JP2005195985A - 表示パネル - Google Patents

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Abstract

【目的】種々の電子機器類に接続して駆動することのできる着脱、可搬タイプにして盗難防止効果と携帯性に優れた利便性の高い表示パネルを提供する。
【構成】表示面11Aを形成するフラット状の画像表示素子11を、外枠12の窓部12Aから表示面11Aが露出する状態に取り付けた表示パネルである。表示面11Aと交差する方向の外枠12の一端面は操作スイッチ類を備えた操作部1Aとされ、操作部1Aに対向する他端側は外部の出力端子に接続してビジュアル信号を取得するための入力端子18を備えた結合部1Bとされる。結合部1Bには操作部1A側に向かって、掛爪26を配したロック孔20と位置決め用のピン挿入孔19とが形成される。外枠12の内部には、掛爪26を拘束するトリガーレバー25と、該トリガーレバーによる掛爪26の拘束を保持するためのスライド板23とを含むロック機構22が設けられる。
【選択図】図3

Description

本発明は、ビデオやテレビのディスプレイとして用いられる表示パネルに係わり、特に様々な機器に接続して駆動することのできる利便性の高い携帯可能な表示パネルに関するものである。
近年、自動車による移動に際して目的地までの経路などを表示パネルに表示することのできるカーナビゲーションシステムの普及が顕著であるが、係る表示パネルをテレビモニタやビデオモニタとして兼用することも一般に広く行われている。
その種の表示パネルとして、DVDなどを駆動するディスクドライブやテレビチューナなどを内蔵した機器本体と一体化した可搬タイプのものがあり、これを車内のダッシュボード上などに配置することが行われている(例えば、特許文献1)。
又、車室内に起立姿勢で開放される表示パネル(モニタユニット)をCDユニットと一体型の操作表示ユニットにして、これをダッシュボード内に設けられる収納ユニットに対して着脱自在としたものも知られる(例えば、特許文献2)。
特開平08−292724号公報
特開平10−329616号公報
然し乍ら、特許文献1に示されるような車載モニターは、ダッシュボード上に設けられるモニター取付装置に固定されるため、設置に際して車内の美観を損なうという問題がある。特に、係る車載モニターは不使用時に取付装置から取り外して盗難を防止できるという利点を有するものの、その着脱操作は煩わしく、しかもモニター固定用のハンドルが剥き出しの状態であるため、モニターの取り外しを忘れた場合には盗まれる危険性が高い。
この点、特許文献2の操作表示ユニットも同様で、操作表示ユニットそれ自体にロック機能はなく、係るユニットは取付側に設けられる剥き出し状態のロックアームで固定されるだけなので盗難の危険性が高い。尚、係る操作表示ユニットには取付側のレセプタクルに接続するプラグが設けられるが、その両者が不適切に接続される虞れがある。
又、特許文献1、2に開示されるような従来のモニター類は、CDなどのディスクを駆動するディスクドライブやテレビチューナを内蔵した機器本体と一体化したものが一般的で、重量が大きく厚いため携帯性に劣るという問題がある。
本発明は以上のような事情に鑑みて成されたものであり、その目的は種々の電子機器類に接続して駆動することのできる着脱、可搬タイプにして盗難防止効果と携帯性に優れた利便性の高い表示パネルを提供することにある。
本発明は上記の目的を達成するため、表示面を形成するフラット状の画像表示素子を外枠の窓部から前記表示面が露出する状態に取り付けた表示パネルにおいて、前記表示面と交差する方向の外枠の一端面が操作スイッチ類を備えた操作部とされると共に、その操作部に対向する他端側が外部の出力端子に接続してビジュアル信号を取得するための入力端子を備えた結合部とされ、その結合部には前記操作部側に向かって、掛爪を配したロック孔と位置決め用のピン挿入孔とが夫れ夫れ所定の間隔をあけて2つずつ形成され、前記外枠の内部には前記掛爪を拘束するトリガーレバーと該トリガーレバーによる前記掛爪の拘束を保持するためのスライド板とを含むロック機構が設けられることを特徴とする。
又、上記のような表示パネルにおいて、結合部にはスライド板を外部から操作するためのロック操作孔が設けられることを特徴とする。
更に、結合部は、表示面の露出側と対向する外枠の背面をその一端縁から内方に入り込ませた断面凹状の受口を形成することを特徴とする。
