JP2006280810A - 陳列棚装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 この発明は、美観が良く、棚板の脱落の虞がない陳列棚装置を提供する。
【解決手段】 この発明は、両側に設けられた支柱1にブラケット2を取り付け、両ブラケット2、2で棚板3を支持する陳列棚装置において、ブラケット2に棚板3の端面部に対して斜め上方向に伸びる係止部20を設け、棚板3の端面に係止部20に対応し、斜め上方向に伸びる挿入溝を有する挿入口30が設けられ、棚板3の挿入溝にブラケット2の係止部20を挿入させて係合し、棚板3にブラケット2を取り付ける。
【選択図】 図2
【解決手段】 この発明は、両側に設けられた支柱1にブラケット2を取り付け、両ブラケット2、2で棚板3を支持する陳列棚装置において、ブラケット2に棚板3の端面部に対して斜め上方向に伸びる係止部20を設け、棚板3の端面に係止部20に対応し、斜め上方向に伸びる挿入溝を有する挿入口30が設けられ、棚板3の挿入溝にブラケット2の係止部20を挿入させて係合し、棚板3にブラケット2を取り付ける。
【選択図】 図2
Description
この発明は、陳列棚装置に係り、更に詳しくは、ブラケットを介して支柱に棚板を取り付けた陳列棚装置に関するものである。
従来、陳列棚装置において、両側に設けた支柱にブラケットを取り付け、このブラケットに棚板をビス等を用いて支持するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図14及び図15に、棚板として木材等を用いた従来の陳列棚装置を示す。図14は、棚板とブラケットの取り付け部分を示す斜視図、図15は同断面図である。図15に示すように、適当な間隔を置いて設置された支柱(チャネル型サポート)1に設けられた係止穴11にブラケット200の係止フックが挿入され、両者は固定される。ブラケット200は、棚板300を載置するようにL字状に形成されている。そして、このL字型の載置部分に無垢板や合板で形成された棚板300を載置し、下方部からビス201を用いて両者を固定している。
上記した取り付け方法では、ビス等による締め付け作業が必要となり、作業性が良くない。また、取り付け用のビス201が外部に露出するため、棚板の下方向からの美観も良くない。
図16及び図17に、棚板として木材等を用いた従来の他の陳列棚装置を示す。図16は、棚板とブラケットの取り付け部分を示す斜視図、図17は同断面図である。図16、図17に示すものは、ブラケット210の側方部に、ねじ穴を設け、側方からビス210により、ブラケット210と棚板300とを固定している。
この図16、図17に示した構造のものも上記のものと同様に、ビス等による締め付け作業が必要となり、作業性が良くない。また、取り付け用のビス210が外部に露出するため、側方の美観が良くない。
そこで、ビス等を用いずに、棚板とブラケットを固定する方法を図18及び図19に示す。図18は、棚板とブラケットの取り付け部分を示す斜視図、図19は同断面図である。この図18及び図19に示すものは、ブラケット220に棚板側へ延出する棚板方向と平行な挿入片221が形成されている。そして、棚板310には、挿入片221に対応して挿入溝311が設けられている。
棚板310の挿入溝311にブラケット220の挿入片221を差し込むことによって、両者を固定することができる。
この方法によれば、外部から取り付け用のビスなどが見えず、美観に優れた陳列棚が提供できる。
特開2002−345609号公報
しかしながら、図18及び図19に示したものにおいては、棚板310両側にブラケット220を取り付け、支柱1にブラケット220を取り付けた状態においてもブラケット220の横揺れは規制することはできない。すなわち、ブラケット220と棚板310とは、両者を挿入しているだけであるので、左右方向に対して自由に移動が可能である。このため、ブラケット220が横揺れした際に、ブラケット220の挿入片221が挿入溝311から外れ、棚板310が落下する虞がある。
この発明は、上記の事情に鑑みなされたものにして、美観が良く、棚板の脱落の虞がない陳列棚装置を提供することを目的とする。
この発明は、両側に設けられた支柱にブラケットを取り付け、両ブラケットで棚板を支持する陳列棚装置において、前記ブラケットに棚板の端面部に対して斜め上方向に伸びる係止部を設け、前記棚板の端面に前記係止部に対応し、斜め上方向に伸びる挿入溝が設けられ、前記棚板の挿入溝に前記ブラケットの係止部を挿入させて係合し、前記棚板にブラケットを取り付けることを特徴とする。
