JP2005249909A - 画像表示装置のシールドケース及び画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】取付ねじの間隔及び取付具の厚さを変えることなく隙間をなくし電磁波の漏洩を減らす取付金具、折曲部の折り曲げ角度が開かない取付金具を採用した画像表示装置のシールドケース及び画像表示装置を提供する。
【解決手段】PDP表示装置10のシールドケース20は、電磁波発生体11,12を有するディスプレイユニット11の前面以外を覆い、電磁波を遮蔽するフレーム13と、ディスプレイユニット11の前面に配され、電磁波遮蔽効果を有する導電フィルム17が貼られた保護パネル1と、導電フィルム17に接触し、保護パネル1をフレーム13に取り付ける取付具15と、を有している。
【選択図】図3
【解決手段】PDP表示装置10のシールドケース20は、電磁波発生体11,12を有するディスプレイユニット11の前面以外を覆い、電磁波を遮蔽するフレーム13と、ディスプレイユニット11の前面に配され、電磁波遮蔽効果を有する導電フィルム17が貼られた保護パネル1と、導電フィルム17に接触し、保護パネル1をフレーム13に取り付ける取付具15と、を有している。
【選択図】図3
Description
本願は、画像表示装置のシールドケース及び画像表示装置の技術分野に属する。
従来、電子機器から漏洩する電磁波を遮蔽する技術として、電磁波発生体全体を覆うシールドケースが知られていた。このようなシールドケースにおいて最も電磁波が漏洩し易いのは取り付けた部品同士の僅かな隙間であるが、この箇所での電磁波の漏洩を防ぐ技術としてねじ孔に着目して取り付け構造を改良することで漏洩電磁波を防ぐ技術が開示されていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−232180号公報
例えば、プラズマディスプレイパネル(PDP)のような画像表示装置の場合、デザインの観点から装置を不透明のカバーで覆うものの、表示画面は電磁波遮蔽効果を有する透明の保護パネルを採用するため、カバーと保護パネルとを同電位にして取り付けることが従来から行われてきた。
保護パネル1の従来の取り付けの断面図を図1に示す。
従来の取付具2では、ねじ締め付け箇所3から谷折り4、山折り5と折り曲げの向きを変えて保護パネル1に貼られた導電フィルム17に接触させているので、運搬時の衝撃や経時変化によって折曲部4,5の折り曲げ角度が開き、保護パネル1への押し付け力が弱くなることがあった。一方、押し付け力を強いと電磁波の漏洩が少なく、押し付け力が弱いと漏洩が多いこともわかってきた。
保護パネル1の下部の従来の取り付けの断面図を図2に示す。
従来は、フレーム13に突起部7を設け、保護パネル1の自重を突起部7で受けると共に、取付具2を保護パネル1の前面から押さえつけることで保護パネル1を取り付けていた。
しかしながら、この従来の取り付けによると、フレーム13に設けられた突起部7と、前面から押さえる取付具2という異なる部品を用いている。また、前記と同様に、取付具2がねじ締め付け箇所3から谷折り4、山折り5と折り曲げの向きを変えて保護パネル1に接触させているので、折曲部4,5の折り曲げ角度が開いて保護パネル1への押し付け力が弱くなることがあった。
また、金属等導電性材料の取付具を用いて保護パネルを筐体に取り付けたとき、取付ねじの間隔が大きいとねじとねじとの間で取付具が浮いて隙間ができることがある。この隙間が電磁波漏洩の要因となっていた。
本願が解決しようとする課題のひとつは、折曲部4,5の折り曲げ角度が開かない、或いは、開いても保護パネル1への押し付け力が弱くならない取付具を採用した画像表示装置のシールドケース及び画像表示装置の提供が一例として挙げられる。
本願が解決しようとする課題の他のひとつは、折曲部4,5の折り曲げ角度が開かない取付具を採用した画像表示装置のシールドケース及び画像表示装置の提供が一例として挙げられる。
隙間を作らないようにするには、取付ねじの間隔を狭くする、或いは、取付具の材質を厚くして変形を防ぐことが考えられる。しかし、取付ねじの間隔を狭くすればねじの数が増えて装置製作時の作業工程が増え製造原価の上昇を招く。また、取付具を厚くすれば装置が重くなる。
本願が解決しようとする課題の更なるひとつは、取付ねじの間隔及び取付具の厚さを変えることなく、隙間をなくし電磁波の漏洩を減らす取付具を採用した画像表示装置のシールドケース及び画像表示装置の提供が一例として挙げられる。
