JP2005303573A - 薄膜圧電共振器及びその製造方法 - Google Patents

薄膜圧電共振器及びその製造方法 Download PDF

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Takashi Kawakubo
隆 川久保
Kazuhiko Itaya
和彦 板谷
Kenya Sano
賢也 佐野
Yasuaki Yasumoto
恭章 安本
Ryoichi Ohara
亮一 尾原
Naoko Yanase
直子 梁瀬
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Abstract

【課題】 高配向の圧電膜を有し、スプリアス振動を起こす等の不具合を生ずることのない薄膜圧電共振器を得る。
【解決手段】 薄膜圧電共振器中の下部電極3、圧電膜4を連続的に形成し、かつ圧電膜4表面のシリコン基板1からの高さを圧電膜側面に形成されたスペーサとなる絶縁膜6表面の高さと同等にし、上部電極7が一平面形状となるよう形成する。
【選択図】 図1


Description

本発明は,高周波フィルタや高周波発振器として応用が可能な、圧電体薄膜の厚み縦振動を用いた薄膜圧電共振器の作成方法に関する。
移動体通信機器におけるRFおよびIFフィルターとして、弾性表面波(Surface Acoustic Wave: SAW)素子が一般に使用されてきた。しかしながらSAW素子の共振周波数は櫛型電極間距離と反比例するという関係にあるため、1GHzを超える周波数領域では櫛型電極間距離が1μm以下となり、近年求められている利用周波数の高周波数化に対応が難しくなっている。
代わりに注目を集めているのが、圧電薄膜の厚み縦振動モードを利用した薄膜圧電共振器であり、FBAR(Film Bulk Acoustic Resonator)、あるいはBAW(Bulk Acoustic Wave)などとも呼ばれている。薄膜圧電共振器では、共振周波数は圧電体の音速と膜厚によって決まり、通常1〜2μmの膜厚で2GHzに、また0.4〜0.8μmの膜厚で5GHzに対応し、数十GHzまでの高周波数化が可能である。
従来の代表的な薄膜圧電共振器の構造を図28に示す(特許文献1参照)。また、その工程断面図を図29乃至35に示す。まず、図29に示すように、シリコン基板111上に異方性エッチングにより溝112を形成する。次に、図30に示すように、基板上にエッチングしやすい犠牲層114(例えばホウ素やリンをボープしたシリケートガラス、BPSG)を形成する。そして図31に示すように、その表面をシリコン基板面まで研磨する。
次に、図32に示すように、犠牲層114上に下部電極115を堆積しパターニングし、図33に示すように圧電膜116を堆積しパターニングする。さらに図34に示すように上部電極117を堆積しパターニングし、図35に示すように下部電極115、上部電極117それぞれに電極パッド118を形成する。最後に、犠牲層に達するまで穴(図示せず)をあけて、選択エッチングにより犠牲層を除去しキャビティ118を形成する。このようなプロセスにより図28の薄膜共振器は完成する。
薄膜圧電共振器の性能は、電気機械結合係数kt 2と、品質係数Q値で表すことができる。そして、AlN圧電膜を使用したFBARでは、AlNのC軸配向半値幅と電気機械結合係数との間に強い相関があることが知られている(例えば、非特許文献1参照)。非特許文献1によれば、電気機械結合係数が大きいほど広帯域のフィルタや、広帯域のVCOを作成することができる。電気機械結合係数を上げるには、結晶固有の電気機械結合係数の大きいものを使用し、かつ結晶の分極軸を膜の厚み方向に揃えて共振器とすることが重要である。
