JP2005354050A - 光学位置評価装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】放射線の位置合わせビームを供給する照明システムを有し、位置合わせビームの反射から位置データが導出される、光学位置評価装置および方法を提供する。
【解決手段】基板を基板テーブル上に支持し、投影システムを使用して、位置合わせビームを基板の目標部分に投影する。位置決めシステムは、基板と投影システムとの相対運動を引き起こす。レンズのアレイは、アレイの各レンズが位置合わせビームの個々の部分を目標部分の個々の一部に集束するように配置構成される。検出器のアレイは、アレイの各検出器が、アレイの個々のレンズを通して基板から反射した光を検出し、個々のレンズを通して基板からそれに反射した光の強度を表す出力を提供する。プロセッサは、基板に対するレンズアレイの位置を表すデータを検出器の出力から導出するために、検出器の出力に接続される。
【選択図】図5

Description

本発明は、リソグラフィ装置に使用できる光学位置評価装置および方法に関する。
リソグラフィ装置は、所望のパターンを基板の目標部分に適用する機械である。リソグラフィ装置は例えば、集積回路(IC)、フラットパネル表示装置、および微細構造を伴う他のデバイスの製造において使用可能である。従来のリソグラフィ装置では、代替的にマスクまたはレチクルと呼ばれるパターニング手段は、IC(または他のデバイス)の個々の層に対応する回路パターンの生成に使用することができ、このパターンを、放射線感光原料(例えばレジスト)の層を有する基板(例えばシリコンウェハまたはガラス板)上の目標部分(例えば1つあるいは幾つかのダイの一部を有する)に描像することができる。マスクの代わりに、パターニング手段は、回路パターンを生成し、個々に制御可能なエレメントのアレイを有してよい。
一般的に、1枚の基板は、順次照射される近接目標部分の全体ネットワークを含んでいる。既知のリソグラフィ装置は、全体マスクパターンを目標部分に1回の作動にて露光することによって各目標部分が照射される、いわゆるステッパと、所定の基準方向(「走査」方向)にマスクパターンを投影ビームで徐々に走査し、これと同時に基板テーブルをこの方向と平行に、あるいは反平行に走査することにより、各目標部分が照射される、いわゆるスキャナとを含む。
リソグラフィ装置の動作がステップモードか操作モードかにかかわらず、パターン形成したビームを基板表面の適切な目標部分に配向することが重要であることが理解される。多くの状況で、一連のリソグラフィ処理ステップの結果として、基板の表面上に多層構造が構築される。言うまでもなく、基板に形成される連続層を、相互に適正に位置合わせすることが重要である。基板の位置が、ビーム投影装置に対して正確に知るように注意を払う必要がある。
ビーム投影装置に対する基板の位置を測定するために、様々な技術が使用されている。一般的に、基板は自身上に形成された位置合わせマークを有し、これは能動回路素子などが形成される基板の区域の周囲に配置構成される。これらのマークは、基準点を提供するように配置され、基準点に対して基板上の目標部分の位置が決定される。位置合わせマークは、ビーム投影システムを使用して光学的に検出することが理想的であり、これはパターンを基板上に投影するためにも使用される。このような位置合わせマークを配置する問題に対する「レンズを通す」、つまりTTLアプローチは、位置測定場所が像形成場所と同じであるという利点を有する。したがって、誤差が最小限に抑えられる。
位置決定精度という用語は、x、yのオフセット、回転および倍率などを含めて位置決めマーク間の間隔の関数である。その間隔は小さいほど良好である。というのは、精度が、ビーム投影システムに対する基板の動作の制御精度に依存する程度が低くなるからである。しかし、位置決めマーク間で大きい間隔を回避することが困難な状境がある。例えば、大型液晶ディスプレイ(LCD)パネルは現在、対角線サイズ(通常はインチ単位で、例えば32、42、60インチなどで言われる)で認識され、その結果、縁部の寸法が1メートルのオーダーになる。このような装置の表面は全て、能動素子で占有され、したがってパネルの周囲を除くと位置合わせマークに使用可能なスペースがない。つまり、位置合わせマーク間の間隔は、パネルの縁部の寸法と同じオーダーである。そのために、パネルの面積全体にわたって位置精度を維持することが非常に困難になる。
従来、リソグラフィ装置は、ビーム投影方向に沿って各レンズが直列に配置されるレンズアセンブリを通して、基板に投影ビームを送出する。基板に最も近いレンズ構成要素は、全ての投影ビームが通過する1枚のレンズである。しかし、同様に投影ビーム路に沿って一連のレンズを配置するが、基板に最も近いレンズ構成要素が、小さいレンズの2次元アレイの形態であるという代替設計のアプローチを使用することが提案されている。これらの小さいレンズはそれぞれ、投影ビームの個々の部分を基板の個々の部分に集束させる。この代替設計によるシステムは、一般的にマイクロレンズアレイ描像システムまたはMLAシステムと呼ばれる。MLAシステムでは、露光すべき基板上の位置合わせマークの検出に、従来の「レンズを通す」アプローチを使用することが不可能であった。その結果、位置合わせの目的に別個の計量システムを提供することが必要と見なされている。
したがって、必要なのは、マイクロレンズアレイ描像システムで使用できる、改善された位置評価(測定)装置および方法である。
本発明は、照明システムが放射線の位置合わせビームを供給し、基板テーブルが基板を支持し、投影システムが、基板テーブル上に支持された基板の目標位置に位置合わせビームを投影し、位置決めシステムが、基板テーブル上に支持された基板と投影システムとの間の相対的運動を引き起こし、測定システムが、基板に対する投影システムの少なくとも一構成要素の位置を決定する光学位置評価装置および方法を含む。測定システムは、アレイ内の各レンズが位置合わせビームの個々の部分を目標部分の個々の一部に集束するように配置されたアレイ状のレンズと、アレイ内の各検出器が、アレイ内の個々のレンズを通して基板から反射した光を検出し、個々のレンズを通して基板からそれに反射した光の強度を表す出力を提供するアレイ状の検出器と、基板に対するレンズアレイの位置を表すデータを検出器の出力から導出するために、検出器の出力部に接続されたプロセッサとを有する。
この実施形態では、マイクロレンズアレイは、パターン形成したビームの基板への投影と、基板上の位置合わせマークの検出との両方に使用される。したがって、「レンズを通す」位置合わせ装置および方法が、マイクロレンズアレイ描像システムの状況で提供される。
検出器アレイの出力は、様々な反射性を有するレンズアレイ下の基板の領域の特徴を判断するために処理され得る。これらの領域は、純粋に位置合わせの目的で基板表面に設けた位置合わせマーク、またはデバイスの機能を提供するために形成されている表面構成の形態でよいが、その位置は、その後の処理ステップを効率的に実行するために正確に分かっていなければならない。
プロセッサは、レンズアレイ下の基板領域で検出された強度に対応する強度パターンを導出して、基板上で検出すべき位置合わせパターンに対応する記憶された強度パターンと、導出した強度パターンを比較し、記憶したパターンと同じであるパターンが導出されたレンズアレイ内で、レンズの位置からレンズアレイに対する基板の位置を判断するように配置構成することができる。したがって、システムは、パターンを「検索」するように設定することができ、その特徴は事前に決定されている。検索されたパターンが突き止められると、その位置は、突き止められたパターンに寄与するマイクロレンズアレイ内のレンズの位置から正確に決定することができる。これに対して、検索されるパターンが突き止められない場合、これは誤りがあることの表示と見なすことができる。例えば、以前の処理ステップ中に例えばレジストなどに形成されたパターンに対応するパターンを検索するようにシステムを設定すると、このようなパターンの不在は、デバイスの以前の処理ステップ、およびさらなる処理を終了しうる誤りを示している。
