つのボディマウント40,44間を延出するラインとして定義される。図7は、各サスペンション20,21のボディマウントライン90,92,94,96と、軸98と平行な長手方向ラインとの間に広がる角度δを示すために、水平面における車両のホイールサスペンション20,21を概略的に示したものである。図7に示すサスペンション20,21はすべて、角度δによって傾斜される。正確な傾斜の度合いは、応用例に適応するために変化し、各サスペンション20,21同士で同じである必要はない。例えば、フロントサスペンション20,21とリヤサスペンション20,21とが異なる傾斜角度を有するか、若しくは側部のサスペンション20,21同士が異なる傾斜角度を有してもよい。車両の長手方向軸98から傾斜するこのサスペンションの能力は、様々な車両に有利に適応可能である。
【0021】
図8を参照して、このサスペンションにおける支持アーム24,26の交差方向は、ホイール32に対するボールジョイントマウント34,36の配置(位置調整)を容易にする。従来技術では、ホイール・アッセンブリ22のスピンドル30は、「キングピン」として知られる固定軸回りに旋回可能であった。改良により、キングピンの代わりにボールジョイントが使用される。しかしながら、2つのピボット・ポイント34,36間のライン100は、依然としてキングピン軸(あるいはホイール・アッセンブリ・マウントライン)と呼ばれる。図8から分かるように、支持アーム24,26のボールジョイントマウント34,36を通るキングピン軸100は、ホイール32の垂直中心線(図3に示されるように、平面74,76内に配置される)に対して角度λを形成する。いくつかの例では、キングピン軸100は、ホイール32の垂直中心線74,76と平行でもよい(傾斜角度ゼロ)。他の例では、キングピン軸100と垂直中心線74,76との間の角度がゼロよりも大きく、キングピン軸100が垂直中心線74,76に向かって(から離れて)延出すると表現できる。垂直中心線74,76に対するキングピン軸100の傾斜角と、キングピン軸100が垂直中心線74,76と交差する位置とは、共に重要である。なぜなら、それらはホイール32のスクラブ(scrub 、こする)半径及びスピンドル30の長さに影響を与えるからである。このサスペンション20,21における支持アーム24,26の交差方向を決めることにより、各支持アーム24,26からのボールジョイントマウント38を、ホイール32の垂直中心線74,76に比較的接近させて配置することができる。
【0022】
図9を参照して、サスペンション20,21における支持アーム24,26の交差方向付けによって、キングピン軸100のキャスター角(caster angle)及びトレール(trail )に対するボールジョイントマウント38の好的な配置が可能となる。キャスター角102は、ホイール32の側面においてホイール・アッセンブリ22(又はホイール32)の垂直中心線56に対するキングピン軸100の傾斜角度を指す。トレール104は、ホイール32の垂直中心線56と、ホイール32の接地面70,71を含む水平面106とキングピン軸100との交点との間隔(距離)を指す。
【0023】
図10〜12を参照して、このサスペンション20,21は、スプリング・アッセンブリ108を用いている。このスプリング・アッセンブリ108は、支持アーム24,26(あるいはスピンドル30)の一方と車両ボディ28との間に延出し、またそれらに旋回可能に取り付けられる。図10では、スプリング・アッセンブリ108は、下部ボールジョイント36に旋回可能に取り付けられた支持アーム24に取り付けられているが、他の実施例では、スプリング・アッセンブリ108は他方の支持アーム26に取り付けられてもよい。1つの実施例では、スプリング・アッセンブリ108は、荷重受けスプリング及びショックアブソーバ(緩衝器)を備えたコイルオーバーショック(coil over shock )である。コイルスプリングは、ショックアブソーバとは独立して設けてもよい。さらに、トーションバー(ねじれバー)を、コイルスプリングと共に、又はコイルスプリングの代わりに使用してもよい。スプリング・アッセンブリ108は、ホイール32が通常の走行高さに位置したときに、スプリング・アッセンブリ108が、垂直線に対して約15°の角度φで傾斜するように設けられる。このサスペンション20,21の形状において、このようにスプリング・アッセンブリ108を傾斜させることは、好的なホイール荷重比率特性をもたらす。具体的には、車両ボディ28に向かう方向において、ホイール32が上方に移動すると、ホイールの荷重比率(負荷比)が減少する。これは、スプリング・アッセンブリ108が、その上部ピボットポイント112回りに旋回すると共に、スプリング・アッセンブリ108の下部取付ポイント110がホイール32と共に上方へ回転し、スプリング・アッセンブリ108を介して伝達される力の垂直成分が減少するためである。いくつかの実施例では、上記記載と同様の方法により、支持アーム24,26の一方と車両ボディ28との間を延出する複数のスプリング・アッセンブリが用いられる。追加されたスプリング・アッセンブリ108はショックアブソーバを備えても、備えなくてもよい。
【0024】
