JP2005240772A - データ記録装置およびデータ記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】取得したデータを確実に記録する。
【解決手段】制御ユニット2から時系列的に取得した制御パラメータがランダムアクセスメモリ8に一時的に記録される。そして、データ制御部は、ランダムアクセスメモリ8に記録された時系列的な制御パラメータのうち、予め設定された取得条件を具備する所定の期間における一連の制御パラメータを、データ記録部9に記録する。この場合、データ制御部は、シャットダウン時には、取得条件に拘わらず、ランダムアクセスメモリ8に記録された時系列的な制御パラメータをデータ記録部9に記録する。
【選択図】図2

Description

本発明は、データ記録装置およびデータ記録方法に係り、特に、車両に搭載された制御ユニットにおける制御パラメータの記録手法に関する。
従来より、車両の不具合状態を特定すべく、車両に搭載された制御装置の制御パラメータをダウンロードして、記録するデータ記録装置が知られている。例えば、特許文献1には、制御装置のデータを確実かつ効率的に記録するデータ記録装置が開示されている。このデータ記録装置では、車両側の制御装置における各種データ(すなわち、制御パラメータ)が時系列的にサンプリングされ、取得されたサンプリングデータがSRAMに随時格納される。そして、車両の不具合状態を特定するのに有効なデータが得られるであろう条件に相当する所定のトリガ条件が成立した場合、SRAMに格納された一連のサンプリングデータがダウンロードされ、これがデータ記録部に格納される。
特開2002−70637号公報
ところで、この類のデータ記録装置において最も重要な機能は、データ記録部に対して確実にデータを記録することである。通常、SRAMに格納されているデータはシャットダウンを行うことにより消去されてしまう。そのため、これらのデータがデータ記録部に記録されていない限り、シャットダウンとともに取得したデータが消去されてしまうこととなる。よって、電源の遮断等により突発的にシャットダウンが行われた場合には、データの記録をし損じるといった事態が生じる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、取得したデータを確実に記録することにある。
かかる課題を解決するために、第1の発明は、車両側から供給される電力によって動作するとともに、車両に搭載された制御ユニットにおける制御パラメータを、外部システムがアクセス可能なデータ記録部に内蔵された不揮発性メモリに記録するデータ記録装置を提供する。このデータ記録装置は、制御ユニットから時系列的に取得した制御パラメータが一時的に記録されるランダムアクセスメモリと、ランダムアクセスメモリに記録された時系列的な制御パラメータのうち、車両の不具合状態を特定するのに有効な車両データが得られるであろう条件を示す取得条件を具備する所定の期間における一連の制御パラメータを、データ記録部に記録するデータ制御部とを有し、データ制御部は、シャットダウン時には、取得条件に拘わらず、ランダムアクセスメモリに記録された時系列的な制御パラメータをデータ記録部に記録する。
ここで、第1の発明において、データ制御部は、車両側からデータ記録部に供給される電力が遮断された場合に行われるシャットダウン時に、時系列的な制御パラメータをデータ記録部に記録することが好ましい。この場合、データ記録装置は、シャットダウン時に、このデータ記録装置に電力を供給するサブバッテリをさらに有することが好ましい。また、第1の発明において、データ制御部は、データ記録部に記録された制御パラメータを、シャットダウン毎に個別のデータファイルとして構成することが好ましい。
第2の発明は、車両側から供給される電力によって動作するとともに、車両に搭載された制御ユニットにおける制御パラメータを、外部システムがアクセス可能なデータ記録部に内蔵された不揮発性メモリに記録するデータ記録装置のデータ記録方法を提供する。このデータ記録方法は、制御ユニットから時系列的に取得した制御パラメータをランダムアクセスメモリに一時的に記録される第1のステップと、ランダムアクセスメモリに記録された時系列的な制御パラメータのうち、車両の不具合状態を特定するのに有効な車両データが得られるであろう条件を示す取得条件を具備する所定の期間における一連の制御パラメータを、データ記録部に記録する第2のステップとを有し、第2のステップは、シャットダウン時には、取得条件に拘わらず、ランダムアクセスメモリに記録された時系列的な制御パラメータをデータ記録部に記録する。
