JP2005274979A - カラオケ処理装置、カラオケ演奏処理装置、サーバー装置、通信システム、カラオケ処理装置の制御方法、サーバー装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

カラオケ処理装置、カラオケ演奏処理装置、サーバー装置、通信システム、カラオケ処理装置の制御方法、サーバー装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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貞保 荒木
Tomonari Sato
友成 佐藤
Ayumi Hosokawa
あゆみ 細川
Hidefumi Konishi
秀文 小西
Naoki Morioka
尚記 盛岡
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Abstract

【課題】 カラオケで歌った歌声入りの楽曲を容易に取得できるカラオケ処理装置を実現する。
【解決手段】 カラオケ録音装置4は、サーバー装置と通信ネットワークを介して通信可能であるとともに、伴奏音楽と利用者の歌声とを出力するカラオケ装置3に接続される。そして、カラオケ録音装置4は、カラオケ装置3から出力される伴奏音楽および利用者の歌声を合わせた伴奏付歌声を録音する録音処理部41と、録音した記録データをサーバー装置に出力する送信データ生成部46を備えている。これにより、利用者は、サーバー装置からカラオケで歌った歌声入りの楽曲を容易に取得することができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、カラオケ演奏装置から出力されるデータの処理を行うカラオケ処理装置、カラオケ演奏処理装置、サーバー装置、通信システム、カラオケ処理装置の制御方法、サーバー装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体に関するものである。
近年の携帯電話の普及・発達にはめざましいものがある。携帯電話は、単なる通話機能だけではなく、電話端末同士のメール・電子メール・インターネットへの接続、等のサービスがあり、多機能になっている。
例えば、WWW(World Wide Web)ブラウザの機能を備えており、パケット通信網を介してインターネットなどに接続できる携帯電話機が普及している。このような携帯電話機は、インターネット接続サービス(i−mode(登録商標)など)を介して、各種Webサーバーと接続される。このような携帯電話機でよく利用される機能として、利用者がWebページから着信メロディをダウンロードし、自分の気に入ったものに自由に変更できる機能がある。特許文献1では、カラオケシステムの保有する大量のカラオケ伴奏群の中から携帯電話の利用者の個性に合った着信メロディを簡単にダウンロードできるサービスが開示されている。
また、最近になって、メロディに歌手の歌声が加わった着うた(登録商標)の機能を備える携帯電話が製品化されている。
一方、一般的な遊戯施設としてカラオケ施設が普及しており、伴奏音楽にあわせて、利用者が歌うことがよく行われている。カラオケとは、伴奏音楽を演奏させ、利用者が該伴奏音楽にあわせて歌を歌う遊戯のことである。一般的なカラオケ施設では、伴奏音楽と、利用者がマイクに向かって発した歌声とを混合し、該混合音をスピーカに出力させるカラオケ演奏装置が設置されている。なお、端末装置に対して、カラオケ会場で利用者が撮影したデジタル画像データを提供する技術が特許文献2に開示されている。
特開2000−295374公報(2000年10月20日公開) 特開2002−297161公報(2002年10月11日公開)
ところで、現在利用されている着うた(登録商標)は、歌手が歌った歌声のものであり、携帯電話の利用者は、独自の着信音として、自分が歌った歌声入りの楽曲を着信音として使用したいという欲求がある。特に、一般的な遊戯施設であるカラオケ施設で歌った歌声を利用できると便利である。しかしながら、カラオケ施設で歌った歌声入りの楽曲を簡単に携帯電話等の通信端末に取り入れる方法は、従来、具体化されていなかった。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、カラオケで歌った歌声入りの楽曲を容易に取得できるカラオケ処理装置、カラオケ演奏処理装置、サーバー装置、通信システム、カラオケ処理装置の制御方法、サーバー装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体を実現することを目的とする。
本発明のカラオケ処理装置は、上記の課題を解決するために、外部装置と通信ネットワークを介して通信可能であり、伴奏音楽と利用者の歌声とを出力するカラオケ演奏装置に接続されるカラオケ処理装置であって、カラオケ演奏装置から出力される伴奏音楽および利用者の歌声を合わせた伴奏付歌声を録音する記録手段と、前記記録手段が録音した記録データを前記外部装置に出力する出力手段を備えることを特徴としている。
また、本発明のカラオケ処理装置の制御方法は、上記の課題を解決するために、外部装置と通信ネットワークを介して通信可能であり、伴奏音楽と利用者の歌声とを出力するカラオケ演奏装置に接続されるカラオケ処理装置の制御方法であって、カラオケ演奏装置から出力される伴奏音楽および利用者の歌声を合わせた伴奏付歌声を録音するステップと、録音した記録データを前記外部装置に出力するステップとを備えることを特徴としている。
上記の構成または方法によれば、カラオケ演奏装置から出力される伴奏音楽および利用者の歌声を合わせた伴奏付歌声を録音するとともに、録音した記録データを外部装置に出力する。そのため、利用者は、カラオケ処理装置から伴奏付歌声、つまり、カラオケで歌った歌声入りの楽曲を、容易に外部装置に取り入れることができる。また、カラオケで歌った歌声入りの楽曲を容易に取得することができるため、利用者がカラオケ施設を利用する回数が増えるので、カラオケ施設の集客率が向上するという効果を奏する。
さらに、本発明のカラオケ処理装置は、上記の構成に加えて、前記カラオケ演奏装置が、被写体を撮影する撮影部を備え、該撮影部が撮影した撮影画像を出力し、前記記録手段が、さらに、カラオケ演奏装置から出力される撮影画像を録画して、録画したデータを前記記録データに含めることを特徴としている。
上記の構成によれば、記録手段が、さらに、カラオケ演奏装置から出力される撮影画像を録画するため、記録データに該録画データが含まれる。よって、利用者は、カラオケで歌っている姿の画像を取得することができ、該画像を楽しむことができるという効果を奏する。例えば、利用者は、所有する携帯型電話機の着信画像として、取得した画像を利用することが可能となる。
さらに、本発明のカラオケ処理装置は、上記の構成に加えて、前記外部装置がデータの配信を行うサーバー装置であることを特徴とすることを特徴としている。
上記の構成によれば、カラオケ演奏装置から出力される伴奏音楽および利用者の歌声を合わせた伴奏付歌声を録音するとともに、録音した記録データをサーバー装置に出力する。そのため、利用者は、サーバー装置から、カラオケで歌った歌声入りの楽曲を取得することができる。
例えば、利用者は、所有する携帯型電話機の着信画像として、サーバー装置から取得した画像を利用することが可能となる。
さらに、本発明のカラオケ処理装置は、上記の構成に加えて、前記出力手段が、前記記録データとともに、該記録データに関連した関連情報も前記サーバー装置に出力することを特徴としている。
上記の構成によれば、出力手段が、記録データ(つまり、伴奏付歌声データまたは上記撮影部が撮影した画像データ)に関連した関連情報をサーバー装置に出力する。そのため、利用者は、該関連情報を基に記録データを特定しやすくなり、より一層容易に、サーバー装置から所望の伴奏付歌声データまたは画像データを取得することができるという効果を奏する。
さらに、本発明のカラオケ処理装置は、上記の構成に加えて、利用者に対して情報を出力する情報出力装置と接続されており、前記記録データを識別するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、前記識別情報生成手段が生成した識別情報を前記情報出力装置に出力する通知手段とを備え、前記出力手段が、前記識別情報生成手段が生成した識別情報を前記関連情報に含めることを特徴としている。
上記の構成によれば、通知手段は、識別情報生成手段が生成した記録データを識別するための識別情報を利用者に通知する。そのため、利用者は、識別情報を知ることができる。そして、出力手段が該識別情報を前記関連情報に含めるため、利用者は、通知手段から知らされた識別情報を基に、容易にサーバー装置から所望の伴奏付歌声データまたは画像データを取得することができるという効果を奏する。
なお、情報出力装置とは、例えば、ディスプレイなどの表示装置や、プリンタなどである。
さらに、本発明のカラオケ処理装置は、上記の構成に加えて、通信端末を特定する端末情報を取得する端末情報取得手段を備え、前記出力手段が、前記端末情報取得手段が取得した端末情報を前記関連情報に含めることを特徴としている。
上記の構成によれば、出力手段が、端末情報取得手段が取得した端末情報を関連情報に含めるため、サーバー装置は、通信端末を特定することができ、特定した通信端末に対して、通信ネットワークを介して所定の通知を行うことができる。所定の通知とは、例えば、サーバー装置のアドレスや、WebページのURLや、カラオケ処理装置から受信した記録データの識別情報などである。これにより、利用者は、容易にサーバー装置から所望の伴奏付歌声データまたは画像データを取得することができるという効果を奏する。
さらに、本発明のカラオケ処理装置は、上記の構成に加えて、前記カラオケ演奏装置が、伴奏音楽における各フレーズの時間位置情報を出力し、前記カラオケ演奏装置が出力する時間位置情報を一時記憶する記憶部と、利用者の操作に応じてフレーズを選択し、選択したフレーズと前記記憶部が記憶する時間位置情報とを基に、前記記録手段が記録した記録データから選択したフレーズの部分を切り出す切り出し手段とを備え、前記出力手段が、前記切り出し手段が切り出した部分の記録データを出力することを特徴としている。
上記の構成によれば、切り出し手段は、利用者の操作に応じてフレーズを選択し、記録手段が記録した記録データから選択したフレーズの部分を切り出す。そして、出力手段が、前記切り出し手段が切り出した部分の記録データを出力する。そのため、利用者は、記録データのうち所望の部分だけを取得することができる。また、カラオケ処理装置やサーバー装置は、送信するデータの容量を削減することができる。さらに、サーバー装置は、より多くの記録データを記憶することができるという効果を奏する。
さらに、本発明のカラオケ処理装置は、上記の構成に加えて、前記記録データを再生することのできる再生装置と接続されており、前記切り出し手段が、切り出した記録データを前記再生装置に再生させることを特徴としている。
上記の構成によれば、利用者は、切り出し手段が切り出した記録データを確認することができるという効果を奏する。
さらに、本発明のカラオケ処理装置は、上記の構成に加えて、前記出力手段が、前記記録手段が記録した記録データに対して圧縮処理を行い、圧縮した記録データを出力することを特徴としている。
