JP2005322123A - 保険契約システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】保険申の込みから契約までを時間をより短縮し、顧客の利便性を向上する。
【解決手段】保険契約管理装置3は、申込基本情報とリスク情報とを受け付けて、記憶手段に記憶する情報保存手段と、前記リスク情報に応じてあらかじめ定められた保険料を算定し、算定した保険料を支払装置4に送信する保険料算定手段と、保険の契約を締結し、前記申込基本情報に基づいて、前記保険契約の証書である保険証書情報を作成する契約締結手段と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、保険の契約を支援する技術に関する。
特許文献1には、ネットワークを介して保険の申込みを受け付け、予め審査に必要な情報が記憶された顧客情報データベースに基づいて保険加入のための審査、および、保険の契約を行う保険システムが開示されている。
特開2003−141365
一般的に、保険の契約申込から契約締結までにおいて、保険の加入を認めるか否かの審査に要する時間の割合が大きい。また、顧客の健康状態や自動車事故の発生状況に応じてリスクを細分化し、適切な保険料を設定する保険商品の場合、審査にかかる時間はさらに長くなる傾向にある。しかしながら、特許文献1では、保険の契約申込を受け付けてから保険の審査および保険の契約までの一連の処理を行っている。そのため、審査に必要な情報を予め取得している場合であっても、審査自体にある程度の時間がかかる保険商品については、迅速に保険に加入することは困難である。
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、保険の申し込みから契約までの時間をより短縮し、顧客の利便性を向上することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、リスク情報管理装置があらかじめ保険の審査を実施しておくことで、保険の申し込みを受け付けてから短い時間で保険の契約を締結する。
例えば、保険に加入するための審査を行うリスク情報管理装置と、保険の契約を支援する保険契約管理装置と、保険料の精算を行う支払装置と、を有する。そして、リスク情報管理装置は、保険の契約申し込みの前に、保険の審査に必要なリスク評価用情報を受け付け、当該リスク評価用情報に基づいて、保険金を支払う可能性を示すリスクを評価し、保険の加入可否を審査する審査手段と、審査手段が行ったリスク評価結果および審査結果を含むリスク情報を第1の記憶手段に記憶するリスク情報保存手段と、第1の記憶手段に記憶されたリスク情報を保険契約管理装置に送信する送信手段と、を有する。保険契約管理装置は、保険の契約を申し込むために必要な申込基本情報と、リスク情報と、を受け付けて第2の記憶手段に保存する情報保存手段と、リスク情報の審査結果が加入許可を示す場合、リスク評価結果に応じてあらかじめ定められた保険料を特定し、申込基本情報に含まれる支払方法を特定するための支払識別情報および特定した保険料を含む保険料情報を支払装置に送信する保険料算定手段と、申込基本情報に基づいて、保険契約の証書である保険証書情報を作成する保険証書情報作成手段と、を有する。支払装置は、保険料情報を受信し、当該保険料情報に含まれる支払識別情報から保険料を差し引く支払手段を有する。
本発明では、リスク情報管理装置があらかじめ保険の審査を実施しておくことで、保険の申し込みから契約までの時間をより短縮し、顧客の利便性を向上することができる。
以下に、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態が適用された保険契約システムの概略図である。図示するように、保険契約システムは、少なくとも1つの保険契約端末装置1〜1と、リスク情報管理装置2と、保険契約管理装置3と、支払装置4と、解約返戻金処理装置5と、を有する。そして、保険契約端末装置1〜1、保険契約管理装置3およびリスク情報管理装置2は、インターネットなどのネットワーク8により接続されている。また、保険契約管理装置2と、支払装置4および解約返戻金処理装置5は、LANなどのネットワーク9により接続されている。なお、保険契約管理装置2と、支払装置4および解約返戻金処理装置5は、インターネットなどのネットワーク8により接続されていてもよい。
保険契約端末装置1〜1は、顧客が保険の審査要求および保険の契約申し込みを行うための装置であって、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話、PDA、サーバ、カーナビゲーションシステムなどのコンピュータ装置が用いられる。
リスク情報管理装置2は、顧客が保険の契約申し込みをする前に、当該顧客が保険に加入した場合のリスク(保険会社が保険金を支払う可能性)を評価し、当該顧客が保険に加入できるか否か審査するための装置である。なお、本実施形態では、保険会社以外の第3者機関が、リスク情報管理装置2を有し、各保険会社が販売する各保険商品についてリスク評価および審査を行うものとする。また、リスク情報管理装置2には、例えば、パーソナルコンピュータ、サーバなどのコンピュータ装置が用いられる。
保険契約管理装置3は、保険の契約申し込みを受け付けて、保険の契約を締結および管理するための装置であって、例えば、汎用的なコンピュータ装置が用いられる。なお、保険契約管理装置3は、保険会社各々が、少なくとも一台有するものとする。
支払装置4は、保険の契約締結後に保険料を精算する(顧客が支払う)ための装置である。例えば、金融機関の口座の入出金を管理するコンピュータ装置、または、クレジットカード会社のクレジットカード決済を管理するコンピュータ装置などが考えられる。解約返戻金処理装置5は、保険を解約した際の解約返戻金を精算する(顧客に払い戻す)ための装置である。例えば、金融機関の口座の入出金を管理するコンピュータ装置などが考えられる。なお、支払装置4と解約返戻金処理装置5は、1つの装置であってもよい。
なお、本実施形態の保険契約システムでは、リスク情報管理装置2、支払装置4、および、解約返戻金処理装置5は、それぞれ一台である。しかしながら、これらの装置は、複数台であってもよい。
次に、本実施形態における保険契約システムの審査および契約処理の概要について説明する。
図2は、審査および契約処理の概要を模式的に示した図である。まず、保険契約端末装置1は、顧客から保険の審査要求を受け付けて、後述するリスク評価用情報を作成する(S11)。そして、保険契約端末装置1は、リスク評価用情報をリスク情報管理装置2に送信する(S12)。次に、リスク情報管理装置2は、リスク評価用情報を用いてリスク評価及び審査を行う(S13)。そして、リスク情報管理装置2はリスク情報を作成し、記憶装置に記憶する(S14)。
次に、保険契約端末装置1は、顧客から保険契約の申し込み指示を受け付けて、後述する申込基本情報を作成し(S15)、作成した申込基本情報を保険契約管理装置3に送信する(S16)。そして、リスク情報管理装置2は、保険契約端末装置1からの指示を受け付けて、記憶装置に記憶されたリスク情報を保険契約管理装置3に送信する(S17)。
次に、保険契約管理装置3は、申込基本情報およびリスク情報を用いて保険料を算定し、後述する保険料支払情報を作成する(S18)。そして、保険契約管理装置3は、作成した保険料支払情報を支払装置4に送信する(S19)。そして、支払装置4は、受信した保険料支払情報を用いて保険料の支払(精算)処理を行う(S20)。そして、支払装置4は、支払処理の完了を通知するための支払終了信号を保険契約管理装置3に送信する(S21)。
