JP2005250284A - ステージ装置及びこのステージ装置を利用したカメラの手振れ補正装置 - Google Patents

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JP2005250284A JP2004062897A JP2004062897A JP2005250284A JP 2005250284 A JP2005250284 A JP 2005250284A JP 2004062897 A JP2004062897 A JP 2004062897A JP 2004062897 A JP2004062897 A JP 2004062897A JP 2005250284 A JP2005250284 A JP 2005250284A
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Abstract

【課題】 構造が簡単であり、製造コストが低く、電気基板に直交する方向の寸法を小さくできるステージ装置及びこのステージ装置を利用したカメラの手振れ補正装置を提供する。
【解決手段】 互いに平行をなす固定支持基板及び電気基板と、該電気基板を上記固定支持基板に対して、該電気基板の属する平面内において、互いに直交するX方向とY方向とに移動可能に案内する案内機構と、上記電気基板を上記固定支持基板に対して、上記X方向と上記Y方向に相対移動させる電磁式のX方向駆動装置及びY方向駆動装置と、を備え、該X方向駆動装置と該Y方向駆動装置がそれぞれ、電流が流れる駆動用コイルと、該駆動用コイルに磁力を及ぼして、該駆動用コイルをそれぞれの駆動方向に直線的に相対移動させる磁力発生装置と、を具備するステージ装置において、上記駆動用コイルを、巻線が上記電気基板と平行をなす平面内に位置する平面コイルとし、上記固定支持基板と上記電気基板の一方に、上記駆動用コイルを設け、他方に上記磁力発生装置を設けたことを特徴とするステージ装置。
【選択図】 図11

Description

本発明は、電気基板を直交する2方向に直線移動させるステージ装置、及びこのステージ装置を利用したカメラの手振れ補正装置に関する。
電気基板を一平面内において直交する2方向に直線移動可能としたステージ装置の従来技術としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。
このステージ装置はカメラ(デジタルカメラ)の手振れ補正装置として利用されており、撮像素子を搭載した電気基板と、この電気基板が、電気基板と平行で互いに直交する二方向(この二方向をX方向、Y方向と呼ぶ)に直線的に移動するように案内する案内機構と、電気基板にX方向とY方向の直線的な駆動力を付与する駆動装置とを具備している。
上記の案内機構は、カメラボディに固定された固定部材に対してX方向に移動可能なX方向案内機構と、X方向案内機構にY方向に相対移動可能に支持され、かつ電気基板を支持するY方向案内機構とからなる。
また、駆動装置は、固定部材とX方向案内機構の間に設けられた、X方向案内機構にX方向の駆動力を付与するX方向駆動装置と、X方向案内機構とY方向案内機構の間に設けられた、Y方向案内機構にY方向の駆動力を付与するY方向駆動装置と、からなっている。
これらX方向駆動装置とY方向駆動装置は、電磁式の駆動装置である。具体的には、X方向駆動装置は、固定部材側に固定されたX方向用磁力発生装置と、X方向案内機構側に設けられた、光軸方向を向く平面状のX方向駆動用コイルとを具備している。X方向駆動用コイルに電流を流すと、この電流とX方向用磁力発生装置で発生した磁力とにより、X方向駆動用コイルにX方向の駆動力が働き、X方向案内機構がX方向に移動する。この駆動力は、X方向駆動用コイルに流れる電流の向きを変えることにより、その方向が逆転する。