本発明に係る表示パネルによれば、表示面と交差する方向の一端面が操作部とされることから、使用に際して操作スイッチ類が表示面側に現れず美的効果があり、その操作部を操作者側に向かって倒伏したときには必要な操作を行うことができる。
又、ロック機構を内蔵することから、連結相手の機器にロックして脱落防止や盗難を防止する効果を得られ、しかも係るロック操作とその解除操作をロック操作孔を利用して外部から行うことができ、そのロック操作孔が結合部に設けられることから、結合状態においてロック操作孔が外部に現れず、盗難防止効果が上がる。
更に、外部からビジュアル信号を取得する入力端子を備えることから、ディスクドライブなどの駆動機と一体化せずして薄型にできるので持ち運びが容易であり、しかも入力端子などを備える結合部は外枠の背面に凹状の受口を形成するので、入力端子やこれに接続する外部の出力端子などを隠蔽して使用時の見栄えを損なわない。
以下、本発明を図面に基づいて詳しく説明する。図1は係る表示パネルの使用態様を示した概略図であり、(A)は表示パネルの格納状態、(B)は表示パネルの開放状態を示す。
図1において、1は本発明に係る表示パネル(パネル状のディスプレイ装置)、2はその表示パネルを駆動する機器本体(本例においてDVDなどのディスクを駆動するディスク再生装置)、3は表示パネルや機器本体を収容する筺体であり、その筺体3内には表示パネル1の排出/挿入を行うための走行ユニット4が前後方向(図1の左右方向)に往復移動可能に設けられる。特に、走行ユニット4は、ユニット台5の一端部に表示パネル1を連結するためのパネル連結部6を回動可能に設けて構成され、そのパネル連結部6はフレキシブル配線7を介して機器本体2と接続される。
そして、機器本体2内で再生駆動されるディスクの記録情報(地図や映像などのビジュアル信号)がフレキシブル配線7からパネル連結部6を通じて表示パネル1に入力され、これにより表示パネルの表示面11Aに映像表示が行われる。
尚、筺体3は表示パネル1を出し入れするための開口部3Aを有し、その開口部3Aを車室内に向けて車両のダッシュボード8内に固定されると共に、表示パネル1は図1(A)のようにその表示面11Aを下向きにした倒伏状態で筺体3の内部に収容される。この状態で、表示面11Aに交差する方向の表示パネルの一端面は開口部3Aから露出されるが、その一端面は操作スイッチ類をもつ操作部1Aとされ、その操作により表示パネル1を開口部3Aから筺体3の外部に排出したり、これを筺体3内に引き込んで収容することができるようになっている。このような操作は、操作部1Aのほか、機器本体の操作部2Aで行うようにしてもよい。
特に、操作部1Aでは図1(B)の想像線で示されるよう表示パネル1が倒伏姿勢のまま排出するだけの場合と、図1(B)の実線で示されるよう表示パネル1が倒伏状態から起立姿勢に立ち上がって開放する場合とを選択できるようになっており、倒伏姿勢に排出された表示パネル1はパネル連結部6からの離脱が許容され、起立姿勢の表示パネル1はその表示面11Aが車室内側(筺体3に対する表示パネル1の排出側)に向いて係る表示面11Aを運転席等から視認可能とされる。
尚、表示パネル1をパネル連結部6から離脱可能とする位置は、図1(B)のように、表示パネル1の全体がダッシュボードの外側に排出された位置に限らず、倒伏姿勢における表示パネル1の端部からダッシュボード8までの距離が表示パネル1を手で掴めるだけの距離HSになる位置を離脱可能位置としてもよい(図1(C)参照)。例えば、距離HSを50mmと設定することができる。表示パネル1を離脱する場合は、図1(C)の状態から離脱ボタンを押し、表示パネル1のロックを解除してから取り外す。このロック機構の詳細については後述する。
又、表示パネル1が起立姿勢に開放された状態では、パネル連結部6からの表示パネル1の離脱が阻止されると共に、表示パネル1のアングル(回動角)を水平面に対する任意の角度範囲で調整可能とされる。この角度は例えば60〜105度とする。尚、倒伏姿勢での表示パネル1の排出/挿入動作は筺体3内における走行ユニット4の往復移動により行われるが、筺体3内の両側には表示パネル1の挿入方向及び排出方向に沿って走行ユニット4の移動案内を行う後述のガイド部が設けられる。