そして、保険契約管理装置3は、申込基本情報を用いて後述する保険証書情報を作成し(S22)、作成した保険証書情報を保険契約端末装置1に送信する(S23)。そして、保険契約端末装置1は、保険証書情報を記憶装置に記憶する(S24)。
次に、保険契約端末装置1の機能を説明する。
図3は、保険契約端末装置1の機能構成の一例を示したものである。図示するように、保険契約端末装置1は、リスク評価用情報作成部101と、申込基本情報作成部102と、情報送信許可信号作成部103と、保険証書情報保存部104と、保険証書情報送信部105と、保険証書情報無効化部106と、入力受付部107と、出力部108と、記憶部109と、通信処理部110と、を有する。
リスク評価用情報作成部101は、入力受付部107から入力された情報を用いて、後述するリスク評価用情報を作成する。申込基本情報作成部102は、入力受付部107から入力された情報を用いて後述する申込基本情報を作成する。情報送信許可信号作成部103は、後述するリスク情報を保険契約管理装置3に送信させるための情報送信許可信号を作成し、作成した情報送信許可信号をリスク情報管理装置2に送信する。
保険証書情報保存部104は、後述する保険証書情報を記憶部109に記録する。保険証書情報送信部105は、保険解約時において、記憶部109に記憶された保険証書情報を、保険契約管理装置3に送信する。保険証書情報無効化部106は、保険解約時において、記憶部109に記憶された保険証書情報を無効とする。入力受付部107は、リスク評価用情報および申込基本情報を作成するために必要な情報の入力を受け付ける。出力部108は、各種の表示画面を出力装置に出力する。記憶部107には、保険証書情報などが記憶される。通信部110は、ネットワーク8を介して、リスク情報管理装置2および保険契約管理装置3とデータを送受信する。
次に、リスク情報管理装置2の機能を説明する。
図4は、リスク情報管理装置2の機能構成を示したものであ。図示するように、リスク情報管理装置2は、審査部201と、リスク情報保存部202と、リスク情報送信部203と、記憶部204と、通信処理部205とを有する。審査部201は、リスク評価および審査を行い、その結果情報であるリスク情報を作成する。リスク情報保存部202は、リスク情報を記憶部204に記録する。リスク情報送信部203は、記憶部204から対象となるリスク情報を抽出し、保険契約管理装置3に送信する。記憶部204には、リスク情報などが記憶される。通信処理部205は、ネットワーク8を介して、保険契約端末装置1、および保険契約管理装置3とデータを送受信する。
次に、保険契約管理装置3の機能を説明する。
図5は、保険契約管理装置3の機能構成の一例を示したものである。図示すように、保険契約管理装置3は、保険料算定部301と、保険証書作成部302と、情報保存部303と、解約返戻金算定部304と、解約終了通知部305と、更新条件監視部306と、リスク情報読込部307と、リスク情報要求部308と、記憶部309と、通信部310と、を有する。保険料算定部301は、リスク情報を用いて保険料を算定し、後述する保険料支払情報を作成する。保険証書作成部302は、保険契約の締結を支援し、申込基本情報を用いて保険証書情報を作成する。情報保存部303は、リスク情報および申込基本情報を記憶部309に記録する。
解約返戻金算定部304は、解約返戻金を算定し、解約返戻金情報を作成する。解約終了通知部35は、解約処理が終了したことを保険契約端末装置1に通知するための解約終了通知情報を作成する。更新条件監視部306は、後述する更新条件情報を監視し、所定の日時となった場合に自動更新処理を開始する。リスク情報読込部307は、自動更新対象の顧客のリスク情報を、記憶部309から読み込む。リスク情報要求部308は、最新のリスク情報を要求するリスク情報要求信号を保険契約管理装置3に送信する。記憶部309には、リスク情報および申込基本情報などが記憶される。通信処理部310は、ネットワーク8を介して、保険契約端末装置1およびリスク情報管理装置2とデータの送受信を行う。また、通信処理部310は、ネットワーク9を介して、支払装置4および解約返戻金処理装置5とデータの送受信を行う。
以上説明した、保険契約端末装置1、リスク管理装置2、保険契約管理装置3、支払装置4、および、解約返戻金装置5は、いずれも例えば図6に示すようなCPU901と、RAM等のメモリ902と、HDD等の外部記憶装置903と、キーボードやマウスなどの入力装置904と、ディスプレイやプリンタなどの出力装置905と、ネットワーク接続するための通信制御装置906と、これらの各装置を接続するバス907と、を備えた汎用的なコンピュータシステムを用いることができる。このコンピュータシステムにおいて、CPU901がメモリ902上にロードされた所定のプログラムを実行することにより、各装置の各機能が実現される。
例えば、保険契約端末装置1、リスク管理装置2、保険契約管理装置3、支払装置4、および、解約返戻金装置5の各機能は、保険契約端末装置1用のプログラムの場合は、保険契約端末装置1のCPU901が、リスク管理装置2用のプログラムの場合は、リスク管理装置2のCPU901が、保険契約管理装置3用のプログラムの場合は保険契約管理装置3のCPU901が、支払装置4用のプログラムの場合は支払装置4のCPU901が、そして、解約返戻金装置5用のプログラムの場合は解約返戻金装置5のCPU903が、それぞれ実行することにより実現される。この場合、保険契約端末装置1の記憶部109には、保険契約端末装置1のメモリ902または外部記憶装置903が用いられる。また、リスク管理装置2の記憶部204には、リスク管理装置2のメモリ902または外部記憶装置903が用いられる。また、保険契約管理装置3の記憶部309には、保険契約管理装置3のメモリ902または外部記憶装置903が用いられる。
次に、リスク評価用情報700のデータ構造について説明する。リスク評価用情報700は、リスク情報管理装置2が審査を行うために必要な情報である。
図7は、リスク評価用情報700のデータ構成の一例を示したものである。図示するように、リスク評価用情報700は、顧客属性情報710と、自己申告情報720と、証明書情報730とを有する。顧客属性情報710は、顧客を一意に識別するための顧客識別情報711と、顧客の性別を表す顧客性別情報712と、顧客の年齢を表す顧客年齢情報713とを有する。顧客識別情報711は、例えば、顧客コードや名前などが考えられる。図示する顧客属性情報710は、顧客識別情報711は「顧客1」で、の顧客性別712は「男」で、顧客年齢713は「33」であることを表している。
自己申告情報720は、保険の審査および契約の際に、顧客が自ら申告する情報である。図示する例では、自己申告情報720は、食生活情報721と、運転情報726と、を有し、各質問に対して回答を入力するアンケート形式となっている。食生活情報721は、顧客の食生活に関する情報であり、図示する例では、「一週間にお酒を飲む回数」の質問に対し、「2回」722という回答が設定されている。また、「一回のお酒の量」の質問に対し、「日本酒2合」723という回答が設定されている。運転情報726は、顧客の自動車の運転に関する情報である。図示する例では、運転情報726は、「一週間の運転時間」の質問に対し、「10時間」727という回答が設定され、「運転技術の自己評価」の質問に対し、「平均的」728という回答が設定されている。
