JP2005206142A - エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドア枠固定体及びドア枠可動体よりなるドア枠を有し、該ドア枠可動体がリフト動作しながらドア部が開放するタイプのドア枠の重量減及びコストダウンを図る。
【解決手段】インフレータ14がガス噴出動作すると、膨張するエアバッグ12に上方に押されることによってドア枠可動体32が上方に移動(リフト動作)する。インパネ20は、テアライン22bに沿って破断し、ドア部24が周囲のインパネ20から切り離される。ドア部24は、ドア枠可動体32と共にさらに上方に移動すると共に、エアバッグ12によって押されることにより、ドア部24のテアライン22aが破断し、ドア部24及び各裏打ち板部32a,32aは第2図の左右方向に二手に分かれながらドアの如く開き出し、エアバッグ12が室内に膨張する。ドア枠固定体34の脚枠34aは、ドア枠可動体32の脚枠32aのフック孔32cに達しないように、起立高さが低いものとなっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車の助手席等に設置されるエアバッグ装置に関するものであり、特にエアバッグの膨張時にドアが室内側にリフト動作しながら開放するタイプのエアバッグ装置に関する。
自動車に設置される助手席用エアバッグ装置は、折り畳まれたエアバッグと、このエアバッグが取り付けられたリテーナと、該エアバッグを膨張させるためのインフレータ(ガス発生器)と、該リテーナの前方に配置されたリッド又はインストルメントパネル(以下、「インパネ」と略すことがある。)のドア部等を備えている。
インフレータがガスを発生すると、エアバッグが膨張を開始し、リッド又はインパネのドア部がテアラインに沿って開裂して押し開かれ、エアバッグが車両室内に展開し、乗員を保護する。
エアバッグの膨張時にインパネのドア部をスムーズに開放させるために、インパネのドア部を車室内側にリフトさせながら開き出すように構成したエアバッグ装置が特開2003−137054号公報に記載されている。
第4図は同号公報のエアバッグ装置の断面図、第5図はその動作時の断面図、第6図はそのドア枠の斜視図である。
第4図の通り、上開容器状のリテーナ50内にエアバッグ52(第6図)が折り畳まれて収容され、インフレータ54によって膨張可能とされている。
リテーナ50の上方はインパネ(インストルメントパネル)60によって覆われている。このインパネ60には、凹条よりなるテアライン62a,62bが設けられている。テアライン62bはリテーナ50の上縁に沿って周回するように設けられており、この周回テアライン62bの内側領域がドア部64となっている。テアライン62aは該ドア部64の中央を縦断するように延設されている。
このインパネ60の裏面にドア枠可動体72とドア枠固定体74とからなるドア枠70が設けられている。ドア枠固定体74は方形枠状であり、その内側にドア枠可動体72が摺動可能に嵌合している。
ドア枠可動体72は、インパネ60のドア部64に重なる裏打ち板部72aと、該裏打ち板部72aの両側辺から図の下方に起立する脚部としての脚片72bとを有しており、この脚片72bにフック孔72cが設けられている。裏打ち板部72aには、前記テアライン62aに重なる位置関係にてテアライン72dが設けられている。また、裏打ち板部72aと脚片72bとの交叉隅部に沿って、凹条よりなるヒンジ溝72eが設けられている。
この裏打ち板部72aは、インパネ60のドア部64の裏面に振動溶着により固着されている。
ドア枠固定体74は、リテーナ50の外周を周回する方形枠形状の脚部としての脚枠74aと、該脚枠74aの上端から外向きに延出するフランジ部74bを備えており、このフランジ部74bがインパネ60のうちドア部64の周囲部分に対し振動溶着されている。該脚枠74aにはフック孔74cが設けられている。
リテーナ50に固設された鉤状のフック78が上記のフック孔72c及び74cに差し込まれている。
