JP2005299807A - デュアルモードダンパ - Google Patents

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Shinya Kinoshita
慎也 木下
Masami Hasegawa
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Abstract

【課題】安全性が高く、少ない部品数でデュアルモード(トーショナル及びベンディング)の振動低減が可能で、しかも低コストで生産可能なデュアルモードダンパを提供する。
【解決手段】ハブ1の径方向部12と、このハブ1に結合されたリテーナ2の鍔部22との間に、環状質量体3が配置され、この環状質量体3と前記径方向部12及び鍔部22との間にゴム状弾性材料からなる弾性体4が介在されている。弾性体4は、その一部が環状質量体3に開設された結合孔31に充填されることによって環状質量体3と非接着で一体化されると共に、ハブ1の径方向部12及びリテーナ2の鍔部22に圧接されている。ハブ1の径方向部12の外周には、駆動トルクを伝達するためのプーリ部14が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動車用エンジンのクランクシャフト等、回転軸の軸端に取り付けられ、環状質量体と弾性体からなる共振系によって前記回転軸の捩り振動及び曲げ振動に対する制振機能を奏するデュアルモードダンパに関する。
従来、回転軸の捩り振動(円周方向の振動)に対する制振機能すなわちトーショナルダンパ機能と、曲げ振動(軸心と垂直な方向の振動)に対する制振機能すなわちベンディングダンパ機能を有するデュアルモードダンパとしては、例えば、下記の特許文献1に記載されたものが知られている。
特開平8−152046号公報
図3は、特許文献1に記載された従来技術によるデュアルモードダンパを、その軸心を通る平面で切断して示す半断面図である。この図3において、参照符号101は、内周部が自動車用エンジンのクランクシャフトの軸端に取り付けられるハブ、102は、ハブ101のリム部101aの外周面に嵌着されたスリーブ102a及びこのスリーブ102aの正面側の端部から前記リム部101aの内周側へ延在されたリテーナ102bからなる環状のハブプレート、103は、ハブ101の外周側に同心配置された環状質量体、104はハブプレート102のスリーブ102aと環状質量体103の互いに対向する円筒面間に加硫接着されたゴム状弾性材料からなる弾性体、105は前記リム部101aの内周側の空間に配置された第二の環状質量体、106はこの第二の環状質量体105とハブプレート102のリテーナ102bの互いに対向する端面間に加硫接着されたゴム状弾性材料からなる第二の弾性体である。環状質量体103の外周面には、クランクシャフトの駆動トルクを補機へ伝達するためのVベルト(不図示)が巻き掛けられるポリV溝103aが形成されている。
すなわちこのデュアルモードダンパは、二つの質量体を有するダブルマス構造を有するものであって、環状質量体103と弾性体104からなるトーショナルダンパ部D1において、回転に伴いクランクシャフトに生じる捩り振動を低減し、第二の環状質量体105と第二の弾性体106からなるベンディングダンパ部D2において、回転に伴いクランクシャフトに生じる曲げ方向振動を低減することができる。
ところが、上記従来のデュアルモードダンパによれば、万一、弾性体104が劣化や疲労破壊等によって破損した場合は、環状質量体103がハブ101の外周側から脱落してしまい、危険であった。しかも、この場合、環状質量体103の外周に巻き掛けられたVベルトを介してクランクシャフトの駆動トルクをエンジン冷却水ポンプ等、補機へ伝達することができなくなり、このため補機が停止し、ひいてはエンジンが停止してしまうおそれがある。
また、上記従来のデュアルモードダンパは、その製造において、環状質量体103と弾性体104の結合力及び第二の環状質量体105と第二の弾性体106の結合力を確保するために、環状質量体103及び第二の環状質量体105にショットブラスト等による粗面加工を施したり、接着剤の塗布を行う必要になり、製造工程の複雑化や、製造コストの上昇を来していた。
更に、上記従来のデュアルモードダンパはダブルマス構造で、トーショナルダンパ部D1とベンディングダンパ部D2が独立的に設けられているので、その構造上、部品数が多く、その結果、製品重量も重くなって、燃費の悪化などの悪影響を来すおそれがあった。
本発明は、以上のような点に鑑みてなされたものであって、その技術的課題は、安全性が高く、少ない部品数でデュアルモード(トーショナル及びベンディング)の振動低減が可能で、しかも低コストで生産可能なデュアルモードダンパを提供することにある。