図2は表示パネルの表示面側を主として示す斜視図、図3はその背面側を示す斜視図であり、図4には表示パネルの一端面を示す。先ず、図2において、表示パネル1は表示面11Aを形成する液晶や有機ELといったフラット状の画像表示素子11と、窓部12Aを形成する外枠12とを有し、その外枠12内に画像表示素子11が表示面11Aを窓部12Aから露出させた状態に取り付けられるようになっている。
一端操作部1Aには主電源スイッチ13A、開閉操作用の操作スイッチ13B、開放時のアングル調整を行うための操作スイッチ13C,13D、排出挿入操作用の操作スイッチ13E、及び画面表示サイズ切換スイッチ13Fが設けられる。又、操作部1Aに直交する両側面にはその長さ方向に沿ってガイド溝16が形成される。
図3において、操作部1Aに対向する外枠12の他端側(使用状態における表示パネル1の下端)は上記のようなパネル連結部に連結することのできる結合部1Bとされ、この結合部1Bは表示面11Aの露出側と対向する外枠12の背面をその一端縁から内方に入り込ませた断面凹状の受口17を形成し、その受口17内に図3及び図4に示されるよう外部からビジュアル信号を受け取るための入力端子18ほか、操作部1A側に向かって位置決め用のピン挿入孔19、ロック孔20、及びロック操作孔21を設けて構成される。
尚、ピン挿入孔19とロック孔20は表示パネル1の幅方向に所定の間隔をあけて2つずつ形成されると共に、ピン挿入孔19は後述する相手側のガイドピンを受け入れて入力端子18と外部出力端子との接続を確実に行う位置決めの役割を果たす。又、入力端子18からはオーディオ信号を取得することもでき、この場合には表示パネル1にスピーカを設けるか、又は音声出力端子を設けて該音声出力端子にヘッドホーンを接続して音声を聴取できる。
図5は係る表示パネルの内部構造を示す。この図で明らかなように、表示パネル1の外枠12内には結合部1B側においてロック機構22が内蔵される。係るロック機構22は、図4のロック操作孔21に対応して、傾斜状のロック操作面23Aを形成するスライド板23を有する。そのスライド板23は表示パネル1の幅方向に摺動可能にして配され、その一端に接続するコイルバネ24により非ロック側となる一方向(図5において右方向)に付勢されている。
図6は係るロック機構を示す拡大平面図であり、図7にはスライド板を取り外した状態を示す。図6から明らかなように、スライド板23には可動用の長孔23Bと下向き(紙面の奥側方向)に突出するピン23Cとが設けられる。一方、図7から明らかなように、このロック機構22には、スライド板のピン23Cに対応するトリガーレバー25が回転自在に取り付けられ、その近傍には板バネから成る掛爪26が設けられる。トリガーレバー25の回転軸には捩りバネ27が取り付けられ、これにより非ロック時にはトリガーレバー25が図7の時計方向に付勢されている。そして、係るトリガーレバー25がスライド板のピン23Cの摺動による押圧で捩りバネ27の弾力に抗して図7の反時計方向に回転されたとき(ロック時)、その先端部が掛爪26に接触して該掛爪を拘束するようにしてある。
掛爪26はその一端部を折り曲げて成るロック用の凸部26Aを有し、その凸部26Aを形成する一端側が自由端としてロック孔20内に配される。而して、ロック孔20にパネル連結部の部位を差し込むことにより、この部位に掛爪の凸部26Aが係合し、その状態でトリガーレバー25を掛爪26に接触せしめて掛爪26を拘束固定すると、パネル連結部からの表示パネルの離脱が阻止され、またトリガーレバー25を掛爪26から離間せしめて掛爪26を解放したときには、掛爪26の撓み変形が許容されてパネル連結部6から表示パネルを離脱させることができる。
次に、筺体の構造を説明する。図8は筺体の正面概略図であり、図9及び図10にはそれぞれ図8におけるX−X断面、Y−Y断面を示す。これらの図で明らかなように、筺体3の内部両側には走行ユニット4の移動案内を行う上記のガイド部31(溝形のレール),32(L形のガイドレール)が設けられる。又、筺体3の内部天井面には走行ユニットがガイド部31,32に沿って往復移動するためのラック33が設けられると共に、ガイド部32の近傍にはこれに沿って表示パネル1を案内するパネルガイド34が突出して設けられ、そのパネルガイド34に図2〜図4に示した表示パネルのガイド溝16が摺動自在にして嵌合するようにしてある。更に、図10から明らかなように、ガイド部32の一端は筺体3の開口部3Aから張り出しており、これによりパネル連結部6を開口部3Aから排出したときでも所定の排出量において走行ユニットのユニット台5をガイド部32で支持できるようになっている。
