JP2010152596A - 電流入出力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 可動部品を持たない共通の電圧/電流変換手段により、電流出力動作と電流入力動作の切り替え機能並びに過電流保護機能を備えた電流入出力装置を実現する。
【解決手段】 制御手段からの電流指令値に基づき、接続される機器に所定値の動作電流を出力し、または接続される機器からの動作電流を入力する電流入出力装置において、
前記制御手段からの電流指令値を、DA変換器を介して入力すると共に、前記機器の動作電流に比例した電圧値を、AD変換器を介して前記制御手段にアンサーバックする電圧/電流変換手段を備え、
電流出力動作時には、前記電圧/電流変換手段は、前記制御手段からの電流指令値に比例した動作電流を前記機器に出力すると共に、
電流入力動作時には、前記電圧/電流変換手段は、前記機器から入力される電流を前記制御手段からの電流指令値にリミットする。
【選択図】 図1
【解決手段】 制御手段からの電流指令値に基づき、接続される機器に所定値の動作電流を出力し、または接続される機器からの動作電流を入力する電流入出力装置において、
前記制御手段からの電流指令値を、DA変換器を介して入力すると共に、前記機器の動作電流に比例した電圧値を、AD変換器を介して前記制御手段にアンサーバックする電圧/電流変換手段を備え、
電流出力動作時には、前記電圧/電流変換手段は、前記制御手段からの電流指令値に比例した動作電流を前記機器に出力すると共に、
電流入力動作時には、前記電圧/電流変換手段は、前記機器から入力される電流を前記制御手段からの電流指令値にリミットする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、制御手段からの電流指令値に基づき、接続される機器に所定値の動作電流を出力し、または接続される機器からの動作電流を入力する電流入出力装置に関するものである。
図5は、特許文献1に開示されている、従来の電流入出力装置の構成例を示す機能ブロック図である。図5(A)は電流出力動作時の構成、図5(B)は電流入力動作時の構成を示している。
図5(A)の電流出力動作において、入出力端子T1,T2間には、端子T1から供給される電流出力信号Ioutで操作されるバルブ等の負荷Lが接続されている。負荷Lを流れる電流は、端子T2を介して電流検出抵抗R1を流れ、フィードバック電圧Voを発生している。
切り替えスイッチSWは、接点S1側を選択し、フィードバック電圧Voを差動増幅器A1のマイナス入力端子に与える。差動増幅器A1のプラス入力端子には、電流設定手段(図示せず)からの設定電圧値Viが与えられている。
差動増幅器A1の出力は、電流制御トランジスタQ1のベースに与えられている。電流制御トランジスタQ1のコレクタは、直流電源Vccに接続され、エミッタは入出力端子T1に接続されている。
このような回路構成では、フィードバック電圧Voが、設定電圧値Viと等しくなるように電流出力信号Ioutが制御される定電流回路が形成され、設定値Viを変化させることにより、負荷Lに所定の動作範囲(例:4〜20mA)の電流を出力させることができる。
図5(B)の電流入力動作において、入出力端子T1,T2間には、端子T1から供給される電源電圧Voutで駆動され、物理量Pの測定スパンに対応した電流(例:4〜20mA)Iinを出力する差圧伝送器等の負荷Lが接続される。負荷Lからの電流Iinは、端子T2を介して入力され、アンサーバック抵抗R1を流れてアンサーバック電圧Vaを発生させる。
切り替えスイッチSWは、接点S2側を選択し、端子T1の電圧を抵抗R2,R3で分圧した電圧Vfを差動増幅器A1のマイナス入力端子に与える。差動増幅器A1のプラス入力端子には、電圧設定手段(図示せず)からの設定電圧値Vsが与えられている。
このような回路構成では、電圧Vfが、設定電圧値Vsと等しくなるように端子T1,T2間の電圧Voutが制御される定電圧回路が形成され、設定電圧値Vsに基づいて端子T1,T2間の電源電圧Voutを所定値に保持することができる。
従来構成による電流入出力装置の動作切り替え手法では、次のような問題がある。
(1)電流出力動作と電流入力動作の動作切り替えのために、切り替えスイッチSW等の可動部品を必要とし、回路構成が煩雑になる。
(1)電流出力動作と電流入力動作の動作切り替えのために、切り替えスイッチSW等の可動部品を必要とし、回路構成が煩雑になる。
(2)図5(B)の電流入力動作時に、負荷Lまたは伝送ラインの故障等で動作スパンを超える過電流が流れた場合に、その電流を所定の安全電流に制限する過電流保護回路を別途追加する必要があり、構成が煩雑となると共に、コストアップの要因となる。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、可動部品を持たない共通の電圧/電流変換手段により、電流出力動作と電流入力動作の切り替え機能並びに過電流保護機能を備えた電流入出力装置の実現を目的としている。
このような課題を達成するために、本発明は次の通りの構成になっている。
(1)制御手段からの電流指令値に基づき、接続される機器に所定値の動作電流を出力し、または接続される機器からの動作電流を入力する電流入出力装置において、
