JP2005273617A - 流体ポンプ及び電気機器並びに冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 1つのモータによって2種類の流体を送出する構造において、双方の流体が他方の側に漏洩することを容易に防止することができる流体ポンプを提供する。
【解決手段】 ケース2の内部を透磁性を有する隔壁5により送液ポンプ室3と送気ファン室4に隔て、送液ポンプ室3には界磁磁石8を備えた第1ヨーク9を配置し、送気ファン室4には電機子17と形成された第2ヨーク18を配置することで、回転ヨーク型アキシャルギャップモータ25を構成する。そして、第1ヨーク9にインペラ10を連結し、第2ヨーク18に対してファン19を連結することで、送液ポンプ1Aと送液ポンプ1Bとを構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、気体や液体などの流体を循環させるための流体ポンプ、及びその流体ポンプを備えてなる電気機器並びに冷却装置に関する。
特許文献1には、大型電算機などを対象とした冷却システムに用いる液冷式冷却装置が開示されている。この冷却装置では、送液ポンプと送風ファンとを同軸上に配置し、両者を1つの駆動モータに連結して同時に駆動する構成となっている。
特開平6−104585号公報,図1
しかしながら、特許文献1の構成では、送液ポンプ側から送風ファン側に対する液体の漏洩を防止するため、回転機構部分に対してシール構造が必要となる。従って、構造が複雑化すると共に、モータの軸負荷が増大することになり出力低下を招いてしまう。その結果、要求される出力を満たすにはモータサイズを大型化しなければならなくなるという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、1つのモータによって2種類の流体を送出する構造において、双方の流体が他方の側に漏洩することを容易に防止することができる流体ポンプ、及びその流体ポンプを備えてなる電気機器並びに冷却装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の流体ポンプは、本体内部を回転軸方向について第1空間と第2空間とに隔て、透磁性を有してなる隔壁と、
この隔壁より前記第1空間側と第2空間側とに夫々立設されるヨーク支持軸と、
前記2つの空間の何れか一方に配置されるステータと、
前記2つの空間の何れか一方に配置されると共に、界磁磁石が前記隔壁に対向する側に固定され、前記ヨーク支持軸によって回転自在に支持される板状の第1ヨークと、
この第1ヨークが配置される空間と異なる空間に配置され、前記ヨーク支持軸によって回転自在に支持される板状の第2ヨークとを備えて構成されるモータと、
前記第1ヨークに対して前記界磁磁石が固定されている側と反対側に連結され、前記2つの空間の一方を満たす流体を外部に送出するための第1回転翼と、
前記第2ヨークに対して隔壁側と反対側に連結され、前記2つの空間の他方を満たす流体を外部に送出するための第2回転翼とを備えることを特徴とする。
即ち、本体内部の第1空間と第2空間とは、予め透磁性を有する隔壁によって完全に隔てられている。そして、界磁磁石が配置される第1ヨークは、第1空間,第2空間の何れに配置されていてもステータコイルに通電が行われればヨーク支持軸を回転中心として回転する。一方、その第1ヨークと異なる空間に配置される第2ヨークは、第1ヨークの界磁磁石が発生する磁力によって吸引されているため、第1ヨークが回転すれば、それに伴って同時に回転するようになる。
また、請求項9記載の電気機器は、請求項8記載の流体ポンプと、
この流体ポンプより送出される液体を循環させて冷却するための流体通路とを備え、
前記流体ポンプにおいて液体が満たされている側の本体外部に、動作に伴って発熱を生じる部分が接するように構成されていることを特徴とする。
斯様に構成すれば、流体ポンプと流体通路とによってヒートパイプが構成されるため、電気機器が動作することで発熱を生じた場合でも、効率的に冷却を行うことができる。そして、流体ポンプの他方の側で、例えば送風を行うようにすれば、発熱を生じる部分のみならず、より広い部分について冷却を行うことができる。
