JP2005209311A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 差動型セルを有する半導体記憶装置において、各ビットセル単体での評価を可能にする。
【解決手段】 通常動作時は、第1および第2のビットセル10,20の差分を増幅する差動増幅器30の出力が、読み出しデータとして出力される。検査モードにおいて、第1の制御信号SC1が“H”に設定されたとき、差動増幅器30の出力が“H”に固定され、第1のビットセル10の出力が、ゲート41,43を介して読み出される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、互いに逆の論理状態を記憶する2個のビットセルを有し、これらビットセル各々の蓄積データの差分を増幅し、読み出しデータとして出力する、いわゆる差動型セルを有する半導体記憶装置に関するものである。
近年、製造プロセスの微細化に伴い、トランジスタ酸化膜の薄膜化がより進んでいる。このため、従来のメモリセルにおいて、MOSトランジスタのゲート酸化膜にリーク電流等が発生し、これによりデータ保持特性が悪化する、という問題が生じている。そして、メモリセルの蓄積電圧をしきい値と比較してデータ判別を行う方式では、この微細化に伴う信頼性低下を抑えることが困難になっている。
このため、2個のビットセルと差動増幅器とによって構成された,いわゆる差動型セルが、すでに考案されている(例えば特許文献1参照)。すなわち、データ書き込み動作のときは、2個のビットセルに、例えばしきい値電圧の高低等によって、互いに反対の論理状態を示すデータが蓄積される。そして読み出し動作のときは、2個のビットセルの両電位を差動増幅器が読み込み、その差分を増幅して読み出しデータとして出力する。
この差動型セルは、メモリセルの蓄積電圧をしきい値と比較してデータ判別を行う方式と比べて、電荷のリークの影響が少なく、ノイズマージンを大きく取ることができる。したがって、データ保持特性が優れた半導体記憶装置を実現することができる。
特開平3−120759号公報
しかしながら、従来の構成では、次のような問題がある。
すなわち、差動型セルでは、2個のビットセルの両電位を比較してその差分を増幅するという構成を持つため、2個のビットセルの電位差がたとえ微少であっても、差動増幅器によってその差分が増幅されてデータ出力がなされる。このため、例えば製品出荷前の検査ではデータ出力の良否判定が行われるが、この場合、良否が判定されるのは、差分が増幅された結果得られた読み出しデータについてのみであって、2個のビットセル各々について、特性が評価されるわけではない。
したがって、従来の構成では、メモリセルを最終的にシステムLSIに搭載して出荷するときに、メモリセルの実際のしきい値がどの程度マージンを有しているか、というような評価をすることができない。すなわち、各ビットセル単体のしきい値の実力評価や、各ビットセル単体でのしきい値のマージンチェックが、従来の構成では困難であった。
前記の問題に鑑み、本発明は、差動型セルを有する半導体記憶装置において、各ビットセル単体での評価を可能にすることを課題とする。
前記の課題を解決するために、本発明は、半導体記憶装置として、互いに逆の論理状態を示すデータを蓄積するように構成された第1および第2のビットセルと、前記第1および第2のビットセルの出力を入力とし、その差分を増幅して出力する差動増幅器と、通常動作時において、前記差動増幅器の出力を読み出しデータとして出力する一方、第1の制御信号によって前記第1のビットセルの出力の読み出しを指示されたとき、または、第2の制御信号によって前記第2のビットセルの出力の読み出しを指示されたとき、当該ビットセルの出力を、前記差動増幅器の出力に代えて、選択出力する選択手段とを備えたものである。
本発明によると、通常動作時には、第1および第2のビットセルの差分を増幅する差動増幅器の出力が、読み出しデータとして出力される一方、第1の制御信号によって第1のビットセルの出力の読み出しを指示されたときは、第1のビットセルの出力が読み出され、第2の制御信号によって第2のビットセルの出力の読み出しを指示されたときは、第2のビットセルの出力が読み出される。このため、第1および第2のビットセルについて、それぞれ単体でのデータ読み出しが可能になり、したがって、ビットセル単体での例えばしきい値の実力評価等が、容易に実行することができる。
