JP2005330991A - 圧縮機の動力伝達装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】動力源からプーリに加わる回転数の変動を伝達部材に伝達することなく、動力の伝達を常に良好に行うことのできる圧縮機の動力伝達装置を提供する。
【解決手段】プーリ20とトルク板50との間に一方向クラッチ30を設けたので、プーリ20の一方向の回転力のみをトルク板50に伝達することができ、例えば内燃機関のように短い周期で回転数が変動する動力源からの動力がプーリ20に伝達される場合でも、回転数が低下するときの回転力がトルク板50に伝達されることはなく、回転数の低下によって発生する圧縮機の回転部品の慣性トルクを低減させることにより、圧縮機の振動または騒音を低減することができる。また、プーリ本体21と支持部22との間に一方向クラッチ30を配置したので、動力伝達装置全体の軸方向の寸法を小さくすることができ、省スペース化を図ることができる。
【選択図】図1
【解決手段】プーリ20とトルク板50との間に一方向クラッチ30を設けたので、プーリ20の一方向の回転力のみをトルク板50に伝達することができ、例えば内燃機関のように短い周期で回転数が変動する動力源からの動力がプーリ20に伝達される場合でも、回転数が低下するときの回転力がトルク板50に伝達されることはなく、回転数の低下によって発生する圧縮機の回転部品の慣性トルクを低減させることにより、圧縮機の振動または騒音を低減することができる。また、プーリ本体21と支持部22との間に一方向クラッチ30を配置したので、動力伝達装置全体の軸方向の寸法を小さくすることができ、省スペース化を図ることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両用空気調和装置に用いられる圧縮機に車輌の駆動源からの動力を伝達する圧縮機の動力伝達装置に関するものである。
従来、この種の動力伝達装置としては、動力源からの動力によって回転するプーリと、プーリによって回転する伝動部材と、伝動部材にトルクリミッタを介して連結されたハブとを備え、プーリと伝動部材の間に緩衝ゴムを介在させることによって、プーリに加わる衝撃を緩衝して回転力を伝動部材に伝達するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−292003号公報
しかしながら、前記動力伝達装置では、プーリに伝達されるトルク変動の衝撃を吸収するためにプーリと伝動部材との間に緩衝ゴムを設けており、動力源が内燃機関等の場合に発生する短い周期での回転数の変動を緩衝ゴムによって吸収することができず、動力源の回転数の変動によってハブに連結された従動側機器の回転部品の慣性トルクが大きくなる。このため、従動側機器の振動及び騒音が大きくなり、従動側機器の故障の原因になるという問題点があった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、動力源からプーリに加わる回転数の変動を伝達部材に伝達することなく、動力の伝達を常に良好に行うことのできる圧縮機の動力伝達装置を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、圧縮機本体の軸方向一端側に回動自在に支持され、外部からの動力によって回転する駆動側回転体と、駆動側回転体の回転力が伝達される従動側回転体とを備え、従動側回転体の回転力を圧縮機の回転軸に伝達する圧縮機の動力伝達装置において、駆動側回転体を、その外周側に位置する円筒状の本体部と、内周側に位置する円筒状の支持部と、本体部及び支持部の軸方向一端側を互いに連結する連結部とから構成し、支持部を圧縮機本体側に回動自在に支持するとともに、本体部と支持部との間に駆動側回転体の一方向の回転力のみを従動側回転体に伝達する一方向クラッチを設けている。これにより、駆動側回転体の一方向の回転力のみが従動側回転体に伝達されることから、短い周期で回転数が変動する動力源からの動力が駆動側回転体に伝達される場合でも、回転数が低下するときの回転力が伝達されることはない。
本発明によれば、駆動側回転体の一方向の回転力のみを従動側回転体に伝達することができるので、例えば内燃機関のように短い周期で回転数が変動する動力源からの動力が駆動側回転体に伝達される場合でも、回転数が低下するときの回転力が従動側回転体に伝達されることはなく、回転数の低下によって発生する圧縮機の回転部品の慣性トルクを低減させることにより、圧縮機の振動または騒音を低減することができる。また、本体部と支持部との間に一方向クラッチを配置したので、動力伝達装置全体の軸方向の寸法を小さくすることができ、省スペース化を図ることができる。
図1乃至図4は本発明の一実施形態を示すもので、図1は動力伝達装置の側面断面図、図2は図1のA−A′断面図、図3及び図4は動力伝達装置の分解側面断面図、図5は動力が遮断された状態を示す動力伝達装置の側面断面図である。
