JP2005350312A - 瓶の擦り傷隠蔽液 - Google Patents
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Abstract
【課題】 瓶の表面に生じた擦り傷を、少量の塗布量で、効果的に隠蔽する組成物を提供する。
【解決手段】 以下の成分を含む瓶の擦り傷隠蔽用組成物。
(A)成分:25℃の動粘度が5〜100cSt のシリコーンオイルを100質量部、
(B)成分:ロジン、ロジンの水素添加物及びそれらの多価アルコールエステルからなる群から選ばれる少なくとも一種の化合物を0.5〜20質量部、
(C)成分:ノニオン系界面活性剤を(A)成分と(B)成分の合計量100質量部に対し1〜20質量部、及び
(D)成分:水を100〜1000質量部。
【解決手段】 以下の成分を含む瓶の擦り傷隠蔽用組成物。
(A)成分:25℃の動粘度が5〜100cSt のシリコーンオイルを100質量部、
(B)成分:ロジン、ロジンの水素添加物及びそれらの多価アルコールエステルからなる群から選ばれる少なくとも一種の化合物を0.5〜20質量部、
(C)成分:ノニオン系界面活性剤を(A)成分と(B)成分の合計量100質量部に対し1〜20質量部、及び
(D)成分:水を100〜1000質量部。
Description
本発明は、ビ−ル瓶や清涼飲料瓶等の、回収し、繰り返し使用されている瓶(ガラス瓶)の表面に生じた擦り傷を目立たないように隠蔽する、瓶の擦り傷隠蔽液に関する。
ビールや清涼飲料等の容器に使用されている瓶は、回収して繰り返し利用されている。瓶は、繰り返し使用すると、瓶詰め工程や流通過程において互いに瓶同士が擦れ合い、表面に擦り傷が発生しやすく、回収使用回数が増すごとに美観が損なわれ、結果として、擦り傷が生じた瓶を再使用することにより、見かけ上、その内容物であるビールや清涼飲料の商品価値を低下させていた。
そのため、従来から瓶表面に発生した擦り傷を隠蔽し、新規な瓶と同様な外観とするための擦り傷隠蔽液が、長年にわたり研究・開発・提案されてきた。
そのため、従来から瓶表面に発生した擦り傷を隠蔽し、新規な瓶と同様な外観とするための擦り傷隠蔽液が、長年にわたり研究・開発・提案されてきた。
擦り傷隠蔽液には以下に示されるような性能が要求される。
(1)できるだけ少ない塗布量で擦り傷が隠蔽できること。
(2)塗布膜表面にベトツキやザラツキが感じられないこと。
(3)安全性に問題がないこと。
(4)ラベル表面に付着してもラベル上のインキを侵し損傷しないこと。
(5)アルカリ水溶液による洗浄で隠蔽液が容易かつ完全に剥離できること。
(6)プラスチック箱等に瓶を入れ、長距離輸送した時に塗布膜表面から白粉化や劣化が見られないこと、また、ラベルの損傷がないこと。
(7)塗布した瓶を浸水させた時に、油膜などの浮上の問題がないこと。
(8)塗布した瓶に臭いがないこと。
(9)塗布装置における洗浄や隠蔽液管理が容易であること。
(1)できるだけ少ない塗布量で擦り傷が隠蔽できること。
(2)塗布膜表面にベトツキやザラツキが感じられないこと。
(3)安全性に問題がないこと。
(4)ラベル表面に付着してもラベル上のインキを侵し損傷しないこと。
(5)アルカリ水溶液による洗浄で隠蔽液が容易かつ完全に剥離できること。
(6)プラスチック箱等に瓶を入れ、長距離輸送した時に塗布膜表面から白粉化や劣化が見られないこと、また、ラベルの損傷がないこと。
(7)塗布した瓶を浸水させた時に、油膜などの浮上の問題がないこと。
(8)塗布した瓶に臭いがないこと。
(9)塗布装置における洗浄や隠蔽液管理が容易であること。
従来の擦り傷隠蔽液としては、例えば、シリコーンの乳化分散液が開発されている(特許文献1参照)。しかしながら、使用するシリコーンは、粘度が、数100cSt以上と高いため、擦り傷隠蔽液は、塗布した瓶の感触に違和感があるという問題点があった。
また、流動パラフィン、カルナウバろう等を主成分とする擦り傷隠蔽液が開発されている(特許文献2参照)。しかしながら、該擦り傷隠蔽液は、手触り感が悪いという問題点があった。
また、硬化タイプのシリコーン樹脂を主成分とする擦り傷隠蔽液が開発されている(特許文献3参照)。しかしながら、該擦り傷隠蔽液は、硬化タイプであるため液の管理が難しく、また、塗布する膜厚が厚くなり、さらに、価格も高いという問題点があった。