ここで、第2の発明において、第2のステップは、車両側からデータ記録部に供給される電力が遮断された場合に行われるシャットダウン時に、時系列的な制御パラメータをデータ記録部に記録するステップであることが好ましい。また、第2の発明において、第2のステップは、データ記録部に記録された制御パラメータを、シャットダウン毎に個別のデータファイルとして構成することが好ましい。
本発明によれば、データ記録装置のシャットダウン時には、ランダムアクセスメモリに記録された制御パラメータがデータ記録部に記録される。そのため、データ記録装置によるシャットダウンが行われた場合であっても、データ記録部にはこのデータが記録されているので、ランダムアクセスメモリに記録したデータが消去されたとしても、データの保全を確実に行うことができる。これにより、データの記録をし損じるといった事態の発生を低減することができるので、記録されたデータの信頼性の向上を図ることができる。
図1は、本実施形態にかかるデータ記録装置が適用された車両の説明図である。まず、データ記録装置1(以下、単に「記録装置」という)の説明に先立ち、記録装置1が適用される車両について説明する。この車両には、車両に設けられた各種装置の制御を行う電子制御ユニット2(以下「ECU」という)が搭載されている。ECU2はマイクロコンピュータを中心に構成されており、本実施形態では、その代表的なユニットとして、エンジン4の制御を行うエンジン制御ユニット2a(以下「E/G−ECU」という)を主体に説明する。しかしながら、本発明は、オートマチックトランスミッションの制御を行うトランスミッション制御ユニット(AT−ECU)、アンチロックブレーキシステムの制御を行うABS制御ユニット(ABS−ECU)等に対しても同様に適用可能である。本明細書では、「ECU」という用語をこれらの制御ユニットを総称する意味で用いる。
ECU2には、制御対象の状態を検出するために、各種センサ5からのセンサ検出信号が入力されている。この種のセンサ5としては、吸入空気量センサ、吸気圧センサ、車速センサ、エンジン回転数センサ、水温センサ、加速度センサ(Gセンサ)等が挙げられる。ECU2は、予め設定された制御プログラムに従い、センサ検出信号に基づいて、各種の制御量に関する演算を行う。そして、この演算によって算出された制御量が各種アクチュエータに対して出力される。例えば、E/G−ECU2aは、燃料噴射幅(燃料噴射量)、点火時期、スロットル開度等に関する演算を行い、算出された制御量に応じた制御信号を各種アクチュエータに対して出力する。車両に搭載されている各ECU2は、K−Line(シリアル通信の一規格)またはCAN(Controller Area Network)によって相互に接続されており、これらの通信線を介してシリアル通信を行うことにより、互いの情報を共有することができる。なお、ECU2を構成する各制御ユニットは、上述したセンサ検出信号のすべてが共通に入力されている必要はなく、個々の制御ユニットが制御を行う上で必要なセンサ検出信号が入力されていれば足りる。
また、このECU2は、制御対象の各部位の不具合を診断するための自己診断プログラムを搭載しており、マイクロコンピュータやセンサ5類の動作状態を適当な周期で自動的に診断する。この診断により不具合が認められた場合、ECU2は、その不具合内容に対応する診断コードを生成し、これをECU2のバックアップRAMの所定アドレスに格納する。また、ECU2は、必要に応じて、MILランプを点灯或いは点滅させる等の警報処理を行う。
つぎに、本実施形態にかかる記録装置1について説明する。この記録装置1は、車両に関する各種データ(以下「車両データ」という)を記録する着脱可能な装置であり、必要に応じて、車両に搭載される。記録装置1が記録する車両データとしては、ECU2の制御パラメータが挙げられる。ここで、「制御パラメータ」とは、典型的には、ECU2において演算される制御量が想定されるが、この制御量を演算するために用いられるパラメータ(エンジン回転数(rpm)や車速(km/h)等)や学習値(制御学習マップ)も含まれる。また、記録装置1は、制御パラメータに付随する情報として、各種センサ5によって検出されたセンサ検出信号や、車両の周辺情報を記録してもよい。車両の周辺情報は、車両の周辺外部に関する情報であり、車外の気温、車外の気圧、車両周辺の高度や絶対位置(緯度・経度)等がこれに該当する。
