JP2005326054A - 空気調和装置と圧縮機の予熱方法 - Google Patents

空気調和装置と圧縮機の予熱方法 Download PDF

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Abstract

【課題】低騒音、省電力で充分な電動圧縮機の予熱運転を可能とする空気調和装置を提供する。
【解決手段】DCコンバータからの降圧された直流電圧を電動機の巻線へ直流電流が流れるようにインバータ装置のスイッチング素子を利用して通電し、当該直流電流による巻線の発熱により圧縮機を加熱する。また、各相の巻線を切り替えて加熱することによってほぼ均一に加熱できる。また、予熱時のインバータ装置やDCコンバータの発熱を利用するために、これらを圧縮機の底面に配設したり、巻線により加熱されにくい部分に配設して、より効果的に圧縮機を加熱するものである。直流電流であるために予熱運転における騒音はいっさい発生しない。更に、必要に応じDCコンバータの出力を最適な加熱状態に調節可能であり省電力化を図ることができる。これにより、低騒音、省電力で充分な予熱運転が可能な空気調和装置が得られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、低温時において圧縮機を加熱し、暖房立上り時間の短縮化、圧縮機の保護等を可能にするインバータ装置を備えた空気調和装置と圧縮機の予熱方法に関するものである。
電動圧縮機を搭載した従来の車両用空気調和装置を例にして説明する。
図7は、従来の電動圧縮機を搭載した車両用空気調和装置の構成図で、ヒートポンプサイクルを構成している。
図7において、26は室内送風ファン、27は空気導入口、12は送風ダクト、13は室内熱交換器、14は空気吹き出し口、15は絞り装置、16は室外熱交換器、17は室外送風ファン、18は冷媒の流れを切替えて冷房と暖房を選択するための四方切替弁、19は電動機を内蔵し電動機で駆動される電動圧縮機、20は電動機を運転するインバータ装置、1はインバータ装置20の電源となるバッテリ、21は室内送風ファン26、インバータ装置20、四方切替弁18、及び室外送風ファン17などを制御するエアコンコントローラ、22は室内送風ファン26のON/OFF、及び強弱を設定する室内送風ファンスイッチ、23は冷房又は暖房又はOFFを選択するエアコンスイッチ、24は温度調節スイッチ、25は車両コントローラとの通信を行うための通信装置をそれぞれ示している。
上記構成において、例えば、室内送風ファンスイッチ22で送風ONで弱とされ、エアコンスイッチ23により冷房が指示されると、エアコンコントローラ21は、四方切替弁18を図の実線に設定し、室内熱交換器13を蒸発器、室外熱交換器16を凝縮器として作用させ、室外送風ファン17をONし、室内送風ファン26を弱に設定する。
また、温度調節スイッチ24に従い、インバータ装置20を用いて電動圧縮機19の回転数を可変することにより、電動圧縮機19の能力を調整し、、室内熱交換器13の温度を調節する。
さらに、エアコンスイッチ23により冷房もしくは暖房がOFFとされると、電動圧縮機19及び室外送風ファン17はOFFとなる。
ここで用いられる電動圧縮機19と、その駆動回路について説明する。
図8は、従来の電動圧縮機の部分断面図で、一例として、DCブラシレスモータを備えた電動圧縮機を示す。
図8において、電動圧縮機19は金属製筐体32の中に圧縮機構部28、電動機31等が設置されている。冷媒は、吸入口33から吸入され、圧縮機構部28(この例ではスクロール式)が電動機31で駆動されることにより圧縮され、この圧縮された冷媒は、電動機31近傍を通過して吐出口34より吐出される。金属製筐体32の内部で電動機31の巻線4に接続されているターミナル39は、例えば図7のインバータ装置20に接続される。
図9は、従来の電動圧縮機を駆動するための電気回路図を示す。
図9において、1はバッテリ、2はインバータ動作用スイッチング素子、3はインバータ動作用ダイオード、40はインバータ回路部である。4は電動機の固定子巻線、5は電動機の磁石回転子で、電動機31を構成する。6は電源電流を検出して消費電力算出及びスイッチング素子保護等を行うための電流センサ、41はインバータ動作による電流を平滑するコンデンサ、49はコンデンサ41を充電する充電抵抗、43はコンデンサ41の充電完了後に閉とされインバータ回路部40に電力を供給するリレーである。