このように、擦り傷を隠蔽するという基本性能だけでなく、上記のような性能を全て十分満足させる擦り傷隠蔽液は、いまだ開発されていなかった。
また、流動パラフィン、カルナウバろう等を主成分とする擦り傷隠蔽液が開発されている(特許文献2参照)。しかしながら、該擦り傷隠蔽液は、手触り感が悪いという問題点があった。
また、硬化タイプのシリコーン樹脂を主成分とする擦り傷隠蔽液が開発されている(特許文献3参照)。しかしながら、該擦り傷隠蔽液は、硬化タイプであるため液の管理が難しく、また、塗布する膜厚が厚くなり、さらに、価格も高いという問題点があった。
このように、擦り傷を隠蔽するという基本性能だけでなく、上記のような性能を全て十分満足させる擦り傷隠蔽液は、いまだ開発されていなかった。
従って、本発明は、このような従来の擦り傷隠蔽液の課題を背景になされたもので、前述の(1)〜(9)の要求性能を満足する、瓶の擦り傷隠蔽液を提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題を達成するため、鋭意検討した結果、以下の組成物により、上記課題が達成できることを見出し、本発明に到達したものである。
本発明は、
(A)成分:25℃の動粘度が5〜100cSt のシリコーンオイルを100質量部、
(B)成分:ロジン、ロジンの水素添加物及びそれらの多価アルコールエステルからなる群から選ばれる少なく一種の化合物を0.5〜20質量部、
(C)成分:ノニオン系界面活性剤を(A)成分と(B)成分の合計量100質量部に対し1〜20質量部、及び
(D)成分:水を100〜1000質量部
含有する、瓶の擦り傷隠蔽液を提供するものである。
好ましくは、該瓶の擦り傷隠蔽液に、さらに、(E)成分:脂肪酸エステルを(A)成分と(B)成分の合計量100質量部に対し10〜50質量部含有する、瓶の擦り傷隠蔽液を提供するものである。
本発明はさらに、上記瓶の擦り傷隠蔽液により擦り傷が隠蔽された瓶を提供するものである。
本発明は、
(A)成分:25℃の動粘度が5〜100cSt のシリコーンオイルを100質量部、
(B)成分:ロジン、ロジンの水素添加物及びそれらの多価アルコールエステルからなる群から選ばれる少なく一種の化合物を0.5〜20質量部、
(C)成分:ノニオン系界面活性剤を(A)成分と(B)成分の合計量100質量部に対し1〜20質量部、及び
(D)成分:水を100〜1000質量部
含有する、瓶の擦り傷隠蔽液を提供するものである。
好ましくは、該瓶の擦り傷隠蔽液に、さらに、(E)成分:脂肪酸エステルを(A)成分と(B)成分の合計量100質量部に対し10〜50質量部含有する、瓶の擦り傷隠蔽液を提供するものである。
本発明はさらに、上記瓶の擦り傷隠蔽液により擦り傷が隠蔽された瓶を提供するものである。
本発明の瓶の擦り傷隠蔽液は、前述の(1)〜(9)の要求性能を満足するものである。
例えば、特許文献3に記載のシリコーン樹脂を主成分とする硬化タイプの擦り傷隠蔽液と比較すると、擦り傷を隠蔽するのに、特許文献3記載の擦り傷隠蔽液では、不揮発分換算100mg/ビール大瓶(633ml入り)の塗布が必要であったのに対し、本発明の擦り傷隠蔽液では、2〜40mg/ビール大瓶という少量の塗布量で隠蔽可能である。
しかも、比較的高価であるシリコーン樹脂を使用しない為、価格も大幅に削減できる。
また、シリコーン樹脂硬化タイプの擦り傷隠蔽液は、室温で硬化するため、コンベヤ、コンベヤガイド等の周辺装置に付着した擦り傷隠蔽液が、1日の稼働で硬化が始まり、それを除去する保守・管理が非常に難しいという問題点があった。しかし、本発明の瓶の擦り傷隠蔽液は、硬化する成分を含んでいないため、保守・管理が容易であり、また、長距離の輸送によりプラスチック箱内の仕切り桟と接触しても塗布膜に白粉化が生じ難く、塗布表面は美観を損ねることはない。
さらに、本発明の瓶の擦り傷隠蔽液は、スプレーコーティング、刷毛塗り、パフ塗り、ローラー塗り、コーティングベルト塗り、浸漬法、フローコーター法、転写法など通常に行われている各種方法が適用でき、塗布時における擦り傷隠蔽液の固化に対する様々な細かい配慮は全く不要であり、水の如く扱うことが可能である。
また、本発明の瓶の擦り傷隠蔽液は、媒体が水で引火性物質を使用しないため火災の危険性はなく、さらに、塗布液の硬化時間を考慮する必要がないため、塗布した瓶製品の当日出荷が可能であり、その結果、瓶詰めしたビール、飲料などの内容物を新鮮なまま出荷することができる。
