JP2005343478A - 包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】 廃棄処分やリサイクル等のために容易かつコンパクトに折り畳むことができるとともに、組み立て時には、外力に対して直方体を維持し得る包装箱を提供する。
【解決手段】 第1組の対向側板2・2におけるそれぞれの略中央部に縦方向に形成された、折り曲げを可能とする第1の折り曲げ部11a・11aと、各底板形成用フラップ4・4における折り曲げを可能とする各第2の折り曲げ部11b・11bと、各上蓋形成用フラップ7・7における折り曲げを可能とする各第3の折り曲げ部11c・11cとを備える。第2組の対向側板2・2の幅は、第1組の対向側板3・3の幅よりも同等又は狭くなるように形成される。第1組の一方の上蓋形成用フラップ7における先端には突出部17aが形成され、第1組の他方の上蓋形成用フラップ7における先端には、組み立て時にこの突出部17aに嵌合状態に係合する嵌合凹部17bが形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばオーディオのスピーカー等の被包装物を収納する段ボール板製の包装箱に関するものである。
従来から特に大型の被包装物を収容する段ボール板製等の包装箱を最終的にリサイクルしたり廃棄処分したりする場合、手で破る等して小さく切り刻み、合成樹脂製のごみ袋に入れる等して捨てるか、或いは無理やり小さくなるように折り畳み、封緘テープや紐で折り畳み状態を保持しているのが現状である。
しかしながら、段ボール板等を手で破って小さく切り刻むのには力を要し、非常に手間である。また、段ボール板製の包装箱を小さくなるように無理やり折り畳む場合、折り曲げ線のない部分で折り畳まなければならず、この場合も力を要し、さらにこの折り畳み状態を保持しつつ封緘テープや紐を巻き付けるのに手間がかかり、折り畳み作業が煩わしいという問題があった。
そこで、このような問題を解決すべく、平面的に折り畳むことができ、かつ廃棄処分に便利な包装箱として、特許文献1に開示されているものが知られている。
実開昭61−56226号公報(昭和61年(1986)4月15日公開)
ところで、上記従来の特許文献1に開示されている包装箱には、図16に示すように、フラップの折り曲げ線に沿ってミシン目状カット線101・101が形成されており、ミシン目状カット線101・101を切り開くことにより平面的に折り畳むことができるようになっている。
しかしながら、1枚の板部分の途中の折曲線のない部分で折り畳む場合は、前述した折り畳みの仕方と同様に力を要し、1枚の板部分の途中でコンパクトに折り畳むのに、前述した折り畳みの仕方と同様の手間がかかるという問題点を有している。
また、包装箱を組み立てたときには、外力に対して直方体を維持できることが好ましい。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、廃棄処分やリサイクル等のために容易かつコンパクトに折り畳むことができるとともに、組み立て時には、外力に対して直方体を維持し得る包装箱を提供することにある。
本発明の包装箱は、上記課題を解決するために、梱包空間を四方から取り囲む第1組の対向側板と第2組の対向側板との2組の対向側板を有するとともに、少なくとも上記第1組の対向側板の各下端には底板を形成するための各底板形成用フラップが連設され、かつ少なくとも上記第1組の対向側板の各上端には上蓋を形成するための各上蓋形成用フラップが連設された包装箱において、上記第1組の対向側板におけるそれぞれの略中央部に縦方向に形成された、折り曲げを可能とする各第1の折り曲げ部と、上記各底板形成用フラップにおける、上記各第1の折り曲げ部の延長上に設けられた、折り曲げを可能とする各第2の折り曲げ部と、上記各上蓋形成用フラップにおける、上記各第1の折り曲げ部の延長上に設けられた、折り曲げを可能とする各第3の折り曲げ部とを備え、上記第2組の対向側板の幅は、上記第1組の対向側板の幅よりも同等又は狭くなるように形成される一方、上記第1組の一方の上蓋形成用フラップにおける先端には突出部が形成され、かつ、この第1組の他方の上蓋形成用フラップにおける先端には、組み立て時にこの突出部に嵌合状態に係合する嵌合凹部が形成されていることを特徴としている。
上記の発明によれば、包装箱を折り畳むときには、第1組の対向側板における各第1の折り曲げ部、各底板形成用フラップにおける第2の折り曲げ部及び各上蓋形成用フラップにおける第3の折り曲げ部にてV字状に折り曲げることができる。
このとき、本発明では、第2組の対向側板の幅は、上記第1組の対向側板の幅よりも同等又は狭いので、長い場合に比べてより面積を小さくして折り畳むことができる。
また、本発明では、第1組の一方の上蓋形成用フラップにおける先端には突出部が形成され、かつ、この第1組の他方の上蓋形成用フラップにおける先端には、組み立て時にこの突出部に嵌合状態に係合する嵌合凹部が形成されている。