証明書情報730は、顧客以外の第三者が発行する情報である。なお、この証明書情報730は、保険契約端末装置1の記憶部109にあらかじめ記憶されているものとする。図示する例では、証明書情報730は、健康診断情報731、運転免許情報736などが含まれる。健康診断情報731は、顧客が受診した健康診断の結果の情報であって、受信日732と健康状態733とを有する。図示する例では、受信日732には「2003/08/08」が、健康状態732には「問題無し」の健康診断結果が設定されている。運転免許情報736は、顧客が保持する運転免許証に示されている情報であって、免許取得年月日737、免許更新年月日738などが含まれる。図示する例では、免許取得年月日737には「1988/04/02」が、免許更新年月日738には「2002/04/02」が設定される。
なお、リスク評価用情報700は、上記以外にもさまざまなリスク評価を行うために必要な情報が含まれていてもよい。例えば、顧客属性情報710には、顧客の住所、郵便番号が含まれていてもよい。また、運転情報726には、顧客の車に搭載されたカーナビゲーションが測定した運転速度、エンジンの回転数、走行距離、走行場所など顧客の運転傾向・技術を把握可能な各種の情報の履歴が含まれていてもよい。また、証明書情報730には、車検情報や戸籍情報などが含まれていてもよい。また、リスク評価用情報700には、顧客自身、顧客の車および家屋などの画像情報が含まれていてもよい。
次に、リスク情報800のデータ構造について説明する。リスク情報800は、リスク情報管理装置2が行ったリスク評価および審査の結果である。
図8は、リスク情報800のデータ構成の一例を示したものである。図示すように、リスク情報800は、顧客識別情報810と、保険商品識別情報820と、リスク評価情報830と、審査結果情報840と、有効期限情報850とを有する。顧客識別情報810は、顧客を一意に識別するための情報であり、例えば、顧客コードや名前などが考えられる。保険商品識別情報820は、保険商品を一意に識別するための情報であり、例えば、保険商品番号や保険商品名などが考えられる。
リスク評価情報830は、顧客毎および保険商品毎のリスク評価の結果を表す情報である。リスクとは、顧客が病気になる、または事故を起こしたりなどすることにより、保険会社が保険金を支払う可能性を意味する。リスク評価情報830には、例えば、格付けを示す「A」、「B」または「C」のいずれかが設定される場合、100点を満点とするようなスコア情報が設定される場合、あるいは、一定期間の間に顧客が事故を起こす確率を表す数値が設定される場合などが考えられる。審査結果情報840には、顧客識別情報810に設定された顧客が、保険商品情報820に設定された保険商品に加入することができるか否の審査結果が設定される。例えば、加入可能な場合は「○」が設定され、加入不可能な場合は「×」が設定される。有効期限850には、リスク評価情報830および審査結果情報840の有効期限が設定される。保険の申し込は、この有効期限850内に後述する申込基本情報を保険契約管理装置3に送信する必要がある。なお、有効期限850には、審査を行った日時に各保険会社が保険商品毎にあらかじめ定めた所定の日数を加算した日時が設定される。
図8では、例えば、「顧客1」の「A社自動車保険」に対するリスク評価情報830には「A」が、審査結果情報840には加入可能を示す「○」が、有効期限850には「2004/01/01 00:00」が、それぞれ設定されている。なお、図示するリスク情報800は、全ての顧客の情報を1つのテーブルに格納している。しかし、リスク情報800は、顧客毎にテーブルを分けて作成してもよい。
次に、保険料支払情報900のデータ構造について説明する。
図9は、保険料支払情報900のデータ構造の一例を示したものである。図示するように、保険料支払情報900は、支払手段識別情報901と、保険料金額情報902とを有する。支払手段識別情報901には、保険料の支払手段を一意に識別するための情報、例えば、銀行名と口座番号、クレジット会社名とクレジットカード番号などが設定される。保険料金額情報902には、保険料の金額が設定される。図示する例では、「クレジット-2130」で特定されるクレジットカードを用いた支払手段により、保険料「20000」の支払が行われることを示している。
次に、申込基本情報1000のデータ構造について説明する。申込基本情報1000は、保険契約の申込みに必要な情報である。
図10は、申込基本情報1000のデータ構成の一例を示したものである。図示するように、申込基本情報1000は、顧客属性情報1010と、保険商品情報1020と、支払手段識別情報1031と、解約返戻金処理手段識別情報1032とを有する。顧客属性情報1010は、顧客識別情報1011と、顧客性別情報1012と、顧客年齢情報1013とを有する。顧客識別情報1011は、保険を申し込んだ顧客を一意に識別するための情報であり、例えば、契約者番号や名前などの識別情報である。顧客性別情報1012は、顧客の性別を表す情報である。顧客年齢情報1013は、顧客の年齢を表す情報である。
保険商品情報1020は、顧客が申し込んだ保険商品の情報である。保険商品情報1020は、保険商品を一意に識別するための保険商品識別情報1021と、保険商品の種類を示す保険種類1022と、保険金の名前および金額を示す保険金情報1023とを有する。図示する例では、保険金情報1023には、「車両保険金」として、「300000」の金額が設定されている。なお、保険金情報1023は、複数あってもよい。
支払手段識別情報1031は、顧客が申し込んだ保険商品の保険料を支払うための支払手段を一意に識別するための情報、例えば、銀行名と口座番号、クレジット会社名とクレジットカード番号などが設定される。解約返戻金処理手段識別情報1032は、顧客が申し込んだ保険商品を解約するときに、解約返戻金を振り込むための振込先を特定するための情報であり、例えば、銀行名と口座番号が設定される。図示する例では、「顧客1」1011は、「A社自動車保険」1021を申し込んだことを示している。また、その保険料の支払を「クレジット‐2130」1031で行い、また、その保険を解約する際は、解約返戻金を「銀行口座−2233」1032に振り込むことを示している。
次に、保険証書情報1100のデータ構造について説明する。
図11は、保険証書情報1100のデータ構成の一例を示したものである。図示するように、保険証書情報1100は、保険証書識別情報1111と、有効フラグ1112と、契約開始時刻1113と、契約終了時刻1114と、保険料金額情報1115と、解約返戻金処理手段識別情報1116と、顧客属性情報1120と、保険商品情報1130とを有する。
保険証書識別情報1111は、顧客と保険会社の間で契約した保険を一意に識別するための情報である。有効フラグ1112は、保険契約が、現在、有効かまたは無効(解約されている)かを識別するための情報である。契約開始時刻1113は、当該保険契約の契約開始時点(日時)を示す情報である。契約終了時刻1114は、当該保険契約の契約終了時点(日時)を示す情報である。保険料金額情報1115は、保険料の金額を示す情報である。解約返戻金処理手段識別情報1116は、当該保険契約を解約するときに、解約返戻金を振り込む解約返戻金処理手段を識別するための情報である。顧客属性情報1120および保険商品情報1130は、図10の申込基本情報で前述した顧客属性情報1010および保険商品情報1020と、同様である。
次に、解約返戻金情報1200のデータ構造について説明する。
