JP2005342684A - 浄水器用カートリッジ及びこれを用いた浄水器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 水の自重により浄水フィルターを通過するタイプの浄水器においても、イオン交換樹脂などの含水の有無による体積変化が大きい浄水フィルターの浄水能力を効果的に発揮させることができる浄水器用カートリッジを提供することである。
【解決手段】 上部に液体流入口2、下部に液体流出口3を有し、液体流入口2と液体流出口3との間に浄水フィルターを有する浄水器用カートリッジ1であり、液体流入口2から流入した液体が、前記液体の自重により浄水フィルターを通過して浄化され、浄化された液体が前記液体流出口3から流出されるものであって、浄水器用カートリッジの内部には、少なくとも液体流入口2の下部に位置し、下方に圧密を与える加圧部4と、加圧部4の下部に位置し、加圧部4により圧密を与えられる受圧浄水フィルター51を少なくともひとつ以上有する受圧部5とからなる浄水器用カートリッジとする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、飲料のために水を浄化する浄水器用カートリッジとこれを用いた浄水器に関し、より詳しくは、浄水器に注ぎ込まれた水の自重により、浄水器用カートリッジ内部にある浄水フィルターを通過し、前記カートリッジ下部に設置された容器に浄水が貯蔵される、いわゆるポット型の浄水器に適したカートリッジとこれを用いた浄水器に関するものである。
近年の健康志向から、浄水器は一般家庭にも広く普及し始めている。家庭用の浄水器としては、設置型の浄水器の他、持ち運びや冷蔵保存に便利ないわゆるポット型の浄水器がある。このようなポット型浄水器には、水を上部の流入口から投入して、その水の自重によりカートリッジ中に設置された浄水器内の活性炭等の浄水フィルターを通過し、下部に設置された容器に浄水が貯蔵されるといった、電力を使うことなく浄水することができる浄水器がある(例えば、特許文献1)。
特開平11−207320号公報
上記のような水の自重で浄水用のフィルターを通過させるタイプの浄水器では、浄水用のフィルターにかかる圧力は、投入された水の自重による圧力しかないので、その水圧として受ける0.1〜2kPa程度の低い圧力しか得られない。このため、浄水フィルターに使用できる部材が限られていた。中でも含水の有無による体積変化が大きいイオン交換樹脂のような材料を浄水フィルター材料にした場合、イオン交換樹脂収縮時には、隙間が生じて当該イオン交換樹脂が浮遊してしまう。したがって、特に体積変化の大きい材料を用いているイオン交換樹脂のような材料を多量に有する浄水フィルターでは、フィルター材料を収める収納部に、実際の収納量以上の余裕を持たせる必要があった。
ところが、収納部に上記のような余裕を持たせると、イオン交換樹脂が膨張して収納部に隙間がなくなるまでの間は、流入した水が前記イオン交換樹脂をフリーパスしてしまうという問題があった。このため、前記イオン交換樹脂による浄水効果は十分に発揮されていなかった。従って例えば陰イオン交換樹脂により容易に除去できる硝酸性窒素等でも、上記のような水の自重で浄水フィルターを通過するタイプの浄水器においては、これを効果的に除去することが困難であった。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決する為に、水の自重により浄水フィルターを通過するタイプの浄水器においても、イオン交換樹脂などの含水の有無による体積変化が大きい浄水フィルターの浄水能力を効果的に発揮させることができる浄水器用カートリッジを提供することにある。
本発明者は鋭意検討した結果、下記発明の手段を用いて上述の課題を解決した。
すなわち本発明は、
液体流入口を上部に有し、液体流出口を下部に有し、前記液体流入口と前記液体流出口との間に浄水フィルターを有する浄水器用カートリッジであり、前記液体流入口から流入した液体が、前記液体の自重により浄水フィルターを通過して浄化され、浄化された液体が前記液体流出口から流出されるものであって、