Y方向駆動装置も、X方向案内機構側に設けられたY方向用磁力発生装置と、Y方向案内機構側に設けられた、光軸方向を向く平面状のY方向駆動用コイルとを具備している。Y方向駆動用コイルに電流を流すと、この電流とY方向用磁力発生装置で発生した磁力とにより、Y方向駆動用コイルにY方向の駆動力が働き、Y方向案内機構がX方向案内機構に対してY方向に移動する。この駆動力も、Y方向駆動用コイルに流れる電流の向きを変えることにより、その方向が逆転する。
さらに、この手振れ補正装置は、カメラに生じた手振れを検出するセンサと、センサが検出した手振れ量に応じて、X方向駆動装置とY方向駆動装置のコイルに所定の電流を流す制御回路とを備えている。
このような構成からなる手振れ補正装置は、カメラの手振れが生じると、センサがこれを検出し、検出した手振れの方向及び手振れ量に応じて、X方向駆動用コイルとY方向駆動用コイルに、方向と大きさを調整しながら電流を流す。両コイルに電流が流れると、X方向案内機構とY方向案内機構がそれぞれX方向とY方向に直線的に往復移動し、上記手振れを補正する。
特開平6−46314号公報
しかし、この手振れ補正装置は、X方向駆動用コイルとY方向駆動用コイルをそれぞれ異なる部材に設け、さらに、X方向用磁力発生装置とY方向用磁力発生装置もそれぞれ異なる部材に設けているので、構造が複雑であり、製造コストが高かった。
さらに、X方向駆動用コイルとY方向駆動用コイルは、光軸と平行な方向を向いている。このため、大きな駆動力を得るために各コイルを光軸方向に長くすると、X方向駆動装置とY方向駆動装置が光軸方向に大型化してしまい、結果的に、デジタルカメラが光軸方向に大型化してしまう。
本発明の目的は、構造が簡単であり、製造コストが低く、電気基板に直交する方向の寸法を小さくできるステージ装置及びこのステージ装置を利用したカメラの手振れ補正装置を提供することにある。
本発明のステージ装置は、互いに平行をなす固定支持基板及び電気基板と、該電気基板を上記固定支持基板に対して、該電気基板の属する平面内において、互いに直交するX方向とY方向とに移動可能に案内する案内機構と、上記電気基板を上記固定支持基板に対して、上記X方向と上記Y方向に相対移動させる電磁式のX方向駆動装置及びY方向駆動装置と、を備え、該X方向駆動装置と該Y方向駆動装置がそれぞれ、電流が流れる駆動用コイルと、該駆動用コイルに磁力を及ぼして、該駆動用コイルをそれぞれの駆動方向に直線的に相対移動させる磁力発生装置と、を具備するステージ装置において、上記駆動用コイルを、巻線が上記電気基板と平行をなす平面内に位置する平面コイルとし、上記固定支持基板と上記電気基板の一方に、上記駆動用コイルを設け、他方に上記磁力発生装置を設けたことを特徴としている。このように、X方向駆動用コイルとY方向駆動用コイルを共に、固定支持基板と電気基板の一方に設け、X方向用磁力発生装置とY方向用磁力発生装置を共に他方に設けると、構造が簡単となるさらに、ステージ装置の電気基板に直交する方向の寸法を小さくすることが可能となる。
上記駆動用コイルを上記電気基板に設ければ、駆動用コイルを電気基板の導線に接続できるので、駆動用コイルに給電するための配線を改めて施す必要がなくなる。
駆動用コイルは、上記電気基板にプリントするのが実際的である。
駆動用コイルを電気基板側に設ける場合は、上記電気基板に突出舌片を形成し、この突出舌片に搭載するのが実際的である
上記磁力発生装置は、磁石と、該磁石によって磁化され、該磁石との間で磁力線を形成する、上記コイルを囲む断面コ字形のヨークと、を具備する構成とするのが実際的である。
X方向駆動装置とY方向駆動装置から電気基板への駆動力の伝達効率を考慮すれば、上記X方向駆動装置とY方向駆動装置の上記駆動用コイルを上記電気基板に設け、上記電気基板に直交する方向から視たときに、上記X方向駆動装置の駆動用コイルの中心を上記X方向に通るX方向直線と、上記Y方向駆動装置の駆動用コイルの中心を上記Y方向に通るY方向直線が、上記電気基板の重心または該重心近傍と重合させるのが好ましい。
