JP2005234207A - 光学装置及びプロジェクタ - Google Patents

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Abstract


【課題】光学部品用筐体等の収納体に対して投写レンズや光学装置本体をネジ止めせずに固定することができ、また、これらの光学部品を一体ないしは別々として、光軸方向と略垂直方向から簡便に着脱可能とする光学装置及びプロジェクタを提供すること。
【解決手段】投写光学装置3のフランジ部31と、光変調装置441と色合成光学系444とを備えた光学装置本体44のヘッド部445が一体とされて、光軸の略垂直方向に対して着脱可能な溝部401に挿入され、溝部401内部で当該フランジ部31とヘッド部445が付勢部材501により押圧固定されている構成の光学装置10及び当該光学装置10を備えたプロジェクタ1であり、この構成により、光学部品用筐体40等に対して投写光学装置3や光学装置本体44をネジ止めせずに固定することができ、光学装置本体44等の着脱を簡便に行うことが可能となる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、光学装置及びプロジェクタに関する。
従来より、光源から射出された光束を画像情報に応じて変調して、投写レンズを介してスクリーン上に投写するプロジェクタが知られており、このプロジェクタは、パーソナルコンピュータ(PC)とともに、会議等でのプレゼンテーションに広く利用されている。このようなプロジェクタは、ダイクロイックミラー等の色分離光学系が、光源から射出された光束を三色の色光に分離し、また、液晶パネル等で構成される三つの光変調装置は、色光毎に画像情報に応じて変調する。更には、クロスダイクロイックプリズム等の色合成光学装置は、変調後の各色光を合成して光学像を形成しており、そして、この形成された光学像を投写光学装置により拡大投写するような構成を採用している。
一方、かかる構成のプロジェクタにあっては、これら複数の光学部品を収納して一体的な光学装置(光学ユニット)とするために、当該光学部品を収納、固定する光学部品用筐体(ライトガイドとも呼ばれる)等の光学部品収納体が利用されることが多い。この光学部品用筐体は、複数の光学部品を収納支持する支持側筐体部と、かかる支持側筐体部で支持された複数の光学部品を位置決め固定する構成を備えている。
この光学部品用筐体に収納された複数の光学部品は、前記した固定側筐体部により支持側筐体部側に押圧付勢することにより、内部に形成される照明光軸に対して精度よく位置決めされている。そして、光学部品、例えば、光変調装置や色合成光学装置を備えた光学装置本体や投写光学装置等の光学部品は、それぞれが別々に、あるいは一体化されて、この光学部品用筐体に対してネジ止めで固定されていた(例えば、特許文献1)。
特開平11−231418号公報([0030],図6)
しかしながら、前記した特許文献1に記載された従来のプロジェクタのように、光学部品用筐体に対して投写レンズや光学装置本体等をネジ止めにより固定した場合にあっては、専用の工具が必要となってしまうため着脱作業が煩雑かつ面倒となっていた。更には、光学部品を装着する際の光軸に対する微調整を行うことも困難であった。
また、このようにして光学部品をネジ止めにより固定した場合にあっては、光学部品用筐体の投写方向に対してネジが存在してしまう場合があり、筐体内部の光学部品のレイアウトにも制限が生じてしまっていた。そして、これら投写レンズや光学装置本体は、他の光学部品と比較して清掃等のメンテナンスを施す機会が多いため、着脱作業が容易な光軸方向と垂直方向に着脱できることが望ましかった。
本発明の目的は、前記の課題に鑑みてなされたものであり、光学部品用筐体に対する投写レンズや光学装置本体をネジ止めせずに固定し、また、これらの光学部品を一体ないしは別々として、光軸方向と略垂直方向から簡便に着脱可能とする光学装置及びプロジェクタを提供することにある。
本発明の光学装置は、光源から射出された光束を画像情報に応じて変調して光学像を形成する光変調装置と、当該光変調装置で形成された光を合成する色合成光学系と、当該色合成光学系で合成された光束を拡大投射して投写画像を形成する投写光学装置とを備えた光学装置であって、前記投写光学装置が、レンズが収納される鏡筒と、当該鏡筒の基端に配設されるフランジ部を備え、前記光変調装置と色合成光学系とを備えた光学装置本体の射出方向には、前記フランジ部と対向して配設されるヘッド部を備え、前記フランジ部とヘッド部が一体とされて、光軸の略垂直方向に対して着脱可能な溝部に挿入され、当該溝部内部で当該フランジ部とヘッド部が付勢部材により押圧固定されていることを特徴とする。