前記浄水器用カートリッジの内部には、少なくとも
前記液体流入口の下部に位置し、下方に圧密を与える加圧部と
前記加圧部の下部に位置し、前記加圧部により圧密を与えられる受圧浄水フィルターを少なくともひとつ以上有する受圧部とからなる浄水器用カートリッジの発明である。
また好ましくは、前記加圧部が、上下方向に摺動することで、下方に圧密を与える加重物質層を少なくとも有するものであり、前記受圧浄水フィルターの少なくともひとつがイオン交換樹脂を有するフィルターである浄水器用カートリッジである。
更に好ましくは、前記浄水器用カートリッジが、前記加圧部のいずれかの位置に固定され、前記加圧部上壁を突き抜けて、前記液体流入部よりも上方まで通じている空気排出筒を有するものであることである。
更に好ましくは、前記空気排出筒が、内側筒と前記内側筒の外側側壁に接して位置する外側筒とからなり、外側筒が前記内側筒の側面に沿って上下方向に移動することにより、空気排出筒全体として伸縮できるものであることである。
かかる前記浄水器用カートリッジの好ましい様態の例としては、
前記加圧部が、
加圧部構成物質の逆流を防止するための網状フィルターと
前記網状フィルターの下部に位置するガーネットを主成分とする粒子を加重物質とする加重物質層と
前記加重粒子層の下部に位置する陽イオン交換樹脂フィルターとを少なくとも有するものであり、
前記受圧部が、受圧浄水フィルターとして陰イオン交換樹脂を有するものであり、
更に、前記受圧部の下部に風化造礁サンゴ層を設け、前記液体流入口と前記加圧部の間に活性炭フィルターを設けたものである。
また本発明における前記空気排出筒には、前記内側筒の外側側壁の少なくとも一部に色分け部を有し、前記外側筒が透明であって、かつ当該外側筒に交換目安線を設ける様態とすることもできる。
更に、前記イオン交換樹脂フィルターの下部に、銀製または表面を銀被覆した抗菌フィルターを設置する様態でも好ましい。
また本発明は、
上部が開放された容器と、当該容器内に浄水器用カートリッジが着脱可能な取付部と、液体注ぎ口と、前記開放された上部を塞ぐ蓋とを備え、前記浄水器カートリッジを取付部に取り付けることで、前記容器が容器上段部と容器下段部に分断され、上部から前記容器上段部に注入した液体は、前記浄水器用カートリッジ内を通過してのみ前記容器下段部に流出し、前記容器下段部に貯蔵され、当該貯蔵された液体は、前記液体注ぎ口を通じて外部へ注ぐことができる浄水器であって、
浄水器用カートリッジとして前記浄水器用カートリッジを前記取付部に取付けた浄水器の発明でもある。
本発明の浄水器用カートリッジを取り付けた浄水器では、浄水フィルターに水の自重による0.1〜2kPa程度の水圧しかかからない浄水器であっても、イオン交換樹脂のような含水の有無による体積変化が大きい浄水フィルターも使用することができ、高度浄水処理を可能とする。特に、従来この種の浄水器では困難であった硝酸性窒素の除去などを効果的に行うことができるようになった。
また、空気排出筒を設けると、前記加圧部によって圧密を受ける受圧浄水層に存在している残留空気を効率的に排出することができる。
また、浄水の順番を、活性炭、陽イオン交換樹脂、陰イオン交換樹脂とし、最後に風化造礁サンゴで適度なミネラル分を与える構成とすれば、ミネラル分が、イオン交換樹脂などの不純物を除去する浄水フィルターにより除去されることがなく、浄水に適度なミネラル分を効率的に添加できる。
また、イオン交換樹脂の下部に抗菌効果のあるフィルターを設置することで、バクテリアの繁殖しやすいイオン交換樹脂を用いた場合でも、浄水された液体の中へのバクテリア混入を減少させることができる。
また、空気排出筒を内側排出筒と外側排出筒の二段構造として、前記内側筒の外側側壁の一部に色分け部を設け、前記外側筒が透明としてかつ当該外側筒に交換目安線を設けることで、受圧部に存在するイオン交換樹脂の性質を利用したインジケーター機能を発揮させることができる。これにより実際のイオン交換樹脂の浄水能力に対応したカートリッジ交換時期を容易に知ることができる。