このステージ装置はカメラの手振れ補正装置として利用できる。具体的には、上記ステージ装置を内蔵するカメラと、上記電気基板と一体となって移動する、前面に結像面を有する撮像素子と、上記カメラの振動を検出する振動検出センサと、該振動検出センサが検出した振動情報に基づいて、上記駆動用コイルに、手振れを補正するように電流を流す制御手段と、を備えることにより手振れ補正装置が得られる。
また、カメラの手振れ補正装置は、上記ステージ装置を内蔵するカメラと、上記電気基板と一体となって移動する、手振れを補正するための補正レンズと、上記カメラの振動を検出する振動検出センサと、該振動検出センサが検出した振動情報に基づいて、上記駆動用コイルに、手振れを補正するように電流を流す制御手段と、を備えることにより得られる。
本発明によると、構造が簡単で、製造コストが低い、ステージ装置及びこのステージ装置を利用したカメラの手振れ補正装置が得られる。さらに、駆動用コイルを電気基板と平行な平面コイルとしたので、ステージ装置とカメラの手振れ補正装置の電気基板に直交する方向の寸法を小さくできる。
以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施形態について説明する。
図1に示すように、デジタルカメラ(カメラ)1内には、複数のレンズL1、L2、L3からなる光学系が配設されており、レンズL3の後方にはCCD(撮像素子)3が配設されている。上記カメラ光学系の光軸Oに対して直交するCCD3の撮像面3aの位置は、該カメラ光学系の結像位置と一致しており、デジタルカメラ1に内蔵された手振れ補正装置5に固定されている。
手振れ補正装置5は、図2〜図13に示すように、以下のような構造となっている。
図2、図6、及び図9に示すように、後方から視たときに方形をなし、その中央部に方形の収容孔10aが穿設された固定支持基板10は、図示を省略した固定手段によりデジタルカメラ1のボディ内に、光軸Oに対して直交し、かつ、光軸Oが収容孔10aの中心に位置するように固定されている。固定支持基板10の後面の左側部には、合成樹脂等の弾性材料からなる2個の同形状のY方向案内部11が、図2の矢線Yで示したY方向(上下方向)に並べて突設されており、両Y方向案内部11を、Y方向案内溝12がY方向に直線的に貫通している。図7に示すように、Y方向案内溝12は、断面視円形の案内部12aと、案内部12aと外部とを連通する開口部12bとからなる。上下のY方向案内部11に設けられた案内部12aは互いに同心をなしており、開口部12bの外側の開口幅(L1)は案内部12aとの連通部の開口幅(L2)より大きい。
固定支持基板10の後面の右側部には、2個の自由端支持部13がY方向に並べて突設されている。両自由端支持部13には、自由端支持部13を、図2の矢印Xで示すX方向(左右方向)に貫通し、かつ、Y方向に長いY方向長孔14がそれぞれ穿設されている。
図2、図6、及び図9に示すように、後方から視たときに逆コ字形をなすY方向移動部材20は、断面形状が円形をなす金属棒を曲折して成形したものである。このY方向移動部材20は、Y方向に延在するY方向棒状部21と、Y方向棒状部21の上下両端から図2、図6、及び図9の右側に向かって延出するX方向棒状部22、23とを具備している。X方向棒状部22、23の断面径は、Y方向長孔14の前後方向寸法と略同一である。
CCD3は、後方から視たときに方形をなすベース板30の前面に固定されており、図12に示すように、ベース板30の前面には中空のカバー部材31が、CCD3を囲むように固着されている。このカバー部材31の前面には正面視方形の採光孔31aが穿設されており(図12参照)、正面から視たときに、この採光孔31aを通してCCD3の撮像面3aが完全に露出するようにしている。さらに、カバー部材31の内部空間には透光性材料からなるローパスフィルタ32が、カバー部材31の前部の内周面に当接する状態で配設されており、CCD3の前面の撮像面3aの周囲とローパスフィルタ32の間には、撮像面3aの周縁部に接触する正面視方形環状の押さえ部材33が設けられている。