図11を参照して、いくつかの実施例では、スプリング・アッセンブリ108は、ショックアブソーバピストン134のロッド端部132とハウジング136との間で作用するリバウンド(跳ね返り)スプリング130を備える。リバウンドスプリング130は、ピストン134に固定されていない。従って、リバウンドスプリング130は、ロッド(ピストン)134がハウジング136内を移動して所定の係合ポイント138を越えたときにのみ圧縮されて作用する。ホイール・アッセンブリ22の移動(つまりサスペンション20,21の移動)によりスプリング・アッセンブリ108(ピストン134)が係合ポイント138を超えて延出する(即ち、「通常走行高さ」以下になる)と、リバウンドスプリング130が圧縮され、これによって、サスペンション20,21及びそれに取り付けられたホイール・アッセンブリ22の移動に対向する。一方、ホイール・アッセンブリ22の移動によりスプリング・アッセンブリ108が係合ポイント138の上方に押し込まれる(即ち、「通常走行高さ」以上になる)と、リバウンドスプリング130は係合せず、サスペンション20,21及びそれに取り付けられたホイール・アッセンブリ22の移動に影響を与えないことになる。
【0025】
別の実施例では、図12に示すように、スプリング・アッセンブリ108は、センターシャフト114と、第一スプリング116と、第二スプリング118とを有する。スプリング・アッセンブリ108はさらに、補足運動ダンパ(モーションダンパー)120を有する。センターシャフト114は第一及び第二スプリング116,118内に収容され、モーションダンパー120はセンターシャフト114に取り付けられる。モーションダンパー120としては、気体又は液体タイプのショックアブソーバを用いることができるが、これらに限定はされない。第一スプリング116は、第一端部スプリングフランジ122と中央スプリングフランジ124との間を延出する。第一端部スプリングフランジ122は、センターシャフト114に固定されるか、あるいはセンターシャフト114に設けられた第1ストッパーによりその移動を制限される。いずれの場合も、第一ストッパーは、第一端部スプリングフランジ122が、スプリング・アッセンブリ108の端部126近傍に向かって移動するのを防止する。第二スプリング118は、中央スプリングフランジ124と第二端部スプリングフランジ128との間を延出する。第二ストッパーが、モーションダンパー120(あるいは同様に固定された他の部材)の外部ボディに設けられ、中央スプリングフランジ124の移動を制限する。これにより、第二スプリング118の第一スプリング116方向への移動も制限される。図12に示されるスプリング・アッセンブリ108では、第二スプリング118はモーションダンパー120の周囲に配置される。
【0026】
取り付け(組み立て)前の状態(あるいは車両が持ち上げられ、ホイール・アッセンブリ22が、完全な延出位置まで延出することが許容される状態)において、第一端部スプリングフランジ122と中央スプリングフランジ124との間でそれらに作用する第一スプリング116には、軽い負荷が加えられることが望ましい。第二端部スプリングフランジ128と中央スプリングフランジ124との間でそれらに作用する第二スプリング118には、実施例に応じて、適切な圧縮方向の負荷が予めかけられることが望ましい。スプリング・アッセンブリ108に負荷が加わると、第一スプリング116により発生する力が第二スプリング118に予めかけられた負荷と等しいか、それ以上になるまで、第一スプリング116のみが圧縮される。第一スプリング116のみが圧縮される間は、スプリング・アッセンブリ108は、第一スプリング116の付勢力のみで作用すると考えられる。言い換えれば、シングル(単一)スプリングシステムと見ることができる。第一スプリング116の力が第二スプリング118に予めかけられた負荷を超えると、各スプリング116,118の力が等しくなり、各スプリングがある量だけ圧縮される。各スプリング116,118の正確な圧縮量は、各スプリングのバネ定数によって決まる。この状態では、スプリング・アッセンブリ108は、スプリング116,118が連続的に作用する、ツインスプリングシステム(2連続スプリングシステム)として作用する。そのため、中央スプリングフランジ124は、第一スプリング116と第二スプリング118との間でフロート(浮動)するといえる。例えば、第一及び第二スプリング116,118が同一の400ポンドスプリングであったとすると、スプリング・アッセンブリ108はまず、それが単一の400ポンドスプリングシステムとして作用する。しかしながら、第一スプリング116の力が第二スプリング118の力と等しくなったならば、スプリング・アッセンブリ108は、連続する二つのスプリングから成るシステムとして作用し始めるだろう。結果として、連続して作用する第一及び第二スプリング116,118のスプリング力の効果(影響)は、独立して作用する一つのスプリングの2分の1(つまり、200ポンド)とほぼ等しくなる。
【0027】
