JP2005216807A - 回路遮断器 - Google Patents
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Abstract
【課題】固定接触子の先端にアークランナを備えた回路遮断器において、アークがアークランナ上に転流した後のアーク駆動力の増大を図る。
【解決手段】隙間を介して積層されたV字状の切欠きを有する複数枚のグリッド3を備えた消弧装置4が固定・可動接触子1,2に臨んで配置され、固定・可動接点1a,2a間に発生したアークを消弧装置4側に移動させるアークランナ6が固定接触子1に取り付けられた回路遮断器において、コ字状の磁性板からなるアーク駆動体7を設け、このアーク駆動体7をアークランナ6に裏側から隙間を介して組み合わせ、脚部7aをアークランナ6の両側に直立させる。アーク5がアークランナ6に転流した後、アークランナ6を流れる電流の磁束Φはアーク駆動体7に集められ、アーク5を消弧装置4に向かって強力に駆動する。
【選択図】 図1
【解決手段】隙間を介して積層されたV字状の切欠きを有する複数枚のグリッド3を備えた消弧装置4が固定・可動接触子1,2に臨んで配置され、固定・可動接点1a,2a間に発生したアークを消弧装置4側に移動させるアークランナ6が固定接触子1に取り付けられた回路遮断器において、コ字状の磁性板からなるアーク駆動体7を設け、このアーク駆動体7をアークランナ6に裏側から隙間を介して組み合わせ、脚部7aをアークランナ6の両側に直立させる。アーク5がアークランナ6に転流した後、アークランナ6を流れる電流の磁束Φはアーク駆動体7に集められ、アーク5を消弧装置4に向かって強力に駆動する。
【選択図】 図1
Description
この発明は、配線用遮断器などの回路遮断器に関し、特に限流遮断を行わせる回路遮断器に関する。
図7は、この種の回路遮断器の従来例を示す接触子部分の斜視図である。図7において、接触子部分は、固定接点1aを備えた固定接触子1と、固定接点1aと接触する可動接点2aを備え、図7の右端を支点に固定接触子1に対して開閉動作をする可動接触子2とを有し、隙間を介して積層されたV字状の切欠きを有する複数枚のグリッド3を備えた消弧装置4が固定・可動接触子1,2に臨んで配置されている。固定接触子1はU字状に折り返され、固定接点1aは折り返し端に接合されている。固定接触子1の先端には、後述するように固定・可動接点1a,2a間に発生したアーク5(図8)をグリッド3側に移動させるアークランナ6が取り付けられている。
短絡事故などの発生により回路遮断器を大電流が通過し、この電流により可動接触子2に作用する電磁反発力が図示しない接触ばねの荷重を上回ると、図示しない開閉機構の動作に先立って可動接触子2が開極駆動され、固定・可動接点1a,2a間にアーク5が発生する。このアーク5は固定接触子1を流れる電流に基づく電磁力により駆動され、固定接点1a上のアーク5の足は、図8に示すようにアークランナ6上を消弧装置4側に向かって移動する。これにより、固定接点1a上の発弧はアークランナ6上に切り換わり、固定接点1aの消耗が緩和される。アーク5が消弧装置4に接近すると、グリッド3の作用によりその内側に引き込まれて分断・冷却される。これにより、固定・可動接点1a,2a間の電圧が一気に高まり、電流は急速に限流されて遮断に至る。
このような回路遮断器において、アークを消弧装置側に移動させる駆動力を増大させるための機構を設けたものがある。例えば、特許文献1には、固定接触子上の固定接点の近傍に、馬蹄形の切欠きを形成した磁性材料からなり、厚さが固定接点よりも大きいアーク吸引部材を配置した回路遮断器が記載されている。この特許文献1の構造によれば、アークはアーク吸引部材に吸引されて固定接点上のアークの足がアーク吸引部材に移動し、固定接点の消耗が軽減される。