記録装置1が車両に搭載されるケースとしては、定期点検時、または、何らかの不具合をユーザが発見し、サービス工場へ入庫した場合等が挙げられる。前者のケースでは、サービスマンによる車両の試験走行が行われる。この場合、記録装置1は、試験走行期間中における車両データを随時取得し、必要に応じて、取得した車両データを記録する。また、後者のケースでは、サービスマンがその不具合を容易に特定できるようなケースを除いて、ユーザに車両が一旦返却される。この場合、記録装置1は、ユーザによって通常の運転が行われている状況における車両データを随時取得し、必要に応じて、取得した車両データを記録する。サービスマンによる試験走行が終了すると、或いは、再度サービス工場へ車両が入庫すると、記録装置1は車両から取外される。そして、車両に生じている不具合の有無を特定するために、また、不具合が生じている場合にはその原因を特定するために、記録装置1に記録された車両データが用いられる。
記録装置1は常時車両に搭載される装置ではないため、ECU2のように、専用の搭載スペースが車両側に予め用意されていない。本実施形態において、記録装置1は、乗員の乗車スペース(車内)に搭載され、車両側に設けられた各種のケーブルと電気的に接続される。ここで、サービスマンの作業負担を軽減するといった観点でいえば、簡単かつ短時間に記録装置1を車両に取付可能であることが好ましく、安全性の観点からいえば、ドライバーの運転操作の妨げとならないような場所に記録装置1を取付けられることが好ましい。また、電気的な接続不良を回避するといった観点からいえば、車両が走行している間に記録装置1が容易に動いたりしないように、記録装置1を車両に固定できることが好ましい。これらの点を考慮して、本実施形態では、記録装置1にマジックテープを貼付した上で、このマジックテープを介して、記録装置1をシート下のフロアーマットに取付けている。これにより、そのレイアウトがドライバーの運転操作を阻害することなく、着脱性に優れ、かつ、良好に固定することが可能となる。なお、記憶装置1を固定する手段としては、マジックテープを用いる以外に、シート下のシートフレームにボルトやネジ等を用いて固定してもよい。
図2は、記録装置1のシステム構成を示したブロック図である。記録装置1は、CPU6を主体に構成されており、このCPU6に接続されたバスには、ROM7、RAM(ランダムアクセスメモリ)8、データ記録部9、操作部10、通知部11およびインターフェース部12が接続される。CPU6は、この記録装置1全体の制御を司り、ROM7に格納された制御プログラムを読み出して、このプログラムに従った処理を行う。RAM8は、CPU6によって実行される各種処理データ等を一時的に格納するワークエリアを形成しているとともに、時系列的に取得した車両データを一時的に記録するバッファとしての機能を有する。
RAM8に記録された一連の車両データは、後述する条件が成立することを前提に、CPU6によって、外部のシステムがアクセス可能なデータ記録部9に記録される。本実施形態では、データ記録部9に記録されたデータの汎用性を考慮した上で、データ記録部9として、記録装置1に対して着脱可能なカード型の不揮発性メモリ、例えば、フラッシュメモリタイプのメモリカードを用いる。そのため、記録装置1はCPU6がメモリカードに対してアクセス可能なソケット(或いは、ドライブ)を備えており、記録装置1が車両に搭載される場合には、メモリカードがサービスマンによりソケットに予め挿入される。これにより、CPU6は、データ記録部9に相当するメモリカードに車両データを記録したり、また、メモリカードに記録された情報を読み出すことができる。この類のメモリカードとしては、スマートメディア、SDメモリカード等といった各種の記憶媒体を用いることができる。これらのメモリカードは、その記憶容量も8MB〜1GBと様々であり、所定の記憶容量を有するメモリカードを任意に使用することができる。
データ記録部9として機能するメモリカードには、モードファイルが予め記録されており、CPU6はこのモードファイルをデータ記録部9から読み出すことにより、記録装置1の稼働状態を設定する。このモードファイルは、車両に生じ得る不具合状態を予め想定した上で、その不具合状態を特定するのに有効な車両データが得られるであろう条件が、実験やシミュレーションを通じて適切に設定されている。
図3は、モードファイルの一例を示す説明図である。このモードファイルは、取得内容、取得条件および動作条件で構成されている。取得内容は、記録対象となる車両データの種別である。取得条件は取得内容に応じた車両データを取得・記録するための条件であり、サンプリングレート、トリガ条件、記録時間等がこれに該当する。サンプリングレートは、車両データを取得する周期であり、取得内容に応じて様々な周期が設定されている。トリガ条件は、取得した車両データをRAM8からデータ記録部9に記録する際の条件である。このトリガ条件としては、車両データの経時的な推移における所定点(例えば、車速=0km/hやエンジン回転数0rpm)や、イグニッションスイッチ13のオン、失火判定といった故障コードの生成時、データ取得における最初と最後、または、MILランプの点灯等が挙げられる。記録時間は、RAM8からデータ記録部9に記録される車両データの時間的な長さであり、例えば、トリガ条件の成立前後の10分間等が挙げられる。動作条件は、記録装置1の終了動作(後述するシャットダウン処理)に移行するための条件である。この記録装置1はECU2の動作とリンクして車両データを記録する必要があるため、基本的に、ECU2の動作終了がこの動作条件として設定されている(同図における動作条件(i))。