カバー部材31の上端部には、左右一対のX方向案内部34が突設されており、下端部には支持部35が突設されている。両X方向案内部34には、X方向案内部34をX方向に貫通する、断面形状がX方向棒状部22と略同一のX方向案内孔34aが設けられている。一方、支持部35には、支持部35をX方向に貫通する支持用溝35aが設けられている。この支持用溝35aは、図8に示すように、その下端が開口しており、そのY方向長はX方向棒状部23の断面径より長く、その前後方向幅はX方向棒状部23と略同一である。
図11及び図12に示すように、ベース板30の後面には電気基板36が固着されている。この電気基板36には図示を省略した導線が多数形成されており、この導線にCCD3が電気的に接続されている。電気基板36には2つの突出舌片36a、36bが形成されており、これらの突出舌片36a、36bの後面にはそれぞれ、電気基板36と平行な平面状のX方向駆動用コイル(駆動用コイル)CXとY方向駆動用コイル(駆動用コイル)CYが、プリントにより形成されている。
図13に示すように、X方向駆動用コイルCXは、各辺が直線状をなす渦巻き状をなしており、右辺CX1と、左辺CX2と、上辺CX3と、下辺CX4とからなっている。
図14に示すように、Y方向駆動用コイルCYも各辺が直線状をなす渦巻き状をなしており、右辺CY1と、左辺CY2と、上辺CY3と、下辺CX4とからなっている。X方向駆動用コイルCXとY方向駆動用コイルCYは、便宜上電気線を数回巻いたものとして図示しているが、実際は数十回巻かれている。
X方向駆動用コイルCXとY方向駆動用コイルCYの両端はそれぞれ、電気基板36の上記導線に接続されている。さらに、図13に示すように、後方から視たときに、X方向駆動用コイルCXの中心を通るX方向の直線であるX方向直線LXは、電気基板36、ベース板30、カバー部材31、ローパスフィルタ32、押さえ部材33、及びCCD3からなるX方向移動体の重心Gと重合する。一方、Y方向駆動用コイルCYの中心を通るY方向の直線であるY方向直線LYは、図11の非作動状態において、このX方向移動体にY方向移動部材20を加えたY方向移動体の重心(重心Gから僅かにずれている)と重合する。
固定支持基板10の後面の2カ所には金属等の磁性体からなる断面視コ字形のヨークYX、YYが固着されており、各ヨークYX、YYの内面には磁石MX、MYが設けられている。ヨークYXの磁石MXは、N極とS極がX方向に並んでおり、ヨークYYの磁石MYは、N極とS極がY方向に並んでいる。
図12に示すように、ヨークYYの先端部は磁石MYと対向しており、両者の間に磁気回路が形成されている。
図示は省略してあるが、同様に、ヨークYXの先端部は磁石MXと磁気回路を形成している。
カバー部材31を収容孔10a内に位置させ、かつ、各突出舌片36a、36bを両ヨークYX、YYの内部にそれぞれ位置させた状態で、図2、図6、図9及び図11の左側からY方向移動部材20をカバー部材31に接近させ、X方向棒状部22を両X方向案内部34のX方向案内孔34aに貫通させるとともに、X方向棒状部23を支持用溝35aに貫通させると、電気基板36がY方向移動部材20に対してX方向に相対移動自在となる。
そして、図6に示すように、このようにベース板30、カバー部材31、両X方向案内部34、支持部35、及び電気基板36と一体となったY方向移動部材20を、図6の左側から右側に直線的に移動させ、その両X方向棒状部22、23の自由端を、両自由端支持部13のY方向長孔14に嵌合させ、かつ、Y方向棒状部21を開口部12bに嵌合させる。Y方向棒状部21が開口部12bに嵌合すると、Y方向棒状部21の断面径は、開口部12bの外側の開口幅(L1)より狭いが、内側の開口幅(L2)より広いので、開口部12bは拡開する方向に弾性変形する。Y方向棒状部21をさらに図6の右側に移動させると、Y方向棒状部21が案内部12aに抜け止めされた状態で嵌合し、開口部12bは元の形状に弾性復帰して、図11及び図12に示すように手振れ補正装置5が完成する。