別個の照明ソースを設けることができ、その一は、例えば基板の露光などに使用する投影ビームを提供するために、他方は、位置合わせ目的に使用する投影ビームを提供するために設ける。照明ソースは、異なる波長のビームを生成することができ、したがって位置合わせビームは、位置合わせビームで走査されるレジストの露光などに影響しない。あるいは、露光および位置合わせビームを共通のソースから生成してもよい。露光および位置合わせビームは、単一の共通レンズシステムを通して、または別個のシステムを通して投影してよい。位置合わせビームは、露光ビームも投影される単一のマイクロレンズアレイの周囲区間に投影することができる。
本発明のさらなる実施形態、形体および利点、さらに本発明の様々な実施形態の構造および動作を添付の図面を参照に、以下で詳細に説明する。
添付図面は、本明細書に組み込まれて、その一部を形成し、本発明を図示して、記述とともに本発明の原理を説明し、当業者が本発明を作成して、使用できるようにする働きをする。
次に、本発明の添付図面に関連して説明する。図面では、同様の参照番号は同一の、または機能的に類似する要素を示す。
本明細書で使用する「個々に制御可能なエレメントのアレイ」という用語は、基板の目標部分に所望のパターンを生成できるように、入射放射線ビームにパターン形成した断面を与えるのに使用できる任意のデバイスを指すよう、広義に解釈されたい。「ライトバルブ」および「空間光変調器」(SLM)という用語もこの文脈で使用することができる。このようなパターニングデバイスの例について、以下で検討する。
プログラマブルミラーアレイは、粘弾性制御装置および反射層とを有するマトリクスアドレス可能表面を有してよい。このような装置の基本的原理は、例えば反射性表面のアドレスされた区域は、入射光を回折光として反射し、アドレスされない区域は、入射光を非回折光として反射する、ということである。適切な空間フィルタを使用すると、非回折光を反射ビームからフィルタで除去し、回折光のみが基板に到達するようにすることができる。この方法で、ビームはマトリクスアドレス可能表面のアドレス指定パターンに従ってパターン形成される。
代替方法として、フィルタは回折光を除去し、非回折光のみが基板に到達できるようにすることが理解される。回折性光学超小型電気機械システム(MEMS)デバイスのアレイも、対応する方法で使用することができる。各回折性光学MEMSデバイスは、入射光を回折光として反射する格子を形成するために相互に対して変形できる複数の反射性リボンを含むことができる。
さらなる代替実施形態は、微小ミラーのマトリクス構成を使用するプログラマブルミラーアレイを含むことができ、各ミラーは、適切な局所的電界を加えるか、圧電起動手段を使用することにより、軸線の周囲で個々に傾斜することができる。この場合も、ミラーはマトリクスアドレス可能であり、したがってアドレス指定されたミラーは入射する放射線ビームをアドレス指定されないミラーとは異なる方向で反射し、この方法で、反射ビームは、マトリクスアドレス可能ミラーのアドレス指定されたパターンに応じてパターン形成される。必要なマトリクスのアドレス指定は、適切な電子手段を使用して実行することができる。
上述した状況では両方とも、個々に制御可能なエレメントのアレイは、1つまたは複数のプログラマブルミラーアレイを有することができる。本明細書で言及したようなミラーアレイに関するさらなる情報は、例えば米国特許第5,296,891号および第5,523,193号、およびPCT特許出願第WO98/38597号および第WO98/33096号を参照されたい。
プログラマブルLCDアレイも使用することができる。このような構成の詳細は、米国特許第5,229,872号を参照されたい。
例えば形体の事前バイアス付与、光学的近接補正形体、位相変動技術および複数露光技術を使用する場合、個々に制御可能なエレメントのアレイ上に「表示」されるパターンは、最終的に基板の層に、または基板上に転送されるパターンとは大きく異なることがあることを理解されたい。同様に、最終的に基板上に生成されるパターンは、ある瞬間に個々に制御可能なエレメントのアレイ上に形成されるパターンには対応しないことがある。これは、基板の各部分に形成される最終的なパターンが、任意の期間にわたって、または任意の露光数にて構築され、その間に個々に制御可能なエレメントのアレイ上のパターンおよび/または基板の相対的位置が変化してしまう構成の場合である。
本文ではICの製造におけるリソグラフィ装置の使用に特に言及しているが、本明細書で説明するリソグラフィ装置が他の多くの用途においても使用可能であることは明確に理解されるべきである。例えば、これは、DNAチップ、MEMS、MOEMS、集積光学システム、磁気ドメインメモリ用ガイダンスおよび検出パターン、フラットパネル表示装置、薄膜磁気ヘッド等の製造に使用され得る。こうした代替的な用途においては、本文にて使用した「ウェハ」または「ダイ」といった用語は、それぞれ「基板」または「目標部分」といった、より一般的な用語に置き換えて使用され得ることが当業者には理解される。本明細書で言及する基板は、露光前または露光後に、例えばトラック(通常はレジストの層を基板に塗布し、露光したレジストを現像するツール)または計測または検査ツールで処理することができる。適宜、本明細書の開示は、以上およびその他の基板処理ツールに適用することができる。さらに、基板は、例えば多層ICを生成するために、複数回処理することができ、したがって本明細書で使用する基板という用語は、既に複数の処理済み層を含む基板も指す。
本明細書では、「放射線」および「ビーム」という用語は、イオンビームあるいは電子ビームといったような粒子ビームのみならず、紫外線(UV)放射線(例えば、365nm、248nm、193nm、157nm、あるいは126nmの波長を有する)および超紫外線(EUV)放射線(例えば、5nm〜20nmの範囲の波長を有する)を含むあらゆるタイプの電磁放射線を網羅するものとして使用される。
本明細書において使用する「投影システム」なる用語は、例えば使用する露光放射線、または浸漬流体の使用や真空の使用などの他の要因に合わせて適宜、例えば屈折光学システム、反射光学システム、および反射屈折光学システムを含むさまざまなタイプの投影システムを網羅するものとして広義に解釈されるべきである。本明細書において「レンズ」なる用語を使用した場合、これはさらに一般的な「投影システム」なる用語と同義と見なされる。
照明システムは、放射線の投影ビームの誘導、成形、あるいは制御を行う屈折、反射、および反射屈折光学構成要素などの様々なタイプの光学構成要素も含むことができ、こうした構成要素もまた以降において集約的に、あるいは単独的に「レンズ」と称する。
リソグラフィ装置は2つ(デュアルステージ)あるいはそれ以上の基板テーブル(および/または2つもしくはそれ以上のマスクテーブル)を有するタイプのものである。このような「多段」機械においては、追加のテーブルが並列して使用される。もしくは、1つ以上の他のテーブルが露光に使用されている間に予備工程が1つ以上のテーブルにて実行される。
リソグラフィ装置は、投影システムの最終要素と基板との間の空間を充填するよう、基板を水などの比較的高い屈折率を有する液体に浸漬するタイプでもよい。浸漬液は、例えばマスクと投影システムの第一要素との間など、リソグラフィ装置の他の空間に適用してもよい。浸漬技術は、投影システムの開口数を増加させるため、当技術分野で周知である。
さらに、装置には流体と基板の被照射部分との相互作用を可能にする流体処理セルを設けてもよい(例えば化学物質を基板に選択的に付着させるか、基板の表面構造を選択的に改造する)。
例示的リソグラフィ投影装置
図1は、本発明の実施形態によるリソグラフィ投影装置100を概略的に示したものである。装置100は、少なくとも放射線システム102、個々に制御可能なエレメントのアレイ104、オブジェクトテーブル106(例えば基板テーブル)、および投影システム(「レンズ」)108を含む。
放射線システム102は、放射線(例えばUV放射線)の投影ビーム110を供給するために使用することができ、これはこの特定の場合では放射線ソース112も有する。