なお、あるタイミングにおいて、取得内容・取得条件に従って車両データをデータ記録部9に記録した場合、それ以降の運転サイクルにおいて、取得内容・取得条件を具備するような状況が起こり得ない事態も想定される(データ記録の完了)。例えば、図3に示すモードファイルBのように、取得条件として、イグニッションスイッチ13のオンから10分間だけ車両データを記録することが記載されているケースでは、この10分間の車両データをデータ記録部9に記録することにより、データ記録の完了となる。このようなケースでは、たとえECU2の動作が継続していたとしても、車両データを記録すべき状況が発生しないので、記録装置1が動作している必要性は低い。そこで、モードファイルには、データ記録の完了を条件とする副次的な動作条件も設定されている(同図における動作条件(ii))。
同図に示した例において、モードファイルAは、ラフアイドルを不具合状態として想定したモードファイルである。このモードファイルAに従えば、記録装置1は、エンジン回転数、車速、吸入管圧、点火進角、燃料噴射幅、アイドルコントルールバルブ制御量、エンジン水温といった車両データを、最速(例えば10msec)のサンプリングレートで取得する。また、車両データの取得期間中において、エンジン回転数が0rpmとなることをトリガとして、その条件成立タイミングの前後10分間の車両データがデータ記録部9に記録される。或いは、エンジン回転数の変化量が所定値以上となることをトリガ条件として、その条件成立タイミングの前後10分間における車両データがデータ記録部9に記録される。そして、原則、ECU2の動作終了を条件として、この記録装置1は車両データの取得・記録を終了し、シャットダウン処理に移行する(データ記録が完了した場合には、この完了したタイミングにおいて、シャットダウン処理に移行する)。一方、モードファイルBは、エンジン始動不良を不具合状態として想定したモードファイルであり、モードファイルCは、サージ等の異常振動を不具合状態として想定したモードファイルである。これに対して、モードファイルDは、特定の不具合状況を想定したモードファイルとはなっておらず、種々の不具合状況において最低限の車両データを取得するような広範な用途に対応したモードファイルとなっている。
モードファイルには、それぞれが異なる不具合状態に対応した複数のファイルが存在する。そのため、記録装置1を車両に搭載する場合には、その前提として、搭載される車両の不具合状況に対応したモードファイルが適切に選択された上で、メモリカードに記録されている必要がある。モードファイルの選択およびメモリカードへの記録は、ユーザによる不具合状況の説明や、ECU2のバックアップRAMに格納されている診断コードを参照した上で、サービスマンによって事前に行われる。
操作部10は操作スイッチが設けられたリモコンで構成されており、このリモコンはドライバーによって操作可能である。ドライバーによって操作スイッチが操作されると、操作部10からCPU6に対して操作信号が出力され、これにより、CPU6はRAM8に記録された車両データをデータ記録部9に記録する。換言すれば、この操作スイッチの操作は、ドライバーによる任意のタイミングでのトリガ条件として機能する。なお、操作部10は、キーボードやマウス等の入力手段をさらに備えていてもよい。
通知部11は、取得条件を満足する車両データの記録が適切に完了した場合には、ユーザに対して記録完了を通知する。本実施形態において、この通知部11は、LEDを主体に構成されており、取得条件に記述された車両データの記録が適切に終了した場合に、点灯または点滅するように制御される。これにより、車両データの記録完了をユーザに対して有効に通知することができる。なお、通知部11は、CRTや液晶ディスプレイ、或いはスピーカー等で構成されていてもよく、トライバーに対して記録完了を通知することができる各種の構成を採用することができる。
