JP2005320181A - 堆肥の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】堆肥原料に籾殻、米糠、おから等の調整材を配合し、堆肥原料及び調整材の種類や配合割合、外気温、水分含有率などの発酵条件に応じて切り返しを所定時間の間隔を置いて複数回行いつつ堆肥原料を発酵させて堆肥を製造するに際し、上記堆肥原料に米、大豆、杉、松、オオバコなどから抽出してなる植物活性化剤を添加することになり、堆肥の臭いの実質的な除去を行うことができ、殆ど無臭の堆肥を製造することができる。
【解決手段】堆肥原料1に籾殻、米糠、おから等の調整材2を配合し、堆肥原料及び調整材の種類や配合割合、外気温、水分含有率などの発酵条件に応じて切り返し6を所定時間の間隔を置いて複数回行いつつ発酵させて堆肥7を製造する堆肥の製造方法において、堆肥原料に米、大豆、杉、松、オオバコなどから抽出してなる植物活性化剤3を添加する。
【選択図】図1
【解決手段】堆肥原料1に籾殻、米糠、おから等の調整材2を配合し、堆肥原料及び調整材の種類や配合割合、外気温、水分含有率などの発酵条件に応じて切り返し6を所定時間の間隔を置いて複数回行いつつ発酵させて堆肥7を製造する堆肥の製造方法において、堆肥原料に米、大豆、杉、松、オオバコなどから抽出してなる植物活性化剤3を添加する。
【選択図】図1
Description
本発明は例えば無農薬栽培、減農薬栽培に用いられる堆肥の製造方法に関するものである。
従来、この種の堆肥の製造方法として、牛糞、豚糞、鶏糞などの畜糞や食品残渣などの堆肥原料に籾殻、米糠、おから等の調整材を配合し、該堆肥原料及び調整材の種類や配合割合、外気温、水分含有率などの発酵条件に応じて切り返しを複数回行いつつ該堆肥原料を発酵させて堆肥を製造する堆肥の製造方法が知られている。
特開2000−169273
しかしながら上記従来の堆肥の製造方法の場合、元々原料の悪臭が堆肥中に残っていたり、或いは、不十分な発酵により悪臭を発生する堆肥が多く、このため、堆肥中に土壌を混ぜたり、大型の脱臭装置により脱臭処理しなければならず、又、発酵が不十分であると腐敗を招き易く、有害物質の発生が生じ易く、又、土が痩せ、作物の連作障害が生ずることもあるという不都合を有している。
本発明はこれらの不都合を解決することを目的とするもので、本発明のうちで、請求項1記載の発明は、牛糞、豚糞、鶏糞などの畜糞や食品残渣などの堆肥原料に籾殻、米糠、おから等の調整材を配合し、該堆肥原料及び調整材の種類や配合割合、外気温などの発酵条件に応じて切り返しを所定時間の間隔を置いて複数回行いつつ該堆肥原料を発酵させて堆肥を製造する堆肥の製造方法において、上記堆肥原料に米、大豆、杉、松、欅などから抽出してなる植物活性化剤を添加することを特徴とする堆肥の製造方法にある。
又、請求項2記載の発明は、上記堆肥原料の切り返し時に上記植物活性化剤を添加することを特徴とするものである。
本発明は上述の如く、請求項1記載の発明にあっては、牛糞、豚糞、鶏糞などの畜糞の一種類やこれら数種の混合物や、生ゴミなどの食品残渣などの堆肥原料に籾殻、米糠、おから等の調整材を配合し、堆肥原料及び調整材の種類や配合割合、外気温、水分含有率などの発酵条件に応じて切り返しを所定時間の間隔を置いて複数回行いつつ堆肥原料を発酵させて堆肥を製造するに際し、上記堆肥原料に米、大豆、杉、松、オオバコなどから抽出してなる植物活性化剤を添加することになり、この米、大豆、杉、松、オオバコなどから抽出してなる植物活性化剤は人間、植物、動物に無害であり、微生物の繁殖を盛んにすると共に土壌改良を進める作用をなし、この植物活性化剤の添加により堆肥の臭いの実質的な除去を行うことができ、殆ど無臭の堆肥を製造することができ、この堆肥の作物への使用により作物の活性化や害虫の被害、風水害などには倒れにくく落ちにくい作物を作ることができ、野菜などの連作障害も防ぐことができ、野菜などの糖分も増やすことができ、無農薬、減農薬栽培が可能となり、健全な作物栽培を行うことができる。
又、請求項2記載の発明にあっては、上記堆肥原料の切り返し時に上記植物活性化剤を添加するようにしているので、植物活性化剤の使用効率を高めることができ、殆ど無臭の堆肥を製造することができ、健全な作物栽培を行うことができる。
図1、図2は本発明の実施の形態例を示し、1は牛糞、豚糞、鶏糞などの畜糞や食品残渣などの堆肥原料1に籾殻、米糠、おから等の調整材2を配合すると共に米、大豆、杉、松、オオバコなどから抽出してなる植物活性化剤3を添加し、これらを混合攪拌工程4で混合攪拌し、これらを発酵工程5で堆肥原料1及び調整材2の種類や配合割合、外気温、水分含有率などの発酵条件に応じて切り返し6を所定時間の間隔を置いて例えば3日〜4日の間隔で6回〜8回位の複数回行いつつ堆肥原料1を発酵させ、堆肥7を製造することになる。
