JP2002106408A - 車両用電子制御装置 - Google Patents

車両用電子制御装置

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JP2002106408A
JP2002106408A JP2000297905A JP2000297905A JP2002106408A JP 2002106408 A JP2002106408 A JP 2002106408A JP 2000297905 A JP2000297905 A JP 2000297905A JP 2000297905 A JP2000297905 A JP 2000297905A JP 2002106408 A JP2002106408 A JP 2002106408A
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JP
Japan
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vehicle
external device
electronic control
serial communication
signal
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JP2000297905A
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English (en)
Inventor
Mutsuo Obara
睦生 小原
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、通信開始時に、外部装置がシリア
ル通信ラインをアクティブにしたことをウェークアップ
信号検出手段によって検出し、電源供給回路に電源起動
信号を送信し、車両用電子制御装置を起動させることを
目的としている。 【構成】 このため、中央処理装置と、中央処理装置に
接続されたROMと、外部装置とシリアル通信ポートと
を備えた車両用電子制御装置において、外部装置と接続
可能なコネクタ部を設け、シリアル通信ポートとコネク
タ部とを接続するシリアル通信ラインを設け、シリアル
通信ラインの途中に分岐部を設け、分岐部に接続され、
且つ電源供給回路に接続されるウェークアップ信号検出
手段により、外部装置をコネクタ部に接続した後に、外
部装置がシリアル通信ラインをアクティブにしたことを
検出する構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は車両用電子制御装
置に係り、特に車外の外部装置とシリアル通信可能なシ
リアル通信ポートを備える車両用電子制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、車両の電子制御化が進んでおり、
電子的なエンジン制御用ECU(ECM:Engine
Control Module)、トランスミッショ
ン制御用ECU(TCM:Transmission
Control Module)、アンチロックブレー
キシステム(ABS)制御用ECU等の多くのECU
(エンジン・コントロール・ユニット)が車両に搭載さ
れている。
【0003】そして、これらECUは、夫々対応する装
置に対して指令信号を送信することにより、各装置を適
正に制御している。
【0004】現在、その多くの車載用電子コントローラ
は、シリアル通信機能を装備しており、シリアル通信機
能を用いて外部装置とデータを送受信することで、市場
出荷後の故障診断、アッセンブリラインでの車載用電子
コントローラへのプログラム書き込み等が実施されてい
る。
【0005】シリアル通信の主要な用途は、車両に不具
合が発生した場合に、各ECUに格納されたデータを読
み出して不具合の原因を解明するという故障診断であ
る。現在、アメリカ合衆国、EU、日本等では、4輪車
と排気ガス関連の車載用電子コントローラ(主にEC
M、TCM)と外部車両故障診断装置(テスタ)とをシ
リアル通信で接続し、外部車両故障診断装置に、排気ガ
ス関連の故障診断データ(故障を特定するためのコード
等)を出力することを法規で義務づけしている。
【0006】これらの規制により車両のシリアル通信機
能の設定が急速に普及した。一般には、法規で求められ
るデータの出力以外に、車両メーカが故障の特定に役立
つと判断した数多くのデータの出力が行われている。
【0007】また、故障診断以外にも、車両メーカのア