10はコンデンサ41の電圧を検出する電圧検出器、11は磁石回転子5の位置を検出する位置検出回路(代表的に示したものであり、磁気センサによる直接検出、固定子巻線4の相電流より推定する方法等いずれでも良い)で、7は、位置検出回路11、電流センサ6、電圧検出器10、及びエアコンコントローラ21等からの信号に基づいて、リレー43及びスイッチング素子2を制御する制御回路である。
なお、図には示していないが、制御回路7、スイッチング素子2のゲート駆動回路へ電力供給するための、バッテリ1の電圧を降圧する制御電源用DCコンバータが別途備えられている。
図10は、従来の車両用空気調和装置の配置図である。
図10において、エアコンコントローラ21や室内送風ファン26等は車室内に配置され、電動圧縮機19や室外熱交換器16等は車室外に配置される。ほとんどの場合、車両は屋外に駐車される。すなわち、車両用空気調和装置も屋外の気温に晒されることになり、冬季の低温時においては、起動時を主として電動圧縮機19へ冷媒が液バックし易く、異常な負荷がかかり易い状況にある。また、乗車直後から少しでも短時間で暖房快適性を得るために、急速な暖房立上りが求められる。このような中で、停車時においては車両からの音は目立ちやすいため、静粛性が求められる。
換言すると、このような空気調和装置を低温時に暖房運転を始動する場合、冷媒が圧縮機内の潤滑油中に溶込んでいるため、圧縮機が駆動されても冷媒循環量がなかなか増加せず、暖房立上り時間が長くなつたり、潤滑作用が阻害され圧縮機構部等に悪影響を与えることがある。
そのため、圧縮機をヒーター等の加熱装置で直接加熱するほか、電動圧縮機の通常運転を開始する前に圧縮機を加熱する(以降、予熱運転と言う)方法が行われている(例えば特許文献1参照)。
その方法として、圧縮機を駆動する電動機に、電動機が追従できない、通常運転時より高い周波数の交流電圧を電動機に供給することにより、電動機を回転させずに発熱させて圧縮機を加熱する技術が開示されている。
特公平4−2859号公報
しかしながら、上記従来の構成においては、電動機の発熱は、固定子巻線に存在する小さな抵抗成分の電力消費によるため、充分な発熱をさせるためには、大きな電流を流す必要がある。固定子巻線には大きなインダクタンス成分が存在しているため、大きな電流を流すためには固定子巻線に長い時間通電する必要がある(電流をi、印加電圧をV、インダクタンスをLとすると、V=Ld・i/dtで表されるのでV∫dt=L∫diとなり
、電圧印加時間が長い程、電流は大きくなる)。
しかし、長い時間通電しようとすると、電動機に供給する交流電圧の周波数を高くできない。よって、高い周波数の交流電圧を電動機に供給すると、充分な電流が流れず充分な加熱ができなくなる。一方、周波数の低い交流電圧を電動機に供給すると、充分な電流が流れ充分な加熱はできるが、周波数が可聴域となり騒音(電磁音)を生じてしまう。
また、電気自動車、ハイブリッド車、燃料電池車では走行エネルギー源が電気(バッテリー)であるので、車両性能を確保するために、予熱運転等の空気調和機能で使用する電力は小さく(省電力化)する必要がある。
つまり、従来の電動機を発熱させる方法においては、交流電圧を電動機に供給するために、インバータ装置のインバータ動作の電力ロスにより、インバータ装置も発熱していたが、この発熱は、圧縮機の加熱に利用されていない。したがって、直流電源の消費電力は、電動機の発熱とインバータ装置の発熱の両方であるため、圧縮機を加熱する目的に対して過剰な電力を要していた。
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、低騒音、省電力で充分な予熱運転を可能とする空気調和装置を提供することを目的とする。
また、ヒーター等の加熱装置を必要とせずに加熱する圧縮機の予熱方法を提供する。
上記課題を解決するために、本発明の空気調和装置は、DCコンバータからの降圧された直流電圧を電動機の巻線へ直流電流が流れるようにインバータ装置のスイッチング素子を利用して通電し、当該直流電流による巻線の発熱により圧縮機を加熱するものである。