また、請求項12記載の電気機器は、請求項1乃至8の何れかに記載の流体ポンプと、
この流体ポンプの一方の側より送出される流体を搬送させるための第1流体通路と、
前記流体ポンプの他方の側より送出される流体を搬送させるための第2流体通路とを備えることを特徴とする。
斯様に構成すれば、流体ポンプによって2種類の液体や2種類の気体、或いは液体と気体との組み合わせを、1つのモータによって夫々の流体通路に同時に搬送させることができる。
請求項13記載の冷却装置は、請求項8記載の流体ポンプと、
この流体ポンプより送出される液体を循環させて冷却するための流体通路と、
前記液体が循環することで前記流体通路に伝達される熱を放散させるためのヒートシンクとを備え、
前記流体ポンプは、液体を送出する側とは異なる側で気体を送出するように構成され、
前記気体は前記ヒートシンクに対して送出されるように構成されることを特徴とする。
斯様に構成すれば、冷却装置の液体循環側に動作に伴い発熱が生じて冷却が必要となるものを接触させれば、その熱は、流体ポンプによって循環される液体(冷媒)に伝達される。液体に伝達された熱は、流体通路を循環する際にヒートシンク側に伝達され、そのヒートシンクは、同じ流体ポンプの異なる側によって送出された気体によって冷却される。従って、1つの流体ポンプで液体と気体とを同時に送出・循環させて、冷却が必要な発熱体を効率的に冷却することができる。
本発明によれば、1つの回転ヨーク型アキシャルギャップモータによって2つの空間に配置される2つの回転翼を同時に回転させることができると共に、複雑なシール構造を用いることなしに、各空間を夫々満たす2つの流体が互いの空間に漏洩することを確実に防止できる。
(第1実施例)
以下、本発明を送液/送気一体型ポンプに適用した場合の第1実施例について図1乃至図4を参照して説明する。図1は、送液/送気一体型ポンプの断面構造図であり、図2(a)は、送液/送気一体型ポンプを送液側から見た外観斜視図、図2(b)は、図2(a)よりカバーを取外した状態、図2(c)は送液側から見た外観斜視図である。また、図3(a),(b)は、向きを替えて示す分解斜視図である。
送液/送気一体型ポンプ1(以下、単にポンプ1と称す)は、略矩形状の外観を備えるケース2を有している。そのケース2は、図1中上下方向(回転軸方向)において円筒状に刳り貫かれた空間を、上下方向に送液ポンプ室3と送気ファン室4(図3参照)に隔てる隔壁5を備えている。尚、本体2は、透磁性を有する材質で構成されている。そして、隔壁5の中央部には、送液ポンプ室3,送気ファン室4側に夫々突出するようにヨーク支持軸6,7が立設されている。
送液ポンプ室3側には、中心に穴を有する円盤状の界磁磁石8,界磁磁石8を固定支持する磁性材よりなる第1ヨーク9,液体送出用のインペラ10が配置される。尚、これらは貼り合わされており、第1ロータ11として一体に構成されている(図4(a)参照)。図4(a)に示すように、界磁磁石8は、円板を8等分した各領域にN,S4極ずつ交互に配置されている。
インペラ10は、周縁部分に翼10aが配置されており、中心部分には、ヨーク支持軸6の先端部分を上方側より覆う形状の支持軸受部12を有している。その支持軸受部12は、界磁磁石8及び第1ヨーク9の穴に嵌合した状態で下方側に突出している。ここで、ヨーク支持軸6の側面には溝が切ってあり(図示せず)、ヨーク支持軸6と支持軸受部12とは、両者の隙間に液体が介在することにより動圧流体軸受構造をなしている。
そして、インペラ10の上方には、第1空間3を閉じるためのカバー13が取付けられる。カバー13は、Oリング等のシール部材(図示せず)を介してケース2にねじ止めにより固着されている。図3(a)に示すように、カバー13の下方側には、インペラ10が回転した場合に翼10aによって撹拌される液体の流路を形成するため、円環上の溝13aが形成されている。また、ケース2の一辺には、第1空間3を外部と連通させて液体を夫々吸込み,吐出させるための吸込み口14,吐出口15が形成されており、カバー13の溝13aは、それらの吸込み口14,吐出口15に対する部位が開放されている。