ッセンブリラインで、車載用電子コントローラと外部プ
ログラム装置とをシリアル通信で接続し、外部プログラ
ム装置から車載用電子コントローラのソフトウエアと定
数とを、車載用電子コントローラに転送し、車載用電子
コントローラのメモリ(フラッシュROM、EEPRO
Mが用いられる)にソフトウエアや定数が書き込まれ
る。
【0008】これを実現するために、車載用電子コント
ローラには、外部プログラム装置と通信を実施して、車
載用電子コントローラ内のROM(フラッシュROM、
EEPROM)にソフトウエアや定数を書き込むため
の、最低限のプログラムは備えている必要がある。
【0009】前記車両用電子制御装置としては、特開2
000−101655号公報に開示されるものがある。
この公報に開示される電子制御装置は、少なくとも1つ
のシリアル通信モジュールを有するマイクロコンピュー
タと、マイクロコンピュータとシリアル通信ラインを介
して接続される書換可能な不揮発性メモリと、不揮発性
メモリとシリアル通信ラインを介して並列に接続される
少なくとも1つの入出力モジュールと、不揮発性メモリ
に対する送信データを一時的に蓄えるバッファとを具備
し、マイクロコンピュータは入出力モジュールと所定の
タイミング毎に通信を行うとともに、入出力モジュール
と通信を実行していないタイミングにてバッファの内容
を確認し、バッファに送信データが蓄えられているとき
にはシリアル通信ラインを介して不揮発性メモリとの通
信を実行し、ECU(電子制御装置)の通常制御中にお
ける更新データを電源電圧の瞬断等に影響されず、余分
な時間を費やすことなくEEPROM(書換可能な)不
揮発性メモリに反映している。
【0010】ここで、従来の車載用電子コントローラの
シリアル通信のハード構成について説明すると、図8に
おいて、404は車両用電子制御装置(「車載用電子コ
ントローラ」ともいう。なお、車両用電子制御装置とし
ては、ECMやTCM等がある)、406は外部装置、
408は車両用電子制御装置404と外部装置406と
を連結するコネクタ部(「連結装置」ともいう)、41
0は車載用センサ、412は燃料噴射弁等のアクチュエ
ータ、414は他の制御装置(「コントローラ」ともい
う)、416は電源(「バッテリ」ともいう)、418
はイグニション(「IG」ともいう)スイッチである。
【0011】前記車両に搭載される車両用電子制御装置
404には、外部装置406との間でシリアル通信によ
ってデータ通信を行うシリアル通信ポートである第1通
信ポート404Aと、後述する入力処理回路404Eか
らの信号に基づいて目的の制御に対する最適制御量を演
算し、この演算結果に基づいた制御信号を出力する中央
処理装置であるCPU404Bと、制御用のプログラム
やデータを格納するブロック書き換え可能なROM(工
場でプログラムする場合は、フラッシュメモリやEEP
ROM)404Cと、CPU404Bが演算を行うため
のデータを保存するRAM404Dと、車載用センサ4
10からの信号を入力して波形処理する入力処理回路4
04Eと、CPU404Bからの制御信号を受けてアク
チュエータ412を駆動する出力制御回路404Fと、
他の制御装置414との通信を行うための第2通信ポー
ト404Gと、電源供給回路404Hとが設けられてい
る。
【0012】また、外部装置406には、車両用電子制
御装置404との間でデータ通信を行う図示しない外部
装置側通信ポートや外部装置側CPU(図示せず)、車
両用電子制御装置404への新しいプログラムやデータ
のファイルが保存された記憶媒体(図示せず)、外部装
置側ROM(図示せず)、外部装置側RAM(図示せ
ず)等が設けられている。
【0013】前記コネクタ部408は、車両側第1コネ
クタ部408−1と外部装置側第2コネクタ部408−
2とからなり、前記シリアル通信ポートである第1通信
ポート404Aと車両側第1コネクタ部408−1とを
接続する第1シリアル通信ライン(「第1シリアル通信
信号ライン」ともいう)420を設けるとともに、外部
装置406の図示しない外部装置側通信ポートと外部装
置側第2コネクタ部408−2とを接続する第2シリア
ル通信ライン(「第2シリアル通信信号ライン」ともい
う)422を設け、車両用電子制御装置404に外部装
置406を接続可能とするものである。
【0014】更に、車両用電子制御装置404の前記電
源供給回路404Hには、図8に示す如く、車両側に位
置する電源416とイグニションスイッチ418とを接
続して設ける。そして、電源416は、電源ライン42
4とグランドライン426とにより、前記コネクタ部4