インターフェース部12は、車両側のデータを授受するための各種インターフェースを含む。記録装置1は、このインターフェース部12を介して、車両側のCANまたはK−Lineと接続され、車両側のECU2と双方向の通信を行うことができる。これにより、記録装置1は、ECU2側から制御パラメータを取得することができるとともに、診断コードの生成などECU2の状況を把握することができる。また、このインターフェース部12には、車両に設けられた各種センサからの出力信号が直接的に或いはECU2を介して間接的に入力されるとともに、イグニッションスイッチ13のオンまたはオフに連動する信号(オン信号/オフ信号)、さらには、後述する電源投入においてトリガとなる各種の信号(起動用信号)も入力される。さらに、記録装置1は、このインターフェース部12を介して、外付けされる外部システムである汎用コンピュータ(外部PC)との間で双方向通信を行うことができる。
記録装置1は、車両側に設けられたバッテリ14(図1参照)と接続され、このバッテリ14から供給される電力によって動作する。ただし、電力供給が遮断された状態でも記録装置1が動作するのに必要な電源を確保すべく、記録装置1には、サブバッテリ(図示せず)が設けられている。このサブバッテリは、例えば、所定の静電容量を蓄えるキャパシタ等によって構成される。サブバッテリに蓄えられた電力は、バッテリ14と記録装置1との間における電気的な接続が遮断された際、記録装置1を構成する各種回路に対して適宜供給される。また、図2には示していないが、この記録装置1には、現在の日付・時刻を規定するクロック機能や、所定期間のタイミングを検出するタイマ機能が備えられている。
図4は、本実施形態にかかるデータ記録手順を示すフローチャートである。記録装置1によって行われる記録処理の手順は、起動処理、稼働状態の設定処理、データ記録処理、シャットダウン処理の順に進行する。
起動処理(ステップ1)
バッテリ14の消費電力の低減を図るという観点から、基本的に、エンジン停止状態の場合、この記録装置1の電源は遮断されている。そこで、記録装置1は、車両の始動に併せて電源投入を行い、その後に、コンピュータのオペレーティングシステム等のシステムの起動を行う。この場合、この記録装置1は、始動時から車両データの記録が行えるように、イグニッションスイッチ13のオン以前に、記録装置1のシステムを起動させていることが好ましい。そこで、この記録装置1は、以下に示す手法1〜3のいずれかを用いて、或いは、複数の手法を組合わせて、起動処理を行う。
・手法1(イグニッションスイッチ13のオン以前の起動)
イグニッションスイッチ13がオンする場合には、その前提としてドライバーの乗車動作が存在する。そこで、記録装置1は、ドライバーの乗車動作を感知し、これにより、起動処理を行う。ドライバーの乗車動作は、スマートキーシステムからの信号、ドアロックの解除、シートへの着座、ドアへの接触、ドアの開閉に起因する車両の振動により、感知することができる。ドライバーの乗車動作がセンサ等によって感知され、これに応じた信号が起動用信号としてインターフェース部12に入力された場合、この信号に基づいて、記録装置1に電源が投入される。
・手法2(イグニッションスイッチ13のオンタイミングと同期した起動)
イグニッションスイッチ13から出力されるオン信号がインターフェース部12を介して入力された場合には、このオン信号に基づいて、記録装置1に電源が投入される。または、インターフェース部12において、イグニッションスイッチ13のオンによってCANの通信信号が変化した場合には、この信号変化に基づいて、記録装置1に電源が投入される。
・手法3(イグニッションスイッチ13のオン後の起動)
記録装置1は、内蔵したタイマ(図示せず)から所定時間毎にタイマ信号が入力されており、このタイマ信号に基づいて、記録装置1に電源が投入される。電源投入にともないシステムが起動すると、記録装置1は、車両側のECU2に対して、何らかのデータ要求信号を出力する。通常、車両が始動している場合には、ECU2が動作しているため、このデータ要求信号に応じた信号がECU2側から出力される。そこで、記録装置1は、ECU2からの信号を受信するか否かによって、車両が始動しているか否かを判断する。ECU2から所定の信号を受信した場合には、記録装置1は、起動した状態を継続する。一方、所定の信号を受信しなかった場合には、電源が遮断され、タイマ信号の入力に応じて再度電源が投入され、同様の処理を繰り返す。
なお、これ以外にも、操作部10に相当するリモコンに電源スイッチを設けることにより、イグニッションスイッチ13をオンする以前に、ユーザ自身によって記録装置1の電源投入を行ってもよい。このケースでは、電源スイッチの操作に応じた操作信号に基づいて、記録装置1に電源が投入される。
稼働状態の設定処理(ステップ2)
