JP2005347589A - 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005347589A
JP2005347589A JP2004166653A JP2004166653A JP2005347589A JP 2005347589 A JP2005347589 A JP 2005347589A JP 2004166653 A JP2004166653 A JP 2004166653A JP 2004166653 A JP2004166653 A JP 2004166653A JP 2005347589 A JP2005347589 A JP 2005347589A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor memory
nonvolatile semiconductor
conductor
diffusion layers
insulating film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004166653A
Other languages
English (en)
Inventor
Keita Takahashi
桂太 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2004166653A priority Critical patent/JP2005347589A/ja
Priority to CNA2005100727500A priority patent/CN1707798A/zh
Priority to US11/135,305 priority patent/US7339233B2/en
Publication of JP2005347589A publication Critical patent/JP2005347589A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B43/00EEPROM devices comprising charge-trapping gate insulators
    • H10B43/30EEPROM devices comprising charge-trapping gate insulators characterised by the memory core region
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/04Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS
    • G11C16/0466Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells with charge storage in an insulating layer, e.g. metal-nitride-oxide-silicon [MNOS], silicon-oxide-nitride-oxide-silicon [SONOS]
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/04Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS
    • G11C16/0491Virtual ground arrays
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/10Programming or data input circuits
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

【課題】 電荷トラップ層を記憶素子に用いる不揮発性半導体記憶装置において、製造工程中に発生する紫外線の影響を防止する。
【解決手段】 不揮発性半導体記憶装置は、基板上に形成された電荷トラップ層を含むゲート絶縁膜(112)、ゲート絶縁膜(112)の上に形成されたゲート電極(100)、及び基板表面層にゲート電極(100)を挟持するように形成されたソース又はドレインとして機能する一対の拡散層(102)から構成される不揮発性半導体記憶素子と、一対の拡散層(102)同士を電気的に接続する第1の導電体(104)とを備える。ゲート電極(100)における一対の拡散層(102)と対向している端部は、平面的にみて、第1の導電体(104)によって部分的に覆われている。
【選択図】 図13

Description

本発明は、不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法に関し、特に、非導電性の電荷トラップ層を記憶素子に用いる半導体記憶装置の記憶素子アレイ方法に関する。
近年、不揮発性半導体記憶装置の高集積化及び低コスト化に伴って、非導電性電荷トラップ層(例えばSiN等)を記憶素子に用いて、局所的に電荷をトラップさせることを特徴とするMONOS(Metal Oxide Nitride Oxide Silicon )メモリ技術が提案されている。
従来のMONOSメモリは、ゲート領域の非導電性の電荷トラップ層の全体に電荷を蓄積していたので、1つのメモリセルには1ビット分のデータしか記憶することができなかった。しかし、非導電性の電荷トラップ層(例えばSiN等)に局所的に電荷をトラップさせる局所トラップ型のMONOSメモリ技術が開発されることにより、1つのメモリセルに2ビット分のデータを記憶することができるようになっている。このため、局所トラップ型のMONOSメモリ技術は、高集積化及び低コスト化等に有利である。
しかしながら、局所トラップ型のMONOSメモリは、製造工程中に発生する紫外線が原因となって非導電性の電荷トラップ層に電荷が蓄積されることにより、メモリ動作に支障が生じるという問題点を有している。
この問題点に鑑みて、第1の金属配線の下に紫外線吸収層を配置するという技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
以下に、第1の金属配線の下に紫外線吸収層を配置する従来例について、図面を参照しながら説明する。
まず、メモリセルアレイ構造について、図面を参照しながら説明する。
図25は、一般的なメモリセルアレイの電気的接続方法を示す回路図である。
図25に示すように、行方向(ワード線方向)にはワード線(WL0a,WL1a,WL2a,WL3a)が配置されており、列方向(ビット線方向)にはビット線(BL0a,BL1a,BL2a,BL3a,BL4a)が配置されている。図25には示していないが、メモリセルアレイは、通常、多数のワード線及びビット線から構成されているが、図25においては、16個のメモリセル分の回路図が示されている。ワード線は、行方向に配置されたメモリセルのゲート電極を電気的に接続し、ビット線は、列方向に配置されたメモリセルのソース・ドレイン拡散層を電気的に接続している。さらに、行方向に隣接するメモリセルのソース・ドレイン拡散層は、電気的に短絡していることが特徴である。このようにして、稠密なメモリセルの配置が可能となっている。
図26は、図25において説明したメモリセルアレイの平面図である。
図26に示すように、行方向にはワード線電極2が配置されており、列方向にはビット線拡散層1が配置されている。ワード線電極2の各々は、ワード線(WL0a,WL1a,WL2a,WL3a)を構成する一方、ビット線拡散層1の各々は、ビット線(BL0a,BL1a,BL2a,BL3a,BL4a)を構成している。隣り合うビット線拡散層1の間には、分離拡散層3が配置されており、隣り合うビット線拡散層1を電気的に分離している。ビット線拡散層1及びワード線電極2には、数ビット毎にコンタクト4が設けられており、該コンタクト4を介して、図示していない金属配線に接続されている。さらに、メモリセルアレイを覆うように紫外線吸収層5が形成されている。紫外線吸収層5の役割については後述する。
図27は、以降で用いる図面(図28〜図36(a)及び(b))に示される断面に対応する切断面が示されたメモリセルアレイの平面図であり、図27おいては、切断面A−A、切断面B−B、切断面C−C、及び切断面D−Dが示されている。
図28は、メモリセルアレイのA−A線(図27参照)における断面図である。
図28に示すように、P型ウェル11、ビット線拡散層1、非導電性の電荷トラップ層12、ワード線電極2、第1の層間絶縁膜13、紫外線吸収層5、第1の追加層間絶縁膜14、コンタクト4、第1の金属配線15、第2の層間絶縁膜16、第1のヴィアホール17、第2の金属配線18、及び表面保護膜19が形成されている。第2の金属配線18は、第1のヴィアホール17、図示された6個の第1の金属配線15のうち両端の2個の第1の金属配線15、及びコンタクト4を介して、数ビット毎にワード線電極2と電気的に接続することにより、ワード線の抵抗を低減している。また、図示された6個の第1の金属配線15のうち中央の4個の第1の金属配線15は、数ビット毎にビット線拡散層1と電気的に接続することにより(後述の図30参照)、ビット線の抵抗を低減している。
図29は、メモリセルアレイのB−B線(図27参照)における断面図である。
図29に示すように、電荷トラップ層12とP型ウェル11との間には、ビット線拡散層1と分離拡散層3とが交互に配置されている。このように、隣り合うビット線拡散層1は、分離拡散層3とP型ウェル11とによって電気的に分離されている。
図30は、メモリセルアレイのC−C線(図27参照)における断面図である。
図30に示すように、第1の金属配線15は、コンタクト4を介して、数ビット毎にビット線拡散層1と電気的に接続することにより、ビット線の抵抗を低減している。また、第2の金属配線18は、前述の通り、数ビット毎にワード線電極2と電気的に接続することにより(図31参照)、ワード線の抵抗を低減している。
図31は、メモリセルアレイのD−D線(図27参照)における断面図である。
図31に示すように、隣り合うワード線電極2同士が電気的に分離されるように、P型ウェル11には分離拡散層3が自己整合的に配置されている。
ここで、図32(a)は、図28におけるP型ウェル11、ビット線拡散層1、電荷トラップ層12、及びワード線電極2よりなる1メモリセル分の断面図(ゲート長方向)を示している。