圧電膜116の材料としては、AlNやZnOなどのウルツ鉱型の結晶構造を持つ圧電結晶を使用することが多い。構成元素数の少ない2元系であり高絶縁性の圧電結晶が得られやすく、AlNやZnOなどの六方晶系の結晶は本来C軸配向しやすい性質を持っており、分極方向であるC軸、すなわち(0001)方向に単一配向させることによって分極軸をそろえ、圧電膜としての電気機械結合係数やQ値を確保しやすいからである。
特開2000−69594公報 IEEE Transactions on ultrasonics, ferroelectrics, and frequency control, Vol. 47, No. 1, p.292, January 2000
図28の構造は、以下の問題点がある。すなわち、圧電膜116のうち、下部電極115上にある部分は、下地である下部電極115の結晶の高配向性を受け継ぎ、(0001)方向に単一配向するが、その他の部分は(0001)方向に配向せず、全体として(0001)方向への高配向性が得られず、所望の共振特性を得ることができない。
また、上部電極117は下部電極115の厚さ分の圧電膜116の表面段差上に形成されるため、上部電極117自身にも段差ができることになる。そのため、場合によっては段切れを起こしてしまう可能性が高く、共振器自体がスプリアス振動を起こす可能性が高い。
本発明は上記の問題点を解決すべくなされたもので、高配向の圧電膜を有し、スプリアス振動を起こす等の不具合を生ずることのない薄膜圧電共振器を得ることを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明の薄膜圧電共振器の製造方法は、基板表面に、下部電極となる第一導電膜、圧電膜をこの順に積層する工程と、前記第一導電膜、圧電膜を同時にパターニングし、下部電極を形成する工程と、前記基板表面に絶縁膜を堆積する工程と、前記絶縁膜の表面が前記圧電膜の表面と同一表面を形成するよう、前記絶縁膜を平坦化する工程と、前記圧電膜、絶縁膜上に上部電極となる第二導電膜を積層する工程と、前記第二導電膜をパターニングし、上部電極を形成する工程とを具備することを特徴とするを特徴とする。
また、上記の課題を解決するために本発明の薄膜圧電共振器は、表面、裏面を貫通するように形成された貫通孔を有する基板と、前記貫通孔上に一平面状に形成された下部電極と、前記下部電極上に一平面状に形成された圧電膜と、前記下部電極、圧電膜側面に形成され、その表面が前記圧電膜の表面と同一平面をなす絶縁膜と、前記圧電膜上に形成された上部電極とを具備することを特徴とする。
さらに、本発明の別の薄膜圧電共振器は、表面に溝が形成された基板と、前記溝上に一平面状に形成された下部電極と、前記下部電極上に一平面状に形成された圧電膜と、前記下部電極、圧電膜側面に形成され、その表面が前記圧電膜の表面と同一平面をなす絶縁膜と、前記圧電膜上に形成された上部電極とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、下部電極の高配向性を受け継ぐことが可能になり、配向性の高い圧電膜が形成できる。また、平坦な共振器構造の作成が可能になるため、段切れなどの問題を回避することができ、機械的な強度が増すとともに、不要なスプリアス振動も生じにくくなる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施例1における薄膜圧電共振器の断面図である。シリコン基板1表面には深さ1μm程度の溝10が形成されている。この溝10の内部空間と後述の上部電極上の空間とでなす空間中で薄膜圧電共振器が受信信号波と共振を起こす。そのため、前記溝10の内部空間と上部電極上の空間とは同じ気圧に調整されている必要がある。