この本発明の光学装置によれば、投写光学装置に配設されたフランジ部と、光変調装置と色合成光学系とを備えた光学装置本体に配設されたヘッド部を対向させた状態で一体化して一体部として、光軸の略垂直方向に対して着脱可能な溝部に挿入するとともに、かかる溝部の内部で当該フランジ部とヘッド部が付勢部材により押圧固定するような構成としているので、光学部品である投写光学装置や光学装置本体を所定の溝に対してネジ止めせずに固定することが可能となる。よって、例えば、溝部を光学部品用筐体等の光学部品収納体に対して取り付けることにより、当該収納体に対してこれらの光学部品をネジ止めせずに固定することができ、当該収納体に対する光学装置本体や投写光学装置の着脱を簡便に行うことができることとなる。
また、固定手段として付勢部材により押圧固定するようにしているので、光学部品を装着する際の光軸に対する微調整も容易に実施可能となる。
なお、当該フランジ部とヘッド部を一体化させた一体物を収納、固定保持する溝部は、当該溝部と光学部品収納体等を別々に形成して、両者を組み合わせるようにしてもよく、また、当該溝部と当該収納体を一体形成するようにしてもよい。
更には、本発明の構成によれば、光学部品用筐体等の収納体に対して、光学装置本体と投写光学装置とを一体にして、光軸方向と垂直方向に着脱することができるので、これらの光学部品の着脱を容易に行うことができ、その結果、光学装置本体や投写レンズに対する埃や塵の付着に対する清掃等のメンテナンスやアフターサービスに簡便に対応することを可能とする。
本発明の光学装置は、複数の光学部品を内部に収納し、各光学部品を所定の照明光軸上に位置決め配置する光学部品用筐体を備え、前記した溝部が、当該光学部品用筐体に対して一体形成されていることが好ましい。
かかる本発明の光学装置によれば、光学装置が光学部品用筐体を備えており、かかる光学部品用筐体に対して、投写光学装置のフランジ部と光学装置本体のヘッド部を一体化した一体部を光軸の垂直方向に着脱可能な溝部が一体形成されるよう構成としているので、光学部品用筐体に対して投写光学装置や光学装置本体をネジ止めせずに固定できることとなり、光学部品用筐体に対する光学装置本体や投写光学装置の着脱を簡便に行うことができることとなる。
そして、光学部品用筐体の投写方向に対してネジが存在することもなく、光学部品用筐体内部における光学部品のレイアウトにも幅を持たせることができ、レイアウトの多様化を図ることができる。
本発明の光学装置は、前記フランジ部及び前記ヘッド部が、両者のいずれか一方に対して嵌合突起を、またいずれか他方に対して嵌合孔をそれぞれ形成して、当該嵌合突起と嵌合孔が嵌合されて一体化されていることが好ましい。
かかる本発明によれば、投写光学装置のフランジ部と、光学装置本体のヘッド部が嵌合突起と嵌合孔を形成して嵌合されて固着一体化されているため、両者を余計な部品及び工具や接着剤を用いずに、簡便に一体化させることができる。また、嵌合により両者が強固に固着一体化されているので、両者を一体化しての着脱が容易に行われることとなり、前記した効果がより好適に奏されることになる。
本発明の光学装置は、前記溝部、並びに前記フランジ部及びヘッド部を一体とした一体部が、両者のいずれか一方に対して嵌合用突起を、またいずれか他方に対して嵌合用孔をそれぞれ形成して、当該嵌合用突起と当該嵌合用孔が嵌合されて固着されていることが好ましい。
かかる本発明によれば、投写光学装置のフランジ部と光学装置本体のヘッド部とを一体化した一体部と、当該一体部を着脱可能に収納する溝部とが、嵌合用突起と嵌合用孔を形成して嵌合状態となって固定されているので、前記した付勢部材による押圧固定することと加えて、光学装置本体と投写光学装置を光学部品用筐体等に取り付けられた溝部に対してより強固に固定させることが可能となる。
本発明の光学装置は、前記した付勢部材が板状部材からなり、略中央部分に位置する基部と、当該基部の両端から断面略八の字状に延出した腕部と、該腕部の先端から前記基部と平行に張り出した脚部とを備えて構成されることが好ましい。
かかる本発明によれば、付勢部材が、板状部材からなり、それぞれが特定形状の基部、腕部及び脚部を備えて構成されるため、原材料である板材を用いて所定の形状に打ち抜き加工や曲げ加工等を施して、付勢部材を簡便に製造することができるため、コストの削減を図ることが可能となる。また、付勢部材は、基部、腕部及び脚部を備えて構成されていることにより、腕部と基部または脚部との開き角度を大きくして、基部と脚部との平面位置を近接した状態にすれば、基部と脚部との平面位置が離間する方向に力を及ぼす、いわゆる板ばね構造とすることができる。このため、付勢される被付勢部材と付勢部材を支持する部材との距離が狭く設定された場合であっても、前記した構成の付勢部材を設置することが可能となり、確実に被付勢部材を付勢することができる。