図32(a)に示すように、ビット線拡散層1aがドレイン部となり、ビット線拡散層1bがソース部、P型ウェル11がチャネル部、電荷トラップ層12(非導電性)がゲート絶縁膜、及びワード線電極2がゲート電極の役割を果たすので、図32(a)に示すメモリトランジスタは、通常のMOSトランジスタと同様の機能を有する。但し、図32(a)に示すメモリトランジスタが通常のMOSトランジスタと異なる点は、ソース部(ビット線拡散層1a)及びドレイン部(ビット線拡散層1b)がゲート電極(ワード線電極2)の下部に埋め込まれている点、及びゲート絶縁膜が電荷トラップ層12によって構成されている点である。なお、ビット線拡散層1aをソース部、ビット線拡散層1bをドレイン部と称呼したのは、読み出し時の機能に基づいたものである(後述の図33(c)参照)。
図32(b)は、図31におけるP型ウェル11、ビット線拡散層1、電荷トラップ層12、及びワード線電極2よりなる1メモリセル分の断面図(ゲート幅方向)を示している。
図32(b)に示すように、分離拡散層3によって挟まれているP型ウェル11の幅が、ゲート幅になっている。
次に、図32(a)及び(b)に示したメモリセルの基本動作について、図33(a)〜(c)を参照しながら説明する。
図33(a)は、メモリセルにおける書き込み動作を説明するために用いる図であって、前記図32(a)と同様にゲート長方向の断面図が示されている。
図33(a)に示すように、ワード線電極2に10V、ビット線拡散層1bに5V、ビット線拡散層1aに0V、P型ウェル11に0Vをそれぞれ印加することにより、ビット線拡散層1bとP型ウェル11との境界部にチャネルホットエレクトロンを発生させて、発生した電子を電荷トラップ層12に注入する。この時、電子は電荷トラップ層12におけるビット線拡散層1bとP型ウェル11との境界上にある領域に局所的に注入される。
図33(b)は、メモリセルにおける消去動作を説明するために用いる図であって、前記図32(a)と同様にゲート長方向の断面図が示されている。
図33(b)に示すように、ワード線電極2に−6V、ビット線拡散層1bに5V、ビット線拡散層1aに0V、P型ウェル11に0Vをそれぞれ印加することにより、ビット線拡散層1bとP型ウェル11との境界部にバンド間トンネル電流に起因するホットホールを発生させて、発生したホールを電荷トラップ層12に注入する。これにより、書き込み動作で注入した電子を電気的に中和させる。
図33(c)は、メモリセルにおける読み出し動作を説明するために用いる図であって、前記図32(a)と同様にゲート長方向の断面図が示されている。
図33(c)に示すように、ワード線電極2に4V、ビット線拡散層1bに0V、ビット線拡散層1aに1V、P型ウェル11に0Vをそれぞれ印加する。この場合、メモリセルが書き込み状態であれば、電荷トラップ層12におけるビット線拡散層1bの近傍に位置する領域では電子がトラップされているので、しきい値電圧は高い。このため、前記の電圧が印加されても、ソース・ドレイン間電流は流れない。一方、メモリセルが消去状態であれば、電荷トラップ層12におけるビット線拡散層1bの近傍に位置する領域ではトラップされた電子が電気的に中和されているので、しきい値電圧は低い。このため、ソース・ドレイン間電流が流れる。
以上のように、電荷トラップ層12に局所的に電子をトラップする点と、書き込み時と読み出し時とではソース・ドレイン間を流れる電流の方向が反転する点とが、局所トラップ型のMONOSメモリの特徴となっている。
次に、紫外線吸収層5の効果について、図34〜図36(a)及び(b)を参照しながら説明する。
半導体製造工程においては、例えば、リソグラフィー工程、プラズマCVD工程、及び反応性イオンエッチング工程等の様々な工程において紫外線(UV、λ<400nm )が発生している。特に、4.3eV を超えるエネルギーを有する(λ<290nm )紫外線は、基板中の電子を励起し、電荷トラップ層12に電子を蓄積する効果を有している。
以下では、一例として、第1の金属配線15を形成した後に発生する紫外線の影響について説明する。
図34は、メモリセルアレイのB−B線(図27参照)における断面図であって、本図では、紫外線吸収層5が形成されていない場合の断面図が示されている。
図34に示すように、第1の金属配線15は紫外線を反射するので、遮光膜として機能する。しかし、図34から明らかなように、紫外線は、第1の金属配線15の間を通って、分離拡散層3の上に到達するので、電荷トラップ層12における分離拡散層3の上に位置する領域に電子が蓄積される。
図35は、前記図32(b)と同様に、メモリセルアレイのD−D線(図27参照)における1メモリセル分の断面図であって、製造工程中に発生した紫外線により、電荷トラップ層12における分離拡散層3の上に位置する領域に電子が蓄積された場合の断面図が示されている。
図35から明らかなように、電荷トラップ層12においては、上部に第1の金属配線が存在していない領域からワード線電極2における分離拡散層3と対向する端部の下側からやや入り込んだ領域にまで、電子がトラップされている。電荷トラップ層12におけるそのような領域にまで電子がトラップされるのは、紫外線が反射されることにより発生する斜め方向の紫外線が主な原因となっている。
図36(a)は、前記図32(a)と同様に、メモリセルアレイのA−A線(図27参照)における1メモリセル分の断面図であって且つ前記図35に示された状態である場合の断面図であり、特に、A−A線がワード線電極2の中央部を切断しいる場合の状態が示されている。
図36(a)から明らかなように、ワード線電極2の中央部には、電子がトラップされていない。すなわち、前記図35を用いて説明したように、電荷トラップ層12においては、上部に第1の金属配線15が存在していない領域からワード線電極2における分離拡散層3と対向する端部の下側からやや入り込んだ領域にまで電子がトラップされるが、前記図35でも示している通り、電荷トラップ層12におけるワード線電極2の中央下側に位置する領域までは電子がトラップされない。したがって、ワード線電極2の中央部の状態を示す断面図である図36(a)においては、電荷トラップ層12中に電子はトラップされていない。
図36(b)は、前記図32(a)と同様に、メモリセルアレイのA−A線(図27参照)における1メモリセル分の断面図であって且つ前記図35に示された状態である場合の断面図であり、特に、A−A線がワード線電極2の端部(エッジ部)を切断している場合の状態が示されている。
図36(b)から明らかなように、電荷トラップ層12におけるワード線電極2の端部下側に位置する領域には、電子がトラップされている。すなわち、前記図35を用いて説明したように、電荷トラップ層12においては、上部に第1の金属配線15が存在していない領域からワード線電極2における分離拡散層3と対向する端部の下側からやや入り込んだ領域にまで電子がトラップされる。したがって、ワード線電極2の端部の状態を示す断面図である図36(b)においては、電荷トラップ層12中に電子がトラップされている。
ところで、前記図36(b)に示すように、電荷トラップ層12におけるワード線電極2の端部下側に位置する領域に、ゲート長方向全体にわたって電子がトラップされると、その領域におけるしきい値電圧が上昇することになる。前記図35に示すように、電荷トラップ層12におけるゲート幅方向のかなりの領域において、しきい値電圧が上昇した状態になると、前述の図33(c)を用いて説明したように、メモリセルにおける消去動作ができなくなって正常なメモリ動作を行なうことができない。
前述のような点を考慮して、従来例では、図26〜図31に示したように、第1の金属配線15の下側に紫外線吸収層5を配置することにより、製造工程中に発生する紫外線が原因となるメモリセルのしきい値電圧の上昇を防止している。
特開2003−243545号公報
しかしながら、不揮発性半導体記憶装置の微細化の進展に伴って、ビット線拡散層配線を微細化すると、ビット線が高抵抗化することにより、メモリ動作が困難になるという問題が生じる。
一方、ビット線を低抵抗化するために、ビット線を金属配線で構成する場合には、以下の問題点が生じる。
すなわち、前述の従来例では、メモリセルのしきい値電圧の上昇を抑制するために、第1の間絶縁膜13と第1の追加層間絶縁膜14との間に紫外線吸収層5を配置する構造を採用しているが、このような構造を実現できるのは、コンタクト4がメモリセルアレイの周辺部に配置される構造になっているからである。
ところが、ビット線を金属配線で構成すると、通常は、メモリセルアレイの至るところにコンタクト4を形成する必要がある。この場合、前述の従来例と同様な構造を採用すると、紫外線吸収層5にコンタクト4を形成するためのホール形状を加工しなければならないという問題、また、紫外線吸収層5を介したリーク電流を抑えるためには、紫外線吸収層5の材質はリーク電流をほぼゼロ(ビット線間で約0.1μA以下)に抑えることが可能な材質に限定されるという問題等が生じて実用的ではない。したがって、如何にして製造工程中に発生する紫外線の影響を排除するかが極めて重要な課題となっている。
前記に鑑み、本発明の目的は、ビット線を金属配線で構成する場合に、製造工程中に発生する紫外線が半導体記憶装置に及ぼす影響を排除することである。
前記の課題を解決するために、本発明の第1の不揮発性半導体記憶装置は、基板上に形成された電荷トラップ層を含むゲート絶縁膜、ゲート絶縁膜の上に形成されたゲート電極、及び基板表面層にゲート電極を挟持するように形成されたソース又はドレインとして機能する一対の拡散層から構成される不揮発性半導体記憶素子と、不揮発性半導体記憶素子の一対の拡散層同士を電気的に接続する第1の導電体とを備え、ゲート電極における不揮発性半導体記憶素子の一対の拡散層と対向している端部は、平面的にみて、第1の導電体によって部分的に覆われていることを特徴とする。
本発明の第1の不揮発性半導体装置によると、第1の導電膜によって、ゲート電極における不揮発性半導体記憶素子の一対の拡散層と対向している端部の一部が覆われるので、第1の導電膜を形成した後の工程において発生する紫外線が原因となるメモリセルのしきい値電圧の上昇を防止することができる。また、本構造は簡易に実現できるので、ビット線として金属配線を用いてデバイスの微細化を図る場合であっても、紫外線の影響を容易に防止できる。
また、本発明の第2の不揮発性半導体記憶装置は、基板上に形成された電荷トラップ層を含むゲート絶縁膜、ゲート絶縁膜の上に形成されたゲート電極、及び基板表面層にゲート電極を挟持するように形成されたソース又はドレインとして機能する一対の拡散層から構成される不揮発性半導体記憶素子が、ワード線方向及びビット線方向にマトリックス状に配置されてなるメモリセルアレイと、ビット線方向に並ぶ複数の不揮発性半導体記憶素子の一対の拡散層を1つおきに接続するビット線とを備え、ビット線は、ワード線方向に隣り合う不揮発性半導体記憶素子の隣り合う拡散層同士を電気的に接続する第1の導電体と、ビット線方向に並ぶ複数の第1の導電体を接続する第2の導電体とを有する不揮発性半導体記憶装置であって、ゲート電極における不揮発性半導体記憶素子の一対の拡散層と対向している端部は、平面的にみて、第1の導電体によって部分的に覆われていることを特徴とする。