このため、第1組の各上蓋形成用フラップにそれぞれが係合しあう突出部及びそれに嵌合する嵌合凹部を有し、突出部及び嵌合凹部の互いの付け根で保持し合うことによって、各上蓋形成用フラップ同士がずれないよう固定し合う。この結果、例えば、テープ自動封緘機で包装箱の底板形成用フラップを封緘テープにて止める際、テープ自動封緘機の外圧により、包装箱の底部分が潰れ現象にならず、封緘テープが貼り付けられるようになる。
したがって、廃棄処分やリサイクル等のために容易かつコンパクトに折り畳むことができるとともに、組み立て時には、外力に対して直方体を維持し得る包装箱を提供することができる。
また、本発明の包装箱は、上記記載の包装箱において、前記突出部は、前記第1組の一方の上蓋形成用フラップにおける先端の辺における両端部を残して突出するように形成されていることを特徴としている。
上記の発明によれば、突出部は、前記第1組の一方の上蓋形成用フラップにおける先端の辺における両端部を残して突出するように形成されているので、突出部の両端の付け根と嵌合凹部の付け根とが係合して保持し合うことによって、各上蓋形成用フラップ同士がずれないよう固定し合う。
したがって、両方向の外力に対して、包装箱の変形を防止することができるので、確実に、組み立て時には、外力に対して直方体を維持し得る包装箱を提供することができる。
また、本発明の包装箱は、上記記載の包装箱において、前記第1組の一方の底板形成用フラップにおける先端には突出部が設けられ、かつ、上記第1組の他方の底板形成用フラップにおける先端には、組み立て時に上記突出部に嵌合状態に係合する嵌合凹部が形成されていることを特徴としている。
上記の発明によれば、第1組の一方の底板形成用フラップにおける先端にも突出部と嵌合凹部とが形成されているので、さらに、両方向の外力に対して、包装箱の変形を防止して、組み立て時には、確実に外力に対して直方体を維持し得る包装箱を提供することができる。
また、本発明の包装箱は、上記記載の包装箱において、前記突出部は、前記第1組の一方の底板形成用フラップにおける先端の辺における両端部を残して突出するように形成されていることを特徴としている。
上記の発明によれば、前記第1組の一方の底板形成用フラップにおける先端の辺における両端部を残して突出するように形成されているので、さらに、両方向の外力に対して、包装箱の変形を防止して、組み立て時には、確実に外力に対して直方体を維持し得る包装箱を提供することができる。
また、本発明の包装箱は、上記記載の包装箱において、前記第2組の対向側板における上端から延在する第2組の上蓋形成用フラップがそれぞれ設けられているとともに、上記第2組の上蓋形成用フラップの先端には、差し込み爪片が形成されている一方、前記第1組の上蓋形成用フラップには、組み立て時に、上記差し込み爪片の差し込みを可能とする差し込み穴が形成されていることを特徴としている。
上記の発明によれば、包装箱を組み立てたときには、第2組の上蓋形成用フラップの先端に形成された差し込み爪片を、第1組の上蓋形成用フラップに形成された差し込み穴に差し込むことができる。
したがって、組み立て時には、上蓋の閉塞状態がさらに保持され、確実に外力に対して直方体を維持し得る包装箱を提供することができる。
また、本発明の包装箱は、上記記載の包装箱において、前記第2組の対向側板における上端から延在する上蓋形成用フラップがそれぞれ設けられているとともに、上記第2組の上蓋形成用フラップの延在量は第1組の上蓋形成用フラップの延在量と略同量であり、かつ、上記第1組又は第2組の上蓋形成用フラップの少なくとも一方の組の上蓋形成用フラップは、対向側板の上端からの延在量が大きくなるに伴ってその幅が小さくなるように形成されていることを特徴としている。
上記の発明によれば、第2組の上蓋形成用フラップの延在量は第1組の上蓋形成用フラップの延在量と略同量であるので、延在量の差に伴う紙ロス部を削減できる。
また、該紙ロス部の折れ曲がりが流通過程において生ずるようなことが無いので、包装箱の品質の安定を図ることができる。
さらに、対向側板の上端からの延在量が大きくなるに伴ってその幅が小さくなるように形成されているので、第1組の上蓋形成用フラップ及び第2組の上蓋形成用フラップを、2組の対向側板の内側に当接するまで折り曲げたとき、第2組の上蓋形成用フラップの外縁部が第1組の上蓋形成用フラップの跳ね上がりを押さえることができる。
これにより、折り込み順序に関係なく、これらの上蓋形成用フラップを容易に折り込むことができる。また、跳ね上がりを押さえることができるので、包装箱を折り畳んだときに、その折り畳み状態を確実に保持することができる。
また、本発明の包装箱は、上記記載の包装箱において、前記第2組の対向側板には、折り畳んだ状態を保持させるための舌片が、該対向側板の上端又は下端の少なくとも一方から延設されていることを特徴としている。