そして、前記本発明に係る半導体記憶装置における選択手段は、前記第1のビットセルの出力と、前記第1の制御信号とを入力とする第1の2入力NANDゲートと、前記第2のビットセルの出力と、前記第2の制御信号とを入力とする第2の2入力NANDゲートと、前記第1および第2の2入力NANDゲートの出力と、前記差動増幅器の出力とを入力とする3入力NANDゲートと、前記第1または第2の制御信号によって前記第1または第2のビットセルの出力の読み出しを指示されたとき、前記差動増幅器の出力を固定する出力固定手段とを備えたものとするのが好ましい。
さらに、前記出力固定手段は、前記差動増幅器の出力線と、電源線またはグランド線との間に設けられたMOSトランジスタを有し、前記MOSトランジスタをオン状態にすることによって、前記差動増幅器の出力を固定するのが好ましい。
また、前記本発明に係る半導体記憶装置は、前記第1または第2の制御信号によって前記第1または第2のビットセルの出力の読み出しを指示されたとき、前記差動増幅器を非活性状態に設定する増幅器非活性手段を備えているのが好ましい。
また、前記本発明に係る半導体記憶装置は、読み出し動作時に、前記第1および第2のビットセルに対し、データ読み出し用電流を供給する読み出し制御部を備え、前記読み出し制御部は、前記データ読み出し用電流を供給する際の負荷抵抗が、設定変更可能に構成されているのが好ましい。
これにより、読み出し動作時に、データ読み出し用電流を供給する際の負荷抵抗を、設定変更できるので、着目するビットセルのしきい値のマージンを容易にチェックすることができる。すなわち、負荷抵抗を大きく設定したときは、低しきい値電圧の測定が可能になり、一方、負荷抵抗を小さく設定したときは、高しきい値電圧の測定が可能になる。
さらに、前記読み出し制御部は、複数のMOSトランジスタからなる抵抗部を備え、前記抵抗部は、負荷切替信号に応じて、前記負荷抵抗となるMOSトランジスタの個数を、変更可能に構成されているのが好ましい。
これにより、回路の構成要素をMOSトランジスタに統一することが可能になり、製造プロセスの簡易化を図ることができる。
また、前記読み出し制御部における負荷抵抗は、通常動作時において、設定可能な最大値と最小値との間の値に、設定されているのが好ましい。
また、前記本発明に係る半導体記憶装置における第1および第2のビットセルは、不揮発性メモリであるのが好ましい。
また、前記本発明に係る半導体記憶装置における第1および第2のビットセルは、それぞれ、ゲートを共通にしたフローティングゲート構造を有する第1および第2のMOSトランジスタを備え、前記第1のMOSトランジスタは、ソースおよびドレインが接続され、コントロールゲートとして用いられるものであるのが好ましい。
以上のように本発明によると、いわゆる差動型セルを有する半導体記憶装置において、ビットセル単体でのデータ読み出しが可能になり、したがって、ビットセル単体での例えばしきい値の実力評価等を、容易に実行することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す図、図2は図1における差動増幅器の内部構成を示す回路図である。図1において、10は第1のビットセル、20は第2のビットセルであり、第1および第2のビットセル10,20は互いに逆の論理状態を示すデータを蓄積する。30は第1および第2のビットセル10,20の出力を入力I1,I2とし、その差分を増幅して出力する差動増幅器である。
ここで、第1および第2のビットセル10,20は、電荷を蓄積する共通フローティングゲートを有する2個のMOSトランジスタを有する構成となっている。すなわち、第1のビットセル10は、ゲートを共通にしたフローティングゲート構造を有する第1および第2のMOSトランジスタ11,12を備え、第1のMOSトランジスタ11は、ソースとドレインとが接続され、コントロールゲート16として用いられている。第2のビットセル20も同様に、ゲートを共通にしたフローティングゲート構造を有する第1および第2のMOSトランジスタ21,22を備えている。また13,23は、ゲートがコントロールゲート16,26と接続され、ソースが第2のMOSトランジスタ12,22のドレインと接続され、ドレインが差動増幅器30の入力に接続されたNMOSトランジスタである。