本発明の第2の不揮発性半導体装置によると、第1の導電膜によって、ゲート電極における不揮発性半導体記憶素子の一対の拡散層と対向している端部の一部が覆われるので、第1の導電膜を形成した後の工程において発生する紫外線が原因となるメモリセルのしきい値電圧の上昇を防止することができる。また、本構造は簡易に実現できるので、ビット線として金属配線を用いてデバイスの微細化を図る場合であっても、紫外線の影響を容易に防止できる。
本発明の第1又は第2の不揮発性半導体装置において、ゲート電極における不揮発性半導体記憶素子の一対の拡散層と対向している端部は、平面的にみて、第1の導電体によって完全に覆われていることが好ましい。
このようにすると、紫外線の影響を完全に排除して、メモリセルのしきい値電圧の上昇をより確実に防止することができる。
本発明の第1又は第2の不揮発性半導体装置において、第1の導電体は、50nm以上の膜厚を有するポリシリコンよりなることが好ましい。これは、メモリ動作に十分な低抵抗を得るためである。また、ポリシリコンを用いることにより、メモリセルサイズを小さくすることができる。
本発明の第1又は第2の不揮発性半導体装置において、第1の導電体は、金属配線よりなることが好ましい。
このようにすると、ビット線を低抵抗化できるので、デバイスの微細化を実現することができる。
本発明の第1又は第2の不揮発性半導体装置において、第1の導電体は、下端が拡散層と接続する金属よりなる第1のコンタクトと、下面が第1のコンタクトの上端と接続する金属よりなる第1の配線とから構成されていることが好ましい。
本発明の第2の不揮発性半導体装置において、第2の導電体は、下端が第1の導電体の上面と接続する金属よりなる第2のコンタクトと、下面が第2のコンタクトの上端と接続する金属よりなる第2の配線とから構成されていることが好ましい。
本発明の第2の不揮発性半導体装置において、ゲート電極における不揮発性半導体記憶素子の一対の拡散層と対向している端部は、平面的にみて、第2の導電体によって部分的に覆われていることが好ましい。
このようにすると、第2の導電膜によって、ゲート電極における不揮発性半導体記憶素子の一対の拡散層と対向している端部の一部がさらに覆われることにより、第2の導電膜を形成した後の工程において発生する紫外線が原因となるメモリセルのしきい値電圧の上昇をさらに防止することができる。また、本構造は簡易に実現できるので、ビット線として金属配線を用いてデバイスの微細化を図る場合であっても、紫外線の影響を容易に防止できる。
本発明の第2の不揮発性半導体装置において、ゲート電極における不揮発性半導体記憶素子の一対の拡散層と対向している端部は、平面的にみて、第2の導電体によって完全に覆われていることが好ましい。
このようにすると、紫外線の影響を完全に排除して、メモリセルのしきい値電圧の上昇をより確実に防止することができる。
また、本発明の第3の不揮発性半導体記憶装置は、基板上に形成された電荷トラップ層を含むゲート絶縁膜、ゲート絶縁膜の上に形成されたゲート電極、及び基板表面層にゲート電極を挟持するように形成されたソース又はドレインとして機能する一対の拡散層から構成される不揮発性半導体記憶素子が、ワード線方向及びビット線方向にマトリックス状に配置されてなるメモリセルアレイと、ビット線方向に並ぶ複数の不揮発性半導体記憶素子の一対の拡散層を1つおきに接続するビット線とを備え、ビット線は、ワード線方向に隣り合う不揮発性半導体記憶素子の隣り合う拡散層同士を電気的に接続する第1の導電体と、ビット線方向に並ぶ複数の前記第1の導電体を接続する第2の導電体とを有する不揮発性半導体記憶装置であって、ゲート電極における不揮発性半導体記憶素子の一対の拡散層と対向している端部は、平面的にみて、第2の導電体によって部分的に覆われていることを特徴とする。
本発明の第3の不揮発性半導体記憶装置によると、第2の導電膜によって、ゲート電極における不揮発性半導体記憶素子の一対の拡散層と対向している端部の一部が覆われるので、第2の導電膜を形成した後の工程において発生する紫外線が原因となるメモリセルのしきい値電圧の上昇を防止することができる。また、本構造は簡易に実現できるので、ビット線として金属配線を用いてデバイスの微細化を図る場合であっても、紫外線の影響を容易に防止できる。
本発明の第3の不揮発性半導体記憶装置において、ゲート電極における不揮発性半導体記憶素子の一対の拡散層と対向している端部は、平面的にみて、第2の導電体によって完全に覆われていることが好ましい。
このようにすると、紫外線の影響を完全に排除して、メモリセルのしきい値電圧の上昇をより確実に防止することができる。
本発明の第1、第2又は第3の不揮発性半導体記憶装置において、電荷トラップ層は、シリコン酸化膜、及びシリコン窒化膜を含む多層構造よりなることが好ましい。
本発明の第1、第2又は第3の不揮発性半導体記憶装置において、電荷トラップ層は、シリコン酸化膜中に微細なシリコンの塊が散在した構造よりなることが好ましい。
また、本発明の不揮発性半導体記憶装置の製造方法は、基板上に形成された電荷トラップ層を含むゲート絶縁膜、ゲート絶縁膜の上に形成されたゲート電極、及び基板表面層にゲート電極を挟持するように形成されたソース又はドレインとして機能する一対の拡散層から構成される不揮発性半導体記憶素子が、ワード線方向及びビット線方向にマトリックス状に配置されてなるメモリセルアレイを形成する工程と、電荷トラップ層の上に、ゲート電極を覆うように絶縁膜を形成する工程と、ビット線方向に並ぶ複数の不揮発性半導体記憶素子の一対の拡散層を1つおきに接続するようにビット線を形成する工程とを備え、ビット線を形成する工程は、ワード線方向に隣り合う不揮発性半導体記憶素子の隣り合う拡散層同士を電気的に接続し且つ電荷トラップ層及び絶縁膜を貫通するポリシリコンよりなる第1の導電体を形成した後、ビット線方向に並ぶ複数の第1の導電体を接続する第2の導電体を形成する工程を含み、ゲート電極における不揮発性半導体記憶素子の一対の拡散層と対向している端部は、平面的にみて、第1の導電体によって部分的に覆われるように形成されていることを特徴とする。
本発明の不揮発性半導体記憶装置の製造方法によると、第1の導電膜によって、ゲート電極における不揮発性半導体記憶素子の一対の拡散層と対向している端部の一部が覆われるので、第1の導電膜を形成した後の工程において発生する紫外線が原因となるメモリセルのしきい値電圧の上昇を防止することができる。また、本構造は簡易な方法で実現できるので、ビット線として金属配線を用いてデバイスの微細化を図る場合であっても、紫外線の影響を容易に防止できる。また、ポリシリコンよりなる第1の導電膜を用いているので、デバイスの微細化を実現し易い。
本発明の不揮発性半導体記憶装置の製造方法において、ゲート電極における不揮発性半導体記憶素子の一対の拡散層と対向している端部は、平面的にみて、第2の導電体によって部分的に覆われるように形成されていることが好ましい。
このようにすると、第2の導電膜によって、ゲート電極における不揮発性半導体記憶素子の一対の拡散層と対向している端部の一部がさらに覆われることにより、第2の導電膜を形成した後の工程において発生する紫外線が原因となるメモリセルのしきい値電圧の上昇をさらに防止することができる。
本発明によると、導電膜によって、ゲート電極における不揮発性半導体記憶素子の一対の拡散層と対向している端部の一部が覆われるので、導電膜を形成した後の工程において発生する紫外線が原因となるメモリセルのしきい値電圧の上昇を防止することができる。また、本構造は、従来例のような紫外線吸収層を用いることなく、簡易な方法により実現できるので、ビット線として金属配線を用いてデバイスの微細化を図る場合であっても、紫外線の影響を容易に防止できる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置及びその製造方法について、図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の第1の実施形態に係るメモリセルアレイの電気的接続方法について、図1を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るメモリセルアレイの電気的接続方法を示す回路図である。
図1に示すように、行方向(ワード線方向)にはワード線(WL0,WL1,WL2,WL3)が配置されており、列方向(ビット線方向)にはビット線(BL0,BL1,BL2,BL3,BL4)が配置されている。図1には示していないが、メモリセルアレイは、通常、多数のワード線及びビット線から構成されているが、図1においては、16個のメモリセル分の回路図が一例として示されている。ワード線は、行方向に配置されたメモリセルのゲート電極を電気的に接続し、ビット線は、列方向に配置されたメモリセルのソース・ドレイン拡散層を電気的に接続している。さらに、行方向に隣接するメモリセルのソース・ドレイン拡散層は、電気的に短絡していることが特徴である。
図2は、図1に示したメモリセルアレイの平面図であって、コンタクト形成工程までが完了している状態の平面図である。
図2に示すように、行方向にはワード線を構成するワード線電極100が配置されており、列方向には素子分離絶縁膜101がワード線電極100に直交して配置されている。また、図示していないが、列方向にはビット線を構成する金属配線が直行するように配置されるが、本図に示された状態を形成した工程よりも後の工程において形成される(後述の図4参照)。ワード線電極100と素子分離絶縁膜101とに挟まれた領域には、ソース・ドレイン拡散層102が配置されている。また、ソース・ドレイン拡散層102の各々にはビット線を構成するコンタクト103が配置されている。
図3は、図1に示したメモリセルアレイの平面図であって、第1のヴィアホール形成工程までが完了している状態の平面図である。
図3に示すように、第1の金属配線104は、コンタクト103(図2参照)を介して、行方向に隣り合う2個のソース・ドレイン拡散層102を接続している。なお、第1の金属配線104が形成される位置によっては、第1層金属配線104は1個のソース・ドレイン拡散層102を接続する。また、第1の金属配線104の上には、ビット線を構成する第1のヴィアホール105が形成されている。なお、第1の金属配線104が形成されている位置によっては、第1のヴィアホール105は第1の金属配線104の上に形成されない。また、列方向にはビット線を構成する金属配線が直行するように配置されるが、本図に示す工程よりも後の工程において形成される(後述の図4参照)。