08を介して外部装置406に接続される。
【0015】そして、実際の信号が伝わる第1、第2シ
リアル通信ライン420、422と、グランドライン4
26との2本があれば、シリアル通信は可能であるが、
一般的には車両から外部装置406へ電源を供給するた
めの電源ライン424が設けられる場合が多い。
【0016】また、電源供給回路404Hには、電源4
16から電源が供給されており、イグニションスイッチ
のOFF時には、バックアップRAM等の一部回路のみ
に電源を供給しているが、CPUや通信ポートには電源
を供給していないため、システムは休眠状態となってい
る。しかし、イグニションスイッチのON信号が入る
と、車載用電子コントローラの全デバイスに電源が供給
され、車両用電子制御装置404を起動する。
【0017】アッセンブリラインでプログラムする場合
に、ROMはフラッシュROMが用いられ、その一部に
はプログラムする場合に最低限必要なプログラムのみが
既にプログラムされており、通信でエンジン制御のプロ
グラムを残りのROMエリアにダウンロードしている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、車載
用電子コントローラが外部装置と通信して情報のやり取
りをする場合において、車両のイグニションスイッチを
ONして車載用電子コントローラを立ち上げ、所望の通
信を実施した後に、車両のイグニションスイッチをOF
Fする必要がある。
【0019】そして、この方式で、例えば工場で車載用
電子コントローラへのプログラムの書き込みを、シリア
ル通信を用いて実施する場合、以下の不都合がある。 (1)イグニションスイッチのON・OFFを実施する
工数がかかる。 (2)前記車載用電子コントローラ以外のコントローラ
や電動システムも、イグニションスイッチのON時に起
動されてしまう。つまり、工場においては、まだ製造過
程であり、起動されては不具合(故障等)の生じるもの
が、多数存在する場合がある。しかも、同一製造機種で
あっても、個々の車両で組付・不具合状態は異なる場合
が多い。そして、イグニションスイッチのON時の起動
は、チェックシートなどの確認などの十分な配慮を必要
とする。このため、車載用電子コントローラへのプログ
ラムの書き込みは、製造工程の最終工程に限られてい
た。
【0020】また、この方式においては、例えば市場で
不具合が発生した車両にテスタを接続して故障診断を行
う場合には、以下の不都合がある。 (1)車載用電子コントローラのデータを収集するに
は、イグニションスイッチをONする必要があった。こ
の場合、エンジン始動から停止までのデータしか取るこ
とができなかった。つまり、始動でのエンジン不調不具
合の多くは、起動時に発生しており、エンジン始動前の
状態についても調査する必要があるものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、中央処理装置と、この中央
処理装置に接続されたROMと、車外の外部装置とシリ
アル通信可能なシリアル通信ポートとを備えた車両用電
子制御装置において、前記外部装置と接続可能なコネク
タ部を設け、前記シリアル通信ポートとコネクタ部とを
接続するシリアル通信ラインを設け、このシリアル通信
ラインの途中に分岐部を設け、この分岐部に接続され、
且つ電源供給回路に接続されるウェークアップ信号検出
手段を設け、前記外部装置をコネクタ部に接続した後に
は、外部装置がシリアル通信ラインをアクティブにした
ことを前記ウェークアップ信号検出手段により検出する
構成としたことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】上述の如く発明したことにより、
外部装置をコネクタ部に接続した後には、外部装置がシ
リアル通信ラインをアクティブにしたことをウェークア
ップ信号検出手段により検出し、電源供給回路に電源起
動信号を送信し、車両用電子制御装置を起動させること
を可能としている。
【0023】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
【0024】図1〜図7はこの発明の実施例を示すもの
である。図2及び図3において、2は車両、4は車両用
電子制御装置(「車載用電子コントローラ」ともいう。
なお、車両用電子制御装置としては、ECMやTCM等
がある)、6は外部装置、8は車両用電子制御装置4と
外部装置6とを連結するコネクタ部(「連結装置」とも
いう)、10は車載用センサ、12は燃料噴射弁等のア