以下、本願について説明する。なお、本願の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本願が図示の形態に限定されるものではない。
上記課題を解決するために、請求項1にかかる画像表示装置(10)のシールドケース(20)は、電磁波発生体(11,12)を有するディスプレイユニット等の画像表示手段(11)の前面以外を覆い、電磁波を遮蔽するフレーム等の筐体(13)と、画像表示手段(11)の前面に配され、電磁波遮蔽効果を有する導電フィルム(17)が貼られた保護パネル(1)と、導電フィルム(17)に接触し、保護パネル(1)を筐体(13)に取り付ける取付具等の取付手段(15)と、を有し、取付手段(15)は、取付手段(15)の筐体(13)への固定箇所から保護パネル(1)の前方に伸びたアーム(25)を有し、アーム(25)は、先端部が保護パネル(1)の側に湾曲し、且つ、湾曲した先端部の外側面において保護パネル(1)に接触する接触面(21)を有し、取付手段(15)は、接触面(21)において押し付け余力をもって保護パネル(1)を筐体(13)に取り付けている、ことを特徴とする。
本願に係る画像表示装置のシールドケースの一実施の形態を、PDP表示装置のシールドケースを例として図面を用いて説明する。図3は本願の一実施の形態に係るPDP表示装置10の縦断面図であり、図4は本願の一実施の形態に係る取付具15の斜視図である。
PDP表示装置10は、ディスプレイユニット11と、ディスプレイユニット11に映像信号および音声信号を供給する電気回路12と、ディスプレイユニット11と電気回路12とを収納するフレーム13と、ディスプレイユニット11の前面に配された保護パネル1と、ディスプレイユニット11及び電気回路12の側面および背面を覆うカバー14と、を備えている。保護パネル1は取付具15及び下部取付具16でフレーム13に取り付けられている。フレーム13と保護パネル1とカバー14、取付具15、下部取付具16とでシールドケース20を形成している。
ディスプレイユニット11は、例えば、プラズマディスプレイパネルとスピーカとで構成され、映像信号と音声信号とを受けて映像と音声とを出力する。
電気回路12は、装置全体に電力を供給する給電回路、プラズマディスプレイパネルの各セルに放電を起こさせる駆動回路、及び映像信号と音声信号とを送信する信号回路とにより構成され、ディスプレイユニット11の背面に配置される。
フレーム13は、例えば、亜鉛めっき鋼板又はステンレス鋼板を折り曲げて溶接することで構成され、装置の各ユニットを取り付けている。
保護パネル1は、例えば、基材であるガラスの表面に透明の導電フィルム17が貼られ、側面には銅フィルム18が貼られて構成されている。保護パネル1は透明であるからディスプレイユニット11上に表示された映像を見られると共に、フレーム13と同電位に保たれているので、電磁波の漏洩を防いでいる。
カバー14は、例えばプラスチック或いは鋼板等で構成され、埃が装置内に入らないように電気回路12を覆う他に、プラスチックの内側面には消磁用塗料が塗布されているので、電気回路12が電磁波を放出して周囲の電子機器に影響を与えないよう防磁の役割を果たしている。
取付具15及び下部取付具16は、例えば、ステンレス鋼板を折り曲げて構成されており、フレーム13にねじ止めされている。
ここで、例えば、本実施の形態におけるPDP表示装置10は本願に係る画像表示装置を、ディスプレイユニット11は本願に係る画像表示手段を、フレーム13は本願に係る筐体を、保護パネル1は本願に係る保護パネルを、取付具15は本願に係る取付手段を、下部取付具16は本願に係る第2の取付手段を、導電フィルム17及び銅フィルム18は本願に係る導電フィルムを、シールドケース20は本願に係るシールドケースを、ディスプレイユニット11と電気回路12は本願に係る電磁波発生体を、それぞれ構成する。
以上の構成を有するPDP表示装置10のシールドケース20の機能の概要を以下に説明する。
PDP表示装置10が通電されたとき、電気回路12から電磁波が放出されることがある。この電磁波が装置周辺にある他の電子機器に悪影響を与えることがないように、電気回路12の周囲をカバー14で覆っている。
ディスプレイユニット11では、ディスプレイパネルを構成する各発光セルの内部で放電を生じさせ発光(発色)させて画像を表示するので、ディスプレイユニット11の前面では電磁波が放出している。この電磁波が装置前面に配置された他の電子機器の動作に悪影響を与えたり、視聴者の人体に届いたりすることがないよう、ディスプレイユニット11の前面には透明な保護パネル1が設置され、電磁波が放出されないようになっている。