また液体流出口に逆流防止弁を設けることは、特に風化造礁サンゴ層を用いて、浄水に適度なミネラル分を与えた場合に効果的である。すなわち、逆流防止弁を設けることで、浄水が逆流せず、これにより風化造礁サンゴを通過した液体に含有している適度なミネラル分が、その上部に存在する浄水フィルターにより除去されるおそれを防止することができる。
以下、図を用いて本発明を具体的に説明する。ただし、本発明は図示した様態には限られない。図1は、本発明の浄水器用カートリッジ1の一様態を外側から見た側面図である。図2は、本発明の浄水器用カートリッジの使用に際して、空気排出筒6の外側筒62を内側筒61の側壁に沿って、上方に伸ばした様子を示した本発明の浄水器用カートリッジの外側側面図である。図3は、図1の状態における本発明の浄水器用カートリッジ1の垂直断面図である。
本発明の浄水器用カートリッジは、液体の自重のみでカートリッジ内部に存在する浄水フィルターを通過することで液体が浄化されるタイプの浄水器9に用いられる浄水器用カートリッジ1である。その基本構成は、液体流入口2をその上部に有し、液体流出口3をその底部に有し、前記液体流入口2と前記液体流出口3との間に液体を浄化する浄水フィルターを有するものである。ただし前記基本構成を少なくとも備えていれば、他の付加的構成要素を有していてもよい。
本発明の浄水器用カートリッジ1の内部構造について、図3を用いて説明する。図3は、図1の状態における本発明の浄水器用カートリッジ1の垂直断面図である。本発明のカートリッジの内部には、加圧部4と当該加圧部の下部に位置する受圧部5を少なくとも有する。カートリッジの枠体などに用いる材料は、飲料容器等の材料として安全性が確認されている公知の材料を用いることができる。具体的には、ABS樹脂、AS樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂などの熱可塑性樹脂やステンレスのような金属材料を用いることができる。
(加圧部)
本発明の加圧部4とは、含水の有無により体積変化量が大きい浄水フィルターを用いた部位(受圧部5)に圧密を与えることのできる部位をいう。具体的な圧密の与え方としては、本発明の浄水器用カートリッジ1内部において、上下方向に摺動可能なように配置する手段を好ましい手段として例示することができる。図4(a)(b)には、かかる加圧部4が摺動する様子を示した。図4(a)は、加圧部4が上方に存在する場合を示した図であり、一方、図4(b)は、加圧部4が摺動により下方に移動した場合を示した図である。このように加圧部4を摺動可能とすることで、加圧部4の下方に位置する受圧部5に存在する受圧浄水フィルター51に圧密を与えることができる。すなわち加圧部4は、受圧浄水フィルター51に圧密を与えるための部位である。このため、加圧部4には、受圧浄水フィルター51に効果的に圧密を与えることのできる加重物質からなる加重物質層41を少なくとも有していることが好ましい。
上記のような加重物質には、液体、特に水に対して人体に有害な成分を容易に溶出することがなく、かつ密度が大きい物質(好ましくは3.0g/cm以上)を用いることが好ましい。このような性質を有する好ましい材料の具体例としては、濾過用材料として既に実績があるもののうち、最も密度が大きい物質のひとつであるガーネットを主成分とする物質を挙げることができる。ガーネットであれば、密度が3.15〜4.3g/cm3と大きく、浄水中に有害成分を溶出することもないので、加重物質として適している。その他の加重物質として用いることのできる材料の例としては、密度の大きい亜鉛−銅合金を主成分とする材料などを挙げることができる。
また加圧部4は、液体流入口2から流入した液体が、受圧部5へ流出する際に通過する部位でもある。従って、前記加重物質層41は、液体が速い速度で層間を通過できるものであることが好ましい。このような層とするためには、加重物質層を構成する加重物質が粒子形状であることが好ましい。なかでもその平均粒子径が0.1〜10mmであることが好ましい。この範囲の適度な大きさの粒子を持つ加重物質からなるで、加重物質層41であれば、液体は粒子状の加重物質間の隙間をぬって容易に層間を流れることができるからである。