クチュエータ、14は他の制御装置(「コントローラ」
ともいう)、16は電源(「バッテリ」ともいう)、1
8はイグニション(「IG」ともいう)スイッチであ
る。
【0025】前記車両2に搭載される車両用電子制御装
置4には、外部装置6との間でシリアル通信によってデ
ータ通信を行うシリアル通信ポートである第1通信ポー
ト4Aと、後述する入力処理回路4Eからの信号に基づ
いて目的の制御に対する最適制御量を演算し、この演算
結果に基づいた制御信号を出力する中央処理装置である
CPU4Bと、制御用のプログラムやデータを格納する
ブロック書き換え可能なROM(工場でプログラムする
場合は、フラッシュメモリやEEPROM)4Cと、C
PU4Bが演算を行うためのデータを保存するRAM4
Dと、車載用センサ10からの信号を入力して波形処理
する入力処理回路4Eと、CPU4Bからの制御信号を
受けてアクチュエータ12を駆動する出力制御回路4F
と、他の制御装置14との通信を行うための第2通信ポ
ート4Gと、電源供給回路4Hとが設けられている。
【0026】また、外部装置6には、車両用電子制御装
置4との間でデータ通信を行う図示しない外部装置側通
信ポートや外部装置側CPU(図示せず)、車両用電子
制御装置4への新しいプログラムやデータのファイルが
保存された記憶媒体(図示せず)、外部装置側ROM
(図示せず)、外部装置側RAM(図示せず)等が設け
られている。
【0027】前記コネクタ部8は、車両側第1コネクタ
部8−1と外部装置側第2コネクタ部8−2とからな
り、前記シリアル通信ポートである第1通信ポート4A
と車両側第1コネクタ部8−1とを接続する第1シリア
ル通信ライン(「第1シリアル通信信号ライン」ともい
う)20を設けるとともに、外部装置6の図示しない外
部装置側通信ポートと外部装置側第2コネクタ部8−2
とを接続する第2シリアル通信ライン(「第2シリアル
通信信号ライン」ともいう)22を設け、車両用電子制
御装置4に外部装置6を接続可能とするものである。
【0028】更に、車両用電子制御装置4の前記電源供
給回路4Hには、図3に示す如く、車両2側に位置する
電源16とイグニションスイッチ18とを接続して設け
る。そして、電源16は、電源ライン24とグランドラ
イン26とにより、前記コネクタ部8を介して外部装置
6に接続されるものである。
【0029】このとき、前記車両側第1コネクタ部8−
1とを接続する第1シリアル通信ライン20の途中に分
岐部28を設け、この分岐部28に接続され、且つ電源
供給回路4Hに接続されるウェークアップ信号検出手段
30を設け、前記外部装置6をコネクタ部8に接続した
後には、外部装置6が第1、第2シリアル通信ライン2
0、22をアクティブにしたことを前記ウェークアップ
信号検出手段30により検出する構成とする。
【0030】詳述すれば、前記電源供給回路4Hには、
電源16から電源が供給されており、イグニションスイ
ッチ18がOFF、且つウェークアップ信号検出手段3
0からの起動要求信号がOFFの場合には、バックアッ
プRAM等の一部回路のみに電源を供給しているが、シ
リアル通信ポートである第1通信ポート4AやCPU4
Bに電源を供給していないため、システムは休眠状態と
なっている。
【0031】当然に、イグニションスイッチ18のON
信号が入力されると、前記車両2に搭載される車両用電
子制御装置4の全デバイスに電源が供給され、車両用電
子制御装置4を起動し、シリアル通信機能も稼働する
が、これ以外にも、イグニションスイッチ18がOFF
であっても、外部装置6が第1、第2シリアル通信ライ
ン20、22をアクティブ(グランドレベルとの電位差
が一定値以上となった状態)となった場合に、前記ウェ
ークアップ信号検出手段30は、グランドレベルとの第
1、第2シリアル通信ライン20、22の電位差を検出
し、前記電源供給回路4Hへの起動要求信号をONとし
て、車両用電子制御装置4の全デバイスに電源を供給
し、車両用電子制御装置4を起動する。
【0032】また、前記イグニションスイッチ18のO
FF時に、ウェークアップ信号検出手段30は、信号を
検出した後に、所定時間内に通信コマンドが送信されな
かった時、つまり通信の終了から一定時間後に前記電源
供給回路4Hへの起動要求信号をOFFとし、電源供給
を制限し、車両用電子制御装置4を停止、すなわち電源
供給を停止するものである。
【0033】ここで、テスタから信号がこない状態の通
信ラインの電位例(図4参照)とテスタから信号が送信
された状態の通信ラインの電位例(図5参照)とについ