また、特許文献2には、固定接点の裏側からU字形に立ち上がる強磁性物質製のアーク銃を設けた回路遮断器が記載されている。この特許文献2の構造によれば、固定接触子を流れる電流の磁束がアーク銃を通り、そのU字形脚部間を横切る磁束によりアークが消弧装置に向かって駆動される。
一方、アークをアークランナ上に移動させる回路遮断器において、アークランナの途中にPTC素子を介在させた回路遮断器が特許文献3に記載されている。PTC素子は、温度が所定の抵抗転移温度を超えると抵抗値が急激に増加する素子である。大電流遮断時に電流がPTC素子を通過することにより、その温度が上昇して抵抗が増加し、アーク電圧のほかにPTC素子部分での電圧降下が生じて全体として高い電圧が得られ、それだけ限流降下が大きくなる。
特許文献1に記載されたようなアーク吸引部材は、アークを消弧装置に引き込む上で有効であるが、アークがアーク吸引部材に転流するとアーク吸引力は急速に減少してしまうという問題がある。また、引用文献2に記載されたようなアーク銃は固定接点の近傍にのみ存在するため、アークがアークランナに転流してアーク銃から外れると、U字形脚部間を横切る磁束はアークに作用しなくなり、この磁束に基づく電磁力も消滅するという問題がある。一方、PTC部分の抵抗により限流作用を高める引用文献3の回路遮断器は、PTCの温度が上昇して抵抗が増加するまでに時間がかかり、速やかな電圧上昇が得られないという問題がある。
この発明の課題は、これらの問題に対処し、アークがアークランナ上に転流した後のアークの良好な駆動と速やかな電圧上昇とを図ることにある。
上記課題を解決するために、この発明は、固定接点を備えた固定接触子と、前記固定接点と接触する可動接点を備え前記固定接触子に対して開閉動作をする可動接触子とを有するとともに、隙間を介して積層されたV字状の切欠きを有する複数枚のグリッドを備えた消弧装置が前記固定・可動接触子に臨んで配置され、前記固定接触子には前記固定・可動接点間に発生したアークを前記消弧装置側に移動させるアークランナが取り付けられた回路遮断器において、左右一対の脚部とこれらの間を結ぶ連結部とを有するコ字状の磁性板からなるアーク駆動体を設け、このアーク駆動体を前記アークランナに裏側から隙間を介して組み合わせ、前記脚部を前記アークランナの両側に直立させるものとする(請求項1)。請求項1の発明によれば、アークがアークランナに転流した後、アークランナを流れる電流の磁束をアーク駆動体に集め、脚部間を横切る磁束でアークを消弧装置に向かって強力に駆動することができる。
請求項1の発明において、前記アーク駆動体を前記固定接触子の固定接点部分まで延長すれば、アークが固定接点上に発生した瞬間からアークに駆動力を作用させることができる(請求項2)。
また、この発明は、固定接点を備えた固定接触子と、前記固定接点と接触する可動接点を備え前記固定接触子に対して開閉動作をする可動接触子とを有するとともに、隙間を介して積層されたV字状の切欠きを有する複数枚のグリッドを備えた消弧装置が前記固定・可動接触子に臨んで配置され、前記固定接触子には前記固定・可動接点間に発生したアークを前記消弧装置側に移動させるアークランナが取り付けられた回路遮断器において、左右一対の脚部とこれらの間を結ぶ連結部とを有するコ字状の磁性板からなるアーク駆動体を設け、このアーク駆動体を前記消弧装置のグリッドと前記アークランナとの間に、前記脚部の先端を前記固定接点側に向けた横倒し姿勢で、前記アークランナ及び固定接触子に対して隙間を介して配置するとともに、前記アーク駆動体の内懐を前記グリッドよりも深くするものとする(請求項3)。請求項3の発明によれば、アーク駆動体によりアーク上のアークを消弧装置に速やかに引き込むことができる。また、その場合、アーク駆動体の内懐はグリッドより深いので、アークはグリッドに達した後もアーク駆動体と接触せず、アーク駆動体は引き続きアークを駆動してグリッド上に留めることができる。
