JP2005348517A - 半導体装置 - Google Patents

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優 福
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尚弘 永井
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Abstract

【課題】信頼性を向上でき、しかも、低コスト化を実現できる温度センサ信号出力読取回路を備えた半導体装置を得ることができる。
【解決手段】3相ブリッジ型インバータを構成する半導体スイッチング素子1と、半導体スイッチング素子1の温度を検出し出力電圧として送出する温度センサ2と、温度センサ2の出力電圧Vに応じた電流を送出する電圧電流変換手段と、前記電圧電流変換手段から送出される電流をその電流値に応じた電圧値を有する電圧に変換する抵抗8と、抵抗8により変換された電圧を演算増幅器6を介して読み取るマイコン10とを備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、半導体装置、特に、車載用インバータにおいて半導体スイッチング素子の温度を検出する温度センサ信号出力読取回路を備えた半導体装置に関するものである。
半導体スイッチング素子の温度を検出する従来の技術では、絶縁アンプを用いるものであった(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−134074号公報
特許文献1において、半導体スイッチング素子1の温度を検出する温度センサ2による温度検出信号を受けて信号処理する温度検出回路3からの信号を検出温度を読み取る外部に設けられたマイコンに伝達する絶縁アンプ4が接続されている。半導体スイッチング素子1および温度検出回路3には第1の基準電位が設定され、マイコンには第2の基準電位が設定されている。
特許文献1で絶縁アンプを必要としていたのは、次のような理由による。
半導体スイッチング素子のスイッチングにより、上アーム側においては、マイコン基準電位から見た温度検出回路3の第1の基準電位のレベルが切り替わる。また、下アーム側においてはサージ電圧の発生の影響により温度検出回路3の第1の基準電位が変動する。このように、第1の基準電位と第2の基準電位の間に常に電位差が生じるため、第1の基準電位と第2の基準電位を分離する必要があり、両回路間のアナログ信号伝送手段として、絶縁アンプが必要であった。
上記構成の場合、3相ブリッジ型インバータにおいて上アーム側および下アーム側のすべての半導体スイッチング素子の温度を検出する場合、マイコンの入力回路は、6系統必要となる。
以上のように、従来の回路では、高価となる絶縁アンプ(例えば、フォトカプラ等)を多数使用しているので、回路部品の価格が高くなるという問題があり、また、一般的に、フォトカプラにおいては他の電子部品と比較して信頼性の面でやや劣る面があり、回路全体の信頼性を損ねていた。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、信頼性を向上でき、しかも、低コスト化を実現できる温度センサ信号出力読取回路を備えた半導体装置を得ようとするものである。
この発明に係わる半導体装置は、多相ブリッジ型インバータを構成する半導体スイッチング素子の温度を検出し出力電圧として導出する温度センサと、前記温度センサの出力電圧に応じた電流を送出する電圧電流変換手段と、前記電圧電流変換手段から送出される電流をその電流値に応じた電圧値を有する電圧に変換する抵抗と、前記抵抗により変換された電圧を読み取る電圧読み取り手段とを備えたものである。
この発明によれば、信頼性を向上でき、しかも、低コスト化を実現できる温度センサ信号出力読取回路を備えた半導体装置を得ることができる。
実施の形態1.
この発明による実施の形態を図1および図2について説明する。図1は、この発明による実施の形態における温度センサ信号出力読取回路を含む車載用インバータの構成を示す系統図である。図2は、この発明による実施の形態における温度センサ信号出力読取回路の構成を示す接続図である。
図1および図2において、車載用3相ブリッジ型インバータを構成しインバータの各アームに設けられた半導体スイッチング素子1には、ダイオードからなるオンチップ温度センサ2がぞれぞれ設けられている。オンチップ温度センサ2の検出信号は温度検出回路3に送られ、温度検出回路3で所定の処理が行われた後、マイコン10に送られる。
オンチップ温度センサ2には、定電流回路4により、直流電源11から一定の電流が流される。
ダイオードからなるオンチップ温度センサ2のアノードは抵抗7を介して演算増幅器5の−端子に接続され、ダイオードからなるオンチップ温度センサ2のカソードは演算増幅器5の+端子に接続されている。演算増幅器5の出力を受けるトランジスタ9は前記ダイオードからなるオンチップ温度センサ2のアノードカソード間の電圧に応じた電流を送出する。トランジスタ9の出力としての、前記ダイオードからなるオンチップ温度センサ2のアノードカソード間の電圧に応じた電流を電圧に変換する抵抗8が設けられ、電圧バッファとして用いる演算増幅器6が設けられている。
マイコン10には、温度検出回路3の出力信号として、前記ダイオードからなるオンチップ温度センサ2のアノードカソード間の電圧に応じた電流を変換した出力電圧が電圧バッファとしての演算増幅器6を介して供給される。
半導体スイッチング素子1には基準電位12が設定され、マイコン10には基準電位13が設定されている。
次に、動作について説明する。
