JP2005249863A - 液晶表示パネル - Google Patents
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Abstract
【課題】表示輝度を不必要に低下させずに画素内の光抜けを確実に防止する。
【解決手段】液晶表示パネルは複数の画素電極、遮光層、およびカラーフィルタを含む第1電極基板と、第2電極基板と、第1および第2電極基板間に挟持される液晶層とを備える。遮光層は画素境界に沿って配置され画素境界BDの両側で一対の隣接画素電極に部分的に重なる遮光ストライプ2を含み、遮光ストライプ2の第1端は液晶分子の配向方位Tが画素アレイ方向において画素境界BDから第1端に向かうベクトルに対して90°よりも大きい角度になる一方側に配置され、遮光ストライプ2の第2端は液晶分子の配向方位Tが画素アレイ方向において画素境界BDから第2端に向かうベクトルに対して90°よりも小さい角度になる他方側に配置され、第1端と画素境界BDとの平均距離Wiが第2端と画素境界BDとの平均距離Woより短く設定される。
【選択図】図6
【解決手段】液晶表示パネルは複数の画素電極、遮光層、およびカラーフィルタを含む第1電極基板と、第2電極基板と、第1および第2電極基板間に挟持される液晶層とを備える。遮光層は画素境界に沿って配置され画素境界BDの両側で一対の隣接画素電極に部分的に重なる遮光ストライプ2を含み、遮光ストライプ2の第1端は液晶分子の配向方位Tが画素アレイ方向において画素境界BDから第1端に向かうベクトルに対して90°よりも大きい角度になる一方側に配置され、遮光ストライプ2の第2端は液晶分子の配向方位Tが画素アレイ方向において画素境界BDから第2端に向かうベクトルに対して90°よりも小さい角度になる他方側に配置され、第1端と画素境界BDとの平均距離Wiが第2端と画素境界BDとの平均距離Woより短く設定される。
【選択図】図6
Description
本発明は、一般に複数の画素電極間に設けられた間隙のような非表示領域を遮光層によって遮光する液晶表示パネルに関し、特に複数の画素電極が遮光層を覆うカラーフィルタを下地とする液晶表示パネルに関する。
近年、液晶表示装置は軽量、薄型、低消費電力という特徴を有することから、関数電卓のように比較的表示情報量の少ない機器からノートパソコン、監視装置、カーナビゲーション、テレビなどのように表示情報量の多い機器までの幅広い分野に応用されている。
液晶表示装置は第1および第2電極基板間に液晶層を挟持した構造の液晶表示パネルである。表示情報量の多い機器分野では、従来、ブラウン管がディスプレイとして用いられていた。しかし、最近では、ドットマトリクス型のカラー液晶表示パネルが上述の特徴を生かすために用いられるようになってきている。このカラー液晶表示パネルでは、複数の画素電極のマトリクスアレイが第1電極基板上に配置され、共通電極が複数の画素電極のマトリクスアレイに対向して第2電極基板上に配置される。ここで、1個の画素電極、共通電極、並びにこれら画素電極および共通電極間の液晶層が1ドットの表示画素を構成する。この表示画素は、画素電極および共通電極から液晶層に印加される電圧に基づいて光変調する。
カラー液晶表示パネルでは、液晶表示モードが良好なコントラスト特性、コントラスト視角特性、および信頼性を得るための観点から適切に選定されている。現在では、ツイステッドネマティック方式(TN)、スーパーツイステッドネマティック方式(STN)、ホモジニアス方式(HOMO)、オプティカルコンペンセイテッドベンド方式(OCB)、ハイブリッドアラインネマティック方式(HAN)、バーティカルアライン方式(VA)等が主流となっている。例えば、TN方式では、ネマティック液晶のような液晶組成物からなる液晶層が2枚の偏光板を付加した一対の電極基板間に挟持される。ここで、少なくとも一方の電極基板は液晶分子の配向方位を基板面内で特定するプレチルトを有する液晶配向状態を得るためにラビング法などを用いて配向処理される。
また、カラー液晶表示パネルでは、不所望な光抜けを低減する方策が表示性能に大きく関わる光学的特性であるコントラスト特性を向上させるために採られている。具体的には、ブラックマトリクスのような格子状の遮光層が薄膜トランジスタまたはダイオードのような画素スイッチング素子により占有される表示画素内の非変調部および表示画素間の間隙のような非表示領域を遮光するように形成される。
