JP3205150U - フリーアクセスフロアパネル用台座およびこれを用いた支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ローコストで引抜耐力を向上させることができるフリーアクセスフロアパネル用台座及び支持装置を提供する。【解決手段】下部フロアに立設されたパネル用支柱の上部に装着され、上部フロアを支えるフリーアクセスフロア用台座であって、パネル用支柱の先端に挿入可能な装着筒部22に横ネジ穴30を上下2か所に設け、トルク管理した2つの横ネジ32によりパネル用支柱を締付ける。【選択図】図1

Description

本考案はフリーアクセスフロアパネル用台座およびこれを用いた支持装置に係り、特に引抜強度を高めた台座およびこれを用いた支持装置に関する。
一般に半導体製造エリアのフリーアクセスフロアは二重床構造になっており、図6に示しているように、下部フロア1と上部フロア2との間にはパネル用支柱3が立てられ、このパネル用支柱3の上部に上部フロア2の連結を図るためのフリーアクセスフロアパネル用台座(以下、パネル用台座)4が取り付けられた支持装置5が設けられている。パネル用台座4は、図7〜図8に示しているように、パネル用支柱3の先端を挿入可能な装着筒部6と、4枚のフロアパネル2aの隅部を支える座板7とを設けた構造を有している。この座板7の上面にはフロアパネル2aの下面隅部に形成した凹所8に嵌る突起9を4か所設け、フロアパネル2a同士の十字形状の突合せ部にて、4枚のフロアパネル2aを支える構造となっている。そして、パネル用台座4がパネル用支柱3の上部で回転しないように、装着筒部6の側面に形成された横ネジ穴10に横ネジ11を取付け、横ネジ11の締め込みによりパネル用台座4はパネル用支柱3の所定高さで止まって回転止めが行われるようになっている。
このような従来の半導体製造エリアのフリーアクセスフロアのパネル用支柱3とパネル用台座4からなる支持装置5は、そのパネル用台座4をパネル四隅の形成した凹所8にて支持し、フロアパネル2aに形成した凹所8に突起9を嵌め込み、パネル用台座4に設けた横ネジ11にて固定されている。
しかし、大地震時には半導体製造装置に転倒力が働くことがあり、転倒力によってフロアパネル2aが上方に引っ張られ、パネル用台座4に引抜力が作用する。フロアパネル2aと半導体製造装置は、図示しない固定用金物を介して固定されているため一体化しており、大地震時にはフロアパネル2aが半導体製造装置とともにパネル用支柱3から引き抜かれることになる。
現状のパネル用台座4は、引抜力への考慮がされておらず、パネル用支柱3のネジ部3aにかぶせ、パネル天端レベル調整後、横ネジ11で軽く回転しないように、およそ2.0N・mで留められているだけである。したがって、フロアパネル2aに引抜力が作用すると、パネル用支柱3からパネル用台座4が抜けてしまう可能性が高いものとなっている。
これに対応するため、フリーアクセスフロアでは、次のようなものが知られている。
(1)パネル用台座の内部にネジが切ってあり、パネル用支柱のネジとネジ結合することで引抜耐力を得る。
(2)図9に示すように、パネル用支柱3に固定した特殊プレート12とパネル2aを、ネジ軸13をもってネジ固定し、引抜耐力を得る。
しかしながら、(1)に対しては、台座を90度の回転で調整することになり、パネル天端レベルが出しづらくなり、かつ台座のネジ加工費がコストアップとなる。(2)に対しては、特殊プレートを追加するため大きくコストアップする。
また、特許文献1に記載のように、パネル用台座4とフロアパネル2aをネジ軸で固定するタイプも知られているが、このような方法では同様にパネル用台座4が引き抜かれてしまう。
特開2004−92132号公報
本考案は、耐震性を考慮していないパネル用台座とパネル支柱との引抜耐力が極めて小さいという問題点をローコストで解決しようとするものである。すなわち、図9に示すパネル用支柱とパネル用台座に取り付けた特殊プレート12を介してネジ軸13により連結するような複雑な付加構造とすることがなく、しかも従来の簡易な方法で装着でき、これを低コストで実現できる構造を採用することができるフリーアクセスフロアパネル用台座およびこれを用いた支持装置を提供することを目的とする。
本考案に係るパネル用台座およびこれを用いた支持装置は、次のように構成されている。
まず、本考案のパネル用台座は、下部フロアに立設されたパネル用支柱の上部に装着され、上部フロアを支えるパネル用台座であって、パネル用支柱の先端に挿入可能な装着筒部に設けた横ネジ穴を上下2か所設け、2つの横ネジによるパネル用支柱に対する締付けを可能としたものである。
この場合において、前記横ネジ穴に装着される横ネジによる締付け力のトルク管理(構成部材に適した4.0N・m)をしていることを特徴としている。
また、本考案に係るフリーアクセスフロアパネル用台座を用いた支持装置は、下部フロアと上部フロアとの間でパネル用支柱とこれに装着されるフリーアクセスフロアパネル用台座とからなる支持装置であって、前記パネル用支柱の突端に装着される前記フリーアクセスフロアパネル用台座の装着筒部に回り止め用の横ネジ穴と、この横ネジ穴に螺着される横ネジとの組み合わせを少なくとも2か所設け、前記横ネジのトルク管理をなすことを特徴としている。