上記の発明によれば、折り畳んだ状態を保持させるための舌片が、該対向側板の上端又は下端の少なくとも一方から延設されているので、この舌片を折り畳んだ状態の包装箱における第2組の他方の対向側板の内側に差し込むことができる。このため、折り畳まれた包装箱が自然と再び展開されることがなく、折り畳み状態が保持される。
したがって、廃棄処分やリサイクル等のために容易かつコンパクトに折り畳むことができる包装箱を提供することができる。
なお、本発明においては、舌片、又は上蓋形成用フラップ及び底板形成用フラップが、該対向側板の上端又は下端の両方に延設されていることがより好ましい。
これにより、2つの舌片、又は上蓋形成用フラップ及び底板形成用フラップを包装箱における第2組の他方の対向側板の内側に差し込むため、確実に、折り畳まれた包装箱が自然と再び展開されることがなく、折り畳み状態が保持される。
本発明の包装箱は、以上のように、第1組の対向側板におけるそれぞれの略中央部に縦方向に形成された、折り曲げを可能とする各第1の折り曲げ部と、上記各底板形成用フラップにおける、上記各第1の折り曲げ部の延長上に設けられた、折り曲げを可能とする各第2の折り曲げ部と、上記各上蓋形成用フラップにおける、上記各第1の折り曲げ部の延長上に設けられた、折り曲げを可能とする各第3の折り曲げ部とを備え、上記第2組の対向側板の幅は、上記第1組の対向側板の幅よりも同等又は狭くなるように形成される一方、上記第1組の一方の上蓋形成用フラップにおける先端には突出部が形成され、かつ、この第1組の他方の上蓋形成用フラップにおける先端には、組み立て時にこの突出部に嵌合状態に係合する嵌合凹部が形成されているものである。
それゆえ、包装箱を折り畳むときには、第1組の対向側板における各第1の折り曲げ部、各底板形成用フラップにおける第2の折り曲げ部及び各上蓋形成用フラップにおける第3の折り曲げ部にてV字状に折り曲げることができる。
このとき、本発明では、第2組の対向側板の幅は、上記第1組の対向側板の幅よりも同等又は狭いので、短い場合に比べてより面積を小さくして折り畳むことができる。
また、本発明では、第1組の一方の上蓋形成用フラップにおける先端には突出部が形成され、かつ、この第1組の他方の上蓋形成用フラップにおける先端には、組み立て時にこの突出部に嵌合状態に係合する嵌合凹部が形成されている。
このため、第1組の各上蓋形成用フラップにそれぞれが係合しあう突出部及びそれに嵌合する嵌合凹部を有し、突出部及び嵌合凹部の互いの付け根で保持し合うことによって、各上蓋形成用フラップ同士がずれないよう固定し合う。この結果、例えば、テープ自動封緘機で包装箱の底板形成用フラップを封緘テープにて止める際、テープ自動封緘機の外圧により、包装箱の底部分が潰れ現象にならず、封緘テープが貼り付けられるようになる。
したがって、廃棄処分やリサイクル等のために容易かつコンパクトに折り畳むことができるとともに、組み立て時には、外力に対して直方体を維持し得る包装箱を提供することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態について図1ないし図15に基づいて説明すれば、以下の通りである。
本実施の形態の包装箱1は、図1に示すように、2組の対向側板2・2及び対向側板3・3と、これら対向側板2・2及び対向側板3・3の下端に連設された底板形成用フラップ4・4及び底板形成用フラップ5・5と、これら対向側板2・2及び対向側板3・3の上端に連設された上蓋形成用フラップ6・6及び上蓋形成用フラップ7・7とを備えている。なお、この包装箱1の形状は長方形又は正方形の矩形であるが、それらに限定されるものではない。また、本実施の形態に係る包装箱1は段ボール製であるが、その材料は段ボールに限定されるものではなく、紙やプラスチック等折り畳み可能なものであれば材質は問わない。
上記2組の対向側板2・2及び対向側板3・3は、二枚の対向側板2・2と二枚の対向側板3・3とが交互に連設され、合計四枚の側板が連続して繋がった状態になり、梱包空間を四方から取り囲む。該2組の対向側板2・2及び対向側板3・3の内、第2組の対向側板2・2の幅は、第1組の対向側板3・3の幅に比べて幅が同等又は狭い寸法に設定されている。この第1組の対向側板3・3の下端3a・3aには底板形成用フラップ5・5が連設され、第2組の対向側板2・2の下端2a・2aには底板形成用フラップ4・4が連設されている。
上記の底板形成用フラップ4・4と底板形成用フラップ5・5とによって、上記包装箱1の2重構造の底板が形成される。具体的には、底板形成用フラップ4・4を先に折り曲げ、続いて底板形成用フラップ5・5を折り曲げて、上記底板を形成する。その際、底板形成用フラップ5・5の突き合わせ部は、図2に示すように、封緘テープ21により止められる。なお、この封緘テープ21はガムテープや紙テープ等、上記突き合わせ部を固定できるものであれば種類は特に限定されない。