一方、送気ファン室4側には、やはり中心に穴を有する円盤状の回路基板16、その回路基板16上に搭載される巻線などを含む電機子17、電機子17に対向するように配置される円盤状の第2ヨーク18、第2ヨーク18に固定される送気用のファン(第2回転翼)19が配置される。第2ヨーク18は磁性材で構成されており、図4(b)に示すように、隔壁5に対向する側に、第1ロータ11における8個の界磁磁石8に夫々対応した形状をなす凸部18aが形成されている(若しくは、第2ヨーク18を8等分するように溝18bが形成されている)。
ファン19の中心部には、第2ヨーク18の穴に嵌合するように上方側に突出する凸部19aがあり、その凸部19aの内周側には軸受20が配置されている。そして、第2ヨーク18とファン19とは第2ロータ21として一体に構成され、軸受20を介してヨーク支持軸7を回転中心として回転可能となっている。そして、ファン19の下方には、円環状のファンカバー22が取付けられており、ケース2の開口部は、外気の吸気口23となっている。また、図2(c)に示すように、送気ファン室4側のケース2の一辺には、送気ファン室4内の気体を外部に排気するための排気口24が形成されている。
尚、以上において、電機子17と、界磁磁石8及び第1ヨーク9,第2ヨーク18は、回転ヨーク型アキシャルギャップモータ25を構成している。
次に、本実施例の作用について説明する。電機子17に通電が行われると、送液ポンプ室3側の第1ロータ11が回転する。すると、インペラ10が回転することで送液ポンプ室3内の液体は撹拌されるので、吸込み口14より供給される液体は送液ポンプ室3内に吸い込まれ、吐出口15より外部に吐出されるようになる。即ち、第1ロータ11は、送液ポンプ1Aとして機能する。
そして、第2ロータ21の凸部18aは、透磁性を有する隔壁5を介して界磁磁石8の磁気吸引力によって吸引されているので、第1ロータ11が回転すると、第2ロータ21も同位相で回転するようになる。すると、外気は、吸気口23より送気ファン室4内に吸込まれ、排気口24より外部に排気される。即ち、第2ロータ21は、送気ポンプ1Bとして機能する。
以上のように本実施例によれば、ケース2の内部を透磁性を有する隔壁5により送液ポンプ室3と送気ファン室4に隔て、送液ポンプ室3には界磁磁石8を備えた第1ヨーク9を配置し、送気ファン室4には電機子17と形成された第2ヨーク18を配置することで、回転ヨーク型アキシャルギャップモータ25を構成した。そして、第1ヨーク9にインペラ10を連結し、第2ヨーク18に対してファン19を連結することで、送液ポンプ1Aと送液ポンプ1Bとを構成した。
従って、1つのアキシャルギャップモータ25により、送液ポンプ室3と送気ファン室4とに夫々配置されるインペラ10とファン19とを同時に回転させることができ、複雑なシール構造を用いることなしに、各室3,4を夫々満たす液体,気体が互いの空間に漏洩することを確実に防止できる。そして、第2ヨーク18に凸部18aを形成したので、第2ヨーク18は、第1ヨーク側の8個の界磁磁石8が発生する磁束を、凸部18aを磁路として捉えることができる。従って、第1ロータ11,第2ロータ21は同位相で回転するようになり、回転効率が向上する。
また、第1ヨーク9及びインペラ10と、第2ヨーク18及びファン19とを夫々一体にして第1ロータ11,第2ロータ21を構成したので、ポンプ1全体を小型に構成することができる。更に、第1ヨーク9を、ヨーク支持軸6と支持軸受部12とで構成される動圧流体軸受構造を介して回転自在に支持したので、送液ポンプ室3に軸受を配置する際には必要となるシール構造が不要となり、送液ポンプ1Aを簡単に構成することができる。
(第2実施例)
図5は本発明の第2実施例であり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。図5は、第1実施例の第2ロータ21に代わる第2ロータ26の斜視図であり、(a)はファン19側から見た図、(b)はヨーク側から見た図である。
この図5(b)に示すように、第2ロータ26は、第1実施例の第2ヨーク18とは異なり、凸部18aがない円板状の第2ヨーク27を有している。そして、第2ヨーク27が隔壁5と対向する面側には、第1ロータ11と同様の形状で、8つの界磁磁石28が貼り付けられている。その他の構成は、第1実施例と同様であり、モータ25の第2ヨーク18を第2ヨーク27に置き換えたものが回転ヨーク型アキシャルギャップモータを構成している。