上記溝の上部には、Al0.5Ta0.5等からなる非晶質金属膜2が形成されている。この非晶質金属膜2は、直上に形成される下部電極3の結晶配向を一方向に揃えるためのものである。この非晶質金属膜2上には、モリブデン(Mo)等からなる下部電極3が形成され、下部電極3上には、窒化アルミニウム(AlN)等からなる圧電膜4が形成される。これら非晶質金属膜2、下部電極3、圧電膜4はほぼ同一平面形状となるよう加工されており、下部電極3において非晶質金属膜2に接していない部分はなく、かつ圧電膜4において下部電極3に接していない部分は存在していない。従って、下部電極3はその表面の結晶方位が(110)面となっており、圧電膜4はその結晶方位が(0001)方向に単一配向している。
そして、これら非晶質金属膜2、下部電極3、圧電膜4の側面には酸化シリコン(SiO2)等からなる絶縁膜6が形成されている。この絶縁膜6表面のシリコン基板1からの高さは、圧電膜4の表面のシリコン基板1からの高さとほぼ同一である。
圧電膜4、絶縁膜6上には、Mo等からなる上部電極7が形成されている。上述より、圧電膜4の表面、絶縁膜6の表面は同一平面を構成するため、上部電極7は一平面状に形成される。上部電極7の、絶縁膜6上に形成されている部分上には、電極パッド8が形成されている。
上述した薄膜圧電共振器によれば、圧電膜4は、その表面が(110)面となっている下部電極3上にのみ形成されているため、その結晶方位は(0001)に単一配向している。従って、Q値の高い、共振特性の優れた圧電膜となっている。また、上部電極7はその下地に段差が存在しないため、一平面状に形成されている。従って段切れ等の問題が生じず、機械的な強度が増し、スプリアス振動が発生しにくい。
次に、本発明の実施例1の薄膜圧電共振器の製造方法について説明する。図2乃至9は、本発明の実施例1における薄膜圧電共振器の工程断面図である。
まず、図2乃至4に示すように、シリコン基板1に溝10を形成し、シリコン基板1表面に酸化膜9を形成後、溝10中に犠牲層11を形成する。これらの工程は従来の工程(図20乃至22)と同一である。
次に、図5に示すように、 シリコン基板1の表面に厚さ100nmのAl0.5Ta0.5からなる非晶質金属膜2、厚さ250nmのMoからなる下部電極3、厚さ1300nmのAlNからなる圧電膜4、厚さ300nmのタングステンからなる研磨停止層5を真空中から大気中に出さずに連続スパッタ法により形成する。このため、非晶質金属膜2の上にbcc構造で高配向の下部電極3が形成でき、さらに下部電極3の上に圧電膜4が選択エピタキシャル成長することで、下部電極3の配向性を受け継いだ高配向の圧電膜4を形成することができる。
図6に示すように、既知のリソグラフィーおよび反応性イオンエッチング(RIE)により、研磨停止層5、圧電膜4のパターニングを行い、連続して、既知のリソグラフィーおよびRIEにより、下部電極3、及び非晶質金属膜2のパターニングを行う。その後、図7に示すように、化学気相成長(CVD)法により酸化シリコンを全面に堆積させ、図8に示すように、既知の化学的機械的研磨法(CMP)により、研磨停止層5が露出するまで酸化シリコンの研磨を行い、平坦化することで、絶縁膜6を作成する。
そして、図9に示すように、RIE法により研磨停止層5の表面および絶縁層6の表面を選択エッチングによりエッチバックする。エッチバックにより、平坦になったシリコン基板1上面に、厚さ300nmのMoからなる上部電極7およびAuからなる電極パッド8をそれぞれスパッタによる成膜で積層し、パターニングを行う。最後に犠牲層14をウェットエッチング等の方法で除去する。以上の工程により、図1の薄膜圧電共振器が完成する。
本実施例の薄膜圧電共振器の製造方法では、下部電極3を非晶質金属膜2上に選択成長させ、圧電膜4を下部電極3上に選択成長させることで非晶質金属膜2、下部電極3、圧電膜4を連続的に形成する。従って、下地である下部電極3の高配向性を受け継いで、(0001)方向に高い配向性を示す圧電膜4を得ることができ、薄膜圧電共振器として高い共振周波数、高い電気機械結合係数、高い品質係数(Q値)を有するものを形成することが可能となる。