図12は、解約返戻金情報1200のデータ構成の一例を示したものである。図示するように、解約返戻金情報1200は、解約返戻金処理手段識別情報1201と、解約返戻金額1202とを有する。解約返戻金処理手段識別情報1201は、当該保険契約を解約するときに、解約返戻金を振り込む解約返戻金処理手段を識別するための情報である。解約返戻金額1202は、保険を解約した時に顧客に戻ってくる金額である。図12に示す例では、「銀行口座−2233」で指定される銀行口座に、「10000」の金額が振り込まれることを示している。
次に、更新条件情報1300のデータ構造について説明する。
図13は、更新条件情報1300のデータ構成の一例を示したものである。図示するように、更新条件情報1300は、顧客識別情報1301と、自動更新時期1302と、支払手段識別情報1303と、保険商品識別情報1304、端末装置識別情報1305とを有する。顧客識別情報1301は、保険契約を自動更新する顧客を一意に識別するための情報である。自動更新時期1302は、自動更新を実施する時期を表す情報である。支払手段識別情報1303は、自動更新を行う際に保険料を支払う支払手段を一意に識別するための情報である。保険商品識別情報1304は、自動更新する保険商品を一意に識別するための情報である。端末装置識別情報1305は、保険商品を自動更新した後に、保険証書情報1100を送信する保険契約端末装置1を識別するための情報、例えばIPアドレスなどである。
図示する例では、「2004/12/01 09:00」に「顧客1」の「A社自動車保険」は自動更新され、その際の保険料は「クレジット-2130」で識別されるクレジットカードによる支払手段で支払われ、自動更新後に「アドレス1」の保険契約端末装置1に保険証書情報が送信されることを示している。
次に、リスク評価および審査の処理について説明する。
図14は、リスク評価および審査の処理のフローチャートである。まず、保険契約端末装置1の入力受付部107は、リスク評価用情報を作成するための情報を受け付ける(S1401)。例えば、図7に示すリスク評価用情報700の顧客属性情報710および自己申告情報720は、GUI(Graphical User Interface)などの入力画面から、入力手段904を用いて入力される。また、証明書情報730は、保険契約端末装置1の記憶部109にあらかじめ記憶されている健康診断情報731や運転免許情報736などが入力される。なお、入力手段904から入力された情報は、記憶部109に記憶しておき、次回再利用できるようにしてもよい。そして、リスク評価用情報作成部101は、これらの入力情報からリスク評価用情報700を作成する(S1402)。そして、リスク評価用情報作成部101は、作成したリスク評価用情報700を、通信処理部110を用いてリスク情報管理装置2に送信する。
次に、リスク情報管理装置2の審査部210は、保険契約端末装置1から送信されたリスク評価用情報700を用いて、リスク評価を行う(S1403)。すなわち、審査部201は、リスク評価用情報700の顧客識別情報711に設定された顧客について、あらかじめ設定された種類の保険商品毎に、リスク評価を行う。まず、審査部201は、保険商品とリスク評価項目との評価項目特定テーブル(不図示)を参照して、保険商品各々に対応する少なくとも1つの情報を特定する。そして、審査部201は、保険商品毎に特定された各情報の設定内容に応じてリスク評価を行う。リスク評価は、例えば、保険商品毎に各情報の設定内容と評価結果とが対応付けられた評価決定テーブル(不図示)を参照することによって、評価を決定する。なお、評価項目特定テーブルと、評価決定テーブルとは、あらかじめ記憶部204に記憶されているものとする。
例えば、保険商品が「B社ガン保険」の場合、審査部201は、評価項目特定テーブルを用いて評価項目としてリスク評価用情報700から健康状態733を特定する。そして、審査部201は、健康状態733に「問題なし」が設定されているため、評価決定テーブルを参照して健康状態が「問題なし」に対応するリスク評価結果「A」を決定する。
また、保険商品が「C社ガン保険」の場合、審査部201は、評価項目特定テーブルを用いて評価項目としてリスク評価用情報700から食生活情報721を特定する。そして、審査部204は、例えば、「一週間にお酒を飲む回数」722が「2回」の場合「+1点」、「3回」の場合は「+2点」などあらかじめ定められたリスクの大きさを表すスコアを、食生活情報721の項目毎に加減して算出する。そして、審査部204は、評価決定テーブルを参照して、算出されたスコアに対応するリスク評価結果を決定することが考えられる。具体的には、算出されたスコアが0〜10点ならば、リスク評価結果は「A」で、11〜20点ならば、リスク評価結果は「B」とする。
また、保険商品が「A社自動車保険」の場合、審査部201は、評価項目特定テーブルを用いて評価項目としてリスク評価用情報700から運転情報726を特定する。そして、審査部201は、運転情報726に図示しないカーナビゲーションが測定した各種情報の履歴を用いて顧客の運転傾向を分析して、リスク評価することが考えられる。例えば、運転速度の履歴情報から、顧客の運転速度の平均値を算出する。そして、審査部201は、評価決定テーブルを参照して、算出した運転速度の平均値に対応するリスク評価結果を決定することが考えられる。具体的には、運転速度の平均値が20km/h未満の場合、リスク評価情報は「A」とし、平均値が20km/h以上30km/h以下の場合、リスク評価結果は「B」とする。
次に、審査部201は、リスク評価結果に基づいて、審査をする(S1404)。すなわち、審査部201は、リスク評価用情報700の顧客識別情報711に設定された顧客について、あらかじめ設定された種類の保険商品各々に、加入できるか否かを判別する。具体的には、審査部201は、保険商品毎に、リスク評価情報803と加入可否とを対応付けた対応テーブルを用いて判別することが考えられる。たとえば、この対応テーブルには、リスク評価情報が「A」または「B」の場合は、当保険商品に加入可能であることを意味する「〇」が、リスク評価情報が「C」の場合は、当保険商品に加入不可能であることを意味する「×」が、設定されているものとする。
審査部201がリスク評価用情報700の顧客識別情報711に設定された顧客に対して、全ての保険商品のリスク評価および審査を終了した後、リスク情報保存部202は、当該顧客のリスク評価および評価結果を、記憶部204に記憶されたリスク情報800に追加する(S1405)。すなわち、リスク情報保存部202は、あらかじめ定められた保険商品毎に、当該顧客の各レコードをリスク情報800に追加する。なお、リスク情報保存部202は、顧客識別番号810には顧客識別情報711に設定された情報を、保険商品識別情報820には各保険商品名を、リスク評価情報830にはS1403で設定したリスク評価結果を、審査結果情報840にはS1404で設定した審査結果を、有効期限850には保険商品毎にあらかじめ定められた所定の期間を現在の日時に加算した日時を、それぞれ設定する。
そして、リスク情報送信部203は、リスク評価用情報700を送信した保険契約端末装置1に、通信処理部205を用いて、当該顧客のリスク情報800を送信する(S1406)。そして、保険契約端末装置1の出力部108は、当該顧客のリスク情報800を受信し、以下に説明する表示画面を出力装置905に表示する(S1407)。