本発明のプロジェクタは、光源から射出された光束を、画像情報に応じて変調して光学像を形成し、拡大投写するプロジェクタであって、前記した光学装置を備えていることを特徴とする。
この発明によれば、前記した内容と同様の作用・効果を享受できる。
そして、かかる構成からなる光学装置は、投写光学系である投写光学装置や光学装置本体の配設のレイアウトに選択性をもたせることができるため、小型化も容易となるため、プロジェクタ自体の小型化をも促進することができる。
また、このようにしてプロジェクタを小型化することにより、製造コストの削減をも図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(I)光学系4の構成:
図1には本実施形態のプロジェクタ1の光学系4の模式図を示す。プロジェクタ1は、
インテグレータ照明光学系41と、色分離光学系42と、リレー光学系43と、光変調光
学装置および色合成光学系を一体化した光学装置本体44と、投写光学装置である投写レンズ3とを備えているものである。
インテグレータ照明光学系41は、光源から射出された光束を照明光軸直交面内におけ
る照度を均一にするための光学系であり、光源装置411、第1レンズアレイ412、第
2レンズアレイ413、偏光変換素子414、および重畳レンズ415を備えて構成され
る。
光源装置411は、放射光源としての光源ランプ416およびリフレクタ417を備えており、光源ランプ416から射出された放射状の光線をリフレクタ417で反射して略平行光線とし、外部へと射出する。本例では、光源ランプ416として高圧水銀ランプを採用しているが、これ以外にメタルハライドランプやハロゲンランプを採用することもある。また、本例では、リフレクタ417として放物面鏡を採用しているが、楕円面鏡からなるリフレクタの射出面に平行化凹レンズを配置した構成も採用することもできる。
第1レンズアレイ412は、照明光軸方向から見てほぼ矩形状の輪郭を有する小レンズ
がマトリクス状に配列された構成を具備している。各小レンズは、光源ランプ416から
射出された光束を部分光束に分割して、照明光軸方向に射出する。各小レンズの輪郭形状は、後述する液晶パネル441の画像形成領域の形状とほぼ相似形をなすように設定される。
第2レンズアレイ413は、第1レンズアレイ412と略同様の構成であり、小レンズ
がマトリクス状に配列された構成を具備する。この第2レンズアレイ413は、重畳レン
ズ415とともに、第1レンズアレイ412の各小レンズの像を液晶パネル441上に結
像させる機能を有する。
偏光変換素子414は、第2レンズアレイ413からの光を1種類の偏光光に変換する
ものであり、これにより、光学装置本体44での光の利用率が高められている。
具体的に、偏光変換素子414によって1種類の偏光光に変換された各部分光束は、重
畳レンズ415によって最終的に光学装置本体44の液晶パネル441上にほぼ重畳され
る。偏光光を変調するタイプの液晶パネル441を用いたプロジェクタでは、1種類の偏
光しか利用できないため、ランダムな偏光光を発する光源ランプ416からの光束の略
半分が利用されない。このため、偏光変換素子414を用いることにより、光源ランプ4
16から射出された光束を略1種類の偏光光に変換し、光学装置本体44における光の利
用効率を高めている。なお。このような偏光変換素子414は、例えば、特開平8−30
4739号公報に紹介されている。
色分離光学系42は、2枚のダイクロイックミラー421,422と、反射ミラー42
3とを備え、ダイクロイックミラー421、422によりインテグレータ照明光学系41
から射出された複数の部分光束を赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の色光に分離する
機能を有している。
リレー光学系43は、入射側レンズ431と、リレーレンズ433と、反射ミラー43
2,434とを備え、色分離光学系42で分離された色光である赤色光を液晶パネル44
1Rまで導く機能を有している。
この場合、色分離光学系42のダイクロイックミラー421では、インテグレータ照明光学系41から射出された光束のうち、赤色光成分と緑色光成分とは透過し、青色光成分は反射する。ダイクロイックミラー421によって反射した青色光は、反射ミラー423で反射し、フィールドレンズ418を通って、青色用の液晶パネル441Bに到達する。このフィールドレンズ418は、第2レンズアレイ413から射出された各部分光束をその中心軸(主光線)に対して平行な光束に変換する。他の液晶パネル441G、441Rの光入射側に設けられたフィールドレンズ418も同様である。
また、ダイクロイックミラー421を透過した赤色光と緑色光のうちで、緑色光は、ダ
イクロイックミラー422によって反射し、フィールドレンズ418を通って、緑色用の