このように、Y方向移動部材20を図2、図6、及び図9の左側から右側に直線的に移動させるだけで、Y方向移動部材20をY方向長孔14とY方向案内溝12へ簡単に取り付けることができる。また、Y方向移動部材20を、開口部12bを弾性変形させるだけの力で、図2、図6、及び図9の右側から左側に直線移動させることにより、Y方向移動部材20をY方向案内溝12とY方向長孔14から簡単に取り外すことができる。
上述したように、X方向棒状部22、23の断面径とY方向長孔14の前後方向寸法が同じなので、Y方向移動部材20のY方向棒状部21回りの回転は規制されており、この結果、Y方向移動部材20の中心軸は常に、X方向及びY方向と平行なXY仮想平面P(図4参照)上に位置する。さらに、図4に示すように、Y方向案内部11、自由端支持部13、ベース板30の各部材もXY仮想平面P上に位置している。
図11に示すように、デジタルカメラ1内には、バッテリBと、デジタルカメラ1の振動を検出する振動検出センサSと、該振動検出センサSが検出した振動情報に基づいて、バッテリBで発生した電力を、両コイルCX、CYに、その方向と大きさを変えながら流す制御回路(制御手段)Cとが設けられている。バッテリBと振動検出センサSはともに制御回路Cに電気的に接続されており、制御回路Cは電気基板36の上記導線に電気的に接続されている。
以上説明した手振れ補正装置5の構成部材の内、バッテリBと振動検出センサSと制御回路Cを除いた構成部材によりステージ装置が構成されている。
また、Y方向案内部11、自由端支持部13、Y方向移動部材20、カバー部材31、X方向案内部34、及び支持部35により案内機構が構成されている。
さらに、磁石MXとヨークYXによりX方向用磁力発生装置(磁力発生装置)が、磁石MYとヨークYYによりY方向用磁力発生装置(磁力発生装置)が構成されている。
次に、手振れ補正装置5の動作について説明する。
デジタルカメラ1によって撮影を行うと、各レンズL1〜L3を透過した光が、収容孔10aとローパスフィルタ32を通ってCCD3の撮像面3aに結像する。この際、デジタルカメラ1の手振れ補正スイッチ(不図示)をONにして撮影を行なうと、デジタルカメラ1に手振れ(像振れ)が生じなければ、振動センサSが振動を感知しないので、手振れ補正装置5は図2から図5、及び図11に示す非作動状態を維持する。一方、デジタルカメラ1に手振れが生じると、振動センサSがデジタルカメラ1の振動を検知し、この振動情報が制御回路Cに送られる。すると、以下に説明するように、制御回路Cが、バッテリBで発生した電流をX方向駆動用コイルCXとY方向駆動用コイルCYに、その大きさと方向を調整しながら流す。
カバー部材31(電気基板36)は、X方向駆動用コイルCXの右辺CX1が磁石MXのN極と、左辺CX2がS極と前後方向に重合関係を維持する範囲内でX方向に移動可能である。
図13に示す非作動状態で、例えばX方向駆動用コイルCXに図13に矢線で示す方向の電流が流れると、右辺CX1と左辺CX2にはX方向右向きの直線的な力FXが生じる。この力FXにより、X方向案内部34と支持部35がX方向棒状部22、23に沿って右側に移動するので、電気基板36も固定支持基板10に対して右側に相対移動する。なお、この際、上辺CX3と下辺CX4にも力が生じるが、これらの力は互いに打ち消し合うので、電気基板36には力を及ぼさない。
X方向駆動用コイルCXに図13の矢線と逆向きの電流を流すと、右辺CX1と左辺CX2にはX方向左向きの直線的な力が生じ、電気基板36はX方向棒状部22、23に沿って固定支持基板10に対して左側に相対移動する。