電源が投入され、システムが起動すると、データ記録部9に記録されたモードファイルに基づいて、稼働状態の設定が行われる。具体的には、モードファイルに記載された取得内容に基づいて、車両側から取得すべき車両データの内容が設定されるとともに、取得条件に基づいて、車両データの取得・記録に関する条件が設定される。これにより、記録装置1は、モードファイルに従って車両データを取得・記録する状態に設定される。
モードファイルを用いた設定が一度行われると、これ以降の運転サイクルにおける設定処理では、稼働履歴が参照される。この稼働履歴は、シャットダウン処理を行う度にデータ記録部9に記録される情報であり、そのシャットダウン時における記録装置1の稼働状態が記述されている。この稼働履歴を参照することにより、記録装置1は、前回のシャットダウン処理時と同様の稼働状態に復元される。これにより、前回の運転サイクルにおける記録装置1の稼働状態と、今回の運転サイクルにおける記録装置1の稼働状態とに連続性を持たせることができるので、複数のサイクルに亘ってデータ記録を行うといったケースにおいて有効である。後述するように、この稼働履歴には、前回の稼働終了時における稼働状態と同様の状態に復元させるために必要な最低限の内容しか記録されていない。そのため、これを読み出して稼働状態を復元させたとしても、それに要する時間は、モードファイルを読み出した場合のそれと比較して短くなる。その結果、記録装置1の起動直後に車両データを記録するといったケースでも、記録装置1の記録動作に対する応答性の向上を図ることができる。
データ記録処理(ステップ3)
先のステップ2で稼働状態が設定されると、まず、取得内容として設定された制御パラメータを取得すべく、ECU2に対してデータ要求信号が出力される。ECU2は、車両の始動にともない通常のシステム制御を実行しており、データ要求信号を受信すると、このシステム制御を実行しつつ、取得内容に応じた制御パラメータを、自身の動作が終了するまで記録装置1に対して出力する。そのため、データ要求信号に応じて制御パラメータを受信した場合には、記録装置1は、受信した制御パラメータを所定のサンプリングレートで取得し、取得した制御パラメータを時系列的にRAM8に記録する。
また、取得内容に、ECU2の制御パラメータ以外の車両データ、すなわち、センサ検出信号や周辺情報が含まれている場合、記録装置1は、インターフェース部12を介してこれらのデータも取得し、これを時系列的にRAM8に記録する。なお、エンジン回転数のように、ECU2の制御パラメータ(演算値)と、センサ検出信号との両者において、取得内容に対応するデータが存在する場合には、記録装置1は、制御パラメータとともにセンサ検出信号を取得し、両者のデータをRAM8に記録することができる。また、周辺情報は、記録装置1とともにこれらの周辺情報を検出するセンサを個別に取付けることにより、各センサからのセンサ検出信号として取得することができる。ただし、車両側にこれらの情報を検出可能なセンサ(例えば、温度計やGPS)が搭載されている場合には、これらの出力信号を利用してもよい。
そして、データ取得中において、トリガ条件が成立した場合、取得条件に従い、RAM8に記録されている車両データがデータ記録部9に記録される。例えば、図3に示すモードファイルAでは、取得しているエンジン回転数が0rpmとなった場合に、トリガ条件成立と判断される。このケースでは、トリガ条件の成立タイミング以前の5分間の車両データがRAM8から読み出され、データ記録部9に記録される。これとともに、トリガ条件の成立タイミング以後の5分間において、RAM8に記録される車両データがデータ記録部9に記録される。
図6は、データ記録部9に記録された時系列的な車両データの推移を示す説明図である。同図には、車両データとして、車速(km/h)、スロットル開度(deg)、エンジン回転数(rpm)および吸入管負圧(mmHg)が例示されている。同図に示すように、データ記録部9に記録される車両データは、取得時の時間情報と対応付けて記録される。この時間情報は、日付・時刻によって現される絶対的な時間、或いは、記録開始からの経過時間によって現される相対時間が用いられる。
このトリガ条件の成立にともない、データ記録が完了した場合には、記録動作の完了処理を実行する。この完了処理では、LEDを点灯するように通知部11が制御されるとともに、ECU2から出力される車両データの取得が中止される。そして、後述するシャットダウン処理に移行する。一方、トリガ条件が成立しても、データ記録が完了していない場合には、再度トリガ条件が成立するまで、データの取得を継続して行う。