液晶パネル441Gに到達する。一方、赤色光は、ダイクロイックミラー422を透過し
てリレー光学系43を通り、さらにフィールドレンズ418を通って、赤色光用の液晶パ
ネル441Rに到達する。
なお、赤色光にリレー光学系43が用いられているのは、赤色光の光路の長さが他の色
光の光路長さよりも長いため、光の発散等による光の利用効率の低下を防止するためであ
る。すなわち、入射側レンズ431に入射した部分光束をそのまま、フィールドレンズ418に伝えるためである。なお、リレー光学系43には、3つの色光のうちの赤色光を通
す構成としたが、これに限らず、例えば、青色光を通す構成としてもよい。
光学装置本体44は、入射された光束を画像情報に応じて変調してカラー画像を形成す
るものであり、色分離光学系42で分離された各色光が入射される3つの入射側偏光板4
42と、各入射側偏光板442の後段に配置される光変調装置としての液晶パネル441
(441R、441G、441B)と、各液晶パネル441R、441G、441Bの後
段に配置される射出側偏光板443と、色合成光学系としてのクロスダイクロイックプリズム444を備えている。
この液晶パネル441R、441G、441Bは、図示しない駆動基板(例えば複数のライン状の電極と、画素を構成する電極と、これらの間に電気的に接続されたTFT素子とが形成された基板)と対向基板(例えば、共通電極が形成された基板)との間に液晶が封入されたものである。そして、これらの基板の間から図示しない制御用ケーブルが延びている。なお、これらの基板上に、投写レンズ3のバックフォーカス位置から液晶パネル441のパネル面の位置をずらして、光学的にパネル表面に付着したゴミを目立たなくするための防塵板を固着するような構成としてもよい。
そして、色分離光学系42で分離された各色光は、これら3枚の液晶パネル441R,441G,441B、入射側偏光板442、および射出側偏光板443によって画像情報に応じて変調されて光学像を形成する。
入射側偏光板442は、色分離光学系42で分離された各色光のうち、一定方向の偏光
光のみ透過させ、その他の光束を吸収するものであり、サファイアガラス等の基板に偏光
膜が貼付されたものである。また、基板を用いずに、偏光膜をフィールドレンズ418に
貼り付けてもよい。
また、射出側偏光板443も、入射側偏光板442と略同様に構成され、液晶パネル441(441R,441G,441B)から射出された光束のうち、所定方向の偏光光のみ透過させ、その他の光束を吸収するものである。また、基板を用いずに、偏光膜をクロスダイクロイックプリズム444に貼り付けてもよい。
これらの入射側偏光板442および射出側偏光板443は、互いの偏光軸の方向が直交
するように設定されている。
光合成光学系としてのクロスダイクロイックプリズム444は、射出側偏光板443から射出され、色光毎に変調された光学像を合成してカラー画像を形成するものである。
クロスダイクロイックプリズム444には、赤色光を反射する誘電体多層膜と青色光を
反射する誘電体多層膜とが、4つの直角プリズムの界面に沿って略X字状に設けられ、こ
れら誘電体多層膜により3つの色光が合成される。そして、プリズム444で合成されたカラー画像は、投写レンズ3から射出され、スクリーン上に拡大投射されることになる。
そして、かかる構成からなる光学系は、例えば、平面略L字状の形状からなる光学部品用筐体40に収容されることになる。
(II)投写レンズ3及び光学装置本体44の固定構造:
図2ないし図5は、本実施形態における光学系4(光学装置10)を示した概略図である。まず、図2は光学部品用筐体40に対して投写レンズ3及び光学装置本体44を装着させた状態を示した斜視図、図3は図2の光学系4を他の方向から見た斜視図をそれぞれ示している。
図2及び図3に示すように、本実施形態の光学系4にあっては、投写レンズ3と光学装置本体44は、光学部品用筐体40に対して、光軸方向(図2のx軸方向)に対して垂直方向(図2のy軸方向)に着脱可能な状態で装着されている。
投写光学装置である投写レンズ3は、レンズが収納されている鏡筒30と、当該鏡筒30の基端に外方に張り出すように配設されるフランジ部31を備えている。また、この投写レンズ3の入射側に形成されたフランジ部31と、光学装置本体44に対して当該フランジ部31と対向するように形成されたヘッド部445とが付き合わされて一体化された状態で一体部Xを形成して、当該一体部Xが光学部品用筐体40に形成された2箇所の溝部401に挿入、装着されている。
図4は、図2に示した光学系4において、投写レンズ3及び光学装置本体44を取り外した状態を示した斜視図であり、また、図5は、光学部品用筐体40に形成された溝部401の内部における光学装置本体44のヘッド部445及び投写レンズ3のフランジ部31の固定状態を示した概略断面図である。