上述した技術的課題を有効に解決するための手段として、請求項1の発明に係るデュアルモードダンパは、径方向部を有するハブと、このハブに結合されたリテーナと、このリテーナに形成された鍔部と前記径方向部との間の空間に配置された環状質量体と、この環状質量体と前記径方向部及び鍔部との間に介在されたゴム状弾性材料からなる弾性体と、を備えるものである。
また、請求項2の発明に係るデュアルモードダンパは、請求項1に記載の構成において、弾性体は、その一部が環状質量体に開設された結合孔に充填されることにより前記環状質量体と一体化されると共に、ハブの径方向部及びリテーナの鍔部に圧接されたものである。
また、請求項3の発明に係るデュアルモードダンパは、請求項1に記載の構成において、駆動トルクを伝達するためのプーリ部が、ハブの径方向部の外周に形成されたものである。
請求項1の発明に係るデュアルモードダンパによれば、ハブと、リテーナと、環状質量体と、弾性体の四つの部品だけの簡素な構造によって、トーショナルダンパ機能と、ベンディングダンパ機能を併有するものであるため、部品数減少によるコスト低減及び軽量化を実現することができる。また、環状質量体が、ハブの径方向部と、このハブに結合されたリテーナの鍔部との間の空間に配置されているため、ハブと環状質量体の間で弾性体が万一破損しても、環状質量体がハブから脱落するおそれがなく、安全である。
請求項2の発明に係るデュアルモードダンパによれば、弾性体の一部が、環状質量体の結合孔への充填部分によって環状質量体と非接着で一体化されているので、成形に際して環状質量体への接着処理を行う必要がなく、この環状質量体と弾性体の一体物を、ハブの径方向部とリテーナの鍔部の間に挟持することによって組み立てることができるので、安価に生産することができる。
請求項3の発明に係るデュアルモードダンパによれば、ベルトを介して駆動トルクを伝達するためのプーリ部が、ハブの径方向部の外周に形成されたものであるため、ハブと環状質量体の間の弾性体が万一破損しても、プーリ部による駆動トルク伝達機能が損なわれることがなく、安全である。
以下、本発明に係るデュアルモードダンパの好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係るデュアルモードダンパの好ましい実施の形態を、その軸心を通る平面で切断して示す断面図、図2は、図1のデュアルモードダンパの分解状態を、その軸心を通る平面で切断して示す半断面図である。なお、以下の説明において、正面側とは図1及び図2における左側、背面側とは図1及び図2における右側、すなわち図示されていないエンジンが存在する側のことである。
この形態によるデュアルモードダンパは、図1に示されるように、径方向部12を有するハブ1と、このハブ1に結合されたリテーナ2と、このリテーナ2に形成された鍔部22とハブ1の径方向部12との間の空間Sに配置された環状質量体3と、この環状質量体3とハブ1の径方向部12及びリテーナ2の鍔部22との間に介在された弾性体4と、を備える。
詳しくは、ハブ1は、鉄系金属又はアルミニウム等の鋳物からなるものであって、軸孔11a及びキー溝11bを有するボス部11と、その正面側の端部から展開した径方向部12と、その内周部から正面側へボス部11と同心の円筒状に突出した内周円筒部13と、前記径方向部12の外周部から正面側へボス部11と同心の円筒状に突出したプーリ部14とを有する。このハブ1は、ボス部11の軸孔11aにおいて、自動車用エンジンのクランクシャフトの軸端に外挿固定されるものであり、プーリ部14の外周面には、クランクシャフトの駆動トルクを補機へ伝達するためのVベルト(不図示)が巻き掛けられるポリV溝14aが形成されている。
リテーナ2は、鋼板などの金属板を打ち抜きプレス成形することによって製作されたものであって、ハブ1における内周円筒部13の外周面に適当な締め代をもって圧入嵌着されたスリーブ部21と、その正面側の端部から径方向へ円盤状に展開した鍔部22とからなる。
環状質量体3は、鉄系金属等の鋳物からなるものであって、その内径はハブ1における内周円筒部13の外周面ひいてはリテーナ2におけるスリーブ部21よりも大径であり、外径はハブ1におけるプーリ部14の内周面よりも小径であり、軸方向幅はハブ1における径方向部12とリテーナ2における鍔部22との対向面間の距離よりも小さい。