また、シリコン基板1上面をエッチバック後、上部電極7を形成するため、上部電極7が途中で段切れを起こすことがない。従って、薄膜圧電共振器として、機械的な強度がおおきく、スプリアス振動が発生しにくいものを形成することが可能となる。
次に本発明の他の薄膜圧電共振器の実施例について、図10を用いて説明する。
シリコン基板1には、後述する下部電極3、上部電極7が圧電膜4を介して対向する領域において、その表面、裏面を貫通する貫通孔11が形成されている。この貫通孔11の内部空間、及び後述の上部電極上の空間とでなす空間中で薄膜圧電共振器が受信信号波と共振を起こす。そのため、前記貫通孔11の内部空間と上部電極上の空間とは同じ気圧に調整されている必要がある。
貫通孔11の上部には、Al0.5Ta0.5等からなる非晶質金属膜2が形成されている。この非晶質金属膜2は、直上に形成される下部電極3の結晶配向を一方向に揃えるためのものである。この非晶質金属膜2上には、モリブデン(Mo)等からなる下部電極3が形成され、下部電極3上には、窒化アルミニウム(AlN)等からなる圧電膜4が形成される。これら非晶質金属膜2、下部電極3、圧電膜4はほぼ同一平面形状となるよう加工されており、下部電極3において非晶質金属膜2に接していない部分はなく、かつ圧電膜4において下部電極3に接していない部分は存在していない。従って、下部電極3はその表面の結晶方位が(110)面となっており、圧電膜4はその結晶方位が(0001)方向に単一配向している。
そして、これら非晶質金属膜2、下部電極3、圧電膜4の側面には酸化シリコン(SiO2)等からなる絶縁膜6が形成されている。この絶縁膜6表面のシリコン基板1からの高さは、圧電膜4の表面のシリコン基板1からの高さとほぼ同一である。
圧電膜4、絶縁膜6上には、Mo等からなる上部電極7が形成されている。上述より、圧電膜4の表面、絶縁膜6の表面は同一平面を構成するため、上部電極7は一平面状に形成される。上部電極7の、絶縁膜6上に形成されている部分上には、電極パッド8が形成されている。
このようにして作成した薄膜圧電共振器の周波数特性を測定したところ、共振周波数は2.1GHzであり、電気機械結合係数は6.5%、品質係数Qは700と大変特性に優れた共振器が作成されていることが確認された。
上述した薄膜圧電共振器によれば、実施例1と同様、圧電膜4は、その表面が(110)面となっている下部電極3上にのみ形成されているため、その結晶方位は(0001)に単一配向している。従って、Q値の高い、共振特性の優れた圧電膜となっている。また、上部電極7はその下地に段差が存在しないため、一平面状に形成されている。従って段切れ等の問題が生じず、機械的な強度が増し、スプリアス振動が発生しにくい。
次に、本発明の実施例3の薄膜圧電共振器の製造方法について説明する。図11乃至16は、本発明の実施例4における薄膜圧電共振器の工程断面図である。
まず、図11に示すように、 シリコン基板1の表面に厚さ0.1μmのAl0.5Ta0.5からなる非晶質金属膜2、厚さ0.25μmのMoからなる下部電極3、厚さ1.3μmのAlNからなる圧電膜4、厚さ0.3μmのタングステンからなる研磨停止層5を真空中から大気中に出さずに連続スパッタ法により形成する。このため、非晶質金属膜2の上にbcc構造で高配向の下部電極3が形成でき、さらに下部電極3の上に圧電膜4が選択エピタキシャル成長することで、下部電極3の配向性を受け継いだ高配向の圧電膜4を形成することができる。
次に、図12に示すように、既知のリソグラフィーおよび反応性イオンエッチング(RIE)により、まず研磨停止層5および圧電膜4のパターニングを行い、連続して既知のリソグラフィーおよびRIEにより下部電極3と非晶質金属膜2のパターニングを行う。
パターニング後、図13に示すように、化学気相成長(CVD)法により酸化シリコンを全面に堆積させ、図14に示すように、既知の化学的機械的研磨法(CMP)により、研磨停止層5が露出するまで酸化シリコンの研磨を行い、平坦化することで、絶縁膜6を作成する。