一方、上記第1組の対向側板3・3の上端3b・3bには上蓋形成用フラップ7・7が連設される一方、上記第2組の対向側板2・2の上端2b・2bには上蓋形成用フラップ6・6が連設されている。図3に示すように、上蓋形成用フラップ6・6と上蓋形成用フラップ7・7とによって、上記包装箱1の二重構造の上蓋が形成される。具体的には、上蓋形成用フラップ7・7を先に折り曲げて端面を突き合わせた状態にした後、上蓋形成用フラップ6・6を折り曲げて、その上蓋形成用フラップ6・6に形成された差し込み爪片としての爪片9・9を上蓋形成用フラップ7・7に形成された差し込み孔7a・7aに差し込んで上蓋を形成する。さらに詳しく説明すると、各上蓋形成用フラップ6・6を2枚の上蓋形成用フラップ7・7に跨るようにして折り曲げ、2枚の上蓋形成用フラップ7・7における各一つずつの差し込み孔7a・7aに上記爪片9・9を差し込み、上蓋の閉塞状態を保持する。この構成により、封緘テープ21等を用いることなく簡便に上記上蓋の閉塞状態を保持することができる。
上記上蓋形成用フラップ6・6には、上記対向側板2・2の上端2b・2bの連絡線と略平行に、上蓋形成用フラップ6・6自身の折り曲げを可能とする折り曲げ部10・10が形成されており、上記差し込み孔7a・7aに対する上記爪片9・9の差し込みが容易に行われるようになっている。具体的には、差し込み孔7a・7aに対する上記爪片9・9の差し込み時に、上蓋形成用フラップ6・6を折り曲げ部10・10にて折り曲げることにより、差し込み孔7a・7aに対する爪片9・9の差し込みが容易に行われる。
また、この折り曲げ部10・10は、包装箱1を折り畳む際に、差し込み片6aを形成する際にも使用される。なお、折り曲げ部10・10はいずれも、一般的な罫線として形成されるのが好ましいが、ミシン目状又は切刃状に形成されていても良く、折り曲げ可能であれば何でも良い。
一方、本実施の形態では、第1組の対向側板3・3には、図1に示すように、その幅方向の略中央部位置に、その縦方向と略平行であり自身の折り曲げを可能にする第1の折り曲げ部11a・11aが設けられている。さらに、第1組の底板形成用フラップ5・5には、その幅方向の略中央部に、上記第1の折り曲げ部11a・11aに列設される形でつまり第1の折り曲げ部11a・11aの延長上に、自身の折り曲げを可能にする第2の折り曲げ部11b・11bが設けられている。
また、第1組の上蓋形成用フラップ7・7には、その幅方向の略中央部に、同様に、上記第1の折り曲げ部11a・11aに列設される形で、自身の折り曲げを可能にする第3の折り曲げ部11c・11cが設けられている。
これら三つの第1の折り曲げ部11a、第2の折り曲げ部11b及び第3の折り曲げ部11cは、連続して形成され、一つの連続する折り曲げ部11として形成されている。この折り曲げ部11・11は、例えば、予め折り目が入っているもの、線状の凹部が入っているもの、又は厚みの途中まで予め切目が入っているものがよい。また、予め、ミシン目が入っているものも好ましい。
一方、第2組の底板形成用フラップ4・4には、同図に示すように、第2組の対向側板2・2の下端2a・2aと略平行に、折り曲げ部12・12が形成されている。第2組の底板形成用フラップ4・4における折り曲げ部12・12よりも先端側部分の両端は先狭まり状にカットされており、差し込み片4a・4aとして利用できるようになっている。この差し込み片4a・4aは、上記包装箱1の折り畳み時に使用される。なお、この折り曲げ部12・12は、底板形成用フラップ4・4の少なくとも一方に形成されていればよい。また、折り曲げ部12・12は、一般的な罫線として形成されるのが好ましいが、ミシン目状又は切刃状に形成されていても良い。
ところで、上記第1組の上蓋形成用フラップ7・7及び上記第2組の上蓋形成用フラップ6・6は、上記延在量I・Hが増加するに伴って幅が狭くなるようにそれぞれ勾配31・32を設けることが好ましい。
上記勾配31・32が上蓋形成用フラップ6・6や上蓋形成用フラップ7・7に存在しない場合、図4に示すように、これら上蓋形成用フラップ6・6や上蓋形成用フラップ7・7を折り曲げる際に、以下のような不具合が生じる。
すなわち、勾配31・32を設けない状態で、上蓋形成用フラップ6・6及び上蓋形成用フラップ7・7を上記2組の対向側板2・2及び対向側板3・3の内側に当接するまで折り曲げた場合、上蓋形成用フラップ7・7の板の厚みや、上蓋形成用フラップ7・7を折り込む際に発生する上蓋形成用フラップ7・7の反発による負荷により、上蓋形成用フラップ6・6の外縁部OEにめくれ9aが生じてしまう。これにより、上蓋形成用フラップ6・6が外側矢印方向に外れ易くなるため、上蓋形成用フラップ6・6の内側への折り込み作業は困難となってしまう恐れがある。
そこで、図1で示すように、上蓋形成用フラップ7・7に勾配31を設けるとともに、上蓋形成用フラップ6・6に勾配32を設ける。これによって、上蓋形成用フラップ7・7及び上蓋形成用フラップ6・6を2組の対向側板2・2及び対向側板3・3の内側に当接するまで折り曲げたとき、図5に示すように、上蓋形成用フラップ6・6の外縁部OEが上蓋形成用フラップ7・7の跳ね上がりを押さえる。したがって、これらのフラップを容易に折り込むことが可能となる。