モードファイルの動作条件に示すように、一運転サイクル内においてデータ記録が完了するケースを除いて、データ記録処理は、記録対象となるECU2の動作終了とともに終了する。一般に、ECU2を構成する各制御ユニットは、動作終了のタイミングが個別に設定されている。例えば、ABS−ECUは、イグニッションスイッチ14がオフされたタイミングにおいて、その動作を終了するのに対して、E/G−ECU2aは、イグニッションスイッチ14がオフされた後も、ある程度の時間動作し、その後に動作が終了するといった如くである。このように、記録対象となるECU2に応じて動作終了のタイミングが相違するため、データ記録処理を適切なタイミングで終了するためには、ECU2の動作状況を記録装置1自身がモニタリングする必要性が生じる。そこで、本実施形態では、データ要求信号を出力したにも拘わらず、ECU2から車両データを受信しないことを条件として、ECU2の動作終了を判断する。ただし、ECU2が一時的に不通状態であることも考えられるので、記録装置1はデータ要求信号を所定の回数出力する。そして、この回数分の出力後に、データを未だ受信しない場合には、シャットダウン処理に移行する。
なお、このような一連のデータ記録処理を行っている間にも、この記録装置1は、車両のバッテリ15と接続する電源ラインの監視を行っている。電源が遮断された場合には、ステップ4におけるシャットダウン処理に進む。この場合、図示しないサブバッテリから電力が供給され、記録装置1はこれによって動作する。
シャットダウン処理(ステップ4)
図6は、シャットダウン処理の詳細な手順を示すフローチャートである。シャットダウン処理では、まず、現在の記録装置1の稼働状態が確認される(ステップ10)。この確認により、記録装置1の稼働状態は、車両データの取得中、車両データの記録中、または、データ記録の完了のいずれかの状態に分類される。ここで、車両データの取得中は、トリガ条件が非成立で、車両側からデータを取得している状態であり、車両データの記録中とは、トリガ条件が成立し、RAM8に格納された車両データをデータ記録部9に記録している状態である。
ステップ11において、終了処理が行われる。この処理は、データ記録の完了以外の状態では、記録装置1の動作が継続中であるため、記録装置1の電源を安全に遮断することができるような状態に移行する処理である。したがって、ステップ20において、稼働状態が、データ記録の完了と確認された場合には、本ステップはスキップされる。このステップ21において、車両データの取得中の場合には、車両データの取得が中止され、車両データの記録中の場合には、車両データの取得が中止されるとともに、未記録状態の車両データがデータ記録部9に記録される。
そして、ステップ12において、RAM8に記録されている車両データがデータ記録部9に記録される。この場合、記録装置1は、本運転サイクルにおいてデータ記録部9に記録された車両データを一単位のデータファイルとして構成する。これにより、データ記録部9に記録された制御パラメータが、シャットダウン毎に個別のデータファイルとして構成される。
ステップ12に続くステップ13において、確認された現在の稼働状態に基づいて、パラメータ情報および状態情報で構成される稼働履歴がデータ記録部9に記録される。パラメータ情報は、終了時における稼働状態を次回の起動時に復元する上で必要な最小限度の情報であり、取得内容、RAM8の取得アドレス、取得条件等がこれに該当する。状態情報は、確認された記録装置1の稼働状態であり、車両データの取得中、車両データの記録中、データ記録の完了のうちのいずれかの状態が記録される。稼働状態が記録されると、本ルーチンを抜け、これにともない、電源が遮断される。
このように本実施形態によれば、記録装置のシャットダウン時において、RAM8に記録された車両データがデータ記録部9に記録される。データ記録部9には、基本的に、モードファイルに従って、取得条件を具備する車両データの時系列的な推移を示すデータ群が記録される。このような通常のデータ記録に加え、シャットダウン時において、RAM8に記録された車両データをデータ記録部9に格納することにより、車両データの記録保全を確実に行うことができる。そのため、データの記録し損じるといった事態の発生を低減することができるので、記録装置1の信頼性の向上を図ることができる。
また、この記録装置1によれば、車両側からの電源供給が遮断されるようなケースであっても、サブバッテリにより記録装置1に電力が供給される。これにより、記録装置1を安全に終了するための処理(シャットダウン処理)を行うことができるので、車両データを記録し損じるといった事態の発生を抑制することができる。また、このようなケースでも、RAM8に記録された車両データをデータ記録部9に格納することにより、車両データの記録保全を確実に行うことができる。また、本実施形態によれば、シャットダウン毎に記録した車両データが一単位のデータファイルとして構成されるため、解析時において、必要なデータを容易に特定することができるので、サービスマンの作業負担を軽減することができる。