非表示領域を確実に遮光して十分なコントラスト特性を得ようとすると、フォトリソグラフィを用いた遮光層のパターニング精度や第1および第2電極基板の位置合せ精度に依存する製造プロセス上のマージンを考慮する必要がある。また、上述のコントラスト特性およびコントラスト視角特性は、間隙に隣接することにより中央付近とは異なる画素電極の端部付近の電界分布にも影響されるため、遮光層は画素電極の端部付近についても遮光する必要がある。遮光層の面積率がこれらの必要性を満足するために液晶表示パネルの表示領域に対して上昇すると、これが液晶表示パネルの開口率を低下させることになり、全体の明るさを低下させることになる。
ところで、上述のカラー液晶表示パネルでは、カラーフィルタが例えば画素電極の下地として形成されることがある(例えば、特許文献1を参照)。この構造は、画素スイッチング素子を省略して複数の画素電極をストライプ電極として一体化させた単純マトリクス形式のカラー液晶表示パネルでも同様であり、カラーフィルタがストライプ電極の下地として形成される。このカラーフィルタは、例えば赤、緑、青のような色に着色されたもので各々対応画素電極に割り当てられる複数の着色層により構成される。これら着色層は、色毎に電極基板の全面を覆って形成される層をパターニングすることにより得られる。パターニングの結果としてこれら着色層間に間隙が生じた場合には、カラーフィルタが少なくともこの間隙部分で画素電極の下地となれず、画素電極の面積率、すなわち開口率を確保することが困難になる。この問題はこれら着色層を全体的に覆うような下地層をさらに設けることにより容易に解消できる。しかし、これは製造工程数の増大および透過光量の減衰を招く。
特開2001−281697号公報
この下地層を用いずに上述の問題を解消する代替案としては、異なる色の着色層を画素境界に沿って重ねて形成することが考えられる。この場合、カラーフィルタの部分的な盛り上がりがこれら着色層の重なりによって生じることなる。この盛り上がりは画素電極間の間隙にとどまらず、画素電極の端部にも達する。このため、画素電極の端部付近では、屈折率異方性△ndが画素電極の中央付近とは異なる値になったり、液晶層に対する電界が斜めになったりし、結果として表示画素内で光抜けが生じる。従来の設計においては、上述の遮光層、すなわちブラックマトリクスがカラーフィルタの部分的な盛り上がり範囲全体に対応した面積に設定され、コントラスト特性およびコントラスト視角特性の向上を図っている。しかし、この設計では、液晶表示パネルの表示輝度が不必要に低下することが認識されていない。
本発明の目的は、表示輝度を不必要に低下させずに画素内の光抜けを確実に防止できる液晶表示パネルを提供することを目的とする。
本発明によれば、直線状の画素境界を挟んで互いに隣接し画素境界に直交する画素アレイ方向に並ぶ複数の画素電極、少なくとも複数の画素電極間の間隙を遮光する遮光層、および複数の画素電極の下地となり遮光層を覆うカラーフィルタを含む第1電極基板と、複数の画素電極に対向する共通電極を含む第2電極基板と、液晶分子の配向方位が第1電極基板上で画素境界に平行しないように特定される液晶組成物を含み第1および第2電極基板間に挟持される液晶層とを備え、遮光層は画素境界に沿って配置され画素アレイ方向において一対の隣接画素電極に部分的に重なる遮光ストライプを含み、遮光ストライプは画素境界の両側に第1および第2端を有し、第1端は液晶分子の配向方位が画素アレイ方向において画素境界から第1端に向かうベクトルに対して90°よりも大きい角度になる一方側に配置され、第2端は液晶分子の配向方位が画素アレイ方向において画素境界から第2端に向かうベクトルに対して90°よりも小さい角度になる他方側に配置され、第1端と画素境界との平均距離が第2端と画素境界との平均距離より短く設定される液晶表示パネル。
この液晶表示パネルでは、第1端と画素境界との平均距離が第2端と画素境界との平均距離より短く設定される。カラーフィルタが一対の隣接画素電極間の間隙周辺で厚くなるような場合、遮光ストライプの第2端側に位置する画素電極の端部付近にある液晶分子がこの画素電極の中央付近にある液晶分子に対して逆向きに配向されることにより配向不良が発生する。本願発明者等は、遮光ストライプの第1端側に位置する画素電極の端部付近にある液晶分子がこの画素電極の中央付近にある液晶分子に対して逆向きに配向されないことを実験で確認した。この実験結果に基づき、画素境界から遮光ストライプの第1端までの平均距離はこの画素境界から遮光ストライプの第2端までの平均距離よりも短く設定されている。これにより、遮光層の面積が全体として低減されるため、表示輝度を不必要に低下させることなく画素内の光抜けを確実に防止することができる。
以下、本発明の第1実施形態に係るドットマトリクス型のカラー液晶表示パネルについて図面を参照して説明する。