この圧縮機の動力伝達装置は、回転装置としての圧縮機の本体を形成するハウジング10と、動力源から回転力が伝達される第1の駆動側回転体としてのプーリ20と、プーリ20の一方向のみの回転を伝達する一方向クラッチ30と、一方向クラッチ30を介してプーリ20の回転力が伝達される連結リング40と、連結リング40に連結することによりプーリ20の回転力が伝達される第2の駆動側回転体としてのトルク板50と、圧縮機の回転軸11にトルク板50の回転力を伝達する従動側回転体としてのハブ60と、トルク板50の回転力をハブ60に伝達する複数のボール70と、各ボール70を軸方向に押圧する押圧リング80とを備えている。
ハウジング10は円筒状の部材からなり、一端から突出した回転軸11にトルクが伝達されることにより、圧縮機内の図示しない圧縮機構を回転させるようになっている。
プーリ20は外周面側に位置する図示しない動力伝達用のベルトが巻き掛けられる本体部としてのプーリ本体21と、内周面側に位置するハウジング10に設けられたベアリング12に回動自在に支持される支持部22と、プーリ本体21と支持部22とのそれぞれ軸方向一端側を周方向に連続して連結する連結部23とから構成され、回転軸11に対して同軸状に配置されている。また、プーリ本体21の内周面には一方向クラッチ30が固定される固定面21aが形成されている。
一方向クラッチ30は、軸方向両端側にそれぞれベアリング30aを配置した状態で外周面をプーリ20のプーリ本体21の固定面21aに圧入することにより固定されるとともに、内周面を連結リング40の外周面に圧入することにより固定されている。一方向クラッチ30は、プーリ20に固定される外周リング31と、連結リング40に固定される内周リング32と、外周リング31と内周リング32の間に配置される複数のローラ33と、ローラ33を保持する保持リング34と、外周リング31と内周リング32とが連結される方向にローラ33を付勢するコイルバネ35とを備えている。内周リング32の外周面には、軸方向断面を多角形状に形成することにより複数の平面32aが設けられ、保持リング34の周方向に互いに間隔をおいて設けられた保持部34aによって各平面32aと外周リング31の内周面との間にそれぞれローラ33が配置されている。このとき、内周リング32の各平面32aと外周リング31の内周面との径方向の距離は各平面32aの周方向両端側に向かって小さくなっており、各平面32aの周方向両端側と外周リング31の内周面との径方向の距離はローラ33の直径よりも小さく形成されている。また、保持リング34の保持部34a内にはローラ33を周方向一端側に付勢するコイルバネ35が保持部34a内の周方向他端側に固定されている。
連結リング40は、円筒状に形成された部材の外周面41側を一方向クラッチ30の内周面に圧入することにより固定され、内周面側にはトルク板50を固定するための固定片42が径方向内側に延出することにより形成されている。また、固定片42には取付ボルト43が螺合される取付孔44が互いに周方向に間隔をおいて設けられている。
トルク板50は、径方向外側に連結リング40に固定するための複数の取付孔51が互いに周方向に間隔をおいて設けられ、取付ボルト43を取付孔51に挿通して連結リング40の取付孔44に螺合することにより固定されている。また、トルク板50の内周面には各ボール70に径方向外側から係止する係止リング52が取付けられている。係止リング52の内周面には互いに所定角度をなす複数のテーパ面52aが形成され、各ボール70は互いに隣り合うテーパ面52aに当接することにより、径方向外側に位置するようになっている。
ハブ60は円盤状に形成され、トルク板50の内周面側に配置されている。ハブ60の一端面側には回転軸11を連結する連結部61が設けられ、回転軸11はハブ60の他端面側から螺合するナット62によってハブ60に固定されている。ハブ60の他端面には各ボール70をそれぞれ径方向に移動自在に係合する複数のボール溝63が互いに周方向に間隔をおいて設けられ、各ボール70はボール溝63の内側面に周方向に係止している。この場合、各ボール溝63の径方向外側には軸方向に突出する凸部64が設けられ、凸部64はボール溝63の径方向外側に位置するボール70に軸方向に当接するようになっている。また、ハブ60の他端側面の径方向中央部には、ナット62を覆うように軸方向に筒状に延びる延出部65が設けられている。
押圧リング80はハブ60の延出部65に軸方向に移動自在に係合しており、その一端側は各ボール70に当接している。押圧リング80の一端面には径方向外側から内側に向かって徐々に軸方向に突出する傾斜面81が設けられ、傾斜面81の径方向外側には各ボール溝63の径方向外側に位置するボール70がそれぞれ当接している。押圧リング80の他端面側にはハブ60の延出部65に係合する皿バネ82が設けられ、皿バネ82によって押圧リング80がボール70側に付勢されている。皿バネ82は延出部65に螺合する環状のナット83と押圧リング80との間に圧縮状態で配置され、ナット83の締め付け力を調整することにより、皿バネ82による押圧リング80の押圧力を任意に設定可能になっている。