例えば、特許文献3に記載のシリコーン樹脂を主成分とする硬化タイプの擦り傷隠蔽液と比較すると、擦り傷を隠蔽するのに、特許文献3記載の擦り傷隠蔽液では、不揮発分換算100mg/ビール大瓶(633ml入り)の塗布が必要であったのに対し、本発明の擦り傷隠蔽液では、2〜40mg/ビール大瓶という少量の塗布量で隠蔽可能である。
しかも、比較的高価であるシリコーン樹脂を使用しない為、価格も大幅に削減できる。
また、シリコーン樹脂硬化タイプの擦り傷隠蔽液は、室温で硬化するため、コンベヤ、コンベヤガイド等の周辺装置に付着した擦り傷隠蔽液が、1日の稼働で硬化が始まり、それを除去する保守・管理が非常に難しいという問題点があった。しかし、本発明の瓶の擦り傷隠蔽液は、硬化する成分を含んでいないため、保守・管理が容易であり、また、長距離の輸送によりプラスチック箱内の仕切り桟と接触しても塗布膜に白粉化が生じ難く、塗布表面は美観を損ねることはない。
さらに、本発明の瓶の擦り傷隠蔽液は、スプレーコーティング、刷毛塗り、パフ塗り、ローラー塗り、コーティングベルト塗り、浸漬法、フローコーター法、転写法など通常に行われている各種方法が適用でき、塗布時における擦り傷隠蔽液の固化に対する様々な細かい配慮は全く不要であり、水の如く扱うことが可能である。
また、本発明の瓶の擦り傷隠蔽液は、媒体が水で引火性物質を使用しないため火災の危険性はなく、さらに、塗布液の硬化時間を考慮する必要がないため、塗布した瓶製品の当日出荷が可能であり、その結果、瓶詰めしたビール、飲料などの内容物を新鮮なまま出荷することができる。
以下、本発明について、詳細に説明する。
本発明は、(A)成分:25℃の動粘度が5〜100cSt のシリコーンオイル、(B)成分:ロジン、ロジンの水素添加物及びそれらの多価アルコールエステルからなる群から選ばれる少なく一種の化合物、(C)成分:ノニオン系界面活性剤を含有し、さらに好ましくは、(E)成分:脂肪酸エステルを含有し、これらを(D)成分:水に乳化分散させた、瓶の擦り傷隠蔽液である。
本発明は、(A)成分:25℃の動粘度が5〜100cSt のシリコーンオイル、(B)成分:ロジン、ロジンの水素添加物及びそれらの多価アルコールエステルからなる群から選ばれる少なく一種の化合物、(C)成分:ノニオン系界面活性剤を含有し、さらに好ましくは、(E)成分:脂肪酸エステルを含有し、これらを(D)成分:水に乳化分散させた、瓶の擦り傷隠蔽液である。
(A)成分は、25℃の動粘度が5〜100cSt のシリコーンオイルである。
シリコーンオイルは、主として、瓶表面に発生した擦り傷に浸透し、それを目立たないように隠蔽するために配合するものであるが、シリコーンオイルの動粘度が5cSt未満では、揮発性があるため、数日間で塗布したものが揮発して擦り傷が露出するため好ましくない。一方、100cStを越えると塗布した瓶を持った時の感触、特に、水冷ショーケース等で冷却された瓶を持った時の感触に違和感があるため好ましくない。
なお、シリコーンオイルが混合物である場合、個々の構成するシリコーンオイルが前記動粘度範囲をはずれていても、シリコーンオイル混合物としての動粘度が前記範囲内に入っていればよい。
(A)成分として使用するシリコーンオイルの具体例としては、例えば、ジメチルシリコーンオイル、フェニルメチルシリコーンオイル、反応性シリコーンオイル、非反応性シリコーンオイルなどが挙げられるが、ジメチルシリコーンオイルとフェニルメチルシリコーンオイルが好適である。
シリコーンオイルは、主として、瓶表面に発生した擦り傷に浸透し、それを目立たないように隠蔽するために配合するものであるが、シリコーンオイルの動粘度が5cSt未満では、揮発性があるため、数日間で塗布したものが揮発して擦り傷が露出するため好ましくない。一方、100cStを越えると塗布した瓶を持った時の感触、特に、水冷ショーケース等で冷却された瓶を持った時の感触に違和感があるため好ましくない。
なお、シリコーンオイルが混合物である場合、個々の構成するシリコーンオイルが前記動粘度範囲をはずれていても、シリコーンオイル混合物としての動粘度が前記範囲内に入っていればよい。