即ち、装置の側面及び背面から放出される電磁波はカバー14によって遮られており、カバー14を取り付けることができない装置前面には透明な保護パネル1で電磁波の放出を押さえている。
しかしながら、保護パネル1とフレーム13、或いは、保護パネル1とカバー14との取り付け部分に隙間があると、その隙間から電磁波が外部へ放出される。
図4に示す取付具15では、フレーム13との取付面26にはエンボス処理がされている(図6)。図6に示すように、エンボス処理は縦横方向2次元に連続になされ、エンボスの突起部は多数ある。このエンボス処理により、フレーム13と取付具15とは多数の突起部で点接触している。
上記実施の形態は以下の効果を有する。
● 取付具15の取付面26にエンボス処理を施すことにより、取付具15の変形(反り返り)が減る。よって、フレーム13との間の隙間が小さくなり、電磁波の漏洩が少なくなる。
● 取付面26にはエンボス処理が施されているので、取付具15とフレーム13との間の隙間にエンボスの突起部が出ている。よって、この突起部が隙間を小さくするので、電磁波の漏洩が少なくなる。
● 取付ねじを締め付けることで取付面26上の突起部がつぶされるので、フレーム13と取付具15とは多数の箇所で接触し、隙間は小さくなる。よって、電磁波の漏洩は少なくなる。
● 取付具15にエンボス処理を施すことで電磁波の漏洩が少なくなるので、取付ねじを増やす必要はない。また、取付具15の板厚を厚くする必要もない。よって、装置製作時の作業工程が増えることはなく、又、装置が重くなることもない。
● 取付具15の取付面26にエンボス処理を施すことにより、取付具15の変形(反り返り)が減る。よって、フレーム13との間の隙間が小さくなり、電磁波の漏洩が少なくなる。
● 取付面26にはエンボス処理が施されているので、取付具15とフレーム13との間の隙間にエンボスの突起部が出ている。よって、この突起部が隙間を小さくするので、電磁波の漏洩が少なくなる。
● 取付ねじを締め付けることで取付面26上の突起部がつぶされるので、フレーム13と取付具15とは多数の箇所で接触し、隙間は小さくなる。よって、電磁波の漏洩は少なくなる。
● 取付具15にエンボス処理を施すことで電磁波の漏洩が少なくなるので、取付ねじを増やす必要はない。また、取付具15の板厚を厚くする必要もない。よって、装置製作時の作業工程が増えることはなく、又、装置が重くなることもない。
なお、このエンボスの突起部の大きさ、高さ、間隔、密度等は、上記効果を検証しつつ実験により決定される。
次に、取付具15の折り曲げ形状を図3及び図4を用いて説明する。
図3及び図4に示すように、取付具15は、ねじ止め箇所から折部24で折り曲げられ保護パネル1の前面方向に伸びた撓み部25を有する。撓み部25は、保護パネル1の前方において、保護パネル1の側に折り曲げられた2つの折曲部23,22を有し、折曲部23,22の更に先に折曲部23,22の折り曲げ方向と同じ側に湾曲した湾曲部を有する。湾曲部の外側面は、押し付け余力を持って保護パネル1に接触する接触面21を形成している。湾曲部には多数の切り込みが入れられ、多数の接触面21が形成されている。
取付具15は凸型に湾曲した接触面21を介して保護パネル1に接触している。より詳しく述べれば、取付具15は、保護パネル1が取り付けられる前の段階では、保護パネル1側に僅かに曲がっている。そして、保護パネル1が取り付けられたとき、撓み部25が僅かに撓んで保護パネル1を取り付けている。
かかる形状を有する取付具15においては、装置の運搬時や経時変化によって折曲部22,23の折り曲げ角度が開く向きに力が働いたとき、接触面21は保護パネル1に接触しているので、接触面21から折曲部22,23を開く力に抗する力が働くことになる。よって、保護パネル1を押す力は一定に保たれると共に、取付具15の形状が保たれることになる。
ここで、例えば、本実施の形態における接触面21は本願に係る接触面を、折曲部22,23は本願に係る折曲部を、撓み部25は本願に係るアームを、取付面26は本願に係る取付面を、それぞれ構成する。
上記実施の形態は以下の効果を有する。
● 取付具15と保護パネル1との押し付け力を一定に保つことができるので、電磁波の漏洩を防ぐ効果も経時変化することなく、一定に保つことができる。
● 取付具15は撓み部25の押し付け余力をもって保護パネル1を取り付けているので、取付具15が保護パネル1を押す力は一定であり、且つ、余力を有している。
● 取付具15は保護パネル1をフレーム13に押し付けて取り付けているので、取付具15と保護パネル1との熱膨張率の相違に基づく応力を吸収することができる。