図1はこのカラー液晶表示パネルの外観を示し、図2はカラー液晶表示パネルの回路構造を概略的に示す。
液晶表示パネルは、図1に示すように第1電極基板となるアレイ基板ARと、第1電極基板に対向する第2電極基板となる対向基板CTと、ネマティック液晶のような液晶組成物を含みアレイ基板ARおよび対向基板CT間に挟持される液晶層LQとを備える。アレイ基板ARおよび対向基板CTは液晶層LQの液晶組成物を取り囲むように設けられる外縁シール部材により貼り合わされる。また、一対の偏光板PLが液晶層LQとは反対側においてアレイ基板ARおよび対向基板CTの表面にそれぞれ貼り付けられている。
この液晶表示パネルでは、アレイ基板ARが互いに隣接してマトリクス状にアレイされたm×n個の画素電極PE、これら画素電極PEの行に沿って配置されたm本の走査線Y(Y1〜Ym)、これら画素電極PEの列に沿って配置されたn本の信号線X(X1〜Xn)、走査線Y1〜Ymおよび信号線X1〜Xnの交差位置近傍に配置されたm×n個の画素スイッチング素子1、画素電極PEの行に沿って配置されるm本の補助容量線S、走査線Y1〜Ymを駆動する走査線駆動回路YD、および信号線X1〜Xnを駆動する信号線駆動回路XDを備える。走査線Y1〜Ymは信号線X1〜Xnと略直交し、補助容量線Sと略平行に配置される。各補助容量線Sは共通電極駆動回路等から共通電位VCOMとして得られる所定電位に設定され、対応行の画素電極PEと容量結合してそれぞれ補助容量Csを構成する。走査線駆動回路YDおよび信号線駆動回路XDは画素電極アレイの周囲に配置される。各画素スイッチング素子1は例えばポリシリコン薄膜トランジスタからなり、対応走査線Yからの走査信号によって駆動されたときに信号線Xからの表示信号を対応画素電極PEに供給する。画素電極PEはITO等の透明導電部材からなり、信号線Xおよび走査線Yは金属等の遮光性導電部材からなる。画素電極PEは走査線Xおよび信号線Yによって区画される領域に広がって形成され、表示信号に対応して電界を液晶層LQに印加する。
また、カラー液晶表示パネルは、図3に示すように、画素スイッチング素子1によって占有される非変調部および隣接画素電極PE間の間隙のような非表示領域を遮光する格子状の遮光層であるブラックマトリクスBMをさらに備える。本実施の形態においては、このブラックマトリクスBMは信号線Xおよび走査線Yを遮光ストライプ2として用いて構成される。
図4は図3に示すIV-IV線に沿ったカラー液晶表示パネルの断面構造を概略的に示し、図5は図3に示す領域REFについて配向処理のラビング方向を示す。図4および図5では省略されているが、上述の画素スイッチング素子1はガラス基板などの光透過性絶縁基板3に形成され、遮光ストライプ2と同様にカラーフィルタCFにより覆われる。複数の画素電極PEはこのカラーフィルタCFを下地として形成され、配向膜4により全体的に覆われる。配向膜4は、図5に示すようなラビング方向RBに配向処理され、液晶分子の配向方位がアレイ基板AR上で画素電極アレイの行方向に直交する直線状の画素境界BDに平行しないように特定されている。
他方、対向基板CTでは、対向電極CEがガラス基板などの光透過性絶縁基板5上に形成されるITO等の透明導電部材からなり、配向膜6がこの対向電極CEを覆って形成される。対向電極CEは、アレイ基板AR側に配置されたm×n個の画素電極PEである画素電極アレイ全体に対向するように配置される。配向膜6は、図5に示すアレイ基板AR上でのラビング方向RBに対して所定の角度を成すラビング方向にラビング処理されている。
このカラー液晶表示パネルでは、複数の表示画素の各々が1個の画素電極PE、共通電極CE、並びにこれら画素電極PEおよび共通電極CE間の液晶層LQの一部により構成され、液晶層LQが画素電極PEおよび共通電極CE間の電圧に対応して光変調を行う。画素ピッチ、すなわち画素境界BDの間隔は画素電極アレイの行方向において100μmに設定され、画素電極アレイの列方向において300μmに設定されている。従って、各表示画素は画素電極アレイの行方向および列方向において2本の画素境界BDにより区画された100μm×300μmの面積を有する。各画素境界BDは画素電極アレイの行方向および列方向において並ぶ一対の隣接画素電極PEによって挟まれた状態となる。
カラーフィルタCFは複数の赤着色層R、複数の緑着色層G、複数の青着色層Bにより構成される。赤着色層R、緑着色層G、および青着色層Bは画素電極アレイの列方向に伸びるストライプ状であり、画素電極アレイの行方向に繰り返し並べられる。これにより、1個のカラー表示画素が画素電極アレイの行方向に並ぶ赤着色層R、緑着色層G、および青着色層Bをそれぞれ下地とする3個の隣接画素電極PEを用いて構成され、全体として300μm×300μmの面積を有する。