図4及び図5に示す光学部品用筐体40に対して形成されている溝部401は、その内部に背面部401A、側面部401B、及び正面部401Cが形成されており、本実施形態においては、当該正面部401Cと光学装置本体44のヘッド部445の背面部445Aとが対面して、また、当該背面部401Aと、投写レンズ3のフランジ部31の正面部31Cとの空間部には、付勢部材501が挿入されることになる。
図5を用いて溝部401の内部を具体的に説明すると、光学装置本体44のヘッド部445に形成された嵌合突起446と、投写レンズ3のフランジ部31に形成された嵌合孔311が嵌合状態となり、投写レンズ3のフランジ部31と光学装置本体44のヘッド部445が固着一体化されている。
また、光学装置本体44のヘッド部445の背面部445Aと、溝部401の正面部401Cが、当該ヘッド部445の背面部445Aに形成された嵌合用突起447と、溝部401の正面部401Cに形成された嵌合用孔402に嵌合させて嵌合状態となって当接している。
そして、当該溝部401の背面部401Aと投写レンズ3のフランジ部31の正面部31Cとの間に形成された空間部に対しては、付勢部材501が挿入されており、付勢部材501は、光学部品用筐体40の溝部401の背面部401Aと、投写レンズ3のフランジ部31の正面部31Cを適度な付勢力により押圧して当接して押圧固定するようにしている。
図6は、投写レンズ3と光学装置本体44を一体化させた状態を示した斜視図であり、図7は、図6を他の方向から見た斜視図である。図6及び図7に示されるように、投写レンズ3と光学装置本体44は、投写レンズ3に形成されたフランジ部31の背面部31Aと、光学装置本体44に形成されたヘッド部445の正面部445Cとを当接面として、重ね合わされた状態で固着一体化されて一体部Xを形成している。
本実施形態においては、光学装置本体44のヘッド部445に対して略円筒状の嵌合突起446、及び投写レンズ3のフランジ部31に対して、当該嵌合突起446に相当する形状の嵌合孔311がそれぞれ形成されており、かかる嵌合突起446を嵌合孔311に嵌合させて投写レンズ3のフランジ部31と光学装置本体44のヘッド部445を固着一体化させている。
このようにして、両者をあらかじめ形成された嵌合突起446と嵌合孔311を用いて嵌合部を形成するようにして固着一体化させることにより、余計な部品及び工具や接着剤を用いずに、両者を簡便に一体化させることができる。
なお、この嵌合突起446及び嵌合孔311は、光学装置本体44のヘッド部445及び投写レンズ3のフランジ部31の左右両側に対して、一組ずつ形成されているものである。
また、図7に示すように、本実施形態において、光学装置本体44に形成されたヘッド部445の背面部445Aには、略円筒形状の嵌合用突起447が形成されている。この嵌合用突起447は、光学部品用筐体40に配設された溝部401の正面部401Cに形成された当該円筒形状に対応する形状の嵌合用孔402に嵌合させて嵌合部を形成するようにして両者を固着させる。
このようにして、両者をあらかじめ形成された嵌合用突起447と嵌合用孔402を用いて両者を嵌合状態として固着させることにより、余計な部品及び工具や接着剤を用いずに、両者を簡便に固定させることができる。
なお、この嵌合用突起447及び嵌合用孔402は、光学装置本体44に形成されたヘッド部445の背面部445A及び光学部品用筐体40に形成された溝部401の正面部401Cの左右両側に、それぞれ一組ずつ形成されている。
図8は、付勢部材501の構造を示す斜視図である。本実施形態の付勢部材501は、板状部材から構成されており、略中央部分の基部501Aと、この基部501Aの両端から略八の字状に延出した腕部501Bと、この腕部501Bの先端から前記基部501Aと平行するように張り出した脚部501Cと、図7中の上部に位置する脚部501Cから垂直方向に延出した係合部501Dとを備えて構成されている。
このような構成の付勢部材501にあっては、腕部501Bと基部501Aとの開き角が大きくなり、基部501Aと脚部501Cとが平面的に離間する方向に力を及ぼす板ばね構造となっている。
なお、付勢部材501のサイズや、当該付勢部材501を構成する板状部材の構成材料や厚さ、並びに基部501A、腕部501B、脚部501C及び係合部501Dの長さ等は、光学装置のサイズや必要とされる付勢力等に応じて適宜決定すればよい。
前記した構成を採用して、光学部品用筐体40に対して光学装置本体44及び投写レンズ3を固定する方法についての一例を説明する。