て説明する。
【0034】図4のテスタから信号がこない状態の通信
ラインの電位例においては、通信休止状態を0V(LO
W)としたが、システムによっては通信休止状態の電圧
が0Vでない(HIGH)の場合、あるいは負電位の場
合がある。しかし、いずれにしても通信休止状態では電
位の変化がない。
【0035】また、図5のテスタから信号が送信された
状態の通信ラインの電位例においては、通信休止状態を
0V(LOW)からの最初の電位変化を、前記ウェーク
アップ信号検出手段30が検出し、電源供給回路4Hへ
の起動要求信号をONとする。再度、通信休止状態を0
V(LOW)が所定時間継続した後には、電源供給回路
4Hへの起動要求信号をOFFとする。
【0036】なお、前記外部装置6としては、故障診断
装置によって構成することが可能である。
【0037】前記外部装置6を故障診断装置によって構
成すると、外部装置6は、故障診断のために用いられ、
主に車両2から通信ラインを介して送信されるデータの
表示、保存をする機能を有することとなる。
【0038】そして、電源は、内蔵電池の場合もある
が、ほとんどの場合、車両側第1コネクタ部8−1の電
源ライン24から電源が供給される。
【0039】この場合、特にイグニションスイッチ18
がOFF時でも、データの収集・保存することが可能で
あることが最大のメリットとなり、そのため、エンジン
停止(オルタネータ非発電時)でも、前記外部装置6で
ある故障診断装置による電力消耗を防止するため、エン
ジン停止のデータ収集では通信時のみ外部装置6である
故障診断装置の全機能をONとするタイマ起動を備える
ことが好ましい(エンジン停止中のデータ収集はエンジ
ン稼働中ほど頻繁である必要はない)。
【0040】このとき、車両用電子制御装置4は、外部
装置6である故障診断装置から要求された指定のデータ
を出力するものである。
【0041】そして、車両用電子制御装置4へのプログ
ラムは、以下の手順で実施される。 (1)車両側第1コネクタ部8−1に外部装置6である
故障診断装置の外部装置側第2コネクタ部8−2を接続
する。 (2)外部装置6である故障診断装置の診断データ収集
・保存プログラムを立ち上げる。 (3)その後、作業者は、所定日数またはデータが一杯
になり、その表示・警報があるまでこのシステムを放置
しておく。
【0042】また、前記外部装置6としては、プログラ
ム書き込み装置によって構成することが可能である。
【0043】前記外部装置6をプログラム書き込み装置
によって構成すると、外部装置6は、アッセンブリライ
ンに設置される製造装置となる。
【0044】そして、接続されていない場合でも、いつ
も通信初期化信号を出力して応答があるまで繰り返すシ
ステムや車両側第1コネクタ部8−1を経由して、車両
2側から供給される電源ライン24の電位を検出して通
信初期化信号を出力するシステム等がある。
【0045】アッセンブリラインには、いろいろな機種
が流れており、機種毎にプログラムすべきソフトウエア
と定数とが異なる。どのソフトウエアと定数とを選択す
るかは、アッセンブリラインのシステムで異なり、車両
2に張られた機種を特定できるバーコードをバーコード
リーダで読み取って、その情報を前記外部装置6である
プログラム書き込み装置に送信して、ソフトウエアと定
数とを決定したり、車両用電子制御装置4の車両ハーネ
ス側に機種特有の接続を施し、車両用電子制御装置4が
その接続状態を認識して機種と特定し、その情報を車両
用電子制御装置4から外部装置6であるプログラム書き
込み装置へ送信し、ソフトウエアと定数とを決定する等
の方法がある。
【0046】このとき、アッセンブリラインでプログラ
ムされる車両用電子制御装置4には、その車両用電子制
御装置4が適用可能な機種全てソフトウエアと定数とが
プログラムされており、アッセンブリラインでは、どの
ソフトウエアと定数とがプログラムを選択するかを制御
するデータ部分のみプログラムするシステムやプログラ
ムに最低限必要な通信等のソフトウエアと定数のみがプ
ログラムされており、ほとんどのシフトウエアと定数と
は、アッセンブリラインでプログラムすることを前提と
したシステムがある。なお、プログラムされるデバイス
には、フラッシュROMやEEPROMが用いられる。
【0047】次に、図1の制御用フローチャートに沿っ
て作用を説明する。
【0048】先ず、前記ウェークアップ信号検出手段3
0において、第1、第2シリアル通信ライン20、22
の電位が”H”であることを検出したか否の判断(10