加圧部4は、上述のように、加重物質層41を有していることが好ましく、またその他の層やフィルターなどを有していても良い。ただし加圧物質層41は、加重物質以外の有用な物質との混合物から構成されていても良い。また加圧部4は、加圧物質層の他、浄水フィルターなどが存在していてもよい。ただし加圧部4に設けられた浄水フィルターは、加重物質層41とともに摺動するので、加重物質層41からの圧密を受けることはできない。
図3の様態では、加圧部4は、加圧部構成物質の逆流を防止するための網状フィルター42と、網状フィルター42の下部に位置し、ガーネットを主成分とする粒子を加重物質とする加重物質層41と、加重粒子層41の下部に位置する陽イオン交換樹脂フィルター43からなる構成を採っている。すなわち図3では、加圧部4として、加重物質層41以外に、イオン交換樹脂の中でも膨張率の比較的小さい陽イオン交換樹脂フィルターを浄水フィルターとして少量用いたフィルター43を配置した様態を示している。前記網状フィルター42は、カートリッジ1を取り付けた浄水器9を傾けて使用したなどの際に、加重物質などの加圧部4構成粒子が、カートリッジ外部への漏出するのを防止するためのものである。また陽イオン交換樹脂フィルター43を設けることで、適当なイオン交換樹脂を選択すれば、浄水に軟水効果を与えたり、また、水道管に鉛管を使用している世帯で問題となっている鉛イオンを除去したりすることができる。
(受圧部)
受圧部5は、前記加圧部41から圧密を受ける受圧浄水フィルター51を有する部位である。受圧浄水フィルター51は、圧密を受けることで、浄水作用を効果的に働かせることができる。このような受圧浄水フィルター51の例として、含水の有無による体積変化が大きいイオン交換樹脂のような樹脂を浄水フィルター材料とした浄水フィルターを挙げることができる。イオン交換樹脂は、公知のイオン交換樹脂であれば制限なく用いることができ、陽イオン交換樹脂でも陰イオン交換樹脂でも用いることができる。陽イオン交換樹脂の例としては、交換基にスルホン酸基、カルボン酸基、イミノジ酢酸基などを用いた樹脂を挙げることができ、また陰イオン交換樹脂の具体例としては、交換基に第四級アンモニウム基の形を有するアンモニウム誘導体基などを用いた樹脂を挙げることができる。またイオン交換樹脂の母体構造の樹脂の具体例としては、スチレン系、アクリル系、メタクリル系等の樹脂を挙げることができる。
また本発明では、上記例示のイオン交換樹脂以外にも、含水の有無による体積変化が大きい水和性ゲル化合物などを浄水フィルターとして用いることもでき、この場合でも同様に本発明の効果を奏することができる。図3の様態では、受圧浄水フィルター51として、陰イオン交換樹脂フィルターを用いた例を示している。陰イオン交換樹脂を用いたフィルターは、適当な樹脂を選ぶことで、様々な不純成分を取り除くことができ、例えば硝酸性窒素等の不純成分なども効果的に取り除くことができる。
受圧部5には、圧密を受ける複数の受圧浄水フィルター51を複数有していてもよいが、本発明の浄水器用カートリッジでは、受圧部5に存在する受圧浄水フィルター51の少なくとも一つが、イオン交換樹脂フィルターであることが好ましい。イオン交換樹脂フィルターが、圧密を受けることで浄水作用が効果的となる典型的な例であり、本発明の構造が、最も効果的に働くことのできる部材のひとつだからである。
イオン交換樹脂は、密度が1.1〜1.3g/cm程度で水に非常に近く、浄水フィルターに圧密がかからない状態では、イオン交換樹脂が液体中に浮遊し、液体がショートパスを起こすために、イオン交換機能を発揮しなくなる。さらにイオン交換樹脂の体積は、通常の純水への吸水性を1とすると乾燥状態やイオン交換機能を全て使い切った体積では0.5倍に収縮する。一方、イオン交換する分子が大きい場合は1.8倍程度に体積が膨潤する。このため、イオン交換樹脂を単純に標準の体積で充填すると、イオン交換樹脂の膨潤度合いや収縮度合いにより全く液体を通過させなくなったり、逆に水を完全に通過させてしまって液体がショートパスしてしまったりして、イオン交換機能を発揮しなくなる。かかる不都合を回避し、イオン交換樹脂の浄水機能を最大限発揮させるためには、イオン交換樹脂等をフィルターに用いた受圧浄水フィルターを有する受圧浄水フィルター51は加圧部4から圧密を与える必要がある。