また、この発明は、前記ブラケットの後端部に設けた係止フックと、前記支柱に設けられた前記係止フックと係合する係合穴と、を備え、前記棚板を係合したブラケットの係止フックを前記支柱の係合穴に係止し、前記支柱に棚板を取り付けることを特徴とする。
上記した構成によれば、棚板とブラケットとの取り付けを容易にして且つビス等を用いず棚板をブラケットに固定できるので、美観が良くなる。更に、ブラケットを支柱に係合した後は、ブラケットの横揺れが抑制され、棚板の脱落が防止できる。
この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付し、説明の重複を避けるためにその説明は繰返さない。
図1は、この発明の陳列棚装置を示す斜視図である。図1で示すように、棚板3の間隔に対応した幅で支柱1、1が設けられている。支柱1には、ブラケット2の係止フックが挿入される多数の係止穴11が上下等間隔に設けられている。ラワン材などの無垢材、合板、MDF、パーティクルボード、フラッシュ合板などからなる棚板3の両端にブラケット2が取り付けられ、このブラケット2、2の係止フックを所定の係合穴11に係合させて、支柱1、1に棚板3が固定される。
この発明は、棚板3とブラケット2との取り付けを容易にして且つ美観が良く、更に、ブラケット2を支柱1に係合した後は、ブラケット2の横揺れを防止できるようにしたものである。
図2は、この発明の実施例における棚板とブラケットの取り付け部分を示す斜視図、図3は同断面図である。図4は、この発明の実施例に用いられる棚板の一実施例を示し、棚板のブラケット取り付け側の側面図、図5は、図4のA−A線断面図である。図6ないし図8は、この発明に用いられるブラケットの一実施例を示し、図6は側面図、図7は上面図、図8は正面図である。
図6ないし図8に示すように、この発明の実施例に用いられるブラケット2は、後端部に上下2個以上、この実施例では3個の倒L字型に垂れ下がる係止フック22が形成されている。この係止フック22、22間は、支柱1に設けられた係止穴11、11の間隔と等しく形成されている。そして、このブラケット2の側面には、棚板3に挿入される係止部20が設けられている。この係止部20は、棚板3内に挿入される挿入部20aと基部20bとからなる。そして、基部20bと挿入部20aとの間は、例えば45度の角度で挿入部20aが斜め上方に折り曲げられている。そして、基部20bがブラケット2の側面に固定されている。この結果、ブラケット2の本体に対して、斜め45度上方に挿入部20aが延出して形成されることになる。なお、ブラケット2の本体に対する挿入部20aの角度は、45度に限らず、斜め上方向に向いていればよい。
図4及び図5に示すように、棚板3の側面には、ブラケット2の係止部20に対応した挿入口30が設けられている。挿入口30はブラケット2の基部20bに対応する開口部30bとこの開口部30bから45度の角度でもって上側に穿たられた係止溝部30aとを有する。
図2、図3に示すように、ブラケット2の係止部20を棚板3の挿入口30に臨ませ、係止部20の挿入部20aを係止溝部30aに挿入し、棚板3を下方向に移動させると、棚板3の挿入口30の開口部30bと係止溝部30aにブラケット2の基部20bと挿入部20aがそれぞれ対応して取り付けられる。
棚板2の両側端部にそれぞれブラケット2を挿入して取り付け、ブラケット2、2を支柱1の係止穴11に係合させることにより、ブラケット2、2を介して、棚板3が支柱1,1間に取り付けられる。
このように、棚板3とブラケット2、2とを用いて支柱1、1に取り付けることにより、棚板3とブラケット2、2とは斜め上方向に、例えば、45度の角度を有して挿入部20aと挿入溝30aとが係合しているので、両者の横方向の移動は抑制され、ブラケット2の横揺れが防止できる。この結果、棚板3が脱落する虞はない。また、棚板3とブラケット2間の取り付けは、ねじ等を必要とせず固定できるので、美観を損ねることもない。更に、棚板3をブラケット2の上方から下に押し込むようにして、両者を固定できるので、取り付けの作業性も良好である。
次に、この発明の他の実施形態を図9ないし図13に従い説明する。図9は、この発明に用いられる棚板の他の実施例を示し、棚板のブラケット取り付け側の側面図、図10は、図3のA−A線断面図である。図11ないし図13は、この発明に用いられるブラケットの他の実施例を示し、図11は側面図、図12は上面図、図13は正面図である。
