JP2002068877A - 短時間で出来る有機質肥料とその製造法 - Google Patents

短時間で出来る有機質肥料とその製造法

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    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/40Bio-organic fraction processing; Production of fertilisers from the organic fraction of waste or refuse

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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 短時間で有機質肥料を製造することができ、
また、常温で発酵させることができることで、ローコス
トで生産でき、結果的に消費量が拡大し食品廃棄物の処
理がスムーズに進むことで、発明者が提唱する「フード
リサイクル」という新しい環境問題解決コンセプトとし
ての、短時間で出来る有機質肥料とその製造法を提供す
ることを目的にする。 【構成】 市販の攪拌機に精米機より得た米糠約500
リッターを入れ、この米糠に水分を噴霧しながら攪拌し
たものを培地とし、この培地に魚介廃棄物約50kgと
大豆の絞り粕30kgと米糠20kgを混入させて混合
し、これに各種放線菌と、各種枯草菌と、好気性土壌菌
と、嫌気性土壌菌よりなる群の中から選ばれた少なくと
も一種の種菌を接種して、約6時間攪拌させると発酵し
て、発酵終了後は臭いも少なくさらさらの粉末状の有用
な有機質肥料を得た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、培地に魚介廃棄物
と大豆の絞り粕と米糠を混入させて混合し、これに各種
土壌菌を接種して攪拌し発酵させた、短時間で出来る有
機質肥料とその製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の健康ブームにより、農薬や化学肥
料を使用せずに有機物のみからなる有機質肥料を用いて
裁培した有機野菜が好まれて消費されているが、一般的
に有機質肥料は、時間も手間も必要とする場合が多く、
普及が進んでいるとは認めがたい状況である。
【0003】その理由の一つとして、大量に発生する食
品廃棄物のリサイクル処理に見合うだけの技術が出てい
ないということもある。
【0004】例えば、魚介廃棄物は、腐敗しやすく、悪
臭を放ちやすいので、極めて処理しにくい産業廃棄物だ
とされている。また、従来、魚介廃棄物の処理として
は、通常、土中に埋没させて、土中の微生物の助力によ
り、堆肥として使用される方法が知られているが作成に
は、数か月という長い時間を必要とし、また、作成の過
程で著しい悪臭が発生するため、再利用が進んでいな
い。
【0005】また、例えば、大豆の絞り粕は、食品工場
で豆腐や油揚げを生産する時、大量に副生するにもかか
わらず腐敗しやすいため、再利用も進んでおらず、産業
廃棄の場所がなく、処分に困る問題という指摘を受けて
いる。
【0006】そこで、近年になって、上記問題を解決し
ようとする解決案の提案が増加しており、先行技術調査
を実施してみても、下記のように数々の技術の開発が進
んでいるのがわかる。
【0007】例えば、活性汚泥の埋立による公害や焼却
により生じる二酸化炭素による地球の温暖化という社会
問題を、活性汚泥を有機肥料化することにより一掃する
ことを目的にし、廃水を活性汚泥法により処理して得た
活性汚泥に、米糠、ふすま、大鋸屑及び酒粕のうち少な
くとも一種を加える工程と、ストレプトマイセスに属す
る放線菌、マイクロビスポーラに属する放線菌、サーモ
モノスポラに属する放線菌、アスペルギルス オリゼ
ー、アスペルギルス ニガー、リゾープス、ムコール及
びペニシリウムよりなる群の中から選ばれた少なくとも
1種の種菌を接種して攪拌し発酵させる工程により有機
肥料化する、有機肥料及びその製造方法の開発案件(特
開平10−212187号公報を参照)がある。
【0008】また、例えば、植物の生育を良好にし、土
壌を効果的に改良することができるとともに、産業廃棄
物の再利用を果たすことができる有機質肥料及びその製
造方法を提供することを課題にし、有機質肥料は、茸を
裁培するための菌床の廃材を主体としたものに米ぬか、
闊葉樹の一部又は原木をおが屑にしたもの、大豆の絞り
粕、稲切りわら、生ごみ廃棄物、粒状木炭を、有機質肥