(A)成分として使用するシリコーンオイルの具体例としては、例えば、ジメチルシリコーンオイル、フェニルメチルシリコーンオイル、反応性シリコーンオイル、非反応性シリコーンオイルなどが挙げられるが、ジメチルシリコーンオイルとフェニルメチルシリコーンオイルが好適である。
(B)成分は、ロジン、ロジンの水素添加物及びそれらの多価アルコールエステルからなる群から選ばれる少なくとも一種の化合物である。
この(B)成分の化合物は、シリコーンオイルの滑り感を調整し、特に、冷却された瓶を持った時の手触り感を、塗布していない通常の瓶と同様な手触り感と同様のものとするために配合するものである。
(B)成分の配合量は、(A)成分100質量部に対し、0.5〜20質量部、好ましくは、1〜15質量部である。なお、配合量が、0.5質量部未満では、瓶の手触り感や滑り感を調整することができず、一方、20質量部を越えると瓶にベトツキが生じるので好ましくない。
この(B)成分の化合物は、シリコーンオイルの滑り感を調整し、特に、冷却された瓶を持った時の手触り感を、塗布していない通常の瓶と同様な手触り感と同様のものとするために配合するものである。
(B)成分の配合量は、(A)成分100質量部に対し、0.5〜20質量部、好ましくは、1〜15質量部である。なお、配合量が、0.5質量部未満では、瓶の手触り感や滑り感を調整することができず、一方、20質量部を越えると瓶にベトツキが生じるので好ましくない。
(C)成分は、ノニオン系界面活性剤であり、(A)成分、(B)成分及び後述する(E)成分の混合物を水中に安定に分散するために配合するものである。
(C)成分の配合量は、(A)成分及び(B)成分の合計量100質量部に対し、1〜20質量部、好ましくは、2〜10質量部である。なお、配合量が、1質量部未満では、得られる擦り傷隠蔽液の乳化分散が不十分となり、油分が分離し、一方、20質量部を越えると瓶にベトツキが生じ、塗布膜が脱落しやすくなるので好ましくない。
(C)成分として使用するノニオン系界面活性剤の具体例としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエステル、ソルビタン脂肪酸エステル、及びそのポリエチレンオキサイド縮合物等が代表的なものとしてあげられる。
なお、アニオン系界面活性剤やカチオン系界面活性剤は、所望の耐水性が得られなかったり乳化力が弱かったりするので、本発明においては、適当でない。
(C)成分の配合量は、(A)成分及び(B)成分の合計量100質量部に対し、1〜20質量部、好ましくは、2〜10質量部である。なお、配合量が、1質量部未満では、得られる擦り傷隠蔽液の乳化分散が不十分となり、油分が分離し、一方、20質量部を越えると瓶にベトツキが生じ、塗布膜が脱落しやすくなるので好ましくない。
(C)成分として使用するノニオン系界面活性剤の具体例としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエステル、ソルビタン脂肪酸エステル、及びそのポリエチレンオキサイド縮合物等が代表的なものとしてあげられる。
なお、アニオン系界面活性剤やカチオン系界面活性剤は、所望の耐水性が得られなかったり乳化力が弱かったりするので、本発明においては、適当でない。
(D)成分は、水であり、他の各成分を分散させるための媒体である。
(D)成分の配合量は、(A)成分100質量部に対し、100〜1000質量部、好ましくは、300〜800質量部である。なお、配合量が、100質量部未満では、塗布作業性が悪く、瓶を持った時の感触に違和感が生じ、一方、1000質量部を越えると擦り傷への浸透性が不十分となりやすく、擦り傷隠蔽性が悪いので好ましくない。
(D)成分の配合量は、(A)成分100質量部に対し、100〜1000質量部、好ましくは、300〜800質量部である。なお、配合量が、100質量部未満では、塗布作業性が悪く、瓶を持った時の感触に違和感が生じ、一方、1000質量部を越えると擦り傷への浸透性が不十分となりやすく、擦り傷隠蔽性が悪いので好ましくない。
(E)成分は、脂肪酸エステルであり、得られる擦り傷隠蔽液の貯蔵安定性をよくするために配合するものである。
(E)成分の配合量は、(A)成分及び(B)成分の合計100質量部に対し、0〜50質量部、好ましくは、10〜35質量部である。なお、配合量が、50質量部を越えると瓶を持った時の感触に違和感があるため好ましくない。