さらに画素電極アレイの行方向では、互いに異なる色の隣接着色層RおよびG、隣接着色層GおよびB、隣接着色層BおよびRが画素境界BDを基準にして重ねられる。ここで、この画素境界BDは隣接着色層RおよびG、隣接着色層GおよびB、隣接着色層BおよびRが行方向において重なる区間を2等分する中心線となる。
上述のカラー液晶表示パネルでは、カラーフィルタCFが画素電極アレイの行方向に並ぶストライプ状の着色層R,G、Bの重なりにより盛り上がる。ちなみに、信号線Xは1500Åの厚さを有し、カラーフィルタCFは着色層R,G,Bをそれぞれ全体的に形成してフォトリソグラフィによりパターニングすることにより得られる。先に着色層Gを形成してからこの着色層Gに重ねて着色層Bを形成した場合に、着色層Bの端部が着色層Gの端部を覆い、これにより図4に示すような盛り上がりを生じる。
このような盛り上がりに対処するため、信号線Xである遮光ストライプ2が図6に示すように画素境界BDに対して非対称に形成される。この遮光ストライプ2は画素電極アレイの行方向において一対の隣接画素電極PEに部分的に重なるもので、画素境界BDの両側に第1および第2端を有する。第1端は液晶分子の配向方位(すなわち、図4に示すラビング方位RBに等しいプレチルト方位T)が画素電極アレイの行方向において画素境界BDから第1端に向かうベクトルに対して90°よりも大きい角度になる一方側に配置され、第2端は液晶分子の配向方位が画素電極アレイの行方向において画素境界BDから第2端に向かうベクトルに対して90°よりも小さい角度になる他方側に配置され、第1端と画素境界BDとの平均距離Wiが第2端と画素境界BDとの平均距離Woより短く設定される。
図6では、プレチルト方位Tと画素境界BDとのなす角度θは例えば45°であり、平均距離Wiは6μmであり、平均距離Woは12μmである。φ1はプレチルト方位が画素電極アレイの行方向において画素境界BDから第2端に向かうベクトルに対して成す角度であり、φ2はプレチルト方位が画素電極アレイの行方向において画素境界BDから第1端に向かうベクトルに対して成す角度である。これらは、角度φ1<90°<角度φ2という関係にある。尚、平均距離Wi,Woは、各画素電極PEの形状が画素スイッチング素子1や配線による占有領域に依存して決定され、画素境界BDから隣接画素電極PEまでの距離が一様でないことを考慮したものである。
図7は電圧印加時に液晶層LQ内に生じる液晶分子配列を概念的に示す。各画素電極PEおよび共通電極CEから液晶層LQに十分な電圧が印加された場合、図4に示す斜め電界がカラーフィルタCFの盛り上がりに起因して一対の隣接画素電極PEの端部付近にかかる。このとき、液晶分子12は図7に示すように一部を除いてこの斜め電界の影響を受けず、ほぼ垂直にチルトする。図7において、LDは光の進行方向であり、12a〜12eは隣接画素電極PEの端部付近にある液晶分子12である。液晶分子12a、12bは遮光ストライプ2の第1端側にある画素電極PEの***による配向膜4の傾きに伴って斜めにかかる電界により制御される。この第1端側では、配向膜4の傾きがその界面でプレチルト方位Tに対して逆向きに液晶分子12を配向させることがなく、液晶分子12a,12bが電圧印加に伴って端部を除いた画素電極PEの領域付近にある液晶分子と同様にほぼ垂直にチルトする。これに対し、液晶分子12c、12d、12eは遮光ストライプ2の第2端側にある画素電極PEの***による配向膜4表面の傾きに伴って斜めにかかる電界により制御される。第2端側では、この配向膜4の傾きがその界面でプレチルト方位Tに対して逆向きに液晶分子12を配向させてしまい、液晶分子12c、12d、12eが電圧印加に伴って端部を除いた画素電極PEの領域付近にある液晶分子12のように垂直でなかったり、逆向きにチルトしたりする。平均距離Wo(=12μm)は間隙に隣接した画素電極PEの端部の電界分布および***による液晶分子12の配向不良によって生じる光抜けの範囲にほぼ等しい。これに対して、平均距離Wi(=6μm)は間隙に隣接した画素電極PEの端部の電界分布による液晶分子の配向不良によって生じる光抜けの範囲にほぼ等しい。