図4は、図1に示したメモリセルアレイの平面図であって、第2の金属配線形成工程までが完了している状態の平面図である。
図4に示すように、第2の金属配線106は、第1のヴィアホール105を介して、列方向に延伸するように形成されている。第2の金属配線106はビット線を構成する。
図5は、前述したビット線がメモリセルアレイ上にどのように電気的に接続されているのかを示す模式図である。
図5から明らかなように、行方向に隣り合う2個のソース・ドレイン拡散層102は互いに電気的に接続されている。
図6は、以降で用いる図面(図7〜図15)に示される断面に対応する切断面を示すメモリセルアレイの平面図であり、図6においては、切断面A−A、切断面B−B、切断面C−C、及び切断面D−Dが示されている。
図7は、メモリセルアレイのA−A線(図6参照)における断面図である。
図7に示すように、P型ウェル111の表面部には素子分離絶縁膜101が形成されている。素子分離領域101を含むP型ウェル111の上には、例えば、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、又はこれらを含む多層膜等よりなる電荷トラップ層112が形成されている。電荷トラップ層112の上には、第1の層間絶縁膜113及び第2の層間絶縁膜114が順に形成されている。第2の層間絶縁膜114の上には、第2の金属配線106が形成されている。また、第2の層間絶縁膜114の上には、第2の金属配線106を覆うように表面保護膜115が形成されている。
ここで、第2の金属配線106は、列方向に延伸してビット線を構成している(図4参照)。また、第2の金属配線106は、ワード線電極100における素子分離絶縁膜101で囲まれたP型ウェル111上に位置する部分を覆うような位置に形成されている。これにより、製造工程中に発生する紫外線を遮光し、メモリセルのしきい値電圧の上昇を防ぐことができる。
図8は、メモリセルアレイのB−B線(図6参照)における断面図である。
図8に示すように、P型ウェル111の上には、ソース・ドレイン拡散層102と素子分離絶縁膜101とが交互に形成されており、隣り合うソース・ドレイン拡散層102は、素子分離絶縁膜101とP型ウェル111とによって電気的に分離されている。素子分離絶縁膜101及びソース・ドレイン拡散層102の上には、電荷トラップ層112が形成されている。電荷トラップ層112の上には、第1の層間絶縁膜113が形成されている。第1の層間絶縁膜113には、該第1の層間絶縁膜113及び電荷トラップ層112を貫通して延びると共に下端がソース・ドレイン拡散層102に到達するコンタクト103が形成されている。第1の層間絶縁膜113の上には、下面がコンタク103の2つの上端と接続する第1の金属配線104が形成されており、該第1の金属配線104を覆うように第2の層間絶縁膜114が形成されている。第2の層間絶縁膜114には、該第2の層間絶縁膜114を貫通して延びると共に下端が第1の金属配線104の上面と接続する第1のヴィアホール105が第1の金属配線104毎に形成されている。
ここで、第1の金属配線104は、ソース・ドレイン拡散層102を覆うような位置に形成されている。これにより、製造工程中に発生する紫外線を遮光し、メモリセルのしきい値電圧の上昇を防ぐことができる。
図9は、メモリセルアレイのC−C線(図6参照)における断面図である。
図9に示すように、P型ウェル111の表面部には、ソース・ドレイン拡散層102が形成されている。ソース・ドレイン拡散層102を含むP型ウェル111の上には、電荷トラップ層112が形成されている。電荷トラップ層112の上であって且つP型ウェル111におけるソース・ドレイン拡散層102で囲まれた部分の上方には、ワード線電極100が形成されている。電荷トラップ層112の上には、ワード線電極100を覆うように第1の層間絶縁膜113が形成されている。第1の層間絶縁膜113には、該第1の層間絶縁膜113及び電荷トラップ層112を貫通して延びると共に下端がソース・ドレイン拡散層102に到達するコンタクト103が形成されている。第1の層間絶縁膜113の上には、下面がコンタク103の上端と接続する第1の金属配線104が形成されており、該第1の金属配線104を覆うように第2の層間絶縁膜114が形成されている。第2の層間絶縁膜114には、該第2の層間絶縁膜114を貫通して延びると共に下端が第1の金属配線104の上面の1つおきと接続する第1のヴィアホール105が形成されている。第2の層間絶縁膜114及び第1のヴィアホール105の上には、第2の金属配線106及び表面保護膜115が順に形成されている。このように、ビット線を構成する第2の金属配線106は、ソース・ドレイン拡散層102の1つおきと電気的に接続されている。
ここで、第1の金属配線104は、ソース・ドレイン拡散層102を覆うような位置に形成されている。これにより、製造工程中に発生する紫外線を遮光し、メモリセルのしきい値電圧の上昇を防ぐことができる。
なお、ワード線電極100の側壁にサイドウォール(図示せず))が形成されており、且つ、サイドウォールの材質が紫外線を吸収又は反射する性質を有している場合には、少なくとも、サイドウォールにおけるソース・ドレイン拡散層102と対向する端部を覆うように、第1の金属配線104が形成されればよい。この場合についても、製造工程中に発生する紫外線を遮光し、メモリセルのしきい値電圧の上昇を防ぐことができる。
図10は、メモリセルアレイのD−D線(図6参照)における断面図である。
図10に示すように、P型ウェル111の表面部の全域にわたって、分離絶縁膜101が形成されている。分離絶縁膜101の上には、電荷トラップ層112が形成されている。電荷トラップ層112の上には、ワード線電極100が形成されており、該ワード線電極100を覆うように第1の層間絶縁膜113が形成されている。第1の層間絶縁膜113の上には、第1の金属配線104が形成されており、該第1の金属配線104を覆うように第2の層間絶縁膜114が形成されている。第2の層間絶縁膜114には、表面保護膜115が形成されている。
図11(a)は、前記図9におけるP型ウェル111、ソース・ドレイン拡散層102、電荷トラップ層112、及びワード線電極100よりなる1メモリセル分の断面図(ゲート長方向)を示している。
図11(a)に示すように、ソース・ドレイン拡散層102aがドレイン部、ソース・ドレイン拡散層102bがソース部、P型ウェル111がチャネル部、電荷トラップ層12(非導電性)がゲート絶縁膜、ワード線電極100がゲート電極の役割を果たすので、図11(a)に示したメモリトランジスタは、通常のMOSトランジスタと同様な機能を有している。但し、図11(a)に示したメモリセルトランジスタが通常のMOSトランジスタと異なる点は、ゲート絶縁膜が電荷トラップ層112で構成されている点である。なお、ソース・ドレイン拡散層102bをソース部、ソース・ドレイン拡散層102aをドレイン部と称呼したのは、メモリセルにおける読み出し時の機能に基づいたものである(後述の図12(c)参照)。
図11(b)は、前記図7におけるP型ウェル111、素子分離絶縁膜101、電荷トラップ層112、及びワード線電極100よりなる1メモリセル分の断面図(ゲート幅方向)を示している。
図11(b)に示すように、分離絶縁膜101によって挟まれているP型ウェル111の幅が、ゲート幅になっている。
次に、図11(a)及び(b)に示したメモリセルの基本動作について、図12(a)〜(c)を参照しながら説明する。
図12(a)は、メモリセルにおける書き込み動作を説明するために用いる図であって、前記11(a)と同様にゲート長方向の断面図を示している。
図12(a)に示すように、ワード線電極100に10V、ソース・ドレイン拡散層102bに5V、ソース・ドレイン拡散層102aに0V、P型ウェル111に0Vをそれぞれ印加することにより、ソース・ドレイン拡散層102bとP型ウェル111との境界部にチャネルホットエレクトロンを発生させて、発生した電子を電荷トラップ層112に注入する。この時、電子は電荷トラップ層112におけるソース・ドレイン拡散層102bとP型ウェル111との境界上にある領域に局所的に注入される。
図12(b)は、メモリセルにおける消去動作を説明するために用いる図であって、前記図11(a)と同様にゲート長方向の断面図を示している。
図12(b)に示すように、ワード線電極100に−6V、ソース・ドレイン拡散層102bに5V、ソース・ドレイン拡散層102aに0V、P型ウェル111に0Vをそれぞれ印加することにより、ソース・ドレイン拡散層102bとP型ウェル111との境界部にバンド間トンネル電流に起因するホットホールを発生させて、ホールを電荷トラップ層112に注入する。これにより、書き込み動作で注入した電子を電気的に中和させる。
図12(c)は、メモリセルにおける読み出し動作を説明するために用いる図であって、前記図11(a)と同様に、ゲート長方向の断面図を示している。
図12(c)に示すように、ワード線電極2に4V、ソース・ドレイン拡散層102bに0V、ソース・ドレイン拡散層102aに1V、P型ウェル11に0Vをそれぞれ印加する。この場合、メモリセルが書き込み状態であれば、電荷トラップ層112におけるソース・ドレイン拡散層102bの近傍に位置する領域では電子がトラップされているので、しきい値電圧は高い。このため、前記の電圧を印加しても、ソース・ドレイン間電流は流れない。一方、メモリセルが消去状態であれば、電荷トラップ層112におけるソース・ドレイン拡散層102bの近傍に位置する領域ではトラップされた電子が電気的に中和されているので、しきい値電圧は低い。このため、ソース・ドレイン間電流が流れる。
以上のように、電荷トラップ層112に局所的に電子をトラップする点と、書き込み時と読み出し時とではソース・ドレイン間を流れる電流の方向が反転する点とが、局所トラップ型のMONOSメモリの特徴となっている。
次に、第1の金属配線104及び第2の金属配線106を用いた紫外線防止効果について説明する。
まず、前述した従来例によると、前記図28〜図31に示したように、紫外線吸収層5を第1の層間絶縁膜13と第1の追加層間絶縁膜14との間に紫外線吸収層5を配置することによって、前記図35及び図36(b)を用いて説明したように、メモリセルのしきい値電圧が上昇することを抑制する。しかしながら、このようにして紫外線吸収層5を用いることができるのは、前記図26に示したように、コンタクト4がメモリセルアレイの周辺部に配置される構造になっているからであった。
