JP2005344293A - ラッチ装置及び家具 - Google Patents

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陽一 善田
Toru Hasegawa
徹 長谷川
Tsukasa Furuta
司 古田
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Abstract

【課題】閉止状態を確実ならしめ、安っぽい操作感も払拭でき、部品点数の削減にも有効となる新規有用なラッチ装置を提供する。
【解決手段】係留部21aを有するラッチ受け21と、係留部21aに係脱可能なラッチ係合部22aを有するラッチ22とを具備し、このラッチ22をラッチ受け21に対し相対的に接離移動させた際に、所定接近位置で前記ラッチ係合部22aを前記ラッチ受け21の係留部21aに係合させて当該接近位置からラッチ22の離反移動を禁止するようにする。そして、前記所定接近位置においてラッチ係合部22aがラッチ受け21の係留部21aに係合した状態からラッチ22を相対的にラッチ受け21より離反移動させるX方向の外力が働いた際に、ラッチ22に作用する反作用力Fが、ラッチ係合部22aをより深く係留部21aに係合させる方向の動作に変換されるように構成した。
【選択図】図3

Description

本発明は、少ない部品点数で蓋体等に対する閉止状態を確実ならしめたラッチ装置に関する。
この種のラッチ装置が採用される家具として、例えば、収納空間を有する家具本体と、前記収納空間を開閉する蓋体とを少なくとも具備し、前記家具本体にラッチ受けを設け、前記蓋体にラッチを設けるようにしたものが知られている。
このうち、蓋体内にロッドを設けるとともに、このロッドの両端にラッチを取り付け、蓋体の一部に設けた引き手の操作力をロッドを介してこれらのラッチに伝達するように構成して、家具本体の対応位置に形成したラッチ受けの係留部にラッチを係合させるようにしたものがある。しかしながら、このような構造のものは蓋体にロッドを取り付けなければならないため、部品点数や作業工数の多いものにならざるを得ない。
これに対して、例えば特許文献1に示すように、蓋体側における把手部分にバネにより常にテンションが掛かった状態でラッチを設け、このラッチを、家具本体側の対応部位に設けたラッチ受けに係合させるようにしたものが知られている。
実開昭49−109831号公報
ところが、かかるラッチ装置の把手は単に手を掛けるのみの構造であり、蓋体全体に手前への外力が加われば、容易にラッチがラッチ受けから解除されて蓋体が開く。このため、閉止状態に確実性を期し難いという問題がある。しかも、可動式の引き手ではないため、操作感も安っぽいものにならざるを得ない。
このような不具合は、バネの代わりに磁力に頼る構造を採用したラッチ装置においても全く同様である。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、閉止状態を確実ならしめ、安っぽい操作感も払拭でき、部品点数の削減にも有効となる新規有用なラッチ装置を提供しようとするものである。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明のラッチ装置は、係留部を有するラッチ受けと、前記係留部に係脱可能なラッチ係合部を有するラッチとを具備し、このラッチを前記ラッチ受けに対し相対的に接離移動させた際、所定接近位置で前記ラッチ係合部を前記ラッチ受けの係留部に係合させて当該接近位置からラッチの離反移動を禁止するようにしたものであって、前記所定接近位置においてラッチ係合部がラッチ受けの係留部に係合した状態から当該ラッチを相対的にラッチ受けより離反移動させる方向の外力が働いた際に、前記ラッチに作用する反作用力が、ラッチ係合部の係留部に対する係脱動作に変換されないか若しくはラッチ係合部をより深く係留部に係合させる方向の動作に変換されるように構成したことを特徴とする。
このようなものであれば、ラッチ受けに掛け止めたラッチをそのまま離反移動させようとした場合に、係留部からラッチ係合部が解除される方向にラッチが変位することを抑止できるので、ラッチ受けにラッチを掛け止めた状態を安定保持することができる。このことは、ラッチ受けにラッチを掛け止めたときの遊び、がたつきを極力小さく設計する上でも有効となる。