[その他の付加的構成要素]
(浄水フィルター)
本発明の浄水器用カートリッジ1では、受圧部5の受圧浄水フィルター51や、加圧部4に配置される浄水フィルター以外の部位にも、浄水フィルターを配置することができる。図3の様態においては、液体流入口2と網状フィルター42との間に下部に活性炭フィルター8を配置した例を示している。活性炭のようなフィルターでは、イオン交換樹脂による浄水処理に先立って、浄水処理を行うために用いられる場合がある。活性炭吸着で、予め水に含まれている不純物を取り除くことにより、イオン交換樹脂の交換寿命を延ばすことができるからである。一方、活性炭は、含水による体積変化があまり大きくないので、圧密を与える必要に乏しい、このため、活性炭フィルターは、図3のように、液体流入口2のすぐ下に配置することができる。
(風化造礁サンゴ層)
風化造礁サンゴ層7は、浄水に適度なミネラル分を添加するための層である。風化造礁サンゴを用いると、なかでも適度なカルシウム分を添加できる。本発明の浄水器用カートリッジ1では、風化造礁サンゴ層7によって、浄水中に含まれるカルシウム量を適度な量に制御することが容易となる。これは、本発明の浄水器用カートリッジ1では、陰イオン交換樹脂にて硝酸性窒素を除去することができるので、風化造礁サンゴ層7のカルシウム分が、硝酸性窒素によって過剰に溶解することがないからである。風化造礁サンゴ層7のような浄水にミネラル分を添加する層は、全ての浄水フィルターよりも下方に配置することが好ましい。仮に風化造礁サンゴ層7よりも下方に浄水フィルターが存在する場合には、添加したミネラル分が当該浄水フィルターで取り除かれるおそれが生じるからである。
(空気排出筒)
本発明の浄水器用カートリッジ1には、図1,2,3、4(a)、4(b)に示したような空気排出筒6を設けることが好ましい。空気排出筒6は、加圧部4が上下方向に摺動する際に、受圧部に存在する残存空気を効率的に外部に排出させ、スムーズな摺動を確保することができる。このため空気排出筒6は、加圧部のいずれかの位置に固定され、前記加圧部4上壁を突き抜けて、前記液体流入部2よりも上方まで通じていることが好ましい。空気は軽いので上方に逃げるからであり、また液体流入口2より上方まで通じさせるのは空気排出筒6の上方から逆に液体が流入することを防ぐためである。このような空気排出筒6の性質から、排出筒とは、筒状であって、上底と下底が貫通している中空状態であるものであれば足り、円筒状、角筒状等の形状は問わない。また、図1〜3は、円筒状の空気排出筒6がカートリッジ中央に一つ配されている例であるが、その位置や個数は限定されるものではない。ただし、空気の上方に向かう性質を利用して、図3に示したように、空気排出筒6の下底の位置を当該下底が固定されている周辺部材位置よりも若干高く位置させることが好ましい。
また、空気排出筒6は、内側筒61と前記内側筒61の外側側壁に接して位置する外側筒62とからなり、外側筒62が前記内側筒61の側面に沿って上下方向に移動することにより、空気排出筒6全体として伸縮できるものであることが好ましい。カートリッジ1不要時には、持ち運びを容易にするために、空気排出筒6を縮めて、一方、カートリッジ1使用時には、空気排出筒6上底から液体が流入しないように、空気排出筒6を伸ばすことが好ましい。また、空気排出筒6を伸ばした状態において下方にずれ落ちないようにするために、外側筒62内壁には、伸ばしきった状態でカートリッジと部材と嵌合するストッパーを設けることもできる。