すなわち、双方の上蓋形成用フラップ6・6に勾配32・32を設けることにより、折り込み順序に関係なく、各々の外縁部OEにて上蓋形成用フラップ6・6が押さえられる。この結果、包装箱1を簡単に折り込んで固定することができる。
上記構成において、上記包装箱1を収納状態から折り畳まれた状態にする手順について以下に説明する。
図6に示すように、組み立てられた包装箱1の内部には、例えば、緩衝材14により保護された状態で被包装物13が収納されている。なお、緩衝材14は発泡スチロール製であることが好ましいが、段ボール製等でも良く、特に材質にこだわらない。
まず、上記上蓋形成用フラップ6・6及び上蓋形成用フラップ7・7を開いた状態で包装箱1から被包装物13及び緩衝材14を取り出す。次に、上記封緘テープ21を剥がし、図7に示すように、2組の対向側板2・2及び対向側板3・3に対して底板形成用フラップ4・4及び底板形成用フラップ5・5、並びに上蓋形成用フラップ6・6及び上蓋形成用フラップ7・7を面一状に開き、包装箱1を筒状にした状態にする。
この状態で、第2組の対向側板2・2の内、一方の対向側板2の下端2aに連設される底板形成用フラップ4と上端2bに連設される上蓋形成用フラップ6とは折り曲げずにそのままの状態に保ち、残りの全ての底板形成用フラップ4・5・5及び上蓋形成用フラップ6・7・7を、それらが連設される各対向側板2及び対向側板3・3に重なるように折り畳むのが好ましい。
具体的には、上記第2組の対向側板2・2の内、一方の対向側板2の下端2aに連設される底板形成用フラップ4と上端2bに連設される上蓋形成用フラップ6とを、それらが連設された他方の対向側板2の内面に重なるように対向側板2の内側に折り畳む。さらに、図8に示すように、第1組の対向側板3・3の下端3a・3aに連設される底板形成用フラップ5・5と上端3b・3bに連設される上蓋形成用フラップ7・7とを、対向側板3・3の外面に重なるように対向側板3・3の外側に折り畳む。なお、底板形成用フラップ5・5及び上蓋形成用フラップ7・7は、対向側板3・3の内面に重なるように対向側板3・3の内側に折り畳んでも良い。
このような状態で、図9に示すように、対向側板3・3、底板形成用フラップ5・5及び上蓋形成用フラップ7・7を、上記折り曲げ部11・11にて上記包装箱1の内側にV字状に折り曲げ、対向側板3・3、底板形成用フラップ5・5及び上蓋形成用フラップ7・7を、対向側板2・2間で挟むようにする。
次に、第2組の底板形成用フラップ4に形成された折り曲げ部12を折り曲げて一方の舌片としての差し込み片4aを形成し、さらに、第2組の上蓋形成用フラップ6に形成された一方の折り曲げ部10を折り曲げて舌片としての差し込み片6aを形成する。これら差し込み片4aと差し込み片6aとを、図10に示すように、第2組における対向側板2の内側、詳しくは該他方の対向側板2の内面に重なるように折り畳まれた第2組の底板形成用フラップ4及び第2組の上蓋形成用フラップ6の内側に重なるように差し込む。
これにより、包装箱1はコンパクトに折り畳まれた状態になる。また、第2組の一方の差し込み片4a・6aを該第2組の対向側板2の内側に差し込むため、折り畳まれた包装箱1が自然と再び展開されることがなく、折り畳み状態が保持される。このようにして折り畳んだ包装箱1は、コンパクトな形状が保たれるため、例えば、リサイクルしたり、或いは廃棄処分にしたりするのに適している。
なお、上記の折り畳み状態は、差し込み片4a・6aの両方を使用して、差込み固定したものとなっているが、必ずしもこれに限らず、折り込み作業を簡略化するために、上記差し込み片6a・4aの片側のみ、例えば差し込み片4aのみを用いて固定をすることも可能である。
この場合、差し込みに使用しない一方の上蓋形成用フラップ6は、残りの全ての底板形成用フラップ4・5・5及び上蓋形成用フラップ6・7・7と同様に、それらが連設される各対向側板2・2及び対向側板3・3に重なるように折り畳めば良い。逆に、差し込み片6aにて包装箱1を固定しても特に問題は生じない。すなわち、上記上蓋形成用フラップ6・6及び底板形成用フラップ4・4の中から任意に選択した少なくとも一つのフラップにある差し込み片を上記包装箱1に差し込めば、包装箱1を固定することができる。
ところで、本実施の形態の包装箱1では、図11に示すように、底板形成用フラップ5・5は、その先端部5a・5aが、互いに一直線になっている。したがって、上蓋形成用フラップ7・7も同様に先端部が互いに一直線になっている場合には、包装箱1を組み立てたときに、同図に示す矢印X方向の外力がかかった場合、直方体の包装箱1に潰れ現象が発生する。したがって、この包装箱1の底板形成用フラップ5・5をテープ自動封緘機で封緘テープ21にて止める際、同図に示すように、包装箱1が撓んだ状態で封緘テープ21が貼り付けられてしまう。本実施の形態の包装箱1では、図1に示すように、第2組の上蓋形成用フラップ6・6が、先端側両側を先窄まり状にカットしているので、直方体の包装箱1に潰れ現象がより発生する。