上記の構成によれば、出力手段が、記録データに対して圧縮処理を行い、圧縮した記録データを出力する。これにより、出力手段がサーバー装置に対して出力するデータの容量を減らすことができる。その結果、データ出力に要する時間、通信費用を削減することができるという効果を奏する。
また、本発明のカラオケ演奏処理装置は、上記カラオケ処理装置と、伴奏音楽と利用者の歌声とを出力するカラオケ演奏装置とを備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、上記カラオケ処理装置とカラオケ演奏装置とが一体化された一つの装置で実現されるため、筐体等に要する費用を削減することができるという効果を奏する。
また、本発明のサーバー装置は、上記の課題を解決するために、カラオケ演奏装置から出力される伴奏音楽および利用者の歌声を合わせて録音し、録音データを含む記録データを出力するカラオケ処理装置と通信ネットワークを介して通信可能なサーバー装置であって、前記カラオケ処理装置が出力する記録データを受信するデータ受信手段と、前記データ受信手段が受信した記録データを記憶部に格納する格納手段と、通信端末から前記記録データを特定した送信要求を受け、該送信要求で特定された記録データを前記記憶部から読み出し、読み出した記録データを前記通信端末に送信する送信手段とを備えることを特徴としている。
また、本発明のサーバー装置の制御方法は、上記の課題を解決するために、カラオケ演奏装置から出力される伴奏音楽および利用者の歌声を合わせて録音し、録音データを含む記録データを出力するカラオケ処理装置と通信ネットワークを介して通信可能なサーバー装置の制御方法であって、前記カラオケ処理装置が出力する記録データを受信するステップと、前記データ受信手段が受信した記録データを記憶部に格納するステップと、通信端末から前記記録データを特定した送信要求を受け、該送信要求で特定された記録データを前記記憶部から読み出し、読み出した記録データを前記通信端末に送信するステップとを備えることを特徴としている。
上記の構成または方法によれば、通信端末から記録データを特定した送信要求を受け、送信要求で特定された記録データを記憶部から読み出し、読み出した記録データを通信端末に送信する。そのため、利用者は、サーバー装置から伴奏付歌声、つまり、カラオケで歌った歌声入りの楽曲を取得することができる。また、カラオケで歌った歌声入りの楽曲を取得するため、利用者がカラオケ施設を利用する回数が増えるので、カラオケ施設の集客率が向上するという効果を奏する。
さらに、本発明のサーバー装置は、上記の構成に加えて、前記送信手段が記録データを送信する送信先の通信端末に応じて、前記送信手段が読み出した記録データをのデータ形式を変換する変換手段を備え、前記送信手段が、前記変換手段が変換した記録データを前記通信端末に送信することを特徴としている。
上記の構成によれば、送信手段は、送信先の通信端末に応じて変換された記録データを、該通信端末に送信する。そのため、通信端末側においてデータ形式の変換処理を行う必要がなく、利用者は、すぐに記録データを再生することができる。例えば、通信端末が携帯型電話機である場合、利用者は、サーバー装置から取得した歌声入りの楽曲を、即座に着信音等として鳴らすことができるという効果を奏する。
さらに、本発明のサーバー装置は、上記の構成に加えて、前記カラオケ演奏装置が、被写体を撮影する撮影部を備え、前記カラオケ処理装置が、前記撮影部が撮影した撮影画像の録画データを前記記録データに含ませることを特徴としている。
上記の構成によれば、利用者は、サーバー装置からカラオケで歌っている姿の画像を取得することができ、該画像を楽しむことができる。例えば、利用者は、所有する携帯型電話機の着信画像として、サーバー装置から取得した画像を利用することが可能となるという効果を奏する。
さらに、本発明のサーバー装置は、上記の構成に加えて、前記データ受信手段が、前記カラオケ処理装置から記録データを識別する識別情報を受信し、前記格納手段が、前記データ受信手段が受信した識別情報を、記録データと対応付けて記憶部に格納し、前記送信手段が、通信端末から識別情報を受け、受けた識別情報に対応する記録データを前記記憶部から読み出すことを特徴としている。
上記の構成によれば、データ受信手段が、カラオケ処理装置から記録データを識別する識別情報を受信する。そのため、カラオケ処理装置側で、識別情報を記録データに付与することができ、利用者は、カラオケ施設にいるときに識別情報を得ることができる。
そして、格納手段が、前記データ受信手段が受信した識別情報を、記録データと対応付けて記憶部に格納し、前記送信手段が、通信端末から識別情報を受け、受けた識別情報に対応する記録データを前記記憶部から読み出す。これにより、利用者は、カラオケ施設で取得した識別情報を基に、サーバー装置から所望の記録データを取得することができるという効果を奏する。
さらに、本発明のサーバー装置は、上記の構成に加えて、前記データ受信手段が、前記カラオケ処理装置から記録データとともに通信端末を特定する端末情報を受信し、前記送信手段が、前記データ受信手段が受信した端末情報に特定された通信端末に対して、記録データを出力することを特徴としている。
上記の構成によれば、データ受信手段が、前記カラオケ処理装置から記録データとともに通信端末を特定する端末情報を受信する。よって、カラオケ施設において、利用者が記録データを取り入れる通信端末の端末情報をカラオケ処理装置に入力することで、記録データを送信すべき通信端末を特定することができる。それゆえ、利用者は、容易に記録データを取得することができるという効果を奏する。
さらに、本発明のサーバー装置は、上記の構成に加えて、前記データ受信手段が、前記カラオケ処理装置から記録データとともに通信端末を特定する端末情報を受信し、前記データ受信手段が受信した記録データに対して、該記録データを識別するための識別情報を付与するとともに、データ受信手段が受信した端末情報で特定された通信端末に対して、付与した識別情報を送信する識別情報付与手段を備え、前記格納手段が、前記データ受信手段が受信した記録データと、前記識別情報付与手段が付与した識別情報とを対応付けて記憶部に格納し、前記送信手段が、識別情報を受信し、受信した識別情報に対応する記録データを前記記憶部から読み出すことを特徴としている。
上記の構成によれば、データ受信手段が、前記カラオケ処理装置から記録データとともに通信端末を特定する端末情報を受信し、識別情報付与手段が、端末情報で特定された通信端末に対して、付与した識別情報を送信する。そのため、利用者は、所有する通信端末の端末情報をカラオケ処理装置に入力することで、所望の記録データを識別する識別情報を得ることができる。
そして、送信手段が、識別情報を受信し、受信した識別情報に対応する記録データを前記記憶部から読み出す。そのため、利用者は、得た識別情報をサーバー装置に送信することで、容易に所望の記録データを取得することができるという効果を奏する。
さらに、本発明の通信システムは、上記の課題を解決するために、上記カラオケ処理装置と、上記サーバー装置と、通信端末とを備え、前記通信端末は、前記カラオケ処理装置が記録した前記記録データを、前記サーバー装置から取得することを特徴としている。
上記の構成によれば、カラオケ施設の利用者は、外部通信装置に対して、サーバー装置から伴奏付歌声、つまり、カラオケで歌った歌声入りの楽曲を容易に取り入れることができる。例えば、通信端末が携帯型電話機である場合、利用者は、該携帯型電話機の着信音として、サーバー装置から取得した伴奏付歌声を利用することが可能となる。また、カラオケで歌った歌声入りの楽曲を取得するため、利用者がカラオケ施設を利用する回数が増えるので、カラオケ施設の集客率が向上するという効果を奏する。
また、本発明の制御プログラムは、コンピュータを上記の各手段として機能させるコンピュータ・プログラムである。
上記の構成により、コンピュータで上記カラオケ処理装置、カラオケ演奏処理装置またはサーバー装置の各手段を実現することによって、上記カラオケ処理装置、カラオケ演奏処理装置またはサーバー装置を実現することができる。
また、本発明の記録媒体は、上記の各手段をコンピュータに実現させて、上記カラオケ処理装置またはサーバー装置を動作させる上記制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
上記の構成により、上記記録媒体から読み出された制御プログラムによって、上記カラオケ処理装置またはサーバー装置をコンピュータ上に実現することができる。
本発明に係るカラオケ処理装置、カラオケ演奏処理装置、サーバー装置、通信システム、カラオケ装置の制御方法、サーバー装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体によれば、以上のように、利用者は、カラオケで歌った歌声入りの楽曲を容易に取得できる。また、カラオケで歌った歌声入りの楽曲を取得するため、利用者がカラオケ施設を利用する回数が増えるので、カラオケ施設の集客率が向上するという効果を奏する。
〔実施形態1〕
本発明の一実施形態について図1ないし図9に基づいて説明すると以下の通りである。
図1は、本実施形態に係るカラオケ録音装置(カラオケ処理装置)4およびカラオケ着信音サーバー(サーバー装置)8を含むカラオケ着信音配信システム(通信システム)の全体を示すブロック図である。図1に示されるように、カラオケ着信音配信システムは、カラオケ伴奏(以下、単に伴奏とよぶ)を演奏するとともに、該伴奏および利用者の歌声を録音するカラオケシステム7と、携帯電話(通信端末)9と、上記カラオケシステム7に新曲のカラオケデータを配信するためのカラオケ配信サーバー1と、上記携帯電話9と無線通信を行う携帯電話キャリア網Cと、上記携帯電話9の着信音として、上記カラオケシステム7で録音されたカラオケ伴奏および歌声を含むカラオケ伴奏付歌声データ(伴奏付歌声データ)を携帯電話9に送信するためのカラオケ着信音サーバー8とを含む。また、カラオケ配信サーバー1、カラオケシステム7、カラオケ着信音サーバー8および携帯電話キャリア網Cは、通信ネットワークNに接続されている。
利用者は、カラオケシステム7を用いてカラオケを行った後、該カラオケシステム7で録音された自分の歌声入り楽曲(伴奏付歌声)を、携帯電話9の着信音として、カラオケ着信音サーバー8からダウンロードすることができる。
カラオケシステム7は、例えばカラオケ会場内に設置されるものである。カラオケシステム7は、カラオケの伴奏および利用者の歌声を音として出力するとともに、該伴奏および歌声を含む伴奏付歌声データをカラオケ録音装置4に出力するカラオケ装置(カラオケ演奏装置)3と、カラオケ装置3から出力された伴奏付歌声データを録音するためのカラオケ録音装置4と、利用者に対して映像を表示する表示装置(情報出力装置)5と、上記カラオケ装置3およびカラオケ録音装置4を遠隔操作するためのリモコン(リモート・コントロール)6と、上記カラオケ装置3およびカラオケ録音装置4と通信ネットワークNとの間のデータ送受信を中継する通信装置2とから構成される。
また、携帯電話9は、通常の通話機能に加えて、文字入力機能およびWWWブラウザの機能を備え、携帯電話キャリア網Cを介して、インターネットに接続できる。そして、携帯電話9は、インターネット接続により、様々なWebサーバーから各種データをダウンロードできる。また、携帯電話9は、人間の歌声を着信音として出力することのできる機能を備えている。さらに、携帯電話9は、電子メールの送受信機能を有しているものとする。
(カラオケ配信サーバー、カラオケ装置の構成について)