具体的な実施の態様としては、前記ラッチの係脱動作が回転を含む動作であって、その回転中心が、前記係留部に前記ラッチ係合部を係合させる作用点よりも前記ラッチの接近方向の進み側に位置しているものが挙げられる。
ラッチのスムーズな挙動を確保するためには、前記作用点近傍における前記ラッチ係合部の外縁が、前記回転の軌跡に略対応する略部分円弧状をなすように構成しておくことが望ましい。
ラッチを引き手によって駆動するようにしている場合において、設計の自由度を有効に高め、直動によって部品点数の削減を図り、安っぽい操作感も払拭するためには、引き手に加えられる操作力をラッチに伝達する駆動片を当該引き手とともに押し出し成形によって一体に設け、この駆動片の押し出し方向に沿った適宜位置に前記ラッチを係合させるように構成しておくことが有効である。
或いは、ラッチを引き手によって駆動するようにしている場合において、ラッチの回転中心を奥方に位置づけることを容易にするためには、引き手をハウジングに収容するとともに引き手の周囲に手指挿入空間を形成し、この手指挿入空間よりも奥方に位置する前記ハウジングの壁部にラッチを取り付けるように構成しておくことが効果的である。
ラッチの組み込みに便ならしめるためには、ハウジングの奥方に向かうにつれて相寄る方向に傾斜する一対のテーパ壁を設け、これらのテーパ壁間を通過させつつ奥方に挿入することによってラッチを回転可能に取り付けるように構成しておくことが好ましい。
簡素な取付構造で引き手を軸に確実に取り付けるためには、引き手から駆動片に亘る領域の一部に押し出し成形に伴って軸挿入孔を設け、この軸挿入孔に、軸心から変位した変位部を有する軸を押し出し方向に挿入するようにしておくことが好適である。
本発明は、以上のようなラッチ装置であるから、収納空間を有する家具本体と、前記収納空間を開閉する蓋体とを少なくとも具備する家具に対して、前記家具本体にラッチ受けを設け、前記蓋体にラッチを設けることが一つの有用な実施の態様となり得る。
本発明は、以上説明した構成であるから、家具本体に対する蓋体等の閉止状態を確実ならしめ、安っぽい操作感も払拭でき、部品点数の削減にも有効となる新規有用なラッチ装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
この実施形態のラッチ装置が適用される家具は、図1に示すように、オフィス等で使用されるデスク1である。本実施形態のデスク1は、両袖タイプのものであって、左側の袖部11が筐体11aに引き出し11b、11cを取り付けた構造のものであるのに対して、右側の袖部12は筐体12aに片開きの蓋体たる扉12bを開閉可能に支持させたものである。そして、この扉12bの引き手13と、収納空間を有する前記筐体12aとの間に、本発明のラッチ装置2を組み込んでいる。
ラッチ装置2は、図2〜図4に示すように、家具本体である筐体12a側に設けた係留部21aを有するラッチ受け21と、扉12b側に設けられて前記係留部21aに係脱可能なラッチ係合部22aを有するラッチ22とを具備する。そして、扉12bを筐体12aに対して接離移動させ、これに伴ってラッチ22が図中矢印Xで示すように前記ラッチ受け22aに対し接離移動した場合に、扉12bが筐体12aの収納空間Sを閉止することとなる図2及び図3に示す所定接近位置で、前記ラッチ係合部22aを前記ラッチ受け21の係留部21aに係合させて、当該接近位置からのラッチ22ひいては扉12bの離反移動を禁止するようにしている。