そこで、本実施の形態の包装箱1では、図12に示すように、少なくとも、第1組の一方の上蓋形成用フラップ7における先端には突出部27aが設けられ、かつ、この第1組の他方の上蓋形成用フラップ7における先端には、組み立て時にこの突出部27aに嵌合状態に係合する嵌合凹部27bが形成されている。
上記突出部27a及び嵌合凹部27bの機能について説明する。
すなわち、図13及び図14に示すように、包装箱1を組み立てたときには、上蓋形成用フラップ7・7の突出部27aと嵌合凹部27bとは、付け根E・Fにて互いに係合している。したがって、図14に示すように、矢印Y方向の外力がかかった場合には、この付け根E・Fによって、直方体の包装箱1における矢印Y方向への変形が回避できる。したがって、少なくとも、矢印Y方向の外力に対する包装箱1の変形を防止することができ、一方向に対しては効果がある。
しかしながら、図15に示すように、矢印X方向への外力がかかった場合には、付け根E・Fの係止方向とは逆になっているので、付け根E・Fは互いに離間するようになる。したがって、直方体の包装箱1は、矢印X方向に撓むことになる。
そこで、上記の矢印X方向、矢印Y方向のいずれの外力に対しても、包装箱1の撓み変形を防止するために、本実施の形態では、図1に示すように、第1組の一方の上蓋形成用フラップ7における先端には突出部17aが設けられ、かつ、この第1組の他方の上蓋形成用フラップ7における先端には、組み立て時にこの突出部17aに嵌合状態に係合する嵌合凹部17bが形成されていると共に、さらに、この突出部17aは、第1組の一方の上蓋形成用フラップ7における先端の辺における両端部7b・7bを残して突出するように形成されている。
すなわち、図1に示す包装箱1では、一方の上蓋形成用フラップ7には、折り曲げ部11を起点として、一方の上蓋形成用フラップ7における先端辺の付け根Aと付け根Bとの間に、上蓋形成用フラップ7の幅K×1/4であって、かつ例えば20〜30mmの高さJ、及び傾斜角度45度のついた突出部17aを設けている。したがって、突出部17aは、上蓋形成用フラップ7における先端辺に両端部7b・7bを残している。
そして、これに対向する他方の上蓋形成用フラップ7には、折り曲げ部11を起点として、この他方の上蓋形成用フラップ7における先端辺の付け根Cと付け根Dとの間に、上蓋形成用フラップ7の幅K×1/4であって、かつ例えば20〜30mmの高さJ、及び傾斜角度45度のついた嵌合凹部17bを設けている。すなわち、この嵌合凹部17bは、突出部17aに嵌合するようになっている。
このように突出部17aと嵌合凹部17bとを形成したことによって、包装箱1を組み立てたときに、図3に示すように、これら突出部17aと嵌合凹部17bとが、付け根Aと付け根D、及び付け根Bと付け根Cにおいて互いに係合し合うことにより、上蓋形成用フラップ7・7同士が固定される。
したがって、包装箱1が撓み変形を起こすのを回避できる。
この状態にてテープ自動封緘機にて、包装箱1の底板形成用フラップ5・5を封緘テープ21にて止めるときには、矢印X方向及び矢印Y方向の両方向の外力に対して、テープ自動封緘機の外圧が加わった場合でも、上蓋形成用フラップ7・7の付け根Aと付け根D、及び付け根Bと付け根Cとによって、その外圧による変形が阻止されるため、包装箱1の底部分が潰れ現象にならず封緘テープ21が貼り付けられる
なお、本実施の形態では、突出部17a及び嵌合凹部17bの始まり位置を、折り曲げ部11・11を基点とした付け根A及び付け根Dとしているが、必ずしもこれに限らず、状況に応じ折り曲げ部11・11を起点とした位置から移動しても良い。
また、突出部17a及び嵌合凹部17bの幅、高さJ、傾斜角度も状況に応じて、変更することが可能である。
このように、本実施の形態の包装箱1では、該包装箱1を折り畳むときには、第1組の対向側板3・3における各第1の折り曲げ部11a・11a、各底板形成用フラップ5・5における第2の折り曲げ部11b・11b及び各上蓋形成用フラップ6・6における第3の折り曲げ部11c・11cにてV字状に折り曲げることができる。
このとき、本実施の形態では、第2組の対向側板2・2の幅は、第1組の対向側板3・3の幅よりも同等又は狭いので、長い場合に比べてより面積を小さくして折り畳むことができる。
また、本実施の形態では、第1組の一方の上蓋形成用フラップ7における先端には突出部27aが形成され、かつ、この第1組の他方の上蓋形成用フラップ7における先端には、組み立て時にこの突出部27aに嵌合状態に係合する嵌合凹部27bが形成されている。