個々に制御可能なエレメント104のアレイ(例えばプログラマブルミラーアレイ)は、投影ビーム110にパターンを提供するために使用することができる。概して、個々に制御可能なエレメント104のアレイの位置を、投影システム108に対して固定することができる。しかし、代替構成では、個々に制御可能なエレメント104のアレイは、投影システム108に対してこれを正確に位置決めするために、位置決めデバイス(図示せず)に接続してよい。本明細書で示すように、個々に制御可能なエレメント104は、反射タイプ(例えば個々に制御可能なエレメントの反射性アレイを有する)である。
オブジェクトテーブル106には、基板114(例えばレジスト塗布したシリコンウェハまたはガラス基板)を保持する基板ホルダ(特に図示せず)を設けることができ、オブジェクトテーブル106は、投影システム108に対して基板114を正確に位置決めするために位置決めデバイス116に接続することができる。
投影システム108(例えばクォーツおよび/またはCaF2レンズシステムまたはこのような材料から作成したレンズエレメントを有する反射屈折システム、またはミラーシステム)を、ビーム分割器118から受け取ったパターン形成ビームを基板114の目標部分120(例えば1つまたは複数のダイ)に投影するために使用することができる。投影システム108は、個々に制御可能なエレメント104のアレイの像を基板114に投影することができる。あるいは、投影システム108は、個々に制御可能なエレメント104のアレイがシャッタとして作用する2次ソースの像を投影することができる。投影システム108は、2次ソースを形成し、微小スポットを基板114に投影するマイクロレンズアレイ(MLA)も有する。
ソース112(例えばエキシマレーザ)は、放射線ビーム122を生成することができる。ビーム122は、直接的に、または例えばビーム拡大器126などの調整デバイス126を通過した後に、照明システム(照明装置)124に供給される。照明装置124は、ビーム122の強度分布の外部および/あるいは内部放射範囲(一般的にそれぞれ、σ−outerおよびσ−innerと呼ばれる)を設定する調節デバイス128を有してよい。また、照明装置124は一般的に、積分器130およびコンデンサ132などの他の様々な構成要素を含む。この方法で、個々に制御可能なエレメント104のアレイに当たる投影ビーム110は、その断面に亘り所望する均一性と強度分布とを有する。
図1に関して、ソース112はリソグラフィ装置100のハウジング内にあってよい(これは例えばソース112が水銀ランプである場合に多い)。代替実施形態では、ソース112はリソグラフィ投影装置100から離してもよい。この場合、放射線ビーム122は(例えば適した誘導ミラーの助けにより)装置100内に導かれる。この後者のシナリオでは、ソース112がエキシマレーザである場合が多い。これらのシナリオは本発明の範囲に入ると想定されることを理解されたい。
ビーム110はその後、ビーム分割器118を使用して誘導された後に個々に制御可能なエレメント104のアレイに入射する。個々に制御可能なエレメント104のアレイによって反射したら、ビーム110は投影システム108を通過し、これはビーム110を基板114の目標部分120に集束させる。
位置決めデバイス116(および任意選択で、ビーム分割器140を介して干渉計によるビームを受け取るベースプレート136上の干渉測定デバイス134)の助けにより、ビーム110の路の様々な目標位置120に位置決めするように、基板テーブル106は正確に移動することができる。使用時には、個々に制御可能なエレメント104のアレイの位置決めデバイスを使用して、例えば走査中にビーム510の路に対する個々に制御可能なエレメント104のアレイの位置を正確に補正することができる。概して、オブジェクトテーブル106の動作は、図1には明示的に図示されていないロングストロークモジュール(粗動位置決め)およびショートストロークモジュール(微動位置決め)の助けにより実現される。同様のシステムも使用して、個々に制御可能なエレメント104のアレイを位置決めすることができる。オブジェクトテーブル106および/または個々に制御可能なエレメント104のアレイが固定位置を有する一方、投影ビーム110を代替的/追加的に移動可能にして、必要な相対運動を提供してよいことが理解される。
実施形態の代替構成では、基板114が基板テーブル106上で移動可能である状態で、基板テーブル106を固定してよい。こうする場合、基板テーブル106には平坦な上面に複数の開口を設け、気体を開口に通して供給し、基板114を支持可能な気体クッションを提供する。これは従来、空気支承構成と呼ばれている。基板114は、1つまたは複数のアクチュエータ(図示せず)を使用して基板テーブル106上を移動し、これはビーム110の路に対して基板114を正確に位置決めすることができる。あるいは、基板114は、開口を通る気体の通過を選択的に開始し、停止することにより、基板テーブル106上で移動することができる。
本発明によるリソグラフィ装置100は、本明細書では基板上のレジストを露光するように記載されているが、本発明はこの使用法に制限されず、装置100は、レジストのないリソグラフィで使用するためにパターン形成した投影ビーム110を投影するために使用してよいことが理解される。
ここに表した装置100は4つの好ましいモードにて使用可能である。
1.ステップモード。個々に制御可能なエレメント104のアレイ上のパターン全体が1回の作動(すなわち1回の「フラッシュ」)で目標部分120に投影される。次に基板テーブル106がx方向および/あるいはy方向で異なる位置へと移動し、異なる目標部分120がパターン形成した投影ビーム110により照射される。
2.走査モード。基本的にステップモードと同じであるが、所与の目標部分120が1回の「フラッシュ」で露光しない。代わりに、個々に制御可能なエレメント104のアレイが、速度vで所与の方向(いわゆる「操作方向」、例えばy方向)に移動可能であり、したがってパターン形成した投影ビーム110が、個々に制御可能なエレメント104のアレイを走査する。同時に、基板テーブル106が同じ方向または反対方向に速度V=Mvで同時に移動し、ここでMは投影システム108の倍率である。この方法で、比較的大きい目標部分120を、解像度を妥協せずに露光することができる。
3.パルスモード。個々に制御可能なエレメント104のアレイは、基本的に静止状態に維持され、パルス状放射線システム102を使用してパターン全体が基板114の目標部分120に投影される。基板テーブル106は、基本的に一定の速度で移動し、したがってパターン形成された投影ビーム510が基板106にわたって線を走査する。個々に制御可能なエレメント104のアレイ上のパターンは、放射線システム102のパルス間で必要に応じて更新され、パルスは、連続する目標部分120が基板114上の必要な位置で露光するようにタイミングがとられる。その結果、パターン形成した投影ビーム110は、基板114にわたって走査し、基板114の細片で完全なパターンを露光することができる。プロセスは、線を1本ずつ完全な基板114が露光されるまで繰り返される。
4.連続操作モード。基本的にパルスモードと同じであるが、ほぼ一定の放射線システム102を使用し、パターン形成した投影ビーム110が基板114にわたって、走査し、それを露光するにつれ、個々に制御可能なエレメント104のアレイ上のパターンが更新される。
上述した使用モードの組合せおよび/または変形、または全く異なる使用モードも使用することができる。
図2は、本発明の1つの実施形態による概略的リソグラフィ装置を示す。装置は、コントラストデバイス1を有し、その下側表面はエレメント2の2次元アレイを支持し、これはそれぞれ、放射線の吸収体または反射体として作用するように選択的に制御することができる。ビーム分割器3がコントラストデバイス1の下に位置決めされる。照明ソース4は、放射線のビーム5をビーム分割器3へと配向する。放射線ビーム5は、コントラストデバイス1の下面へと反射する。
コントラストデバイス1の要素2の1つは、ビーム分割器3と、レンズ6、7および8によって画定された投影光学系を通してビーム5の成分の一部を反射するように図示されている。レンズ8は、マイクロレンズアレイ9へと配向されるほぼテレセントリック系のビームを生成する視野レンズである。