また、14,24は読み出し制御信号SRCを受けて、第1および第2のビットセル10,20のデータ読み出しを制御する負荷トランジスタ、15,25は書き込み制御信号SWC1,SWC2を受けて、第1および第2のビットセル10,20のデータ書き込みを制御するスイッチトランジスタである。負荷トランジスタ14,24はデータ読み出し時に第1および第2のビットセル10,20に電流を供給する。スイッチトランジスタ15,25はデータ書き込み時に第1および第2のビットセル10,20を流れる電流をオンオフ制御する。
41は第1のビットセル10の出力と第1の制御信号SC1とを入力とする第1の2入力NANDゲート、42は第2のビットセル20の出力と第2の制御信号SC2とを入力とする第2の2入力NANDゲート、43は第1および第2の2入力NANDゲート41,42の出力と、差動増幅器30の出力とを入力とする3入力NANDゲートである。第1および第2の制御信号SC1,SC2は、ともに、“H”のとき、第1および第2のビットセル10,20の出力の読み出しを指示するものとする。また、44は第1および第2の制御信号SC1,SC2を入力とするNORゲートである。
また図2において、NMOSトランジスタ31,32およびPMOSトランジスタ33,34によって、差動増幅器30の主要部が構成されている。そして、出力固定手段としてのPMOSトランジスタ35、および増幅器非活性手段としてのNMOSトランジスタ36が、設けられている。第1および第2の2入力NANDゲート41,42、3入力NANDゲート43、NORゲート44,および出力固定手段としてのPMOSトランジスタ35によって、本発明に係る選択手段が構成されている。
PMOSトランジスタ35は差動増幅器30の出力線と電源線との間に設けられており、NORゲート44の出力をゲートに受けている。すなわち、第1および第2の制御信号SC1,SC2のうち少なくともいずれか一方が“H”のとき、NORゲート44の出力は“L”になるため、PMOSトランジスタ35はオン状態になる。これにより、差動増幅器30の出力OUTは“H”に固定される。なお、差動増幅器30の出力線とグランド線との間にMOSトランジスタを設けて、MOSトランジスタをオン状態にすることによって、差動増幅器30の出力OUTを“L”に固定するようにしてもよい。
NMOSトランジスタ36は差動増幅器30の定電流源を制御する。すなわち、第1および第2の制御信号SC1,SC2のうち少なくともいずれか一方が“H”のとき、NORゲート44の出力は“L”になるため、NMOSトランジスタ36はオフ状態になる。これにより、差動増幅器30は非活性(Disable)状態に設定される。
図1および図2のように構成された半導体記憶装置について、その動作を説明する。
まず、データの書き込み動作は、次のように行う。まず、書き込み制御信号SWC1,SWC2のいずれか一方を“H”にして、スイッチトランジスタ15,25のいずれかをオン状態にする。ここでは、スイッチトランジスタ15をオン状態にするものとする。そして、コントロールゲート16,26およびソース線17,27に高電圧を印加する。
このとき、NMOSトランジスタ13はオン状態になり、第1のビットセル10は通電する。この結果、チャネルホットエレクトロンが発生し、フローティングゲート18に達する。電荷が蓄積されることによって、高しきい値電圧になり、論理データ“1”を記憶する。
一方、NMOSトランジスタ25はオン状態にならず、第2のビットセル20では、チャネルホットエレクトロンが発生しない。このため、電荷がフローティングゲート28に蓄えられることはなく、低しきい値電圧のまま、論理データ“0”を記憶する。
データの読み出し動作のときは、読み出し制御信号SRCを“L”に設定して、負荷トランジスタ14,24をともにオン状態にする。また書き込み制御信号SWC1,SWC2も“L”に設定して、トランジスタ15,25をオフ状態にする。この結果、第1および第2のビットセル10,20にともに電流が流れる。ここで、コントロールゲート16,26に電圧を印加するとともに、ソース線17,27を0Vにする。このとき、フローティングゲート18に電荷がある第1のビットセル10では、しきい値が低くなり、NMOSトランジスタ12はオフ状態のままである。一方、フローティングゲート28に電荷がない第2のビットセル20では、フローティングゲート28の電圧がNMOSトランジスタ22のしきい値を超えるため、NMOSトランジスタ22はオン状態になる。これにより、電荷がある状態とない状態とが区別され、第1および第2のビットセル10,20から、互いに逆の論理データが読み出される。