弾性体4は、ゴム状弾性材料からなるものであって、図2に示されるように、環状質量体3の正面側の端面3aと、内周面3bと、背面側の端面3cと、外周面3dにおける背面側の一部とを密着状態に包み込むように成形されている。また、環状質量体3には、正面側の端面3aと背面側の端面3cとの間を軸方向に貫通する複数の結合孔31(図1及び図2では1個のみ示される)が円周方向等間隔で開設されており、弾性体4を形成しているゴム状弾性材料の一部が、これらの結合孔31に充填され、弾性体4の正面部41と背面部42を互いに連結した連絡部43となっている。
弾性体4の正面部41は、リテーナ2の鍔部22と環状質量体3の正面側の端面3aとの間に、適当な滑りトルクをもって挟持されており、同様に、弾性体4の背面部42は、ハブ1の径方向部12と環状質量体3の背面側の端面3bとの間に、適当な滑りトルクをもって挟持されており、弾性体4の外周部45は、環状質量体3の外周面3dにおける背面寄りの部分とハブ1におけるプーリ部14の内周面との間に、適当な滑りトルクをもって挟持されている。
環状質量体3の内周面3cを包囲するように形成された弾性体4の内周部44の内径は、ハブ1における内周円筒部13の外周面ひいてはリテーナ2のスリーブ部21よりも大径に形成されている。すなわち、弾性体4の内周部44とリテーナ2のスリーブ部21及びハブ1の内周円筒部13との間には隙間Gが存在している。
ハブ1における径方向部12の内側面及びリテーナ2における鍔部22の内側面は、軸心に対して略垂直な平面をなしているのに対し、リテーナ2の鍔部22と対向する環状質量体3の正面側の端面3aは、背面側へ倒れこむように緩やかに傾斜した円錐面をなしており、その間に介在する弾性体4の正面部41は、これに倣って、外周側ほど厚肉に形成されている。同様に、ハブ1の径方向部12と対向する環状質量体3の背面側の端面3bは、正面側へ倒れこむように緩やかに傾斜した円錐面をなしており、その間に介在する弾性体4の背面部42は、これに倣って、外周側ほど厚肉に形成されている。これは、弾性体4の正面部41及び背面部42がリテーナ2の鍔部22及びハブ1の径方向部12と環状質量体3との間で捩り方向の剪断変形を受けた時に、その歪が内周側と外周側とでほぼ均一になるようにするためである。
弾性体4は、ハブ1及びリテーナ2の鍔部22と環状質量体3との間で、捩り方向(円周方向)に対しては、主に正面部41及び背面部42において剪断ばねとなり、曲げ方向(軸心と垂直な方向)に対しては、主に外周部45において圧縮ばね、正面部41及び背面部42において剪断ばねとなる。そして環状質量体3及び弾性体4は振動系を構成しており、この振動系は、環状質量体3の捩り方向の慣性質量及び弾性体4の捩り方向ばね定数によって、クランクシャフトの捩り振動の振幅が極大となる振動数域で捩り方向に共振するトーショナルダンパ機能と、環状質量体3の曲げ方向慣性質量及び弾性体4の曲げ方向ばね定数によって、クランクシャフトの捩り振動の振幅が極大となる所定の振動数域で曲げ方向に共振するベンディングダンパ機能を有する。
すなわち、この形態によるデュアルモードダンパは、ハブ1と、リテーナ2と、環状質量体3と、弾性体4の四つの部品だけの簡素な構造であり、一つの環状質量体3と一つの弾性体4によって、デュアルモード(トーショナル及びベンディング)での振動低減効果を奏するものである。
以上の構成を備えるデュアルモードダンパの製造において、ハブ1及び環状質量体3は、それぞれ図示の形状に鋳造され、リテーナ2は、金属板の打ち抜きプレス等により製作される。リテーナ2のスリーブ部21の内径は、ハブ1の内周円筒部13の外径よりも僅かに小さく形成され、これによって、両者間に所定の締め代が設定される。
弾性体4は、環状の内面を有する所定のゴム加硫成形用金型内に、環状質量体3を同心的に位置決め固定して型締めし、環状質量体3とこれを取り囲む金型内面との間に画成された成形用キャビティ内に、未加硫ゴム材料を充填し、加熱・加圧することによって、加硫成形される。弾性体4における正面部41から背面部42までの軸方向幅は、ハブ1における内周円筒部13の軸方向長さとリテーナ2における鍔部22の肉厚との差よりも僅かに大きく成形され、これによって軸方向の圧縮代が設定される。
弾性体4の成形においては、環状質量体3に接着剤塗布処理を行われず、成形された弾性体4の内面は、環状質量体3に非接着状態で密接しており、結合孔31内の充填部分である連絡部43によって、環状質量体3と結合一体化される。
そして、図2に示されるように、環状質量体3と弾性体4との結合体を、ハブ1における内周円筒部13とプーリ部14との間の環状空間へ、弾性体4の背面部42を先行させるようにして挿入する。そしてその過程で、弾性体4の外周部45の外周面が、ハブ1におけるプーリ部14の内周面に案内されることによって、この弾性体4及び環状質量体3がハブ1に対して同心的に位置決めされることになる。