マイクロレンズアレイ9は小型レンズの2次元アレイを有し、各レンズは、入射した光を基板10の上面に集束するように配置構成される。したがって、コントラストデバイス1内でミラーとして作用するコントラストエレメント2それぞれに対して、アレイ9中の個々のレンズが照明され、光の個々のスポットが、アレイ9中のレンズによって基板10の上面に投影される。
図3は、本発明の1つの実施形態による概略的リソグラフィ装置を示す。図3では、基板10が、マイクロレンズアレイ9の下で基板テーブル11上に支持された状態で図示されている。投影光学系は単純な長方形12で表される。図2のコントラストデバイス1の3つのコントラストエレメント2が、投影光学系12の上に図示されている。図示の配置構成では、基板テーブル11が、マイクロレンズアレイ9の下で矢印13の方向に直線上に運動する。
図4は、本発明の1つの実施形態により、図2および図3のマイクロレンズアレイ9の個々のレンズの配置と、図3の基板テーブル11の変位方向との関係を示す。この場合も、変位方向は図4の矢印13で表される。その方向は、マイクロレンズアレイ9のレンズの列に平行に延在するさらなる線15に対して傾斜した線14に平行である。
各レンズは、スポットの長方形アレイのうち異なるアレイに光を投影し、その1つが数字16で識別される。レンズは、基板テーブルの運動の変位方向13に対してわずかに傾斜した規則的2次元アレイにて配置される。基板10の表面全体が、コントラストデバイス1の個々のエレメント2によって個々のレンズに送出される照明ビームを適切に制御することによって露光することができる。各レンズは、実際には連続的な線を基板10の表面に「書き込む」ことができる。基板の運動方向に対してレンズが配置されると、これらの線は、オバーラップするほどに十分相互に接近する。基板10の選択した2次元区域を露光するために、基板10をマイクロレンズアレイ9下で前進させる。コントラストデバイス1の関連するエレメント2を反射性にすることにより、露光すべき区域の下にある個々のレンズを照明する。
基板10の表面の適切な部分を露光することが重要である。例えば、異なる露光パターンの相対的位置の間に高い精度が必要な状態で、基板表面を比較的多い回数露光する場合に、これは特に当てはまる。
この位置合わせの問題は、基板上に位置合わせマークを形成して、基準位置を画定することによって対処されており、この位置に対して露光すべき基板表面の区域の位置を決定することが可能である。位置合わせマーク間の間隔が小さいほど、基板上のポイントの相対的位置を決定できる精度が高くなる。残念ながら、大型LCDアレイの製造のように、状況によっては、高い位置精度を維持するのに十分なだけ接近して位置合わせマークを設けることが不可能である。
したがって、本発明の1つまたは複数の実施形態は、マイクロレンズアレイに組み込まれるようなレンズのアレイを使用して、高い精密さで基板の表面上の形体の位置を決定する。
例示的リソグラフィシステムおよびマイクロレンズアレイ使用方法
図5は、本発明の1つの実施形態によるリソグラフィシステムを示す。図5では、適宜、図2で使用したものと同じ参照番号を使用する。図2と図5との主要な違いは、図5のシステムが3つの追加的構成要素を組み込んでいることである。これらの3つの構成要素は、位置合わせ照明ソース17、第二ビーム分割器18、および検出器の2次元アレイ(特に図示せず)である。一例では、検出器の2次元アレイは、プロセッサ19への入力デバイスに組み込まれる2次元CCDアレイである。
第一の例では、この実施形態のシステムは、露光照明ソース4が活動し、位置合わせ照明ソース17が活動していない場合に、図2のシステムと同様に動作する。このような方法で動作すると、ビーム分割器18はほぼ影響を及ぼさない。
別の例では、ビーム分割器18によって投影光学系の視野レンズ8およびマイクロレンズアレイ9を通して基板10上へ反射する放射線のビーム20を生成するように、露光ソース4を非活動状態にし、ソース17を活動状態にすることができる。照明装置17からの光は、マイクロレンズアレイ9のほぼ全部を照明し、したがって図4で示すような照明スポットの2次元セット全体が、基板10の上面へと配向される。光はこれらの各スポットから反射し、反射光の強度は、基板10の表面の局所的反射率の関数である。反射光はマイクロレンズアレイ9および投影光学系を通過して、ビーム分割器3へと至り、ビーム分割器3によって検出器の2次元アレイへと反射して、プロセッサ19への入力を提供する。この例では、検出器アレイの検出器とマイクロレンズアレイ9のレンズとの間には1対1の関係がある。
図6は、基板テーブル11上に装着された基板10からの光の反射を概略的に示す。図6は、マイクロレンズアレイ9の一方縁に隣接する3列のレンズそれぞれからの1つのレンズを示す。照明ソース17からの光は、レンズ22によってスポット21へ、レンズ24によってスポット24へ、レンズ26によってスポット25へ集束する。例えば基板10の以前の露光などの結果として形成されている表面の形体27が、基板10の表面内に画定される。基板テーブルが矢印28の方向に前進するにつれて、形体27がレンズ26、24および22の下を続いて通過する。図示のように形体27がレンズ24の下にあり、形体27の反射率が比較的高いと仮定すると、光は光線29で示すように基板表面から反射する。基板10の残りの表面が入射放射線に対して高度に吸光性である場合、レンズ22および26を通して反射する放射線はほとんどない。レンズ24に関連する検出器は、比較的高い強度の放射線ビームを受け取り、レンズ22および26に関連する検出器は、放射線のほぼ受け取らない。これら3つの検出器の出力を監視することによって、基板10の表面に比較的高い反射性の形体があり、これが少なくともレンズ24によって照明される領域にわたって延在し、レンズ22および26によって照明される領域には延在していないことを知ることが可能である。したがって、基板上の表面形体のレンズアレイに対する位置について、正確な情報を導き出すことができる。
この実施形態では、形体27が残りの表面より反射性が高いと仮定する。一般的に、基板10は、基板10上に形成されるレジストパターンより反射性が高い。しかし、特定の区域が隣接する区域より反射性が高いか低いかに関係なく、本発明によってこのような区域を区別することが可能である。
図7および図8は、基板表面上の長方形形体の境界を検出するために、基板の移送方向に対して横方向に延在するレンズ9個のアレイの使用法を示す。
図7は、検出される形体30の輪郭を長方形で表す。形体30は、9個のレンズL1からL9のアレイ2の下で矢印31の方向に移動する基板の表面上に形成される。レンズL1からL9は所定の位置に固定される。図7は、時間t=0における形体30に対するレンズアレイ2の相対的位置を示す(時間のプロットについては図8参照)。時間t=1にて、レンズアレイ2は、数字1で示した垂直軸と位置合わせされ、時間t=2では、レンズアレイ2は垂直軸2と位置合わせされ、時間t=3では、レンズアレイ2は垂直軸3と位置合わせされ、以下同様となる。
図8は、レンズL1からL9それぞれから反射した光を監視する9個の検出器D1からD9の出力の図である。数字0は閾値より低い検出強度を示し、数字1は、その閾値より高い検出強度を示す。したがって、時間t=1では、検出器D4は比較的高い強度の放射線ビームを検出して、レンズL4が形体30の1つの隅部の上にあることを示す。さらなる例により、t=6では、検出器D5、D6およびD7が、比較的高い強度のビームを示す。その時間に、レンズL5、L6およびL7が形体30の上にあるからである。図8の数字1の分布は、輪郭が形体30の輪郭に対応し、したがって図8で示したデータから、形体30の位置情報を導き出せることが分かる。
図9および図10は、本発明の別の実施形態によるレンズのアレイの形状および出力をそれぞれ示す。図10の出力は、これらのレンズの下にある基板の前進方向で位置合わせされたレンズのアレイから導出される。例えば、矢印32の方向に移動し、自身上に形体33および34が形成された基板上で、6個のレンズL1からL6を位置決めする。時間t=1で形体に対するレンズアレイの位置は図9で示す通りである。時間t=1では、レンズL1は時間軸上の数字1と垂直方向に位置合わせされ、時間t=2では、レンズL1は時間軸上の2と位置合わせされ、以下同様となる。