そして、通常の読み出し動作の場合、第1および第2の制御信号SC1,SC2をともに“L”に設定しておく。このとき、第1および第2の2入力NANDゲート41,42の出力は、第1および第2のビットセル10,20の出力にかかわらず、ともに“H”に固定される。また、NORゲート44の出力は“H”になるため、NMOSトランジスタ36はオン状態になり、差動増幅器30は活性(Enable)状態になる。
差動増幅器30は、互いに逆の論理データを記憶した第1および第2のビットセル10,20の出力の差分を増幅して出力する。差動増幅器30の出力を受けた3入力NANDゲート43は、第1および第2の2入力NANDゲート41,42の出力がともに“H”なので、差動増幅器30の出力をそのまま読み出しデータとして出力する。すなわち、従来と同様のデータ読み出しが行われる。
次に、検査モードにおける動作について説明する。ここでは、第1のビットセル10に正側の論理が記憶され、第2のビットセル20に負側の論理が記憶されているものとする。そして、第1のビットセル10の出力の読み出しを指示すべく、第1の制御信号SC1を“H”に設定する。第2の制御信号SC2は“L”のままにする。
このとき、第1の2入力NANDゲート41は、第1のビットセル10の出力をそのまま出力する。一方、第2の2入力NANDゲート42の出力は“H”に固定される。また、NORゲート44の出力は“L”になるので、PMOSトランジスタ35はオン状態になり、差動増幅器30の出力OUTは“H”に固定される。さらに、NMOSトランジスタ36はオフ状態になり、差動増幅器30は非活性(Disable)状態になる。
差動増幅器30および第2の2入力NANDゲート42の出力がともに“H”に固定されるので、3入力NANDゲート43は、第1の2入力NANDゲート41の出力すなわち第1のビットセル10の出力を、そのまま出力する。すなわち、第1のビットセル10のデータが、読み出される。
同様に、第2の制御信号SC2を“H”に設定し、第1の制御信号SC1を“L”に設定することによって、第1の2入力NANDゲート41の出力は“H”に固定される一方、第2の2入力NANDゲート42から第2のビットセル20の出力がそのまま出力される。これにより、3入力NANDゲート43は、第2の2入力NANDゲート42の出力すなわち第2のビットセル20の出力を、そのまま出力する。すなわち、第2のビットセル20のデータが、読み出される。
以上のように本実施形態によると、第1および第2のビットセル10,20のデータを、単独で、読み出すことができる。
なお、本発明に係る選択手段は、本実施形態で示したものに限られるものではなく、様々な構成が考えられる。例えば、第1および第2のビットセル10,20の出力と、差動増幅器30の出力とを入力とする3入力のセレクタを、選択手段として設けてもよい。
また、検査モードにおいて、ソース線17を0Vにした状態で、コントロールゲート16を高電圧から下げていくと、3入力NANDゲート43の出力が“H”から“L”に切り替わる。この切り替わりが生じるときのコントロールゲート16の電圧から、第1のビットセル10のしきい値を判断することができる。
(第2の実施形態)
図3は本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す図であり、図1と共通の構成要素には図1と同一の符号を付している。図3において、複数のMOSトランジスタ51,52,53,54からなる第1の抵抗部50と、複数のMOSトランジスタ61,62,63,64からなる第2の抵抗部60とが、設けられている。第1および第2の抵抗部50,60と負荷トランジスタ14,24とによって、読み出し制御部が構成されている。
第1および第2の抵抗部50,60は、データ読み出し用電流を供給する際の負荷抵抗となるMOSトランジスタの個数を、負荷切替信号SLC1〜SLC4に応じて、変更可能に構成されている。すなわち、読み出し制御部は、データ読み出し用電流を供給する際の負荷抵抗が、設定変更可能に構成されている。また、各MOSトランジスタ51〜54,61〜64のゲート長をそれぞれGL51〜54、GL61〜64とすると、ここでは、次のような関係が成り立っているものとする。
GL53=GL54<GL51<GL52
GL63=GL64<GL61<GL62
図3の半導体記憶装置の動作について、説明する。