図11ないし図13に示すように、この発明の他の実施例に用いられるブラケット2は、前記第1の実施例と同じく後端部に3個の倒L字型に垂れ下がる係止フック22が形成されている。この係止フック22、22間は、支柱1に設けられた係止穴11、11の間隔と等しく形成されている。そして、このブラケット2の側面には、棚板3に挿入される係止部25が設けられている。この係止部25は、棚板3内に挿入される挿入部25aと挿入部25aから下方向に伸びる基部25bとからなる。
基部25bと挿入部25aとの間は、例えば、45度の角度で、基部25aから上方向に延びるように挿入部25aが斜め上方に折り曲げ形成されている。そして、基部25bがブラケット2の側面に固定されている。この結果、ブラケット2の本体に対して、斜め45度上方に挿入部25aが延出して形成されることになる。
図9及び図10に示すように、棚板3の側面には、ブラケット2の係止部20に対応した挿入口30が設けられている。挿入口30はブラケット2の基部25bに対応する開口部35bとこの開口部35bから45度の角度でもって上側に穿たられた係止溝部35aとを有する。
ブラケット2の係止部25を棚板3の挿入口35に臨ませ、係止部25の挿入部25aを係止溝部35aに挿入し、棚板3を下方向に移動させると、棚板3の挿入口35の開口部35bと係止溝部35aにブラケット2の基部25bと挿入部25aがそれぞれ対応して取り付けられる。
棚板2の両側端部にそれぞれブラケット2を挿入して取り付け、ブラケット2、2を支柱1の係止穴11に係合させることにより、ブラケット2、2を介して、棚板3が支柱1、1間に取り付けられる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、店舗などの陳列棚に用いられる。
1 支柱
2 ブラケット
3 棚板
20 係止部
20a 挿入部
20b 基部
30 挿入口
30a 係止溝部
30b 開口部
2 ブラケット
3 棚板
20 係止部
20a 挿入部
20b 基部
30 挿入口
30a 係止溝部
30b 開口部
Claims (2)
- 両側に設けられた支柱にブラケットを取り付け、両ブラケットで棚板を支持する陳列棚装置において、前記ブラケットに棚板の端面部に対して斜め上方向に伸びる係止部を設け、前記棚板の端面に前記係止部に対応し、斜め上方向に伸びる挿入溝が設けられ、前記棚板の挿入溝に前記ブラケットの係止部を挿入させて係合し、前記棚板にブラケットを取り付けることを特徴とする陳列棚装置。
- 前記ブラケットの後端部に設けた係止フックと、前記支柱に設けられた前記係止フックと係合する係合穴と、を備え、前記棚板を係合したブラケットの係止フックを前記支柱の係合穴に係止し、前記支柱に棚板を取り付けることを特徴とする請求項1に記載の陳列棚装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005108053A JP2006280810A (ja) | 2005-04-04 | 2005-04-04 | 陳列棚装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005108053A JP2006280810A (ja) | 2005-04-04 | 2005-04-04 | 陳列棚装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006280810A true JP2006280810A (ja) | 2006-10-19 |
Family
ID=37403312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005108053A Pending JP2006280810A (ja) | 2005-04-04 | 2005-04-04 | 陳列棚装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006280810A (ja) |
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2005
- 2005-04-04 JP JP2005108053A patent/JP2006280810A/ja active Pending
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