この発酵工程5において、堆肥原料1の切り返し時に植物活性化剤3を添加することが望ましい。この切り返しは、堆肥原料1を手作業や切り返し機、攪拌機等により上下反転させて酸素を取り入れるための作業である。
ここに、上記植物活性化剤3としては、商品名「ノンジャーム」(製造元・株式会社ニチゾー)や商品名「HB−101」(製造元・株式会社フローラ)が用いられ、この「ノンジャーム」は米と大豆から抽出される液体であり、又、「HB−101」は杉,桧、松、オオバコから抽出される液体であり、いずれも安全無害である。
この実施の形態例は上記構成であるから、牛糞、豚糞、鶏糞などの畜糞の一種類やこれら数種の混合物や、生ゴミなどの食品残渣などの堆肥原料1に籾殻、米糠、おから等の調整材2を配合し、堆肥原料1及び調整材2の種類や配合割合、外気温、水分含有率などの発酵条件に応じて切り返し6を所定時間の間隔を置いて複数回行いつつ堆肥原料1を発酵させて堆肥を製造するに際し、上記堆肥原料1に米、大豆、杉、松、オオバコなどから抽出してなる植物活性化剤3を添加することになり、この米、大豆、杉、松、オオバコなどから抽出してなる植物活性化剤3は人間、植物、動物に無害であり、微生物の繁殖を盛んにすると共に土壌改良を進める作用をなし、この植物活性化剤3の添加により堆肥の臭いの実質的な除去を行うことができ、殆ど無臭の堆肥を製造することができ、この堆肥の作物への使用により作物の活性化や害虫の被害、風水害などには倒れにくく落ちにくい作物を作ることができ、野菜などの連作障害も防ぐことができ、野菜などの糖分も増やすことができ、無農薬、減農薬栽培が可能となり、健全な作物栽培を行うことができる。
又、この場合、上記堆肥原料1の切り返し時に上記植物活性化剤3を添加するようにしているので、植物活性化剤3の使用効率を高めることができ、殆ど無臭の堆肥を製造することができ、健全な作物栽培を行うことができる。
尚、本発明は上記実施の形態例に限られるものではなく、上記植物活性化剤3の原料、切り返し回数や間隔等は適宜設計して変更される。
以上、所期の目的を充分達成することができる。
1 堆肥原料
2 調整剤
3 植物活性化剤
6 切り返し
7 堆肥
2 調整剤
3 植物活性化剤
6 切り返し
7 堆肥
Claims (2)
- 牛糞、豚糞、鶏糞などの畜糞や食品残渣などの堆肥原料に籾殻、米糠、おから等の調整材を配合し、該堆肥原料及び調整材の種類や配合割合、外気温、水分含有率などの発酵条件に応じて切り返しを所定時間の間隔を置いて複数回行いつつ該堆肥原料を発酵させて堆肥を製造する堆肥の製造方法において、上記堆肥原料に米、大豆、杉、松、オオバコなどから抽出してなる植物活性化剤を添加することを特徴とする堆肥の製造方法。
- 上記堆肥原料の切り返し時に上記植物活性化剤を添加することを特徴とする請求項1記載の堆肥の製造方法。
Priority Applications (1)
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JP2004137254A JP2005320181A (ja) | 2004-05-06 | 2004-05-06 | 堆肥の製造方法 |
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Family
ID=35467723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004137254A Pending JP2005320181A (ja) | 2004-05-06 | 2004-05-06 | 堆肥の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101569687B1 (ko) * | 2013-11-28 | 2015-11-20 | 인미경 | 딸기재배용 효소 조성물의 제조방법 및 이에 의해 제조된 딸기재배용 효소 조성물 |
JP2016044088A (ja) * | 2014-08-21 | 2016-04-04 | 株式会社茎崎観光農園 | 堆肥の短期製造方法、耕作放棄地の短期農地化方法、汚染土壌の農地利用方法 |
WO2018169253A1 (ko) * | 2017-03-14 | 2018-09-20 | 왕영성 | 차전차피를 이용한 유기농 완효성비료 및 그의 제조방법 |
-
2004
- 2004-05-06 JP JP2004137254A patent/JP2005320181A/ja active Pending
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