通常の読み出し動作の場合は、負荷切替信号SLC1を“H”に、負荷切替信号SLC2を“L”に設定する。これにより、MOSトランジスタ53がオフ状態になるとともに、MOSトランジスタ54がオン状態になる。この結果、MOSトランジスタ52,54が並列接続となり、第1の抵抗部50における負荷抵抗は、MOSトランジスタ51と、並列接続されたMOSトランジスタ52,54とを直列接続した分に相当することになる。同様に、第2の抵抗部60についても、負荷切替信号SLC3を“H”に、負荷切替信号SLC4を“L”に設定することによって、その負荷抵抗は、MOSトランジスタ61と、並列接続されたMOSトランジスタ62,64とを直列接続した分に相当することになる。
なお、第1の抵抗部50において、負荷切替信号SLC1,SLC2をともに“H”に設定したとき、その負荷抵抗は、MOSトランジスタ51とMOSトランジスタ52とを直列接続した分に相当することになり、最大となる。一方、負荷切替信号SLC1,SLC2をともに“L”に設定したとき、その負荷抵抗は、並列接続されたMOSトランジスタ51,53と、並列接続されたMOSトランジスタ52,54とを直列接続した分に相当することになり、最小となる。すなわち、本実施形態では、通常動作時において、読み出し制御部における負荷抵抗が、設定可能な最大値と最小値との間の値に、設定されている。
そして、他の動作は、第1の実施形態と同様である。
次に、検査モードにおける動作について説明する。このときの動作も、基本的には第1の実施形態と同様である。ただし、本実施形態では、データ読み出し用電流を供給する際の負荷抵抗を変えることによって、各ビットセル10,20のしきい値のマージンを容易にチェックすることができる。
例えば、負荷切替信号SLC1,SLC2をともに“H”に設定すると、第1の抵抗部50における負荷抵抗はMOSトランジスタ51,52の直列分となり、最も高くなる。すなわち、電流負荷を増大させた状態で、第1のビットセル10の読み出しをチェックできる。これにより、低しきい値電圧の測定が可能になる。一方、負荷切替信号SLC1,SLC2をともに“L”に設定すると、第1の抵抗部50における負荷抵抗はMOSトランジスタ51,53の並列分とMOSトランジスタ52,54の並列分との直列接続分となり、MOSトランジスタ53,54はMOS51,52よりもゲート長が短いので、最も小さくなる。すなわち、電流負荷を軽減させた状態で、第1のビットセル10の読み出しをチェックできる。これにより、高しきい値電圧の測定が可能になる。
以上のように本実施形態によると、読み出し動作時の電流負荷が可変な構成にすることによって、検査モードにおいて、電流負荷を増減させて、ビットセル単体でデータ読み出しを行うことができる。これにより、ビットセルのしきい値のマージンを容易にチェックできるので、動作の安定したチップを製品として供給することが可能になる。
なお、本実施形態では、読み出し制御部の抵抗部が、MOSトランジスタによって構成されているものとしたが、本発明はこれに限られるものではない。ただし、MOSトランジスタによって構成することによって、回路の構成要素をMOSトランジスタに統一することが可能になり、製造プロセスの簡易化を図ることができる。
なお、上述の実施形態では、電荷を蓄積する共通フローティングゲートを有する2個のMOSトランジスタを含むビットセルを例にとって説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、積層ゲート構造の不揮発性のビットセルを用いても、同様に実現することができる。
本発明に係る半導体記憶装置では、差動型セルを構成する2個のビットセルを、それぞれ単体で、評価することができるので、より信頼性の高い製品を供給することが可能になる。
本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す図である、 図1における差動増幅器の回路図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す図である。
符号の説明
10 第1のビットセル
11 PMOSトランジスタ(第1のMOSトランジスタ)
12 NMOSトランジスタ(第2のMOSトランジスタ)
20 第2のビットセル
21 PMOSトランジスタ(第1のMOSトランジスタ)
22 NMOSトランジスタ(第2のMOSトランジスタ)
30 差動増幅器
35 PMOSトランジスタ(出力固定手段)
36 NMOSトランジスタ(増幅器非活性手段)