ところで、本発明の第1の実施形態では、金属配線をビット線として使用するので、前述の本発明の課題でも説明したが、図2に示すように、メモリセルアレイの至るところにコンタクト103を形成しなければならない。この場合に、従来例と同様な構造を設けて紫外線吸収層を配置する構成を採用すると、紫外線吸収層にもコンタクト103を形成するためのホール形状を加工しなければならず、また、紫外線吸収層の材質としては、紫外線吸収層を介したリーク電流をほぼゼロ(ビット線間で約0.1μA以下)に抑えられることが可能な材質に限定されるといった問題が発生して実用的ではない。
そこで、前述の点に鑑みて、本発明の第1の実施形態では、第1の金属配線104及び第2の金属配線106を利用することにより、製造工程中に発生する紫外線が原因となるメモリセルのしきい値電圧の上昇を防止することを実現している。
すなわち、前述の従来例の場合には、前記図26、図34、及び図35に示すように、分離拡散層3上に照射される紫外線が問題となり、例えば、図35に示すように、電子が、電荷トラップ層12における分離拡散層3の上に位置する領域から電荷トラップ層12における分離拡散層3と対向するワード電極2の端部の下側付近の領域にまでトラップされることにより、メモリセルのしきい値電圧が上昇する。したがって、本発明の第1の実施形態では、前記図2に示したソース・ドレイン拡散層102に照射される紫外線を防止することによって、製造工程中に発生する紫外線が原因となるメモリセルのしきい値電圧の上昇を防止したものである。
具体的には、前記図3に示したように、第1の層金属配線104は、ソース・ドレイン拡散層102を覆うように形成されている。これにより、第1の金属配線104を形成した後の工程において発生する紫外線が、ソース・ドレイン拡散層102に照射されることを防止している。以下、図13〜図15を参照しながら詳細に説明する。
図13は、前記図9と同様に、メモリセルアレイのC−C線(図6参照)における断面図であるが、ここでは、紫外線の遮断を説明するために、第1の金属配線104までが形成された状態の断面図を示している。
図13から明らかなように、第1の金属配線104が形成された後の工程において発生する紫外線は、第1の金属配線104によって遮断されるので、紫外線がソース・ドレイン拡散層102に到達することを防いでいる。このため、電荷トラップ層112に電子がトラップされることを防止でき、メモリセルのしきい値電圧の上昇を抑制できる。
図14は、前記図8と同様に、メモリセルアレイのB−B線(図6参照)における断面図であるが、ここでは、紫外線の遮断を説明するために、第1の金属配線104までが形成された状態の断面図を示している。
図14から明らかなように、第1の金属配線104が形成された後の工程において発生する紫外線は、第1の金属配線104によって遮断されるので、紫外線がソース・ドレイン拡散層102に到達することを防いでいる。このため、電荷トラップ層112に電子がトラップされることを防止でき、メモリセルのしきい値電圧の上昇を抑制できる。
ここで、ポリシリコン等よりなるワード線電極100は、紫外線を吸収できるので、紫外線が照射されてもよい。しかし、紫外線の一部はワード線電極100によって反射するので、場合によっては、紫外線の一部がソース・ドレイン拡散層102に照射されることがあり得る。この点に鑑みて、第2の金属配線106は、前記図4に示したように、ワード線電極100におけるソース・ドレイン拡散層102に挟まれた領域(チャネル形成領域)を覆うように形成されている。
図15は、前記図7と同様に、メモリセルアレイのA−A線(図6参照)における断面図であるが、ここでは、紫外線の遮断を説明するために、第2の金属配線106までが形成された状態の断面図を示している。
図15から明らかなように、第2の金属配線106によって、少なくとも、第2の金属配線106を形成した後の工程で発生する紫外線が、ワード線電極100に直接的に照射することを防止すると共に、紫外線の一部がワード線電極100に反射してソース・ドレイン拡散層102に照射することを防止できる。
なお、メモリセルのゲート幅が広い場合には、少なくとも、ワード線電極100におけるソース・ドレイン電流を流したい部分の上に位置する領域を平面的にみて覆うように、第1の金属配線104又は第2の金属配線106を形成すればよく、メモリセルのゲート幅全体を覆う必要はない。すなわち、ワード線電極100におけるソース・ドレイン拡散層102と対向する端部が、平面的にみて、第1の金属配線104又は第2の金属配線106によって覆われていればよい。このようにすると、紫外線のソース・ドレイン電流を流したい部分に照射することを防止できるので、同様に、メモリセルのしきい値電圧の上昇を抑制できる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置について、図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の第2の実施形態に係るメモリセルアレイの電気的接続方法は、前述した図1と同様であるので、ここではその説明は繰り返さない。
図16は、図1に示したメモリセルアレイの平面図であって、コンタクト形成工程までが完了している状態の平面図である。なお、同図においては、以降で用いる図面(図18(a)及び(b))に示される断面に対応する切断面E−E及び切断面F−Fも示されている。
図16に示すように、行方向にはワード線を構成するワード線電極200が配置されており、列方向には素子分離絶縁膜201がワード線に直交して配置されている。また、図示していないが、列方向にはビット線を構成する金属配線が直行するように配置されるが、本図に示した状態が形成される工程よりも後の工程において形成される(図17参照)。ワード線電極200と素子分離絶縁膜201とに挟まれた領域には、ソース・ドレイン拡散層202が配置されている。また、配線用ポリシリコン203は、行方向に隣り合う2個のソース・ドレイン拡散層202を接続するように形成されている。なお、配線用ポリシリコン203が形成される位置によっては、配線用ポリシリコン203は1個のソース・ドレイン拡散層202を接続する。また、配線用ポリシリコン203の上には、ビット線を構成するコンタクト204が配置されている。
図17は、図1に示したメモリセルアレイの平面図であって、第1の金属配線形成工程
までが完了している状態の平面図である。
図17に示すように、第1の金属配線205は、コンタクト204を介して、列方向に延伸するように形成されている。第1の金属配線205はビット線を構成している。なお、ビット線の電気的な接続方法については前述の第1の実施形態と同様であり、行方向に隣り合う2つのソース・ドレイン拡散層202が電気的に接続されている(図5参照)。
図18(a)は、メモリセルアレイのE−E線(図16参照)における断面図である。
図18(a)に示すように、P型ウェル211の表面には、ソース・ドレイン拡散層202と素子分離絶縁膜201とが交互に形成されており、隣り合うソースドレイン拡散層202は、素子分離絶縁膜201とP型ウェル211とによって電気的に分離されている。ソース・ドレイン拡散層202及び素子分離絶縁膜201の上には、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、又はこれらを含む多層膜等よりなる電荷トラップ層212が形成されている。電荷トラップ層212の上には配線用ポリシリコン成長前絶縁213が形成されている。また、ソース・ドレイン拡散層202及び素子分離絶縁膜201の上には、電荷トラップ層212及び配線用ポリシリコン成長前絶縁膜213を貫通すると共に行方向に隣り合う2個のソース・ドレイン拡散層202を電気的に接続する配線用ポリシリコン203が形成されている。また、配線用ポリシリコン203は、ソース・ドレイン拡散層202を完全に覆うように形成されている。なお、配線用ポリシリコン203は、膜厚が50nm以上であるポリシリコンよりなることが好ましい。
また、配線用ポリシリコン203及び配線用ポリシリコン成長前絶縁膜213の上には、第1の層間絶縁膜214が形成されており、該第1の層間絶縁膜214には、下端が配線用ポリシリコン203の上面と接続するコンタクト204が形成されている。また、第1の層間絶縁膜214の上には、第1の金属配線205が形成されている。第1の金属配線205は1つおきにコンタクト204の上端と接続している。第1の層間絶縁膜214の上には、第1層金属配線205を覆うように、第2の層間絶縁膜215が形成されており、該第2の層間絶縁膜215の上には表面保護膜216が形成されている。
図18(b)は、メモリセルアレイのF−F線(図16参照)における断面図である。
図18(b)に示すように、P型ウェル211の表面部には、ソース・ドレイン拡散層202が形成されている。ソース・ドレイン拡散層202を含むP型ウェル211の上には、電荷トラップ層212が形成されている。電荷トラップ層212の上であって且つP型ウェル211におけるソース・ドレイン拡散層202で囲まれた部分の上方には、ワード線電極200が形成されている。電荷トラップ層212の上には、ワード線電極200を覆うように配線用ポリシリコン成長前絶縁膜213が形成されている。また、配線用ポリシリコン成長前絶縁膜213の上には、配線用ポリシリコン203が形成されている。配線用ポリシリコン203は1つおきに配線用ポリシリコン成長前絶縁膜213を貫通して下面がソース・ドレイン拡散層202に到達するように形成されている。配線用ポリシリコン成長前絶縁膜213の上には、配線用ポリシリコン203を覆うように、第1の層間絶縁膜214が形成されている。第1の層間絶縁膜214には、コンタクト204が形成されている。コンタクト204は、その下端が配線用ポリシリコン203の1つおきと接続している。第1の層間絶縁膜214及びコンタクト204の上には、第1の金属配線205が形成されており、該第1の金属配線205の上には、第2の層間絶縁膜215及び表面保護膜216が順に形成されている。
このように、配線用ポリシリコン成長前絶縁膜213によって、配線用ポリシリコン203とワード線電極200とは絶縁されている。また、ワード線電極200におけるソース・ドレイン拡散層202と対向する端部は、配線用ポリシリコン203によって覆われている。
このように、ソース・ドレイン拡散層202は、配線用ポリシリコン203によって覆われており、さらに、ワード線電極200の端部は、配線用ポリシリコン203によって覆われているので、配線用ポリシリコン203形成工程以降の工程で発生する紫外線が、ソース・ドレイン拡散層202に照射されることを防止することができる。さらに、第1の金属配線205はソース・ドレイン拡散層202及びワード線電極200を覆うように形成されているので、少なくとも、第1の金属配線205を形成した後の工程で発生する紫外線が、ワード線電極200に直接的に照射されることを防止すると共に、紫外線の一部がワード線電極200に反射してソース・ドレイン拡散層202に照射されることを防止できる。