次に、本発明に係る表示パネルの結合相手と成り得る機器の一例として、上記走行ユニットの構造を説明する。図11は走行ユニットの表側を示す平面図、図12はその裏側を示す斜視図、図13はパネル連結部を取り外した走行ユニットの表側を示す斜視図である。図11及び図12から明らかなように、走行ユニット4は上記のユニット台5とこれに取り付けられるパネル連結部6から構成される。
このうち、パネル連結部6には、表示パネル1の入力端子18に結合する出力端子61、ピン挿入孔19に挿入する左右一対のガイドピン62、ロック孔20に挿入する左右一対の掛金63、及びロック操作孔21に挿入するロックアーム64Aを備えた施錠具64が設けられる。尚、出力端子61には図1に示したフレキシブル配線7が接続される。又、掛金63には孔63Aが形成され、その孔63Aが図7に示した掛爪の凸部26Aと係合するようにしてある。
一方、ユニット台5には、図8に示した筺体のガイド部31,32に係合するガイド受51,52と左右一対のブラケット53が形成される。そして、パネル連結部6はその両側に突出する回動支点軸65がブラケット53により回転自在に支持され、その回動支点軸65上に上記の施錠具64ほか後述する欠歯ギアが設けられる。
又、図13に示すように、走行ユニット(特にそのユニット台5)には筺体内に設けられる上記のガイド部31,32に沿って往復移動を行うための走行機構70と、パネル連結部に連結された表示パネルを旋回させるためのパネル旋回機構80とが設けられる。
図13及び図14に示すように、走行機構70は走行用駆動源71、その駆動軸に取り付けられるウォーム72、該ウォームと噛み合うウォームホイール73、該ウォームホイールと一体のウォーム部73Aと噛み合うヘリカルギア74、該ヘリカルギアと一体の出力ギア部74Aと噛み合うギア75、及び回転軸76の両側にあって一方がギア75と噛み合うピニオン77から構成され、そのピニオン77が図8などに示した筺体内のラック33と噛み合うようにしてある。このうち、ギア部74Aには回転量検出ギア78が噛み合わされ、係るギア78の回転量がセンサ79により検知され、この回転量を基に駆動源71の停止制御を行う構成とされる。
一方、パネル旋回機構80は、図13及び図15に示すように旋回用駆動源81、その駆動軸に取り付けられるウォーム82、該ウォームと噛み合うウォームホイール83、該ウォームホイールと一体のギア部83Aと噛み合うギア84、該ギアと一体のウォーム部84Aと噛み合うヘリカルギア85、該ヘリカルギアと一体のギア部85Aと噛み合うギア86、該ギアの小径ギア部86Aと噛み合う伝動ギア87、及び該伝動ギアと噛み合う上記の欠歯ギア88で構成され、その欠歯ギア88が回動支点軸65を支点としてパネル連結部6に固定されると共に、その他の歯車列82〜87はユニット台5に配される。
このうち、ギア86には回転量検出ギア89が噛み合わされ、その回転量(すなわちパネル旋回機構の動作量)がセンサSにより検知されるようになっている。そして、係るセンサSの検出信号に基づいて駆動源81の駆動制御が行われ、これによりパネル連結部6の回動量(表示パネルの旋回量)と、上記施錠具64の後述するリリース位置及びロック位置の切替動作とが制御されるようにしてある。
図16は施錠具の斜視図、図17は欠歯ギアの斜視図であり、図18には施錠具と欠歯ギアの組付状態を示す。図16のように、施錠具64は上記のロックアーム64Aほか、上記回動支点軸65を挿入する取付用孔64Bを中心として円弧状のギア部64Cを有する。又、ロックアーム64Aは取付用孔64Bの半径方向に突出すると共に、施錠具64の片側面には突起64Dが設けられ、その逆側面にはバネ止め64Eが突設される。
一方、図17のように、欠歯ギア88も上記の回動支点軸65を挿入する取付用孔88Aを中心として円弧状のギア部88Bを形成する。又、欠歯ギア88の片側面にはバネ止め88Cと取付用孔88Aを中心とする円弧溝88Dが形成され、その円弧溝88Dに施錠具の突起64Dが嵌め込まれるようにしてある。