図2は、カラオケ配信サーバー1およびカラオケ装置3の構成を示すブロック図である。図1で示したように、カラオケ配信サーバー1とカラオケ装置3とは、通信ネットワークNおよび通信装置2を介して、接続されている。
まず、カラオケ配信サーバー1について説明する。カラオケ配信サーバー1は、カラオケ装置3に対して、新曲データを配信するためのものである。カラオケ配信サーバー1は、データ配信部11および記憶部12を備えている。
記憶部12は、カラオケ装置3に配信すべき新曲のカラオケデータを記憶している。なお、記憶部12は、カラオケデータとして、カラオケの基本となる伴奏音楽データの一種であるMIDI(Musical Instrument Digital Interface)ファイル12aと、該伴奏における各フレーズの時間位置を表す時間位置情報12bと、該伴奏に対応する歌詞情報12cとを記憶している。MIDIファイル12a、時間位置情報12bおよび歌詞情報12cは、楽曲ごとに定められており、各楽曲番号に対応付けられている。なお、記憶部12へのデータの書き込みは、カラオケ配信サーバーを管理する管理装置(図示しない)によって行われる。
図3は、記憶部12が記憶する時間位置情報12bの一例である。図3に示されるように、記憶部12は、楽曲番号11A2222に対応して、歌詞1番のAメロが時間0:20〜0:40、歌詞1番のBメロが時間0:40〜0:55、…であることを記憶している。
データ配信部11は、通信ネットワークNおよび通信装置2を介して、上記記憶部12に格納されたMIDIファイル12a、時間位置情報12bおよび歌詞情報12cを含むカラオケデータをカラオケ装置3に配信するためのものである。
次に、カラオケ装置3について説明する。図2で示すカラオケ装置3は、伴奏を演奏するとともに、利用者の歌声を拡声出力させるものである。カラオケ装置3は、データ更新部31、記憶部32、制御部33、ミキサー34、スピーカ35、マイク36およびリモコン受信部37を備えている。また、カラオケ装置3は、通信装置2、カラオケ録音装置4および表示装置5と接続されており、さらに、リモコン6から遠隔操作される。
データ更新部31は、通信ネットワークNおよび通信装置2を介して、カラオケ配信サーバー1から配信された新曲のカラオケデータを受信し、受信したカラオケデータを記憶部32に格納する。これにより、利用者は、新曲のカラオケを楽しむことができる。記憶部32は、MIDIファイル32a、時間位置情報32bおよび歌詞情報32cを含むカラオケデータを、楽曲番号に対応付けて記憶している。
リモコン受信部37は、リモコン6からカラオケを行う楽曲番号を受信し、受信した楽曲番号を制御部33に伝達する。
制御部33は、リモコン受信部37からの楽曲番号に対応するカラオケデータを記憶部32から読み出し、読み出したカラオケデータを基に、カラオケ演奏のための処理を行う。制御部33は、音楽処理部33aおよび映像処理部33bを含む。
音楽処理部33aは、記憶部32から読み出したMIDIファイル32aを基に、各楽器の音を復元させ、復元させた音データをミキサー34に出力する。また、映像処理部33bは、記憶部32から読み出した歌詞情報32cを基に、表示装置5に歌詞および背景映像を表示させる。
なお、制御部33は、記憶部32から読み出した時間位置情報32bをそのままカラオケ録音装置4に出力する。
ミキサー34は、音楽処理部33aが復元した伴奏と、マイク36に入力される利用者の歌声とを混合させ、混合した音を所定の増幅率で増幅し、スピーカ35から出力する。また、ミキサー34は、伴奏と歌声とを混合した音データである歌声入りカラオケ伴奏付歌声データをカラオケ録音装置4に出力する。
このように、カラオケ装置3は、カラオケ配信サーバー1から新曲のカラオケデータが配信される。また、カラオケ装置3は、利用者がリモコン6を用いて指定した楽曲番号に対応する伴奏と、利用者の歌声とをスピーカ35から出力するとともに、伴奏付歌声データをカラオケ録音装置4に出力する。さらに、カラオケ装置3は、指定された楽曲番号に対応する時間位置情報32bをカラオケ録音装置4に出力する。
(カラオケ録音装置について)
次に、カラオケ録音装置4について、図4を参照しながら説明する。図4は、カラオケ録音装置4の構成を示すブロック図である。図4に示されるように、カラオケ録音装置4は、録音処理部(記録手段)41、記憶部42、暗証番号取得部43、切り出し部(切り出し手段)44、ID番号付与部(識別情報生成手段)45、送信データ生成部(出力手段)46、リモコン受信部47および通知部(通知手段)49を備えている。また、図1でも示したように、カラオケ録音装置4は、通信装置2、カラオケ装置3および表示装置5と接続されており、さらに、リモコン6からの指示を受信する。
録音処理部41は、カラオケ装置3から出力される伴奏付歌声データおよび時間位置情報を受けて、該伴奏付歌声データおよび時間位置情報を記憶部42に格納するためのものである。録音処理部41は、カラオケ装置3から出力される伴奏付歌声データを、デジタル形式に変換したうえで、記憶部42に録音する。録音処理部41は、1楽曲ごとに、記憶部42への伴奏付歌声データ42aおよび時間位置情報42bの書き込みを終えると、書き込み終了を表す書き込み終了信号を暗証番号取得部43に出力する。
なお、記憶部42は、情報を一時記憶するためのものであり、例えばメモリ等で構成される。記憶部42は、録音処理部41により書き込まれた伴奏付歌声データ42aおよび時間位置情報42bを記憶する。
リモコン受信部47は、リモコン6からの信号を受信するためのものである。ただし、リモコン受信部47は、受信を待機する受信待機状態にあるときにのみ、該信号を受信する。リモコン受信部47は、暗証番号取得部43または切り出し部44によりその動作が制御される。
暗証番号取得部43は、利用者から暗証番号を取得するためのものである。暗証番号取得部43は、録音処理部41から書き込み終了信号を受けると、カラオケで歌った歌声と伴奏とを携帯電話9の着信音として利用するか否かを確認し、表示装置5に暗証番号入力画面を表示させるとともに、リモコン受信部47を暗証番号の受信を待機する暗証番号受信待機状態とする。そして、暗証番号取得部43は、リモコン受信部47から暗証番号を取得する。暗証番号取得部43は、取得した暗証番号を切り出し部44に出力する。
切り出し部44は、記憶部42に格納された伴奏付歌声データ42aから、利用者が所望する箇所を切り出すためのものである。切り出し部44は、暗証番号取得部43から暗証番号が入力されると、記憶部42から時間位置情報42bを読み出し、読み出した時間位置情報42bを基に、何れか一つのフレーズを選択させるフレーズ選択画面を表示装置5に表示させる。また、切り出し部44は、リモコン受信部47を選択フレーズ指示の受信を待機する選択フレーズ受信待機状態とする。そして、切り出し部44は、リモコン受信部47から、利用者が選択した選択フレーズを取得する。
切り出し部44は、時間位置情報42bを基に、リモコン受信部47が受信した選択フレーズに対応する時間を特定する。そして、切り出し部44は、伴奏付歌声データ42aの中から特定した時間に対応する箇所を切り出し、暗証番号とともに、切り出した伴奏付歌声データ(伴奏付歌声切り出しデータ)をID番号付与部45に出力する。
ID番号付与部45は、切り出し部44が切り出した伴奏付歌声切り出しデータを識別するための識別情報として、ユニークに決められたID番号を付与するためのものである。ID番号付与部45は、ID番号を付与した伴奏付歌声切り出しデータおよび暗証番号を後段の送信データ生成部46に出力する。
送信データ生成部46は、ID番号が付与された伴奏付歌声切り出しデータおよび暗証番号を基に、カラオケ着信音サーバー8に送信する送信データを生成するためのものである。
送信データ生成部46は、伴奏付歌声切り出しデータの圧縮処理を行い、圧縮済の伴奏付歌声(伴奏付歌声圧縮データ)を作成する。送信データ生成部46は、ID番号および暗証番号を付加した上記伴奏付歌声圧縮データを送信データとして生成し、通信装置2および通信ネットワークNを介して、該送信データをカラオケ着信音サーバー8に送信する。また、送信データ生成部46は、送信したID番号、暗証番号を通知部49に出力する。
通知部49は、所定の情報を表示装置5に表示させ、利用者に対して該情報を通知させるためのものである。通知部49は、送信データ生成部46からID番号および暗証番号を受信すると、受信したID番号、暗証番号およびカラオケ着信音サーバー8が提供するWebページのURLを表示装置5に所定時間表示させる。これにより、利用者は、自身が入力した暗証番号を再確認するとともに、ID番号およびアクセス先のURLを特定することができる。
(カラオケ着信音サーバーについて)
次に、カラオケ着信音サーバー8の構成について、図5を参照しながら説明する。図5に示されるように、カラオケ着信音サーバー8は、通信部81、データ書き込み部(格納手段)82、記憶部83・87、データ特定部(送信手段)84および変換部(変換手段)85を備えている。
記憶部87は、端末仕様−フォーマット情報87aを記憶するメモリーである。端末仕様−フォーマット情報87aとは、歌声を着信音として鳴らすことのできる携帯電話端末の仕様と、該携帯電話端末における着信音フォーマットとを対応付けた情報である。なお、携帯電話端末の仕様によっては、歌声を着信音として再生できない場合もある。例えば、着信音として単音のみを鳴らす携帯電話端末の仕様の場合、歌声を着信音として再生できない。従って、このような仕様の携帯電話端末に対して伴奏付歌声を着信音として提供しても、利用者が使用できないため、該仕様は、端末仕様−フォーマット情報87aに含まれていない。また、端末仕様−フォーマット情報87aは、歌声を着信音として鳴らすことのできる新しい携帯電話端末が発売されるたびに、この端末の仕様およびその着信音フォーマットが追加される。
通信部81は、通信ネットワークNとの間で、データの送受信を行うものである。通信部81は、データ受信部(データ受信手段)81aと、アクセス要求受信部81bと、送信部(送信手段)81cを備えている。
データ受信部81aは、カラオケ録音装置4から上記ID番号および暗証番号が付加された伴奏付歌声圧縮データを受信し、受信したデータをデータ書き込み部82に出力する。
アクセス要求受信部81bは、携帯電話9を含む携帯電話端末からのアクセス要求を受信するものであり、アクセス要求してきた通信先に応じて、通信を続行するか否かを判断する。アクセス要求受信部81bは、アクセス要求をしてきた通信先である携帯電話端末の仕様を取得し、取得した端末仕様が上記記憶部87が記憶する端末仕様−フォーマット情報87aに含まれるか否かを判断する。
含まれる場合、アクセス要求受信部81bは、アクセス要求に対してアクセスを許可し、アクセス許可信号をデータ特定部84に出力する。同時に、アクセス要求受信部81bは、取得した端末仕様に対応する着信音フォーマットを読み出して、変換部85に送る。
送信部81cは、通信ネットワークNを介して、所定のデータを送信するためのものである。
データ書き込み部82は、データ受信部81aからID番号および暗証番号が付加された伴奏付歌声圧縮データを受取り、受取ったデータをID−伴奏付歌声データ83aとして記憶部83に格納するためのものである。データ書き込み部82は、記憶部83に格納する際、伴奏付歌声圧縮データと、それに付加されたID番号および暗証番号とをそれぞれ対応付けて記憶させる。すなわち、ID−伴奏付歌声データ83aは、伴奏付歌声圧縮データと、ID番号と、暗証番号とが対応付けられたデータである。