インフレータ54がガス噴出動作すると、第5図のように、膨張するエアバッグ52に上方に押されることによってドア枠可動体72が上方に移動(リフト動作)する。インパネ60は、テアライン62bに沿って破断し、ドア部64が周囲のインパネ60から切り離される。ドア部64は、ドア枠可動体72と共にさらに上方に移動すると共に、エアバッグ52によって押されることにより、裏打ち板部72aのテアライン72d及びドア部64のテアライン62aが破断し、ドア部64は第5図の左右方向に二手に分かれながらドアの如く開き出し、エアバッグ52が室内に膨張する。
このようにドア部64がリフト動作して周囲のインパネ60から分離することにより、ドア部64は周囲のインパネ60から変形反力を受けることなくスムーズに開き出す。
特開2003−137054号公報
上記第4〜6図に示した特開2003−137054号公報のエアバッグ装置にあっては、ドア枠固定体74の脚枠74aの起立高さが大きいため、その分だけドア枠固定体74の重量が大きく、また製造用材料コストも余分に要する。
本発明は、ドア枠固定体及びドア枠可動体よりなるドア枠を有し、該ドア枠可動体がリフト動作しながらドア部が開放するタイプのドア枠の重量減及びコストダウンを図ることを目的とするものである。
本発明(請求項1)のエアバッグ装置は、車両室内面の一部を構成する内装パネルと、該内装パネルに形成された、車両室内側にドア状に開き出すドア部と、該内装パネルの裏側に対峙して配置されたリテーナと、折り畳まれて該リテーナに収容されたエアバッグと、該エアバッグを膨張させるためのインフレータと、該リテーナと内装パネルとを接続しているドア枠とを備えてなり、該ドア枠は、前記ドア部の裏面に固着された裏打ち板部及び該裏打ち板部の側縁から立設された脚部を有したドア枠可動体と、内装パネルのうち該ドア部の周囲部分に固着されたフランジ部及び該フランジ部から立設された脚部を有したドア枠固定体とを備えてなるエアバッグ装置において、該ドア枠固定体の脚部の起立高さが該ドア枠可動体の脚部の起立高さよりも小さいことを特徴とするものである。
請求項2のエアバッグ装置は、請求項1において、前記ドア枠可動体の脚部にフック孔が設けられ、前記リテーナに設けられたフックが該フック孔に係合しており、前記ドア枠固定体の脚部の起立高さは、該フック孔に達しないものとなっていることを特徴とするものである。
請求項3のエアバッグ装置は、請求項1又は2において、前記内装パネルはインストルメントパネルであることを特徴とするものである。
請求項4のエアバッグ装置は、請求項1又は2において、前記内装パネルは、エアバッグ装置のリッドであり、前記ドア枠固定体は、該リッドの周囲のインストルメントパネルへの連結部を備えており、該連結部は、該ドア枠固定体の車両室内側への移動を拘束するものであることを特徴とするものである。
本発明のエアバッグ装置にあっては、ドア枠固定体の脚部の起立高さがドア枠可動体の脚部の起立高さよりも小さいので、ドア枠固定体の重量が小さく、製作コストも低い。
なお、本発明のエアバッグ装置においても、インフレータがガス噴出動作すると、膨張するエアバッグに上方に押されることによってドア枠可動体が上方に移動(リフト動作)し、ドア部が周囲の内装パネルから切り離され、該ドア枠可動体と共に上方に移動しつつ、ドアの如く開き出し、エアバッグが室内に膨張する。このようにドア部がリフト動作して周囲の内装パネルから分離することにより、ドア部は周囲の内装パネルから変形反力を受けることなくスムーズに開き出す。
本発明においては、ドア枠可動体の脚部にフック孔が設けられ、リテーナに設けられたフックが該フック孔に係合しており、ドア枠固定体の脚部の起立高さは、該フック孔に達しない構成とすることにより、ドア枠可動体とドア枠固定体とを1つの金型で同時に成形することも容易となる。
本発明においては、リテーナの車両室内側をインパネで覆い、このインパネにドア部を設けてもよく、リッドで覆い、このリッドにドア部を設けてもよい。