これによって、直流電流であるために予熱運転における電磁音による騒音はいっさい発生しない。よって、騒音と加熱の関連に係りなく、必要に応じDCコンバータの出力を調節可能であり、充分な加熱ができる。また、DCコンバータの出力を、最適な加熱状態に調節することによって省電力を図ることができる。
また、各相の巻線を切り替えて加熱することによってほぼ均一に加熱できるものである。
また、予熱時のインバータ装置やDCコンバータの発熱を利用するために、これらを圧縮機の底面に配設したり、巻線により加熱されにくい部分に配設して、より効果的に圧縮機を加熱するものである。
本発明の空気調和装置は、電動圧縮機の予熱運転において、騒音をいっさい発生させず、また無駄な電力を使うことなく、充分な加熱ができる。
したがって、低騒音、省電力で充分な予熱運転を可能とする空気調和装置が得られる。
第1の発明は、DCコンバータからの降圧された直流電圧を電動機の巻線へ直流電流が流れるようにインバータ装置のスイッチング素子を利用して通電し、当該直流電流による巻線の発熱により圧縮機を加熱する。
これによって、直流電流であるために予熱運転における騒音はいっさい発生しない。よって、騒音と加熱の関連に係りなく、必要に応じDCコンバータの出力を調節可能であり、充分な加熱ができる。また、DCコンバータの出力を、最適な加熱状態に調節可能であり省電力化を図ることができる。従来の高周波数の交流電圧を印加する場合は圧縮機から漏れ電流が発生するが、いっさい発生しない。
第2の発明は、第1の発明において、予熱のために通電する巻線を順次変更するもので、これにより、発熱部位の偏りをなくし、均一で効果的な加熱ができる。
第3の発明は、第1、2の発明において、DCコンバータの出力を、圧縮機の温度を基に調節されるもので、これにより、必要最小限に正確な加熱が可能となり、省電力化を図ることができる。
第4の発明は、第1〜3の発明において、当該DCコンバータは、インバータ装置の直流/交流変換動作時には、直流/交流変換される直流電圧源として用いられる。電動機を駆動する直流/交流変換時には、昇圧を行いPAM変調にて電動機を高効率高出力で駆動するものである。すなわち、電動機を高効率高出力で駆動するための昇圧用DCコンバータに降圧機能(降圧用スイッチング素子、ダイオード)を追加するのみで実現できる。
第5の発明は、第1〜3の発明において、当該DCコンバータは、インバータ装置の制御用電源として用いられる。インバータ装置の制御用電源は、十数V〜数Vの低い電圧であるので予熱運転の電圧として適している。予熱運転時は、電動機を駆動しないので、制御用電源の電力消費を低減できる。よって、特段の回路を付加することなく実現できる。
第6の発明は、第1〜5の発明において、インバータ装置を圧縮機に一体的に配設して搭載するものである。これにより、予熱運転を行う際のインバータ装置の発熱も圧縮機の加熱に使用でき、省電力化を図ることができる。
第7の発明は、第6の発明において、インバータ装置を、圧縮機の下側に配設するものである。よって、圧縮機の下側から、圧縮機をインバータ装置の発熱で効果的に加熱でき、更に省電力化を図ることができる。また、電動機が駆動される際、インバータ装置が圧縮機の熱により加熱されるのを軽減できる。
第8の発明は、第6又は第7の発明において、電動機が圧縮機の高圧シェル内に設置される場合、インバータ装置を圧縮機の低圧側に配設するものである。これにより、予熱運転時、圧縮機の高圧側は電動機により、圧縮機の低圧側はインバータ装置により加熱される。よって、圧縮機を均一に加熱でき、冷媒の潤滑油中への溶込み、液バック等を、高圧側、低圧側の双方から効果的に防止可能となる。また、電動機が駆動される際、インバータ装置は低温の低圧側により冷却されるので、特段の冷却機構を付加する必要がない。
第9の発明は、第6又は第7の発明において、電動機が圧縮機の低圧シェル内に設置される場合、インバータ装置を高圧側に配設するものである。これにより、予熱運転時、圧縮機の低圧側は電動機により、圧縮機の高圧側はインバータ装置により加熱される。よって、圧縮機を均一に効果的に加熱できる。