スプリング・アッセンブリ108は、車両ボディ28とサスペンション支持アーム24,26との間の負荷径路(ロードパス)として作用し、最終的には車両ボディ28とホイール32との間の負荷径路として作用する。4つのホイール32は、車両の総重量を支持するからである。スプリング・アッセンブリ108は様々な位置に取り付けることができるが、上述したように、スプリング・アッセンブリ108の中心線が、垂直に延出するラインに対して角度φだけ傾斜するように取り付けることが望ましい。スプリング・アッセンブリ108の取付ポイント、及び、ボディマウント40,44と、スプリング・アッセンブリ108が取り付けられる支持アーム24,26のボールジョイントマウント38との相対位置は、ホイール・アッセンブリ22が移動可能なアーチ形径路を決定(定義)する。このサスペンション支持アーム24,26の形状、支持アーム24,26及び垂直面に対するスプリング・アッセンブリ108の方向、及びスプリング・アッセンブリ108のツインスプリング特性(連続スプリング特性)によれば、スプリング・アッセンブリ108が平衡点を超えて圧縮されるとき、ホイール・アッセンブリ22の荷重比を低減でき、地面に対するホイール32の負荷も低減できる。
【0028】
図13〜15を参照して、ターン中における内側半径経路(軌跡)に沿って配置された車両ホイール32(概略を示す)と外側半径経路に沿って配置された車両ホイール32との回転(旋回)半径の差を説明(算出)するためにアッカーマンを使用することが周知である。また、ターンによって、車両ボディ上にリフトが生じる(持ち上げられる)ことも周知である。ステアリング・ホイールが回転されたときに、フロントサスペンションによって生じるアッカーマン量は、ターン中に車両ボディに生じるリフトを減じる(打ち消す)ために用いることができる。例えば、アッカーマンを増加させることで、アンチリフトを生じさせることができる。ホイール・アッセンブリ・サスペンション20,21の支持アーム24,26は、その車両ボディ28に対する位置付けにより、アッカーマンの生成を促進できる(容易にできる)。
【0029】
本発明は詳細な実施例を用いて、図示され、記述されているが、発明の精神及び範囲から逸脱しない限り、形状及び詳細において様々な変形例を取りうることが、当業者によって理解されるであろう。例えば、図1は、一対のサスペンション20,21を有する車両の正面概略図を示す。これらサスペンションの支持アーム24,26は対称的であって、車両の中心線72と交差しない。しかし、代替実施例では、両方又は一方のサスペンション20,21の支持アーム24,26が中心線72と交差してもよく、互いに交差する可能性があってもよい。支持アーム24,26を延出することで、ホイール・アッセンブリ22に好適なキャンバ(camber、そり)特性を供給することができる。
【0030】
本出願は、2001年5月21日に出願された米国の出願第60/292,355号の優先権を主張し、それを参照することによってその全体の内容が本願に組み入れられることとする。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】図1は、本願のサスペンションを示す車両の概略正面図である。
【図2】図2は、本願サスペンションに使用される支持アームの概略図である。
【図3】図3は、相対的な面の配置を示す概略図である。
【図4】図4は、ホイールの垂直中心線を通る垂直横断(あるいは幅方向)面における支持アーム平面の位置関係を示す概略図である。
【図5】図5は、相対的な面の配置を示す概略図である。
【図6】図6は、ホイールの垂直中心線を通る長手方向延出面における支持アーム面の位置関係を示す概略図である。
【図7】図7は、長手方向に延出するラインに対する本願サスペンションのボディマウントラインの方向を示す、車両の概略平面図である。
【図8】図8は、ホイール・アッセンブリに対するボールジョイントマウントの位置を示す、サスペンションの概略正面図である。
【図9】図9は、キングピン軸が本願サスペンションにおいて有効に配置されたキングピン軸とホイール・アッセンブリとの関係を示す概略図である。
【図10】図10は、スプリング・アッセンブリを備えたサスペンションの一実施例を示す概略図である。
【図11】図11は、本発明のサスペンションに使用できるスプリング・アッセンブリの概略図である。
【図12】図12は、本発明のサスペンションに使用できるスプリング・アッセンブリの概略図である。
【図13】図13は、自動車の前輪間のアッカーマンステアリング形状を示す概略図であり、100パーセントのアッカーマンのホイールを示す。
【図14】図14は、自動車の前輪間のアッカーマンステアリング形状を示す概略図であり、「中間(ニュートラル)」アッカーマン(平行方向付けとも言える)のホイールを示す。
【図15】図15は、自動車の前輪間のアッカーマンステアリング形状を示す概略図であり、逆アッカーマンのホイールを示す。
【符号の説明】
【0032】
20,21 サスペンション
22 ホイール・アッセンブリ
24,26 支持アーム
28 車両ボディ
30 スピンドル
32 ホイール
34 上部ボールジョイント
36 下部ボールジョイント
38 ボールジョイント・マウント
40,44 ボディマウント
56 垂直中心線
62,63 瞬間中心点
68 ロールセンター
70,71 タイヤ接地面
72 車両中心線
90,92,94,96 ボディマウントライン
100 キングピン軸
108 スプリング・アッセンブリ