2)が行われ、この判断(102)がNOの場合には、
ウェークアップ信号検出手段30において、第1、第2
シリアル通信ライン20、22の電位が”L”であるこ
とを検出したか否の判断(104)に移行し、判断(1
02)がYESの場合には、電源供給回路4Hは車両用
電子制御装置4の全デバイスに電源を供給して車両用電
子制御装置4を起動し(106)、判断(102)に戻
る。
【0049】上述のウェークアップ信号検出手段30に
おいて、第1、第2シリアル通信ライン20、22の電
位が”L”であることを検出したか否の判断(104)
がNOの場合には、そのまま判断(102)に戻り、判
断(104)がYESの場合には、電源供給回路4Hは
車両用電子制御装置4の各デバイスへの電源供給を停止
し(108)、判断(102)に戻る。
【0050】また、前記外部装置6を故障診断装置によ
って構成した際には、イグニションスイッチ18のOF
F時に、図6に示す如く、外部装置6である故障診断装
置がタイマ起動され(202)、この外部装置6である
故障診断装置からウェークアップ用信号が車両用電子制
御装置4へ送信される(204)。この時点では、まだ
通信は成立しない。
【0051】前記ウェークアップ信号検出手段30は、
第1、第2シリアル通信ライン20、22のウェークア
ップ信号(電位差)を検出し、電源供給回路4Hへの起
動要求信号をONとして、車両用電子制御装置4の全デ
バイスに電源が供給され、車両用電子制御装置4がO
N、つまり起動する(206)。
【0052】この時点で車両用電子制御装置4の通信ポ
ートの機能が起動される。
【0053】また、前記外部装置6である故障診断装置
は、再度、通信初期化信号を車両用電子制御装置4へ送
信し、この車両用電子制御装置4は、通信が成立したこ
とを前記外部装置6である故障診断装置に通知するため
に、通信初期化信号に対して応答を返す。
【0054】そして、前記外部装置6である故障診断装
置は、車両用電子制御装置4に所望のデータ、つまり診
断データを要求し、車両用電子制御装置4から診断デー
タを受信したら、外部装置6である故障診断装置内に記
録する(208)。
【0055】更に、外部装置6である故障診断装置は、
要求したデータの収集・保存が完了したら、通信休止状
態(”L”)且つ主要機能のOFF状態(パワーセーブ
のため)に移行する(210)。
【0056】前記ウェークアップ信号検出手段30は、
通信の終了から一定時間以上”L”となったことを検出
し、電源供給回路4Hへの起動要求信号をOFFとし
て、電源供給を制限し、車両用電子制御装置4内の各デ
バイスへの電源供給を停止して車両用電子制御装置4を
停止する(212)。
【0057】前記外部装置6である故障診断装置と車両
用電子制御装置4の上述したパワーセーブ機能によりエ
ンジン停止中の状態でも長期に渡って各種データ(外気
温、水温などの各種センサ情報)を収集・保存可能とな
る。
【0058】更にまた、前記外部装置6をプログラム書
き込み装置によって構成した際には、図7に示す如く、
アッセンブリラインでプログラム工程に入った車両2の
車両側第1コネクタ部8−1に外部装置6をプログラム
書き込み装置の外部装置側第2コネクタ部8−2を接続
する(302)。
【0059】すると、外部装置6であるプログラム書き
込み装置から車両用電子制御装置4へウェークアップ用
信号が送信される(304)。この時点では、まだ通信
は成立していない。
【0060】前記ウェークアップ信号検出手段30は、
第1、第2シリアル通信ライン20、22のウェークア
ップ信号(電位差)を検出し、電源供給回路4Hへの起
動要求信号をONとして、車両用電子制御装置4の全デ
バイスに電源が供給され、車両用電子制御装置4がO
N、つまり起動する(306)。
【0061】この時点で車両用電子制御装置4の通信ポ
ートの機能が起動される。
【0062】また、前記外部装置6であるプログラム書
き込み装置は、再度、通信初期化信号を車両用電子制御
装置4へ送信し、この車両用電子制御装置4は、通信が
成立したことを前記外部装置6であるプログラム書き込
み装置に通知するために、通信初期化信号に対して応答
を返す。
【0063】この時点で、外部装置6であるプログラム
書き込み装置は、車両用電子制御装置4にコントローラ
識別番号を要求する(308)。
【0064】そして、前記外部装置6であるプログラム
書き込み装置は、車両用電子制御装置4にコントローラ
識別番号に適合したプログラムと定数とを送信し、車両
用電子制御装置4は、内部のフラッシュROMやEEP