料を使用する植物に対応させ、配合し熟成したものであ
る。各配合成分を配合した原料を4m3の円錐形に堆積
する。そして、堆肥を水分含有量が0.3重量%となる
ように保持しながら24時間毎に攪拌し、4〜5ヶ月保
持することにより、十分に熟成した有機質肥料が得られ
ることを特徴とする、有機質肥料及びその製造方法の開
発案件(特開平11−29384号公報を参照)があ
る。
【0009】また、例えば、設備費及び維持費が低廉で
あり、魚介廃棄物から重金属を安全基準地以下にまで除
去することができ、しかも肥効度の高い肥料を製造する
ことができることを課題にし、魚介廃棄物に嫌気性菌、
好気性菌及び硫化菌、硫酸菌、亜硝酸菌並びに配合材を
加えて撹拌混合する。得られた混合物中に含まれている
水分を除去するために、混合物の水切りを行なう。水切
りした混合物を所望日数醗酵槽内に入れ、この間少なく
とも1日に1回の切り返しを行なって温度管理しながら
混合物を分解させると共に、混合物中の水分を醗酵熱に
より蒸発させる。最後に、所望の水分含有率にまで乾燥
させた混合物を、更に乾燥させて粉状又は粒状に成形す
ることを特徴とする、魚介廃棄物から肥料を製造する方
法の開発案件(特開平10−114589号公報を参
照)がある。
【0010】また、例えば、処理方法が問題である産業
廃棄物を用い、高品質の野菜や果物を栽培可能な、発酵
肥料の製造方法を提供することを目的にし、魚アラ及び
おからに内城A菌を加え、好気性条件下に発酵・乾燥さ
せ;得られた魚粉に木炭粉を加え、混合することを特徴
とする、好気性発酵による肥料の製造方法の開発案件
(特開平08−217579号公報を参照)がある。
【0011】また、例えば、この発明の製法により製造
される有機肥料により土壌に有益な微生物が多発生し、
降雨後生菌となり、脂肪、ビタミン、アミノ酸を多く含
有する有機の製法及び製品の利用であり、米糠を原料と
して70パーセント、及び魚粕30パーセントを混ぜ合
わせよく撹拌混合し、その混合物を常温で一カ月乃至三
カ月放置しよくなじみ合わせ基礎物質を作り、これに肥
料の3要素であるチッソ、リン酸、カリを必要に応じて
適量加えて補強し、更に適量の水分と固形材を添加して
粒状物にし乾燥し製品を製造することを特徴とする、ア
ミノ酸により糖分を増加させる有機質肥料の製法及びそ
の製品の開発案件(特開平05−330965号公報を
参照)がある。
【0012】また、例えば、土壌を活性化させて今日失
われつつある土本来の機能を蘇らせ、植物が成育しやす
い環境を作り出し、健康な植物が育つことの出来る土壌
にする土壌活性有機肥料の製造法の提供を目的にし、硫
黄元石を釜ゆでして硫黄水を作り、該硫黄水内に麹菌と
竹粉末中の竹染色体を少量入れて微温で熟成ならしめ、
火山灰、米糠、フスマ、家畜の糞尿を配合してなる配合
物に熟成させた硫黄水を配合物総量に対し20〜50%
の範囲で加水し、これを袋詰めして一定期間発酵させる
ことを特徴とする、土壌活性有機肥料の製造法の開発案
件(特開平05−238862号公報を参照)がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、例えば、特開
平10−212187号公報の有機肥料及びその製造方
法の開発案件では、発酵が終了し有機肥料化するために
は2〜3日間の時間を要するため、産業として利用する
には不利である。
【0014】また、例えば、特開平11−29384号
公報の有機質肥料及びその製造方法の開発案件では、前
記各配合成分を配合した原料を4m3の円錐形に堆積
し、堆肥を水分含有量が0.3重量%となるように保持
しながら24時間毎に攪拌し、4〜5ヶ月保持すること
により、十分に熟成した有機質肥料が得られることを特
徴とするが、もう少し発酵期間が短縮しないと、産業と
して利用するには不利である。
【0015】また、例えば、特開平10−114589
号公報の魚介廃棄物から肥料を製造する方法の開発案件
では、前記水切りした混合物を所望日数醗酵槽内に入
れ、この間少なくとも1日に1回の切り返しを行なって
温度管理しながら混合物を分解させると共に、混合物中
の水分を醗酵熱により蒸発させ、最後に、所望の水分含
有率にまで乾燥させた混合物を、更に乾燥させて粉状又
は粒状に成形することを特徴とするが、やはり有機肥料
になるまでに数日間要するため、産業として利用するに
は不利である。
【0016】また、例えば、特開平08−217579
号公報の好気性発酵による肥料の製造方法の開発案件で
は、魚アラ及びおからに内城A菌を加え、好気性条件下
に発酵・乾燥させ;得られた魚粉に木炭粉を加え、混合