次に、第2実施例の作用について説明する。第1ロータ11と第2ロータ26とは、前者の界磁磁石8のN,S極に対して後者の界磁磁石28のS,N極が対向する位置関係で、両者は第1実施例よりも強力な磁気吸引力で引き付けあうことになる。そして、電機子17に通電が行われた際に発生する磁力は、第1ロータ11と第2ロータ26との双方に作用し、両者は同位相で回転することになる。
以上のように第2実施例によれば、第2ロータ26側にも界磁磁石28を配置したので、モータはより大きな出力トルクを得ることができる。
(第3実施例)
図6及び図7は本発明の第3実施例を示すものであり、第1実施例と異なる部分についてのみ説明する。第3実施例では、第2ヨーク18とファン19とは一体に構成されておらず、両者は、増速機構30を介して連結されている。即ち、第2ヨーク18の図6(b)中下方側には歯車31が固定されており、ファン19の対向側にも、図7(b)に示すように歯車32が固定されている。
ファンカバー33の送気ファン室4側には、ファン支持軸34が立設されており、ファン19は、その中心部がファン支持軸34に貫通され、内部の軸受35を介して回転可能に支持される。そして、ファンカバー33がケース2に取り付けられると、第2ヨーク18側の歯車31とファン19側の歯車32とは噛み合うようになっている。この場合、両者の歯数は、
(歯車31の歯数)>(歯車32の歯数)
のような関係にあり、増速機構30を構成している。
以上のように構成された第3実施例によれば、第2ヨーク18とファン19とを増速機構30を介して連結したので、液体を撹拌するインペラ10側よりも負荷が軽いファン19側をより高速に回転させて、送気効率を向上させることができる。
(第4実施例)
図8乃至図10は本発明の第4実施例を示すものであり、第3実施例と異なる部分についてのみ説明する。第4実施例では、第3実施例において増速機30を介して連結した第2ヨーク18とファン19とを、必要に応じて連結,離脱が可能な構成としたものである。即ち、ファンカバー70の外部には、ファン移動機構36が配置されている。
図10は、ファン移動機構36を中心とする構造を示す断面図である。ファン移動機構36は、機構本体37の内部に、ファン支持軸体38と、その軸体38を機構本体37の内部に沿って移動させるためのバイアスばね71及び形状記憶合金ばね39とで構成されている。ファン支持軸体38は、ファン支持軸38aとその軸38aが設けられている基部38bとで構成される。バイアスばね71及び形状記憶合金ばね39の一端は、機構本体37の内部における長手方向両端に夫々固定されており、ばね71及び39の他端は、ファン支持軸体38の基部38bの両端に夫々固定されている。
次に、第4実施例の作用について説明する。図8に示すように、通常状態において形状記憶合金ばね39は縮んだ状態にあり、ファン支持軸体38は、バイアスばね71の付勢力によって図8(b)中左上側に位置した状態にある。この時、図8(a)に示すように、第2ヨーク18の歯車31と、ファン19の歯車32とは噛み合わない位置関係にあり、ファン19は第2ヨーク18より離脱した状態にある。
そして、必要に応じて例えば形状記憶合金ばね39に通電を行いその温度を上昇させると、形状記憶合金ばね39は、バイアスばね71の付勢力に抗して伸びるように変形する。すると、ファン支持軸体38は、図9(b)中右下側に移動される。この時、図9(a)に示すように、第2ヨーク18の歯車31と、ファン19の歯車32とは噛み合う位置関係となり、ファン19は第2ヨーク18に結合した状態になる。
以上のように第4実施例によれば、ファン19と第2ヨーク18とを連結,離脱が自在となるように構成したので、ファン19側は、必要な場合にのみ駆動することが可能となる。そして、ファン移動機構36を、一端側がファン19側であるファン支持軸体38に結合され、他端側がケース側(固定側)である機構本体37に結合された形状記憶合金ばね39を用いて構成したので、形状記憶合金ばね39の作用によりファン19の連結,離脱を容易に行うことができる。
(第5実施例)