本実施形態では、遮光ストライプ2が画素境界BDの両側に配置される隣接画素電極PEに部分的に重なるようにして画素境界BDに対して非対称に形成される。すなわち、カラーフィルタCFが画素境界BDに沿って盛り上がりに隣接画素電極PEの端部を***させた場合でも、プレチルト方位に依存した遮光ストライプ2の第1端側では、液晶分子12の配向不良が画素電極PEの端部の***に起因して生じないため、遮光ストライプ2の第1端と画素境界BDとの平均距離Wiがこの遮光ストライプ2の第2端と画素境界BDとの平均距離Woよりも短く設定される。これにより、遮光ストライプ2の第2端側にある画素電極PEの端部の***による液晶分子12の配向不良によって生じる光抜けを確実に防止しながら、遮光ストライプ2の全体的な幅を低減することが可能となる。従来のようにカラーフィルタCFの盛り上がりに対応した液晶分子12の配向不良により生じる光抜けを防止するために平均距離Wi=平均距離Wo=12μmとして遮光ストライプ2を画素境界BDに対して対称的に形成すると、遮光ストライプ2の平均的な合計幅は24μmとなる。しかし、上述のように平均距離Wi=6μm,平均距離Wo=12μmとすれば、この平均的な合計幅を18μmにして遮光ストライプ2の面積を全体として低減することができる。従って、画素の開口率、すなわち表示輝度を不必要に低下させることなく画素内の光抜けを確実に防止することができる。
次に、本発明の第2実施形態に係るドットマトリクス型のカラー液晶表示パネルについて図8を参照して説明する。このカラー液晶表示パネルの構造は画素電極パターンを除いて第1実施形態の構造と同様である。図8では、上述の実施形態と同様部分が同一参照符号で表される。
図8は電圧印加時にこのカラー液晶表示パネルの液晶層LQ内に生じる液晶分子配列を概念的に示す。このカラー液晶表示パネルでは、一対の隣接画素電極PEのうちで信号線Xである遮光ストライプ2の第1端側にある画素電極PEと画素境界BDとの平均距離wiが3μmに設定され、遮光ストライプ2の第2端側にある画素電極PEと画素境界BDとの平均距離woが9μmに設定される。ここで、一対の隣接画素電極PEと遮光ストライプ2との重なり幅はそれぞれ3μmとなっている。
本実施形態では、第1実施形態と同様に液晶分子12がこの配向膜4の界面でプレチルト方位Tに対して逆向きに配向して十分垂直にチルトしないような領域を遮光することができる。また、遮光ストライプ2、すなわち信号線Xの合計幅も上述の実施形態と同様に18μmであるため、表示画素の開口率について相違しない。本実施形態の場合、信号線Xと画素電極PEとの重なり幅が図7と比較してわかるように小さくなっている。従って、信号線Xと画素電極PEとの間の寄生容量が第1実施形態よりも少なくなり、クロストーク現象を低減することができる。
[製造例1]
第1実施形態のカラー液晶表示パネルを製造例1として実際に製造した。この製造では、カラー表示パネルがXGAの解像度となる画素数に設定され、薄膜トランジスタおよび電極配線が通常のプロセスで成膜とパターンニングを繰り返すことにより光透過性絶縁基板3に形成される。次に、緑色の顔料を分散させた紫外線硬化型アクリル樹脂レジスト(CG-2000:富士フィルムオーリン(株)製)が薄膜トランジスタおよび電極配線を覆って光透過性絶縁基板3上にスピンナーで全面塗布され、フォトマスクを介して100mJ/cm2エネルギー密度で照射される波長365nmの光により選択的に露光される。この露光後、アクリル樹脂レジストはKOHの1%水溶液で20秒間現像処理される。このとき、アクリル樹脂レジストの露光部分が膜厚3.2μmの着色層Gとして残される。この着色層Gには、配線用のスルーホールが形成される。続いて、赤色の顔料を分散させた紫外線硬化型アクリル樹脂レジスト(CR-2000:富士フィルムオーリン(株)製)が同様に薄膜トランジスタおよび電極配線を覆って光透過性絶縁基板3上にスピンナーで全面塗布され、フォトマスクを介して100mJ/cm2エネルギー密度で照射される波長365nmの光により選択的に露光される。この露光後、アクリル樹脂レジストはKOHの1%水溶液で20秒間現像処理される。このとき、アクリル樹脂レジストの露光部分が着色層Gに部分的に重なる膜厚3.2μmの着色層Rとして残される。この着色層Rには、配線用のスルーホールが形成される。続いて、青色の顔料を分散させた紫外線硬化型アクリル樹脂レジスト(CB-2000:富士フィルムオーリン(株)製)が同様に薄膜トランジスタおよび電極配線を覆って光透過性絶縁基板3上にスピンナーで全面塗布され、フォトマスクを介して100mJ/cm2エネルギー密度で照射される波長365nmの光により選択的に露光される。この露光後、アクリル樹脂レジストはKOHの1%水溶液で20秒間現像処理される。このとき、アクリル樹脂レジストの露光部分が着色層G,Rに部分的に重なる膜厚3.2μmの着色層Bとして残される。この着色層Bには、配線用のスルーホールが形成される。この後、ITO膜が画素電極PEとして1500Åの厚さでスパッタ法によって成膜され、フォトリソグラフィ法によってパターニングされる。さらに、樹脂膜が画素電極アレイを覆って形成され、これをフォトリソグラフィ法によってパターニングすることにより画素電極アレイの外側に配置される額縁および画素電極アレイ内の非変調部に配置されるスペーサとして残される。アレイ基板ARは上述のようにして形成される。