ROMに書き込む(310)。
【0065】書き込みが完了したら、車両2側または外
部装置6であるプログラム書き込み装置側で認識サイン
(ランプ点灯、ブザー警報)を出す(312)。
【0066】なお、作業者が外部装置側第2コネクタ部
8−2を抜き、通信休止状態となり、その後に通信ライ
ンが通信の終了から一定時間以上”L”となった場合に
は、前記ウェークアップ信号検出手段30は、電源供給
回路4Hへの起動要求信号をOFFとして、電源供給を
制限し、車両用電子制御装置4内の各デバイスへの電源
供給を停止して車両用電子制御装置4を停止する(31
4)。
【0067】これにより、1つの車両用電子制御装置4
と外部装置6との通信開始時において、外部装置6が第
1、第2シリアル通信ライン20、22をアクティブに
したことを、ウェークアップ信号検出手段30によって
検出することで、電源供給回路4Hに電源起動信号を送
信し、前記車両用電子制御装置4を起動させることが可
能となり、1つの車両用電子制御装置4の電源を入れる
ためだけに、イグニションスイッチ18をONする必要
がないので、外部装置6と通信状態にある1つの車両用
電子制御装置4を除く、他の車載コントローラが起動さ
れることがなく、実用上有利である。
【0068】また、前記イグニションスイッチ18のO
FF時に、ウェークアップ信号検出手段30は、信号を
検出した後に、所定時間内に通信コマンドが送信されな
かった時、つまり通信の終了から一定時間後に前記電源
供給回路4Hへの起動要求信号をOFFとし、電源供給
を制限し、車両用電子制御装置4を停止、すなわち電源
供給を停止することにより、バッテリ上がりを確実に防
止することができ、商品力の向上に貢献し得るものであ
る。
【0069】更に、前記外部装置6を、故障診断装置に
よって構成すれば、エンジン停止時においても、外部装
置6である故障診断装置によって、車両用電子制御装置
4の故障診断及びデータの収集をすることができ、故障
原因の早期発見と解決、更には信頼性の向上に貢献し得
るとともに、エンジン不調の多くは、エンジン始動前の
車両用電子制御装置4の起動時に発生しているが、この
車両用電子制御装置4の起動時から故障診断可能なた
め、従来、診断不可能であったこの車両用電子制御装置
4の起動時からエンジン始動時までの状態を診断可能と
なり、実用上有利である。
【0070】更にまた、前記外部装置6を、プログラム
書き込み装置によって構成すれば、車両用電子制御装置
4にプログラムを書き込むために必要であった、車両用
電子制御装置4起動のための前記イグニションスイッチ
18のON・OFFする工程が削減可能であるととも
に、前記ウェークアップ信号検出手段30を備えていれ
ば、工場の製造工程のどこでもプログラムを書き込むこ
とが可能となり、製造工程レイアウト上の自由度が増
加、すなわち、最適な位置での書き込みが可能であり、
しかもプログラムの書き込みが必要な1つの車両用電子
制御装置4のみ起動させることができ、前記イグニショ
ンスイッチ18のONによる起動時に起こる、組付途中
で、システムが未完成の他のコントローラにも起動信号
が送信されてしまうという不具合を防止することがで
き、組付性の向上や故障率の低減に貢献し得る。
【0071】なお、この発明は上述実施例に限定される
ものではなく、種々の応用改変が可能である。
【0072】例えば、この発明の実施例においては、車
両用電子制御装置にインプット機能、つまり外部装置に
よって書き込まれる機能のみを有する構成としたが、前
記車両用電子制御装置に、データのインプット機能のみ
でなく、アウトプット機能をも付加する特別構成とする
ことも可能である。
【0073】すなわち、前記車両用電子制御装置は、外
部装置によるデータのインプット機能を有するととも
に、他の車両用電子制御装置へのデータ送信機能である
アウトプット機能をも有するものである。
【0074】さすれば、外部装置がなくとも、アウトプ
ット機能を有する同種の車両があれば、他の車両用電子
制御装置へのデータ送信が可能となり、書き込み作業を
容易に行うことができるとともに、学習制御した後のデ
ータをアウトプットすれば、仕様を揃えることができ、
しかも緊急避難時にも対処でき、実用上有利である。
【0075】また、アウトプット機能とともに、表示機
能を付加すれば、車両間のデータ比較を行い、故障部分
を前記表示機能によって表示し、迅速且つ確実な故障診
断を行うことも可能である。
【0076】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの本発明によ