以上のように構成された圧縮機の動力伝達装置において、動力源からの動力がプーリ20に伝達されると、プーリ20と一体に一方向クラッチ30の外周リング31が回転する。その際、一方向クラッチ30は周方向一方の回転力のみを伝達するので、プーリ20の回転数が上昇している場合には、一方向クラッチ30の各ローラ33は外周リング31の回転によって内周リング32の平面32a上を周方向一端側に転動する。内周リング32の各平面32aと外周リング31の内周面との径方向の距離は各平面32aの周方向両端部に向かって小さくなっているので、各ローラ33は外周リング31の内周面と内周リング32の外周面の間に係止され、外周リング31と内周リング32とを連結する。また、プーリ20の回転数が急激に低下する場合には、一方向クラッチ30の外周リング31は内周リング32に対して周方向他端側へ回転力が作用するため、一方向クラッチ30の各ローラ33が外周リング31及び内周リング32の角速度の差によってコイルバネ35の付勢力に抗して内周リング32の平面32a上を周方向他端側に転動し、外周リング31と内周リング32の連結が解除されてプーリ20から内周リング32への回転力の伝達が遮断される。これにより、プーリ20の周方向一方への回転力のみが一方向クラッチ30及び連結リング40を介してトルク板50に伝達され、トルク板50の回転力は係止リング52及び各ボール70を介してハブ60に伝達されてハブ60と共に回転軸11が回転する。その際、各ボール70は押圧リング80の傾斜面81によって各ボール溝70の径方向外側に押圧されており、各ボール70が係止リング52のテーパ面52aに周方向に係止することにより、トルク板50の回転力がハブ60に伝達される。
ここで、例えば圧縮機の焼き付きなどにより、プーリ20側に過大な回転負荷が加わると、係止リング52のテーパ面52aの押圧により、図5に示すように、各ボール70が押圧リング80の押圧力に抗してボール溝63の径方向内側に移動する。これにより、各ボール70がボール溝63の凸部64と押圧リング80によりボール溝63の径方向内側に保持され、各ボール70が係止リング52と係止不能な位置に拘束されることから、トルク板50がハブ60に対して空転し、プーリ20側から回転軸11への動力の伝達が遮断される。
このように、本実施形態の圧縮機の動力伝達装置によれば、プーリ20とトルク板50との間に一方向クラッチ30を設けたので、プーリ20の一方向の回転力のみをトルク板50に伝達することができ、例えば内燃機関のように短い周期で回転数が変動する動力源からの動力がプーリ20に伝達される場合でも、回転数が低下するときの回転力がトルク板50に伝達されることはなく、回転数の低下によって発生する圧縮機の回転部品の慣性トルクを低減させることにより、圧縮機の振動または騒音を低減することができる。また、プーリ本体21と支持部22との間に一方向クラッチ30を配置したので、動力伝達装置全体の軸方向の寸法を小さくすることができ、小型化を図ることができる。
また、一方向クラッチ30の外周リング31をプーリ20のプーリ本体21の固定面21aに圧入することにより固定するようにしたので、別途固定部材を設けることなく一方向クラッチ30をプーリ20に固定することができ、部品点数の低減を図ることができる。
また、一方向クラッチ30とトルク板50とを連結リング40によって連結するようにしたので、連結リング40を変更することにより他のトルク板を取付けることができ、動力遮断機構の変更を容易に行うことができる。
また、一方向クラッチ30を連結リング40の外周面41に圧入することにより固定するようにしたので、別途固定部材を設けることなく一方向クラッチ30を連結リング40に固定することができ、部品点数の低減を図ることができる。
尚、前記実施形態では、プーリ20のプーリ本体21の内周面に一方向クラッチ30の外周リング31を圧入し、一方向クラッチ30の内周リング32に連結リング40の外周面41を圧入するようにして連結リング40とトルク板50とを連結するようにしたものを示したが、図6に示すように、プーリ90の支持部92の外周面に固定面92aを形成して一方向クラッチ100の内周リング102を圧入し、一方向クラッチ100の外周リング101に連結リング110の内周面を圧入するようにしてプーリ90とトルク板120とを連結するようにしてもよい。
また、前記実施形態では、プーリ20のプーリ本体21の内周面に一方向クラッチ30の外周リング31を圧入するようにしたものを示したが、図7及び図8に示すように、一方向クラッチ130の外周リング131の外周面に周方向に係止する少なくとも一つの係合部131aを設け、一方向クラッチ130を配置した状態でプーリ140を合成樹脂により成型することにより一方向クラッチ130とプーリ140とを一体に成型するようにしてもよい。