そして、図15に示すように、RIE法により研磨停止層5の表面および絶縁層6の表面を選択エッチングによりエッチバックする。本実施例では、エッチバック法を用いているが、CMPによって平坦化することも可能である。ただし、その際には、研磨終了点に注意する必要がある。エッチバックにより、平坦になったシリコン基板1上面に、図16に示すように、厚さ300nmのMoからなる上部電極7およびAuからなる電極パッド8をそれぞれスパッタによる成膜で積層し、パターニングを行う。
最後に、図10に示すように、シリコン基板1の裏面からRIE法により非晶質金属膜12に達する貫通孔11を形成する。以上の工程により、図10の薄膜圧電共振器が完成する。
本実施例の薄膜圧電共振器の製造方法では、実施例2と同様、下部電極3を非晶質金属膜2上に選択成長させ、圧電膜4を下部電極3上に選択成長させることで非晶質金属膜2、下部電極3、圧電膜4を連続的に形成する。従って、下地である下部電極3の高配向性を受け継いで、(0001)方向に高い配向性を示す圧電膜4を得ることができ、薄膜圧電共振器として高い共振周波数、高い電気機械結合係数、高い品質係数(Q値)を有するものを形成することが可能となる。
また、シリコン基板1上面をエッチバック後、上部電極7を形成するため、上部電極7が途中で段切れを起こすことがない。従って、薄膜圧電共振器として、機械的な強度が大きく、スプリアス振動が発生しにくいものを形成することが可能となる。
次に、本願の実施例5である薄膜圧電共振器の製造方法について説明する。図17乃至図20は、本発明の実施例5における薄膜圧電共振器の工程断面図である。
まず、シリコン基板1上に溝10を形成するまでは、実施例2と同様の工程で形成する。次に、図17に示すように、溝10が形成されたシリコン基板1の表面に厚さ0.1μmのAl0.5Ta0.5からなる非晶質金属膜2、厚さ0.25μmのMoからなる下部電極3、厚さ1.3μmのAlNからなる圧電膜4を真空中から大気中に出さずに連続スパッタ法により形成する。本工程は実施例2の図6の工程に対応するが、研磨停止層5を形成しない点が異なる。本工程により非晶質金属膜2の上にbcc構造で高配向の下部電極3が形成でき、さらに下部電極3の上に圧電膜4が選択エピタキシャル成長することで、下部電極3の配向性を受け継いだ高配向の圧電膜4を形成することができる。
次に、図18に示すように、基板50の上にスピン塗布法などにより絶縁膜51を形成し、ハーフベーク(プリベーク)した後にシリコン基板1の上方より圧着する。
圧着後、図19に示すように、絶縁膜51を基板50より剥離する。このとき絶縁膜51は基板50の剥離面が平坦になっている。この時点でハードベーク(ホストベーク)を行う。
ホストベーク後、図20に示すように、絶縁膜51の表面(前記剥離面)をRIE等の方法により選択的にエッチバックを行い、圧電膜4の表面を露出する。本実施例では、エッチバック法を用いているが、CMPによって平坦化することも可能である。ただし、その際には、研磨終了点に注意する必要がある。
エッチバック後、図9に示すように電極パッドを形成する領域の絶縁膜51を除去する。その後、厚さ300nmのMoからなる上部電極7およびAuからなる電極パッド8をそれぞれスパッタによる成膜で積層し、パターニングを行う。最後に犠牲層14をウェットエッチング等の方法で除去する。以上の工程により、図1の薄膜圧電共振器が完成する。
本実施例の薄膜圧電共振器の製造方法では、実施例2と同様、下地である下部電極3の高配向性を受け継いで、(0001)方向に高い配向性を示す圧電膜4を得ることができ、薄膜圧電共振器として高い共振周波数、高い電気機械結合係数、高い品質係数(Q値)を有するものを形成することが可能となる。また、薄膜圧電共振器として、機械的な強度が大きく、スプリアス振動が発生しにくいものを形成することが可能となる。