Claims (28)

  1. ボディを有する車両のためのサスペンションであって、該サスペンションは、
    第一ホイール・アッセンブリと上記ボディとの間を延出し、瞬間中心を有する第一ホイール・アッセンブリ・サスペンションと、
    第二ホイール・アッセンブリと上記ボディとの間を延出し、瞬間中心を有する第二ホイール・アッセンブリ・サスペンションとを備え、
    上記第一ホイール・アッセンブリと上記第二ホイール・アッセンブリとが、各ホイール・アッセンブリの垂直中心線が第一ホイール・アッセンブリと第二ホイール・アッセンブリとの間を延出する垂直面内に位置するように整列され、
    各ホイール・アッセンブリ・サスペンションの上記瞬間中心が、上記垂直面内において、その垂直面内に位置するロールセンターよりも下方に配置されることを特徴とするサスペンション。
  2. 上記第一ホイール・アッセンブリ・サスペンション及び上記第二ホイール・アッセンブリ・サスペンションがそれぞれ、
    第一ホイール・アッセンブリ・マウントと、一対の第一ボディマウントとを有する第一支持アームであって、それら第一ホイール・アッセンブリ・マウントと第一ボディマウントとにより第一支持アーム面が定義される第一支持アームと、
    第二ホイール・アッセンブリ・マウントと、一対の第二ボディマウントとを有する第二支持アームであって、それら第二ホイール・アッセンブリ・マウントと第二ボディマウントとにより第二支持アーム面が定義される第二支持アームとを備え、
    上記第一支持アーム及び上記第二支持アームが、上記第一支持アーム面が上記垂直面と第一ラインに沿って交差し、また上記第二支持アーム面が上記垂直面と第二ラインに沿って交差し、それら第一ラインと第二ラインとが上記瞬間中心で互いに交差するように、配置される請求項1記載のサスペンション。
  3. 上記各ホイール・アッセンブリは、中心を有する接地面を備えたタイヤを支持し、上記ロールセンターは、上記垂直面内における、所定の第一ラインと第二ラインとの交点に配置され、
    上記所定の第一ラインは、上記第一ホイール・アッセンブリによって支持された上記タイヤの上記接地面の上記中心と、上記第一ホイール・アッセンブリ・サスペンションの上記瞬間中心とを通って延出するものであり、
    上記所定の第二ラインは、上記第二ホイール・アッセンブリによって支持された上記タイヤの上記接地面の上記中心と、上記第二ホイール・アッセンブリ・サスペンションの上記瞬間中心とを通って延出するものである請求項2記載のサスペンション。
  4. 上記第一支持アームが、上記第一ホイール・アッセンブリ・マウントと上記第一ボディマウントの一方との間に延出する第一部材と、
    上記第一ホイール・アッセンブリ・マウントと上記第一ボディマウントの他方との間に延出する第二部材とを有する請求項3記載のサスペンション。
  5. 上記第一支持アームが更に、上記第一部材と上記第二部材との間に延出する側部材を有する請求項4記載のサスペンション。
  6. 上記第二支持アームが、
    上記第二ホイール・アッセンブリ・マウントと上記第二ボディマウントの一方との間に延出する第一部材と、
    上記第二ホイール・アッセンブリ・マウントと上記第二ボディマウントの他方との間に延出する第二部材とを有する請求項4記載のサスペンション。
  7. 上記第二支持アームが更に、
    上記第一部材と上記第二部材との間に延出する側部材を有する請求項6記載のサスペンション。
  8. 上記第一支持アーム面が、上記第一ホイール・アッセンブリに支持されたタイヤの中心線を通り長手方向に延出する平面と第3のラインに沿って交差し、
    上記第二支持アーム面は、上記長手方向延出平面と第4のラインに沿って交差し、
    上記第3及び第4ラインは互いに傾斜し、上記長手方向延出平面内のあるポイントに集まる請求項2記載のサスペンション。
  9. 第一ボディマウント・ラインが上記一対の第一ボディマウントを通って延出し、第二ボディマウント・ラインが上記一対の第二ボディマウントを通って延出し、
    上記第一ボディマウントは、上記第一ボディマウント・ラインが車両の長手方向に延出する中心線に対して第一角度で傾斜するように、上記ボディに取り付けられる請求項2記載のサスペンション。
  10. 上記第二ボディマウントは、上記第二ボディマウント・ラインが車両の長手方向に延出する中心線に対して第二角度で傾斜するように、上記ボディに取り付けられる請求項9記載のサスペンション。
  11. 上記第一角度と第二角度とが等しい請求項10記載のサスペンション。
  12. 第一ホイール・アッセンブリ・マウント・ラインが、上記第一ホイール・アッセンブリ・サスペンションの上記第一ホイール・アッセンブリ・マウントと上記第二ホイール・アッセンブリマウントとを通って延出し、