図11及び図12は本発明の第5実施例を示すものである。第5実施例は、本発明の流体ポンプをノート型のパーソナルコンピュータに内蔵されるCPUの冷却装置に適用した場合を示す。図11に示すように、パーソナルコンピュータ40は、2つ折り状態で開閉可能な本体部41とディスプレイ部42とからなる。図11では、本体部41の内部を示しており、回路基板43の図11中左上隅部に配置されているCPU44(図12(a)参照)を冷却するため、CPU44のパッケージ上面に接する状態で冷却装置45が配置されている。
冷却装置45は、概ね矩形箱状の本体ケース46を備え、その本体ケース46の一方側に、第1実施例の流体ポンプ1と略同様の流体ポンプ47が構成されている。図12(a)は、冷却装置45の裏面側、即ちCPU44のパッケージと接する側を(その接した状態で)示しており、図12(c)は、裏面側のカバー48を取り除いた状態を示している。流体ポンプ47の裏面側は送液ポンプ47Aとなっており、本体ケース46の流体ポンプ47が配置されない側には、冷媒としての不凍液を循環させるための流体通路49が溝状に形成されている。
図12(b)は、冷却装置45の表面側を示す。流体ポンプ47の表面側は送気ポンプ47Bとなっており、本体ケース46の流体ポンプ47が配置されない側は、裏面側に形成されている流体通路49を流通する冷媒を冷却するためのヒートシンク50が形成されている。そして、本体ケース46の送気ポンプ47Bが配置されている部分は、ヒートシンク50側の一辺が開口しており、排気口51が形成されている。尚、本体ケース46の内部より外部に導出されているのは、回路基板16上の電機子17等に対して給電を行なうための電源線や信号線などである。
図11に示すように、冷却装置45は、パーソナルコンピュータ(パソコン)40の本体部41内に配置され、本体ケース46の吸気口52より吸気された空気は、排気口51を介してヒートシンク50側に送風され、本体部41に設けられている排気口53を介してパソコン40の外部に排気されるようになっている。
次に、第5実施例の作用について説明する。パソコン40のCPU44は、電源が投入されると数100MHz〜数GHzのクロック周波数で動作し、その動作に伴って発熱する。その状態を放置すると、パッケージ表面の温度は100度を超える場合もあり、オーバーヒートによりCPU44の正常な動作に支障を来たすおそれがある。そこで、CPU44のパッケージ表面に、冷却装置45の本体ケース46(液体循環側で且つ流体ポンプ47側)を接触させて冷却を行う。
すると、CPU44が発生した熱は冷却装置45内部の冷媒に伝達され、熱が伝達された冷媒は、送液ポンプ47Aによって流体通路49に送出される。すると、冷媒が流体通路49を循環する間に、冷媒が保持している熱は流体通路49及びヒートシンク50側に伝達されるので、流体通路49を経て再び送液ポンプ47A側に流入する冷媒の温度は低下した状態となっている。
また、ヒートシンク50に伝達された熱はそこから空気中に放散されるが、送気ポンプ47Bがヒートシンク50側に送風を行っているので、ヒートシンク50の放熱効率は極めて良好となる。
以上のように第5実施例によれば、冷却装置45を、送液ポンプ47A及び送気ポンプ47Bが一体に構成された流体ポンプ47と、送液ポンプ47Aより送出される冷媒を循環させて冷却するための流体通路49と、流体通路49に伝達される熱を放散させるためのヒートシンク50とを備え、送気ポンプ47Bが、ヒートシンク50に対して送風を行うように構成した。そして、その冷却装置45によってパソコン40のCPU44を冷却するようにした。従って、1つの流体ポンプ47で冷媒と、気体とを同時に送出・循環させて、パソコン40のCPU44を効率的に冷却することができる。
(第6実施例)
図13は本発明の第6実施例を示すものである。第6実施例は、本発明の流体ポンプを燃料電池に適用した場合を示す。図13は、燃料電池54の外観構成を示す斜視図である。燃料電池54は、液体燃料タンク55,流体ポンプ56及び発電部57で構成されている。液体燃料タンク55は、例えばエタノールなどの液体燃料が貯蔵されており、その液体燃料は、燃料パイプ58を介して流体ポンプ56に供給される。流体ポンプ56に供給された燃料は、流体ポンプ56内部の送液ポンプ(図示せず)により送液パイプ59を介して発電部57に送出される。また、流体ポンプ56には空気取入れ口60が設けられており、内部の送気ポンプ(図示せず)が駆動することで吸気された空気は、送気パイプ61を介して発電部57に送出される。
