JP2005264549A - ローパーティションのブラケット取付け構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ローパーティションを構成するパネルが転倒しないように支持するブラケットの取付け構造であって、構造が簡単で外観も良くて、コストも安いローパーティションのブラケットの取付け構造を提供する。
【解決手段】 パネル12を適当な高さに支えるアジャスターAの座部2をブラケットBの先端部底に設けた凹部6に嵌めると共にブラケットBを床面11にネジ止めし、上記座部2の外周面には凹溝4と凸片3を交互に形成し、一方のブラケット凹部6の内周面にも凹溝8と凸片9を交互に形成して互いに噛合わせ、しかも凹部中心から外側にかけてネジ部1が挿通するスリット溝7を設けている。
【選択図】 図3
【解決手段】 パネル12を適当な高さに支えるアジャスターAの座部2をブラケットBの先端部底に設けた凹部6に嵌めると共にブラケットBを床面11にネジ止めし、上記座部2の外周面には凹溝4と凸片3を交互に形成し、一方のブラケット凹部6の内周面にも凹溝8と凸片9を交互に形成して互いに噛合わせ、しかも凹部中心から外側にかけてネジ部1が挿通するスリット溝7を設けている。
【選択図】 図3
Description
本発明は私的な小空間を仕切るために用いるローパーティションが転倒しないように脚部に設けるブラケットの取付け構造に関するものである。
ローパーティションの形態も色々あるが、基本的には床面に配置されて周りを囲むようにパネルを起立している。従って、該パネルの高さは低くて天井までは届かない寸法と成っている為に不安定であり、揺れたり時には転倒する可能性がある。そこで、この転倒を防止する為にパネル下端部にブラケット(安定脚)を取付けている。
特開2003−129595号に係る「間仕切りパネルの安定脚取付装置」は、間仕切りパネルに安定脚を、少数の部品を持って、所定の位置に、確実かつ簡単に取付られるものであり、「前面より、上下方向の狭幅の挿入溝と、その奥に連なる上下方向の幅広の係合溝とを設けた間仕切りパネルの支柱の前面において、挿入溝と係合溝に上下摺動可能に嵌合しうる狭幅の連片と広幅の係止片を備える取付ブロックを、側面視前向L形を成す安定脚の後端における垂直杆の後面に設けた凹入孔に嵌合し、垂直杆の前方より挿入した取付ビスを、取付ブロックに螺合することにより、取付ブロックを前方へ引き寄せ、その後端の係止片をもって、支柱の前方を狭圧させて、取付ブロックを固定する。」
この「間仕切りパネルの安定脚取付装置」ではL形安定脚が用いられ、その垂直杆が支柱に沿って固定される為に外観が損なわれる。また、支柱には挿入溝及び係合溝が全長にわたって設けられ、該挿入溝は表面化する。この点も、ローパーティションの外観を損なう一因と成っている。そして、上記係合溝に嵌めて支柱と安定脚を連結する為の取付ブロックが必要であり、該安定脚だけでは取付出来ず、部品点数の増加はコスト高をもたらす。
この「間仕切りパネルの安定脚取付装置」ではL形安定脚が用いられ、その垂直杆が支柱に沿って固定される為に外観が損なわれる。また、支柱には挿入溝及び係合溝が全長にわたって設けられ、該挿入溝は表面化する。この点も、ローパーティションの外観を損なう一因と成っている。そして、上記係合溝に嵌めて支柱と安定脚を連結する為の取付ブロックが必要であり、該安定脚だけでは取付出来ず、部品点数の増加はコスト高をもたらす。
特開平11−22074号に係る「パネル状パーティションの安定脚装置」は、パーティションの支柱を、ぐら付くことなく、安定して、強固に床に固定するものであり、「締め付け具及びフック部材の傾斜面は支柱から離間するにつれ上方に傾斜する傾斜面となっており、上記締め付けネジを回転すると、締め付け具はフック部材を押圧し、フック部材は下方かつ外側に移動され、コーナー補強部材を支柱に対し強固に固定するように働く。」
しかし、この安定脚装置では安定板、コーナー補強部材、フック部材、ネジ受部材、締め付け具を備える必要があり、部品点数が多くて構造は複雑化すると共に製造コストは高く、一方では据え付けられるローパーティションの外観を安定装置が阻害する形態と成っている。
特開平11−22074号に係る「パネル状パーティションの安定脚装置」
特開2003−129595号に係る「間仕切りパネルの安定脚取付装置」
しかし、この安定脚装置では安定板、コーナー補強部材、フック部材、ネジ受部材、締め付け具を備える必要があり、部品点数が多くて構造は複雑化すると共に製造コストは高く、一方では据え付けられるローパーティションの外観を安定装置が阻害する形態と成っている。
このように、従来のローパーティションが転倒しないように備える安定装置には上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこれら問題点であり、簡単な構造で外観も良くてコストも安いローパーティションのブラケットの取付け構造を提供する。