上記で検討したように、図10は個々のレンズL1からL6それぞれを通して反射した光に基づく検出器D1からD6の出力を概略的に示す。例えば、時間t=3では、検出器D1およびD2が比較的高い強度のビームを受け取り、時間t=6では、検出器D1、D2、D4およびD5が比較的高い強度の反射ビームを受け取る。基板が連続する期間中の等間隔で等しい距離を移動すると仮定すると、検出器D1からD6の出力は、個々のレンズL1からL6の間の間隔に応じた適切な位相偏移を除いて同一になる。しかし、検出器D1からD6を規則的な間隔でサンプリングするが、プロセスに多少の***があるので、基板が連続的速度で移動しない場合、様々な検出器D1からD6の出力が異なるのは、位相ばかりではなくなる。したがって、基板の移送方向に位置合わせされたレンズL1からL6のリニアアレイを使用して、基板移送の非均一性、さらに基板形体の位置を検出することができる。
図11は、リソグラフィシステムの別の構成を概略的に示す。基板テーブル35が基板36を支持し、これは投影システム38によって照明されたマイクロレンズアレイ37の下で前進する。例えば基板36の表面上に形成されたレジストの層などを露光したい場合は、基板テーブル35が矢印39の方向に前進するにつれ、投影システム38を通して適切な照明パターンを送出する。これに対して、以前のレジストの露光で生じた形体などの基板表面上の形体を検出したい場合は、投影システム38を通して投影された位置合わせ光でレジストを露光することができる。
代替例では、レジストを十分に現像しないように、光が十分に低い強度でなければならないか、あるいは過剰露光が問題ではないように、位置合わせ評価目的のみ使用する基板表面の部分のみを露光するか、位置合わせビームは、レジストが露光に反応しないような波長を有していなければならない。
例えば、レジストは青い光を使用して露光することができ、その表面形体の位置は赤い光を使用して監視することができる。このような状況では、言うまでもなく投影システム38の色効果を補償する必要がある。
図11で示す構成では、表面形体を第一「位置合わせ」走査で検出し、その後の「露光」走査で使用する形***置情報を生成する。
図12は、リソグラフィシステムのさらなる構成を概略的に示す。この実施形態では、1回の走査中に形***置情報を生成し、その情報に基づいて基板36を露光する。基板表面は、投影システム38およびマイクロレンズアレイ37を使用して露光する。エレメント37および38の上流には、マイクロレンズアレイ40および投影システム41で構成された位置合わせ光学システムを設ける。基板36の表面から反射し、マイクロレンズアレイ40を通して戻る光は、基板表面上にある様々な反射性の形体の位置に関する必要な位置情報を生成するように検出される。
図13は、リソグラフィシステムのさらなる構成を概略的に示す。この実施形態では、エレメント37および38を、位置合わせ光学系40、41の下流で、マクロレンズアレイ42および投影システム43を有する障害検出光学系の上流に配置する。基板36の表面からマイクロレンズアレイ42を通して反射した光が検出され、基板36上に形成された形体を示す位置情報の生成に使用される。したがって、エレメント37および38に障害があり、したがって基板36の表面上に適切な形体が形成されない場合、これは、障害検出光学系42、43の出力を監視することによって即座に検出される。一例では、これは潜像を使用して実行することができ、それは露光によって形成されているが、まだ現像されていない像である。
したがって、図11は形体の監視と露光との両方に共通の光学構成要素を使用する配置構成を示すが、図12および図13では、異なる構成要素が使用される。図12および図13では、これらの構成要素は完全に別個のアセンブリとして図示されている。しかし、このようなシステムは、例えば図14で示すように、異なる構成要素と共通の構成要素との組み合わせを使用することができる。
図14は、リソグラフィシステムの一部のさらなる構成を概略的に示す。この実施形態では、マイクロレンズアレイ44が、基板テーブル46上に支持された基板45の上で位置決めされて図示されている。マイクロレンズアレイ44の3個のレンズ47、48および49が図示されている。レンズ47は、マイクロレンズアレイの一方側に沿って延在するレンズの列の1つであり、レンズ48および49は、2つのさらなる列の部分を形成することが分かる。レンズ47を組み込んだレンズの列は、形体監視目的に使用される。プリズム50によってレンズ47を通して投影されている光、および基板45の表面から反射する光は、同じプリズム50によって反射し、検出器(図示せず)に戻る。これに対して、レンズ48は露光ビームを基板45の表面上に集束する働きをする。したがって、マイクロレンズアレイの周囲部分は、基板の表面に投影される露光放射線のスポットの位置を測定する同じレンズアレイの位置に直接関連する位置情報を導出するために使用することができる。用途に応じて、レンズ49はレンズ47または48と同様に動作し、一例では位置合わせレンズとして使用される。
図14で示すような配置構成から導出した表面形体の情報は、一般的に、同じ走査手順中に同じ基板の露光を「実行中」に制御するのには使用することができない。これは、システムには、形***置監視システムが位置合わせ不良を検出しても、(マイクロレンズアレイが非常に大きく、レンズ47とレンズ48/49の間に十分な反応時間を提供するのに十分なだけの距離がある場合でない限り)それに反応する十分な時間がないからである。これに対して、図12または図13の実施形態に関して述べたような配置構成では、より良い「実行中」制御を達成することができる。
マイクロレンズアレイの様々な列を、マイクロレンズアレイの下流側と上流側との両方で使用して、基板の形体がアレイの下を通過するにつれて、それを検出し、基板の形体がアレイの下から現れるにつれ、それを検出することができる。したがって、図13で概略的に示したような構成を、単一のマイクロレンズアレイで達成することができる。
例示的マイクロレンズアレイおよび検出構成
図15、図16および図17は、マイクロレンズアレイと、このようなレンズアレイを通して反射した光を検出するように設計された検出器アレイと、このようなアレイがある基板上の位置合わせマークとして使用するのに適切なスポットパターンを示す。図15は、6×6のマイクロレンズアレイを示し、図15の円はそれぞれ単一のマイクロレンズに対応する。一例では、各マイクロレンズは約50から約500マイクロメートルの直径を有する。別の例では、各マイクロレンズは約80マイクロメートルの直径を有する。アレイは、自身内に適切な数のレンズ、例えば512×512アレイのレンズを有し、レンズのサイズは、用途に応じて適宜選択することができる。
図16は、図15のレンズアレイからの光ビームを検出するのに適した6×6アレイの検出器を示す。図16の円はそれぞれ単一の検出器を示す。各検出器の直径は、受け取る光の元となるレンズアレイの個々のレンズの直径と同じでよいか、レンズアレイと検出器アレイの間に挿入された投影システムの倍率に適した任意のサイズでよい。同様に、各検出器は、一連の副検出器として配置構成され、これは図16では、各検出器を4個の1/4円扇形に分割するものとして表されている。副検出器はそれぞれ、別個の検出信号を生成するように使用され、その信号の相対強度は、照明放射線が4つの副検出器の中心にセンタリングされる度合いの尺度を提供する。監視中の基板上にあるスポットの像の強度分布を測定する能力により、システムは、小さい位置合わせ不良に対してさらに敏感になる。
図17は、監視される基板の表面に形成できるパターンを示す。図17のパターンは、図15のマイクロレンズアレイおよび図16の検出器アレイの構成に一致した6×6のアレイである。図17のスポットアレイパターンのピッチは、レンズアレイのピッチと同じであり、したがって各スポットから反射する光は、スポットとレンズが十分に位置合わせされている場合、アレイの各レンズを同時に通過することが理解される。