さらに、実施例2の工程と異なり、上部電極の平坦化のための絶縁膜を別基板で形成、圧着するのみで形成することが可能となるため、CVD等による堆積工程が不要となる。従って、プロセスが一部簡便となり、安価に薄膜圧電共振器を形成することが可能となる。
次に、本願の実施例6である薄膜圧電共振器の製造方法について説明する。図21乃至図25は、本発明の実施例6における薄膜圧電共振器の工程断面図である。
まず、図21に示すように、 シリコン基板1の表面に厚さ0.1μmのAl0.5Ta0.5からなる非晶質金属膜2、厚さ0.25μmのMoからなる下部電極3、厚さ1.3μmのAlNからなる圧電膜4を真空中から大気中に出さずに連続スパッタ法により形成する。本工程は実施例4の図11の工程に対応するが、研磨停止層5を形成しない点が異なる。本工程により非晶質金属膜2の上にbcc構造で高配向の下部電極3が形成でき、さらに下部電極3の上に圧電膜4が選択エピタキシャル成長することで、下部電極3の配向性を受け継いだ高配向の圧電膜4を形成することができる。
次に、図22に示すように、基板50の上にスピン塗布法などにより絶縁膜51を形成し、ハーフベーク(プリベーク)した後にシリコン基板1の上方より圧着する。
圧着後、図23に示すように、絶縁膜51を基板50より剥離する。このとき絶縁膜51は基板50の剥離面が平坦になっている。この時点でハードベーク(ホストベーク)を行う。
ホストベーク後、図24に示すように、絶縁膜51の表面(前記剥離面)をRIE等の方法により選択的にエッチバックを行い、圧電膜4の表面を露出する。本実施例では、エッチバック法を用いているが、CMPによって平坦化することも可能である。ただし、その際には、研磨終了点に注意する必要がある。
エッチバック後、図25に示すように、厚さ300nmのMoからなる上部電極7およびAuからなる電極パッド8をそれぞれスパッタによる成膜で積層し、パターニングを行う。本工程は実施例4の図16の工程と同様である。
最後に、図10に示すように、シリコン基板1の裏面からRIE法により非晶質金属膜12に達する貫通孔11を形成する。以上の工程により、図10の薄膜圧電共振器が完成する。
本実施例の薄膜圧電共振器の製造方法では、実施例4と同様、下地である下部電極3の高配向性を受け継いで、(0001)方向に高い配向性を示す圧電膜4を得ることができ、薄膜圧電共振器として高い共振周波数、高い電気機械結合係数、高い品質係数(Q値)を有するものを形成することが可能となる。また、薄膜圧電共振器として、機械的な強度が大きく、スプリアス振動が発生しにくいものを形成することが可能となる。
さらに、実施例4の工程と異なり、上部電極の平坦化のための絶縁膜を別基板で形成、圧着するのみで形成することが可能となるため、CVD等による堆積工程が不要となる。従って、プロセスが一部簡便となり、安価に薄膜圧電共振器を形成することが可能となる。
次に、以上の実施例により作成された薄膜圧電共振器のアプリケーションについて、図26、27を用いて説明する。
薄膜圧電共振器101は、図26に示すように直列ないし並列に複数個並べて梯子型フィルタ102を形成することにより、移動体通信機のRFフィルタとして利用することができる。
また、図27に示すように、薄膜圧電共振器101、バリアブルキャパシタ104および増幅器105を組合せることで、移動体通信機の電圧制御発振器(Voltage Controlled Oscillator: VCO)103として 利用することができる。
なお、上述した各実施例は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を実施例に開示されたもののみに特定するものではない。本発明はその要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することができるものである。