環状質量体3と弾性体4との結合体が、弾性体4の背面部42がハブ1における径方向部12と密接するまで挿入されたら、次に、リテーナ2のスリーブ部21を、鍔部22が正面側を向くようにして、ハブ1における内周円筒部13の外周面に圧入する。そして、リテーナ2が所定の軸方向位置まで圧入された状態、すなわち例えば図1に示されるように、鍔部22の正面側の端面がハブ1の内周円筒部13の先端面と面一となる位置まで圧入された状態では、鍔部22、環状質量体3及び径方向部12の間で、弾性体4の正面部41及び背面部42が軸方向に適当に圧縮された状態となり、組み立てが完了する。
したがって、この形態によるデュアルモードダンパは、上述のようにハブ1と、リテーナ2と、環状質量体3と、弾性体4の四つの部品だけからなり、しかも弾性体4は非接着で環状質量体3に一体化され、環状質量体3と弾性体4の一体物を、ハブ1の径方向部12とリテーナ2の鍔部22との間に挟み込むだけで組み立てられるため、安価に生産することができる。
このデュアルモードダンパは、ハブ1のボス部11が自動車用エンジンのクランクシャフトの軸端に、不図示のキー及びセンターボルトを介して取り付けられると共に、プーリ部14の外周面に形成されたポリV溝14aに、クランクシャフトの駆動トルクを補機へ伝達するための不図示のVベルトが巻き掛けられる。
そして、回転に伴うクランクシャフトの捩り振動の振幅が極大となる振動数域では、環状質量体3と弾性体4からなる振動系が、入力振動と逆の位相角をもって捩り方向に共振することによって、クランクシャフトの捩り振動のピークを有効に低減するトーショナルダンパ機能を奏する。また、回転に伴うクランクシャフトの曲げ振動の振幅が極大となる振動数域では、環状質量体3と弾性体4からなる振動系が、入力振動と逆の位相角をもって曲げ方向に共振することによって、クランクシャフトの曲げ振動のピークを有効に低減するベンディングダンパ機能を奏する。
クランクシャフトの駆動トルクは、ハブ1から、その外周に形成されたプーリ部14の外周面に巻き掛けられたVベルトを介して、補機へ伝達される。このため、弾性体4には伝達トルクによる変形力が作用しない。
環状質量体3は、ハブ1の径方向部12と、このハブ1に結合されたリテーナ2の鍔部22との間の空間Sに配置されているため、ハブ1と環状質量体3の間に介在する弾性体4が万一破損するようなことがあっても、環状質量体3がハブ1から脱落するおそれはない。
しかも、上述のように、クランクシャフトの駆動トルクを補機に伝達するVベルトは、ハブ1の外周部に形成されたプーリ部14に巻き掛けられているので、弾性体4の破損によって駆動トルク伝達機能が損なわれることはない。このため、弾性体4の破損に伴う補機の停止、ひいてはエンジンの停止といった危険が発生せず、安全性を向上することができる。
本発明に係るデュアルモードダンパの好ましい実施の形態を、その軸心を通る平面で切断して示す半断面図である。 図1のデュアルモードダンパの分解状態を、その軸心を通る平面で切断して示す半断面図である。 従来の技術によるデュアルモードダンパを、その軸心を通る平面で切断して示す半断面図である。
符号の説明
1 ハブ
11 ボス部
12 径方向部
13 内周円筒部
14 プーリ部
2 リテーナ
21 スリーブ部
22 鍔部
3 環状質量体
31 結合孔
4 弾性体
41 正面部
42 背面部
43 連絡部
44 外周部
G 隙間
S 空間

Claims (3)

  1. 径方向部(12)を有するハブ(1)と、このハブ(1)に結合されたリテーナ(2)と、このリテーナ(2)に形成された鍔部(22)と前記径方向部(12)との間の空間(S)に配置された環状質量体(3)と、この環状質量体(3)と前記径方向部(12)及び鍔部(22)との間に介在されたゴム状弾性材料からなる弾性体(4)と、を備えることを特徴とするデュアルモードダンパ。
  2. 弾性体(4)は、その一部が環状質量体(3)に開設された結合孔(31)に充填されることにより前記環状質量体(3)と一体化されると共に、ハブ(1)の径方向部(12)及びリテーナ(2)の鍔部(22)に圧接されたことを特徴とする請求項1に記載のデュアルモードダンパ。
  3. 駆動トルクを伝達するためのプーリ部(14)が、ハブ(1)の径方向部(12)の外周に形成されたことを特徴とする請求項1に記載のデュアルモードダンパ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20070066102A (ko) * 2005-12-21 2007-06-27 현대자동차주식회사 풀리 일체형 비스코스 댐퍼
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