なお、データ記録部9は、フラッシュメモリタイプのメモリカードに限定されず、磁気式、光学式等といった各種の記録媒体を広く適用することができる。このケースでは、RAM8に記録された車両データは、CPU6によって制御される各種のドライブを介して、記録媒体に記録される。すなわち、本発明におけるデータ記録部9は、必ずしも記録装置1の構成要件である必要はなく、この記録装置1は、少なくとも、データ記録部9に対して車両データを記録可能であれば足りる。ただし、データ記録部9は、必ずしも着脱可能である必要はなく、記録装置1と一体的に設けられていてもよい。
本実施形態にかかるデータ記録装置が適用された車両の説明図 記録装置のシステム構成を示したブロック図 モードファイルの一例を示す説明図 本実施形態にかかるデータ記録手順を示すフローチャート データ記録部に記録された時系列的な車両データの推移を示すデータ群を示す説明図 シャットダウン処理の詳細な手順を示すフローチャート
符号の説明
1 データ記録装置
2 ECU
2a E/G−ECU
4 エンジン
5 センサ
6 CPU
7 ROM
8 RAM
9 データ記録部
10 操作部
11 通知部
12 インターフェース部
13 イグニッションスイッチ
14 バッテリ

Claims (7)

  1. 車両側から供給される電力によって動作するとともに、車両に搭載された制御ユニットにおける制御パラメータを、外部システムがアクセス可能なデータ記録部に内蔵された不揮発性メモリに記録するデータ記録装置において、
    前記制御ユニットから時系列的に取得した前記制御パラメータが一時的に記録されるランダムアクセスメモリと、
    前記ランダムアクセスメモリに記録された前記時系列的な制御パラメータのうち、前記車両の不具合状態を特定するのに有効な前記車両データが得られるであろう条件を示す取得条件を具備する所定の期間における一連の前記制御パラメータを、前記データ記録部に記録するデータ制御部とを有し、
    前記データ制御部は、シャットダウン時には、前記取得条件に拘わらず、前記ランダムアクセスメモリに記録された前記時系列的な制御パラメータを前記データ記録部に記録することを特徴とするデータ記録装置。
  2. 前記データ制御部は、前記車両側から前記データ記録部に供給される電力が遮断された場合に行われるシャットダウン時に、前記時系列的な制御パラメータを前記データ記録部に記録することを特徴とする請求項1に記載されたデータ記録装置。
  3. 前記シャットダウン時に、前記データ記録装置に電力を供給するサブバッテリをさらに有することを特徴とする請求項2に記載されたデータ記録装置。
  4. 前記データ制御部は、前記データ記録部に記録された前記制御パラメータを、シャットダウン毎に個別のデータファイルとして構成することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載されたデータ記録装置。
  5. 車両側から供給される電力によって動作するとともに、車両に搭載された制御ユニットにおける制御パラメータを、外部システムがアクセス可能なデータ記録部に内蔵された不揮発性メモリに記録するデータ記録装置のデータ記録方法において、
    前記制御ユニットから時系列的に取得した前記制御パラメータをランダムアクセスメモリに一時的に記録される第1のステップと、
    前記ランダムアクセスメモリに記録された前記時系列的な制御パラメータのうち、前記車両の不具合状態を特定するのに有効な前記車両データが得られるであろう条件を示す取得条件を具備する所定の期間における一連の前記制御パラメータを、前記データ記録部に記録する第2のステップとを有し、
    前記第2のステップは、シャットダウン時には、前記取得条件に拘わらず、前記ランダムアクセスメモリに記録された前記時系列的な制御パラメータを前記データ記録部に記録することを特徴とするデータ記録方法。
  6. 前記第2のステップは、前記車両側から前記データ記録部に供給される電力が遮断された場合に行われるシャットダウン時に、前記時系列的な制御パラメータを前記データ記録部に記録するステップであることを特徴とする請求項5に記載されたデータ記録方法。
  7. 前記第2のステップは、前記データ記録部に記録された前記制御パラメータを、シャットダウン毎に個別のデータファイルとして構成することを特徴とする請求項5または6に記載されたデータ記録方法。
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