第10の発明は、第6〜9の発明において、DCコンバータを、インバータ装置内に収容するものである。これにより、DCコンバータの熱も圧縮機の加熱に使用でき、更に省電力化を図ることができる。
第11の発明は、第1〜10の発明において、空気調和装置を車両用空気調和装置とし
たものである。よって、液バックし易く急速な冷暖房立上りが必要であり、また低騒音を求められるため、本発明を適用して効果的である。
第12の発明は、直流電源の直流電圧を電動機の巻線へ直流電流が流れるようにインバータ装置のスイッチング素子を利用して通電し、当該直流電流による巻線の発熱により圧縮機を加熱する方法である。
これによって、ヒーター等の加熱装置がなくても圧縮機の予熱が可能となり、圧縮機の信頼性を向上することができる。また、直流電流であるために予熱運転における騒音はいっさい発生せず、従来の高周波数の交流電圧を印加する場合のような圧縮機からの漏れ電流も発生しない。
第13の発明は、第12の発明において、予熱のために通電する巻線を順次変更する方法であり、これにより、発熱部位の偏りをなくし、均一で効果的な圧縮機の予熱ができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1に、本発明の実施の形態1における電動圧縮機を駆動するための電気回路図を示す。従来の電気回路図(図9)に対して、バッテリ1とインバータ装置46との間に、DCコンバータ51が設けられ、また、電動機31(電動圧縮機19)の温度を検出するための電動機温度検出用温度センサ8が設置されている。一方、インバータ装置46には、リレー43、充電抵抗49が備えられていない。尚、制御回路7、スイッチング素子2のゲート駆動回路へ電力供給するための、バッテリ1の電圧を降圧する制御電源用DCコンバータが別途備えられているのは同様である。
更に、車両用空気調和装置の構成、電動圧縮機、車両配置は、上記変更点を除き図7、図8、図10と同一である。
上記構成について、まず、通常の冷房又は暖房運転における電動機の駆動について説明する。
インバータ装置46の起動に当たり、まずDCコンバータ51のスイッチング素子50がONされる。これにより、バッテリ1からコイル52、ダイオード54を経由してコンデンサ41へ充電電流が流れ、コンデンサ41はバッテリ1の電圧に充電される。この時、充電電流はコイル52のインダクタンスにより抑制されるので、従来の突入電流防止用の充電抵抗49は不要である。
コンデンサ41の充電が完了すると(電圧検出器10の出力などで制御回路7が判定)、制御回路7は、インバータ回路部40のスイッチング素子2を駆動させ、PWMにて直流/交流変換を開始する。この時、電流は、スイッチング素子50、コイル52、ダイオード54を経由し流れるので従来のリレー43は不要である。そして、エアコンコントローラ21からの回転数指令信号に基づいて電動機31を駆動する。必要により、制御回路7は、DCコンバータ51に昇圧動作させ、インバータ回路部40のスイッチング素子2をPAM動作させて、電動機31を高効率高出力で駆動する。昇圧動作は、昇圧用スイッチング素子53のスイッチングとダイオード54による整流作用により行う。
次に、外気温が低い時期の予熱運転について説明する。
電動圧縮機19(電動機31)の温度は、電動機温度検出用温度センサ8によって検出され、制御回路7は、この検出された温度が所定値(例えば0℃)より低いと予熱運転を開始する。
まず、降圧用スイッチング素子50を作動させ、DCコンバータ51の直流出力電圧を、バッテリ1の電圧より低くする。この電圧は、電圧検出器10により検出される。制御回路7は、この検出された電圧が所定値に達すると、スイッチング素子2のU,Y,ZをONにする。これにより、固定子巻線4に直流電流が流れる。
例として、DCコンバータ51の直流出力電圧を10V、スイッチング素子2のON電圧を2V、固定子巻線4各相の抵抗値を1Ωとする。U相巻線の直流電流値は、(10V―2V−2V)÷(1Ω+0.5Ω)=4A、V相、W相各巻線の直流電流値は、4A÷2=2Aとなる。よって、U相巻線の消費電力(発熱量)は、1Ω×(4A)2=16W、V相、W相各巻線の消費電力(発熱量)は、1Ω×(2A)2=4Wとなる。従って、固定子巻線4全体の消費電力(発熱量)は、24Wとなる。