請求項1又は請求項3の発明において、前記アーク駆動体の内側を絶縁物で被覆するのがよい(請求項4)。これにより、アーク熱によるアーク駆動体の損傷が防止される。
請求項1又は請求項3の発明において、前記アーク駆動体を薄板を積層して構成するとよい(請求項5)。これにより、アーク駆動体の磁束浸透深さを大きくし、アーク駆動体を通る磁束を増やすことができる。
また、この発明は、固定接点を備えた固定接触子と、前記固定接点と接触する可動接点を備え前記固定接触子に対して開閉動作をする可動接触子とを有するとともに、隙間を介して積層されたV字状の切欠きを有する複数枚のグリッドを備えた消弧装置が前記固定・可動接触子に臨んで配置され、前記固定接触子には前記固定・可動接点間に発生したアークを前記消弧装置側に移動させるアークランナが取り付けられた回路遮断器において、前記アークランナを前記固定接点及び固定接触子よりも体積抵抗率の大きい材料で形成するものとする(請求項6)。これにより、アークランナを流れる電流の電圧降下が増大し、回路遮断器の端子間の電圧が上昇して限流作用が促進される。前記体積抵抗率は、1.0×10-3〜1.0Ω・cmとするのがよい(請求項7)。そのような前記アークランナは炭素を主成分とする材料で形成するのがよく、これにより高抵抗と同時に高い耐アーク性が得られる(請求項8)。
以上の通り、この発明によれば、アークがアークランナに転流した後もアークを消弧装置に向かって良好に駆動し、また端子間電圧を高めて速やかな消弧を図ることができる。
以下、図1〜図6に基づいて、この発明の実施の形態を説明する。なお、従来例と対応する部分には同一の符号を用いるものとする。
図1〜図3はこの発明の実施例1を示すもので、図1は接触子部分の斜視図、図2は図1からグリッドを除いてアークを示した図、図3は図2の平面図である。図1〜図3において、従来例との相違は、アークランナ部分にアーク駆動体7が設けられている点である。アーク駆動体7は、左右一対の脚部7aとこれらの間を結ぶ連結部7bとを有するコ字状の磁性板、例えば鋼板からなり、このアーク駆動体7は脚部7aがアークランナ6の両側に直立するように、アークランナ6に裏側から隙間を介して組み合わされている。アーク駆動体7は、図示しない絶縁基台を介して固定接触子1の基部1bに固定支持されている。
アークランナ6に面するアーク駆動体7の内側は、絶縁物8で被覆されている。絶縁物8の材料としては耐熱性の優れたセラミックや高分子化合物が使用可能であるが、高分子化合物を用いれば、アーク5の熱によって絶縁物8の蒸発が起こり、この蒸発ガスの冷却作用による消弧性能の向上が見込まれる。
一方、アークランナ6には、固定接触子1に比して体積抵抗率の大きい材料が用いられている。固定接触子1に一般に用いられる銅材の体積抵抗率は1μΩ・cm程度であるが、アークランナ6には、それと比較して103倍〜106倍の体積抵抗率のもの、具体的には炭素を主成分とした材料、例えばグラファイトを用いるとよい。このようなアークランナ6は、固定接触子1に機械的に嵌合するか、ろう材との親和性の大きい中継部材を介して固定接触子1にろう付けして結合することができる。