まず、前記した図6及び図7に示されるように、光学装置本体44のヘッド部445の左右2箇所に対して形成された嵌合突起446と、投写レンズ3のフランジ部31の、前記した嵌合突起446に対応する位置に対して形成された嵌合孔311を嵌合させて嵌合状態として、投写レンズ3のフランジ部31と光学装置本体44のヘッド部445を固着一体化させて一体部Xを形成する。
次に、前記した図5にその内部を示すように、この一体化された投写レンズ3のフランジ部31と光学装置本体44のヘッド部445(一体部X)を、光学部品用筐体40に形成された溝部401に対して、光軸方向と垂直方向から挿入する。ここで、溝部401の内部においては、溝部401の背面部401Aと投写レンズ3のフランジ部31の正面部31Cが、また溝部401の正面部401Cと光学装置本体44のヘッド部445の背面部445Aが直面することとなる一方、当該ヘッド部445の背面部445Aには嵌合用突起447が形成されており、この嵌合用突起447が、光学部品用筐体40の溝部401の正面部401Cに形成された嵌合用孔402に嵌合させて嵌合状態となる。
このようにして、投写レンズ3のフランジ部31及び光学装置本体44のヘッド部445と、光学部品用筐体40の溝部401が仮固定されることとなり、また、当該溝部401の背面部401Aと投写レンズ3のフランジ部31の正面部31Cとの間に所定の空間が形成される。
そして、かかる所定の空間に対して、板ばね構造を採用した図8に示す付勢部材501を挿入すると、付勢部材501は、光学部品用筐体40の溝部401の背面部401Aと、投写レンズ3のフランジ部31の正面部31Cを適度な付勢力により押圧して当接させることとなるので、光学部品用筐体40に対して光学装置本体44及び投写レンズ3が好適に固定されることとなるのである。
前記した実施形態の光学装置10及びプロジェクタ1によれば、次のような効果を奏することができる。
(1)光学装置10が光学部品用筐体40を備えており、当該光学部品用筐体40に対して、光学装置本体44のヘッド部445と投写光学装置である投写レンズ3のフランジ部31とを一体化とした状態で、光軸の略垂直方向に着脱可能な溝部401が形成されており、かかる溝部401の内部で当該ヘッド部445とフランジ部31が付勢部材501により押圧固定されているので、光学部品用筐体40に対して投写レンズ3や光学装置本体44をネジ止めせずに固定することができることとなり、光学部品用筐体40に対する光学装置本体44や投写レンズ3の着脱を簡便に行うことが可能となる。
特に、本発明の光学装置10の構成によれば、光学部品用筐体40に対して、光学装置本体44と投写レンズ3とを一体にして、光軸方向と垂直方向に着脱することができるので、光学部品用筐体40に対する着脱を容易に行うことができることとなり、光学装置本体44や投写レンズ3における埃や塵の付着に対する清掃等のメンテナンスやアフターサービスに簡便に対応することができる。
また、固定手段として付勢部材501により押圧固定するようにしているので、光学装置本体44や投写レンズ3を装着する際における光軸に対する微調整も容易に実施可能となる。
更には、光学部品用筐体40の投写方向に対してネジが存在することもなくなるため、光学部品用筐体40内部における光学部品のレイアウトにも幅を持たせることができ、レイアウトの多様化を図ることができる。
(2)光学装置本体44のヘッド部445と投写レンズ3のフランジ部31が、嵌合突起
446と嵌合孔331により嵌合状態となって固着一体化されているため、両者を余計な部品及び工具や接着剤を用いずに、簡便に一体化させることができる。
また、嵌合により両者が強固に固着一体化されているので、一体化しての着脱が容易に行われ、前記した(1)の効果がより好適に奏されることになる。
(3)光学装置本体44のヘッド部445の背面部445Aに形成した嵌合用突起447を、光学部品用筐体40の溝部401の正面部401Cに形成された嵌合用孔402に嵌合させて、両者を嵌合状態として固着しているので、(1)で述べたように付勢部材501により押圧固定することとあわせて、光学装置本体44と投写レンズ3の一体品を光学部品用筐体40の溝部401に対してより強固に固定させることができる。
(4)そして、前記した構成の本発明の光学装置10は、投写レンズや3光学装置本体44の配設のレイアウトに選択性をもたせることができるため、小型化も容易となるため、プロジェクタ1自体の小型化をも図ることができる。
[実施形態の変形]
なお、以上説明した態様は、本発明の一態様を示したものであって、本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的及び効果を達成できる範囲内での変形や改良が、本発明の内容に含まれるものであることはいうまでもない。また、本発明を実施する際における具体的な構造及び形状等は、本発明の目的及び効果を達成できる範囲内において、他の構造や形状等としても問題はない。