本考案では、単に横ネジ穴を付加的に形成し、これに螺合する横ネジを付加するだけで効果を発揮し、更に、そのトルク管理を行うだけで十分な引抜耐力を得ることができる。すなわち、パネル用台座についている横ネジをトルク管理して締めるとともに、台座には通常、横ネジは1本しかないが、もう1本追加し2本としている。これによれば、パネル用台座の固定方法をローコストで改良し、パネル用台座の引抜強度を向上させることができる。このように、従来のパネル用台座に比べ、引抜耐力が向上し、ローコストで引抜耐力を向上させることができる。
実施形態にかかるパネル用台座の下方から見た斜視図である。 実施形態にかかるパネル用台座の上方ら見た斜視図である。 同台座の平面図である。 同台座の断面図である。 実施形態にかかるパネル用台座を取付けたフロアパネルの支持装置の部分破損状態の斜視図である。 従来の下部フロアと上部フロア間を支承する支持装置の正面である。 従来のパネル用台座の下方から見た斜視図である。 従来のパネル用台座の上方から見た斜視図である。 他の従来例に係るフロアパネルの支持装置である。
以下に本考案に係るフリーアクセスフロアのパネル用台座およびこれを用いた支持装置の具体的実施形態を、図面を参照して、詳細に説明する。
この実施形態に係るフリーアクセスフロアパネル用台座(以下パネル用台座)20は、図1〜図2に示しているように、パネル用支柱3(図6参照)の先端ネジ部3aを挿入する装着筒部22と、この装着筒部22の一端に設けられてフロアパネル2a(図6参照)を支持する座板24とを設けた構造を有している。
座板24の上面にはフロアパネル2a(図6参照)の下面隅部に形成した凹所に嵌る突起26を4か所設け、フロアパネル2a同士の十字形状の突合せ部にて、4枚のフロアパネル2aを支える構造となっている。また、座板24の下面部には4辺それぞれに補強用ブラケット28が設けられ、強度を増している。
一方、装着筒部22は中空の円筒形状とされ、パネル用台座20が支柱3の上部で回転しないように、装着筒部22の側面に形成された横ネジ穴30に横ネジ32を取付け、横ネジ32の締め込みによりパネル用台座4はパネル用支柱3の所定高さで止まって回転止めが行われるようになっている。この実施形態では、当該横ネジ穴30は上下の異なる位置に2か所設けられ、それぞれに横ネジ32が螺着できるようになっている。また、横ネジ穴30を形成するために装着筒部22の外側面部に厚肉部34が軸芯方向に沿って形成され、十分な締付けトクルが出せるように配慮されている。
このようなパネル用台座20は、パネル用支柱3に取り付けられて支持装置36を構成している。図5にこの様子を示す。パネル用台座20は、装着筒部22の開口側をパネル用支柱3の先端ネジ部3aを差し込み、2段となっている横ネジ穴30に横ネジ32を装着し、軽く回転しないように留めておく。先端ネジ部3aには、予めナット38が螺着されており、このナット38には止めネジ40が付けられ、この止めネジ40にて回り止めを行っている。
このような支持装置36では、フロアパネル2aの4枚の突合せ部に位置するよう、各フロアパネル2aの凹所8(図6参照)に座板24の突起26を嵌合する。そして、パネル天端レベル調整後、ナット38をパネル用台座20の下縁を支えるような高さに設定する。ここでナット38に付帯する止めネジ40を回してパネル用台座20のレベルを合わせる。そして、パネル用台座20の2連の横ネジ32、32をそれぞれの横ネジ穴30に向けて螺進し、一定のトルク値となるように、例えば、構成部材に適した4.0N・mでトルク管理をしておく。
このように、通常は管理対象としていない横ネジ32のトルク管理を行うことで、パネル用台座20のパネル用支柱3からの引抜強度が高くなる。そして、実験によれば、パネル用台座20の横ネジ32の本数を通常の1本から2本に増やしたことにより、1本の時よりも更にパネル用台座20の引抜強度が高くなった。横ネジ32の追加とトルク管理のみで大幅なコスト増とならずに引抜強度が高められる点が優れた改良点である。
本実施形態に係るパネル用台座20とこれを用いた支持装置36により、パネル用台座20がパネル用支柱3から引き抜かれる前に、改良台座自体が破断することが確認された(図5及び下表参照)。
アルミ台座を1として、ねじ1本トルク管理は約3倍、ねじ2本トルク管理は約9倍 という結果が得られた。
Figure 0003205150
なお、本実施形態では、座板24に突起26をつけた構造について説明したが、この突起26は必ずしも必要ではない。
1……下部フロア、2……上部フロア、2a……フロアパネル、3……パネル用支柱、4……(フリーアクセスフロア)パネル用台座、5……支持装置、6……装着筒部、7……座板、8……凹所、9……突起、10……横ネジ穴、11……横ネジ、12……特殊プレート、13……ネジ軸、20……パネル用台座、22……装着筒部、24……座板、26……突起、28……ブラケット、30……横ネジ穴、32……横ネジ、34……厚肉部、36……支持装置、38……ナット、40……止めネジ。