図1の接触子分部を有する回路遮断器を短絡電流などの大電流が通過すると、電磁反発力により可動接触子2が図示の通り開極し、固定・可動接点1a,2a間にアーク5が発生する。このアーク5は固定接触子1を流れる電流に基づく電磁力により、消弧装置4(図1)に向かって駆動され、アーク5の固定接点1a上の足はアークランナ6上に転流する。アーク駆動体7の内側は絶縁物8で被覆されているため、高温のアーク5に晒されても損傷を受けることが少なく、かつ絶縁物8が高温で蒸発して消弧性のガスを生じるので、アーク5はこのガスで冷却され消弧が促進される。
ここで、図2に矢印で示すように、電流の通流方向が可動接触子2→アーク5→固定接触子1の場合、図3において、アーク5の通電方向は紙面の表から裏に向かう。また、アークランナ6においては、通電方向は図3の左から右に向かう。このとき、アークランナ6を流れる電流の磁束Φは、アークランナ6を囲む周回方向にアーク駆動体7の脚部7a及び連結部7bを通過する。この磁束Φの方向は図3に破線矢印で示すように上から下に向かい、この磁束Φがアーク5と鎖交するとき、図3に白抜き矢印で示した電磁力Fが左向き、つまり消弧装置4(図1)に向かって生じる。その結果、アーク5は速やかにアークランナ6の先端(図3の左端)に向かって駆動され、グリッド3に達して分断される。
なお、実施例1の構成ではアーク駆動体7はアークランナ6の範囲内で設けられているが、アーク駆動体7の図3の右端を固定接点1aの部分まで延長すれば、アーク5が固定接点1a上に発生した瞬間から、アーク5に駆動力Fを作用させることができる。また、実施例1ではアーク駆動体7を1枚の鋼板で構成したが、アーク駆動体7を複数枚の薄板を積層して構成すれば、磁束Φがより良好にアーク駆動体7を周回し、電磁力Fもそれだけ大きくなる。すなわち、交番磁束は表皮効果により磁性体の表層にしか浸透しないが、磁性体を薄板の積層体とすれば各薄板に磁束が浸透するので、全体として磁束密度が高くなる。
また、実施例1において、アークランナ6は固定接触子1よりも体積抵抗率の大きい材料で形成されている。そのため、アーク5がアークランナ6に転流すると、通電経路に体積抵抗率の高い領域が含まれることになり、例えば短絡電流が10kAを超える場合、体積抵抗率の高い領域では数10Vの電圧が発生する。これにより、回路遮断器の端子間には、アーク電圧の他にアークランナ6部分で発生する電圧が加えられ、大きな限流作用が得られる。
図4〜図6はこの発明の実施例2を示すもので、図4は接触子分部の斜視図、図5は図1からグリッドを除いてアークを示した図、図6は図5の平面図である。図4〜図6において、従来例との相違は、消弧装置4のグリッド3とアークランナ6との間に、アーク駆動体7が設けられている点である。アーク駆動体7は、左右一対の脚部7aとこれらの間を結ぶ連結部7bとを有するコ字状の磁性板、例えば鋼板からなり、このアーク駆動体7は脚部7aの先端(図4の右端)を固定接点1a側に向けた横倒し姿勢で、アークランナ6及び固定接触子1に対して隙間を介して配置されるとともに、コ字状のアーク駆動体7の内懐9はV字状の切欠きを有するグリッド3のそれよりも深く構成されている。アーク駆動体7は、図示しない絶縁基台を介して固定接触子1の基部1bに固定支持されている。実施例1と同様に、アークランナ6に面する内側は絶縁物8で被覆され、またアークランナ6には固定接触子1よりも体積抵抗率の大きい材料が用いられている。