本発明の実施例1の薄膜圧電共振器の断面図である。 本発明の実施例2の薄膜圧電共振器の工程断面図である。 本発明の実施例2の薄膜圧電共振器の工程断面図である。 本発明の実施例2の薄膜圧電共振器の工程断面図である。 本発明の実施例2の薄膜圧電共振器の工程断面図である。 本発明の実施例2の薄膜圧電共振器の工程断面図である。 本発明の実施例2の薄膜圧電共振器の工程断面図である。 本発明の実施例2の薄膜圧電共振器の工程断面図である。 本発明の実施例2の薄膜圧電共振器の工程断面図である。 本発明の実施例3の薄膜圧電共振器の断面図である。 本発明の実施例4の薄膜圧電共振器の工程断面図である。 本発明の実施例4の薄膜圧電共振器の工程断面図である。 本発明の実施例4の薄膜圧電共振器の工程断面図である。 本発明の実施例4の薄膜圧電共振器の工程断面図である。 本発明の実施例4の薄膜圧電共振器の工程断面図である。 本発明の実施例4の薄膜圧電共振器の工程断面図である。 本発明の実施例5の薄膜圧電共振器の工程断面図である。 本発明の実施例5の薄膜圧電共振器の工程断面図である。 本発明の実施例5の薄膜圧電共振器の工程断面図である。 本発明の実施例5の薄膜圧電共振器の工程断面図である。 本発明の実施例6の薄膜圧電共振器の工程断面図である。 本発明の実施例6の薄膜圧電共振器の工程断面図である。 本発明の実施例6の薄膜圧電共振器の工程断面図である。 本発明の実施例6の薄膜圧電共振器の工程断面図である。 本発明の実施例6の薄膜圧電共振器の工程断面図である。 本発明の実施例7である、薄膜圧電共振器をRFフィルタに用いたときの回路構成図である。 本発明の実施例7である、薄膜圧電共振器を電圧制御発振器に用いたときの回路構成図である。 従来の薄膜圧電共振器の断面図である。 従来の薄膜圧電共振器の工程断面図である。 従来の薄膜圧電共振器の工程断面図である。 従来の薄膜圧電共振器の工程断面図である。 従来の薄膜圧電共振器の工程断面図である。 従来の薄膜圧電共振器の工程断面図である。 従来の薄膜圧電共振器の工程断面図である。 従来の薄膜圧電共振器の工程断面図である。
符号の説明
1、111 … シリコン基板
2 … 非晶質金属膜
3、115 … 下部電極
4、116 … 圧電膜
5 … 研磨停止層
6、51 … 絶縁膜
7、117 … 上部電極
8 … 電極パッド
9 … 酸化膜
10、112 … 溝
11 … 貫通孔
50 … 基板
14、114 … 犠牲層
101 … 薄膜圧電共振器
102 … 梯子型フィルタ
103 … 電圧制御発振器
104 … バリアブルキャパシタ
105 … 増幅器
118 … キャビティ

Claims (13)

  1. 表面、裏面を貫通するように形成された貫通孔を有する基板と、
    前記貫通孔上に一平面状に形成された下部電極と、
    前記下部電極上に一平面状に形成された圧電膜と、
    前記下部電極、圧電膜側面に形成され、その表面が前記圧電膜の表面と同一平面をなす絶縁膜と、
    前記圧電膜上に形成された上部電極と
    を具備することを特徴とする薄膜圧電共振器。
  2. 表面に溝が形成された基板と、
    前記溝上に一平面状に形成された下部電極と、
    前記下部電極上に一平面状に形成された圧電膜と、
    前記下部電極、圧電膜側面に形成され、その表面が前記圧電膜の表面と同一平面をなす絶縁膜と、
    前記圧電膜上に形成された上部電極と
    を具備することを特徴とする薄膜圧電共振器。
  3. 基板表面に、下部電極となる第一導電膜、圧電膜をこの順に積層する工程と、
    前記第一導電膜、圧電膜をパターニングし、下部電極を形成する工程と、
    前記基板表面に絶縁膜を堆積する工程と、
    前記絶縁膜の表面が前記圧電膜の表面と同一表面を形成するよう、前記絶縁膜を平坦化する工程と、
    前記圧電膜、絶縁膜上に上部電極となる第二導電膜を積層する工程と、
    前記第二導電膜をパターニングし、上部電極を形成する工程と