することを特徴とするが、この案件では、発酵時に55
℃〜85℃の加温が必要であり、加温エネルギー分のコ
ストアップは避けられない案件である。
【0017】また、例えば、特開平05−330965
号公報のアミノ酸により糖分を増加させる有機質肥料の
製法及びその製品の開発案件では、米糠を原料として7
0パーセント、及び魚粕30パーセントを混ぜ合わせよ
く撹拌混合し、その混合物を常温で一カ月乃至三カ月放
置しよくなじみ合わせ基礎物質を作り、これに肥料の3
要素であるチッソ、リン酸、カリを必要に応じて適量加
えて補強し、更に適量の水分と固形材を添加して粒状物
にし乾燥し製品を製造することを特徴とするが、やはり
有機肥料になるまでに最低でも一ヶ月という時間を必要
とするため、産業として利用するには不利である。
【0018】また、例えば、特開平05−238862
号公報の土壌活性有機肥料の製造法の開発案件では、硫
黄元石を釜ゆでして硫黄水を作り、該硫黄水内に麹菌と
竹粉末中の竹染色体を少量入れて微温で熟成ならしめ、
火山灰、米糠、フスマ、家畜の糞尿を配合してなる配合
物に熟成させた硫黄水を配合物総量に対し20〜50%
の範囲で加水し、これを袋詰めして一定期間発酵させる
ことを特徴とするため、製品化するために一定期間必要
とし、やはりこの案件も産業として利用するには不利で
ある。
【0019】本発明は、上記の問題を解決するために成
されたものであり、そのためには、短時間で有機質肥料
を製造することができ、また、常温で発酵させることが
できることで、ローコストで生産でき、結果的に消費量
が拡大し食品廃棄物の処理がスムーズに進むことで、発
明者が提唱する「フードリサイクル」という新しい環境
問題解決コンセプトとしての、短時間で出来る有機質肥
料とその製造法を提供することを目的にする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第一の発明は、米糠に水分を噴霧しながら攪拌したも
のを培地とし、前記培地に魚介廃棄物と大豆の絞り粕と
米糠を混入させて混合し、これに各種放線菌と、各種枯
草菌と、好気性土壌菌と、嫌気性土壌菌よりなる群の中
から選ばれた少なくとも一種の種菌を接種して攪拌し発
酵させた有機質肥料であることを特徴とする、短時間で
出来る有機質肥料とその製造法を提供することである。
【0021】上記目的を達成するために第二の発明は、
前記各種放線菌の一つがストレプトマイセスに属する放
線菌であり、前記各種枯草菌の一つがバチルスに属する
枯草菌であり、前記好気性土壌菌の一つがダクトバチル
スに属する好気性土壌菌であることを特徴とする、請求
項1に記載の短時間で出来る有機質肥料とその製造法を
提供することである。
【0022】上記目的を達成するために第三の発明は、
前記魚介廃棄物の配合割合が30重量%〜70重量%で
あるか、または前記大豆の絞り粕の配合割合が10重量
%〜50重量%であるか、または前記米糠の配合割合が
10重量%〜40重量%であることを特徴とする、請求
項1に記載の短時間で出来る有機質肥料とその製造法を
提供することである。
【0023】上記目的を達成するために第四の発明は、
前記発酵させるときの温度が、常温であることを特徴と
する、請求項1から請求項3のいずれかに記載の短時間
で出来る有機質肥料とその製造法を提供することであ
る。
【0024】上記目的を達成するために第五の発明は、
前記発酵終了までの時間が、約6時間であることを特徴
とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の短時間
で出来る有機質肥料とその製造法を提供することであ
る。
【0025】上記目的を達成するために第六の発明は、
前記発酵中の温度が、約90℃になることを特徴とす
る、請求項1から請求項5のいずれかに記載の短時間で
出来る有機質肥料とその製造法を提供することである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を説明す
る。図1は、本発明の実施例により製造した有機質肥料
の分析結果を示す図表である。
【0027】まず、本実施例においては、市販の攪拌機
に精米機より得た米糠約500リッターを入れ、この米
糠に水分を噴霧しながら攪拌したものを培地とし、この
培地に魚介廃棄物約50kgと大豆の絞り粕30kgと
米糠20kgを混入させて混合し、これに(株)大東産
業(新潟県中蒲原郡亀田町)より購入した各種放線菌
と、各種枯草菌と、好気性土壌菌と、嫌気性土壌菌より
なる群の中から選ばれた少なくとも一種の種菌を接種し
て、約6時間攪拌させると発酵して、発酵終了後は臭い