そして、発電部57に送出された原燃料としての液体燃料は水素を発生させる。発電部57の内部では、発生した水素が空気中の酸素と結合することで水分子が合成されると共に電気エネルギーが発生することで、発電作用をなす。合成された水は、発電部57に設けられた配水パイプ(図示せず)を介して外部に排出される。
以上のように構成された第6実施例によれば、本発明の流体ポンプ56を、液体燃料と空気とを混合して発電作用をなす燃料電池54に、極めて有効に適用することができる。
本発明は上記し且つ図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形又は拡張が可能である。
流体ポンプが送出する流体の組み合わせは、気体/液体に限ることなく、夫々種類や用途が異なる気体同士、液体同士の組み合わせであっても良い。
液体を送出する側に配置されるヨークの回転機構は、必ずしも動圧流体軸受構造とするものに限らず、シール構造を備えた軸受を用いても良い。
また、回路基板や電機子をモールドするなどして、それらを送液側に配置しても良い。
第3実施例において、バイアスばね71は、必要に応じて設ければ良い。
また、形状記憶合金ばね39を伸ばすに当たっては、ばね39本体に通電を行うものに限らず、周囲温度が上昇し設定温度に達すると自動的に伸びるような構成にしても良い。
第5実施例において、冷却装置の構造をパソコン40に直接組み込んでも良い。
第5実施例における電気機器は、パソコン40に限ることはなく、CPU44或いはその他の発熱体を備え、その冷却を行う必要があるものであれば、その他、ゲーム機やプラズマディスプレイなどでも良い。
また、第6実施例における電気機器も燃料電池54に限ることなく、2種類の流体を同時に搬送する必要があるものであれば広く適用することができる。
本発明を送液/送気一体型ポンプに適用した場合の第1実施例であり、ポンプの断面構造を示す図 (a)は、送液/送気一体型ポンプを送液側から見た外観斜視図、(b)は(a)よりカバーを取外した状態、(c)は送液側から見た外観斜視図 ポンプの分解斜視図であり、(a)は図1における上方側、(b)は同下方側より見た図 (a),(b)は夫々第1,第2ロータの斜視図、 本発明の第2実施例を示す第2ロータの斜視図であり、(a)はファン19側から見た図、(b)はヨーク側から見た図 本発明の第3実施例であり、(a)は流体ポンプの外観斜視図、(b)は図1相当図 (a)は第2ヨークの斜視図、(b)はファン19の斜視図、(c)はファンカバーの斜視図 本発明の第4実施例であり、(a)は第2ヨークとファンとが離脱した状態をケース内部側から見た斜視図、(b)は(a)の状態をファンカバー側から見た図 第2ヨークとファンとが連結した状態を示す図8相当図 ファン移動機構を中心とする構造を示す断面図 本発明の第5実施例であり、ノート型パーソナルコンピュータの本体内部を示す図 (a)は冷却装置の裏面側を示す斜視図、(b)は冷却装置の表面側を示す図、(c)は(a)の裏面側カバーを取り除いた状態を示す図 本発明の第6実施例であり、燃料電池の外観構成を示す斜視図
符号の説明
図面中、1は送液/送気一体型ポンプ(流体ポンプ)、1Aは送液ポンプ、1Bは送気ポンプ、2はケース(本体)、3は送液ポンプ室(第1空間)、4は送気ファン室(第2空間)、5は隔壁、6はヨーク支持軸(動圧流体軸受)、7はヨーク支持軸、8は界磁磁石、9は第1ヨーク9,10はインペラ(第1回転翼)、11は第1ロータ、12は係合部(動圧流体軸受)、17は電機子(ステータ)、18は第2ヨーク、18aは凸部、18bは溝、19はファン(第2回転翼)、21は第2ロータ、25は回転ヨーク型アキシャルギャップモータ、26は第2ロータ、27は第2ヨーク、28は界磁磁石、30は増速機構、36はファン移動機構、39は形状記憶合金ばね、40はパーソナルコンピュータ(電気機器)、44はCPU、45は冷却装置、47は流体ポンプ、47Aは送液ポンプ、47Bは送気ポンプ、49は流体通路、50はヒートシンク、54は燃料電池(電気機器)、56は流体ポンプ、59は送液パイプ(第1流体通路)、61は送気パイプ(第2流体通路)を示す。

Claims (13)