れば、中央処理装置と、この中央処理装置に接続された
ROMと、車外の外部装置とシリアル通信可能なシリア
ル通信ポートとを備えた車両用電子制御装置において、
外部装置と接続可能なコネクタ部を設け、シリアル通信
ポートとコネクタ部とを接続するシリアル通信ラインを
設け、このシリアル通信ラインの途中に分岐部を設け、
この分岐部に接続され、且つ電源供給回路に接続される
ウェークアップ信号検出手段を設け、外部装置をコネク
タ部に接続した後には、外部装置がシリアル通信ライン
をアクティブにしたことをウェークアップ信号検出手段
により検出する構成としたので、1つの車両用電子制御
装置と外部装置との通信開始時において、外部装置がシ
リアル通信ラインをアクティブにしたことを、ウェーク
アップ信号検出手段によって検出することで、電源供給
回路に電源起動信号を送信し、前記車両用電子制御装置
を起動させることが可能となり、1つの車両用電子制御
装置の電源を入れるためだけに、イグニションスイッチ
をONする必要がないので、外部装置と通信状態にある
1つの車両用電子制御装置を除く、他の車載コントロー
ラが起動されることがなく、実用上有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す車両用電子制御装置の
制御用フローチャートである。
【図2】車両の概略左側面図である。
【図3】車両用電子制御装置のシリアル通信のハード構
成図である。
【図4】テスタから信号がこない状態の通信ラインの電
位例を示す図である。
【図5】テスタから信号が送信された状態の通信ライン
の電位例を示す図である。
【図6】外部装置を故障診断装置によって構成した際の
フローチャートである。
【図7】外部装置をプログラム書き込み装置によって構
成した際のフローチャートである。
【図8】この発明の従来技術を示す車両用電子制御装置
のシリアル通信のハード構成図である。
【符号の説明】
2 車両 4 車両用電子制御装置 4A 第1通信ポート 4B CPU 4C ROM 4D RAM 4E 入力処理回路 4F 出力制御回路 4G 第2通信ポート 4H 電源供給回路 6 外部装置 8 コネクタ部 8−1 車両側第1コネクタ部 8−2 外部装置側第2コネクタ部 10 車載用センサ 12 アクチュエータ 14 他の制御装置(「コントローラ」ともいう) 16 電源(「バッテリ」ともいう) 18 イグニション(「IG」ともいう)スイッチ 20 第1シリアル通信ライン(「第1シリアル通信信
号ライン」ともいう) 22 第2シリアル通信ライン(「第2シリアル通信信
号ライン」ともいう) 24 電源ライン 26 グランドライン 28 分岐部 30 ウェークアップ信号検出手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置と、この中央処理装置に接
    続されたROMと、車外の外部装置とシリアル通信可能
    なシリアル通信ポートとを備えた車両用電子制御装置に
    おいて、前記外部装置と接続可能なコネクタ部を設け、
    前記シリアル通信ポートとコネクタ部とを接続するシリ
    アル通信ラインを設け、このシリアル通信ラインの途中
    に分岐部を設け、この分岐部に接続され、且つ電源供給
    回路に接続されるウェークアップ信号検出手段を設け、
    前記外部装置をコネクタ部に接続した後には、外部装置
    がシリアル通信ラインをアクティブにしたことを前記ウ
    ェークアップ信号検出手段により検出する構成としたこ
    とを特徴とする車両用電子制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ウェークアップ信号検出手段は、信
    号を検出した後に、所定時間内に通信コマンドが送信さ
    れなかった時には、電源供給を停止する請求項1に記載
    の車両用電子制御装置。
  3. 【請求項3】 前記外部装置は、故障診断装置からなる
    請求項1および請求項2に記載の車両用電子制御装置。
  4. 【請求項4】 前記外部装置は、プログラム書き込み装
    置からなる請求項1および請求項2に記載の車両用電子
    制御装置。
  5. 【請求項5】 前記車両用電子制御装置は、データのイ
    ンプット機能のみでなく、アウトプット機能をも有する
    請求項1に記載の車両用電子制御装置。
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