前記のような内側筒61と外側筒62とからなる空気排出筒6を利用することで、カートリッジ交換時期の目安を示すインジケーター機能を持たせることもできる。イオン交換樹脂はイオン交換能が失われるとその体積が小さくなる性質を有する。このようなイオン交換樹脂の性質は、カートリッジ交換時期を示すインジケーター機能の原理として利用できる。具体的な構成としては、内側筒61の外側側壁の少なくとも一部に色分け部も受ける。それとともに、外側筒62を透明とし、かつ当該外側筒62に交換目安線を記載する。図4(a)(b)に示したように、内側筒61は加圧部4に固定されているので、イオン交換樹脂の体積に増減があった場合、加圧部4とともに上下する。一方、外側筒62内壁に、伸ばしきった状態でカートリッジと部材と嵌合するストッパーを設けて固定した場合には、外側筒62は、図4(a)(b)のように、イオン交換樹脂の体積に増減があっても動かない。このため、内側筒61の色分け部は、外側筒62に交換目安線を上下することになるので、この色分け部と交換目安線の位置関係により、容易にカートリッジ交換時期を知ることができるようになる。
(抗菌フィルター)
浄水用部材としてイオン交換樹脂を用いた場合の欠点として、バクテリアが繁殖しやすいという点を挙げることができる。このことは活性炭等により塩素成分が除去された浄水でイオン交換樹脂が膨張している場合に特に問題となる。そこで、イオン交換樹脂フィルターの下部に抗菌フィルターを設けて、バクテリアが浄水中に混入することを防ぐことができる。このような抗菌フィルターとして、銀製または表面を銀被覆したフィルターを用いることができる。銀は、浄水中に微量溶出し、銀イオンとなることで、抗菌効果を発揮する。かかる、銀製または表面を銀被覆したフィルターの具体的な例としては、銀繊維の不織布や、不織布もしくは多孔質支持体の上にエッジング加工を施した薄銀板、またスパッタ法や蒸着法で銀をコーティングした不織布等を挙げることができる。
(受け皿)
浄水フィルターは、浄水フィルターを構成する浄水用部材と、当該浄水用部材を受けるための受け皿により構成することができる。このような受け皿として要求される材料の特性としては、定形維持性を有し、水中に有害な物質を溶出しない材料を用いる。かかる受け皿の材料の具体例としては、合成樹脂や金属(合金を含む)などで液体の容器等で実績のある公知の物質を挙げることができる。また、受け皿は浄水用材料を保持するとともに、液体の流動を阻害しない必要があるので、受け皿底部は浄水用材料を構成する粒子の平均粒子径以下の網目を底部全体に有しているものが好ましい。
(浄水器)
本発明の浄水器用カートリッジ1を取り付ける浄水器9は、液体の自重でカートリッジを通過させて、カートリッジの液体流出口3から流出する浄水を、浄水器に取り付けた容器中に貯蔵することができるいわゆるポット型浄水器である。このような浄水器9の具体例を図5に示す。本様態の浄水器9は、上部が開放された容器と、当該容器内に浄水器用カートリッジが着脱可能な取付部91と、注水口92と、開放された上部を塞ぐ蓋95とを備えている。
取付部91に浄水器用カートリッジ1を取り付けると、容器が浄化前の水を保持する容器上段部93と浄水を保持する容器下段部94に分断される。浄水器9の上部から前記容器上段部93に注ぎこまれた液体は、前記浄水器用カートリッジ内を通過してのみ前記容器下段部94に流出することができる。容器下段部94に貯蔵された液体は、容器下段部にのみに連通する注水口92を通じて外部へ注ぐことができるものである。このような浄水器において、本発明の浄水器用カートリッジ1の性質を最大に引き出すことができる。
浄水器9本体の材料には、浄水器用カートリッジに用いる材料と同様の材料を用いることができる。また材料に、ABS樹脂、AS樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂などの熱可塑性樹脂のうち、透明な樹脂を用いて、浄水器9の本体を透明にすることもできる。かかる透明な本体を持つ浄水機は、デザイン的に優れたものとなりうるので好ましい。図5では、このような透明な本体を有する浄水器の様態を例示した。