このため、第1組の各上蓋形成用フラップ7・7にそれぞれが係合しあう突出部27a及びそれに嵌合する嵌合凹部27bを有し、突出部27a及び嵌合凹部27bの互いの付け根E・Fで保持し合うことによって、各上蓋形成用フラップ7・7同士がずれないよう固定し合う。この結果、例えば、テープ自動封緘機で包装箱1の底板形成用フラップ5・5を封緘テープ21にて止める際、テープ自動封緘機の外圧により、包装箱1の底部分が潰れ現象にならず、封緘テープ21が貼り付けられるようになる。
したがって、廃棄処分やリサイクル等のために容易かつコンパクトに折り畳むことができるとともに、組み立て時には、外力に対して直方体を維持し得る包装箱1を提供することができる。
また、本実施の形態の包装箱1では、突出部17aは、第1組の一方の上蓋形成用フラップ7における先端の辺における両端部7b・7bを残して突出するように形成されているので、突出部17aの両端の付け根A・Bと嵌合凹部17bの付け根D・Cとが係合して保持し合うことによって、各上蓋形成用フラップ7・7同士がずれないよう固定し合う。
したがって、両方向の外力に対して、包装箱1の変形を防止することができるので、確実に、組み立て時には、外力に対して直方体を維持し得る包装箱1を提供することができる。
また、本実施の形態の包装箱では、第1組の一方の底板形成用フラップ5・5における先端にも突出部27aと嵌合凹部27bとを形成することが可能である。これによって、さらに、両方向の外力に対して、包装箱1の変形を防止して、組み立て時には、確実に外力に対して直方体を維持し得る包装箱1を提供することができる。
また、本実施の形態の包装箱1では、第1組の一方の底板形成用フラップ5における先端の辺における両端部を残して突出するように形成することが可能である。これによって、さらに、両方向の外力に対して、包装箱1の変形を防止して、組み立て時には、確実に外力に対して直方体を維持し得る包装箱1を提供することができる。
また、本実施の形態の包装箱1では、該包装箱1を組み立てたときには、第2組の上蓋形成用フラップ7・7の先端に形成された爪片9・9を、第1組の上蓋形成用フラップ7・7に形成された差し込み穴7a・7aに差し込むことができる。
したがって、組み立て時には、上蓋の閉塞状態がさらに保持され、確実に外力に対して直方体を維持し得る包装箱1を提供することができる。
さらに、第2組の上蓋形成用フラップ7・7は、対向側板2・2の上端からの延在量が大きくなるに伴ってその幅が小さくなるように形成されているので、第1組の上蓋形成用フラップ7・7及び第2組の上蓋形成用フラップ6・6を、2組の対向側板2・2及び対向側板3・3の内側に当接するまで折り曲げたとき、第2組の上蓋形成用フラップ6・6の外縁部が第1組の上蓋形成用フラップ7・7の跳ね上がりを押さえることができる。
これにより、折り込み順序に関係なく、これらの上蓋形成用フラップ7・7及び上蓋形成用フラップ6・6を容易に折り込むことができる。また、跳ね上がりを押さえることができるので、包装箱1を折り畳んだときに、その折り畳み状態を確実に保持することができる。
また、本実施の形態の包装箱1では、折り畳んだ状態を保持させるための差し込み片4a・4a及び/又は差し込み片6a・6aが、対向側板3・3、対向側板2・2の上端又は下端の少なくとも一方から延設されているので、この差し込み片4a・4a及び/又は差し込み片6a・6aを折り畳んだ状態の包装箱1における第2組の他方の対向側板2・2の内側に差し込むことができる。このため、折り畳まれた包装箱1が自然と再び展開されることがなく、折り畳み状態が保持される。
したがって、廃棄処分やリサイクル等のために容易かつコンパクトに折り畳むことができる包装箱1を提供することができる。
なお、本実施の形態においては、差し込み片4a・4a及び差し込み片6a・6a、又は上蓋形成用フラップ6・6及び底板形成用フラップ4・4が、対向側板3・3、対向側板2・2の上端又は下端の両方に延設されていることがより好ましい。
これにより、2つの差し込み片4a・4a及び差し込み片6a・6a、又は上蓋形成用フラップ6・6及び底板形成用フラップを包装箱1における第2組の他方の対向側板2・2の内側に差し込むため、確実に、折り畳まれた包装箱1が自然と再び展開されることがなく、折り畳み状態が保持される。
本発明は、被包装物を収納する段ボール板製の包装箱に関するものであり、例えばオーディオのスピーカー等の被包装物の包装箱の外、他の被包装物の包装箱にも適用できる。