上記構成において、固定子巻線4へ流れる電流は、直流であるために騒音はいっさい発生しない。更に、圧縮機からの漏れ電流もいっさい発生しない。よって、騒音、漏れ電流に関わりなく、充分な加熱ができる。この機能は、昇圧用DCコンバータに降圧機能(降圧用スイッチング素子50、ダイオード58)を追加するのみで実現できる。
この巻線における消費電力(発熱量)は、DCコンバータ51の直流出力電圧により調節できるので、電動機温度検出用温度センサ8によって検出される温度が、冷媒が潤滑油中に溶込まない温度、液バックが防止できる温度に達するように調節すれば良い。
これにより、必要最小限の加熱を正確に制御することが可能となり、省電力化を図ることができる。
ただし、このように固定子巻線4に直流電流を流す場合、上記の如く、相により消費電力(発熱量)が異なり、アンバランスとなる。よって、ONにするスイッチング素子2を順次変更するのがよい。例として、通電パターン1をU,Y,ZがON、通電パターン2を、V,X,ZがON、通電パターン3を、W,X,YがONとする。そして、通電パターンの1〜3を順次選択するようにすればよい。
これにより、発熱部位の偏りをなくし、ほぼ均一で効果的な加熱ができる。
尚、ONにするスイッチング素子2をU,Yとすれば、固定子巻線4のU相巻線とV相巻線に同じ電流が流れて同じ消費電力(発熱量)となり、かつ、W相巻線は発熱しない。この方式で、ONにするスイッチング素子2をV,Z、更に、ONにするスイッチング素子2をW,Xとして、順次各相の巻線が発熱する通電パターンを順次選択するようにしてもよい。すなわち、通電パターンの順次選択によって発熱部位の偏りをなくし、ほぼ均一な加熱ができる方法であれば、特に限定するものではない。
以上のように、本実施の形態において、低騒音、省電力で充分な予熱運転を可能とする空気調和装置が得られる。
(実施の形態2)
図2に、本発明の実施の形態2における電動圧縮機を駆動するための電気回路図を示す。
バッテリ1とインバータ装置47との間に設けられたDCコンバータ55は、背景技術及び実施の形態1において図示していなかった、バッテリ1の電圧を変換し、制御回路7、スイッチング素子2等へ電力供給するための制御電源用DCコンバータである。
インバータ装置47には、DCコンバータ55との間に新たにダイオード59が設けられている。また、電動機31(電動圧縮機19)の温度を検出するための電動機温度検出用温度センサ8は実施の形態1と同様に設置されている。
尚、車両用空気調和装置の構成、電動圧縮機、車両配置は、上記変更点を除き図7、図8、図10と同一である。
上記構成について、通常の動作を説明する。
インバータ装置47の起動に当たり、まず充電抵抗49によりコンデンサ41はバッテリ1の電圧に充電される。制御回路7へは、DCコンバータ55よりバッテリ1の電圧を降圧し電源供給されている。
コンデンサ41の充電が完了すると(電圧検出器10の出力などで制御回路7が判定)、制御回路7は、リレー43を閉とし、インバータ回路部40のスイッチング素子2を駆動させ、PWMにて直流/交流変換を開始する。そして、エアコンコントローラ21からの回転数指令信号に基づいて電動機31を駆動する。
次に、予熱運転について説明する。
外気温度が低い時期において、暖房運転が停止(電動機31が停止)されると、空気調和装置全体の温度が徐々に低下してゆく。この時、インバータ回路部40は停止状態にある。また、リレー43は開とされている。一方、DCコンバータ55は機能している。
そして、コンデンサ41はダイオード59経由で低電圧に充電され、制御回路7へも電源供給されている。よって、電動圧縮機19(電動機31)の温度低下は、電動機温度検出用温度センサ8によって検出される。
そして、制御回路7は、この検出された温度が所定値(例えば0℃)より低いと予熱運転を開始する。インバータ回路部40へは、DCコンバータ55より既に低電圧が供給されているので、スイッチング素子2のU,Y,ZをONにする。これにより、固定子巻線4に直流電流が流れる。インバータ回路部40への低電圧を10V、スイッチング素子2のON電圧を2V、固定子巻線4各相の抵抗値を1Ωとすると、上記実施の形態1における消費電力(発熱量)の計算例と同じになる。