前記制御手段からの電流指令値を、DA変換器を介して入力すると共に、前記機器の動作電流に比例した電圧値を、AD変換器を介して前記制御手段にアンサーバックする電圧/電流変換手段を備え、
電流出力動作時には、前記電圧/電流変換手段は、前記制御手段からの電流指令値に比例した動作電流を前記機器に出力すると共に、
電流入力動作時には、前記電圧/電流変換手段は、前記機器から入力される電流を前記制御手段からの電流指令値にリミットする、
ことを特徴とする電流入出力装置。
(1)制御手段からの電流指令値に基づき、接続される機器に所定値の動作電流を出力し、または接続される機器からの動作電流を入力する電流入出力装置において、
前記制御手段からの電流指令値を、DA変換器を介して入力すると共に、前記機器の動作電流に比例した電圧値を、AD変換器を介して前記制御手段にアンサーバックする電圧/電流変換手段を備え、
電流出力動作時には、前記電圧/電流変換手段は、前記制御手段からの電流指令値に比例した動作電流を前記機器に出力すると共に、
電流入力動作時には、前記電圧/電流変換手段は、前記機器から入力される電流を前記制御手段からの電流指令値にリミットする、
ことを特徴とする電流入出力装置。
(2)前記電圧/電流変換手段は、前記DA変換器の出力電圧と前記機器の電流検出抵抗の電圧を入力する差動増幅器と、この差動増幅器の出力をゲートに入力し、前記電流検出抵抗をソースに接続し、ドレインを前記機器に接続するFETと、を備えることを特徴とする(1)に記載の電流入出力装置。
(3)電流出力動作時には、前記制御手段は、前記機器の動作電流範囲に対応した範囲の電流指令値を前記電圧/電流変換手段に与えることを特徴とする(1)または(2)に記載の電流入出力装置。
(4)電流入力動作時には、前記制御手段は、前記機器の動作電流範囲を所定値超えたリミット電流値に対応した電流指令値を前記電圧/電流変換手段に与えることを特徴とする(1)または(2)に記載の電流入出力装置。
(5)前記制御手段は、前記電流指令値とアンサーバック電圧を監視し、電流出力動作時または電流入力動作時に接続される前記機器の誤接続をチェックする誤接続監視手段を備えることを特徴とする(1)乃至(4)のいずれかに記載の電流入出力装置。
本発明の構成によれば、次のような効果を期待することができる。
(1)制御手段から電流指令値を与えるDA変換器の出力値を変更するだけで、可動部品を持たない共通の回路構成で、電流出力動作と電流入力動作の機能を切り替えることができる。
(1)制御手段から電流指令値を与えるDA変換器の出力値を変更するだけで、可動部品を持たない共通の回路構成で、電流出力動作と電流入力動作の機能を切り替えることができる。
(2)過電流保護機構を特別に設けることなく、電流入力動作時の過電流保護機能を実現することができる。
以下、本発明を図面により詳細に説明する。図1は、本発明を適用した電流入出力装置の一実施形態を示す機能ブロック図である。本発明を適用した電流入出力装置100は、入出力端子101,102を備え、この入出力端子間に電流入出力の負荷となる機器200が接続される。
電流入出力装置100において、入出力端子の一方101は、直流電源103に接続され、他方102は、電圧/電流変換手段104の電流出力用FETQ2のドレインに接続されている。FETQ2のソースは、フィードバック抵抗Rfを介して基準電位に接続されている。
電圧/電流変換手段104内の差動増幅器Q2の出力が、FETQ1のドレインに接続され、フィードバック抵抗Rfに発生する電圧Vfが差動増幅器Q2のマイナス入力端子に与えられている。
差動増幅器Q2のプラス入力端子には、制御手段105からのディジタル値の電流指令値DiをDA変換器106でアナログ値に変換した電圧Viが入力される。フィードバック抵抗Rfに発生するアンサーバック電圧Vfは、AD変換器107でディジタル値Dfに変換されて制御手段105に渡される。
図2は、電流出力動作を説明する機能ブロック図である。入出力端子101,102間には、出力電流Ioの所定の電流スパン(4〜20mA)で操作されるバルブ300が接続されている。
制御手段105は、DA変換器106を介して、出力電流Ioのスパンが4〜20mAとなる電圧Viを差動増幅器Q2に入力する。フィードバック抵抗Rfの値を250Ωとすれば、Viは1〜5Vのスパンを有する。この電流出力動作時の構成は、図5(A)に示した定電流回路の構成と基本的に同一である。
図3は、電流入力動作を説明する機能ブロック図である。入出力端子101,102間には、2線式の差圧伝送器400が接続され、圧力Pの測定スパンに対応するスパン4〜20mAを持つ出力電流Ioが電流入出力装置100に流入する。
制御手段105は、DA変換器106を介して、出力電流Ioのスパンが4〜20mAとなるスパン1〜5Vの電圧よりは高い電圧、例えば6Vの固定電圧Viを差動増幅器Q2のプラス入力端子に与える。
差圧伝送器400が正常動作し、その出力電流スパンが4〜20mAであれば、フィードバック抵抗Rf(250Ω)に発生するアンサーバック電圧Vfのスパンは1〜5Vである。従って、6Vがプラス入力端子に与えられた差動増幅器Q2の出力はプラス側に飽和し、FETQ1のドレイン・ソース間は導通状態となり、出力電流IoがそのままFETQ1のドレイン・ソース間を通過する。