例えば、前記した実施形態では、付勢部材501として、板状部材からなり、それぞれが特定形状の基部501A、腕部501B及び脚部501Cを備えて構成されるいわゆる板ばね部材を例に挙げて説明したが、これには限定されず、例えば、ゴム等の弾性部材を付勢部材として用いてもよい。
前記した実施形態では、図6及び図7にも示したように、投写レンズ3と光学装置本体44とが、光学装置本体44のヘッド部445に対して嵌合突起446を、また、投写レンズ3のフランジ部31に対して嵌合孔311をそれぞれ形成して、かかる嵌合突起446を嵌合孔311に嵌合させて両者を固着一体化させた態様を示したが、これには限定されず、例えば、光学装置本体44のヘッド部445に対して嵌合孔を、また、投写レンズ3のフランジ部31に嵌合突起を形成するようにして、両者を嵌合させて固着一体化させてもよい。あるいは、両者を所定の接着剤等の接着手段を用いて固着一体化させても問題はない。
なお、この投写レンズ3と光学装置本体44は、前記した実施形態にあっては、両者をあらかじめ固着一体化した状態で、光学部品用筐体40に形成された溝部401に挿入し、付勢部材501を用いて保持固定される態様を示したが、特に両者を固着一体化しない状態で光学部品用筐体40の溝部401に挿入するようにして、付勢部材501により投写レンズ3及び光学装置本体44と光学部品用筐体40との押圧固定を行うようにしてもよい。また、この場合において、投写レンズ3と光学装置本体44の着脱については、光学部品用筐体40に対して両者を一緒に着脱してもよいし、あるいは、両者をそれぞれ別々に着脱するようにしてもよい。
前記した実施形態では、光学装置本体44のヘッド部445の背面部445Aには、略円筒形状の嵌合用突起447を形成して、当該嵌合用突起447が、光学部品用筐体40に配設された溝部401内部の正面部401Cに形成された嵌合用孔402に嵌合させて両者を固着させた状態で、投写レンズ3のフランジ部31の正面部31Cと光学部品用筐体40の溝部401内部の背面部401Aとの間に付勢部材501を挿入させるようにした例を示したが、これには限定されず、嵌合用突起447を光学部品用筐体40の溝部401内部の正面部401Cに形成させて、この嵌合用突起を光学装置本体44のヘッド部445の背面部445Aに形成された嵌合用孔に嵌合させて、両者を固定するようにしてもよい。そして、このようにしても、前記した(3)と同様な効果を好適に奏することができる。
なお、投写レンズ3に形成されたフランジ部31の正面部31Cと、光学部品用筐体40に形成された溝部401内部の背面部401Aに対して嵌合用突起及び嵌合用孔を形成して嵌合状態として固着させ、光学装置本体44のヘッド部445の背面部445Aと光学部品用筐体40の溝部401内部の正面部401Cとの間に付勢部材501を挿入するようにしてもよく、このような手段によっても、投写レンズ3と光学装置本体44の一体品と光学部品用筐体40との固着が良好に行われることになる。
一方、投写レンズ3のフランジ部31と光学装置本体44のヘッド部445とを嵌合状態として固定せず、当該フランジ部31とヘッド部445との一体部Xと光学部品用筐体40との固着を付勢部材501の押圧固定だけとしてもよく、これによれば、投写レンズ3と光学装置本体44との間の固定は、嵌合部を形成した場合と比較して若干劣ることとなるが、投写レンズ3等の光学部品用筐体40からの脱着がスムースに行われるという利点がある。
前記した実施形態では、光学装置本体44のヘッド部445と投写レンズ3のフランジ部を収納して固定保持する溝部401は、光学部品用筐体40に一体形成されていたものであったが、これには限定されず、溝部401と光学部品用筐体40を別々に形成して、両者を組み合わせるようにしてもよい。
また、嵌合部の形成について、嵌合突起446及び嵌合孔311、及び嵌合用突起447及び嵌合用孔402の形状を円筒形状とした例を示したが、嵌合状態を保持できるのであれば、これらの形状は任意のものであってよい。
前記実施形態では、光学装置における光軸の方向を変更する光軸変換素子としてダイクロイックミラー421,422を採用した例を示したが、これには限定されず、例えば、光軸変更素子として反射ミラー等を本発明に採用するようにしてもよい。
また、前記実施形態では、光学装置本体44について、3枚の液晶パネル441を用いたいわゆる三板式の光学装置10及びプロジェクタ1を例として説明したが、これには限定されず、例えば、液晶パネル441は2枚であってもよく、また、4枚以上の液晶パネル441を備えた光学装置やプロジェクタについて、本発明の光学装置10を採用してもよい。
前記実施形態では、光学部品用筐体40の形状は、平面視した場合に略L字状とした例を示したが、例えば、平面視した場合に略U字状となる形状のものを採用してもよく、また、これ以外の形状としてもよい。