そして、係る施錠具64と欠歯ギア88は、図18のように同軸(パネル連結部の回動支点軸65)上に隣り合わせに配置される。このうち、欠歯ギア88はパネル連結部6の側面に固定され、係るパネル連結部6は回動支点軸65上にあって一端が欠歯ギアのバネ止め88Cに係止される捩りバネSP1により、図18の反時計方向(表示パネルの倒伏方向)に付勢される。一方、施錠具64は回動支点軸65に設けられる捩りバネSP2により欠歯ギア88とは逆向きの図18に示す時計方向に付勢され、欠歯ギア88との相対位置が実線で表されるロック位置に保たれるようになっている。尚、捩りバネSP2はその一端が施錠具のバネ止め64Eに係止され、他端が欠歯ギアに設けた穴88Eに係止される。
ここに、表示パネルの開放動作前では、欠歯ギアのギア部88Bに近接して施錠具のギア部64Cと伝動ギア87が噛み合い、この状態で駆動源81(図13参照)を駆動して伝動ギア87を図18の反時計方向に回転させると、施錠具64が時計方向に回転し、その直後に施錠具の突起64Dが欠歯ギアの円弧溝88Dの一端を加圧することにより伝動ギア87との噛み合いが施錠具64から欠歯ギア88に切り替わる。このとき、捩りバネSP2の作用で施錠具64がパネル連結部6に対してロック位置に保たれたまま、欠歯ギア88が時計方向に回転される。このため、欠歯ギア88と一体のパネル連結部6も同方向に回動し、これによりパネル連結部6に結合する表示パネルも回動支点軸65を中心にして図18の時計方向に旋回してその開放動作が行われるようになる。
一方、上記のような表示パネルの開放動作とは逆向きに駆動源81(図13参照)を駆動して伝動ギア87を図18の時計方向に回転させると、伝動ギア87と欠歯ギア88が切り離された状態で、伝動ギア87からこれと噛み合うギア部64Cをもつ施錠具64に動力伝達が行われる。このとき、欠歯ギア88と一体のパネル連結部6は図示せぬストッパにより不作動状態に保たれ、施錠具64(特にそのロックアーム64A)のみが実線で表されるロック位置から想像線で表されるリリース位置に回動される。
尚、施錠具64のロックアーム64Aは上記のように表示パネルのロック操作孔21に挿入され、図18の実線で表されるロック位置では係るロックアーム64Aが図5に示したスライド板のロック操作面23Aを押圧し、スライド板23をコイルバネ24の弾力に抗してロック側(図5の左方向)に摺動させるようになっている。このため、表示パネルの掛爪26とパネル連結部の掛金63とを係合状態に保ってパネル連結部6からの表示パネル1の離脱を阻止することができる。
又、施錠具64が図18の想像線で表されるリリース位置にあるとき、そのロックアーム64Aは図5に示したスライド板のロック操作面23Aから離間するのであり、このためスライド板23がコイルバネ24の作用で非ロック側(図5の右方向)に復帰されてパネル連結部6からの表示パネル1の離脱が許容される。
上記の記載から明らかなように、パネル連結部6の回動による表示パネルの開閉動作時には施錠具64がロック位置にあって表示パネルの離脱が阻止される一方、表示パネルの開放動作前には施錠具64のロック位置からリリース位置への切り替えが可能とされるが、施錠具64のリリース位置への切替動作は表示パネル1の筺体3からの排出動作が完了した時点で行われるように制限することが好ましく、これにより走行ユニット4の往復移動時に表示パネル1が不用意に離脱する危険性を防止することができる。
更に、表示パネル1の排出動作が完了してから一定時間経過後も表示パネル1がパネル連結部6から抜き取られなかった場合、施錠具64をロック位置に戻して表示パネル1の筺体3内への引き込み挿入が行われるようにする事が好ましく、これによれば車両の走行振動などによる表示パネル1の脱落、並びに表示パネル1を抜き忘れたまま車両から離れた場合の盗難を防止する効果がある。
ここで、本発明に係る表示パネル1は、以上のようなパネル連結部6に連結して駆動可能とされることに限らず、図19に例示するようなパネル装着台90に装着して駆動することもできる。係るパネル装着台90は車載用電子機器の機器本体2に信号線100で繋がれるベース台91と、このベース台を車室内の部位に固定するための取付具92から構成される。本例において、取付具92を前部座席を構成するヘッドレストHrの支柱に取り付け得るアーム部92Aと、ベース台を載せる着座部92Bとで形成し、その着座部92Bに載せられたベース台91を締付ネジ93にて固定できるようにしてある。
一方、図19及び図20から明らかなように、ベース台91はその上部に表示パネル1の下端部(結合部)を嵌め込む差込口91Aを形成する。そして、その差込口91Aに嵌め込まれた表示パネル1は図21に示すよう表示面11Aを露出した状態で起立姿勢に固定されるようになっている。