第1実施形態のカラー液晶表示パネルを製造例1として実際に製造した。この製造では、カラー表示パネルがXGAの解像度となる画素数に設定され、薄膜トランジスタおよび電極配線が通常のプロセスで成膜とパターンニングを繰り返すことにより光透過性絶縁基板3に形成される。次に、緑色の顔料を分散させた紫外線硬化型アクリル樹脂レジスト(CG-2000:富士フィルムオーリン(株)製)が薄膜トランジスタおよび電極配線を覆って光透過性絶縁基板3上にスピンナーで全面塗布され、フォトマスクを介して100mJ/cm2エネルギー密度で照射される波長365nmの光により選択的に露光される。この露光後、アクリル樹脂レジストはKOHの1%水溶液で20秒間現像処理される。このとき、アクリル樹脂レジストの露光部分が膜厚3.2μmの着色層Gとして残される。この着色層Gには、配線用のスルーホールが形成される。続いて、赤色の顔料を分散させた紫外線硬化型アクリル樹脂レジスト(CR-2000:富士フィルムオーリン(株)製)が同様に薄膜トランジスタおよび電極配線を覆って光透過性絶縁基板3上にスピンナーで全面塗布され、フォトマスクを介して100mJ/cm2エネルギー密度で照射される波長365nmの光により選択的に露光される。この露光後、アクリル樹脂レジストはKOHの1%水溶液で20秒間現像処理される。このとき、アクリル樹脂レジストの露光部分が着色層Gに部分的に重なる膜厚3.2μmの着色層Rとして残される。この着色層Rには、配線用のスルーホールが形成される。続いて、青色の顔料を分散させた紫外線硬化型アクリル樹脂レジスト(CB-2000:富士フィルムオーリン(株)製)が同様に薄膜トランジスタおよび電極配線を覆って光透過性絶縁基板3上にスピンナーで全面塗布され、フォトマスクを介して100mJ/cm2エネルギー密度で照射される波長365nmの光により選択的に露光される。この露光後、アクリル樹脂レジストはKOHの1%水溶液で20秒間現像処理される。このとき、アクリル樹脂レジストの露光部分が着色層G,Rに部分的に重なる膜厚3.2μmの着色層Bとして残される。この着色層Bには、配線用のスルーホールが形成される。この後、ITO膜が画素電極PEとして1500Åの厚さでスパッタ法によって成膜され、フォトリソグラフィ法によってパターニングされる。さらに、樹脂膜が画素電極アレイを覆って形成され、これをフォトリソグラフィ法によってパターニングすることにより画素電極アレイの外側に配置される額縁および画素電極アレイ内の非変調部に配置されるスペーサとして残される。アレイ基板ARは上述のようにして形成される。
アレイ基板ARおよび対向基板CTが形成されると、配向膜材料(AI−3046:JSR(株)製)が配向膜4,6としてこれら基板AR,CTの全面に600Åの厚さで塗布される。この後、対向基板CTにおいて、外縁シール部材、すなわち基板AR,CTの接着剤が液晶注入口を残すように配向膜6の周辺に沿って印刷され、電極転移材がアレイ基板AR側からの共通電位VCOMを印加するために外縁シール部材の外側において電極転移電極として露出される共通電極CE上に形成される。次にアレイ基板ARおよび対向基板CTが配向膜4,6を内側にして密着され、この状態で加熱処理して接着剤を硬化させことにより貼り合わされる。次に液晶組成物(ZLI-1565:MERCK社製)が通常の方法により液晶注入口から注入され、この後液晶注入口が紫外線硬化樹脂で封止される。
こうして液晶層LQを挟持するようにアレイ基板ARおよび対向基板CTを一体化させた後、液晶層LQに対して反対側となるの表面に一対の偏光板PLをクロスニコルとなるように配置し、画素スイッチング素子1を介して4Vの駆動電圧を液晶層LQに印加した状態でコントラスト特性を測定した。この結果、500:1と高い値を得た。また、コントラスト視角特性を測定したところ、コントラスト比10:1以上の視野は左側および右側方位で±30°、上側方位で15°、下側方位で40°と広い値を得た。また、電圧無印加状態で透過率を測定したところ、10%と高い値を得た。
[製造例2]