具体的に説明すると、ラッチ22は、扉12bに取り付けたハウジングH内に配置されているもので、このハウジングHは、後壁部h1と、左右の側壁部h2、h3とを具備し、内部に引き手13を収容するとともに、引き手13の周囲に手指挿入空間h4を形成し、この手指挿入空間h4よりも奥方に位置する前記ハウジングHの左側壁部h2にラッチ22を取り付けたユニット構造をなす。その際、ラッチ22を引き手13によって駆動するために、当該引き手13とともに駆動片14を押し出し成形によって一体に設け、この駆動片14の押し出し方向に沿った適宜位置に前記ラッチ22に形成した係合凹所22bを係合させて、引き手13に加えられる操作力をラッチ22に伝達するようにしている。引き手13と駆動片14とは、平断面略L字状に連続しているもので、引き手13から駆動片14に亘る領域の一部(本実施形態では境界部)に押し出し成形に伴って横断面長円形状の軸挿入孔15を設け、この軸挿入孔15に、図4に示すように軸心から変位した変位部16aを有する軸16を押し出し方向に挿入している。その軸16は、ハウジングHの内部に設けられ一部が開放された上下の軸支孔h5、h6に側方から圧入して支持させるようにしている。
ハウジングHの左側壁部h2には、奥方に向かうにつれて相寄る方向に傾斜する一対のテーパ壁h7、h8が上下に対をなして設けてあり、これらのテーパ壁h7、h8間を通過させつつ奥方に挿入することによってラッチ22を回転可能に取り付けている。そのために、上テーパ面h7の奥方には次に述べるラッチ22の上軸部22cを挿入する軸支孔h71が、また下テーパ面h8には経過的に弾性変形して次に述べるラッチ22の下軸部22dを奥方に誘導、かつ安定支持する軸ガイド孔h81が設けてある。
ラッチ22は、樹脂製のもので、回転中心を与える前記上軸部22c及び下軸部22dを突設し、これらの軸部22c、22dの前方にラッチ係合部22aを形成した樹脂製のものであるのに対して、ラッチ受け21は、筐体12aの側壁12a1の内面に取り付けた袋状をなす樹脂製のものであって、このラッチ受け21の内側方における開口の前方位置に設定した係留部21aに前記ラッチ22のラッチ係合部22aを係り合わせるようにしている。
すなわち、このラッチ22の係脱動作は前記軸部22c、22dを中心とした回転動作によることとなるが、その回転中心を与える前記軸部22c、22dが、前記係留部21aに前記ラッチ係合部22aを係合させた際の作用点P(図3参照)よりも前記ラッチ22の接近方向の進み側(つまり奥方)に位置するように設定している。そして、前記作用点P近傍における前記ラッチ係合部22aの外縁を、前記軸部22c、22d回りの回転の軌跡に略対応する略部分円弧状のものにしている。
しかして、このラッチ22は、前記軸部22cに巻回され一端23aをハウジングHの後壁部h1に支持させるとともに他端23bを前記ラッチ係合部22a近傍に設けた切欠22bに係合させたねじりコイルバネ23によって、ラッチ22をハウジングHの左側壁部h2に設けた側窓h21から外方へ突出する方向に弾性付勢している。
すなわち、扉12bを図2に想像線で示す位置から筐体12aに近づけていくと、ラッチ22が経過的にその側面22xを係留部21aの側面21xに押圧されてねじりコイルバネ23を圧縮しながら側窓h21内に没入しつつ図2中矢印Xに沿って係留部21aの側方を通過し、通過後の所定近接位置でねじりコイルバネ23の復元力によって図3中矢印Yで示すように回転しながらラッチ係合部22aをラッチ受け21の係留部21aに係合させる。
しかして、かかる所定接近位置においてラッチ係合部22aが係留部21aに係合した状態から、当該ラッチ22を相対的にラッチ受け21より離反移動させる方向(図2における矢印Xに沿った下方向)の外力が働いた際、前記ラッチ22に作用する反作用力F(図3参照)がラッチ22の軸部22c、22dよりも左方向へ変位した部位に向かうため、ラッチ係合部22aを図中矢印Y方向に沿ってより深く係留部21aに係合させる方向のラッチ22の動作に変換される。勿論、反作用力Fが丁度軸部22c、22dの方向を向けば、ラッチ係合部22aの係留部21aに対する係脱動作に変換されることはない。
一方、引き手13を図3の状態→図2の状態に操作した場合には、ラッチ22が図3における矢印Yとは反体方向に駆動され、ラッチ係合部22aとラッチ受け21の係留部21aとの係合が解除されるので、その状態で引き手13を手前に引けば、ラッチ係合部22aが扉12bとともに所定接近位置から離反移動して、収納空間Sが開放されることとなる。