上記構成において、制御用電源としてのDCコンバータ55は、十数V〜数Vの低い電圧を出力しているので予熱運転の電圧として適している。よって、特段の回路を付加することなく、予熱運転機能を実現することができる。
尚、この巻線における消費電力(発熱量)は、DCコンバータ55の直流出力電圧により調節できるが、このとき制御回路用としての電源電圧はレギュレター等により安定化しておくことが望ましい。
更に、本実施の形態に、電動機31を駆動するための通常のDCコンバータを組み合わせることも可能である。
(実施の形態3)
図3に、本発明の実施の形態3におけるインバータ装置一体型電動圧縮機の部分断面図を示す。電動圧縮機を駆動するための電気回路は、実施の形態1と同様である。
図3において、ケース30を備えたインバータ装置46が、電動圧縮機42の下に設置されており、インバータ装置46との電気接続のためにターミナル39が下方に設置されている。インバータ装置46は、接続線36にてDCコンバータ51、エアコンコントローラ21等と接続される。接続線36はハーネスクランプ35でケース30に固定される。
尚、車両用空気調和装置の構成、電動圧縮機、車両配置は、上記変更点を除き図7、図8、図10と同一である。
上記構成において、インバータ装置46にて電動機31が駆動されている場合、インバータ装置46は電動圧縮機42の下に配置されているので、電動圧縮機42からの熱を軽減できる。
また、予熱運転時においては、実施の形態1もしくは2による方法で、電動機31(電動圧縮機42)を加熱することができる。その上、インバータ装置46を電動圧縮機42の底面に配設したことにより、インバータ回路部40の発熱も下側から効果的に利用して加熱することができる。
更に、本実施の形態ではインバータ回路部40を電動機31から遠い場所(圧縮機構部28近傍)に配置している。この構成により、インバータ回路部40と電動機31との双方によって電動圧縮機42を広く加熱することができる。また、インバータ回路部40を電動機31の下方に配置すれば、インバータ回路部40と電動機31との双方で集中的に強力に加熱できる。
ここで、インバータ回路部40の消費電力(発熱量)を、実施の形態1もしくは2の計算例を適用し計算してみる。スイッチング素子2のUの消費電力(発熱量)は、2V×4A=8Wで、Y,Zの消費電力(発熱量)は、2V×2A=4Wとなる。従って、スイッチング素子2全体の消費電力(発熱量)は、16Wとなる。
すなわち、本実施の形態による予熱運転用加熱電力は、電動機31の24Wと合わせて40Wとなる。 次に、インバータ装置46の発熱を更に効果的に利用する方法について説明する。
図4(a)に、インバータ装置46の内部の斜視図を示す。制御回路7等を構成する回路基板29の下にインバータ回路部40が接続され、インバータ回路部40は伝熱器45に密着固定されて、インバータ回路部40の熱は伝熱器45へ伝熱される。そして、伝熱器45により電動圧縮機42を加熱する。このとき、DCコンバータ51を構成するスイッチング素子50,53、及びダイオード54の発熱も伝熱器45をを通して利用するとより効果的である。
図4(b)に、DCコンバータ51の素子の斜視図を示す。素子の形状は一例であるが、接続リードは回路基板29に接続するために折り曲げられている。
また、図1のインバータ装置46に代わり、図2に示すインバータ装置47でも良い。ちなみに、この場合のダイオード59の消費電力(発熱量)も予熱運転用加熱電力として
計算してみる。ON電圧を2Vとすると、2V×4A=8Wが追加され、予熱運転用加熱電力は、48Wとなる。
本実施の形態に示すように、予熱運転を行う際のインバータ装置のあらゆる素子の発熱を圧縮機の加熱に利用できる。また、圧縮機の下側から、圧縮機をインバータ装置の発熱で加熱すると効果的である。これらによって、更に省電力を図ることができる。
(実施の形態4)
図5に、本発明の実施の形態4におけるインバータ装置一体型電動圧縮機の部分断面図を示す。