データ特定部84は、ダウンロードすべき着信音データを特定するためのものである。データ特定部84は、Webページを利用して、携帯電話9からID番号および暗証番号を取得し、取得したID番号および暗証番号に対応する伴奏付歌声圧縮データをダウンロードすべき着信音データと特定し、該伴奏付歌声圧縮データを記憶部83から読み出す。そして、データ特定部84は、読み出した伴奏付歌声圧縮データを変換部85に送る。
変換部85は、データ特定部84が読み出した伴奏付歌声圧縮データを復元し、送信先の携帯電話9に対応した着信音フォーマットに変換するためのものである。変換部85は、アクセス要求受信部81bから受けた着信音フォーマットに従って変換処理を行う。そして、変換部85は、生成した着信音データを通信部81、通信ネットワークNおよび携帯電話キャリア網Cを介して、携帯電話9に送信する。これにより、利用者は、携帯電話9に自分がカラオケで歌った歌声入りの楽曲(つまり、カラオケ伴奏付歌声)を着信音として利用することができる。
(カラオケ装置における処理の流れ)
次に、利用者がカラオケを行う場合におけるカラオケ装置3の処理を、図2のブロック図および図7のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、カラオケ装置3において、リモコン受信部37は、リモコン6からの楽曲番号指定の有無があるか否かを判断する(S1)。リモコン6からの楽曲番号指定がない場合(S1でNO)、再度、リモコン受信部37は、リモコン6からの楽曲番号指定の有無を判断する(S1)。
リモコン6からの楽曲番号指定がある場合(S1でYES)、リモコン受信部37は、指定された楽曲番号(指定楽曲番号)を制御部33に出力する。そして、制御部33は、指定楽曲番号に対応するカラオケデータ(MIDIファイル32a、時間位置情報32bおよび歌詞情報32c)を記憶部32から読み出す(S2)。
その後、音楽処理部33aは、読み出したMIDIファイル32aを基に、各楽器の音を復元し、復元した伴奏をミキサー34に出力し始める。また、映像処理部33bは、読み出した歌詞情報を基に、表示装置5に歌詞を表示させる。表示装置5に表示された歌詞を基に、利用者はマイク36に向かって歌う。
そして、S3において、ミキサー34は、音楽処理部33aから出力された伴奏と、マイク36に入力された歌声とを混成させ、混成された音(伴奏・歌声混成音)を所定の音量になるようにスピーカ35から出力する。同時に、ミキサー34は、該伴奏・歌声混成音データである伴奏付歌声データをカラオケ録音装置4に出力する。また、このとき、制御部33は、記憶部32から読み出した時間位置情報32bも、カラオケ録音装置4に出力する。
そして、カラオケ装置3は、指定楽曲番号について、伴奏・歌声混成音の出力が終了すると、再び、S1に戻る。
このように、カラオケ装置3は、指定された1楽曲番号ごとに、伴奏付歌声データおよび時間位置情報をカラオケ録音装置4に出力する。
(カラオケ着信音サーバーへの着信音データの格納処理の流れ)
次に、カラオケ装置3から出力された伴奏付歌声データが、カラオケ着信音サーバー8に格納されるまでの処理の流れについて、図8のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、カラオケ録音装置4において、録音処理部41は、カラオケ装置3から上記伴奏付歌声データおよび時間位置情報を1楽曲ごとに取得する(S11)。そして、録音処理部41は、取得した伴奏付歌声データを記憶部42に録音するとともに、取得した時間位置情報を記憶部42に格納する(S12)。また、このとき、録音処理部41は、録音が終了したことを示す書き込み終了信号を暗証番号取得部43に出力する。
次に、書き込み終了信号を受取った暗証番号取得部43は、カラオケで歌った歌声入り楽曲を携帯電話にダウンロードするか否かを判断する(S13)。
具体的には、録音処理部43は、カラオケで歌った歌声入り楽曲を携帯電話9の着信音として利用するか否かを確認する旨の画面を表示装置5に表示させるとともに、リモコン受信部47を該確認に対する指示の受信待機状態とする。例えば、暗証番号取得部43は、表示装置5に「今歌った歌を着信音としてダウンロードする?する場合は「1」を、しない場合は「0」を押してね」のような表示を行う。そして、暗証番号取得部43は、リモコン受信部47が「1」信号を受信した場合、ダウンロードすると判断し、リモコン受信部47が「0」信号を受信した場合、ダウンロードしないと判断する。
ダウンロードしないと判断した場合(S13でNO)、カラオケ録音装置4は、処理を終了する。
一方、ダウンロードすると判断した場合(S13でYES)、暗証番号取得部43は、ダウンロードする際に用いる暗証番号の入力を促す画面を表示装置5に表示させるとともに、リモコン受信部47を暗証番号受信待機状態とする。この結果、暗証番号取得部43は、利用者所望の暗証番号を取得する(S14)。ここで、暗証番号は、例えば、4桁の数字などである。暗証番号取得部43は、暗証番号を取得すると、取得した暗証番号を切り出し部44に出力する。
次に、暗証番号が入力された切り出し部44は、記憶部42から時間位置情報42bを読み出す。そして、切り出し部44は、読み出した時間位置情報42bに示された全てのフレーズの中から、着信音として利用するフレーズを一つ選択させる旨のフレーズ選択画面を表示装置5に表示させるとともに、リモコン受信部47を選択フレーズ受信待機状態とする。例えば、切り出し部44は、表示画面5に「着信音として、どのフレーズが欲しい?1番Aメロなら「1」を、1番Bメロなら「2」を、…押してね」のような画面を表示させる。そして、リモコン受信部47が「1」を受信すると、切り出し部44は、1番Aメロが選択フレーズであると判断する。
このようにして、切り出し部44は、リモコン受信部47が受信した選択フレーズを、着信音として利用するフレーズとして特定する。そして、切り出し部44は、特定したフレーズに対応する部分を伴奏付歌声データ42aから切り出す(S15)。
具体的には、切り出し部44は、特定したフレーズに対応する時間位置を時間位置情報42bから読み出す。そして、切り出し部44は、伴奏付歌声データ42aから、読み出した時間位置に対応する部分だけを切り出す。例えば、図2に示されるように、1番Aメロが時間0:20〜0:40であり、該1番Aメロが選択フレーズである場合、切り出し部44は、伴奏付歌声データ42aから時間0:20〜0:40の部分のみを切り出す。
その後、切り出し部44は、切り出した部分である伴奏付歌声切り出しデータと、暗証番号とをID番号付与部45に出力する。また、切り出し部44は、切り出し処理を終了すると、記憶部42に格納されていた情報を全て消去する。
なお、切り出し部44は、切り出した伴奏付歌声切り出しデータをカラオケ装置3のスピーカ35で再生させてもよい。この場合、該スピーカ35を備えたカラオケ装置3は再生装置といえる。
次に、伴奏付歌声切り出しデータを受けたID番号付与部45は、該伴奏付歌声切り出しデータを識別するためのID番号を生成し、生成したID番号を該伴奏付歌声切り出しデータに付与する(S16)。なお、ID番号の生成方法は、特に限定されない。例えば、ID番号付与部45は、ID番号として、カラオケ装置3を識別する識別番号と、日時を特定する番号との組み合わせを用いてもよい。ID番号付与部45は、ID番号の付与が終わると、該ID番号、暗証番号および伴奏付歌声切り出しデータを送信データ生成部46に出力する。
次に、送信データ生成部46は、伴奏付歌声切り出しデータの圧縮処理を行う(S17)。これにより、データの容量を減らせることができる。
そして、送信データ生成部46は、伴奏付歌声圧縮データに上記ID番号および暗証番号を付加した送信データを生成し、生成した送信データを、通信装置2および通信ネットワークNを介して、カラオケ着信音サーバー8に送信する(S18)。
その後、通知部49は、S14で取得された暗証番号と、S16で付与されたID番号と、サーバー着信音サーバー8が提供するWebページのURLとを表示装置5に表示させる(S19)。表示装置5に表示された画面をメモすることにより、利用者は、カラオケで歌った歌声からなる着信音をダウンロードするサーバーのURLと、該着信音を特定するID番号とを取得することができるとともに、暗証番号を忘れることがない。その後、カラオケ録音装置4は、処理を終了する。
一方、上記S18の処理を受けて、カラオケ着信音サーバー8(図5参照)は、カラオケ録音装置4から上記送信データを受信する(S21)。そして、カラオケ着信音サーバー8のデータ書き込み部82は、受信したデータに含まれる伴奏付歌声圧縮データと、ID番号と、暗証番号とを互いに対応付けたID−伴奏付歌声データを作成し、作成したID−伴奏付歌声データを記憶部83に格納する(S22)。このようにして、カラオケ着信音サーバー8は、着信音として配信する着信音データである伴奏付歌声データを得る。
(カラオケ着信音サーバーにおけるダウンロード処理の流れ)
次に、カラオケ着信音サーバー8における着信音のダウンロード処理の流れについて、図9を参照しながら説明する。
まず、S31において、カラオケ着信音サーバー8は、携帯電話9を含む携帯電話端末からのアクセス要求があるか否かを判断する(S31)。アクセス要求がない場合(S31でNO)、カラオケ着信音サーバー8は、S31の処理を繰り返す。
一方、アクセス要求がある場合(S31でYES)、カラオケ着信音サーバー8におけるアクセス要求受信部81bは、アクセスを要求してきた携帯電話端末から、該端末仕様に関する情報(端末仕様情報)を取得し、該携帯電話端末がサービス提供先として適当か否かを判断する(S32)。サービス提供先として適当か否かとは、提供先の携帯電話端末が歌声を着信音として再生可能か否かということである。
具体的には、アクセス要求受信部81bは、アクセス要求のヘッダ等に含まれるアクセス要求元を示す情報を基に、端末仕様情報を得る。そして、アクセス要求受信部81bは、取得した端末仕様(取得端末仕様)と、記憶部87が記憶する端末仕様−フォーマット情報87aとを比較し、取得端末仕様が端末仕様−フォーマット情報87a内にあるか否かを判断する。端末仕様−フォーマット情報87a内にある場合、アクセス要求受信部81bは、通信先の携帯電話端末がサービス利用可能な端末であると判断し、端末仕様−フォーマット情報87a内にない場合、アクセス要求受信部81bは、通信先の携帯電話端末がサービス利用可能な端末でないと判断する。
通信先の携帯電話端末がサービス利用可能な端末でないと判断した場合(S32でNO)、アクセス要求受信部81bは、通信先の携帯電話端末に対して、サービスが提供できない旨を通知し、処理を終了する。
一方、通信先の携帯電話端末がサービス利用可能な端末であると判断した場合(S32でYES)、アクセス要求受信部81bは、通信先の携帯電話端末の端末仕様に対応する着信音フォーマットを端末仕様−フォーマット情報87aから読み出し、読み出した着信音フォーマットを変換部85に出力する。また、アクセス要求受信部81bは、アクセスを許可する旨のアクセス許可信号をデータ特定部84に出力する。また、このとき、アクセス要求受信部81bは、Webページに図6に示すような画面を表示させ、通信先の携帯電話9に対して、カラオケで歌った歌声を含む着信音を取得できることを通知する。