リテーナをリッドで覆う場合、ドア枠固定体に、リッドの周囲のインパネへの連結部を設け、この連結部により該ドア枠固定体の車両室内側への移動を拘束するよう構成することが好ましい。このように構成することにより、エアバッグ膨張時にドア部がドア枠可動体によって上方へ押圧された場合に、リッド自体がインパネから浮き上がることが防止される。そのため、ドア部にドア枠可動体からの押圧力が集中してスムーズにドア部がリッドから切り離される。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。第1図は実施の形態に係るエアバッグ装置の縦断面図、第2図は第1図のエアバッグ装置の動作時の断面図、第3図はドア枠の分解斜視図である。
このエアバッグ装置は、インパネに設置される助手席用エアバッグ装置であり、上開容器状のリテーナ10内にエアバッグ12が折り畳まれて収容され、インフレータ14によって膨張可能とされている。なお、エアバッグ12は取付金具16によってリテーナ10に取り付けられている。
リテーナ10の上方はインパネ20によって覆われている。このインパネ20には、凹条よりなるテアライン22a,22bが設けられている。テアライン22bはリテーナ10の上縁に沿って周回するように設けられており、この周回テアライン22bの内側領域がドア部24となっている。テアライン22aは該ドア部24の中央を縦断するように延設されている。
このインパネ20の裏面にドア枠可動体32とドア枠固定体34とからなるドア枠30が設けられている。ドア枠固定体34は方形枠状であり、その内側にドア枠可動体32が摺動可能に嵌合している。
ドア枠可動体32は、脚部としての長方形枠状の脚枠32bと、該脚枠32bの1対の長辺部分から接近方向に延出した舌片状の裏打ち板部32a,32aとを有している。裏打ち板部32a,32aの延出方向の先端同士は、若干の間隔(スリット32d)をあけて対峙している。この裏打ち板部32a,32aは、インパネ20のドア部24の裏面に振動溶着により固着されている。スリット32dはテアライン22aに重なり合うように配置される。
脚枠32bには、フック孔32cが設けられている。このフック孔32cはドア枠可動体32の移動方向(即ち、インパネ20の裏面と垂直方向)に長い形状である。なお、この実施の形態では、フック孔32cには、ドア枠可動体32の移動方向の途中に仕切棒部32fが設けられている。また、裏打ち板部32aと脚枠32bとの交叉隅部に沿って、凹条よりなるヒンジ溝32eが設けられている。
ドア枠固定体34は、リテーナ10の外周を周回する方形枠形状の脚枠34aと、該脚枠34aの上端から外向きに延出するフランジ部34bを備えており、このフランジ部34bがインパネ20のうちドア部24の周囲部分に対し振動溶着されている。該脚枠34aは、前記ドア枠可動体32の脚枠32bよりも起立高さが小さく、その下端は前記フック孔32cに達していない。
リテーナ10に固設された鉤状のフック38が上記のフック孔32cに差し込まれている。
インフレータ14がガス噴出動作すると、第2図のように、膨張するエアバッグ12に上方に押されることによってドア枠可動体32が上方に移動(リフト動作)する。なお、このドア枠可動体32のリフト時にフック38はフック孔32c内を図の下方に相対的に移動し、前記仕切棒部32fを変形又は破断させる。インパネ20は、テアライン22bに沿って破断し、ドア部24が周囲のインパネ20から切り離される。ドア部24は、ドア枠可動体32と共にさらに上方に移動すると共に、エアバッグ12によって押されることにより、ドア部24のテアライン22aが破断し、ドア部24及び各裏打ち板部32a,32aは第2図の左右方向に二手に分かれながらドアの如く開き出し、エアバッグ12が室内に膨張する。
このようにドア部24がリフト動作して周囲のインパネ20から分離することにより、ドア部24は周囲のインパネ20から変形反力を受けることなくスムーズに開き出す。
このエアバッグ装置によると、ドア枠固定体34の脚部としての脚枠34aの起立高さが前記第5〜7図の従来例に比べて小さいので、ドア枠固定体34の重量が小さく、製作コストも低い。また、この実施の形態では、ドア枠固定体34の脚枠34aがフック孔32cに達していないので、ドア枠可動体32とドア枠固定体34とを1つの金型で同時に成形することも容易である。
第7図は別の実施の形態に係るエアバッグ装置の断面図であり、第8図はこのエアバッグ装置の動作時の断面図、第9図はこのエアバッグ装置のリッドとインパネとの連結部の分解斜視図である。