第2実施形態のカラー液晶表示パネルを製造例2として製造例1と同様の製造プロセスを用いて実際に製造した。アレイ基板ARおよび対向基板CTの一体化後、同様に一対の偏光板PLをクロスニコルとなるように配置し、画素スイッチング素子1を介して4Vの駆動電圧を液晶層LQに印加した状態でコントラスト特性を測定した。この結果、500:1と高い値を得た。また、コントラスト視角特性を測定したところ、コントラスト比10:1以上の視野は左側および右側方位で±30°、上側方位15°、下側方位で40°と広い値を得た。また、電圧無印加状態にて透過率を測定したところ10%と高い値を得た。また、ブロックパターン等の表示画像を観察した結果として、クロストークが製造例1より改善されていた。
第2実施形態のカラー液晶表示パネルを製造例2として製造例1と同様の製造プロセスを用いて実際に製造した。アレイ基板ARおよび対向基板CTの一体化後、同様に一対の偏光板PLをクロスニコルとなるように配置し、画素スイッチング素子1を介して4Vの駆動電圧を液晶層LQに印加した状態でコントラスト特性を測定した。この結果、500:1と高い値を得た。また、コントラスト視角特性を測定したところ、コントラスト比10:1以上の視野は左側および右側方位で±30°、上側方位15°、下側方位で40°と広い値を得た。また、電圧無印加状態にて透過率を測定したところ10%と高い値を得た。また、ブロックパターン等の表示画像を観察した結果として、クロストークが製造例1より改善されていた。
[比較例1]
比較例1として図9および図10に示す従来のカラー液晶表示パネルを製造例1と同様の製造プロセスを用いて実際に製造した。この比較例1では、遮光ストライプ2が平均距離Wi=6μm,平均距離Wo=6μmで画素境界BDに対して対称的に形成されている。アレイ基板ARおよび対向基板CTの一体化後、同様に一対の偏光板PLをクロスニコルとなるように配置し、画素スイッチング素子1を介して4Vの駆動電圧を液晶層LQに印加した状態でコントラスト特性を測定した。この結果、50:1と製造例1より極めて低い値だった。これは、図10に示す配向不良領域Fで光抜けを生じることが原因である。ここでは、光の進行方向が矢印で示されている。また、コントラスト視角特性を測定したところ、コントラスト比10:1以上の視野は左側および右側方位で±5°しかなかった。これも前述した理由によるものである。
比較例1として図9および図10に示す従来のカラー液晶表示パネルを製造例1と同様の製造プロセスを用いて実際に製造した。この比較例1では、遮光ストライプ2が平均距離Wi=6μm,平均距離Wo=6μmで画素境界BDに対して対称的に形成されている。アレイ基板ARおよび対向基板CTの一体化後、同様に一対の偏光板PLをクロスニコルとなるように配置し、画素スイッチング素子1を介して4Vの駆動電圧を液晶層LQに印加した状態でコントラスト特性を測定した。この結果、50:1と製造例1より極めて低い値だった。これは、図10に示す配向不良領域Fで光抜けを生じることが原因である。ここでは、光の進行方向が矢印で示されている。また、コントラスト視角特性を測定したところ、コントラスト比10:1以上の視野は左側および右側方位で±5°しかなかった。これも前述した理由によるものである。
[比較例2]
比較例2として図11および図12に示す従来のカラー液晶表示パネルを製造例1と同様の製造プロセスを用いて実際に製造した。この比較例2では、遮光ストライプ2が平均距離Wi=12μm,平均距離Wo=12μmで画素境界BDに対して対称的に形成されている。アレイ基板ARおよび対向基板CTの一体化後、同様に一対の偏光板PLをクロスニコルとなるように配置し、画素スイッチング素子1を介して4Vの駆動電圧を液晶層LQに印加した状態でコントラスト特性を測定した。この結果、500:1と高い値を得た。また、コントラスト視角特性を測定したところ、コントラスト比10:1以上の視野は左側および右側方位で±30°、上側方位で15°、下側方位で40°と広い値を得たが、電圧無印加状態にて透過率を測定したところ8%と製造例1および製造例2より低い値となった。これは、信号線Xの幅が製造例1および製造例2よりも大きいためである。