も少なくさらさらの粉末状の有用な有機質肥料へと変化
する。
【0028】このように製造した、有機質肥料を財団法
人新潟県環境分析センター(新潟県新潟市祖父興野53
番地1)にて分析を依頼した結果、図1のような試験成
績となり、短時間で製造したにもかかわらず、すばらし
い有機質肥料を得た。ちなみに、分析結果は、炭素/窒
素比10.9、全窒素(N)6.3%、炭素(C)6
8.5%、全リン酸(P)3.8%、全カリウム
(KO)1.3%という結果になった。
【0029】このようにして製造した有機肥料を土に施
したところ、特に芝生の出芽や繁茂緑葉の保持等につい
て、これまでの有機肥料に比べて極めて高い有効性を示
した。具体的には、土を入れた5千分の1アールのポッ
トの上に、直径3センチメートルの円柱形に切り抜いた
高麗芝を載せ、その周りに有機肥料を0.5?1センチ
メートルの厚さに敷き詰めてその生育状況を観察したと
ころ、有機肥料を施さなかった対照区と比較して1.3
?1.5倍に生育し、より鮮やかな緑をより長く保つ効
果があることが分かった。
【0030】
【発明の効果】本発明に係る短時間で出来る有機質肥料
とその製造法を使用すれば、従来の製造法に比べて相当
早いと判断される約6時間で有機質肥料を製造すること
ができる結果、量産対応型の発明である。また、本発明
は常温で発酵させることができるということは経済的に
相当有利な有機質肥料の製造法と判断できる。よって、
本発明品はローコストで生産でき、結果的に有機質肥料
の消費量が拡大し食品廃棄物の処理がスムーズに進むこ
とで、発明者が提唱する「フードリサイクル」という新
しい環境問題解決コンセプトによって、人類にとって健
全な環境と健康的な生活を得ることが可能になる。ま
た、本発明では、発酵中の温度が、約90℃になること
によって、発酵後の雑菌の繁殖を抑えられるので、消費
者は安心して本発明を購入でき、結果的に本発明の普及
向上に役立つ。上記の発明の効果によって、健全で健康
的な社会を創ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例により製造した有機質肥料の分
析結果を示す図表である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C05F 5:00 B09B 3/00 D 11:08) ZABA

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 米糠に水分を噴霧しながら攪拌したもの
    を培地とし、前記培地に魚介廃棄物と大豆の絞り粕と米
    糠を混入させて混合し、これに各種放線菌と、各種枯草
    菌と、好気性土壌菌と、嫌気性土壌菌よりなる群の中か
    ら選ばれた少なくとも一種の種菌を接種して攪拌し発酵
    させた有機質肥料であることを特徴とする、短時間で出
    来る有機質肥料とその製造法。
  2. 【請求項2】 前記各種放線菌の一つがストレプトマイ
    セスに属する放線菌であり、前記各種枯草菌の一つがバ
    チルスに属する枯草菌であり、前記好気性土壌菌の一つ
    がダクトバチルスに属する好気性土壌菌であることを特
    徴とする、請求項1に記載の短時間で出来る有機質肥料
    とその製造法。
  3. 【請求項3】 前記魚介廃棄物の配合割合が30重量%
    〜70重量%であるか、または前記大豆の絞り粕の配合
    割合が10重量%〜50重量%であるか、または前記米
    糠の配合割合が10重量%〜40重量%であることを特
    徴とする、請求項1に記載の短時間で出来る有機質肥料
    とその製造法。
  4. 【請求項4】 前記発酵させるときの温度が、常温であ
    ることを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか
    に記載の短時間で出来る有機質肥料とその製造法。
  5. 【請求項5】 前記発酵終了までの時間が、約6時間で
    あることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか
    に記載の短時間で出来る有機質肥料とその製造法。
  6. 【請求項6】 前記発酵中の温度が、約90℃になるこ
    とを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれかに記
    載の短時間で出来る有機質肥料とその製造法。
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