位置合わせ目標を露光するには、位置検出に使用されている同じMLAを使用することが望ましい。こうすることにより、マイクロレンズアレイの個々のレンズの位置決めエラーを最小限に抑えることができる(MLAの「指紋」が除去される)。
図18は、位相格子位置合わせ用途に使用する2つの異なるピッチを有する代替マイクロレンズアレイを示す。この実施形態では、図18の左上隅と右下隅が3×3アレイのレンズを示し、これは例えば約80マイクロメートルの直径である。右上および左下隅は、同じ80マイクロメートルの直径の3×3アレイを示すが、隣接する列の間のピッチは約88ミクロンである。このようなレンズアレイを通して反射する光を検出するには、同様の検出器の分布が必要となる。
図19は、この実施形態により図18のマイクロレンズアレイで使用するのに適切なスポットアレイパターンを示す。スポットアレイパターンのピッチは、図18のマイクロレンズアレイにあるレンズの列のピッチ、および検出器のパターンに一致する。
例示的位置合わせマーク
図20は、基板上の位置合わせマークとして使用できる位相偏移格子パターンを示す。一例では、格子のピッチは、図15のマイクロレンズアレイにあるレンズのピッチと同じである。
図21は、代替的な位相偏移格子位置合わせパターンを示す。この実施形態は、左上および右下に6列の間隔が狭いレンズのアレイを、左下および右上に5列の間隔が比較的広いレンズのアレイを有するマイクロレンズアレイで使用するのに適切である。例えば、図21の格子のピッチは、左上の線6本のセットで約80μm、右上の線5本のセットで約88μm、左下の線5本のセットで約88μm、右下の線6本のセットで約80μmでよい。図21の相互に直角である線のセットを、既知の位相格子位置合わせ原理に従って使用し、非常に正確な位置応答を生成することができる。
図17、図19、図20および図21は、本発明による装置を使用して容易に検出できるパターンの例を示す。このようなパターンを基板の表面上に形成して、位置合わせマークを提供し、例えば電子デバイスには機能的に重大な構造を提供しないでいることができる。しかし、本発明は、単に位置合わせの目的ではなく、主に機能的目的のために形成した形体を検出するために使用することができる。
例示的フラットパネルディスプレイの測定
図22は、薄膜トランジスタ(TFT)液晶フラットパネルディスプレイ装置に形成する露光パターンのレイアウトを概略的に示す。長方形の区域51は、通常は約100マイクロメートル以上の幅の液晶エレメントを示す。エレメント51の隣接する横列は、アドレス線52によって分離され、エレメント51の隣接する縦列は、データ線53によって分離される。
構造には非常に高度に開発された規則性があり、その構造は差し渡し1mのオーダーでよい。線52および53などのその構造を構成する形体は、構造の直に隣接する領域と比較すると、有意に異なる反射特性を有するように、比較的容易に形成することができる。このような構造がマイクロレンズアレイの下で前進し、上記で検討した本発明の1つまたは複数の実施形態に従って動作する表面上に位置合わせ投影ビームを集束すると、マイクロレンズアレイに対する制御線の位置を比較的容易に検出することができる。事前に形成した位置合わせマークに頼るのではなく、連続的な一連の処理ステップは、先行する処理ステップで形成した形体を位置合わせ目的に使用することができる。例えば、第一形体が事前に形成された位置合わせマークの基部に配置されているが、第一形体がわずかに位置合わせ不良であった場合は、第二形体が初期位置合わせマークではなく第一形体に位置合わせされていると保証することにより、第二形体を一不良の第一形体に対して適切な位置に配置することができる。
例示的監視動作および配置構成
図23、図24および図25は、マイクロレンズアレイと、マイクロレンズアレイに対して動作中の基板との間の距離を監視するために本発明を使用する方法を示す。アレイと基板との間の距離は、例えば3つの異なる位置で測定して、基板に対するアレイのレベリングを制御可能にすることができる。
図23は、平行な光のビーム56が基板表面上のスポットに集束されるように、基板55上に正確に位置決めされたマイクロレンズアレイ54を示す。ビーム56は、図24で示した環状検出器57によって画定された開口を通して投影され、検出器57の開放中心は、マイクロレンズアレイの中心レンズ58上で中心に配置される。レンズ58と基板55の表面との間の間隔が適正であると仮定すると、基板55から反射したほぼ全ての光が、検出器57の開放中心を通過する。したがって、環状検出器57に到達する光の強度を表す出力は非常に小さくなる。
図25は、マイクロレンズアレイ54と基板55との間の間隔が小さすぎる場合に生じる事を示す。基板55の表面上に形成されるスポットのサイズが有意に増加する。その結果、表面から反射する光が、マイクロレンズアレイ54上で発散する。その光の一部は検出器57の下側に当たる。その光が検出され、出力を提供する。したがって、検出器57の下側に当たる光の検出強度を制御機構に使用することができ、これにより検出した強度が例えば所定の閾値より低くなるまで、基板55からマイクロレンズアレイ54を持ち上げる。
図26および図27は、検出された反射スポットおよび流れ図をそれぞれ示す。
図26では、5×5アレイの円59は、アレイにある25個のレンズそれぞれが位置合わせビームで照明された場合に5×5のマイクロレンズアレイによって基板上に生成される照明のスポットの位置を示す。破線60で示した3×3アレイの円の形態の位置合わせマークは、5×5アレイの円59の中心の3×3部分と重なる。円61は、1個の円59と1個の円60との精密な見当合わせを示す。円59と60とが重なる領域を陰付きで示す。円59は、線62に平行な5つの横列と線62に直角な5つの縦列で配置される。これに対して、円60は、線63に平行な3つの横列と線63に直角な3つの縦列で配置される。線62および63は、小さい角度で相互に傾斜し、したがって3×3アレイの位置合わせスポットを担持する基板が動作する間に、これらのスポットは、線63の方向でマイクロレンズアレイに対して動作する。
図26は、位置合わせマークの右上隅にあるスポットが、上から数えて2列目、右から数えて2列目にある照明スポットと完全に位置合わせされた瞬間における状況を示す。この瞬間に、位置合わせビームを投影するマイクロレンズアレイに対して位置合わせスポットを担持する基板の位置は、軸線X,Yで示した面において精密に測定することができる。
この実施形態では、位置合わせマークの性質が事前に知られ、したがってマイクロレンズアレイのレンズに関連する検出器の3×3アレイが、位置合わせビームの煩瑣部分を検出するようにするパターンを探すように、システムを設定することができる。各検出器の出力は、投影されたスポットと位置合わせマークのスポットとが重なる面積が最大程度にまで重なるにつれてピークになり、そのピークの高さは重なる面積の関数である。したがって、図26で示したケースの最高ピークは、図26の中心にある3×3アレイの右上隅のスポット62に関連する。
3×3アレイの右下隅にある検出器からの出力は、ピークを過ぎたばかりであり、3×3アレイの左上隅に関連する検出器からの出力は、そのピークに近づいている。システムのプロセッサを3×3アレイを探すように設定するものと仮定すると、図26で示す5×5アレイに関連する検出器の5×5アレイの出力を見ることにより、マイクロレンズアレイに対して3×3位置合わせマークがどこにあるか容易に分かる。それにより、その3×3アレイから反射した光の相対的強度に関して、3×3アレイの位置合わせスポットのいずれかに最も正確に位置合わせされたレンズの位置を容易に識別することができ、したがってレンズ例に対する位置合わせマークのX、Y座標を正確に求めることができる。
図23から図25で示した方法で設定した別個の検出器は、マイクロレンズアレイと基板との間隔、つまりマイクロレンズアレイに対する基板のZ座標を検出することができる。これで、マイクロレンズアレイに対する基板の位置が十分に決定される。
次に図27を参照すると、方法2700はプロセッサの動作の図である。