このように制御回路CがX方向駆動用コイルCXへ流す電流の向きを調整することにより、右辺CX1がN極と重合し左辺CX2がS極と重合し、かつ、カバー部材31が収容孔10aに当接しない範囲内で、電気基板36がX方向棒状部22、23に沿ってX方向(左右方向)に移動する。
さらに、バッテリBからX方向駆動用コイルCXへの給電を停止すると、その瞬間にX方向の動力が失われ、電気基板36は停止する。
また、X方向駆動用コイルCXに流れる電流の大きさと生じる力は比例するので、バッテリBからX方向駆動用コイルCXへ給電する電流を大きくすれば、X方向駆動用コイルCXに掛かる力は大きくなり、電流を小さくすればX方向駆動用コイルCXに掛かる力は小さくなる。
一方、カバー部材31(電気基板36)は、Y方向駆動用コイルCYの上辺CY3が磁石MYのN極と、下辺CY4がS極と前後方向に重合関係を維持する範囲内でY方向に移動可能である。
図5に示す非作動状態で、例えば、Y方向駆動用コイルCYに図14に矢線で示す方向の電流が流れると、上辺CY3と下辺CY4にはY方向上向きの直線的な力FYが生じる。この力FYにより、Y方向移動部材20がY方向案内溝12とY方向長孔14に沿って固定支持基板10に対して上向きに相対移動するので、電気基板36も上向きに相対移動する。なお、この際、右辺CY1と左辺CY2にも力が生じるが、これらの力は互いに打ち消し合うので、電気基板36には力を及ぼさない。
Y方向駆動用コイルCYに図14の矢線と逆向きの電流を流すと、上辺CY3と下辺CY4にはY方向下向きの直線的な力が生じ、電気基板36はY方向案内溝12とY方向長孔14に沿って固定支持基板10に対して下方に相対移動する。
このように制御回路CがY方向駆動用コイルCYへ流す電流の向きを調整することにより、上辺CY3がN極と重合し下辺CY4がS極と重合し、かつ、カバー部材31が収容孔10aに当接しない範囲内で、電気基板36がY方向案内溝12とY方向長孔14に沿ってY方向(上下方向)に移動する。
さらに、バッテリBからY方向駆動用コイルCYへの給電を停止すると、その瞬間にY方向の動力が失われ、電気基板36は停止する。
また、Y方向駆動用コイルCYに流れる電流の大きさと生じる力は比例するので、バッテリBからY方向駆動用コイルCYへ給電する電流を大きくすれば、Y方向駆動用コイルCYに掛かる力は大きくなり、電流を小さくすればY方向駆動用コイルCYに掛かる力は小さくなる。
このように、電気基板36のX方向とY方向への移動により、ベース板30に固定されたCCD3のXY方向位置が変化し、手振れ補正が行われる。
以上説明した本実施形態によれば、両コイルCX、CYを共に電気基板36に形成し、ヨークYX(及び磁石MX)とヨークYY(及び磁石MY)を共に固定支持基板10に設けたので、構造が簡単であり、製造コストを低くすることが可能となっている。
さらに、X方向駆動用コイルCXとY方向駆動用コイルCYを電気基板36に設けて、電気基板36に形成した導線を両コイルCX、CYに接続しているので、X方向駆動用コイルCXとY方向駆動用コイルCYに給電するための配線を新たに構築する必要が無いというメリットがある。
また、X方向駆動用コイルCXとY方向駆動用コイルCYが、電気基板36と平行な平面状なので、X方向駆動用コイルCX、Y方向駆動用コイルCYの巻き数を多くして大きな動力を得ようとすると、X方向駆動用コイルCXとY方向駆動用コイルCYはX方向とY方向に延びる。しかし、X方向駆動用コイルCとY方向駆動用コイルCYの巻き数を多くしても、X方向駆動用コイルCXとY方向駆動用コイルCYが光軸O方向には大きくならず、ヨークYX、YYも光軸O方向に大型化しないので、デジタルカメラ1が光軸O方向に大型化することはない。