    第二ホイール・アッセンブリ・マウント・ラインが、上記第二ホイール・アッセンブリ・サスペンションの上記第一ホイール・アッセンブリ・マウントと上記第二ホイール・アッセンブリ・マウントとを通って延出し、
    上記第一ホイール・アッセンブリ・マウント・ライン及び第二ホイール・アッセンブリ・マウント・ラインの少なくとも一方が、対応する第一ホイール・アッセンブリ及び第二ホイール・アッセンブリに取り付けられたタイヤの垂直中心線に対して傾斜する請求項2記載のサスペンション。
  13. ボディを有する車両のホイール・アッセンブリのためのサスペンションであって、該サスペンションは、
    第一ホイール・アッセンブリ・マウントと、一対の第一ボディマウントとを有する第一支持アームであって、その第一ホイール・アッセンブリ・マウントと第一ボディマウントとによって第一支持アーム面が定義される第一支持アームと、
    第二ホイール・アッセンブリ・マウントと、一対の第二ボディマウントとを有する第二支持アームであって、その第二ホイール・アッセンブリマウントと第二ボディマウントとによって第二支持アーム面が定義される第二支持アームとを備え、
    上記第一ホイール・アッセンブリ・マウントは、上記ホイール・アッセンブリの上部ホイール・アッセンブリ・ポイントに回転可能に取り付けられ、上記第二ホイール・アッセンブリ・マウントは、上記ホイール・アッセンブリの下部ホイール・アッセンブリ・ポイントに回転可能に取り付けられ、上記第一ボディマウントは上記ボディの一対の下部ボディポイントに回転可能に取り付けられ、上記第二ボディマウントは、上記ボディの一対の上部ボディポイントに取り付けられ、上記第一支持アームと上記第二支持アームとが互いに交差することを特徴とするサスペンション。
  14. 上記第一支持アーム面が、上記第一ホイール・アッセンブリによって支持されるタイヤの中心線を通る長手方向延出平面と第一ラインに沿って交差し、上記第二支持アーム面が、上記長手方向延出平面と第二ラインに沿って交差し、
    上記第一及び第二ラインは互いに傾斜し、上記長手方向延出平面内のあるポイントに集まる請求項13記載のサスペンション。
  15. 第一ボディマウント・ラインが上記一対の第一ボディマウントを通って延出し、第二ボディマウント・ラインが上記一対の第二ボディマウントを通って延出し、
    上記第一ボディマウントは、上記第一ボディマウント・ラインが車両の長手方向に延出する中心線に対して第一角度で傾斜するように、上記ボディに取り付けられる請求項13記載のサスペンション。
  16. 上記第二ボディマウントは、上記第二ボディマウント・ラインが車両の長手方向に延出する中心線に対して第二角度で傾斜するように、上記ボディに取り付けられる請求項15記載のサスペンション。
  17. 上記第一角度と第二角度とが等しい請求項16記載のサスペンション。
  18. ホイール・アッセンブリ・マウントラインが、上記第一ホイール・アッセンブリ・マウント及び第二ホイール・アッセンブリ・マウントを通って延出し、
    上記ホイール・アッセンブリ・マウント・ラインは、上記ホイール・アッセンブリに取り付けられたタイヤの垂直中心線に対して傾斜する請求項13記載のサスペンション。
  19. 上記第一ホイール・アッセンブリ・サスペンション及び第二ホイール・アッセンブリ・サスペンションが更に、
    第一支持アーム、第二支持アーム、スピンドルのいずれか一つに回転可能に取り付けられた第一端部と、上記ボディに回転可能に取り付けられた第二端部とを有するスプリング・アッセンブリを備え、
    各スプリング・アッセンブリは、該スプリングアッセンブリが圧縮されると、上記ホイール・アッセンブリに対する荷重比を変更する請求項2記載のサスペンション。
  20. 上記スプリング・アッセンブリが、コイルスプリング内に収容されたショックアブソーバを有する請求項19記載のサスペンション。
  21. 上記スプリング・アッセンブリが、リバウンドスプリングを備える請求項19記載のサスペンション。
  22. ボディを有する車両を懸架する方法であって、
    第一ホイール・アッセンブリと上記ボディとの間を延出し、瞬間中心を有する第一ホイール・アッセンブリ・サスペンションを提供するステップと、
    第二ホイール・アッセンブリと上記ボディとの間を延出し、瞬間中心を有する第二ホイール・アッセンブリ・サスペンションを提供するステップと、
    上記第一ホイール・アッセンブリと上記第二ホイール・アッセンブリとを、各ホイール・アッセンブリの垂直中心線が第一ホイール・アッセンブリと第二ホイール・アッセンブリとの間を延出する垂直面内に位置するように整列するステップと、