本発明に係るローパーティションのブラケット取付け構造は、パネルを支えるアジャスターにブラケットが取付けられる。アジャスターはネジ部と座部を有し、ネジ部は座部から垂直に起立し、座部は円錐形又は角錐形等をしている。そして、座部の傾斜外周面に歯必要に応じて凹凸の溝が形成されている。一方のブラケットは板状体であり、上記アジャスターの座部と係合する為の凹部が形成され、該凹部中心から外周に設けたスリット溝が切欠かれている。
スリット溝の幅はアジャスターのネジ部が嵌る寸法である。そこで、ローパーティションのパネル下端に取付けられて該パネルを適当な高さで支えるアジャスターのネジ部にブラケットのスリット溝を嵌め、床面まで降ろすと共に凹部には座部を嵌合する。そして、ブラケットは床面に必要に応じてネジ止めされ、又はネジ部螺合したナットにてブラケットを上部から締め付けることも可能と成る。
本発明に係るブラケット取付け構造は、アジャスターの座部とブラケット凹部が嵌合した状態で床面にネジ止めする構造であり、従来のような概略L形ブラケットに比較してスマートであり、ローパーティションの外観が損なわれることはない。そして、該ブラケットの取付け構造が簡単であるために、製作コストは安くなると共に、アジャスターへの取付け作業も容易である。すなわち、先端のスリット溝にネジ部を嵌めて床面に降ろすことで座部は凹部と嵌合し、この状態で該ブラケットを床にネジ止めすることが出来る。そして、ブラケット凹部には凹凸が形成され、円錐形座部の凹凸と互いに噛合うことで、座部を床面に安定して固定することが可能と成る。
図1はアジャスターを示す実施例であり、同図の1はネジ部、2は座部を表し、ネジ部1は座部2から垂直上方へ延びている。ネジ部1にはネジが設けられ、座部2は円錐形をして、その傾斜した外周面は凹凸形状と成っている。すなわち、中心から外周に向けて複数の凸片3,3・・及び凹溝4,4・・が一定間隔で形成されている。
図2はブラケットの具体例であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)底面図、(d)側面図を夫々表している。該ブラケットは細長い板状態であって、先端部5の底面には凹部6が設けられ、凹部6の形状は円錐形のすり鉢型と成っている。そして、該凹部6の中心から先端に向けてスリット溝7が切欠かれている。又、凹部6の傾斜内面には複数の凹溝8,8・・と凸片9,9・・が等間隔て形成されている。
該ブラケットは前記図1に示すアジャスターの座部2に凹部6を嵌合して床面にネジ止めされるが、ネジが挿通する為の穴10,10が両端部に貫通して設けられている。アジャスターはローパーティションのパネルを適当な高さに支え、該パネルが転倒しないように該アジャスターの座部2をブラケットを介して床面に押圧・固定する。
図3はアジャスターAにブラケットBを取付ける場合を示している。
(a)はアジャスターAが床面11から起立し、パネル12を適当な高さに支持している場合である。ここで、パネル12とアジャスターAとの具体的な連結構造は限定しないことにするが、パネル下端に設けているネジ穴に螺合して適度な高さに支えられる。
(b)はブラケットBをネジ部1に挿入した場合である。ブラケットBの先端部5にはスリット溝7が設けられ、このスリット溝7にネジ部1が挿入される。このように、パネル12を適度な高さに調整した後でブラケットBを簡単に取付けることが可能である。
(c)はブラケットBを降下して床面11に配置した場合である。ブラケットBの先端部5には凹部6が底面に設けられ、この凹部6にアジャスターAの座部2が嵌合する。該凹部6の内周面には複数の凹溝8,8・・と凸片9,9・・が交互に形成され、該凹溝8,8・・には座部2の外周面に形成した凸片3,3・・が嵌り、凸片9,9・・は座部2の凹溝4,4・・に嵌合することが出来る。
(a)はアジャスターAが床面11から起立し、パネル12を適当な高さに支持している場合である。ここで、パネル12とアジャスターAとの具体的な連結構造は限定しないことにするが、パネル下端に設けているネジ穴に螺合して適度な高さに支えられる。
(b)はブラケットBをネジ部1に挿入した場合である。ブラケットBの先端部5にはスリット溝7が設けられ、このスリット溝7にネジ部1が挿入される。このように、パネル12を適度な高さに調整した後でブラケットBを簡単に取付けることが可能である。
(c)はブラケットBを降下して床面11に配置した場合である。ブラケットBの先端部5には凹部6が底面に設けられ、この凹部6にアジャスターAの座部2が嵌合する。該凹部6の内周面には複数の凹溝8,8・・と凸片9,9・・が交互に形成され、該凹溝8,8・・には座部2の外周面に形成した凸片3,3・・が嵌り、凸片9,9・・は座部2の凹溝4,4・・に嵌合することが出来る。
このように凹部6に座部2が嵌合すると共に、凹溝8,8・・と凸片9,9・・が凸片3,3・・と凹溝4,4・・に噛合うことで、ブラケットBを床面にネジ止めするならば該座部2も床面に固定される。すなわち、座部2と凹部6との間に滑りはなく、アジャスターAは安定して起立し、パネル12の転倒を防止することが出来る。