さらに、X方向直線LXが、電気基板36、ベース板30、カバー部材31、ローパスフィルタ32、押さえ部材33、及びCCD3からなるX方向移動体の重心Gと前後方向に重合するので、X方向駆動用コイルCXに生じた力は電気基板36に効率よく伝達される。一方、Y方向直線LYは、非作動状態においてX方向移動体にY方向移動部材20を加えたY方向移動体の重心と前後方向に重合し、電気基板36のX方向への移動によりこの重心がX方向に僅かに移動した後も前後方向にほぼ重合するので、Y方向駆動用コイルCYに生じた力は電気基板36に効率よく伝達される。
上記実施形態では、電気基板36にCCD3を固定して、CCD3をX方向及びY方向に移動させることにより手振れ補正を行っているが、例えば、CCD3を固定支持基板10の後方に配設し、電気基板36に円形の取付孔(図示略)を穿設して、この取付孔に補正レンズ(図示略)を嵌合固定し、この補正レンズをレンズL1とレンズL2の間またはレンズL2とレンズL3の間に配置させてもよい。このような構造として補正レンズをX方向とY方向に直進移動させても、手振れ補正を行うことが可能である。さらに、このような補正レンズを用いた手振れ補正装置は、CCD3を省略することにより、銀塩カメラにも適用可能となる。
また、本実施形態では固定支持基板10側に両ヨークYX、YY(及び磁石MX、MY)を設け、電気基板36側に両コイルCX、CYを設けたが、固定支持基板10側に両コイルCX、CYを設けて、電気基板36側に両ヨークYX、YY(及び磁石MX、MY)を設けてもよい。
なお、Y方向移動部材20を構成するY方向棒状部21、及びX方向棒状部22、23は、それぞれ完全な直線状部材でなくてもよい。例えばY方向棒状部21は、Y方向への移動中に案内部12aに嵌合する部分のみがY方向を向く直線状であればよく、Y方向への移動中に案内部12aに嵌合しない部分は、例えば正面視曲線状であってもよい。
また、Y方向移動部材20の剛性が高く殆ど弾性変形しないのであれば、Y方向案内部11や自由端支持部13を一つとしてもよく、このようにしても電気基板36はX方向及びY方向に円滑に直線移動する。
以上は、本発明のステージ装置を手振れ補正装置5に利用した実施形態であるが、本発明のステージ装置の用途は手振れ補正装置5に限定されず、電気基板を、該電気基板と平行なX方向とY方向に移動させる様々な装置に利用可能である。
本発明の一実施形態である手振れ補正装置を内蔵したデジタルカメラの縦断側面図である。 手振れ補正装置の非作動状態を電気基板とヨークを省略して示す背面図である。 図2のIII矢線方向から見た手振れ補正装置のステージを省略した側面図である。 図2のIV矢線方向から見た手振れ補正装置の底面図である。 図2のV矢線方向から見た手振れ補正装置のステージを省略した側面図である。 手振れ補正装置の組み立て状態を、CCDと電気基板とヨークを省略して示す背面図である。 ステージ支持部材をY方向案内部の案内部に嵌合する状態を示す、図6のVII−VII線に沿う断面図である。 図2のVIII−VIII線に沿う断面図である。 手振れ補正装置の作動状態をCCDと電気基板とヨークを省略して示す背面図である。 図9のX矢線方向から見た手振れ補正装置のステージを省略した側面図である。 手振れ補正装置の非作動状態をヨークを破断して示す背面図である。 図11のXII−XII線に沿う断面図である。 X方向駆動装置を模式的に示す拡大図である。 Y方向駆動装置を模式的に示す拡大図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ(カメラ)
3 CCD(撮像素子)
3a 撮像面
5 手振れ補正装置
10 固定支持基板
10a 収容孔
11 Y方向案内部(案内機構)
12 Y方向案内溝
12a 案内部
12b 開口部
13 自由端支持部(案内機構)
14 Y方向長孔
20 Y方向移動部材(案内機構)
21 Y方向棒状部
22 23 X方向棒状部
30 ベース板(案内機構)
31 カバー部材
31a 採光孔
32 ローパルフィルター
33 押さえ部材
34 X方向案内部(案内機構)
34a X方向案内孔
35 支持部(案内機構)
35a 支持用溝
36 電気基板