Claims (3)

  1. 下部フロアに立設されたパネル用支柱の上部に装着され、上部フロアを支えるフリーアクセスフロアパネル用台座であって、
    パネル用支柱の先端に挿入可能な装着筒部に設けた横ネジ穴を上下2か所設け、2つの横ネジによるパネル用支柱の締付けを可能としたことを特徴とするフリーアクセスフロアパネル用台座。
  2. 前記横ネジ穴に装着される横ネジによる締付け力のトルク管理をしていることを特徴としている請求項1に記載のフリーアクセスフロアパネル用台座。
  3. 下部フロアと上部フロアとの間でパネル用支柱とこれに装着されるフリーアクセスフロアパネル用台座とからなる支持装置であって、
    前記パネル用支柱の突端に装着される前記フリーアクセスフロアパネル用台座の装着筒部に回り止め用の横ネジ穴と、この横ネジ穴に螺着される横ネジとの組み合わせを少なくとも2か所設け、前記横ネジのトルク管理をなすことを特徴とする支持装置。
JP2016001893U 2016-04-25 2016-04-25 フリーアクセスフロアパネル用台座およびこれを用いた支持装置 Active JP3205150U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210155947A (ko) * 2020-06-17 2021-12-24 주식회사 해광 이중 마루용 레벨링 포스트 및 이를 포함하는 이중 마루 설치 구조

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