図5において、ケース37を備えたインバータ装置46が、電動圧縮機44の右横(低圧側)に設置されており、インバータ装置46との電気接続のためにターミナル39が右横に設置されている。電動圧縮機44の金属製筐体60は、電動圧縮機19の金属製筐体32の低圧側が変更された形状となっている。インバータ装置46は、接続線36にてDCコンバータ51、エアコンコントローラ21等と接続される。接続線36はハーネスクランプ35でケース37に固定される。
尚、車両用空気調和装置の構成、車両配置、電動圧縮機は、上記変更点を除き図7、図8、図10と同一である。
この構成において、インバータ装置46にて電動機31が駆動されている場合、インバータ装置46の主たる発熱部インバータ回路部40は、低圧配管38により冷却される。よって、特段の冷却機構は必要とならない。インバータ回路部40は、低圧配管38の下側に配置されているので、効率的に冷却される。高圧シェル内に設置されている電動機31は、高圧冷媒で冷却される。
予熱運転時においては、実施の形態1もしくは2による方法で、電動機31(電動圧縮機44の左側)が加熱される。一方、電動圧縮機44の右側は、インバータ装置46の主たる発熱部インバータ回路部40により下側から効果的に加熱される。
インバータ回路部40の消費電力(発熱量)の計算、また伝熱構造に関しては、上記実施の形態3と同様である。
インバータ装置46に代わりインバータ装置47でも良い。
よって、本実施の形態においては、圧縮機を均一に加熱でき、冷媒の潤滑油中への溶込み、液バック等を、高圧側、低圧側の双方から効果的に防止可能となる。また、電動機が駆動される際、インバータ装置は低温の低圧側により冷却されるので、特段の冷却機構を付加する必要がない。
電動機31が圧縮機の低圧シェル内に設置される場合においては、インバータ装置46を高圧側に搭載するようにすれば、予熱運転時において、同様の作用効果を得られる。
(実施の形態5)
図6に、本発明の実施の形態5における電動圧縮機を駆動するための電気回路図を示す。
実施の形態1と比較して、DCコンバータ51をインバータ装置内に収容し、当該インバータ装置をインバータ装置48としている。また、インバータ温度検出用温度センサ9
が設置されている。
インバータ装置48により、電動機31を駆動する場合の動作、作用については、実施の形態1と同様である。
また、予熱運転時においては、実施の形態1もしくは2による方法で、電動機31(電動圧縮機42)が加熱される。更には、インバータ回路部40に加えDCコンバータ51の発熱によっても加熱される。
上記構成による、DCコンバータ51の消費電力(発熱量)を、実施の形態1の例と同一条件により計算してみる。降圧用スイッチング素子50、ダイオード54及びダイオード58のON電圧を2Vとすると、直流電流値は4Aであるので、およそ4A×2V(スイッチング素子50及びダイオード58)+4A×2V(ダイオード54)=16Wとなる。すなわち、本実施の形態による予熱運転用加熱電力は、電動機31の24W、インバータ回路部40の16Wと合わせて56Wとなる。
図4(a)に、インバータ装置48の内部斜視図を示す。制御回路7等を構成する回路基板29の下にインバータ回路部40が接続され、インバータ回路部40の熱は伝熱器45へ伝熱される。そして、伝熱器45により電動圧縮機42を加熱する。更に、降圧用スイッチング素子50、ダイオード54及びダイオード58も図4(b)に示すように、接続リードを折り曲げた形状で回路基板29へ電気接続され、伝熱器45へ取り付けられ伝熱される。
このとき、インバータ温度検出用温度センサ9にて、伝熱器45の温度を検出し、DCコンバータ51の出力を可変し、予熱運転用加熱電力を調節すると、より消費電力を抑制することができる。
同様に、実施の形態2における図2において、DCコンバータ55をインバータ装置内に収容してもよい。この場合、スイッチング素子57が伝熱器45へ取り付けられる。そして、スイッチング素子57の消費電力(発熱量)をおよそ4Wとすると、予熱運転用加熱電力は、電動機31の24W、インバータ回路部40の16W、ダイオード59の8Wと合わせ52Wとなる。
本実施の形態においては、DCコンバータの熱も圧縮機の加熱に使用できる。したがって、更に省電力を図ることができる。
車両用空気調和装置は、液バックし易く急速な冷暖房立上りが必要であり、また低騒音を求められるため、上記に示す各実施の形態を適用して電動圧縮機の予熱を行うことが効果的である。