実施例2の回路遮断器において、実施例1と同様にアーク5がアークランナ6上に転流し、電流の通流方向が可動接触子2→アーク5→固定接触子1の場合、図6において、アーク5の通電方向は紙面の表から裏に向かう。このとき、アークランナ6を流れる電流の磁束Φは、アーク5を囲む周回方向にアーク駆動体7の脚部7a及び連結部7bを右回りに通過する。この磁束Φの方向は図6の上から下に向かい、この磁束Φがアーク5と鎖交するとき、電磁力Fが左向き、つまり消弧装置4(図4)に向かって生じる。その結果、アーク5は速やかにアークランナ6の先端(図6の左端)に向かって駆動され、グリッド3に達して分断される。この場合において、アーク駆動体4の内懐はグリッド3よりも深いので、アーク5はグリッド3に達した後もアーク5に接触せず、引き続きアーク5に対する駆動作用を継続してアーク5をグリッド3上に留める。また、図6において、アーク駆動体7はアークランナ6の範囲を越えて固定接点1aの部分まで延びているので、アーク5が固定接点1a上に発生した瞬間から、アーク5に駆動力Fが作用する。
1 固定接触子
2 可動接触子
3 グリッド
4 消弧装置
5 アーク
6 アークランナ
7 アーク駆動体
8 絶縁物
9 内懐
2 可動接触子
3 グリッド
4 消弧装置
5 アーク
6 アークランナ
7 アーク駆動体
8 絶縁物
9 内懐
Claims (8)
- 固定接点を備えた固定接触子と、前記固定接点と接触する可動接点を備え前記固定接触子に対して開閉動作をする可動接触子とを有するとともに、隙間を介して積層されたV字状の切欠きを有する複数枚のグリッドを備えた消弧装置が前記固定・可動接触子に臨んで配置され、前記固定接触子には前記固定・可動接点間に発生したアークを前記消弧装置側に移動させるアークランナが取り付けられた回路遮断器において、
左右一対の脚部とこれらの間を結ぶ連結部とを有するコ字状の磁性板からなるアーク駆動体を設け、このアーク駆動体を前記アークランナに裏側から隙間を介して組み合わせ、前記脚部を前記アークランナの両側に直立させたことを特徴とする回路遮断器。 - 前記アーク駆動体を前記固定接触子の固定接点部分まで延長したことを特徴とする請求項1記載の回路遮断器。
- 固定接点を備えた固定接触子と、前記固定接点と接触する可動接点を備え前記固定接触子に対して開閉動作をする可動接触子とを有するとともに、隙間を介して積層されたV字状の切欠きを有する複数枚のグリッドを備えた消弧装置が前記固定・可動接触子に臨んで配置され、前記固定接触子には前記固定・可動接点間に発生したアークを前記消弧装置側に移動させるアークランナが取り付けられた回路遮断器において、
左右一対の脚部とこれらの間を結ぶ連結部とを有するコ字状の磁性板からなるアーク駆動体を設け、このアーク駆動体を前記消弧装置のグリッドと前記アークランナとの間に、前記脚部の先端を前記固定接点側に向けた横倒し姿勢で、前記アークランナ及び固定接触子に対して隙間を介して配置するとともに、前記アーク駆動体の内懐を前記グリッドよりも深くしたことを特徴とする回路遮断器。 - 前記アーク駆動体の内側を絶縁物で被覆したことを特徴とする請求項1又は請求項3記載の回路遮断器。
- 前記アーク駆動体を薄板を積層して構成したことを特徴とする請求項1又は請求項3記載の回路遮断器。
- 固定接点を備えた固定接触子と、前記固定接点と接触する可動接点を備え前記固定接触子に対して開閉動作をする可動接触子とを有するとともに、隙間を介して積層されたV字状の切欠きを有する複数枚のグリッドを備えた消弧装置が前記固定・可動接触子に臨んで配置され、前記固定接触子には前記固定・可動接点間に発生したアークを前記消弧装置側に移動させるアークランナが取り付けられた回路遮断器において、
前記アークランナを前記固定接点及び固定接触子よりも体積抵抗率の大きい材料で形成したことを特徴とする回路遮断器。 - 前記体積抵抗率を1.0×10-3〜1.0Ω・cmとしたことを特徴とする請求項6記載の回路遮断器。
- 前記アークランナを炭素を主成分とする材料で形成したことを特徴とする請求項6記載の回路遮断器。
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