ステップ2702で、認識すべきパターンを基板上に形成する。例えば、図26で示したケースでは、これは3×3アレイの反射性スポットであり、アレイのピッチはマイクロレンズアレイのレンズのピッチに等しい。本発明は3×3アレイに制限されない。他のアレイ構成も使用できることが当業者には明白である。ステップ2704では、将来に参照するためにパターンを記憶する。
ステップ2706では、所定のパターンを担持する基板をレンズアレイの下に配置し、レンズアレイに対して変位させる。
ステップ2708では、基板テーブル上の基板の名目位置およびマイクロレンズアレイに対する基板の名目変位が与えられたら、リソグラフィ装置の計測システムが、レンズアレイに対する基板の名目X、Y位置を測定する。
ステップ2710では、検出器の出力が検出されるパターンを生成し、これをステップ2712で記憶したパターンと比較する。ステップ2714では、その比較によって検出したパターンから基板のX、Y位置を決定することができる。ステップ2716では、決定したX、Y位置を名目X、Y位置と比較する。ステップ2718では、その比較によって明白になった差を考慮に入れるために、基板の位置に適切な補正を実行する。
この例では、基板の少なくとも2カ所で位置合わせを測定する。したがって、基板のXYのオフセット、回転および倍率を決定することができる。
ステップ2720では、レンズアレイに対する名目基板Z位置を求める。ステップ2722では、例えば図23から図25で記載したようなZレベル検出器を使用して、実際のZレベルを求める。ステップ2724では、Zレベル検出器の出力を閾値と比較する。ステップ2726では、基板の位置を適宜補正して、基板の位置がZ方向での所望の名目位置に従うことを保証する。
したがって、方法2700によってレンズアレイに対する基板の位置を3次元で十分に制御することができる。
結論
以上で本発明の様々な実施形態を説明したが、これは例示によってのみ提示されたもので、制限するものではないことを理解されたい。本発明の精神および範囲から逸脱することなく、形態および細部に様々な変更を実施できることが当業者には明白である。したがって、本発明の広さおよび範囲は、上述した例示的実施形態のいずれからも制限されず、請求の範囲およびその均等物に従ってのみ定義されるものとする。
本発明を使用することができる従来のリソグラフィ装置を示したものである。 マイクロレンズアレイを組み込んだ図1に図示の一般的タイプの光学投影システムの単純化した図である。 図2で図示され、変位可能な基板テーブルを含むシステムの構成要素の単純化した図である。 図3で示したシステム内で基板に投影される光のスポットを配向する略図である。 本発明の1つの実施形態の略図である。 図5の装置に組み込まれたマイクロレンズアレイの一部によって光が投影される基板の区域の略図である。 レンズの横方向リニアアレイを使用して基板表面上の長方形形体を検出することを概略的に示したものである。 レンズの横方向リニアアレイを使用して基板表面上の長方形形体を検出することを概略的に示したものである。 長手方向に延在するレンズのアレイを使用して基板表面上の形体を検出することを概略的に示したものである。 長手方向に延在するレンズのアレイを使用して基板表面上の形体を検出することを概略的に示したものである。 本発明の代替実施形態を概略的に示したものである。 本発明の代替実施形態を概略的に示したものである。 本発明の代替実施形態を概略的に示したものである。 マイクロレンズアレイの周囲部分を通して位置合わせビームを基板に送出する1つの配置構成を示したものである。 マイクロレンズアレイを示したものである。 図15のマイクロレンズアレイとともに使用する検出器アレイを示したものである。 図15のマイクロレンズアレイおよび図16の検出器アレイを使用して検出するパターンを示したものである。 本発明の1つの実施形態による2つの異なるピッチを有するマイクロレンズアレイを示したものである。 本発明の1つの実施形態により図18のマイクロレンズアレイで検出するパターンを示したものである。 マイクロレンズアレイで検出する代替位相偏移格子構成を示したものである。 マイクロレンズアレイで検出する代替位相偏移格子構成を示したものである。 フラットパネルディスプレイで形成される構造を示したものである。 監視されるマイクロレンズアレイと基板との間の間隔を監視することを示す。 監視されるマイクロレンズアレイと基板との間の間隔を監視することを示す。 監視されるマイクロレンズアレイと基板との間の間隔を監視することを示す。 マイクロレンズアレイ、およびそのマイクロレンズアレイで検出される3×3のパターンを示したものである。 図26で示したパターンを認識する方法を示す流れ図である。

Claims (44)

  1. 光学位置測定装置であって、
    放射線のビームを供給する照明システムと、
    基板を支持する基板テーブルと、
    放射線のビームを基板の目標位置に投影する投影システムと、
    基板と投影システムとの相対運動を引き起こす位置決めシステムと、
    基板に対する投影システムの少なくとも1つの構成要素の位置を求める測定システムとを有し、測定システムが、
    アレイの各レンズがビームの個々の部分を目標部分の個々の一部に集束するように配置構成されたレンズのアレイと、
    アレイの各検出器が、アレイの個々のレンズを通して基板から反射した光を検出し、個々のレンズを通して基板から検出器に反射した光の強度を表す出力を提供する検出器のアレイと、
    検出器の出力から基板に対するレンズアレイの位置を表すデータを導出するために、検出器の出力に接続されたプロセッサとを有する装置。
  2. プロセッサが、検出された強度からレンズアレイの下にある基板の領域の特徴を求め、検出した強度から基板の位置の尺度を導出するように配置構成される、請求項1に記載の装置。
  3. プロセッサが、検出された強度に対応する強度パターンを導出し、導出した強度パターンを、位置合わせパターンに対応する記憶された強度パターンと比較して、記憶された強度パターンと同じであるパターンが導出されるレンズアレイ内のレンズの位置から、レンズアレイに対する基板の位置を求めるように配置構成される、請求項2に記載の装置。
  4. プロセッサが、記憶された強度パターンと同じであるパターンが導出されない場合に、障害を表示する出力を提供するように配置構成される、請求項3に記載の装置。
  5. レンズアレイが、基板に投影される露光ビームにパターンを形成するデバイスを備えるリソグラフィ装置の構成要素である、請求項1に記載の装置。
  6. パターン形成した露光ビームを生成する露光照明ソースと、
    放射線のビームを生成する位置合わせ照明ソースとを有し、
    パターン形成された露光ビームと放射線のビームとが異なる波長を有する、請求項5に記載の装置。
  7. 投影システムが、放射線のビームと、パターン形成された露光ビームとの両方をレンズのアレイに投影する、請求項6に記載の装置。
  8. 投影システムが、
    それぞれ放射線のビームおよびパターン形成された露光ビームとに対応する第一および第二投影システムを有し、第一および第二投影システムが、放射線のビームおよびパターン形成した露光ビームをレンズのアレイに投影する、請求項6に記載の装置。
  9. 放射線のビームがレンズのアレイの周囲区間に投影される、請求項6に記載の装置。
  10. 投影システムが、それぞれ放射線のビームおよびパターン形成した露光ビームに対応する第一および第二投影システムを有し、
    レンズのアレイが第一および第二アレイのレンズを有し、したがって第一および第二投影システムが、放射線のビームおよびパターン形成された露光ビームを個々のアレイのレンズに投影する、請求項6に記載の装置。
  11. さらに、
    放射線のビームでの基板表面の走査、および検出器からの出力の記憶を制御する位置合わせ走査制御システムと、
    記憶した出力に応じた基板の露光中に、レンズのアレイに対する基板の位置を補正する露光制御システムとを有する、請求項6に記載の装置。
  12. 露光制御システムが、
    基板上で検出されるパターンに対応する検出器出力の所定のパターンを、記憶された検出器出力と比較し、