次に、アクセス許可信号を受けたデータ特定部84は、ID番号を入力する画面をWebページに表示させ、通信先の携帯電話9からID番号を取得する(S33)。つまり、データ特定部84は、利用者に対して、上記S19で表示され、メモしたID番号を携帯電話9に表示されたWebページに入力させる。
次に、データ特定部84は、取得したID番号が記憶部83に格納されているか否かを判断する(S34)。取得したID番号が記憶部83に格納されていない場合(S34でNO)、データ特定部84は、処理を終了する。
一方、取得したID番号が記憶部83に格納されている場合(S34でYES)、データ特定部84は、取得したID番号に対応する伴奏付歌声圧縮データおよび暗証番号を記憶部83から読み出す(S35)。
その後、データ特定部84は、暗証番号を入力する画面をWebページに表示させ、通信先の携帯電話9から暗証番号を取得する(S36)。つまり、データ特定部84は、利用者に対して、上記S14でリモコン6に入力した暗証番号(すなわち、上記S19で表示された暗証番号)をWebページに入力させる。
次に、データ特定部84は、取得した暗証番号が読み出した暗証番号と一致するか否かを判断する(S37)。暗証番号が一致しない場合(S37でNO)、データ特定部84は、通信先の利用者が着信音を配信すべき相手ではないと判断し、処理を終了する。このように、暗証番号が一致しない通信先に対しては、伴奏付歌声データを送信しない。そのため、自分の歌声が知らない他人に聞かれることがなく、プライバシーが保護される。
一方、暗証番号が一致する場合(S37でYES)、データ特定部84は、読み出した伴奏付歌声圧縮データを変換部85の出力する。そして、変換部85は、伴奏付歌声圧縮データを復元し、アクセス要求受信部81bから取得した着信音フォーマットに従って変換処理を行う(S38)。これにより、変換部85は、通信先の携帯電話9の着信音フォーマットに従った着信音データを生成できる。
その後、変換部85は、生成した着信音データを、着信音データ送信部81c、通信ネットワークNおよび携帯電話キャリア網Cを介して、携帯電話9に送信する(S39)。
これにより、携帯電話9の利用者は、自分がカラオケで歌った歌声入り楽曲を、携帯電話9の着信音として利用することができる。また、カラオケ店の集客率が向上する。
(その他の変形例について)
上記説明では、S34、S37において、同一ID番号が無い場合、または、暗証番号が一致しない場合、処理を終了するとした。しかしながら、同一ID番号が無い場合、または、暗証番号が一致しない場合、所定回数だけ、再度S34またはS37の処理を繰り返してもよい。これにより、利用者が入力ミスした場合でも、再度、利用者は、ID番号または暗証番号の入力から行うことができる。
また、データ書き込み部82は、所定期間(例えば、2週間)だけ、ID−伴奏付歌声データを記憶部83に記憶させ、該所定期間が経過したID−伴奏付歌声データを記憶部83から消去していってもよい。これにより、利用者は、上記所定期間中にカラオケ着信音サーバー8にアクセスすればよい。また、記憶部83がデータで満たされることを避けることができる。
また、データ書き込み部82は、すでにダウンロード処理を行ったID−伴奏付歌声データを記憶部83から消去してもよい。もしくは、データ書き込み部82は、利用者からの指示に応じて、ID−伴奏付歌声データを記憶部83から消去してもよい。これにより、利用者は、自分が歌った歌声入り楽曲が他人に対してダウンロードされる心配がなくなり、プライバシーの保護が強化される。
また、利用者は、ダウンロードした歌声入り楽曲が気に入った場合、友人にカラオケ着信音サーバー8のURLおよび暗証番号を教えることも可能である。この場合、該友人も、カラオケ着信音サーバー8から同じ伴奏付歌声をダウンロードできる。また、利用者が複数の携帯電話を所有している場合、各携帯電話からカラオケ着信音サーバー8にアクセスすることで、各携帯電話に歌声入り楽曲をダウンロードさせることができる。
上記説明では、着信音のダウンロードに関する課金システムについて述べなかった。課金システムとしては、様々な形態が考えられる。例えば、カラオケ録音装置4が硬貨投入口を備えており、S13の処理(携帯電話に歌声入り楽曲をダウンロードするか否かを確認する処理)において、YESの場合にのみ、硬貨投入口に所定の金額だけ投入させるようにしてもよい。
他の例として、カラオケ着信音サーバー8の管理者が、カラオケ着信音サーバー8から歌声入り楽曲をダウンロードするたびに、ダウンロードした利用者に対してダウンロード費用を徴収することが考えられる。この場合、上記のように、一つの歌声入り楽曲に対して複数のダウンロードがあると、より多くの金額を得ることができる。あるいは、カラオケ着信音サーバー8の管理者は、上記ダウンロード費用をカラオケ店舗に負担させてもよい。これにより、該ダウンロード費用を負担したカラオケ店舗は、利用者がダウンロード費用を負担しなくてもよい点を、他店との差異点としたり、キャンペーンツールとして利用でき、集客率をより一層向上させることができる。
また、上記説明では、通知部49がID番号、暗証番号およびカラオケ着信音サーバー8のURLを表示装置5に表示させるとした。この場合、利用者は、これらID番号、暗証番号、URLを記憶、もしくは、書き留める必要があり面倒である。そこで、カラオケ録音装置がプリンタ(情報出力装置)と接続されており、通知部49がID番号、暗証番号およびカラオケ着信音サーバー8のURLをプリンタから印刷出力させてもよい。これにより、利用者は、ID番号等を記憶または書き留める必要がなくなる。
あるいは、上記S19において、通知部49が表示装置5に上記ID番号に対応する二次元バーコード(例えばQRコード(登録商標))を表示してもよい。このとき、携帯電話9がカメラ付である場合、利用者は、表示装置5に表示された二次元バーコードを、カメラ付きの携帯電話9で撮影、認識させることができる。そして、上記S33において、データ特定部84は、利用者に対して、二次元バーコード認識で取得したID番号を携帯電話9に表示されたWebページに入力させる。こうすれば、利用者に対する操作負担が軽減され、利便性が向上する。
また、上記説明では、カラオケ録音装置4がID番号、暗証番号および伴奏付歌声圧縮データをカラオケ着信音サーバー8に送信するとした。これに加えて、カラオケ録音装置4は、カラオケシステム7に関する情報(例えば、店名、会場名、カラオケ装置3の装置番号など)や、録音したときの時間情報(日付、時間など)を取得し、取得した情報をカラオケ着信音サーバー8に送信してもよい。そして、カラオケ着信音サーバー8は、歌声入り楽曲のダウンロードをするときに、カラオケを行った場所を表す店名や会場名、カラオケを行った日時をWebページに表示させる。これにより、利用者は、ダウンロードした歌声入り楽曲を作成したカラオケ店を特定することができる。その結果、カラオケ店側は、該利用者が別の歌声入り楽曲を作成しようと、再度カラオケを利用することを期待できる。その結果、カラオケ店の集客率を向上させることができる。
また、利用者がID番号を忘れた場合、店名、会場名、カラオケ装置3の装置番号、時間情報等を基に、自分の歌声入り楽曲を特定することもできる。この場合、カラオケ着信音サーバー8のデータ特定部84は、Webページにおいて、店名、会場名、カラオケ装置3の装置番号、時間情報からなる検索画面を表示させ、入力された情報を基に検索を行う。そして、データ特定部84は、検索結果を基に、ダウンロードする伴奏付歌声圧縮データを特定する。
また、上記説明では、切り出し部44が表示画面5に時間位置情報を基にしたフレーズ選択画面を表示させて、リモコン6に選択フレーズを入力させる構成とした。これに限らず、切り出し部44は、記憶部42に記憶された伴奏付歌声データをカラオケ装置3のスピーカ35(もしくは、カラオケ録音装置4が有する図示しないスピーカ)で出力させ、利用者に対して、切り出す部分を任意に選択させてもよい。
また、本実施形態では、カラオケシステム7で歌った歌声入り楽曲を携帯電話の着信音として、利用者に配信するシステムとした。しかしながら、配信先としては携帯電話に限られず、PHS(登録商標)(Personal Handyphone System)でもよく、さらにパソコン等の通信端末であってもよい。この場合、カラオケ着信音サーバー8は、カラオケ歌声入り楽曲を配信するサーバーとして機能することとなる。
また、上記説明では、カラオケ装置3とカラオケ録音装置4とが別の装置であるものとしたが、カラオケ録音装置4の各構成部をカラオケ装置3が備える構成であってもよい。この場合、上記カラオケ録音装置4とカラオケ装置3との機能を一つの装置で実現するため、筐体等に要する容積または費用を削減することができる。
また、上記説明では、カラオケ録音装置4が録音した伴奏付歌声データを、一度カラオケ着信音サーバー8に出力し、携帯電話9が該カラオケ着信音サーバー8から伴奏付歌声データをダウンロードする構成とした。しかしながら、カラオケ着信音サーバー8の上記各構成をカラオケ録音装置4が備える構成であってもよい。これにより、カラオケ着信音サーバー8をカラオケ録音装置4と別に設ける必要がなくなる。
なお、この場合、カラオケ録音装置4において、送信データ生成部46は、通信ネットワークNを介さずに、直接、データ書き込み部82にID番号、暗証番号および伴奏付歌声圧縮データを送出することができる。また、この場合、送信データ生成部46は、圧縮処理をせずに、伴奏付歌声切り出しデータをデータ書き込み部82に送出してもよい。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図10〜図13に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態1にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。また、前記実施形態1で述べた各種の特徴点や変形例については、本実施の形態についても組み合わせて適用し得るものとする。
上記実施形態1では、カラオケ録音装置4がカラオケ着信音サーバー8の提供するWebページのURL、ID番号を表示装置5に表示させる構成とした。この場合、利用者は、表示装置5に表示されたURL、ID番号を忘れないために、書き留める必要がある。そのため、利用者にとっては面倒な作業となる。また、書き留めた紙を紛失すると、利用者は、カラオケ着信音サーバー8にアクセスすることができず、自分が歌った歌声入り楽曲を着信音としてダウンロードできなくなってしまう。本実施形態は、このような問題点を解消しうるものである。
以下、本実施形態のカラオケ着信音配信システムは、カラオケ録音装置4の代わりにカラオケ録音装置104を、カラオケ着信音サーバー8の代わりにカラオケ着信音サーバー108を備えている。他の構成であるカラオケ配信サーバー1、通信装置2、カラオケ装置3、表示装置5、リモコン6、携帯電話9、携帯電話キャリア網Cおよび通信ネットワークNについては、図1に示した上記実施形態1と同様である。
(カラオケ録音装置の構成について)
本実施形態のカラオケ録音装置(カラオケ処理装置)104について、図10を参照しながら説明する。図10は、カラオケ録音装置104の構成を示すブロック図である。図10に示されるように、本実施形態のカラオケ録音装置104は、上記実施形態1のカラオケ録音装置4の構成と比較して、ID番号付与部45の代わりにメールアドレス取得部(端末情報取得手段)48を、送信データ生成部46の代わりに送信データ生成部(出力手段)146を備えている。