出力電流Ioの上限が、差圧伝送器400またはリード線等の短絡故障により20mAを超える過電流状態になれば、フィードバック抵抗Rf(250Ω)に発生するアンサーバック電圧Vfは、5Vを超えて増加するが、出力電流Ioが24mA(Vf=6V)以上になろうとした時に、差動増幅器Q2の差動増幅機能が復帰し、定電流回路が機能して出力電流Ioが24mAに維持されるので、過電流保護が実現される。
図4は、本発明の他の実施形態を示す機能ブロック図である。図1との相違点は、制御手段105内に、誤接続監視手段108を設けた構成にある。制御手段105は、電流出力動作時及び電流入力動作時におけるAD変換器107からのアンサーバック電圧Dfを監視することで、入出力端子101,102間に接続される機器の異常接続をチェックすることができ、オペレータに警報することが可能である。
例えば、図2の電流出力動作時に、入出力端子101,102間に差圧伝送器400が誤って接続された場合には、定電流回路が機能せず、制御手段105は、設定電圧値Viに等しいアンサーバック電圧Vfを取得することができないことで、異常を検出することができる。
また、図3の電流入力動作時に、入出力端子101,102間にバルブ300が誤って接続された場合には、固定の設定電圧値Vi(6V)に相当する電流24mAが流れ、VfがViに等しく6Vになることで、異常を検出することができる。
100 電流入出力装置
101,102 入出力端子
103 電源
104 電圧/電流変換手段
105 制御手段
106 DA変換器
107 AD変換器
200 機器
101,102 入出力端子
103 電源
104 電圧/電流変換手段
105 制御手段
106 DA変換器
107 AD変換器
200 機器
Claims (5)
- 制御手段からの電流指令値に基づき、接続される機器に所定値の動作電流を出力し、または接続される機器からの動作電流を入力する電流入出力装置において、
前記制御手段からの電流指令値を、DA変換器を介して入力すると共に、前記機器の動作電流に比例した電圧値を、AD変換器を介して前記制御手段にアンサーバックする電圧/電流変換手段を備え、
電流出力動作時には、前記電圧/電流変換手段は、前記制御手段からの電流指令値に比例した動作電流を前記機器に出力すると共に、
電流入力動作時には、前記電圧/電流変換手段は、前記機器から入力される電流を前記制御手段からの電流指令値にリミットする、
ことを特徴とする電流入出力装置。 - 前記電圧/電流変換手段は、前記DA変換器の出力電圧と前記機器の電流検出抵抗の電圧を入力する差動増幅器と、この差動増幅器の出力をゲートに入力し、前記電流検出抵抗をソースに接続し、ドレインを前記機器に接続するFETと、を備えることを特徴とする請求項1に記載の電流入出力装置。
- 電流出力動作時には、前記制御手段は、前記機器の動作電流範囲に対応した範囲の電流指令値を前記電圧/電流変換手段に与えることを特徴とする請求項1または2に記載の電流入出力装置。
- 電流入力動作時には、前記制御手段は、前記機器の動作電流範囲を所定値超えたリミット電流値に対応した電流指令値を前記電圧/電流変換手段に与えることを特徴とする請求項1または2に記載の電流入出力装置。
- 前記制御手段は、前記電流指令値とアンサーバック電圧を監視し、電流出力動作時または電流入力動作時に接続される前記機器の誤接続をチェックする誤接続監視手段を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の電流入出力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008329310A JP2010152596A (ja) | 2008-12-25 | 2008-12-25 | 電流入出力装置 |
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JP2008329310A JP2010152596A (ja) | 2008-12-25 | 2008-12-25 | 電流入出力装置 |
Publications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016143283A (ja) * | 2015-02-03 | 2016-08-08 | 横河電機株式会社 | 入出力モジュール |
CN108107965A (zh) * | 2018-02-27 | 2018-06-01 | 华中科技大学 | 一种基于双环路模数转化模块的数字线性稳压器 |
-
2008
- 2008-12-25 JP JP2008329310A patent/JP2010152596A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016143283A (ja) * | 2015-02-03 | 2016-08-08 | 横河電機株式会社 | 入出力モジュール |
CN108107965A (zh) * | 2018-02-27 | 2018-06-01 | 华中科技大学 | 一种基于双环路模数转化模块的数字线性稳压器 |
CN108107965B (zh) * | 2018-02-27 | 2019-06-07 | 华中科技大学 | 一种基于双环路模数转化模块的数字线性稳压器 |
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