図4は本発明に係るブラケットBの取付け構造を示す別形態である。この実施例ではアジャスターAのネジ部1にナット13を螺合し、ブラケットBの先端部5を締め付けることが出来る。すなわち、座部2はブラケット先端部に形成した凹部6に嵌って固定されるが、さらにナット13を締め付けることで、座部2と凹部6との嵌合状態はより強固となり、ブラケットBと一体化される。
図4に示す実施例では、図3の場合と同じくブラケットBを床面11にネジ止めしているが、ナット13を締め付けることでアジャスターAとブラケットBは連結・固定されて一体化するために、床面にネジ止めしなくてもパネルの転倒防止を図ることは可能である。また、アジャスターAの座部2の外周面に凹溝4,4・・、凸片3,3・・、及びブラケットBの凹部6の内周面に凹溝8,8・・、凸片9,9・・を形成しなくてもナット13を締め付けることで強固に固定することが可能と成る。従って、本発明では凹溝及び凸片を形成しない場合も含める。
1 ネジ部
2 座部
3 凸片
4 凹溝
5 先端部
6 凹部
7 スリット溝
8 凹溝
9 凸片
10 穴
11 床面
12 パネル
13 ナット
2 座部
3 凸片
4 凹溝
5 先端部
6 凹部
7 スリット溝
8 凹溝
9 凸片
10 穴
11 床面
12 パネル
13 ナット
Claims (3)
- ローパーティションを構成するパネルが転倒しないように支持するブラケットの取付け構造において、上記パネルを適当な高さに支えるアジャスターの座部をブラケットの先端部底に設けた凹部に嵌めると共にブラケットを床面にネジ止めし、しかも凹部中心から外側にかけてネジ部が挿通するスリット溝を設けたことを特徴とするローパーティションのブラケット取付け構造。
- ローパーティションを構成するパネルが転倒しないように支持するブラケットの取付け構造において、上記パネルを適当な高さに支えるアジャスターの座部をブラケットの先端部底に設けた凹部に嵌め、しかも凹部中心から外側にかけてネジ部が挿通するスリット溝を設け、該ネジ部にはナットを螺合して先端部に締め付けたことを特徴とするローパーティションのブラケット取付け構造。
- 上記座部を円錐形としてその外周面には凹溝と凸片を交互に形成し、一方のブラケット凹部形状を円錐形としてその内周面にも凹溝と凸片を交互に形成し、凹溝と凸片が互いに噛合った状態で座部は凹部に嵌合した請求項1、又は請求項2記載のローパーティションのブラケット取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004078010A JP2005264549A (ja) | 2004-03-18 | 2004-03-18 | ローパーティションのブラケット取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004078010A JP2005264549A (ja) | 2004-03-18 | 2004-03-18 | ローパーティションのブラケット取付け構造 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2005264549A true JP2005264549A (ja) | 2005-09-29 |
Family
ID=35089386
Family Applications (1)
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JP2004078010A Pending JP2005264549A (ja) | 2004-03-18 | 2004-03-18 | ローパーティションのブラケット取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005264549A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101125116B1 (ko) * | 2009-07-29 | 2012-03-21 | 주식회사 코아스 | 하부지지장치를 갖는 파티션 |
KR101223231B1 (ko) | 2012-11-30 | 2013-01-17 | 주식회사 리바트 | 파티션 지지다리 |
WO2016073997A1 (en) * | 2014-11-07 | 2016-05-12 | Herman Miller, Inc. | Panel components and systems |
-
2004
- 2004-03-18 JP JP2004078010A patent/JP2005264549A/ja active Pending
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