図15は、S1407において出力部108が表示するリスク情報800の画面の一例を示したものである。なお、図示する例は、図8に示すリスク情報800の「顧客1」の「A社自動車保険」の表示画面を示したものである。表示画面150は、メッセージ表示部151と、全ての保険商品のリスク情報の一覧画面の表示指示を受け付ける一覧表示ボタン157と、他の保険商品のリスク情報の表示指示を受け付ける次画面表示ボタン158とを有する。
そして、メッセージ表示部151には、リスク情報800の保険商品識別情報820の内容が設定されたテキストボックス152と、審査結果情報840が設定されたテキストボックス153と、リスク評価情報830の内容が設定されたテキストボックス154と、有効期限850の内容が設定されたテキストボックス155と表示されている。図示する例では、「A社自動車保険」152を契約するための審査を「通過しており」153、リスク評価は「A」154であり、この審査結果およびリスク評価の有効期限155は、「2004/01/01」155までであることを表示している。このような表示画面150を見ることによって、顧客は、各保険商品の審査結果を保険の契約申込前にあらかじめ知ることができる。顧客は、審査を通過している保険商品のみ、保険の契約申込をすることができる。また、顧客は、この審査結果を用いて保険の契約申し込みをする場合、表示画面150の有効期限155内に申し込みをしなければならないことを知ることができる。
図16は、一覧表示ボタン157を押下した場合に、出力装置905に表示される一覧画面の一例を示したものである。図示するように、リスク情報一覧画面は、「審査結果の一覧表」が設定されたタイトル161と、審査一覧表162とを有する。審査一覧表162は、保険商品識別情報163と、リスク評価情報164と審査結果165と、有効期限と166とを有する。図示する例では、「A社自動車保険」167については、リスク評価は「A」で、審査に通過しており、有効期限は「2004/01/01」までであることを表示している。
次に、保険契約申込時の処理について説明する。
図17は、保険契約申込時のフローチャートである。まず、まず、保険契約端末装置1の入力受付部107は、申込基本情報1000(図10参照)を作成するための情報を受け付ける(S1701)。例えば、図10に示す申込基本情報1000の各項目について、GUI(Graphical User Interface)を用いた入力画面からの入力を受け付ける。なお、入力手段904から入力された情報は、記憶部109に記憶しておき、次回再利用できるようにしてもよい。そして、申込基本情報作成手段102は、これらの入力情報に基づいて保険契約の申込みに必要な情報である申込基本情報1000を作成する(S1702)。そして、申込基本情報作成手段102は、作成した申込基本情報1000を、通信処理部110を用いて保険契約管理装置3に送信する。そして、保険契約管理装置3の情報保存部303は、申込基本情報1000を受信し、記憶部309に記憶する(S1703)。
次に、保険契約端末装置2の情報送信許可信号作成部103は、リスク情報8000の送信を許可するための情報送信許可信号を作成し、当該情報送信許可信号をリスク情報管理装置2に送信する(S1704)。情報送信許可信号は、前述の審査処理(図14:S1405)において作成されたリスク情報800を、保険契約管理装置3に送信するための情報である。そして、情報送信許可信号には、顧客識別情報(申込基本情報1000の顧客識別情報1011に設定された情報)が含まれている。
リスク情報管理装置2のリスク情報送信部203は、情報送信許可信号を受信し、当該信号に含まれる顧客識別情報1011の顧客をリスク情報800から抽出する。そして、リスク情報送信部203は、抽出したリスク情報800を、通信処理部205を用いて保険契約管理装置3に送信する(S1705)。例えば、情報送信許可信号に含まれる顧客識別情報1011が「顧客1」の場合、リスク情報送信部203は、リスク情報800の顧客識別情報810が「顧客1」のレコードのみを送信する。
次に、保険契約管理装置3の情報保存部303は、当該顧客のリスク情報800を受信し、記憶部309に記録する(S1706)。そして、保険料算定部301は、記憶部309に記憶された申込基本情報1000の保険商品識別情報1021に設定された保険商品を、記憶部309に記憶されたリスク情報800から特定する。そして、保険料算定部301は、特定した保険商品各々の保険料を算定する(S1707)。すなわち、保険料算定部301は、特定した保険商品毎に、当該保険商品のリスク情報800のリスク評価情報830を読み出す。そして、保険料算定部301は、リスク評価情報830と保険料とを対応付けた料率算定テーブル(不図示)を参照し、読み出したリスク評価情報830に対応する保険料を決定する。なお、料率算定テーブルは、保険商品毎にあらかじめ記憶部309に記憶されているものとする。例えば、保険商品が「A社自動車保険」の料率算定テーブルには、リスク評価情報830が「A」の保険料には「20000」が設定され、リスク評価情報830が「B」の保険料にが「30000」が設定されているものとする。
そして、保険料算定部301は、保険料支払情報900を作成し、記憶部309に記憶する。すなわち、保険料算定部301は、申込基本情報1000の支払手段識別情報1031に設定された情報を支払手段識別情報901に、保険商品毎に算定した保険料を各保険料金額情報902に、それぞれ設定した保険料支払情報900を作成する。そして、保険料算定部301は、作成した保険料支払情報900を、支払装置4に送信する。
支払装置4は、保険契約端末装置2から保険料支払情報900を受信し、支払手段識別情報901に設定されたクレジットカード、銀行口座などの支払手段から、保険料金額情報902に設定された金額の保険料の支払処理(引き落とし)を行う(S1708)。図9に示す保険料支払情報900の場合、支払装置4は、「クレジット-2130」で指定されるクレジットカードから、「20000」の金額を引き落とす。そして、支払装置4は、支払が終了したことを知らせるための支払終了信号を、保険契約管理装置3に送信する(S1709)。
保険契約管理装置3の保険証書作成部302は、支払終了信号を受信すると、申込基本情報1000の顧客識別情報1011に設定された顧客に対して、保険商品識別情報1021で設定された保険商品の契約締結を支援し、当該契約に対応する保険証書情報1100を作成する(S1710)。すなわち、保険証書作成部302は、保険証書情報1100の保険証書情報1111には所定の一意の識別番号を、有効フラグ1112には「有効」を、契約開始時刻1113には前述の支払い終了信号を受信した年月日時刻を、契約終了時刻1114には契約開始時刻1113に設定した年月日時刻に契約期間を加算した年月日時刻を、保険料金額情報1115にはS1707において算出した保険料を、それぞれ設定する。また、保険証書作成部302は、解約返戻金処理手段識別情報1116、顧客属性情報1120および保険商品情報1130には、申込基本情報1000の解約返戻金処理手段識別情報1032、顧客属性情報1010および保険商品情報1020の設定情報を、それぞれ設定する。なお、保険証書作成部302が行う保険の契約処理は、一般的な契約計上処理である。
そして、保険証書作成部302は、保険証書情報1100を作成した保険商品について、更新条件情報1300(図13参照)を作成する(S1711)。すなわち、保険証書作成部302は、保険証書情報1100顧客識別情報1301、自動更新時期1302および保険商品識別情報1304には、保険契約情報1100の顧客識別情報1121、契約終了時刻1114、および、保険商品識別情報1131を、それぞれ設定する。また、保険証書作成部302は、支払手段識別情報1303には、保険料支払情報900の支払手段識別情報901を設定する。また、保険証書作成部302は、端末識別情報1305には、保険申込基本情報1000を送信した保険契約端末装置1のアドレス情報を設定する。なお、アドレス情報は、図示しないが保険申込基本情報1000に含まれているものとする。