以下に、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法について、図面を参照しながら説明する。
まず、図19(a)及び(b)は、第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す工程断面図であって、(a)はメモリセルアレイのE−E線(図19参照)における断面図であり、(b)はメモリセルアレイのF−F線(図19参照)における断面図である。
図19(a)及び(b)に示すように、図示しない半導体基板上にP型ウェル211を形成した後、P型ウェル211の表面部に素子形成領域を区画するための素子分離絶縁膜201を形成する。
次に、図20(a)及び(b)は、第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す工程断面図であって、(a)はメモリセルアレイのE−E線(図19参照)における断面図であり、(b)はメモリセルアレイのF−F線(図19参照)における断面図である。
図20(a)及び(b)に示すように、P型ウェル211及び素子分離絶縁膜201の上に、電荷トラップ層212を形成した後、該電荷トラップ層212の上に、ワード線電極200を形成する。
次に、図21(a)及び(b)は、第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す工程断面図であって、(a)はメモリセルアレイのE−E線(図19参照)における断面図であり、(b)はメモリセルアレイのF−F線(図19参照)における断面図である。
図21(a)及び(b)に示すように、ワード線電極200をマスクにしてP型ウェル211の表面部に不純物拡散層202を形成する。その後、電荷トラップ層212の上に、ワード線電極200を覆うように、配線用ポリシリコン成長前絶縁膜213を形成する。
次に、図22(a)及び(b)は、第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す工程断面図であって、(a)はメモリセルアレイのE−E線(図19参照)における断面図であり、(b)はメモリセルアレイのF−F線(図19参照)における断面図である。
図22(a)に示すE−E線における断面では、電荷トラップ層212における不純物拡散層202の上に存在している部分の上面を露出させるように、また、図22(b)に示すF−F線における断面では、ワード線電極200が配線用ポリシリコン成長前絶縁膜203に覆われたままになるように、配線用ポリシリコン成長前絶縁膜213及び電荷トラップ層212をパターニングする。
次に、図23(a)及び(b)は、第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す工程断面図であって、(a)はメモリセルアレイのE−E線(図19参照)における断面図であり、(b)はメモリセルアレイのF−F線(図19参照)における断面図である。
図23(a)に示すE−E線における断面では、配線用ポリシリコン成長前絶縁膜213及び電荷トラップ層212がパターニングされた領域に、行方向に隣り合う2個のソース・ドレイン拡散層202と電気的に接続し且つソース・ドレイン拡散層202を完全に覆う配線用ポリシリコン203を形成する。また、図23(b)に示すF−F線における断面では、配線用ポリシリコン成長前絶縁膜213の上に、ワード線電極200における不純物拡散層202と対向する端部を覆うように、配線用ポリシリコン203を形成する。なお、配線用ポリシリコン203は1つおきに不純物拡散層202と電気的に接続するように形成されている。このように、ワード線電極200と配線用ポリシリコン203とは、配線用ポリシリコン成長前絶縁膜213によって絶縁されている。
次に、図24(a)及び(b)は、第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す工程断面図であって、(a)はメモリセルアレイのE−E線(図19参照)における断面図であり、(b)はメモリセルアレイのF−F線(図19参照)における断面図である。
図24(a)及び(b)に示すように、配線用ポリシリコン成長前絶縁膜213及び配線用ポリシリコン203の上に第1の層間絶縁膜214を形成した後、該第1の層間絶縁膜214を貫通すると共に配線用ポリシリコン203の上面と接続するコンタクト204を形成する。その後、第1の層間絶縁膜214及びコンタクト204の上に、第1の金属配線205を形成する。なお、図24(a)に示すE−E線における断面図では、第1の金属配線205は1つおきにコンタクト204の上端と接続している。
その後は、前述した図18(a)及び(b)に示すように、第1の層間絶縁膜214の上に、第1層金属配線205を覆うように第2の層間絶縁膜215を形成した後、該第2の層間絶縁膜215の上に表面保護膜216を形成する。
このように、ソース・ドレイン拡散層202は、配線用ポリシリコン203によって覆われており、さらに、ワード線電極200の端部は、配線用ポリシリコン203によって覆われているので、配線用ポリシリコン203形成工程以降の工程で発生する紫外線が、ソース・ドレイン拡散層202に照射されることを防止することができる。さらに、第1の金属配線205はソース・ドレイン拡散層202及びワード線電極200を覆うように形成されているので、少なくとも、第1の金属配線205を形成した後の工程で発生する紫外線が、ワード線電極200に直接的に照射されることを防止すると共に、紫外線の一部がワード線電極200に反射してソース・ドレイン拡散層202に照射されることを防止できる。
また、本実施形態のように、ポリシリコン配線を用いるとメモリセルサイズを小さくすることができる一方で、製造工程は複雑になる。このため、用途に応じて最適な方法を選択する必要がある。また、本実施形態では、配線用ポリシリコン203を形成する工程以降の工程で発生する紫外線を防止できるので、第1の金属配線205を形成する工程以降の紫外線を防止する第1の実施形態よりも、紫外線防止効果が一層高い。
なお、第1の実施形態と同様に、メモリセルのゲート幅が広い場合には、少なくとも、ワード線電極200におけるソース・ドレイン電流を流したい部分の上に位置する領域を平面的にみて覆えばよいので、本実施形態においても、ワード線電極200におけるソース・ドレイン拡散層202と対向する端部が、平面的にみて、配線用ポリシリコン203又は第1の金属配線205によって覆われていればよい。
また、以上の各実施形態においては、電荷トラップ層として、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、又はこれらを含む多層膜等よりなる電荷トラップ層を用いて説明したが、これらの代わりに、シリコン酸化膜中に微細なシリコンの塊が散在した構造(シリコンナノクリスタル構造)よりなる電荷トラップ層であっても、本発明は同様に適用可能である。
以上説明したように、本発明は、非導電性の電荷トラップ層を記憶素子に用いる不揮発性半導体記憶装置を構成する方法等に有用である。
本発明の第1の実施形態に係るメモリセルアレイの電気的接続方法を示す回路図である。 本発明の第1の実施形態に係るメモリセルアレイの平面図(コンタクト形成工程までが完了している状態)である。 本発明の第1の実施形態に係るメモリセルアレイの平面図(第1のヴィアホール形成工程までが完了している状態)である。 本発明の第1の実施形態に係るメモリセルアレイの平面図(第2層金属配線形成工程までが完了している状態)である。 本発明の第1の実施形態に係るメモリセルアレイの平面図にビット線の電気接続関係を示した模式図である。 本発明の第1の実施形態に係るメモリセルアレイにおける切断面を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態に係るメモリセルアレイのA−A線における断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るメモリセルアレイのB−B線における断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るメモリセルアレイのC−C線における断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るメモリセルアレイのD−D線における断面図である。 (a)は、本発明の第1の実施形態に係るメモリセルアレイのC−C線における断面図の部分拡大図であり、(b)は、本発明の第1の実施形態に係るメモリセルアレイのA−A線における断面図の部分拡大図である。 (a)は、本発明の第1の実施形態に係るメモリセルの書き込み動作を示す模式図であり、(b)は、本発明の第1の実施形態に係るメモリセルの消去動作を示す模式図であり、(c)は、本発明の第1の実施形態に係るメモリセルの読み出し動作を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態に係るメモリセルアレイのC−C線における断面図についての紫外線照射模式図である。 本発明の第1の実施形態に係るメモリセルアレイのB−B線における断面図についての紫外線照射模式図である。 本発明の第1の実施形態に係るメモリセルアレイのA−A線における断面図についての紫外線照射模式図である。 本発明の第2の実施形態に係るメモリセルアレイの平面図(コンタクト形成工程までが完了している状態)である。 本発明の第2の実施形態に係るメモリセルアレイの平面図(第1層金属配線形成工程までが完了している状態)である。 (a)は、本発明の第2の実施形態に係るメモリセルアレイのE−E線における断面図であり、(b)は、本発明の第2の実施形態に係るメモリセルアレイのF−F線における断面図である。 (a)は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示すメモリセルアレイのE−E線における工程断面図であり、(b)は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示すメモリセルアレイのF−F線における工程断面図である。 (a)は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示すメモリセルアレイのE−E線における工程断面図であり、(b)は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示すメモリセルアレイのF−F線における工程断面図である。 (a)は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示すメモリセルアレイのE−E線における工程断面図であり、(b)は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示すメモリセルアレイのF−F線における工程断面図である。 (a)は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示すメモリセルアレイのE−E線における工程断面図であり、(b)は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示すメモリセルアレイのF−F線における工程断面図である。 (a)は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示すメモリセルアレイのE−E線における工程断面図であり、(b)は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示すメモリセルアレイのF−F線における工程断面図である。 (a)は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示すメモリセルアレイのE−E線における工程断面図であり、(b)は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示すメモリセルアレイのF−F線における工程断面図である。 一般的なメモリセルアレイの電気的接続方法を示す回路図である。 従来例におけるメモリセルアレイの平面図である。 従来例におけるメモリセルアレイにおける切断面を示す平面図である。 従来例におけるメモリセルアレイのA−A線における断面図である。 従来例におけるメモリセルアレイのB−B線における断面図である。 従来例におけるメモリセルアレイのC−C線における断面図である。 従来例におけるメモリセルアレイのD−D線における断面図である。 (a)は、従来例におけるメモリセルアレイのA−A線における断面図の部分拡大図であり、(b)は、従来例におけるメモリセルアレイのD−D線における断面図の部分拡大図である。 (a)は、従来例におけるメモリセルの書き込み動作を示す模式図であり、(b)は、従来例におけるメモリセルの消去動作を示す模式図であり、(c)は、従来例におけるメモリセルの読み出し動作を示す模式図である。 従来例におけるメモリセルアレイのB−B線における断面図についての紫外線照射模式図である。 従来例におけるメモリセルアレイのD−D線における断面図についての紫外線照射模式図である。 (a)は、従来例におけるメモリセルアレイのA−A線における断面図のゲート中央部の部分拡大図であり、(b)は、従来例におけるメモリセルアレイのD−D線における断面図のゲートエッジ部の部分拡大図である。
符号の説明
100、200 ワード線電極
101、201 素子分離絶縁膜
102、202 ソース・ドレイン拡散層
102a ドレイン部
102b ソース部
103、204 コンタクト
104、205 第1の金属配線
105 第1のヴィアホール
106 第2の金属配線
111、211 P型ウェル
112、212 電荷トラップ層
113、214 第1の層間絶縁膜
114、215 第2の層間絶縁膜
115、216 表面保護膜
203 配線用ポリシリコン
213 配線用ポリシリコン成長前絶縁膜

Claims (15)

  1. 基板上に形成された電荷トラップ層を含むゲート絶縁膜、前記ゲート絶縁膜の上に形成されたゲート電極、及び前記基板表面層に前記ゲート電極を挟持するように形成されたソース又はドレインとして機能する一対の拡散層から構成される不揮発性半導体記憶素子と、
    前記不揮発性半導体記憶素子の前記一対の拡散層同士を電気的に接続する第1の導電体とを備え、
    前記ゲート電極における前記不揮発性半導体記憶素子の前記一対の拡散層と対向している端部は、平面的にみて、前記第1の導電体によって部分的に覆われていることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 基板上に形成された電荷トラップ層を含むゲート絶縁膜、前記ゲート絶縁膜の上に形成されたゲート電極、及び前記基板表面層に前記ゲート電極を挟持するように形成されたソース又はドレインとして機能する一対の拡散層から構成される不揮発性半導体記憶素子が、ワード線方向及びビット線方向にマトリックス状に配置されてなるメモリセルアレイと、
    前記ビット線方向に並ぶ複数の前記不揮発性半導体記憶素子の前記一対の拡散層を1つおきに接続するビット線とを備え、
    前記ビット線は、前記ワード線方向に隣り合う前記不揮発性半導体記憶素子の隣り合う拡散層同士を電気的に接続する第1の導電体と、前記ビット線方向に並ぶ複数の前記第1の導電体を接続する第2の導電体とを有する不揮発性半導体記憶装置であって、
    前記ゲート電極における前記不揮発性半導体記憶素子の前記一対の拡散層と対向している端部は、平面的にみて、前記第1の導電体によって部分的に覆われていることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記ゲート電極における前記不揮発性半導体記憶素子の前記一対の拡散層と対向している端部は、平面的にみて、前記第1の導電体によって完全に覆われていることを特徴とする請求項1又は2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記第1の導電体は、50nm以上の膜厚を有するポリシリコンよりなることを特徴とする請求項1又は2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記第1の導電体は、金属配線よりなることを特徴とする請求項1又は2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 前記第1の導電体は、下端が前記拡散層と接続する金属よりなる第1のコンタクトと、下面が前記第1のコンタクトの上端と接続する金属よりなる第1の配線とから構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 前記第2の導電体は、下端が前記第1の導電体の上面と接続する金属よりなる第2のコンタクトと、下面が前記第2のコンタクトの上端と接続する金属よりなる第2の配線とから構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  8. 前記ゲート電極における前記不揮発性半導体記憶素子の前記一対の拡散層と対向している端部は、平面的にみて、前記第2の導電体によって部分的に覆われていることを特徴とする請求項2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  9. 前記ゲート電極における前記不揮発性半導体記憶素子の前記一対の拡散層と対向している端部は、平面的にみて、前記第2の導電体によって完全に覆われていることを特徴とする請求項2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  10. 基板上に形成された電荷トラップ層を含むゲート絶縁膜、前記ゲート絶縁膜の上に形成されたゲート電極、及び前記基板表面層に前記ゲート電極を挟持するように形成されたソース又はドレインとして機能する一対の拡散層から構成される不揮発性半導体記憶素子が、ワード線方向及びビット線方向にマトリックス状に配置されてなるメモリセルアレイと、
    前記ビット線方向に並ぶ複数の前記不揮発性半導体記憶素子の前記一対の拡散層を1つおきに接続するビット線とを備え、
    前記ビット線は、前記ワード線方向に隣り合う前記不揮発性半導体記憶素子の隣り合う拡散層同士を電気的に接続する第1の導電体と、前記ビット線方向に並ぶ複数の前記第1の導電体を接続する第2の導電体とを有する不揮発性半導体記憶装置であって、
    前記ゲート電極における前記不揮発性半導体記憶素子の前記一対の拡散層と対向している端部は、平面的にみて、前記第2の導電体によって部分的に覆われていることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  11. 前記ゲート電極における前記不揮発性半導体記憶素子の前記一対の拡散層と対向している端部は、平面的にみて、前記第2の導電体によって完全に覆われていることを特徴とする請求項10に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  12. 前記電荷トラップ層は、シリコン酸化膜、及びシリコン窒化膜を含む多層構造よりなることを特徴とする請求項1、2又は10に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  13. 前記電荷トラップ層は、シリコン酸化膜中に微細なシリコンの塊が散在した構造よりなることを特徴とする請求項1、2又は10に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  14. 基板上に形成された電荷トラップ層を含むゲート絶縁膜、前記ゲート絶縁膜の上に形成されたゲート電極、及び前記基板表面層に前記ゲート電極を挟持するように形成されたソース又はドレインとして機能する一対の拡散層から構成される不揮発性半導体記憶素子が、ワード線方向及びビット線方向にマトリックス状に配置されてなるメモリセルアレイを形成する工程と、
    前記電荷トラップ層の上に、前記ゲート電極を覆うように絶縁膜を形成する工程と、
    前記ビット線方向に並ぶ複数の前記不揮発性半導体記憶素子の前記一対の拡散層を1つおきに接続するようにビット線を形成する工程とを備え、
    前記ビット線を形成する工程は、前記ワード線方向に隣り合う前記不揮発性半導体記憶素子の隣り合う拡散層同士を電気的に接続し且つ前記電荷トラップ層及び前記絶縁膜を貫通するポリシリコンよりなる第1の導電体を形成した後、前記ビット線方向に並ぶ複数の前記第1の導電体を接続する第2の導電体を形成する工程を含み、
    前記ゲート電極における前記不揮発性半導体記憶素子の前記一対の拡散層と対向している端部は、平面的にみて、前記第1の導電体によって部分的に覆われるように形成されていることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  15. 前記ゲート電極における前記不揮発性半導体記憶素子の前記一対の拡散層と対向している端部は、平面的にみて、前記第2の導電体によって部分的に覆われるように形成されていることを特徴とする請求項14に記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