(E)成分として使用する脂肪酸エステルの具体例としては、例えば、カプリン酸メチル、ラウリン酸メチル、ミリスチン酸メチル、パルミチン酸メチル、ステアリン酸メチル、オレイン酸メチル、ミリスチン酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ラウリン酸ブチル等の一価アルコールの脂肪酸エステル;ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノオレエート等の多価アルコールの脂肪酸エステル;アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸ジイソデシル、フタル酸ジ(2−エチルヘキシル)等の多塩基酸の一価アルコールエステル;オレイン酸ジモノグリセライド、2−エチルヘキサン酸トリグリセライド等のグリセリンの脂肪酸エステル等が挙げられる。
(E)成分の配合量は、(A)成分及び(B)成分の合計100質量部に対し、0〜50質量部、好ましくは、10〜35質量部である。なお、配合量が、50質量部を越えると瓶を持った時の感触に違和感があるため好ましくない。
(E)成分として使用する脂肪酸エステルの具体例としては、例えば、カプリン酸メチル、ラウリン酸メチル、ミリスチン酸メチル、パルミチン酸メチル、ステアリン酸メチル、オレイン酸メチル、ミリスチン酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ラウリン酸ブチル等の一価アルコールの脂肪酸エステル;ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノオレエート等の多価アルコールの脂肪酸エステル;アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸ジイソデシル、フタル酸ジ(2−エチルヘキシル)等の多塩基酸の一価アルコールエステル;オレイン酸ジモノグリセライド、2−エチルヘキサン酸トリグリセライド等のグリセリンの脂肪酸エステル等が挙げられる。
本発明の瓶の擦り傷隠蔽液は、以上説明した成分を含有するものから構成されるが、さらに、必要に応じて、以下の補助成分を配合することも可能である。これらの補助成分の配合量は(A)成分及び(B)成分の合計量100質量部に対して30質量部以下が適当である。
(1)瓶表面に発生した擦り傷を目立たないように隠蔽するためのテルペン系樹脂、石油樹脂、固形もしくは半固形ワックス。
(2)フロー性を向上させるための(C)成分以外の界面活性剤。
(3)塗布膜外観を調整するための炭化水素油。
(4)瓶を持った時の感触を調整するための高粘度シリコーンや炭化水素油。
(5)可視光や紫外線から保護するための顔料や紫外線吸収剤。
(6)着色させるための顔料や染料。
(1)瓶表面に発生した擦り傷を目立たないように隠蔽するためのテルペン系樹脂、石油樹脂、固形もしくは半固形ワックス。
(2)フロー性を向上させるための(C)成分以外の界面活性剤。
(3)塗布膜外観を調整するための炭化水素油。
(4)瓶を持った時の感触を調整するための高粘度シリコーンや炭化水素油。
(5)可視光や紫外線から保護するための顔料や紫外線吸収剤。
(6)着色させるための顔料や染料。
本発明の瓶の擦り傷隠蔽液は、前述の通り、スプレーコーティング、刷毛塗り、パフ塗り、ローラー塗り、コーティングベルト塗り、浸漬法、フローコーター法、転写法などの方法により擦り傷箇所とその周辺に塗布する。塗布後の乾燥は、揮発成分が揮発すればよく、例えば、5〜35℃、通常は室温で、30分〜24時間程度放置すればよい。
塗布量は、乾燥後の塗布質量で、好ましくは1〜10mg/100cm2(ビール大壜1本当り2〜40mg)、さらに好ましくは、2〜8mg/100cm2である。なお、塗布量が前記範囲より少ないと擦り傷隠蔽性が低下する傾向にあり、一方、多過ぎると隠蔽性は増すが、瓶の水冷時の油浮きや手触りに違和感が生じやすくなる傾向にある。
塗布量は、乾燥後の塗布質量で、好ましくは1〜10mg/100cm2(ビール大壜1本当り2〜40mg)、さらに好ましくは、2〜8mg/100cm2である。なお、塗布量が前記範囲より少ないと擦り傷隠蔽性が低下する傾向にあり、一方、多過ぎると隠蔽性は増すが、瓶の水冷時の油浮きや手触りに違和感が生じやすくなる傾向にある。