そして、保険証書作成部302は、S1710において作成した保険証書情報1100を、保険申込基本情報1000を送信した保険契約端末装置1に送信する。そして、保険契約端末装置1の保険証書情報保存部104は、保険証書情報1100を受信し、記憶部109に記録する(S1712)。そして、出力部108は、保険証書情報1100を出力装置905に表示する(S1713)。
次に、S1712において出力装置905に表示される保険証書情報1100の表示画面を説明する。
図18は、保険証書情報1100の表示画面の一例を示したものである。図示するように表示画面180は、保険商品識別情報1131の内容を表示するテキストボックス181と、保険料金額1115の内容を表示するテキストボックス182と、契約開始時刻1113を表示するテキストボックス183と、契約終了時刻1114を表示するテキストボックス184と、を有する。図示する例では、「A社自動車保険」181の契約が成立し、その契約を結ぶために「20000」182の保険料が支払われたことを示している。また、「A社自動車保険」181の契約の有効期間は、「2003/12/01 09:11」183から「2004/12/01 09:11」184までであることを示している。
図19は、保険証書情報1100の表示画面の別の一例を示したものである。この表示画面190は、パスワードを入力させることにより、他人が保険証書情報1100を閲覧できないようにしている。図示するように、表示画面190は、まず保険証書情報1100の保険証書識別情報1111を表示するための保険証書識別情報表示部191と、パスワード入力ポップアップ表示部192と、を有する。パスワード入力ポップアップ部192は、パスワード入力ボックス193と、ボタン194とを有する。パスワード入力ボックス193に正しいパスワードを入力してボタン194を押した場合、表示画面190からパスワード入力ポップアップ部192が消えて、代わりに図18で前述した表示内容181〜184、または、図11に示す保険証書情報1100が表示されるものとする。なお、パスワードのチェックは、出力部108が、あらかじめ記憶部109に設定されたパスワードを読み出し、一致するか否かを判別する。
次に、保険契約の解約処理について説明する。
図20は、保険契約の解約処理のフローチャートである。保険契約端末装置1の入力受付部107は、入力装置904から入力された解約指示を受け付ける(S2001)。そして、保険証書情報送信部105は、記憶部109に記憶された保険証書情報1100を複製し、複製した保険証書情報1100を保険契約管理装置3に送信する(S2002)。なお、複数の保険証書情報1100が記憶部109に記憶されている場合、S2001において保険証書識別情報の入力を受け付け、受け付けた保険証書識別情報の保険証書情報1100のみを送信することとしてもよい。
次に、保険契約管理装置2の解約返戻金算定部304は、保険証書情報1100を受信し、当該保険証書情報1100を用いて解約返戻金を算定する(S2003)。すなわち、解約返戻金算定部304は、例えば、現時点から保険期間の終了までの残余期間に応じて、解約返戻金が設定された解約返戻金テーブル(不図示)を参照して解約返戻金を算定するなどの、一般的な解約返戻金の算定処理を行う。なお、解約返戻金テーブルは、あらかじめ、記憶部309に保険商品毎に記憶されているものとする。そして、解約返戻金算定部304は、 解約返戻金情報1200を作成し、記憶部309に記憶する。すなわち、解約返戻金算定部304は、保険証書情報110の解約返戻金処理手段識別情報1116に設定された情報を解約返戻金処理手段識別情報1201に、算定した解約返戻金を解約返戻金額1202に、それぞれ設定した解約返戻金情報1200を作成する。そして、解約返戻金算定部304は、作成した解約返戻金情報1200を、解約返戻金装置5に送信する。
解約返戻金装置5は、保険契約端末装置2から解約返戻金情報1200を受信し、解約返戻金処理手段識別情報1201に設定された銀行口座などの支払手段に、解約返戻金額1202に設定された金額の解約返戻金を払い戻す(振り込む)(S2004)。そして、解約返戻金処理装置5は、払い戻しが終了したことを知らせるための解約返戻終了信号を、保険契約管理装置3に送信する(S2005)。
保険契約管理装置3の解約終了通知部305は、解約返戻終了信号を受信すると、当該保険証書情報1100の保険契約を解約処理し、当該保険証書情報1100を無効にするための解約終了通知情報を保険契約端末装置1に送信する(S2006)。ここで、解約終了通知情報には、算定された解約返戻金額と、S2002において送信された保険証書情報1100の保険証書識別情報1111とが含まれている。
次に、保険契約端末装置1の保険証書情報無効化部106は、解約終了通知情報を受信し、解約指示した保険証書情報1100を無効とする(S2007)。すなわち、保険証書情報無効化部106は、保険証書情報1100の有効フラグ1112を「有効」から「無効」に変更する。そして、出力部108は、図21に示すような解約が成立したことを通知する表示画面を出力装置905に表示する(S2008)。
図21は、解約成立を通知する表示画面の一例を示したものである。図示するように、表示画面210は、保険商品識別情報1111の内容を表示するテキストボックス211と、解約返戻金の金額情報を表示するテキストボックス212とを有する。図示する例では、「A社自動車保険」の解約が成立し、「10000」の金額の解約返戻金が振り込まれた(払い戻された)ことを表している。
次に、保険契約の自動更新処理について説明する。
図22は、保険契約の自動更新処理のフローチャートである。保険契約管理装置3の更新条件監視部306は、一定の時間間隔で、記憶部309に記憶された更新条件情報1300の各自動更新時期1302を読み込む(S2201)。そして、更新条件監視部306は、OS(Operating System)の機能などにより取得した現在の年月日時刻と、読み込んだ各自動更新時期1302とを比較する(S2202)。そして、現在の年月日時刻と一致する自動更新時期1302の契約(レコード)が存在しない場合(S2202:NO)、更新条件監視部306は、S2201に戻り、一定の時間間隔で自動更新時期1302を読み込む。
一方、現在の年月日時刻と一致する自動更新時期1302の契約(レコード)が存在する場合(S2202:YES)、更新条件監視部306は、当該自動更新時期1301の契約を特定する。そして、リスク情報読込部307は、特定した更新条件情報1300の契約(レコード)に設定された顧客識別情報1301および保険商品識別情報1304に対応するリスク情報800を記憶部309から読み込む(S2203)。例えば、現在の年月日時刻が「2004/12/01 09:11」の場合、更新条件監視部306は、図13に示す更新条件情報1300の自動更新時期1302が「2004/12/01 09:11」の「顧客1」のレコードを特定する。そして、リスク情報読込部307は、図8に示すリスク情報800から顧客識別情報810が「顧客1」で、かつ、保険商品識別情報820が「A社自動車保険」のレコードを読み込む。