    上記第一ホイール・アッセンブリ・サスペンション及び第二ホイール・アッセンブリ・サスペンションを、各ホイール・アッセンブリ・サスペンションの瞬間中心が、上記垂直面内において、その垂直面内に位置するロールセンターよりも下方に位置するように配置するステップと、
    を備えたことを特徴とする方法。
  23. 上記第一ホイール・アッセンブリ・サスペンション及び上記第二ホイール・アッセンブリ・サスペンションがそれぞれ、
    第一ホイール・アッセンブリ・マウントと、一対の第一ボディマウントとを有する第一支持アームであって、それら第一ホイール・アッセンブリ・マウントと第一ボディマウントとにより第一支持アーム面が定義される第一支持アームと、
    第二ホイール・アッセンブリ・マウントと、一対の第二ボディマウントとを有する第二支持アームであって、それら第二ホイール・アッセンブリ・マウントと第二ボディマウントとにより第二支持アーム面が定義される第二支持アームとを備え、
    上記第一支持アーム及び上記第二支持アームが、上記第一支持アーム面が上記垂直面と第一ラインに沿って交差し、また上記第二支持アーム面が上記垂直面と第二ラインに沿って交差し、それら第一ラインと第二ラインとが上記瞬間中心で互いに交差するように、配置される請求項22記載の方法。
  24. 各ホイール・アッセンブリにタイヤを提供するステップを更に備え、そのタイヤが、中心を有する接地面を備え、上記ロールセンターは、上記垂直面内における、所定の第一ラインと第二ラインとの交点に配置され、
    上記所定の第一ラインは、上記第一ホイール・アッセンブリによって支持された上記タイヤの上記接地面の上記中心と、上記第一ホイール・アッセンブリ・サスペンションの上記瞬間中心とを通って延出するものであり、
    上記所定の第二ラインは、上記第二ホイール・アッセンブリによって支持された上記タイヤの上記接地面の上記中心と、上記第二ホイール・アッセンブリ・サスペンションの上記瞬間中心とを通って延出するものである請求項23記載の方法。
  25. 上記第一支持アーム面が、上記第一ホイール・アッセンブリに支持されたタイヤの中心線を通り長手方向に延出する平面と第3のラインに沿って交差し、
    上記第二支持アーム面は、上記長手方向延出平面と第4のラインに沿って交差し、
    上記第3及び第4ラインは傾斜し、上記長手方向延出平面内のあるポイントに集まる請求項23記載の方法。
  26. 第一ボディマウント・ラインが上記一対の第一ボディマウントを通って延出し、第二ボディマウント・ラインが上記一対の第二ボディマウントを通って延出し、
    上記第一ボディマウントを、上記第一ボディマウント・ラインが車両の長手方向に延出する中心線に対して第一角度で傾斜するように、上記ボディに取り付けるステップを更に備える請求項23記載の方法。
  27. 上記第二ボディマウントを、上記第二ボディマウント・ラインが車両の長手方向に延出する中心線に対して第二角度で傾斜するように、上記ボディに取り付けるステップを更に備える請求項26記載の方法。
  28. 第一ホイール・アッセンブリ・マウント・ラインが、上記第一ホイール・アッセンブリ・サスペンションの上記第一ホイール・アッセンブリ・マウントと上記第二ホイール・アッセンブリマウントとを通って延出し、
    第二ホイール・アッセンブリ・マウント・ラインが、上記第二ホイール・アッセンブリ・サスペンションの上記第一ホイール・アッセンブリ・マウントと上記第二ホイール・アッセンブリ・マウントとを通って延出し、
    上記第一ホイール・アッセンブリ・マウント・ライン及び第二ホイール・アッセンブリ・マウント・ラインの少なくとも一方が、対応する第一ホイール・アッセンブリ及び第二ホイール・アッセンブリに取り付けられたタイヤの垂直中心線に対して傾斜する請求項22記載の方法。
JP2002591282A 2001-05-21 2002-05-21 車両のホイール・アッセンブリを懸架するための方法及び装置 Pending JP2005506922A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US29235501P 2001-05-21 2001-05-21
US10/152,083 US6676144B2 (en) 2001-05-21 2002-05-20 Method and apparatus for suspending a vehicular wheel assembly
PCT/US2002/016252 WO2002094590A2 (en) 2001-05-21 2002-05-21 Method and apparatus for suspending a vehicular wheel assembly