● 取付具15は切り込みによって形成された多数の接触面21で保護パネル1を取り付けているので、取付具15と保護パネル1との接触箇所が波状にうねっても、多数の位置での接触が確保できる。
● 取付具15は、凸型に湾曲した外側の接触面21を介して保護パネル1に接触している。接触部において点接触をしていないので、保護パネル1に応力集中は生じない。
● 取付具15と保護パネル1との押し付け力を一定に保つことができるので、電磁波の漏洩を防ぐ効果も経時変化することなく、一定に保つことができる。
● 取付具15は撓み部25の押し付け余力をもって保護パネル1を取り付けているので、取付具15が保護パネル1を押す力は一定であり、且つ、余力を有している。
● 取付具15は保護パネル1をフレーム13に押し付けて取り付けているので、取付具15と保護パネル1との熱膨張率の相違に基づく応力を吸収することができる。
● 取付具15は切り込みによって形成された多数の接触面21で保護パネル1を取り付けているので、取付具15と保護パネル1との接触箇所が波状にうねっても、多数の位置での接触が確保できる。
● 取付具15は、凸型に湾曲した外側の接触面21を介して保護パネル1に接触している。接触部において点接触をしていないので、保護パネル1に応力集中は生じない。
なお、上記実施の形態は、上記に限定されるものではなく、例えば以下のように変形してもよい。
○ 上記実施の形態では、取付具15は、2つの折曲部23,22と、湾曲した接触面21とを有する構成としたが、これに限定されるものではない。図7(a)に示すように、撓み部25aから保護パネル1との接触面までを連続して湾曲した形状としても良い。また、図7(b)に示すように、2つの折曲部23b,22bをRを有する曲部とした形状としても良い。
○ 上記実施の形態では、取付具15は、2つの折曲部23,22と、湾曲した接触面21とを有する構成としたが、これに限定されるものではない。図7(a)に示すように、撓み部25aから保護パネル1との接触面までを連続して湾曲した形状としても良い。また、図7(b)に示すように、2つの折曲部23b,22bをRを有する曲部とした形状としても良い。
次に、保護パネル1の下部の取り付けを図3及び図5を用いて説明する。図5は下部取付具16の斜視図である。
下部取付具16は、第2のアーム36と、第2のアーム36から連続して凸型に湾曲した湾曲部とを有した形状である。下部取付具16は、湾曲部の外側面が形成する接触面31を介して保護パネル1の下面に接触している。湾曲部には多数の切り込みが入れられ、多数の接触面31が形成されている。第2のアーム36の取付面はエンボス処理がなされ、ねじ穴が空いている。
保護パネル1は垂直に立てられてフレーム13に取り付けられている。保護パネル1の側面(下面)には銅フィルム18が貼られ、保護パネル1は下面において下部取付具16の接触面31に接触している。
ここで、例えば、本実施の形態における接触面31は本願に係る第2の接触面を、第2のアーム36は本願に係る第2のアームを、第2のアーム36の保護パネル1側の取付面は本願に係る第2の取付面を、それぞれ構成する。
上記実施の形態は以下の効果を有する。
● 保護パネル1の自重により、保護パネル1は下部取付具16に接触している。よって、電磁波の漏洩を防ぐ効果も経時変化することなく、一定に保つことができる。
● 下部取付具16は凸型に湾曲しているので、保護パネル1の自重を長期間受けて変形しても凸型湾曲の形状は保たれるので、保護パネル1と下部取付具16との押し付け力は一定に保つことができる。よって、電磁波の漏洩を防ぐ効果も経時変化することなく、一定に保つことができる。
● 下部取付具16は保護パネル1に接触しているので、下部取付具16と保護パネル1との熱膨張率の相違に基づく応力を吸収することができる。
● 下部取付具16は切り込みによって形成された多数の接触面31で保護パネル1に接触しているので、下部取付具16と保護パネル1の接触箇所が波状にうねっても、多数の位置での接触が確保できる。
● 下部取付具16は、凸型に湾曲した外側の接触面31を介して保護パネル1に接触している。よって、接触部において点接触をしていないので、保護パネル1に応力集中は生じない。
● 保護パネル1の自重により、保護パネル1は下部取付具16に接触している。よって、電磁波の漏洩を防ぐ効果も経時変化することなく、一定に保つことができる。
● 下部取付具16は凸型に湾曲しているので、保護パネル1の自重を長期間受けて変形しても凸型湾曲の形状は保たれるので、保護パネル1と下部取付具16との押し付け力は一定に保つことができる。よって、電磁波の漏洩を防ぐ効果も経時変化することなく、一定に保つことができる。