以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
なお、瓶の擦り傷隠蔽液の評価は、以下の方法により行った。
(1)擦り傷隠蔽性
アルカリ洗浄した、擦り傷の生じたビール大瓶(633ml入り)に、各実施例、比較例で得られた擦り傷隠蔽液を所定量塗布し、25℃で24時間乾燥後、擦り傷が隠蔽されているかどうかを目視観察した。
◎:擦り傷隠蔽性良好。
○:擦り傷隠蔽性ほぼ良好。
△:擦り傷隠蔽効果わずかに有り。
×:擦り傷隠蔽効果なし。
なお、瓶の擦り傷隠蔽液の評価は、以下の方法により行った。
(1)擦り傷隠蔽性
アルカリ洗浄した、擦り傷の生じたビール大瓶(633ml入り)に、各実施例、比較例で得られた擦り傷隠蔽液を所定量塗布し、25℃で24時間乾燥後、擦り傷が隠蔽されているかどうかを目視観察した。
◎:擦り傷隠蔽性良好。
○:擦り傷隠蔽性ほぼ良好。
△:擦り傷隠蔽効果わずかに有り。
×:擦り傷隠蔽効果なし。
(2)ラベルへの影響
ラベルを貼り付けた前記ビール大瓶に、各実施例、比較例で得られた擦り傷隠蔽液を所定量塗布し、25℃で24時間乾燥後、40℃恒温槽に24時間放置し、その後、ガーゼでラベル表面を50往復擦り、ラベル及びガーゼを目視観察した。
◎:ラベルからガーゼに全くインキの移りがない。
○:ガーゼにわずかラベルのインキが移る。ラベルに損傷はみられない。
△:ガーゼにラベルのインキが移る。ラベルに損傷がみられる。
×:ガーゼにラベルのインキが移る。ラベルのインキが全てなくなる。
ラベルを貼り付けた前記ビール大瓶に、各実施例、比較例で得られた擦り傷隠蔽液を所定量塗布し、25℃で24時間乾燥後、40℃恒温槽に24時間放置し、その後、ガーゼでラベル表面を50往復擦り、ラベル及びガーゼを目視観察した。
◎:ラベルからガーゼに全くインキの移りがない。
○:ガーゼにわずかラベルのインキが移る。ラベルに損傷はみられない。
△:ガーゼにラベルのインキが移る。ラベルに損傷がみられる。
×:ガーゼにラベルのインキが移る。ラベルのインキが全てなくなる。
(3)洗瓶性
ラベルを貼り付けた前記ビール大瓶に、各実施例、比較例で得られた擦り傷隠蔽液を所定量塗布し、25℃で1週間乾燥後、液温65℃の3.5質量%水酸化ナトリウム水溶液に7分間浸漬し、塗布膜、ラベルの除去の程度を目視観察した。
◎:塗布膜、ラベルとも完全に剥離する。
×:塗布膜、ラベルの両方もしくはいずれかが剥離できない。
ラベルを貼り付けた前記ビール大瓶に、各実施例、比較例で得られた擦り傷隠蔽液を所定量塗布し、25℃で1週間乾燥後、液温65℃の3.5質量%水酸化ナトリウム水溶液に7分間浸漬し、塗布膜、ラベルの除去の程度を目視観察した。
◎:塗布膜、ラベルとも完全に剥離する。
×:塗布膜、ラベルの両方もしくはいずれかが剥離できない。
(4)水冷冷却水の汚れ
アルカリ洗浄した、擦り傷の生じたビール大瓶に、各実施例、比較例で得られた擦り傷隠蔽液を所定量塗布し、25℃で24時間乾燥後、10℃の水中に30分間浸浸し、水の汚れを目視観察した。
◎:水面に浮上物(油膜)なく、水の濁りなし。
○:水面に浮上物(油膜)が極わずかに見られるが、水の濁りなし。
△:水面に浮上物(油膜)が少し見られるが、水の濁りなし。
×:水面に浮上物(油膜)がかなり見られるか、又は、水の濁りあり。
アルカリ洗浄した、擦り傷の生じたビール大瓶に、各実施例、比較例で得られた擦り傷隠蔽液を所定量塗布し、25℃で24時間乾燥後、10℃の水中に30分間浸浸し、水の汚れを目視観察した。
◎:水面に浮上物(油膜)なく、水の濁りなし。
○:水面に浮上物(油膜)が極わずかに見られるが、水の濁りなし。
△:水面に浮上物(油膜)が少し見られるが、水の濁りなし。
×:水面に浮上物(油膜)がかなり見られるか、又は、水の濁りあり。
(5)臭気
アルカリ洗浄した、擦り傷の生じたビール大瓶に、各実施例、比較例で得られた擦り傷隠蔽液を所定量塗布し、25℃で24時間放置後、無臭密閉箱に入れ、24時間後、箱の中の臭いを嗅いだ。
◎:臭いを感じない。
○:臭いをわずかに感じる。
△:不快な臭いを感じる。
×:不快な臭いをひどく感じる。
アルカリ洗浄した、擦り傷の生じたビール大瓶に、各実施例、比較例で得られた擦り傷隠蔽液を所定量塗布し、25℃で24時間放置後、無臭密閉箱に入れ、24時間後、箱の中の臭いを嗅いだ。