    所定のパターンと同じであるパターンのレンズのアレイに対する位置から、レンズアレイに対する基板の位置を決定し、
    決定した位置を、基板の名目位置と比較し、
    決定した位置と名目位置との差を補正する、請求項11に記載の装置。
  13. 所定のパターンが、
    反射した光の検出器に関連するレンズアレイのレンズのピッチと等しいピッチを有する形体のアレイを有する、請求項12に記載の装置。
  14. 所定のパターンがスポットのアレイを有する、請求項13に記載の装置。
  15. 所定のパターンが線のアレイを有する、請求項13に記載の装置。
  16. 所定のパターンが、隣接する形体の間の間隔が異なる形体を有する、請求項13に記載の装置。
  17. パターン形成された露光ビームおよび放射線のビームが共通ソースから生成される、請求項5に記載の装置。
  18. 少なくとも1つの検出器が、検出器の非均一照明を検出するように配置構成された少なくとも2つの副検出器を有する、請求項1に記載の装置。
  19. 基板とアレイの関連するレンズとの間の距離が適正でない場合のみ、関連するレンズを通って反射する光が少なくとも1つの検出器に入射するように、少なくとも1つの検出器が配置構成され、
    プロセッサは、所定の最低強度の光が少なくとも1つの検出器に入射すると、基板とレンズアレイとの不適正な間隔を検出するように配置構成される、請求項1に記載の装置。
  20. 基板とアレイの関連するレンズとの間の距離が適正でない場合のみ、関連するレンズを通って反射する光が検出器に入射するように、少なくとも2つの検出器が配置構成され、
    プロセッサは、所定の最低強度の光が少なくとも2つの検出器のうちいずれか一方に入射すると、基板に対してレンズのアレイをレベリングするように、基板とレンズアレイとの間隔を補正するように配置構成される、請求項19に記載の装置。
  21. 検出器が、アレイの個々のレンズに投影される位置合わせビームの個々の部分が通る開口を画定するように、検出器が環状である、請求項19に記載の装置。
  22. さらに、
    放射線の露光ビームを供給するシステムを有し、レンズのアレイが、露光ビームを基板上に集束するように配置構成される、請求項1に記載の装置。
  23. 光学位置測定方法であって、
    放射線の位置合わせビームを生成することと、
    投影システムからの位置合わせビームを基板の目標部分に投影することと、
    基板および投影システムのうち少なくとも一方を他方に対して動作させることと、
    基板に対する投影システムの少なくとも1つの構成要素の位置を決定することとを含み、決定するステップが、
    アレイの各レンズが位置合わせビームの個々の部分を目標部分の個々の一部に集束するように配置構成されたレンズのアレイを照明することと、
    アレイの個々の各レンズを通して基板から反射した光を検出し、各レンズを通して基板から反射した光の検出強度を表す出力を提供することと、
    基板に対するレンズアレイの位置を表すデータを出力から導出することとを含む方法。
  24. さらに、
    検出した強度から、レンズのアレイの下にある基板領域の特徴を決定することと、
    検出した強度から基板の位置の測定値を導出することとを含む、請求項23に記載の方法。
  25. さらに、
    検出した強度に対応する強度パターンを導出することと、
    位置合わせパターンに対応する記憶した強度パターンと導出した強度パターンを比較することと、
    レンズアレイ内のレンズの位置から、レンズアレイに対する基板の位置を決定することとを含む、請求項24に記載の方法。
  26. さらに、
    記憶した強度パターンと同じであるパターンが導出されない場合に、障害を表示する出力を提供することを含む、請求項25に記載の方法。
  27. さらに、
    露光ビームにパターンを形成することを含む、請求項23に記載の方法。
  28. さらに、
    露光照明ソースからパターン形成した露光ビームを生成することと、
    位置合わせ照明ソースから位置合わせビームを生成することとを含み、ソースが異なる波長のビームを生成する、請求項27に記載の方法。
  29. さらに、
    投影システムを使用して、位置合わせおよびパターン形成露光ビームをソースからレンズアレイへと投影することを含む、請求項28に記載の方法。
  30. さらに、
    投影システムの第一および第二投影デバイスを使用して、位置合わせおよびパターン形成露光ビームをソースからレンズアレイへと投影することを含む、請求項28に記載の方法。
  31. さらに、
    位置合わせビームをレンズアレイの周囲区間に投影することを含む、請求項28に記載の方法。
  32. さらに、
    投影システムの別個のデバイスを使用して、位置合わせおよびパターン形成露光ビームをソースからレンズアレイの別個かつ個々のレンズアレイへと投影することを含む、請求項28に記載の方法。
  33. さらに、
    位置合わせビームで基板の表面を走査することと、
    検出器からの出力を記憶することと、
    記憶するステップに基づいて、基板露光中にレンズのアレイに対する基板の位置を制御することとを含む、請求項28に記載の方法。
  34. さらに、
    基板上で検出されるパターンに対応する検出器出力の所定のパターンを、記憶された検出器出力と比較することと、
    所定のパターンと同じであるパターンのレンズアレイに対する位置から、レンズアレイに対する基板の位置を決定することと、
    決定された位置を基板の名目位置と比較することと、
    所定の位置と名目位置との差を補償するために、基板の位置を補正することとを含む、請求項33に記載の方法。
  35. さらに、
    反射した光の検出器に関連するレンズアレイのレンズのピッチと等しいピッチを有する形体のアレイを提供するために、所定のパターンを形成することを含む、請求項34に記載の方法。
  36. さらに、スポットのアレイを所定のパターンとして使用することを含む、請求項33に記載の方法。
  37. さらに、線のアレイを所定のパターンとして使用することを含む、請求項33に記載の方法。
  38. さらに、隣接する形体間の間隔が異なる形体を所定のパターンとして使用することを含む、請求項35に記載の方法。
  39. さらに、パターン形成した露光ビームおよび位置合わせビームを共通ソースから生成することを含む、請求項27に記載の方法。
  40. さらに、
    少なくとも1つの検出器について少なくとも2つの副検出器を使用することと、
    検出器の非均一照明を検出するために副検出器の出力を監視することとを含む、請求項23に記載の方法。
  41. さらに、
    基板とレンズアレイの関連するレンズとの間の距離が適正でない場合のみ、関連するレンズを通って反射する光が少なくとも1つの検出器に入射し、所定の最低強度の光が少なくとも1つの検出器に入射すると、基板とレンズアレイとの間の不適正な間隔が表示されるように、少なくとも1つの検出器を配置構成することを含む、請求項23に記載の方法。
  42. さらに、
    基板と少なくとも2つ検出器に対応するアレイの関連するレンズとの間の距離が適正でない場合のみ、関連するレンズを通って反射する光が検出器に入射するように、少なくとも2つの検出器を配置構成することと、
    所定の最低強度の光が少なくとも2つの検出器のうちいずれか一方に入射すると、基板に対してレンズのアレイをレベリングするように、基板とレンズアレイとの間隔を補正することとを含む、請求項23に記載の方法。
  43. さらに、
    位置合わせビームの個々の部分を、検出器内に画定された開口を通してレンズアレイの個々のレンズに投影することを含む、請求項41に記載の方法。
  44. さらに、
    放射線の露光ビームを生成することと、
    放射線の露光ビームをレンズのアレイを通して基板に投影することとを含む、請求項23に記載の方法。
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