● 下部取付具16は保護パネル1に接触しているので、下部取付具16と保護パネル1との熱膨張率の相違に基づく応力を吸収することができる。
● 下部取付具16は切り込みによって形成された多数の接触面31で保護パネル1に接触しているので、下部取付具16と保護パネル1の接触箇所が波状にうねっても、多数の位置での接触が確保できる。
● 下部取付具16は、凸型に湾曲した外側の接触面31を介して保護パネル1に接触している。よって、接触部において点接触をしていないので、保護パネル1に応力集中は生じない。
1:保護パネル
10:PDP表示装置
11:ディスプレイユニット
12:電気回路
13:フレーム
14:カバー
15,15a,15b:取付具
16:下部取付具
17:導電フィルム
18:銅フィルム
20:シールドケース
21:接触面
22,23:折曲部
22b,23b:曲部
25,25a,25b:撓み部
26:取付面
31:接触面
36:第2のアーム
10:PDP表示装置
11:ディスプレイユニット
12:電気回路
13:フレーム
14:カバー
15,15a,15b:取付具
16:下部取付具
17:導電フィルム
18:銅フィルム
20:シールドケース
21:接触面
22,23:折曲部
22b,23b:曲部
25,25a,25b:撓み部
26:取付面
31:接触面
36:第2のアーム
Claims (8)
- 電磁波発生体を有する画像表示手段の前面以外を覆い、電磁波を遮蔽する筐体と、
前記画像表示手段の前面に配され、電磁波遮蔽効果を有する導電フィルムが貼られた保護パネルと、
前記導電フィルムに接触し、前記保護パネルを前記筐体に取り付ける取付手段と、
を有する画像表示装置のシールドケースにおいて、
前記取付手段は、当該取付手段の前記筐体への固定箇所から前記保護パネルの前方に伸びたアームを有し、
前記アームは、先端部が前記保護パネルの側に湾曲し、且つ、当該湾曲した先端部の外側面において前記保護パネルに接触する接触面を有し、
前記取付手段は、前記接触面において押し付け余力をもって前記保護パネルを前記筐体に取り付けている、
ことを特徴とする画像表示装置のシールドケース。 - 請求項1に記載された画像表示装置のシールドケースにおいて、
前記アームには、前記保護パネル側に折り曲げられた2つの折曲部が形成され、且つ、当該折曲部の先に前記接触面が形成されている、
ことを特徴とする画像表示装置のシールドケース。 - 請求項1又は請求項2に記載された画像表示装置のシールドケースにおいて、
前記接触面は複数に分割されている、
ことを特徴とする画像表示装置のシールドケース。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載された画像表示装置のシールドケースにおいて、
前記取付手段はエンボス処理が施された取付面を有し、前記固定箇所において当該取付面を介して前記筐体に固定されている、
ことを特徴とする画像表示装置のシールドケース。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載された画像表示装置のシールドケースにおいて、
前記保護パネルの下面に接触する第2の取付手段を更に有し、
前記第2の取付手段は、当該第2の取付手段の前記筐体への固定箇所から前記保護パネルの下面に向けて伸びた第2のアームを有し、
前記第2のアームには、先端部において前記筐体側から前記保護パネルの前面の向きへと凸型に湾曲した湾曲部が形成され、
前記第2の取付手段は、前記湾曲部の外側面に形成された第2の接触面を介して前記保護パネルの下面に接触している、
ことを特徴とする画像表示装置のシールドケース。 - 請求項5に記載された画像表示装置のシールドケースにおいて、
前記第2の接触面は複数に分割されている、
ことを特徴とする画像表示装置のシールドケース。 - 請求項5又は請求項6に記載された画像表示装置のシールドケースにおいて、
前記第2の取付手段はエンボス処理が施された第2の取付面を有し、前記固定箇所において当該第2の取付面を介して前記筐体に固定されている、
ことを特徴とする画像表示装置のシールドケース。 - 請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載された画像表示装置のシールドケースを用いて、
前記保護パネルが前記筐体に取り付けられていることを特徴とする画像表示装置。
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