◎:臭いを感じない。
○:臭いをわずかに感じる。
△:不快な臭いを感じる。
×:不快な臭いをひどく感じる。
(6)液管理の容易性
ステンレス板に、各実施例、比較例で得られた擦り傷隠蔽液を数滴垂らし、40℃、湿度75%の条件下で24時間放置し、液滴を目視観察した。
◎:液滴に硬化又はゲル化はみられない。
○:液滴に硬化又はゲル化はみられないが、若干沈殿がみられる。
×:硬化又はゲル化がみられる、もしくは、明かに沈殿がみられる。
ステンレス板に、各実施例、比較例で得られた擦り傷隠蔽液を数滴垂らし、40℃、湿度75%の条件下で24時間放置し、液滴を目視観察した。
◎:液滴に硬化又はゲル化はみられない。
○:液滴に硬化又はゲル化はみられないが、若干沈殿がみられる。
×:硬化又はゲル化がみられる、もしくは、明かに沈殿がみられる。
(7)官能試験
アルカリ洗浄した、擦り傷の生じたビール大瓶に、各実施例、比較例で得られた擦り傷隠蔽液を所定量塗布し、25℃で24時間乾燥後、5℃に水冷した瓶と25℃で放置した瓶のそれぞれにつき、手で持った時の滑り感、ヌメリ感、ベタツキ感を観察した。
◎;違和感はない。
○;違和感がわずかにあるが、問題にならない程度。
△;違和感がある。
×;違和感がひどい。
アルカリ洗浄した、擦り傷の生じたビール大瓶に、各実施例、比較例で得られた擦り傷隠蔽液を所定量塗布し、25℃で24時間乾燥後、5℃に水冷した瓶と25℃で放置した瓶のそれぞれにつき、手で持った時の滑り感、ヌメリ感、ベタツキ感を観察した。
◎;違和感はない。
○;違和感がわずかにあるが、問題にならない程度。
△;違和感がある。
×;違和感がひどい。
実施例1〜6および比較例1〜6
表1及び表2に示す割合(単位:質量部)の被乳化物、乳化剤を水に乳化分散させ、実施例1〜6、比較例1〜6の擦り傷隠蔽液を調製し、前述の評価方法に従い、各擦り傷隠蔽液をビール大瓶に塗布し、評価した。その評価結果を表3に示した。
比較例7及び8
シリコーン樹脂ワニス(信越化学(株)製「X40−9220」;メトキシシランの縮合物)100質量部とテトラブチルチタネート1質量部を、揮発性シリコーンであるデカメチルシクロペンタシロキサン500質量部中に溶解させ、比較例7、8の擦り傷隠蔽液を調製し、前述の評価方法に従い、各擦り傷隠蔽液をビール大瓶に塗布し、評価した。その評価結果を表3に示した。
表1及び表2に示す割合(単位:質量部)の被乳化物、乳化剤を水に乳化分散させ、実施例1〜6、比較例1〜6の擦り傷隠蔽液を調製し、前述の評価方法に従い、各擦り傷隠蔽液をビール大瓶に塗布し、評価した。その評価結果を表3に示した。
比較例7及び8
シリコーン樹脂ワニス(信越化学(株)製「X40−9220」;メトキシシランの縮合物)100質量部とテトラブチルチタネート1質量部を、揮発性シリコーンであるデカメチルシクロペンタシロキサン500質量部中に溶解させ、比較例7、8の擦り傷隠蔽液を調製し、前述の評価方法に従い、各擦り傷隠蔽液をビール大瓶に塗布し、評価した。その評価結果を表3に示した。
表3より明らかなように、本発明の実施例1〜6の擦り傷隠蔽液は、優れた特性を有していた。
一方、動粘度の高いシリコーンオイルを配合した比較例1においては、ベタツキと滑りの感覚が混在した違和感があった。逆に、動粘度の低いシリコーンオイルを配合した比較例2においては、塗布後数時間で隠蔽した擦り傷が現れた。
また、界面活性剤を過剰に配合した比較例3においては、塗布膜が白くなり、耐水性が悪いばかりか、ラベルの損傷もあった。逆に、界面活性剤が少なすぎる比較例4においては、油分が分離し、安定な擦り傷隠蔽液が得られなかった。
また、ロジン成分を過剰に配合した比較例5においては、ベタツキが大きかった。逆に、ロジン成分を配合しない比較例6においては、室温での瓶を持った感触に滑る感触があった。
また、従来のシリコーン樹脂硬化型擦り傷隠蔽液である比較例7、8では、塗布量を50mgにした比較例7では擦り傷隠蔽性が悪く、100mgにした比較例8では擦り傷隠蔽性は良くなるが、塗布量を多くする必要があり、さらに、液管理評価では、液滴がプリン状となり、液管理が困難であることがわかった。
一方、動粘度の高いシリコーンオイルを配合した比較例1においては、ベタツキと滑りの感覚が混在した違和感があった。逆に、動粘度の低いシリコーンオイルを配合した比較例2においては、塗布後数時間で隠蔽した擦り傷が現れた。