オンチップ温度センサとして用いるダイオードのアノードカソード間の電圧(以下、Vとする)は、定電流回路4により前記ダイオードに流れる電流を一定とすることで、温度に反比例した電圧Vが得られる。直流電源電圧VccとVの電位差(Vcc−V)が、演算増幅器5およびトランジスタ9より構成される回路に入力された後トランジスタ9のエミッタ端子に現れるため、抵抗7の両端に印加される電圧は、Vとなる。つまり、前記ダイオードのアノードカソード間の電圧Vfは、抵抗7の両端に現れる。
よって、抵抗7に流れる電流iは、抵抗7の抵抗値をRとすると、次の式1の通りとなる。これは、電圧Vが抵抗7により上記iの電流値に変換されたことを意味する。
i=V/R…(式1)
次いで、抵抗8において、前記電流i=V/Rが流れることにより、抵抗8の両端に現われる電圧Vは、抵抗8の抵抗値をRとすると、次の式2の通りとなる。
=i×R…(式2)
ここで、抵抗8の抵抗値を抵抗7と等しく選んでやれば、R=Rより、電圧Vは次の式3の通りとなる。
=i×R
=i×R
=V …(式3)
となる。
すなわち、抵抗8の両端に、前記ダイオードのアノードカソード間の電圧Vを取り出すことができる。これは、前記電流iが電圧Vに変換されたことを意味する。
次いで、この温度に比例した電圧Vが演算増幅器6を介してマイコン10に入力されることにより、検出温度を得ることができる。
上記回路構成では、温度センサ2の出力である電圧を一旦電流に変換し、電流として信号伝送しているため、サージ電圧の影響による基準電位の変動およびスイッチングによる上アームの基準電位の変動が起っても、電流値はこれらの影響を受けることがなく、回路間の信号伝送が可能である。
抵抗8の抵抗値は、前記電流iによって所望の電圧値が得られるように値を選ぶことが可能である。すなわち、抵抗8により、任意にゲイン設定可能である。
オンチップ温度センサ2および温度検出回路3を全相に配置あるいは特定の相に配置することが可能であり、マイコン10に直接入力またはスイッチ等を介してマイコン10に選択入力することも可能である。
上記実施の形態において、回路の基準電位を、半導体スイッチング素子1の基準電位およびマイコン10の基準電位としているが、他系の基準電位とすることも可能であることは言うまでもない。
さらに、別の実施の形態として、温度センサとしてダイオードからなるオンチップ温度センサの代わりにサーミスタを使用しての回路構成とすることも可能である。
以上のような回路構成とすることにより、高価な部品を使用せず汎用部品で構成しているので、回路全体のコストダウンが見込め、また、信頼性を向上することができる。
以上のように、この発明による実施の形態では、安価かつ簡潔な回路で構成したので、コストダウンおよび信頼性が向上するという効果がある。
この発明による実施の形態によれば、車載用3相ブリッジ型インバータ等の多相ブリッジ型インバータを構成する半導体スイッチング素子1と、前記半導体スイッチング素子1の温度を検出し出力電圧として送出する温度センサ2と、前記温度センサ2の出力電圧に応じた電流を送出する定電流回路4および演算増幅器5ならびに抵抗7およびトランジスタ9からなる電圧電流変換手段と、前記定電流回路4および演算増幅器5ならびに抵抗7およびトランジスタ9からなる電圧電流変換手段から送出される電流をその電流値に応じた電圧値を有する電圧に変換する抵抗8と、前記抵抗8により変換された電圧を読み取る演算増幅器6およびマイコン10からなる電圧読み取り手段とを備えたので、信頼性を向上でき、しかも、低コスト化を実現できる温度センサ信号出力読取回路を備えた半導体装置を得ることができる。
また、この発明による実施の形態によれば、前項の構成において、前記温度センサ2として、半導体スイッチング素子1上に配置されるダイオードからなるオンチップ温度センサを用いたので、温度センサとしてオンチップ温度センサを用いるとともに、信頼性を向上でき、しかも、低コスト化を実現できる温度センサ信号出力読取回路を備えた半導体装置を得ることができる。
さらに、この発明による実施の形態によれば、前々項の構成において、前記温度センサ2として、半導体スイッチング素子1の温度に応じて抵抗値を変化するサーミスタを用いたので、温度センサとしてサーミスタを用いるとともに、信頼性を向上でき、しかも、低コスト化を実現できる温度センサ信号出力読取回路を備えた半導体装置を得ることができる。
この発明による実施の形態における温度センサ信号出力読取回路を含む車載用インバータの構成を示す系統図である。 この発明による実施の形態における温度センサ信号出力読取回路の構成を示す接続図である。
符号の説明
1 半導体スイッチング素子、2 温度センサ、3 温度検出回路、4 定電流回路、5,6 演算増幅器、7,8 抵抗、9 トランジスタ、10 マイコン、11 直流電源、12,13 基準電位。

Claims (3)

  1. 多相ブリッジ型インバータを構成する半導体スイッチング素子と、前記半導体スイッチング素子の温度を検出し出力電圧として送出する温度センサと、前記温度センサの出力電圧に応じた電流を送出する電圧電流変換手段と、前記電圧電流変換手段から送出される電流をその電流値に応じた電圧値を有する電圧に変換する抵抗と、前記抵抗により変換された電圧を読み取る電圧読み取り手段とを備えた半導体装置。
  2. 前記温度センサとして、前記半導体スイッチング素子上に配置されるダイオードからなるオンチップ温度センサを用いたことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記温度センサとして、前記半導体スイッチング素子の温度に応じて抵抗値を変化するサーミスタを用いたことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
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