図22はベース台の内部構造を示す透視図である。この図で明らかなように、差込口91A内には上記のパネル連結部6と同様に、図3及び図4に示した表示パネルの入力端子18に結合する出力端子91B、ピン挿入孔19に挿入する左右一対のガイドピン91C、ロック孔20に挿入する左右一対の掛金91D、及びロック操作孔21に挿入するピン91Eが設けられる。又、図22において、91Fは図21の締付ネジ93をねじ込むためのネジ孔である。
尚、出力端子91Bには信号線100の一端が接続される。又、ピン91Eはベース台91の表面に設けられる切替レバー91Gの操作により作動して表示パネル1のロック及びロック解除を行うことができる。この構成に限らず、差込口91Aには少なくとも出力端子91Bが設けられていればよく、これにより機器本体2から信号線100を通じて送信されるビジュアル信号を表示パネル1に入力して映像表示を行うことができる。
そして、以上のようなパネル装着台90によれば、車両の後部座席に居ながら機器本体2で駆動されるディスクの記録情報(例えばDVDに記録された映画)やテレビ放送を鑑賞することができる。テレビ放送を受信するには図25のようにテレビアンテナ101やこれに接続するテレビチューナ102などを車両に搭載し、そのチューナ102と機器本体2をコントローラ103を介して接続し、その出力信号(ビジュアル信号)が機器本体2からパネル連結部6やパネル装着台90に入力されるようにすればよい。尚、コントローラ103は車両のバッテリ104や図示せぬスピーカにも接続されるが、そのコントローラ103やテレビチューナ102などを機器本体2に内蔵することもできる。
以上、本発明の表示パネルとその使用例ならびに対応する機器類について説明したが、係る表示パネルは上記のようなパネル連結部6やパネル装着台90のような構造の機器さえあれば、車外での利用も可能となる。又、表示パネルはその表示面をタッチパネル方式とすることもできる。
本発明に係る表示パネルの使用態様を示す説明図 表示パネルの表面側を示す斜視図 表示パネルの裏面側を示す斜視図 表示パネルの底面図 表示パネルの内部構造を示す斜視図 表示パネルに内蔵されるロック機構を示す説明図 ロック機構の作動状態を示す説明図 筺体の正面概略図 図8のX−X断面図 図8のY−Y断面図 パネル連結部から表示パネルを離脱した状態を示す平面図 走行ユニットの裏側を示す斜視図 パネル連結部を省略した走行ユニットの表側を示す斜視図 走行機構を示す説明図 パネル旋回機構を示す説明図 施錠具の斜視図 欠歯ギアの斜視図 施錠具と欠歯ギアの組図 本発明の表示パネルを利用可能なパネル装着台を示す斜視図 パネル装着台を構成するベース台の斜視図 ベース台に表示パネルを装着した状態を示す正面図 ベース台の内部構造を示す透視図 本発明に係る表示パネルの使用例を示す車両の透視図
符号の説明
1 表示パネル
1A 操作部
1B 結合部
11 画像表示素子
11A 表示面
12 外枠
12A 窓部
17 受口
18 入力端子
19 ピン挿入孔
20 ロック孔
21 ロック操作孔
22 ロック機構
23 スライド板
25 トリガーレバー
26 掛爪
61 外部の出力端子
62 ガイドピン
63 掛金
64 施錠具
64A ロックアーム
90 パネル装着台
91B 外部の出力端子

Claims (3)

  1. 表示面を形成するフラット状の画像表示素子を外枠の窓部から前記表示面が露出する状態に取り付けた表示パネルにおいて、前記表示面と交差する方向の外枠の一端面が操作スイッチ類を備えた操作部とされると共に、その操作部に対向する他端側が外部の出力端子に接続してビジュアル信号を取得するための入力端子を備えた結合部とされ、その結合部には前記操作部側に向かって、掛爪を配したロック孔と位置決め用のピン挿入孔とが所定の間隔をあけて形成され、前記外枠の内部には前記掛爪を拘束するトリガーレバーと該トリガーレバーによる前記掛爪の拘束を保持するためのスライド板とを含むロック機構が設けられることを特徴とする表示パネル。
  2. 結合部にはスライド板を外部から操作するためのロック操作孔が設けられる請求項1記載の表示パネル。
  3. 結合部は、表示面の露出側と対向する外枠の背面をその一端縁から内方に入り込ませた断面凹状の受口を形成する請求項1、又は2記載の表示パネル。
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