本発明は、一般の浄水器及びそのカートリッジとしての用途に利用することができるが、特に、家庭用として主に普及している、いわゆるポット型浄水器及びそのカートリッジとしての利用可能性が大きい。
本発明の浄水器カートリッジの側面図である。 本発明の浄水器カートリッジ使用時の側面図である。 本発明の浄水器カートリッジの垂直断面図である。 加圧部の上下方向への摺動を説明する図である。 本発明の浄水器用カートリッジが取付けられた浄水器の側面図である。
符号の説明
1 浄水器用カートリッジ
2 液体流入口
3 液体流出口
4 加圧部
41 加重物質層
42 網状フィルター
43 陽イオン交換樹脂フィルター
5 受圧部
51 受圧浄水フィルター
6 空気排出筒
61 内側筒
62 外側筒
7 風化造礁サンゴ層
8 活性炭フィルター
9 浄水器
91 取付部
92 注水口
93 容器上段部
94 容器下段部
95 蓋

Claims (8)

  1. 上部に液体流入口、下部に液体流出口を有し、前記液体流入口と前記液体流出口との間に浄水フィルターを有する浄水器用カートリッジであり、前記液体流入口から流入した液体が、前記液体の自重により浄水フィルターを通過して浄化され、浄化された液体が前記液体流出口から流出されるものであって、
    前記浄水器用カートリッジの内部には、少なくとも
    前記液体流入口の下部に位置し、下方に圧密を与える加圧部と
    前記加圧部の下部に位置し、前記加圧部により圧密を与えられる受圧浄水フィルターを少なくともひとつ以上有する受圧部とからなる浄水器用カートリッジ。
  2. 前記加圧部が、上下方向に摺動することで、下方に圧密を与える加重物質層を少なくとも有し、
    前記受圧浄水フィルターの少なくともひとつがイオン交換樹脂を有するフィルターである請求項1記載の浄水器用カートリッジ。
  3. 前記加圧部のいずれかの位置に固定され、前記加圧部上壁を突き抜けて、前記液体流入部よりも上方まで通じている空気排出筒を有する請求項1または2記載の浄水器用カートリッジ。
  4. 前記空気排出筒が、内側筒と前記内側筒の外側側壁に接して位置する外側筒とからなり、外側筒が前記内側筒の側面に沿って上下方向に移動することにより、空気排出筒全体として伸縮できるものである請求項3記載の浄水器用カートリッジ。
  5. 前記加圧部が、
    加圧部構成物質の逆流を防止するための網状フィルターと
    前記網状フィルターの下部に位置するガーネットを主成分とする粒子を加重物質とする加重物質層と
    前記加重粒子層の下部に位置する陽イオン交換樹脂フィルターとを少なくとも有するものであり、
    前記受圧部が、受圧浄水フィルターとして陰イオン交換樹脂を有するものであり、
    更に、前記受圧部の下部に風化造礁サンゴ層を設け、前記液体流入口と前記加圧部の間に活性炭フィルターを設けた請求項1〜4のいずれかの項に記載された浄水器用カートリッジ。
  6. 前記空気排出筒の前記内側筒の外側側壁の少なくとも一部に色分け部を有し、前記外側筒が透明であって、かつ当該外側筒に交換目安線を設けた請求項4または5記載の浄水器用カートリッジ。
  7. 前記イオン交換樹脂フィルターの下部に、銀製または表面を銀被覆した抗菌フィルターを設置した請求項1〜6のいずれかの項に記載された浄水器用カートリッジ。
  8. 上部が開放された容器と、当該容器内に浄水器用カートリッジが着脱可能な取付部と、液体注ぎ口と、前記開放された上部を塞ぐ蓋とを備え、前記浄水器カートリッジを取付部に取り付けることで、前記容器が容器上段部と容器下段部に分断され、上部から前記容器上段部に注入した液体は、前記浄水器用カートリッジ内を通過してのみ前記容器下段部に流出し、前記容器下段部に貯蔵され、当該貯蔵された液体は、前記液体注ぎ口を通じて外部へ注ぐことができる浄水器であって、
    浄水器用カートリッジとして請求項1〜7のいずれかの項に記載された浄水器用カートリッジを前記取付部に取付けた浄水器。
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