本発明における包装箱の実施の一形態を示す展開図である。 上記包装箱に被包装物を収納する前の状態を示す全体斜視図である。 上記包装箱に被包装物を収納した状態を示す斜視図である。 上記包装箱における上蓋形成用フラップに勾配が付いていない場合の不具合を説明する斜視図である。 上記包装箱における上蓋形成用フラップに勾配が付いていない場合の不具合を説明するための包装箱の内側を示す正面図である。 上記包装箱に被包装物を収納した状態を示す断面図である。 上記包装箱を折り畳むために筒状にした状態を示す斜視図である。 上記包装箱を折り畳む途中の状態を示す斜視図である。 上記包装箱を折り畳んだ状態を示す斜視図である。 上記包装箱において差し込み片が差し込まれた状態を示す斜視図である。 上記被包装物を収納した状態において、外部から力が加わったときの包装箱を示す底面図である。 上蓋形成用フラップの先端の一方に突出部を形成し、他方の上蓋形成用フラップの先端に嵌合凹部を形成した包装箱を示す展開図である。 上記包装箱に被包装物を収納する前の状態を示す全体斜視図である。 上記包装箱に被包装物を収納した状態を示す斜視図である。 上記被包装物を収納した状態において、外部から力が加わったときの包装箱を示す平面図である。 従来の包装箱を示す展開図である。
符号の説明
1 包装箱
2 対向側板(第2組の対向側板)
3 対向側板(第1組の対向側板)
4・5 底板形成用フラップ
4a 差し込み片(舌片)
6・7 上蓋形成用フラップ
6a 差し込み片(舌片)
7a 差し込み孔
7b 両端部
9 爪片(差し込み爪片)
10・12 折り曲げ部
11 折り曲げ部(折り曲げ部)
11a 第1の折り曲げ部(折り曲げ部)
11b 第2の折り曲げ部(折り曲げ部)
11c 第3の折り曲げ部(折り曲げ部)
13 被包装物
14 緩衝材
17a 突出部
17b 嵌合凹部
21 封緘テープ
27a 突出部
27b 嵌合凹部
31 勾配
32 勾配
A・B 付け根
C・D 付け根
E・F 付け根
OE 外縁部
H・I 延在量
J 突出部の高さ

Claims (7)

  1. 梱包空間を四方から取り囲む第1組の対向側板と第2組の対向側板との2組の対向側板を有するとともに、少なくとも上記第1組の対向側板の各下端には底板を形成するための各底板形成用フラップが連設され、かつ少なくとも上記第1組の対向側板の各上端には上蓋を形成するための各上蓋形成用フラップが連設された包装箱において、
    上記第1組の対向側板におけるそれぞれの略中央部に縦方向に形成された、折り曲げを可能とする各第1の折り曲げ部と、
    上記各底板形成用フラップにおける、上記各第1の折り曲げ部の延長上に設けられた、折り曲げを可能とする各第2の折り曲げ部と、
    上記各上蓋形成用フラップにおける、上記各第1の折り曲げ部の延長上に設けられた、折り曲げを可能とする各第3の折り曲げ部とを備え、
    上記第2組の対向側板の幅は、上記第1組の対向側板の幅よりも同等又は狭くなるように形成される一方、
    上記第1組の一方の上蓋形成用フラップにおける先端には突出部が形成され、かつ、この第1組の他方の上蓋形成用フラップにおける先端には、組み立て時にこの突出部に嵌合状態に係合する嵌合凹部が形成されていることを特徴とする包装箱。
  2. 前記突出部は、前記第1組の一方の上蓋形成用フラップにおける先端の辺における両端部を残して突出するように形成されていることを特徴とする請求項1記載の包装箱。
  3. 前記第1組の一方の底板形成用フラップにおける先端には突出部が設けられ、かつ、上記第1組の他方の底板形成用フラップにおける先端には、組み立て時に上記突出部に嵌合状態に係合する嵌合凹部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の包装箱。
  4. 前記突出部は、前記第1組の一方の底板形成用フラップにおける先端の辺における両端部を残して突出するように形成されていることを特徴とする請求項3記載の包装箱。
  5. 前記第2組の対向側板における上端から延在する第2組の上蓋形成用フラップがそれぞれ設けられているとともに、
    上記第2組の上蓋形成用フラップの先端には、差し込み爪片が形成されている一方、前記第1組の上蓋形成用フラップには、組み立て時に、上記差し込み爪片の差し込みを可能とする差し込み穴が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の包装箱。
  6. 前記第2組の対向側板における上端から延在する上蓋形成用フラップがそれぞれ設けられているとともに、
    上記第2組の上蓋形成用フラップの延在量は第1組の上蓋形成用フラップの延在量と略同量であり、かつ、上記第1組又は第2組の上蓋形成用フラップの少なくとも一方の組の上蓋形成用フラップは、対向側板の上端からの延在量が大きくなるに伴ってその幅が小さくなるように形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の包装箱。
  7. 前記第2組の対向側板には、折り畳んだ状態を保持させるための舌片が、該対向側板の上端又は下端の少なくとも一方から延設されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の包装箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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