この場合、プーリ140を合成樹脂から形成したので、容易に加工することができ、製造コストを低減することができるという利点がある。
また、一方向クラッチ130を配置した状態で合成樹脂によってプーリ140を成型したので、組み立て工程においてプーリ140と一方向クラッチ130を組み付けることなく一部品として扱うことができ、組み立て工数の低減を図ることができる。
更に、一方向クラッチ130の外周リング131の外周面に周方向に係止する少なくとも一つの係合部131aを設けたので、一方向クラッチ130とプーリ140との周方向の滑りを防止することができ、確実にプーリ140に伝達される回転力をトルク板50に伝達することができる。
また、前記実施形態では、一方向クラッチ30の内周リング32に連結リング40の外周面を圧入するようにしたものを示したが、図9に示すように、別部材としての連結リング40を用いることなく一方向クラッチ150の内周リング152の内周面と連結リングとを一体に形成するようにしてもよい。この場合、一方向クラッチ150と連結リングとを一部品として取り扱うことができ、組み立て工数の低減を図ることができる。
また、前記実施形態では動力遮断機構をトルク板50に径方向に移動可能な複数のボール70を係止することによってトルク板50の動力をハブ60に伝達し、トルク板50とハブ60との間に所定の大きさ以上のトルクが生ずると、各ボール70をハブ60の径方向に移動させてトルク板50との係止を解除するようにしたものを示したが、トルク板及びハブの一方に設けた少なくとも一つの係合部をトルク板及びハブの他方に係合することによってトルク板の回転力をハブに伝達し、トルク板とハブとの間に所定の大きさ以上のトルクが生ずると、係合部をハブの周方向の剪断力によって破断させてトルク板との係合を解除するようにしてもよい。
10…ハウジング、20…プーリ、21…プーリ本体、21a…固定面、22…支持部、23…連結部、30…一方向クラッチ、31…外周リング、32…内周リング、40…連結リング、42…固定片、43…取付ボルト、44…取付孔、50…トルク板、90…プーリ、92a…固定面、100…一方向クラッチ、101…外周リング、110…連結リング、120…トルク板、130…一方向クラッチ、131…外周リング、131a…係合部、140…プーリ、150…一方向クラッチ、152…内周リング。
Claims (10)
- 圧縮機本体の軸方向一端側に回動自在に支持され、外部からの動力によって回転する駆動側回転体と、駆動側回転体の回転力が伝達される従動側回転体とを備え、従動側回転体の回転力を圧縮機の回転軸に伝達する圧縮機の動力伝達装置において、
駆動側回転体を、その外周側に位置する円筒状の本体部と、内周側に位置する円筒状の支持部と、本体部及び支持部の軸方向一端側を互いに連結する連結部とから構成し、
支持部を圧縮機本体側に回動自在に支持するとともに、本体部と支持部との間に駆動側回転体の一方向の回転力のみを従動側回転体に伝達する一方向クラッチを設けた
ことを特徴とする圧縮機の動力伝達装置。 - 前記本体部の内周面と従動側回転体の外周面との間に一方向クラッチを配置した
ことを特徴とする請求項1記載の圧縮機の動力伝達装置。 - 前記支持部の外周面と従動側回転体の内周面との間に一方向クラッチを配置した
ことを特徴とする請求項1記載の圧縮機の動力伝達装置。 - 前記一方向クラッチを駆動側回転体または従動側回転体に軸方向に圧入することにより固定した
ことを特徴とする請求項1、2または3記載の圧縮機の動力伝達装置。 - 前記駆動側回転体を合成樹脂から形成し、
一方向クラッチを組付けた状態で駆動側回転体を成型することにより、第1の駆動側回転体と一方向クラッチを一体に形成した
ことを特徴とする請求項1、2または3記載の圧縮機の動力伝達装置。 - 前記一方向クラッチに駆動側回転体に周方向に係止する少なくとも一つの係合部を設けた
ことを特徴とする請求項5記載の圧縮機の動力伝達装置。 - 前記従動側回転体に一方向クラッチの外周面側及び内周面側の一方の部材と連結する連結部材を設けた
ことを特徴とする請求項1、2または3記載の圧縮機の動力伝達装置。 - 前記一方向クラッチの外周面側及び内周面側の一方の部材を連結部材に軸方向に圧入することにより固定した
ことを特徴とする請求項7記載の圧縮機の動力伝達装置。 - 前記一方向クラッチの外周面側及び内周面側の一方の部材を連結部材と一体に形成した
ことを特徴とする請求項8記載の圧縮機の動力伝達装置。 - 前記連結部材と従動側回転体とボルトにより連結した
ことを特徴とする請求項7、8または9記載の圧縮機の動力伝達装置。
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