  1. 本体内部を回転軸方向について第1空間と第2空間とに隔て、透磁性を有してなる隔壁と、
    この隔壁より前記第1空間側と第2空間側とに夫々立設されるヨーク支持軸と、
    前記2つの空間の何れか一方に配置されるステータと、
    前記2つの空間の何れか一方に配置されると共に、界磁磁石が前記隔壁に対向する側に固定され、前記ヨーク支持軸によって回転自在に支持される板状の第1ヨークと、
    この第1ヨークが配置される空間と異なる空間に配置され、前記ヨーク支持軸によって回転自在に支持される板状の第2ヨークとを備えて構成されるモータと、
    前記第1ヨークに対して前記界磁磁石が固定されている側と反対側に連結され、前記2つの空間の一方を満たす流体を外部に送出するための第1回転翼と、
    前記第2ヨークに対して、前記隔壁側と反対側に連結され、前記2つの空間の他方を満たす流体を外部に送出するための第2回転翼とを備えることを特徴とする流体ポンプ。
  2. 第2ヨークは、第1ヨーク側の界磁磁石の磁極数と同数の凸部が、隔壁に対向する側に形成されていることを特徴とする請求項1記載の流体ポンプ。
  3. 第2ヨークは、第1ヨーク側の界磁磁石の磁極数と同極数の界磁磁石を備えていることを特徴とする請求項1記載の流体ポンプ。
  4. 前記第1ヨーク及び第1回転翼と、前記第2ヨーク及び第2回転翼とは夫々一体となるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の流体ポンプ。
  5. 少なくとも何れか一方側の回転翼とヨークとは、連結,離脱が自在となるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の流体ポンプ。
  6. 回転翼とヨークとを連結,離脱自在とする構成部分は、一端側が前記回転翼側に結合され、他端側が本体側に結合された形状記憶合金を用いて構成されていることを特徴とする請求項5記載の流体ポンプ。
  7. 第1空間と第2空間とを夫々満たす流体の少なくとも一方は気体であり、
    前記気体が満たされている側に配置されている回転翼は、増速機構を介してヨークに連結されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の流体ポンプ。
  8. 第1空間と第2空間とを夫々満たす流体の少なくとも一方は液体であり、
    前記液体が満たされている側に配置されているヨークは、ヨーク支持軸に対し、動圧流体軸受構造を介して回転自在に支持されていることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の流体ポンプ。
  9. 請求項8記載の流体ポンプと、
    この流体ポンプより送出される液体を循環させて冷却するための流体通路とを備え、
    前記流体ポンプにおいて液体が満たされている側の本体外部に、動作に伴って顕著に発熱を生じる部分が接するように構成されていることを特徴とする電気機器。
  10. 流体ポンプは、液体を送出する側と異なる側で気体を送出するように構成され、
    前記流体ポンプによって送出される気体が、液体が循環する流体通路の少なくとも一部を冷却する構造をなしていることを特徴とする請求項9記載の電気機器。
  11. 顕著に発熱を生じる部分がCPUであることを特徴とする請求項9又は10記載の電気機器。
  12. 請求項1乃至8の何れかに記載の流体ポンプと、
    この流体ポンプの一方の側より送出される流体を搬送させるための第1流体通路と、
    前記流体ポンプの他方の側より送出される流体を搬送させるための第2流体通路とを備えることを特徴とする電気機器。
  13. 請求項8記載の流体ポンプと、
    この流体ポンプより送出される液体を循環させて冷却するための流体通路と、
    前記液体が循環することで前記流体通路に伝達される熱を放散させるためのヒートシンクとを備え、
    前記流体ポンプは、液体を送出する側とは異なる側で気体を送出するように構成され、
    前記気体は前記ヒートシンクに対して送出されるように構成されることを特徴とする冷却装置。

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