メールアドレス取得部48は、カラオケで歌った歌声入り楽曲を着信音として利用する携帯電話9のメールアドレスを取得するためのものである。メールアドレスとは、携帯電話機9独自のものであり、通信端末を特定する情報である。
メールアドレス取得部48は、切り出し部44から暗証番号および伴奏付歌声切り出しデータが入力されると、携帯電話9のメールアドレスの入力を促すメールアドレス入力画面を表示装置5に表示させるとともに、リモコン受信部47をメールアドレス入力の受信を待機するメールアドレス受信待機状態とする。これにより、リモコン受信部47は、利用者がリモコン6に入力したメールアドレスを受信することができる。そして、メールアドレス取得部48は、リモコン受信部47からメールアドレスを取得し、取得したメールアドレスと、暗証番号と、切り出し済データとを送信データ生成部146に出力する。
送信データ生成部146は、メールアドレス取得部48から受けたメールアドレス、暗証番号および伴奏付歌声切り出しデータを基に、カラオケ着信音サーバー108に送信する送信データを生成するためのものである。
送信データ生成部146は、上記送信データ生成部46と同様に、伴奏付歌声圧縮データを作成する。そして、送信データ生成部146は、暗証番号およびメールアドレスを付加した上記伴奏付歌声圧縮データを送信データとして生成し、通信装置2および通信ネットワークNを介して、該送信データをカラオケ着信音サーバー108に送信する。
また、送信データ生成部146は、送信データをカラオケ着信音サーバー108に送信するとともに、メールアドレス取得部48が取得したメールアドレスにカラオケ着信音サーバー8のURLが送信される旨を表示装置5に所定時間表示させてもよい。
(カラオケ着信音サーバーの構成について)
本実施形態のカラオケ着信音サーバー(サーバー装置)108について、図11を参照しながら説明する。図11は、カラオケ着信音サーバー108の構成を示すブロック図である。図11に示されるように、本実施形態のカラオケ着信音サーバー108は、上記実施形態1と比較して、データ書き込み部82の代わりにデータ書き込み部(格納手段)182を、データ特定部84の代わりにデータ特定部(送信手段)184を備え、さらにURL付与部(識別情報付与手段)86を備えている。
なお、本実施形態のデータ受信部81aは、カラオケ録音装置104から暗証番号およびメールアドレスが付加された伴奏付歌声圧縮データを受信し、受信したデータをURL付与部86に送出する。
URL付与部86は、カラオケ録音装置104から送信されてきた各伴奏付歌声圧縮データに対して、それぞれ別々のURLを付与するものである。URL付与部86は、データ受信部81aから暗証番号およびメールアドレスが付加された伴奏付歌声圧縮データを受取る。そして、URL付与部86は、受取った圧縮済データに対してユニークにURLを付与し、該URLを付与した伴奏付歌声圧縮データと暗証番号とをデータ書き込み部182に送出する。また、URL付与部86は、受取ったメールアドレスを送信先とし、付与したURLを本文中に含めた電子メールを作成する。そして、URL付与部86は、送信部81cを介して、作成した電子メールを送信する。
データ書き込み部182は、URL付与部86から該URLを付与した伴奏付歌声圧縮データと暗証番号とを受取り、受取った伴奏付歌声圧縮データと、URLと、暗証番号とを対応付けたデータをURL−伴奏付歌声データ83bとして、記憶部83に格納する。
データ特定部184は、ダウンロードすべき着信音データを特定するためのものである。データ特定部184は、アクセス要求受信部81bからアクセス許可信号を受けると、Webページを利用して、通信先から暗証番号を取得する。そして、データ特定部184は、アクセス要求のあるURLおよび取得した暗証番号に対応する伴奏付歌声圧縮データをダウンロードすべき着信音データと特定し、該伴奏付歌声圧縮データを記憶部83から読み出す。そして、データ特定部184は、読み出した伴奏付歌声圧縮データを変換部85に送る。
(カラオケ着信音サーバーへの着信音データの格納処理の流れ)
次に、カラオケ装置3が出力した伴奏付歌声データが、カラオケ着信音サーバー8に格納されるまでの本実施形態における処理の流れについて、図12のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、上記実施形態1で説明したS11〜S15の処理が行われる。
次に、S41において、メールアドレス取得部48は、携帯電話9のメールアドレスの入力を促すメールアドレス入力画面を表示装置5に表示させるとともに、リモコン受信部47をメールアドレス入力の受信を待機するメールアドレス受信待機状態とする。そして、メールアドレス取得部48は、リモコン受信部47からメールアドレスを取得し、取得したメールアドレスと、S14で取得された暗証番号と、S15で切り出された伴奏付歌声切り出しデータとを送信データ生成部146に出力する。
次に、S17において、送信データ生成部146は、伴奏付歌声切り出しデータの圧縮処理を行う。
そして、送信データ生成部146は、該伴奏付歌声圧縮データにメールアドレスおよび暗証番号を付加した送信データを生成し、生成した送信データを、通信装置2および通信ネットワークNを介して、カラオケ着信音サーバー108に送信する(S42)。なお、このとき、送信データ生成部146は、メールアドレスにカラオケ着信音サーバー8のURLが送信される旨を表示装置5に所定時間表示させてもよい。その後、カラオケ録音装置104は、処理を終了する。
一方、上記S42の処理を受けて、カラオケ着信音サーバー108は、カラオケ録音装置104から上記送信データを受信する(S43)。データ受信部81aは、受信した伴奏付歌声圧縮データ、メールアドレスおよび暗証番号をURL付与部86に送る。
次に、URL付与部86は、受取った伴奏付歌声圧縮データに対してユニークなURLを該圧縮済データに付与する(S44)。
その後、URL付与部86は、受取ったメールアドレスを送信先とし、付与したURLを本文中に含めた電子メールを送信する(S45)。また、このとき、URL付与部86は、URLを付与した圧縮済データと暗証番号とをデータ書き込み部182に送出する。
次に、データ書き込み部182は、受取ったURLと、暗証番号と、圧縮済データとを対応付けたURL−伴奏付歌声データ83bを記憶部83に格納する(S46)。そして、カラオケ着信音サーバー108は、着信音データの格納処理を終了する。
(カラオケ着信音サーバーにおけるダウンロード処理の流れ)
次に、カラオケ着信音サーバー108における着信音のダウンロード処理の流れについて、図13を参照しながら説明する。
まず、上記実施形態1と同様にS31およびS32の処理が行われる。そして、通信先の携帯電話端末がサービス利用可能な端末でないと判断した場合(S32でNO)、アクセス要求受信部81bは、通信先の携帯電話端末に対して、サービスが提供できない旨を通知し、処理を終了する。
一方、通信先の携帯電話端末がサービス利用可能な端末であると判断した場合(S32でYES)、アクセス要求受信部81bは、通信先の携帯電話端末の端末仕様に対応する着信音フォーマットを端末仕様−フォーマット情報87aから読み出し、読み出した着信音フォーマットを変換部85に出力する。また、アクセス要求受信部81bは、アクセスを許可する旨のアクセス許可信号をデータ特定部184に出力する。
次に、アクセス許可信号を受けたデータ特定部184は、アクセス要求のあったURLに対応する伴奏付歌声圧縮データおよび暗証番号を記憶部83から読み出す(S47)。
その後、データ特定部184および変換部85は、上記実施形態1で説明したS36〜S39の処理を行い、処理を終了する。
このようにして、携帯電話9の利用者は、携帯電話9に送られてきた電子メールに記載されたURLにアクセスし、暗証番号を入力することで、自分がカラオケで歌った歌声入り楽曲を、携帯電話9の着信音として利用することができる。
なお、上記の説明では、データ受信部81aが受信したメールアドレスに向けて、URLを含む電子メールを送信する構成とした。しかしながら、受信したメールアドレスに向けて、データ受信部81aが受信した伴奏付歌声データを添付ファイルとした電子メールを送信してもよい。これにより、利用者は、すぐに伴奏付歌声データを得ることができる。
〔実施形態3〕
従来、携帯電話において、着信時に、着信音を鳴らすとともに着信画像を表示画面に表示させるものがある。これにより、利用者は、着信画像を見ることで着信があることを理解できるとともに、該着信画像を楽しむことができる。上記実施形態で示したように自分の歌った歌声入り楽曲を着信音として利用する場合、同時に、自分の歌っている姿を着信画像として携帯電話の表示画面に表示させると、利用者は、より一層独自性のある携帯電話を所有することができ、楽しむことができる。
本実施形態は、自分の歌った歌声入り楽曲を着信音としてダウンロードするとともに、カラオケ会場で撮影された画像を着信画像として携帯電話にダウンロードすることができるカラオケ着信音・着信画像配信システムである。
本実施形態について、図14〜図17に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。また、前記実施形態で述べた各種の特徴点や変形例については、本実施の形態についても組み合わせて適用し得るものとする。
以下、本実施形態のカラオケ着信音・着信画像配信システムは、カラオケ装置3の代わりにカラオケ装置(カラオケ演奏装置)203を、カラオケ録音装置4の代わりにカラオケ録音録画装置(カラオケ処理装置)204を、カラオケ着信音サーバー8の代わりにカラオケ着信音・着信画像サーバー(サーバー装置)208を備えている。他の構成であるカラオケ配信サーバー1、通信装置2、カラオケ装置3、表示装置5、リモコン6、携帯電話9、携帯電話キャリア網Cおよび通信ネットワークNについては、図1に示した上記実施形態1と同様である。
(カラオケ装置の構成について)
本実施形態のカラオケ装置203について、図14を参照しながら説明する。図14は、カラオケ装置203の構成を示すブロック図である。図14に示されるように、本実施形態のカラオケ装置203は、上記実施形態1のカラオケ装置3の構成と比較して、制御部33の代わりに制御部233を備え、さらにカメラ38を備えている。
カメラ38は、カラオケを歌っている人の動画像を撮るものである。カメラ38は、デジタルビデオカメラであり、撮ったデジタル画像データ(動画像データ)を制御部233に送る。
制御部233は、上記音楽処理部33aおよび映像処理部33bに加えて、画像処理部33cを備えている。画像処理部33cは、リモコン入力部37から楽曲番号が入力されると、カメラ38を該楽曲番号に対応する演奏時間だけ駆動させ、カメラ38から動画像データを取得する。そして、画像処理部33cは、取得した動画像データに対して所定の処理を施し、カラオケ録音録画装置204に出力する。よって、画像処理部33cが出力する動画像データの時間と、音楽処理部33aが出力する伴奏時間とが同じとなる。なお、上記所定の処理とは、明るさ調整処理などである。
また、画像処理部33cは、カメラ38から送られる動画像データを基に、表示装置5に画像を表示させてもよい。これにより、利用者は、自分の歌っている姿を確認することができる。
(カラオケ録音録画装置の構成について)
本実施形態のカラオケ録音録画装置204について、図15を参照しながら説明する。図15は、カラオケ録音録画装置204の構成を示すブロック図である。図15に示されるように、本実施形態のカラオケ録音録画装置204は、上記実施形態1のカラオケ録音装置4の構成と比較して、録音処理部41の代わりに録音・録画処理部(記録手段)241を、切り出し部44の代わりに切り出し部(切り出し手段)244を備えている。