そして、リスク情報読込部307は、現在の年月日時刻が当該リスク情報800の有効期限850より前か否かを判別する(S2204)。現在の年月日時刻が有効期限850より前の場合(S2204:YES)、後述するS2208の処理を行う。一方、現在の年月日時刻が有効期限850より後の場合(S2204:NO)、リスク情報要求部308は、リスク情報800を要求するためのリスク情報要求信号を作成し、リスク情報管理装置2に送信する(S2205)。なお、リスク情報要求信号には、S2203で特定した更新条件情報1300の顧客識別情報1301と、保険商品識別情報1304とが含まれている。
リスク情報管理装置2のリスク情報送信部203は、リスク情報要求信号を受信し、当該リスク情報要求信号に含まれる顧客識別情報1301と保険商品識別情報1304に対応する最新のリスク情報800を記憶部204から抽出し、抽出したリスク情報800を保険契約管理装置3に送信する(S2206)。なお、保険を契約した顧客は、所定のタイミングで、図14に示すリスク評価および審査処理を行うものとする。これにより、リスク情報管理装置2の記憶部204には、最新のリスク情報800が存在している。
そして、保険契約管理装置3の情報保存部303は、リスク情報800を受信し、記憶部309に記憶する(S2207)。そして、図17に示す保険契約処理(S1707からS1713)と同様の処理により、保険料算定(S2208)、保険料の支払処理(S2209)、支払終了信号送信(S2210)、保険証書の作成(S2211)、更新条件情報の作成(S2212)、保険証情報の保存(S2213)、および、保険証書情報の表示(S1714)を行う。なお、当該処理の対象となる申込基本情報1000は、図17のS1703において、既に記憶部309に記憶されている。
以上、本発明の一実施形態を説明した。
本実施形態では、保険の申し込みを受け付ける前に、顧客から入力されたリスク評価用情報700に基づいて、あらかじめリスク評価および審査を実施する。これにより、保険申の込みから契約までを時間をより短縮し、顧客の利便性を向上することができる。
また、保険会社以外の第3社機関がリスク情報管理装置2を有し、各保険会社の各保険商品のリスク評価および審査を一手に実施することによって、効率の良い審査処理を実現することができる。
また、本実施形態では、保険契約端末装置1の記憶部109には、保険証書情報1100が記憶されている。そして、顧客からの解約指示を受け付けて、この保険証書情報1100を保険契約管理装置3に送信することにより、保険の即時解約を可能とし、顧客の利便性を向上することができる。
また、本実施形態では、更新条件情報1300を作成して、保険の自動更新を行う。そして、顧客に更新した保険証書を送付することで、顧客の利便性を向上することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、本実施形態では、保険契約端末装置1は、申込基本情報1000を保険契約管理装置3に送信してから、情報送信許可信号をリスク情報管理装置2に送信する。そして、リスク情報管理装置2は、この信号を受信したタイミングでリスク情報800を保険契約管理装置3に送信する。しかしながら、保険契約端末装置1は、情報送信許可信号を送信してから、申込基本情報1000を保険契約管理装置3に送信してもよい。また、保険契約管理装置3が、情報送信許可信号をリスク情報管理装置2に送信することとしてもよい。すなわち、申込基本情報1000を受信した保険契約管理装置3が、リスク情報800の送信を要求する情報送信許可信号をリスク情報管理装置2に送信し、リスク情報管理装置2がリスク情報800を、保険契約管理装置3に送信することとしてもよい。なおこの場合は、保険契約端末装置1は、情報送信許可信号を送信しない。
また、リスク情報管理装置2は、情報送信許可信号を受信した場合、リスク情報800を、保険契約管理装置3ではなく、保険契約端末装置1に送信してもよい。この場合、保険契約端末装置1は、申込基本情報1000とともにリスク情報800を、保険契約管理装置3に送信する。
また、本実施形態では、支払装置4または解約返戻金処理装置5は、銀行またはクレジット会社が有するコンピュータ装置をとした。しかしながら、支払装置4または解約返戻金処理装置5は、保険会社が決済機能を有する場合、保険会社が有するものであってもよい。
また、支払装置4または解約返戻金処理装置5は、ポイントを使った取引を管理するコンピュータ装置、または、ローンを用いた支払を管理するコンピュータ装置であってもよい。ポイントは、保険などの商品と交換するために顧客が予め購入しておく、プリペイド型のポイントであってもよい。また、保険商品とは別の商品やサービスを購入することにより蓄積されるポイントであってもよい。具体的には、航空会社が発行するマイレージと呼ばれるポイントや、クレジットカードで取引する金額に応じて蓄積されるようなポイントなどが考えられる。また、ローンを用いた支払は、例えば、顧客がクレジット会社からお金を借り、顧客は借りたお金で保険会社から保険商品を一括払いで購入し、その後、顧客がクレジット会社に借りたお金を返却するローンによる支払いが考えられる。
また、本実施形態では、リスク管理装置2は、保険会社以外の第三者機関が有するコンピュータ装置であって、各保険会社の保険商品のリスク評価および審査を行うものとした。しかしながら、保険会社各々がリスク管理装置2を有し、自社保険商品のリスク評価および審査を行うもとしてもよい。
図1は、本発明の一実施形態が適用された保険契約システムの概略図である。 図2は、保険契約システムの処理概要を模式的に示す図である。 図3は、保険契約端末装置の機能構成の一例を示す図である。 図4は、リスク情報管理装置の機能構成の一例を示す図である。 図5は、保険契約管理装置の機能構成の一例を示す図である。 図6は、各装置のハードウェア構成例を示す図である。 図7は、リスク評価用情報の構成の一例を示す図である。 図8は、リスク情報の構成の一例を示す図である。 図9は、保険料支払情報の構成の一例を示す図である。 図10は、申込基本情報の構成の一例を示す図である。 図11は、保険証書情報の構成の一例を示す図である。 図12は、解約返戻金情報の構成の一例を示す図である。 図13は、更新条件情報の構成の一例を示す図である。 図14は、審査処理のフローチャートである。 図15は、リスク情報表示画面の一例を示す図である。 図16は、リスク情報表示画面の一例を示す図である。 図17は、保険契約申込処理のフローチャートである。 図18は、保険契約表示画面の一例を示す図である。 図19は、保険契約表示画面の一例を示す図である。 図20は、保険契約解約処理のフローチャートである。 図21は、解約処理終了通知画面の一例を表す図である。 図22は、保険契約自動更新処理のフローチャートである。
符号の説明
1:保険契約端末装置、 2:リスク情報管理装置、 3:保険契約管理装置、 4:支払装置、 5:解約返戻金処理装置、 8:ネットワーク、 9:専用回線、 101:リスク評価用情報作成部、 102:申込基本情報作成部、 103:情報送信許可信号作成部、 104:保険証書情報保存部、 105:保険証書情報送信部、 106:保険証書情報無効化部、 107:入力受付部、 108:出力部 109:記憶部、110:通信処理部、 201:審査部、 202:リスク情報保存部、 203:リスク情報送信部、 204:記憶部、 205:通信処理部、 301:保険料算定部、 302:保険証書作成部、 303:リスク情報保存部、 304:解約返戻金算定部、 305:解約終了通知部、 306:更新条件監視部、 307:リスク情報読込部、 308:リスク情報要求部、 309:記憶部、 310:通信処理部