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005506922A true JP2005506922A (ja) 2005-03-10

Family

ID=26849244

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002591282A Pending JP2005506922A (ja) 2001-05-21 2002-05-21 車両のホイール・アッセンブリを懸架するための方法及び装置

Country Status (11)

Country Link
US (1) US6676144B2 (ja)
EP (1) EP1404535B1 (ja)
JP (1) JP2005506922A (ja)
KR (1) KR20040055736A (ja)
CN (1) CN100384647C (ja)
AU (1) AU2002310059A1 (ja)
CA (1) CA2445337A1 (ja)
DE (1) DE60232974D1 (ja)
HK (1) HK1065288A1 (ja)
MX (1) MXPA03010582A (ja)
WO (1) WO2002094590A2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040046350A1 (en) 2001-05-21 2004-03-11 Wagner Engineering, Llc Method and apparatus for suspending a vehicular wheel assembly
US7398982B2 (en) * 2004-03-12 2008-07-15 Honda Motor Co., Ltd. Suspension device
US20050252128A1 (en) * 2004-04-13 2005-11-17 Elizabeth Colbert Coating for wall construction
CN101269616B (zh) * 2007-09-21 2010-05-26 上汽通用五菱汽车股份有限公司 一种集成式摆臂支座装置及其装配方法
US20100096817A1 (en) * 2008-10-20 2010-04-22 Mu-Chen Hung All-terrain vehicle suspension system
US8480106B1 (en) 2009-07-23 2013-07-09 The George Washington University Dual suspension system
US9162548B1 (en) * 2014-07-15 2015-10-20 GM Global Technology Operations LLC Vehicle and a suspension assembly for a vehicle
CN109484115B (zh) * 2018-10-31 2023-11-17 杭州国辰机器人科技有限公司 一种四轮两驱通用底盘减震悬挂***