以上のように、本発明にかかる空気調和装置は、低騒音、省電力で充分な予熱運転を可能としているので、家庭、事務所、工場等の空気調和装置にも適用できる。また、冷凍サイクルを用いて加熱を行う装置等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における電動圧縮機を駆動するための電気回路図 本発明の実施の形態2における電動圧縮機を駆動するための電気回路図 本発明の実施の形態3におけるインバータ装置一体型電動圧縮機の部分断面図 (a)本発明の実施の形態3及び5におけるインバータ装置の内部の斜視図、(b)同インバータ装置の素子の斜視図 本発明の実施の形態4におけるインバータ装置一体型電動圧縮機の部分断面図 本発明の実施の形態5における電動圧縮機を駆動するための電気回路図 従来の電動圧縮機を搭載した車両用空気調和装置の構成図 従来の電動圧縮機の部分断面図 従来の電動圧縮機を駆動するための電気回路図 従来の空気調和装置の車両配置図
符号の説明
1 バッテリ
4 固定子巻線
8 電動機温度検出用温度センサ
19 電動圧縮機
31 電動機
42 電動圧縮機(インバータ装置を下配置)
44 電動圧縮機(インバータ装置を横配置)
46 インバータ装置(昇降圧用DCコンバータ接続)
47 インバータ装置(制御電源用DCコンバータ接続)
48 インバータ装置(昇降圧用DCコンバータ内蔵)
51 DCコンバータ(昇降圧用)
55 DCコンバータ(制御電源用)

Claims (13)

  1. 直流電源と、該直流電源の直流電圧を直流/直流変換するDCコンバータと、直流電圧を直流/交流変換し、交流電流を出力して電動機を駆動するインバータ装置と、前記電動機により駆動される圧縮機とを備え、前記インバータ装置は、前記電動機を駆動する機能のほかに、スイッチング素子を利用して前記DCコンバータからの降圧された直流電圧を前記電動機の巻線へ直流電流が流れるように通電する機能を有し、前記直流電流の通電による前記巻線の発熱により前記圧縮機を加熱する予熱運転機能を有することを特徴とする空気調和装置。
  2. 予熱のために通電する巻線を順次変更することを特徴とする請求項1記載の空気調和装置。
  3. 予熱運転中におけるDCコンバータの出力は、圧縮機の温度を基に調節することを特徴とする請求項1乃至2に記載の空気調和装置。
  4. DCコンバータは、インバータ装置が直流/交流変換動作を行い電動機を駆動する時には、直流/交流変換される直流電圧源として用いられることを特徴とする請求項1乃至3に記載の空気調和装置。
  5. DCコンバータは、インバータ装置の制御用電源としても用いられることを特徴とする請求項1乃至3に記載の空気調和装置。
  6. インバータ装置は圧縮機に一体的に配設されることを特徴とする請求項1乃至5に記載の空気調和装置。
  7. インバータ装置は、圧縮機の下側に配設されることを特徴とする請求項6に記載の空気調和装置。
  8. 電動機が圧縮機の高圧シェル内に設置される場合、インバータ装置は低圧側に配設されることを特徴とする請求項6又は7に記載の空気調和装置。
  9. 電動機が圧縮機の低圧シェル内に設置される場合、インバータ装置は高圧側に配設されることを特徴とする請求項6又は7に記載の空気調和装置。
  10. DCコンバータは、インバータ装置内に収容されることを特徴とする請求項6乃至9に記載の空気調和装置。
  11. 空気調和装置を車両用としたことを特徴とする請求項1乃至10に記載の空気調和装置。
  12. 直流電源と、該直流電源の直流電圧を直流/交流変換し、交流電流を出力して電動機を駆動するインバータ装置と、前記電動機により駆動される圧縮機とを備え、前記インバータ装置のスイッチング素子を利用して直流電圧を前記電動機の巻線へ直流電流が流れるように通電し、前記巻線を発熱させて前記圧縮機を加熱することを特徴とする圧縮機の予熱方法。
  13. 通電する巻線を順次変更することを特徴とする請求項12記載の圧縮機の予熱方法。
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