以上のように、本実施形態のラッチ装置2は、係留部21aを有するラッチ受け21と、前記係留部21aに係脱可能なラッチ係合部22aを有するラッチ22とを具備し、このラッチ22を前記ラッチ受け21に対し相対的に接離移動させた際に、所定接近位置で前記ラッチ係合部22aを前記ラッチ受け21の係留部21aに係合させて当該接近位置からラッチ22の離反移動を禁止するようにしたものである。そして、前記所定接近位置においてラッチ係合部22aがラッチ受け21の係留部21aに係合した状態から当該ラッチ22を相対的にラッチ受け21より離反移動させるX方向の外力が働いた際に、前記ラッチ22に作用する反作用力Fが、ラッチ係合部22aの係留部21aに対する係脱動作に変換されないか若しくはラッチ係合部22aをより深く係留部21aに係合させる方向の動作に変換されるようにしている。
このため、ラッチ受け21に掛け止めたラッチ22をそのまま離反移動させようとする外力が作用しても、係留部21aから」ラッチ係合部22aが解除される方向にラッチ22が変位することを抑止することができ、ラッチ受け21にラッチ22を掛け止めた状態を安定的に保持することが可能となる。そして、ラッチ受け21にラッチ22を掛け止めたときの遊び、がたつきも極力小さく抑えることができ、扉12bの確実で適正な閉止状態を実現することが可能となる。
具体的な実施の態様としては、前記ラッチ22の係脱動作が回転動作であって、その回転中心が、前記係留部21aに前記ラッチ係合部22aを係合させる作用点Pよりも前記ラッチ22の接近方向の進み側(奥方)に位置しているため、ラッチ受け21にラッチ22が接近する際に先に進行した回転中心回りにラッチ22が回転しながらその外縁が描く軌跡をラッチ受け21に設定した係留部21aに近接させて、ラッチ係合部22aを係留部21aに回り込ませることができる。しかも、ラッチ受け21に掛け止めたラッチ22をそのまま離反移動させようとした場合の反作用力Fを、回転中心から変位した部位に向かわせてラッチ係合部22aをより深くラッチ係留部21aに係合させる方向に作用させることが容易に可能となる。また、これのみならず、ラッチ係合部22aの外縁がラッチ受け21の係留部21aに摺動しながら該係留部21aに大きな力を及ぼすトグル作用を営ませて、ラッチ22とラッチ受け21との係合、ひいては筐体12aに対する扉12bの係留を強固なものとすることもできる。よって、ラッチ受け21にラッチ22を掛け止めたときの遊び、がたつき低減の実効を有効に図ることが可能となる。
また、前記作用点P近傍における前記ラッチ係合部22aの外縁が、前記回転の軌跡に略対応する略部分円弧状をなしているため、ラッチ22を変位させた際にそのラッチ係合部22aをスムーズにラッチ受け21の係留部21aに係合させることができ、かつ係留部21aに係合しているラッチ22を変位させてスムーズにその係合を解除することも可能となる。
特に、この実施形態は、ラッチ22を可動式の引き手13によって駆動するようにしており、安っぽい操作感を払拭することができるものであるが、引き手13に加えられる操作力をラッチ22に伝達する駆動片14を当該引き手13とともに押し出し成形によって一体に設け、この駆動片14の押し出し方向に沿った適宜位置に前記ラッチ22を係合させるようにしているため、引き手13の組み込み位置とラッチ22の組み込み位置の間に一義的な関係が必要でなくなり、ラッチ22の組み込み位置に関する設計の自由度を有効に高めることができる。
或いは、ラッチ22を引き手13によって駆動するに際して、引き手13をハウジングHに収容するとともに引き手13の周囲に手指挿入空間h4を形成し、この手指挿入空間h4よりも奥方に位置する前記ハウジングHの左側壁部h2にラッチ22を取り付けるようにしているため、ラッチ22の奥方にハウジングHの壁部が位置することが必然となるハウジング構造を好適に利用して、ラッチ22の回転中心を奥方に位置づける構成を無理なく容易に実現することができる。
さらに、ハウジングHの奥方に向かうにつれて相寄る方向に傾斜する一対のテーパ壁h7、h8を設け、これらのテーパ壁h7、h8間を通過させつつ奥方に挿入することによってラッチ22を回転可能に取り付けるように構成しているため、ラッチ22の組み込み作業を極めて簡便なものにすることができる。