また、界面活性剤を過剰に配合した比較例3においては、塗布膜が白くなり、耐水性が悪いばかりか、ラベルの損傷もあった。逆に、界面活性剤が少なすぎる比較例4においては、油分が分離し、安定な擦り傷隠蔽液が得られなかった。
また、ロジン成分を過剰に配合した比較例5においては、ベタツキが大きかった。逆に、ロジン成分を配合しない比較例6においては、室温での瓶を持った感触に滑る感触があった。
また、従来のシリコーン樹脂硬化型擦り傷隠蔽液である比較例7、8では、塗布量を50mgにした比較例7では擦り傷隠蔽性が悪く、100mgにした比較例8では擦り傷隠蔽性は良くなるが、塗布量を多くする必要があり、さらに、液管理評価では、液滴がプリン状となり、液管理が困難であることがわかった。
Claims (3)
- (A)成分:25℃の動粘度が5〜100cSt のシリコーンオイルを100質量部、
(B)成分:ロジン、ロジンの水素添加物及びそれらの多価アルコールエステルからなる群から選ばれる少なく一種の化合物を0.5〜20質量部、
(C)成分:ノニオン系界面活性剤を(A)成分と(B)成分の合計量100質量部に対し1〜20質量部、及び
(D)成分:水を100〜1000質量部
含有する、瓶の擦り傷隠蔽液。 - さらに、(E)成分:脂肪酸エステルを(A)成分と(B)成分の合計量100質量部に対し10〜50質量部含有することを特徴とする請求項1に記載の瓶の擦り傷隠蔽液。
- 請求項1又は2記載の瓶の擦り傷隠蔽液により擦り傷が隠蔽された瓶。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004174290A JP2005350312A (ja) | 2004-06-11 | 2004-06-11 | 瓶の擦り傷隠蔽液 |
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JP2004174290A JP2005350312A (ja) | 2004-06-11 | 2004-06-11 | 瓶の擦り傷隠蔽液 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005350312A true JP2005350312A (ja) | 2005-12-22 |
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ID=35585093
Family Applications (1)
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JP2004174290A Pending JP2005350312A (ja) | 2004-06-11 | 2004-06-11 | 瓶の擦り傷隠蔽液 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102372444A (zh) * | 2011-07-29 | 2012-03-14 | 广州泰成生化科技有限公司 | 一种啤酒回收玻璃瓶美容剂 |
CN102642380A (zh) * | 2012-04-25 | 2012-08-22 | 文明华 | 一种防止油墨或不干胶转移的方法及防转移保护液 |
CN108715763A (zh) * | 2018-06-20 | 2018-10-30 | 湖南辰砾新材料有限公司 | 一种啤酒回收玻璃瓶美容剂 |
CN111333343A (zh) * | 2020-03-30 | 2020-06-26 | 河南绿澳化工科技有限公司 | 一种玻璃回收瓶去痕剂及其制备方法 |
-
2004
- 2004-06-11 JP JP2004174290A patent/JP2005350312A/ja active Pending
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CN111333343A (zh) * | 2020-03-30 | 2020-06-26 | 河南绿澳化工科技有限公司 | 一种玻璃回收瓶去痕剂及其制备方法 |
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