前記実施形態では、光変調装置として液晶パネル441を用いたプロジェクタ1を採用した例を示したが、これには限定されず、例えば、マイクロミラーを用いたデバイス等、液晶パネル以外を構成部品とする光変調装置を採用してもよい。
また、前記実施形態では、スクリーンを観察する方向から投射を行う、いわゆるフロント投射式プロジェクタのみを例として示したが、これには限定されず、スクリーンを観察する方向とは反対側の方向から投射を行う、いわゆるリアタイプのプロジェクタに対して本発明の構成を採用してもよい。
その他、本発明の実施における具体的な構造及び形状等は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造等としてもよい。
本発明の光学装置及びプロジェクタは、例えば、会議、学会、展示会等でのマルチメディアプレゼンテーションに適用される光学装置及びプロジェクタとして多目的に利用することができる。
本発明に係るプロジェクタの光学系の構造を示した模式図である。 光学系の一実施形態を示した図であって、投写レンズ及び光学装置本体を装着した状態を示す概略図である。 図2の光学系を他の方向からみた概略図である。 図2において、投写レンズ及び光学装置本体を取り外した状態を示した概略図である。 光学部品筐体に対する光学装置本体と投写レンズの固定状態を示した部分断面図である。 透写レンズと光学装置本体を一体化した状態を示した概略図である。 図6の一体品を他の方向から見た概略図である。 付勢部材の構造を示した斜視図である。
符号の説明
1…プロジェクタ、3…投写レンズ(投写光学装置)、10…光学装置、30…鏡筒、31…フランジ部、31A…背面部、31C…正面部、40…光学部品用筐体、42…色分離光学系、44…光学装置本体、44b…光変調系、311…嵌合孔、401…溝部、401A…背面部、401B…側面部、401C…正面部、411…光源装置、421,422…ダイクロイックミラー、423,432…反射ミラー、441…液晶パネル、442…入射側偏光板、443…射出側偏光板、444…クロスダイクロイックプリズム、445…ヘッド部、446…嵌合突起、447…嵌合用突起、X…一体部

Claims (6)

  1. 光源から射出された光束を画像情報に応じて変調して光学像を形成する光変調装置と、当該光変調装置で形成された光を合成する色合成光学系と、当該色合成光学系で合成された光束を拡大投射して投写画像を形成する投写光学装置とを備えた光学装置であって、
    前記投写光学装置が、レンズが収納される鏡筒と、当該鏡筒の基端に配設されるフランジ部を備え、
    前記光変調装置と色合成光学系とを備えた光学装置本体の射出方向には、前記フランジ部と対向して配設されるヘッド部を備え、
    前記フランジ部とヘッド部が一体とされて、光軸の略垂直方向に対して着脱可能な溝部に挿入され、
    当該溝部内部で当該フランジ部とヘッド部が付勢部材により押圧固定されていることを特徴とする光学装置。
  2. 請求項1に記載の光学装置において、
    複数の光学部品を内部に収納し、各光学部品を所定の照明光軸上に位置決め配置する光学部品用筐体を備え、
    前記溝部が、当該光学部品用筐体に対して一体形成されていることを特徴とする光学装置。
  3. 請求項1または請求項2の記載の光学装置において、
    前記フランジ部及びヘッド部が、
    両者のいずれか一方に対して嵌合突起を、またいずれか他方に対して嵌合孔をそれぞれ形成して、
    当該嵌合突起と嵌合孔が嵌合されて一体化されていることを特徴とする光学装置。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れかに記載の光学装置において、
    前記溝部、並びに前記フランジ部及びヘッド部を一体とした一体部が、
    両者のいずれか一方に対して嵌合用突起を、またいずれか他方に対して嵌合用孔をそれぞれ形成して、
    当該嵌合用突起と嵌合用孔が嵌合されて固着されていることを特徴とする光学装置。
  5. 請求項1ないし請求項4の何れかに記載の光学装置において、
    前記付勢部材が板状部材からなり、略中央部分に位置する基部と、当該基部の両端から断面略八の字状に延出した腕部と、該腕部の先端から前記基部と平行に張り出した脚部とを備えて構成されることを特徴とする光学装置。
  6. 光源から射出された光束を、画像情報に応じて変調して光学像を形成し、拡大投写するプロジェクタであって、
    請求項1ないし請求項5の何れかに記載の光学装置を備えていることを特徴とするプロジェクタ。
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