Claims (7)

  1. 保険契約システムであって、
    保険に加入するための審査を行うリスク情報管理装置と、保険の契約を支援する保険契約管理装置と、保険料の精算を行う支払装置と、を有し、
    前記リスク情報管理装置は、
    保険の審査に必要なリスク評価用情報を受け付け、当該リスク評価用情報に基づいて、保険金を支払う可能性を示すリスクを評価し、保険の加入可否を審査する審査手段と、
    前記審査手段が行ったリスク評価結果および審査結果を含むリスク情報を第1の記憶手段に記憶するリスク情報保存手段と、
    前記第1の記憶手段に記憶された前記リスク情報を前記保険契約管理装置に送信する送信手段と、を有し、
    前記保険契約管理装置は、
    保険の契約を申し込むために必要な申込基本情報と、前記リスク情報と、を受け付けて第2の記憶手段に保存する情報保存手段と、
    前記リスク情報の審査結果が加入許可を示す場合、前記リスク評価結果に応じてあらかじめ定められた保険料を特定し、前記申込基本情報に含まれる支払方法を特定するための支払識別情報および前記特定した保険料を含む保険料情報を、前記支払装置に送信する保険料算定手段と、
    前記申込基本情報に基づいて、前記保険契約の証書である保険証書情報を作成す保険証書情報作成手段と、を有し
    前記支払装置は、
    前記保険料情報を受信し、当該保険料情報に含まれる前記支払識別情報から前記保険料を差し引く支払手段、を有すること
    を特徴とする保険契約システム。
  2. 請求項1記載の保険契約システムであって、
    保険契約システムは、解約返戻金の精算を行う解約返戻金処理装置をさらに有し、
    前記保険契約管理装置は、
    保険の解約指示を受け付けて当該保険の残余期間に応じてあらかじめ定められた解約返戻金を特定し、前記申込基本情報に含まれる解約返戻金の払い戻し方法を特定するための解約返戻金識別情報および前記特定した解約返戻金を含む解約返戻金情報を、前記解約返戻金処理装置に送信する解約返戻金算定手段と、をさらに有し、
    前記解約返戻金処理装置は、
    前記解約返戻金情報を受信し、当該解約返戻金情報に含まれる前記解約返戻金識別情報に前記解約返戻金を加算する支払手段、を有すること
    を特徴とする保険契約システム。
  3. 請求項1記載の保険契約システムであって、
    前記保険証書情報作成手段は、前記保険のあらかじめ定められた契約期間の終了時期を含む更新条件情報を、前記第2の記憶手段に記憶し、
    前記保険契約管理装置は、
    前記更新条件情報の前記終了時期と現在の時刻とが一致する場合、前記リスク情報管理装置にリスク情報を要求するリスク情報要求手段を、さらに有し、
    前記保険料算定手段は、前記リスク情報要求手段により要求したリスク情報の審査結果が加入許可を示す場合、前記リスク評価結果に応じてあらかじめ定められた保険料を特定し、前記申込基本情報に含まれる支払方法を特定するための支払識別情報および前記特定した保険料を含む保険料情報を、前記支払装置に送信すること
    を特徴とする保険契約システム。
  4. 保険の契約を支援する保険契約管理装置であって、
    保険の契約を申し込むために必要な申込基本情報と、保険金を支払う可能性を示すリスク評価結果および保険の加入可否を示す審査結果を含むリスク情報と、を受け付けて、記憶手段に記憶する情報保存手段と、
    前記リスク情報の審査結果が加入許可を示す場合、前記リスク評価結果に応じてあらかじめ定められた保険料を特定し、前記申込基本情報に含まれる支払方法を特定するための支払識別情報および前記特定した保険料を含む保険料情報を、保険料の精算を行う支払装置に送信する保険料算定手段と、
    前記申込基本情報に基づいて、前記保険契約の証書である保険証書情報を作成する保険証書情報作成手段と、を有することし
    を特徴とする保険契約管理装置。
  5. 保険に加入するための審査を行うリスク情報管理装置と、保険の契約を支援する保険契約管理装置と、保険料の精算を行う支払装置と、を有する保険契約システムにおける保険契約支援方法であって、
    前記リスク情報管理装置は、
    保険の審査に必要なリスク評価用情報を受け付け、当該リスク評価用情報に基づいて、保険金を支払う可能性を示すリスクを評価し、保険の加入可否を審査する審査ステップと、
    前記審査ステップで行ったリスク評価結果および審査結果を含むリスク情報を第1の記憶手段に記憶するリスク情報保存ステップと、
    前記第1の記憶手段に記憶された前記リスク情報を前記保険契約管理装置に送信する送信ステップと、を行い、
    前記保険契約管理装置は、
    保険の契約を申し込むために必要な申込基本情報と、前記リスク情報と、を受け付けて第2の記憶手段に保存する情報保存ステップと、
    前記リスク情報の審査結果が加入許可を示す場合、前記リスク評価結果に応じてあらかじめ定められた保険料を特定し、前記申込基本情報に含まれる支払方法を特定するための支払識別情報および前記特定した保険料を含む保険料情報を、前記支払装置に送信する保険料算定ステップと、
    前記申込基本情報に基づいて、前記保険契約の証書である保険証書情報を作成する保険証書情報作成ステップと、を行い
    前記支払装置は、
    前記保険料情報を受信し、当該保険料情報に含まれる前記支払識別情報から前記保険料を差し引く支払ステップ、を行うこと
    を特徴とする保険契約支援方法。
  6. 情報処理装置が行う保険契約支援方法であって、
    前記情報処理装置の演算手段は、
    保険の契約を申し込むために必要な申込基本情報と、保険金を支払う可能性を示すリスク評価結果および保険の加入可否を示す審査結果を含むリスク情報と、を受け付けて、記憶手段に記憶する情報保存ステップと、
    前記リスク情報の審査結果が加入許可を示す場合、前記リスク評価結果に応じてあらかじめ定められた保険料を特定し、前記申込基本情報に含まれる支払方法を特定するための支払識別情報および前記特定した保険料を含む保険料情報を、保険料の精算を行う支払装置に送信する保険料算定ステップと、
    前記申込基本情報に基づいて、前記保険契約の証書である保険証書情報を作成する保険証書情報作成ステップと、を実行すること
    を特徴とする保険契約支援方法。
  7. 情報処理装置が保険の契約を支援するための保険契約支援プログラムであって、
    前記情報処理装置に、
    保険の契約を申し込むために必要な申込基本情報と、保険金を支払う可能性を示すリスク評価結果および保険の加入可否を示す審査結果を含むリスク情報と、を受け付けて、記憶手段に記憶する情報保存手段、
    前記リスク情報の審査結果が加入許可を示す場合、前記リスク評価結果に応じてあらかじめ定められた保険料を特定し、前記申込基本情報に含まれる支払方法を特定するための支払識別情報および前記特定した保険料を含む保険料情報を、保険料の精算を行う支払装置に送信する保険料算定手段、および、
    前記申込基本情報に基づいて、前記保険契約の証書である保険証書情報を作成する保険証書情報作成手段、として実行させること
    を特徴とする保険契約支援プログラム。
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