この実施の形態では、リテーナ10の上方がリッド80によって覆われている。このリッド80にも、凹条よりなるテアライン82a,82bが設けられている。テアライン82bはリテーナ10の上縁に沿って周回するように設けられており、この周回テアライン82bの内側領域がドア部84となっている。テアライン82aは該ドア部84の中央を縦断するように延設されている。このリッド80のうち、該ドア部84よりも外周側の部分(以下、単に周縁部と称する。)は、リテーナ10の上縁外周よりも側方へ張り出している。
このリッド80の裏面に、該ドア部84を取り囲むようにドア枠固定体34が設けられ、その内側にドア枠可動体32が摺動可能に嵌合している。該ドア枠固定体34は、フランジ部34bがリッド80の周縁部に対し振動溶着されている(以下、このリッド80の周縁部とフランジ部34bとを総称して「リッド80の周縁部」ということがある。)。また、ドア枠可動体32は、裏打ち板部32a,32aが該ドア部84の裏面に振動溶着されている。
この実施の形態では、該フランジ部34bに、ドア枠固定体34をインパネ20Aに連結するための連結部86,88が設けられている。連結部86は、該フランジ部34bの裏面から下方へ垂設された脚体86aと、該脚体86aの先端側から側外方(リッド80の中央側と反対方向)へ張り出した凸部86bとを有するフック状のものである。また、連結部88は、該フランジ部34bの裏面から下方へ垂設された脚体88aと、該脚体88aの下端側に取り付けられるクリップ88bとからなる。
第9図に示すように、該脚体88aは平たい板状のものであり、クリップ88bは、この脚体88aを下から咥え込むようにして前後から挟み付ける略U字形のものである。図示の通り、クリップ88bのうち、該脚体88aの両板面に重なる1対の対峙片88c,88cの内側からは、それぞれ、該板面に食い込んでクリップ88bの抜け落ちを防止する爪88d,88dが突設されている。これらの対峙片88c,88cの上端側は、互いに離反する方向へ開脚状に屈曲されており、各々の上端部同士の間隔は、後述の差込口20cの開口幅よりも大きなものとなっている。
この実施の形態では、フランジ部34bのうち、リッド80の前部側(第7,8図の左端側であって乗員側を指す。)の辺縁に沿って複数の連結部86が設けられ、後部側(第7,8図における右端側を指す。)の辺縁に沿って複数の連結部88が設けられている。
この実施の形態では、インパネ20Aにエアバッグ装置設置用の開口20aが設けられている。また、この開口20aの前縁部及び後縁部には、それぞれ、各連結部86,88の差込口20b,20cが設けられている。この開口20a内にリテーナ10が配置され、リッド80がこの開口20aを覆う。そして、リッド80の周縁部が開口20aの周縁部に重ね合わされ、各連結部86,88が該差込口20b,20cに係合する。
なお、該開口20aの周縁部には、その周囲よりも低い低段部(符号略)が形成されており、この低段部にリッド80の周縁部(及びフランジ部34b)が重なることにより、該リッド80の上面が周囲のインパネ20Aの上面と面一状となる。
このリッド80を開口20aに装着するに際しては、まず、リッド80の前部側の連結部86を差込口20bに差し込み、凸部86bを該差込口20bの下側に引掛ける。次に、この連結部86と差込口20bとの係合部付近を回動中心としてリッド80の後部側を下方へスイングさせ、連結部88の脚体88aを差込口20cに差し込む。この際、該リッド80の周縁部を開口20aの周囲の低段部に係合させる。その後、インパネ20Aの裏側から該脚体88aにクリップ88bを押し被せ、該クリップ88bの各対峙片88c,88cの上端部を差込口20cの下側に当接させる。これにより、該脚体88aが差込口20cから抜け出し不能となり、リッド80の周縁部が開口20aの周縁部に連結される。
このエアバッグ装置のその他の構成は前述の第1〜3図のエアバッグ装置と同様となっており、同一の符号は同一の部分を示している。