41 第1の2入力NANDゲート
42 第2の2入力NANDゲート
43 3入力NANDゲート
44 2入力NORゲート
50 第1の抵抗部
51〜54 PMOSトランジスタ
60 第2の抵抗部
61〜64 PMOSトランジスタ
SC1 第1の制御信号
SC2 第2の制御信号
SLC1〜SLC4 負荷切替信号

Claims (9)

  1. 互いに逆の論理状態を示すデータを蓄積するように構成された第1および第2のビットセルと、
    前記第1および第2のビットセルの出力を入力とし、その差分を増幅して出力する差動増幅器と、
    通常動作時において、前記差動増幅器の出力を読み出しデータとして出力する一方、第1の制御信号によって前記第1のビットセルの出力の読み出しを指示されたとき、または、第2の制御信号によって前記第2のビットセルの出力の読み出しを指示されたとき、当該ビットセルの出力を、前記差動増幅器の出力に代えて、選択出力する選択手段とを備えた
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 請求項1において、
    前記選択手段は、
    前記第1のビットセルの出力と、前記第1の制御信号とを入力とする第1の2入力NANDゲートと、
    前記第2のビットセルの出力と、前記第2の制御信号とを入力とする第2の2入力NANDゲートと、
    前記第1および第2の2入力NANDゲートの出力と、前記差動増幅器の出力とを入力とする3入力NANDゲートと、
    前記第1または第2の制御信号によって前記第1または第2のビットセルの出力の読み出しを指示されたとき、前記差動増幅器の出力を固定する出力固定手段とを備えたものである
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 請求項2において、
    前記出力固定手段は、
    前記差動増幅器の出力線と、電源線またはグランド線との間に設けられたMOSトランジスタを有し、前記MOSトランジスタをオン状態にすることによって、前記差動増幅器の出力を固定する
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 請求項1において、
    前記第1または第2の制御信号によって前記第1または第2のビットセルの出力の読み出しを指示されたとき、前記差動増幅器を非活性状態に設定する増幅器非活性手段を備えた
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  5. 請求項1において、
    読み出し動作時に、前記第1および第2のビットセルに対し、データ読み出し用電流を供給する読み出し制御部を備え、
    前記読み出し制御部は、前記データ読み出し用電流を供給する際の負荷抵抗が、設定変更可能に構成されている
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  6. 請求項5において、
    前記読み出し制御部は、複数のMOSトランジスタからなる抵抗部を備え、
    前記抵抗部は、負荷切替信号に応じて、前記負荷抵抗となるMOSトランジスタの個数を、変更可能に構成されている
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  7. 請求項5において、
    通常動作時において、前記読み出し制御部における負荷抵抗は、設定可能な最大値と最小値との間の値に、設定されている
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  8. 請求項1において、
    前記第1および第2のビットセルは、不揮発性メモリである
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  9. 請求項1において、
    前記第1および第2のビットセルは、それぞれ、
    ゲートを共通にしたフローティングゲート構造を有する第1および第2のMOSトランジスタを備え、
    前記第1のMOSトランジスタは、ソースおよびドレインが、共通に接続され、コントロールゲートとして用いられる
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
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