さらにまた、引き手13から駆動片14に亘る領域の一部に押し出し成形に伴って軸挿入孔15を設け、この軸挿入孔15に、軸心から変位した変位部16aを有する軸16を押し出し方向に挿入するようにしているため、引き手13を軸16にガタつきなく取り付ける構造を簡素に実現することができ、ロッド等を使用しない直接駆動構造を通じて部品点数の削減も有効に図ることができる。
本実施形態は、以上のようなラッチ装置2であるから、収納空間を有する家具本体たる筐体12aと、前記収納空間を開閉する蓋体たる扉12bとを少なくとも具備する家具であるデスクに対して、前記筐体12aにラッチ受け21を設け、前記扉12bにラッチ22を設けることで、筐体12aに対する扉12bの閉止状態の安定化等を容易に実現することが可能となる。
なお、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態に係るラッチ装置を適用したデスクの斜視図。 同実施形態に係るラッチ装置の要部拡大平断面図。 図3に対応した作用説明図。 同実施形態に係るラッチ装置の分解斜視図。
符号の説明
1…家具(デスク)
2…ラッチ装置
12a…家具本体(筐体)
12b…蓋体(扉)
13…引き手
14…駆動片
15…軸挿入孔
16…軸
16a…変位部
21…ラッチ受け
21a…係留部
22…ラッチ
22a…ラッチ係合部
F…反作用力
H…ハウジング
h2…側壁部
h4…手指挿入空間
h7、h8…テーパ壁
P…作用点

Claims (8)

  1. 係留部を有するラッチ受けと、前記係留部に係脱可能なラッチ係合部を有するラッチとを具備し、このラッチを前記ラッチ受けに対し相対的に接離移動させた際、所定接近位置で前記ラッチ係合部を前記ラッチ受けの係留部に係合させて当該接近位置からラッチの離反移動を禁止するようにしたものであって、
    前記所定接近位置においてラッチ係合部がラッチ受けの係留部に係合した状態から当該ラッチを相対的にラッチ受けより離反移動させる方向の外力が働いた際に、前記ラッチに作用する反作用力が、ラッチ係合部の係留部に対する係脱動作に変換されないか若しくはラッチ係合部をより深く係留部に係合させる方向の動作に変換されるように構成したことを特徴とするラッチ装置。
  2. 前記ラッチの係脱動作が回転を含む動作であって、その回転中心が、前記係留部に前記ラッチ係合部を係合させる作用点よりも前記ラッチの接近方向の進み側に位置している請求項1記載のラッチ装置。
  3. 前記作用点近傍における前記ラッチ係合部の外縁が、前記回転の軌跡に略対応する略部分円弧状をなす請求項2記載のラッチ装置。
  4. ラッチを引き手によって駆動するようにしたものであって、引き手に加えられる操作力をラッチに伝達する駆動片を当該引き手とともに押し出し成形によって一体に設け、この駆動片の押し出し方向に沿った適宜位置に前記ラッチを係合させている請求項2又は3記載のラッチ装置。
  5. ラッチを引き手によって駆動するようにしたものであって、引き手をハウジングに収容するとともに引き手の周囲に手指挿入空間を形成し、この手指挿入空間よりも奥方に位置する前記ハウジングの壁部にラッチを取り付けている請求項2又は3記載のラッチ装置。
  6. ハウジングの奥方に向かうにつれて相寄る方向に傾斜する一対のテーパ壁を設け、これらのテーパ壁間を通過させつつ奥方に挿入することによってラッチを回転可能に取り付けている請求項5記載のラッチ装置。
  7. 引き手から駆動片に亘る領域の一部に押し出し成形に伴って軸挿入孔を設け、この軸挿入孔に、軸心から変位した変位部を有する軸を押し出し方向に挿入している請求項4記載のラッチ装置。
  8. 請求項1〜7記載のラッチ装置を用いてなるものであって、
    収納空間を有する家具本体と、前記収納空間を開閉する蓋体とを少なくとも具備し、
    前記家具本体にラッチ受けを設け、前記蓋体にラッチを設けていることを特徴とする家具。
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JP2019065669A (ja) * 2017-10-05 2019-04-25 生興株式會社 ラッチ装置

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