なお、カラオケ録音録画装置204には、カラオケ装置203から動画像データと、時間位置情報と、伴奏付歌声データとが入力される。
録音・録画処理部241は、カラオケ装置203から入力された動画像データと、時間位置情報と、伴奏付歌声データとを記憶部42に格納するためのものである。これにより、記憶部42は、動画像データ42cと、時間位置情報42bと、伴奏付歌声データ42aとを記憶する。また、録音・録画処理部241は、格納処理が終了すると、書き込み終了信号を暗証番号取得部43に出力する。
切り出し部244は、記憶部42に格納された伴奏付歌声データ42aおよび動画像データ42cから、利用者が所望する箇所を切り出すためのものである。切り出し部244は、暗証番号取得部43から暗証番号が入力されると、記憶部42から時間位置情報42bを読み出し、読み出した時間位置情報42bを基に、フレーズ選択画面を表示装置5に表示させる。同時に、切り出し部244は、リモコン受信部47をフレーズ選択指示の受信を待機する選択フレーズ受信待機状態とする。そして、切り出し部244は、リモコン受信部47から、利用者が選択した選択フレーズを取得する。
切り出し部244は、時間位置情報42bを基に、取得した選択フレーズに対応する時間を特定する。そして、切り出し部244は、伴奏付歌声データ42aおよび動画像データ42cから特定した時間に対応する箇所を切り出し、伴奏付歌声切り出しデータおよび動画像切り出しデータを生成する。
切り出し部244は、動画像切り出しデータを基に、表示装置5に該動画像を表示させる。これにより、利用者は、動画像を確認することができる。この場合、表示装置5は、動画像切り出しデータを再生する再生装置といえる。
そして、切り出し部244は、切り出した伴奏付歌声切り出しデータおよび動画像切り出しデータと、暗証番号とをID番号付与部45に出力する。
なお、本実施形態の送信データ生成部46は、伴奏付歌声切り出しデータおよび動画像切り出しデータに対して、圧縮処理を行い、伴奏付歌声圧縮データおよび動画像圧縮データを作成する。そして、送信データ生成部46は、該伴奏付歌声圧縮データおよび動画像圧縮データと、暗証番号と、ID番号とを含む送信データを送信する。
(カラオケ着信音・着信画像サーバーの構成について)
本実施形態のカラオケ着信音・着信画像サーバー208について、図16を参照しながら説明する。図16は、カラオケ着信音・着信画像サーバー208の構成を示すブロック図である。
図16に示されるように、カラオケ着信音・着信画像サーバー208は、通信部281、データ書き込み部(格納手段)282、記憶部283・287、データ特定部(送信手段)284および変換部(変換手段)285を備えている。
記憶部287は、端末仕様−フォーマット情報287aを記憶するメモリーである。端末仕様−フォーマット情報287aとは、歌声入り楽曲を着信音として鳴らすことのできるすべての携帯電話端末の仕様と、該携帯電話端末における着信音フォーマットおよび着信画像フォーマットとを対応付けた情報である。
通信部281は、通信ネットワークNとの間で、データの送受信を行うものである。通信部281は、データ受信部(データ受信手段)281aと、アクセス要求受信部281bと、送信部(送信手段)281cを備えている。
データ受信部281aは、カラオケ録音装置4から上記ID番号および暗証番号が付加された伴奏付歌声圧縮データおよび動画像圧縮データを受信し、受信したデータをデータ書き込み部282に出力する。
アクセス要求受信部281bは、携帯電話9などの端末装置からのアクセス要求を受信するものであり、アクセス要求してきた通信先に応じて、通信を続行するか否かを判断する。アクセス要求受信部281bは、アクセス要求をしてきた通信先である携帯電話端末の仕様を取得し、取得した端末仕様が上記記憶部287が記憶する端末仕様−フォーマット情報287aに含まれるか否かを判断する。
含まれる場合、アクセス要求受信部281bは、アクセス要求に対してアクセスを許可し、アクセス許可信号をデータ特定部284に出力する。同時に、アクセス要求受信部281bは、取得した端末仕様に対応する着信音フォーマットおよび着信画像フォーマットを読み出して、変換部285に送る。
送信部281cは、通信ネットワークNを介して、データを送信先に送信するためのものである。
データ書き込み部282は、通信部281からID番号および暗証番号が付加された伴奏付歌声圧縮データおよび動画像圧縮データを受取り、受取ったデータをID−伴奏付歌声データ283aおよびID−動画像データ283bとして記憶部283に格納するためのものである。なお、データ書き込み部282は、伴奏付歌声圧縮データおよび動画像圧縮データと、それに付加されたID番号および暗証番号とをそれぞれ対応付けて記憶させる。
データ特定部284は、ダウンロードすべき着信音データおよび着信画像データを特定するためのものである。データ特定部284は、Webページを利用して、携帯電話9からID番号および暗証番号を取得する。そして、データ特定部284は、取得したID番号および暗証番号に対応する伴奏付歌声圧縮データおよび動画像圧縮データをダウンロードすべき着信音データおよび着信画像データと特定し、これらのデータを記憶部283から読み出す。データ特定部284は、読み出した伴奏付歌声圧縮データおよび動画像圧縮データを変換部285に送る。
変換部285は、データ特定部284から受けた伴奏付歌声圧縮データおよび動画像圧縮データを復調し、送信先の携帯電話機に対応した着信音フォーマットおよび着信画像フォーマットに変換するためのものである。変換部285は、アクセス要求受信部281bから受けたフォーマットに従って変換処理を行う。そして、変換部285は、生成した着信音データおよび着信画像データを通信部281、通信ネットワークNおよび携帯電話キャリア網Cを介して、携帯電話機9に送信する。これにより、利用者は、自分がカラオケで歌った歌声入り楽曲を携帯電話9の着信音として、自分が歌っている動画像を携帯電話9の着信画像として利用することができる。
次に、本実施形態におけるカラオケ録音録画装置204における処理の流れについて、図17のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、カラオケ録音録画装置204において、録音録画処理部241は、カラオケ装置203から伴奏付歌声データ、動画像データおよび時間位置情報を1楽曲ごとに取得する(S51)。
そして、録音録画処理部241は、取得した伴奏付歌声データおよび動画像データを記憶部42に録音および録画するとともに、取得した時間位置情報を記憶部42に格納する(S52)。また、このとき、録音録画処理部241は、録音録画が終了したことを示す書き込み終了信号を暗証番号取得部43に出力する。
次に、書き込み終了信号を受取った暗証番号取得部43は、上記S13およびS14の処理を行い、暗所番号を取得する。
次に、暗証番号が入力された切り出し部244は、記憶部42から時間位置情報42bを読み出す。そして、切り出し部244は、読み出した時間位置情報42bに示された全てのフレーズの中から、着信音として利用するフレーズを一つ選択させる旨のフレーズ選択画面を表示装置5に表示させるとともに、リモコン受信部47を選択フレーズ受信待機状態とする。この結果、切り出し部244は、リモコン受信部47が受信した選択フレームを、着信音として利用するフレーズとして特定する。そして、切り出し部244は、特定したフレーズに対応する部分を伴奏付歌声データ42aおよび動画像データ42cから切り出す(S53)。
具体的には、切り出し部244は、特定したフレーズに対応する時間位置を時間位置情報42bから読み出す。そして、切り出し部244は、伴奏付歌声データ42aおよび動画像データ42cから、読み出した時間位置に対応する部分だけを切り出し、伴奏付歌声切り出しデータおよび動画像切り出しデータを作成する。
次に、切り出し部244は、動画像切り出しデータを基に、表示装置5に切り出した動画像を表示させる(S54)。これにより、利用者は、ダウンロードできる動画像がどのようなものかを確認することができる。
その後、切り出し部244は、伴奏付歌声切り出しデータおよび動画像切り出しデータをID番号付与部45に出力する。ID番号付与部45は、伴奏付歌声切り出しデータおよび動画像切り出しデータの両方に対して同じID番号を付与する(S55)。なお、該ID番号は、伴奏付歌声切り出しデータおよび動画像切り出しデータごとに異なるものであればよい。
次に、伴奏付歌声切り出しデータおよび動画像切り出しデータを受けた送信データ生成部46は、該切り出しデータの圧縮処理を行う(S56)。これにより、送信データの容量を減らせることができる。
その後、送信データ生成部46は、伴奏付歌声圧縮データおよび動画像圧縮データと、ID番号と、暗証番号とを含む送信データを作成し、生成した送信データを、通信装置2および通信ネットワークNを介して、カラオケ着信音・着信画像サーバー208に送信する(S57)。
その後、通知部49は、S14で取得した暗証番号と、付与した上記ID番号と、サーバー着信音サーバー208が提供するWebページのURLとを表示装置5に表示させる(S19)。表示装置5に表示された画面をメモすることにより、利用者は、カラオケで歌った歌声からなる着信音をダウンロードするサーバーのURLと、該着信音を特定するID番号とを取得することができるとともに、暗証番号を忘れることがない。なお、このとき、通知部49は、表示装置5に上記ID番号に対応する二次元バーコードを表示してもよい。その後、カラオケ録音録画装置204は、処理を終了する。
このようにして、カラオケ着信音・着信画像サーバー208は、カラオケ録音録画装置204からID番号、暗証番号が付与された伴奏付歌声圧縮データおよび動画像圧縮データを取得する。
その後、上記実施形態1と同様に、利用者からのアクセス要求に応じて、カラオケ着信音・着信画像サーバー208は、ID番号および暗証番号に対応する伴奏付歌声圧縮データおよび動画像圧縮データに所定の変換処理を行い、着信音データおよび着信画像データを携帯電話9に送信する。これにより、利用者は、カラオケで自分が歌った歌声入り楽曲を着信音として利用できるとともに、該カラオケで歌っている自分の姿を着信画像として利用することができる。
上記説明では、S54において、切り出し部244が切り出した動画像を表示装置5に表示させる構成とした。このとき、切り出し部244は、表示させた動画像を携帯電話9にダウンロードするかを確認する画面を同時に表示装置5に表示させ、リモコン受信部47で利用者の指示を受け付けてもよい。この場合、動画像をダウンロードする旨の指示を受けた場合のみ、切り出し部244は、動画像切り出しデータを後段に出力するものとする。これにより、利用者は、不必要な動画像をダウンロードする必要がなくなる。
なお、本実施形態では、カメラ37は、動画像を撮影するものとしたが、これに限らず、静止画像を撮影してもよい。