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2162067A (en) 1938-03-12 1939-06-13 Floyd H Dreyer Wheel banking device
US2776147A (en) 1954-08-16 1957-01-01 Robert M Bamford Laterally shiftable wheel mounting structure for automobiles
DE2220034C3 (de) 1972-04-24 1980-10-30 Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart Unabhängige Aufhängung für ungelenkte Räder von Kraftfahrzeugen
DE2845345A1 (de) * 1978-10-18 1980-04-30 Daimler Benz Ag Unabhaengige vorderradaufhaengung fuer kraftfahrzeuge
CA1167878A (en) 1981-09-02 1984-05-22 Wallace G. Chalmers Vehicle suspension incorporating cross-over links
US4456282A (en) * 1981-12-24 1984-06-26 Ford Motor Company Independent rear wheel suspension with a toe angle controlling trailing arm
JPS60209315A (ja) * 1984-04-02 1985-10-21 Mazda Motor Corp 自動車のサスペンシヨン装置
US4709935A (en) * 1985-07-15 1987-12-01 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Rear wheel steering system
US4927169A (en) * 1988-06-24 1990-05-22 Onofrio Scaduto Suspension system with constant camber
DE4108164A1 (de) 1991-03-14 1992-09-17 Porsche Ag Radaufhaengung
KR0136260B1 (ko) * 1992-12-14 1998-05-01 전성원 자동차의 조향륜 현가장치
GB2277303B (en) * 1993-03-26 1996-06-19 Honda Motor Co Ltd Multi-link type suspension system
US5348334A (en) * 1993-08-06 1994-09-20 Ford Motor Company Suspension apparatus for a motor vehicle
US5821434A (en) * 1995-03-31 1998-10-13 Halliday; Donald R. System and method for measuring the grip performance of a vehicle
US5758898A (en) * 1995-07-05 1998-06-02 Ford Global Technologies, Inc. Rear axle suspension for a motor vehicle
DE19756065A1 (de) * 1997-12-17 1999-07-01 Daimler Chrysler Ag Einzelradaufhängung mit einem über eine Koppelstange abgestützten Radträger
JP2000033809A (ja) * 1998-07-17 2000-02-02 Mitsubishi Motors Corp 独立懸架装置
US6173978B1 (en) * 1999-05-07 2001-01-16 Zero Roll Suspension Corporation Zero roll suspension system
EP1113940A4 (en) * 1998-09-18 2005-01-05 Zero Roll Suspension Llc NULLWANKAUFHÄNGUNGSSYSTEM
FR2796594A1 (fr) * 1999-07-23 2001-01-26 Michelin & Cie Vehicule automobile equipe d'un systeme de controle de l'angle de carrossage des roues du vehicule en virage
WO2002058949A1 (fr) * 2001-01-23 2002-08-01 Societe De Technologie Michelin Dispositif de suspension d'une roue de vehicule

Also Published As

Publication number Publication date
WO2002094590A2 (en) 2002-11-28
WO2002094590A3 (en) 2003-08-21
KR20040055736A (ko) 2004-06-26
US6676144B2 (en) 2004-01-13
EP1404535B1 (en) 2009-07-15
HK1065288A1 (en) 2005-02-18
CA2445337A1 (en) 2002-11-28
AU2002310059A1 (en) 2002-12-03
DE60232974D1 (de) 2009-08-27
MXPA03010582A (es) 2004-12-06
CN100384647C (zh) 2008-04-30
EP1404535A4 (en) 2006-12-27
US20030067135A1 (en) 2003-04-10
EP1404535A2 (en) 2004-04-07
CN1505571A (zh) 2004-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7427072B2 (en) Active vehicle suspension
US5924712A (en) Dual trailing arm vehicle suspension
EP2233330A2 (en) Active suspension system for vehicle
US20110221157A1 (en) Vehicle independent suspension
JP5007300B2 (ja) サスペンションシステム
JP2003002024A (ja) キャンバ角変化を許容するサスペンション装置
CN107074051B (zh) 具有在中央处枢转的横向板簧的车轮悬挂
US5421606A (en) Steerable front wheel suspension for vehicle
US7255357B2 (en) Method and apparatus for suspending a vehicle
US6997468B2 (en) Control rod suspension with outboard shock
US20040262876A1 (en) Interconnected suspension
JP2005506922A (ja) 車両のホイール・アッセンブリを懸架するための方法及び装置
JP2007518613A (ja) 車両を懸架するための方法及び装置
JP2569714B2 (ja) 車輌用リヤサスペンション
KR100326663B1 (ko) 멀티 캠버 모드 서스펜션
US20080036168A1 (en) Method and apparatus for suspending a vehicle
JP2920087B2 (ja) 車両の操向駆動輪懸架装置
KR102240958B1 (ko) 주행안정성과 부드러운 승차감을 위한 차량 로어암 제어 장치
KR0136258B1 (ko) 자동차의 현가장치
JPH07246816A (ja) 車両用懸架装置
KR20030055449A (ko) 자동차의 멀티링크형 현가장치
WO2005021293A2 (en) A suspension sysem having a stable roll center
JPH05155215A (ja) 車両のサスペンション装置
JPS6246361B2 (ja)
JP2000108629A (ja) サスペンション装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051213

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20051222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20051222

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20060313

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20060320

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060613

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060725