36a 36b 突出舌片
B バッテリ
B1 B2 B3 B4 磁力線(磁束)
C 制御手段(制御回路)
CX X方向駆動用コイル(駆動用コイル)
CY Y方向駆動用コイル(駆動用コイル)
G X方向移動体の重心
LX X方向直線
LY Y方向直線
MX 磁石(磁力発生装置)
MY 磁石(磁力発生装置)
O 光軸
P XY仮想平面
S 振動検出センサ
X X方向
Y Y方向
YX ヨーク(磁力発生装置)
YY ヨーク(磁力発生装置)

Claims (8)

  1. 互いに平行をなす固定支持基板及び電気基板と、
    該電気基板を上記固定支持基板に対して、該電気基板の属する平面内において、互いに直交するX方向とY方向とに移動可能に案内する案内機構と、
    上記電気基板を上記固定支持基板に対して、上記X方向と上記Y方向に相対移動させる電磁式のX方向駆動装置及びY方向駆動装置と、を備え
    該X方向駆動装置と該Y方向駆動装置がそれぞれ、電流が流れる駆動用コイルと、該駆動用コイルに磁力を及ぼして、該駆動用コイルをそれぞれの駆動方向に直線的に相対移動させる磁力発生装置と、を具備するステージ装置において、
    上記駆動用コイルを、巻線が上記電気基板と平行をなす平面内に位置する平面コイルとし、
    上記固定支持基板と上記電気基板の一方に、上記駆動用コイルを設け、他方に上記磁力発生装置を設けたことを特徴とするステージ装置。
  2. 請求項1記載のステージ装置において、
    上記駆動用コイルを上記電気基板に設けたステージ装置。
  3. 請求項2記載のステージ装置において、
    上記駆動用コイルが、上記電気基板にプリントされているステージ装置。
  4. 請求項2または3記載のステージ装置において、
    上記駆動用コイルが、上記電気基板に形成した突出舌片に搭載されているステージ装置。
  5. 請求項2から4のいずれか1項記載のステージ装置において、
    磁力発生装置が、
    磁石と、
    該磁石によって磁化され、該磁石との間で磁力線を形成する、上記コイルを囲む断面コ字形のヨークと、
    を具備しているステージ装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項記載のステージ装置において、
    上記X方向駆動装置とY方向駆動装置の上記駆動用コイルを上記電気基板に設け、上記電気基板に直交する方向から視たときに、上記X方向駆動装置の駆動用コイルの中心を上記X方向に通るX方向直線と、上記Y方向駆動装置の駆動用コイルの中心を上記Y方向に通るY方向直線が、上記電気基板の重心または該重心近傍と重合しているステージ装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項記載のステージ装置を利用したカメラの手振れ補正装置であって、
    上記ステージ装置を内蔵するカメラと、
    上記電気基板と一体となって移動する、前面に結像面を有する撮像素子と、
    上記カメラの振動を検出する振動検出センサと、
    該振動検出センサが検出した振動情報に基づいて、上記駆動用コイルに、手振れを補正するように電流を流す制御手段と、
    を備えるステージ装置を利用したカメラの手振れ補正装置。
  8. 請求項1から6のいずれか1項記載のステージ装置を利用したカメラの手振れ補正装置であって、
    上記ステージ装置を内蔵するカメラと、
    上記電気基板と一体となって移動する、手振れを補正するための補正レンズと、
    上記カメラの振動を検出する振動検出センサと、
    該振動検出センサが検出した振動情報に基づいて、上記駆動用コイルに、手振れを補正するように電流を流す制御手段と、
    を備えるステージ装置を利用したカメラの手振れ補正装置。
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