かかる構成のエアバッグ装置にあっては、インフレータ14がガス噴出動作すると、第8図のように、膨張するエアバッグ12に押されてドア枠可動体32が上方に移動し、ドア部84を上方へ押圧する。この押圧動作により、リッド80がテアライン82bに沿って破断し、ドア部84が周囲のリッド80から切り離されてドア枠可動体32と共に上方に移動する。そして、引き続きエアバッグ12によって押されることにより、ドア部84のテアライン82aが破断し、ドア部84及び各裏打ち板部32a,32aは第8図の左右方向に二手に分かれながらドアの如く開き出し、エアバッグ12が室内に膨張する。
従って、このエアバッグ装置にあっても、ドア部84がリフト動作して周囲のリッド80から分離することにより、ドア部84は周囲のリッド80から変形反力を受けることなくスムーズに開き出す。
なお、このエアバッグ装置にあっては、リッド80の周縁部に固着されたドア枠固定体34のフランジ部34bが連結部86,88によってインパネ20Aに連結され、その車両室内側への移動が拘束されているので、ドア部84がドア枠可動体32によって上方へ押圧されたときに、リッド80自体がインパネ20Aから浮き上がることがない。そのため、ドア部84にドア枠可動体32からの押圧力が集中してスムーズにドア部84がその周囲のリッド80から切り離される。
実施の形態に係るエアバッグ装置の断面図である。 図1のエアバッグ装置の動作時の断面図である。 図1のエアバッグ装置のドア枠を示す斜視図である。 従来のエアバッグ装置の断面図である。 図4のエアバッグ装置の動作時の断面図である。 図4のエアバッグ装置のドア枠を示す斜視図である。 別の実施の形態に係るエアバッグ装置の断面図である。 図7のエアバッグ装置の動作時の断面図である。 図7のエアバッグ装置のリッド連結部の分解斜視図である。
符号の説明
10,50 リテーナ
12,52 エアバッグ
20,20A インパネ
20a エアバッグ装置設置用開口
20b,20c 連結部差込口
30,70 ドア枠
32,72 ドア枠可動体
32a,72a 裏打ち板部
32b 脚枠(脚部)
32c,72c フック孔
34,74 ドア枠固定体
34a,74a 脚枠(脚部)
34b,74b フランジ部
38,78 フック
80 リッド
84 ドア部
86,88 連結部
88b クリップ

Claims (4)

  1. 車両室内面の一部を構成する内装パネルと、
    該内装パネルに形成された、車両室内側にドア状に開き出すドア部と、
    該内装パネルの裏側に対峙して配置されたリテーナと、
    折り畳まれて該リテーナに収容されたエアバッグと、
    該エアバッグを膨張させるためのインフレータと、
    該リテーナと内装パネルとを接続しているドア枠と
    を備えてなり、該ドア枠は、
    前記ドア部の裏面に固着された裏打ち板部及び該裏打ち板部の側縁から立設された脚部を有したドア枠可動体と、
    内装パネルのうち該ドア部の周囲部分に固着されたフランジ部及び該フランジ部から立設された脚部を有したドア枠固定体と
    を備えてなるエアバッグ装置において、
    該ドア枠固定体の脚部の起立高さが該ドア枠可動体の脚部の起立高さよりも小さいことを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 請求項1において、前記ドア枠可動体の脚部にフック孔が設けられ、前記リテーナに設けられたフックが該フック孔に係合しており、
    前記ドア枠固定体の脚部の起立高さは、該フック孔に達しないものとなっていることを特徴とするエアバッグ装置。
  3. 請求項1又は2において、前記内装パネルはインストルメントパネルであることを特徴とするエアバッグ装置。
  4. 請求項1又は2において、前記内装パネルは、エアバッグ装置のリッドであり、前記ドア枠固定体は、該リッドの周囲のインストルメントパネルへの連結部を備えており、該連結部は、該ドア枠固定体の車両室内側への移動を拘束するものであることを特徴とするエアバッグ装置。
JP2004323882A 2003-12-24 2004-11-08 エアバッグ装置 Withdrawn JP2005206142A (ja)

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