比較例2として図11および図12に示す従来のカラー液晶表示パネルを製造例1と同様の製造プロセスを用いて実際に製造した。この比較例2では、遮光ストライプ2が平均距離Wi=12μm,平均距離Wo=12μmで画素境界BDに対して対称的に形成されている。アレイ基板ARおよび対向基板CTの一体化後、同様に一対の偏光板PLをクロスニコルとなるように配置し、画素スイッチング素子1を介して4Vの駆動電圧を液晶層LQに印加した状態でコントラスト特性を測定した。この結果、500:1と高い値を得た。また、コントラスト視角特性を測定したところ、コントラスト比10:1以上の視野は左側および右側方位で±30°、上側方位で15°、下側方位で40°と広い値を得たが、電圧無印加状態にて透過率を測定したところ8%と製造例1および製造例2より低い値となった。これは、信号線Xの幅が製造例1および製造例2よりも大きいためである。
尚、本発明は上述の実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で様々に変形可能である。
第1実施形態では、カラーフィルタCFの着色層R,G,Bがストライプ状に形成されている。もし、デルタ配列が画素電極アレイとして採用される場合には、着色層R,G,Bがデルタ配列された3個の隣接画素電極PEの下地となるように区分された形状で互いに重ねて形成されることになる。この場合には、信号線Xだけでなく、走査線Yあるいは補助容量線Sも画素境界に対して非対称な遮光ストライプとすることが好ましい。
AR…アレイ基板、BD…画素境界、BM…ブラックマトリクス、CT…対向基板、LQ…液晶層、CE…共通電極、CF…カラーフィルタ、PE…画素電極、RB…ラビング方位、S…補助容量線、T…プレチルト方位、X…信号線、Y…走査線、R…赤着色層、G…緑着色層、B…青着色層、2…遮光ストライプ、4,6…配向膜、12,12a〜12e…液晶分子。
Claims (6)
- 直線状の画素境界を挟んで互いに隣接し前記画素境界に直交する画素アレイ方向に並ぶ複数の画素電極、少なくとも前記複数の画素電極間の間隙を遮光する遮光層、および前記複数の画素電極の下地となり前記遮光層を覆うカラーフィルタを含む第1電極基板と、前記複数の画素電極に対向する共通電極を含む第2電極基板と、液晶分子の配向方位が前記第1電極基板上で前記画素境界に平行しないように特定される液晶組成物を含み前記第1および第2電極基板間に挟持される液晶層とを備え、前記遮光層は前記画素境界に沿って配置され前記画素アレイ方向において一対の隣接画素電極に部分的に重なる遮光ストライプを含み、前記遮光ストライプは前記画素境界の両側に第1および第2端を有し、前記第1端は前記液晶分子の配向方位が前記画素アレイ方向において前記画素境界から前記第1端に向かうベクトルに対して90°よりも大きい角度になる一方側に配置され、前記第2端は前記液晶分子の配向方位が前記画素アレイ方向において前記画素境界から前記第2端に向かうベクトルに対して90°よりも小さい角度になる他方側に配置され、前記第1端と前記画素境界との平均距離が前記第2端と前記画素境界との平均距離より短く設定されることを特徴とする液晶表示パネル。
- 前記一対の隣接画素電極のうちで前記第1端に重なる画素電極と前記画素境界との平均距離が前記一対の隣接画素電極のうちで前記第2端に重なる画素電極と前記画素境界との平均距離よりも短く設定されることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示パネル。
- 前記カラーフィルタは所定種類の色に着色された複数の着色層を含み、2種類の着色層が前記画素境界に沿って互いに重なることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示パネル。
- 前記液晶組成物は、液晶分子が各電極基板間で捻れて配列されるネマティック液晶であることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示パネル。
- 前記複数の画素電極は前記画素アレイ方向に直交する方向にも並ぶことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示パネル。
- 前記遮光ストライプは前記複数の画素電極に対する配線として形成される遮光性導電部材からなることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示パネル。
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Citations (5)
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2004
- 2004-03-01 JP JP2004056440A patent/JP2005249863A/ja active Pending
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