ところで、上述した各実施の形態におけるカラオケ録音装置4・104、カラオケ録音録画装置204、カラオケ着信音サーバー8・108、カラオケ着信音・着信画像サーバー208は、プログラムをコンピュータに実行させて実現してもよい。すなわち、カラオケ録音装置4・104、カラオケ録音録画装置204、カラオケ着信音サーバー8・108、カラオケ着信音・着信画像サーバー208は、制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記録媒体などを備えてもよい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、一般のカラオケ施設に設置されるカラオケ装置一般に関連した装置として利用することができる。
本発明の実施形態1に係るカラオケ着信音配信システムを示すブロック図である。 カラオケ配信サーバーおよびカラオケ装置3構成を示すブロック図である。 上記カラオケ配信サーバーおよびカラオケ装置が有する時間位置情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態1に係るカラオケ録音装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係るカラオケ着信音サーバーの構成を示すブロック図である。 上記カラオケ着信音サーバーが生成するWebページの一例である。 実施形態1に係るカラオケ装置3の処理の流れを示すフローチャートである。 カラオケ装置から出力された伴奏付歌声データが、カラオケ着信音サーバーに格納されるまでの処理の流れを示すフローチャートである。 上記カラオケ着信音サーバーにおける着信音のダウンロード処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係るカラオケ録音装置の構成を示すブロック図である。 実施形態2に係るカラオケ着信音サーバーの構成を示すブロック図である。 実施形態2において、カラオケ装置から出力された伴奏付歌声データが、カラオケ着信音サーバーに格納されるまでの処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態2に係るカラオケ着信音サーバーにおける着信音のダウンロード処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態3に係るカラオケ装置の構成を示すブロック図である。 実施形態3に係るカラオケ録音録画装置の構成を示すブロック図である。 実施形態3に係るカラオケ着信音・着信画像サーバーの構成を示すブロック図である。 実施形態3において、カラオケ装置から出力された伴奏付歌声データおよび動画像データが、カラオケ着信音・着信画像サーバーに格納されるまでの処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
3・203 カラオケ装置(カラオケ演奏装置)
4・104 カラオケ録音装置(カラオケ処理装置)
5 表示装置(情報出力装置、再生装置)
8・108 カラオケ着信音サーバー(サーバー装置)
9 携帯電話(通信端末)
41 録音処理部(記録手段)
42 記憶部
43 暗証番号取得部
44 切り出し部(切り出し手段)
45 ID番号付与部(識別情報生成手段)
46 送信データ生成部(出力手段)
49 通知部(通知手段)
81a・281a データ受信部(データ受信手段)
81c・281c 送信部(送信手段)
82 データ書き込み部(格納手段)
83 記憶部
84・184・284 データ特定部(送信手段)
85・285 変換部(変換手段)
86 URL付与部(識別情報付与手段)
203 カラオケ装置(カラオケ演奏装置)
204 カラオケ録音録画装置(カラオケ処理装置)
208 カラオケ着信音・着信画像サーバー(サーバー装置)
N 通信ネットワーク

Claims (23)

  1. 外部装置と通信ネットワークを介して通信可能であり、
    伴奏音楽と利用者の歌声とを出力するカラオケ演奏装置に接続されるカラオケ処理装置であって、
    カラオケ演奏装置から出力される伴奏音楽および利用者の歌声を合わせた伴奏付歌声を録音する記録手段と、
    前記記録手段が録音した記録データを前記外部装置に出力する出力手段を備えることを特徴とするカラオケ処理装置。
  2. 前記カラオケ演奏装置が、被写体を撮影する撮影部を備え、該撮影部が撮影した撮影画像を出力し、
    前記記録手段が、さらに、カラオケ演奏装置から出力される撮影画像を録画して、録画したデータを前記記録データに含めることを特徴とする請求項1に記載のカラオケ処理装置。
  3. 前記外部装置がデータの配信を行うサーバー装置であることを特徴とする請求項1または2に記載のカラオケ処理装置。
  4. 前記出力手段が、前記記録データとともに、該記録データに関連した関連情報も前記サーバー装置に出力することを特徴とする請求項3に記載のカラオケ処理装置。
  5. 利用者に対して情報を出力する情報出力装置と接続されており、
    前記記録データを識別するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、
    前記識別情報生成手段が生成した識別情報を前記情報出力装置に出力する通知手段とを備え、
    前記出力手段が、前記識別情報生成手段が生成した識別情報を前記関連情報に含めることを特徴とする請求項4に記載のカラオケ処理装置。
  6. 通信端末を特定する端末情報を取得する端末情報取得手段を備え、
    前記出力手段が、前記端末情報取得手段が取得した端末情報を前記関連情報に含めることを特徴とする請求項4に記載のカラオケ処理装置。
  7. 前記カラオケ演奏装置が、伴奏音楽における各フレーズの時間位置情報を出力し、
    前記カラオケ演奏装置が出力する時間位置情報を一時記憶する記憶部と、
    利用者の操作に応じてフレーズを選択し、選択したフレーズと前記記憶部が記憶する時間位置情報とを基に、前記記録手段が記録した記録データから選択したフレーズの部分を切り出す切り出し手段とを備え、
    前記出力手段が、前記切り出し手段が切り出した部分の記録データを出力することを特徴とする請求項3に記載のカラオケ処理装置。
  8. 前記記録データを再生することのできる再生装置と接続されており、
    前記切り出し手段が、切り出した記録データを前記再生装置に再生させることを特徴とする請求項7に記載のカラオケ処理装置。
  9. 前記出力手段が、前記記録手段が記録した記録データに対して圧縮処理を行い、圧縮した記録データを出力することを特徴とする請求項3に記載のカラオケ処理装置。
  10. 請求項1〜9のうちいずれか1項に記載のカラオケ処理装置と、伴奏音楽と利用者の歌声とを出力するカラオケ演奏装置とを備えることを特徴とするカラオケ演奏処理装置。
  11. カラオケ演奏装置から出力される伴奏音楽および利用者の歌声を合わせて録音し、録音データを含む記録データを出力するカラオケ処理装置と通信ネットワークを介して通信可能なサーバー装置であって、
    前記カラオケ処理装置が出力する記録データを受信するデータ受信手段と、
    前記データ受信手段が受信した記録データを記憶部に格納する格納手段と、
    通信端末から前記記録データを特定した送信要求を受け、該送信要求で特定された記録データを前記記憶部から読み出し、読み出した記録データを前記通信端末に送信する送信手段とを備えることを特徴とするサーバー装置。
  12. 前記送信手段が記録データを送信する送信先の通信端末に応じて、前記送信手段が読み出した記録データのデータ形式を変換する変換手段を備え、
    前記送信手段が、前記変換手段が変換した記録データを前記通信端末に送信することを特徴とする請求項11に記載のサーバー装置。
  13. 前記カラオケ演奏装置が、被写体を撮影する撮影部を備え、
    前記カラオケ処理装置が、前記撮影部が撮影した撮影画像の録画データを前記記録データに含ませることを特徴とする請求項11に記載のサーバー装置。
  14. 前記データ受信手段が、前記カラオケ処理装置から記録データを識別する識別情報を受信し、
    前記格納手段が、前記データ受信手段が受信した識別情報を、記録データと対応付けて記憶部に格納し、
    前記送信手段が、通信端末から識別情報を受け、受けた識別情報に対応する記録データを前記記憶部から読み出すことを特徴とする請求項11に記載のサーバー装置。
  15. 前記データ受信手段が、前記カラオケ処理装置から記録データとともに通信端末を特定する端末情報を受信し、
    前記送信手段が、前記データ受信手段が受信した端末情報で特定された通信端末に対して、記録データを出力することを特徴とする請求項11に記載のサーバー装置。
  16. 前記データ受信手段が、前記カラオケ処理装置から記録データとともに通信端末を特定する端末情報を受信し、
    前記データ受信手段が受信した記録データに対して、該記録データを識別するための識別情報を付与するとともに、データ受信手段が受信した端末情報で特定された通信端末に対して、付与した識別情報を送信する識別情報付与手段を備え、
    前記格納手段が、前記データ受信手段が受信した記録データと、前記識別情報付与手段が付与した識別情報とを対応付けて記憶部に格納し、
    前記送信手段が、識別情報を受信し、受信した識別情報に対応する記録データを前記記憶部から読み出すことを特徴とする請求項11に記載のサーバー装置。
  17. 請求項1〜9のうちいずれか1項に記載のカラオケ処理装置と、請求項11〜16のうちいずれか1項に記載のサーバー装置と、通信端末とを備え、
    前記通信端末は、前記カラオケ処理装置が記録した記録データを、前記サーバー装置から取得することを特徴とする通信システム。
  18. 外部装置と通信ネットワークを介して通信可能であり、
    伴奏音楽と利用者の歌声とを出力するカラオケ演奏装置に接続されるカラオケ処理装置の制御方法であって、
    カラオケ演奏装置から出力される伴奏音楽および利用者の歌声を合わせた伴奏付歌声を録音するステップと、
    録音した記録データを前記外部装置に出力するステップとを備えることを特徴とするカラオケ処理装置の制御方法。
  19. カラオケ演奏装置から出力される伴奏音楽および利用者の歌声を合わせて録音し、録音データを含む記録データを出力するカラオケ処理装置と通信ネットワークを介して通信可能なサーバー装置の制御方法であって、
    前記カラオケ処理装置が出力する記録データを受信するステップと、
    前記データ受信手段が受信した記録データを記憶部に格納するステップと、
    通信端末から前記記録データを特定した送信要求を受け、該送信要求で特定された記録データを前記記憶部から読み出し、読み出した記録データを前記通信端末に送信するステップとを備えることを特徴とするサーバー装置の制御方法。
  20. 請求項1〜9のうちいずれか1項に記載のカラオケ処理装置を動作させる制御プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるための制御プログラム。
  21. 請求項10に記載のカラオケ演奏処理装置を動作させる制御プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるための制御プログラム。
  22. 請求項11〜16のうちいずれか1項に記載のサーバー装置を動作させる制御プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるための制御プログラム。
  23. 請求項20〜22のうちいずれか1項に記載の制御プログラムを記録した記録媒体。
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