JP2004166653A 2004-06-04 2004-06-04 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 Withdrawn JP2005347589A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004166653A JP2005347589A (ja) 2004-06-04 2004-06-04 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法
CNA2005100727500A CN1707798A (zh) 2004-06-04 2005-05-19 非易失半导体存储装置及其制造方法
US11/135,305 US7339233B2 (en) 2004-06-04 2005-05-24 Nonvolatile semiconductor memory device and manufacturing method thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004166653A JP2005347589A (ja) 2004-06-04 2004-06-04 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005347589A true JP2005347589A (ja) 2005-12-15

Family

ID=35448720

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004166653A Withdrawn JP2005347589A (ja) 2004-06-04 2004-06-04 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7339233B2 (ja)
JP (1) JP2005347589A (ja)
CN (1) CN1707798A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007019493A (ja) * 2005-06-20 2007-01-25 Qimonda Ag フラッシュメモリデバイスにおける接点形成方法

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4572796B2 (ja) * 2004-11-11 2010-11-04 株式会社デンソー 放電灯点灯装置
JP2006278620A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Texas Instr Japan Ltd 半導体装置およびその製造方法
US20070105262A1 (en) * 2005-11-10 2007-05-10 Infineon Technologies Ag Method for fabricating an integrated circuit with a CMOS manufacturing process
JP4901763B2 (ja) * 2006-02-02 2012-03-21 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置
KR101002526B1 (ko) * 2008-08-21 2010-12-17 주식회사 하이닉스반도체 플래시 메모리 소자 및 그 제조 방법
JP2010050311A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Elpida Memory Inc 半導体装置及びその製造方法
JP5404149B2 (ja) * 2009-04-16 2014-01-29 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体記憶装置
US8456910B2 (en) * 2010-07-30 2013-06-04 Infineon Technologies Ag Nonvolatile memory cell with well extending under transistor and data storage capacitor of memory cell
CN103456735A (zh) * 2012-06-05 2013-12-18 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 Cmos器件及其制造方法
US9633734B1 (en) * 2016-07-14 2017-04-25 Ememory Technology Inc. Driving circuit for non-volatile memory

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1154731A (ja) * 1997-07-31 1999-02-26 Nec Corp 半導体装置
JP2000164736A (ja) * 1998-11-30 2000-06-16 Toshiba Corp 不揮発性半導体メモリ及びその製造方法
JP4083975B2 (ja) * 2000-12-11 2008-04-30 株式会社ルネサステクノロジ 半導体装置
US7098107B2 (en) 2001-11-19 2006-08-29 Saifun Semiconductor Ltd. Protective layer in memory device and method therefor
JP4480955B2 (ja) * 2003-05-20 2010-06-16 シャープ株式会社 半導体記憶装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007019493A (ja) * 2005-06-20 2007-01-25 Qimonda Ag フラッシュメモリデバイスにおける接点形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN1707798A (zh) 2005-12-14
US20050270845A1 (en) 2005-12-08
US7339233B2 (en) 2008-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7195967B2 (en) Nonvolatile semiconductor memory device and manufacturing method thereof
US7339233B2 (en) Nonvolatile semiconductor memory device and manufacturing method thereof
US7208794B2 (en) High-density NROM-FINFET
JP3317459B2 (ja) 不揮発性記憶素子およびこれを利用した不揮発性記憶装置、この記憶装置の駆動方法、ならびにこの記憶素子の製造方法
JP4565767B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP4455017B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US8081516B2 (en) Method and apparatus to suppress fringing field interference of charge trapping NAND memory
US8354706B2 (en) Semiconductor memory device
JP2007299975A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP4813513B2 (ja) フラッシュメモリセル
JP4547749B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP3941517B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH0982921A (ja) 半導体記憶装置、その製造方法および半導体記憶装置の仮想グランドアレイ接続方法
KR20010051759A (ko) 반도체 장치
US7136301B2 (en) Semiconductor memory device and driving method thereof
US5763308A (en) Method for fabricating flash memory cells using a composite insulating film
US20110157959A1 (en) Semiconductor storage device, memory cell array, and a fabrication method and drive method of a semiconductor storage device
JP2002368140A (ja) 不揮発性半導体メモリ装置
US20100001401A1 (en) Semiconductor device including interconnect layer made of copper
JPH05326893A (ja) 不揮発性記憶装置
US8093645B2 (en) Non-volatile semiconductor memory device
JPH11289021A (ja) 半導体集積回路装置およびその製造方法ならびにマイクロコンピュータ
JP3912458B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法
JP3405567B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP2001267437A (ja) 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080522

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20080805