    を具備することを特徴とする薄膜圧電共振器の製造方法。
  4. 前記第一導電膜、圧電膜の積層工程前に、前記基板表面に非晶質金属膜を形成する工程をさらに具備することを特徴とする請求項3に記載の薄膜圧電共振器の製造方法。
  5. 前記第一導電膜、圧電膜の積層工程の後、エッチングストッパ層を形成する工程と、
    前記絶縁膜を平坦化する工程の後、前記エッチングストッパ層を除去する工程と
    をさらに具備することを特徴とする請求項3に記載の薄膜圧電共振器の製造方法。
  6. 前記基板裏面をエッチングし、少なくとも下部電極、上部電極が積層されている前記基板の領域に貫通孔を設ける工程をさらに具備することを特徴とする請求項3乃至5に記載の薄膜圧電共振器の製造方法。
  7. 基板表面に溝を形成する工程と、
    前記基板表面に、下部電極となる第一導電膜、圧電膜をこの順に積層する工程と、
    前記第一導電膜、圧電膜をパターニングし、前記溝の上部に下部電極を形成する工程と、
    前記基板表面に絶縁膜を堆積する工程と、
    前記絶縁膜の表面が前記圧電膜の表面と同一表面を形成するよう、前記絶縁膜を平坦化する工程と、
    前記圧電膜、絶縁膜上に上部電極となる第二導電膜を積層する工程と、
    前記第二導電膜をパターニングし、上部電極を形成する工程と
    を具備することを特徴とする薄膜圧電共振器の製造方法。
  8. 前記第一導電膜、圧電膜の積層工程前に、前記基板表面に非晶質金属膜を形成する工程をさらに具備することを特徴とする請求項7に記載の薄膜圧電共振器の製造方法。
  9. 前記第一導電膜、圧電膜の積層工程の後、エッチングストッパ層を形成する工程と、
    前記絶縁膜を平坦化する工程の後、前記エッチングストッパ層を除去する工程と
    をさらに具備することを特徴とする請求項7に記載の薄膜圧電共振器の製造方法。
  10. 第一の基板表面に、下部電極となる第一導電膜、圧電膜をこの順に積層する工程と、
    前記第一導電膜、圧電膜をパターニングし、下部電極を形成する工程と、
    第二の基板上に絶縁膜を堆積し、前記絶縁膜表面を前記第一の基板表面に圧着する工程と、
    前記第二の基板と前記絶縁膜とを剥離する工程と、
    前記絶縁膜の表面が前記圧電膜の表面と同一表面を形成するよう、前記絶縁膜を平坦化する工程と、
    前記圧電膜、絶縁膜上に上部電極となる第二導電膜を積層する工程と、
    前記第二導電膜をパターニングし、上部電極を形成する工程と
    を具備することを特徴とする薄膜圧電共振器の製造方法。
  11. 前記第一導電膜、圧電膜の積層工程前に、前記基板表面に非晶質金属膜を形成する工程をさらに具備することを特徴とする請求項10に記載の薄膜圧電共振器の製造方法。
  12. 第一の基板表面に溝を形成する工程と、
    前記第一の基板表面に、下部電極となる第一導電膜、圧電膜をこの順に積層する工程と、
    前記第一導電膜、圧電膜をパターニングし、前記溝の上部に下部電極を形成する工程と、
    第二の基板上に絶縁膜を堆積し、前記絶縁膜表面を前記第一の基板表面に圧着する工程と、
    前記第二の基板と前記絶縁膜とを剥離する工程と、
    前記絶縁膜の表面が前記圧電膜の表面と同一表面を形成するよう、前記絶縁膜を平坦化する工程と、
    前記圧電膜、絶縁膜上に上部電極となる第二導電膜を積層する工程と、
    前記第二導電膜をパターニングし、上部電極を形成する工程と
    を具備することを特徴とする薄膜圧電共振器の製造方法。
  13. 前記第一導電膜、圧電膜の積層工程前に、前記基板表面に非晶質金属膜を形成する工程をさらに具備することを特徴とする請求項12に記載の薄膜圧電共振器の製造方法。



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