JP2005190797A - 有機el装置および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示(照明)の自由度が高く、かつ、低消費電力で補助光を照射することが可能な有機EL装置および電子機器を提供することを目的とする。
【解決手段】有機材料からなる発光層を含む有機層104を、透明基板101上に形成された透明陽極102と、反射陰極103とで挟持し、透明陰極102と反射陰極105間に駆動回路106で電圧を印加して発光層を発光させ画素単位で駆動を行う有機EL装置100において、各画素領域を隔てる有機物バンク層103bに蓄光材料を分散させたものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、有機EL装置および電子機器に関し、詳細には、有機材料からなる発光層を含む有機層を、基板上に形成された第1電極と、第2電極とで挟持し、前記第1電極と前記第2電極間に電圧を印加して前記発光層を発光させ画素単位で駆動を行う有機EL装置および電子機器に関する。
有機EL装置は、高輝度発光が可能であること、自発光の面状表示デバイスであること、および薄型化が可能であること等の長所を有するデバイスである。かかる有機EL装置は、近時、表示装置や照明装置に利用されるようになってきている。有機EL装置は、有機層を積層して機能分離することによって大幅に発光効率の改善がなされ、印加電圧が低電圧でも高輝度な発光を実現している。有機EL装置は、通常、基板/第一電極/有機物層/第二電極の構成を有する。有機物層は、少なくとも有機材料からなる発光層を含むが、素子特性向上のためにさらに複数の電荷輸送層を含むものが多い。このような有機EL装置に、電圧を印加すると、発光層に一方の電極から電子が注入されるとともに、他方の電極からホールが注入され、電子とホールの再結合により励起された有機分子が基底状態に緩和するときに発光が得られる。有機EL装置は、発光層全体から発光が得られるので、面状発光素子となり、素子の第一電極側又は第二電極側を通して光を取り出すことになる。
他方、近時、蓄光材料が注目されている。かかる蓄光材料とは、太陽光や人工照明を浴びせて、その光が消えた後に「リン光」を発する材料のことをいう。蓄光材料は、放射性元素を含む夜光塗料の代替材料や、非常の場合、暗闇で光る避難誘導標識や救命防災用品等に広く応用されている。
蓄光材料を使用した有機EL装置としては、例えば、特許文献1が公知である。図10は、特許文献1の有機EL装置600の構成を示す図である。有機EL装置600は、同図に示すように、蓄光材料で形成され、道路標識を表示する表示部601と、ガラス板602と、ホール注入電極603a,電子注入電極603b,有機層603cからなり、表示部601に光を照射する有機EL素子(照明装置)603と、有機EL素子(照明装置)603に間欠的に電気を供給して間欠的に発光させる電源装置604とを備えている。この有機EL装置600では、表示部601に有機EL素子(照明装置)603で光を照射させた後、蓄光材料で形成されている表示部601から残光が射出されるので、有機EL素子(照明装置)603により連続して照明を行なう必要がなく、少ない電力で夜間においても十分な表示を行なうことが可能である。
特開平10−208524号公報
しかしながら、特許文献1の有機EL装置においては、有機EL素子をバックライトとして使用しているが、画素単位での駆動を行うことができないため、有機EL素子を駆動する場合にその消費電力が大きくなってしまい、また、定型(道路標識)の表示しか行うを行うことができないという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、表示(照明)の自由度が高く、かつ、低消費電力で補助光を照射することが可能な有機EL装置および電子機器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、有機材料からなる発光層を含む有機層を、基板上に形成された第1電極と、第2電極とで挟持し、前記第1電極と前記第2電極間に電圧を印加して前記発光層を発光させ画素単位で駆動を行う有機EL装置において、各画素領域間に蓄光材料を含む蓄光層を形成したことを特徴とする。
これにより、蓄光層は、太陽光、室内光、および発光層等の光のエネルギーを吸収して、発光層が発光しない状態でも、可視光を照光して暗闇でも補助光として使用することが可能となる。また、発光層を画素単位で駆動することができ、表示(照明)の自由度が高く、かつ、その消費電力を低減することが可能となる。さらに、蓄光層を各画素領域間に形成しているので、発光層の光を蓄光層で遮蔽しないで外部に射出でき、高輝度な表示または照明が可能となる。この結果、表示(照明)の自由度が高く、かつ、低消費電力で補助光を照射することが可能な有機EL装置を提供することができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記蓄光層は、各画素領域を隔てるバンク層であることが望ましい。これにより、バンク層から補助光を射出することが可能となる。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記基板は透明基板で構成され、当該透明基板側から光を射出し、前記蓄光層は、前記透明基板の光射出面上の各画素領域間に形成された蓄光発光膜であることが望ましい。これにより、透明基板上に形成された蓄光発光膜から補助光を射出することが可能となる。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記基板は透明蓄光ガラスで形成されていることが望ましい。これにより、補助光の輝度を高くすることが可能となる。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記蓄光層は、インクジェット法で形成されることが望ましい。これにより、蒸着等の方法に比して材料を無駄にすることなく、高精度かつ低コストに蓄光層を形成することが可能となる。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記蓄光材料は緑色発光する蓄光材料であることが望ましい。これにより、人間の目に認識し易い補助光とすることが可能となる。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記有機層は、赤、緑、青発光層をそれぞれ含む赤,緑,青有機層が交互に配置されて構成されており、前記蓄光材料は、赤色発光する蓄光材料であることが望ましい。これにより、赤色発光する蓄光材料を含む蓄光層は、青発光層や緑発光層の光のエネルギーを効率的に吸収することができ、有機EL装置の内部の発光光を効率的に利用することが可能となる。
また、本発明の好ましい態様によれば、本発明の有機EL装置を電子機器に搭載することが望ましい。これにより、表示(照明)の自由度が高く、かつ、低消費電力で補助光を照射することが可能な有機EL装置を搭載した電子機器を提供することができる。
以下に、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。本実施例の有機EL装置は表示装置、照明装置、および光源装置等に広く適用可能である。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が容易に想定できるものまたは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、本発明の実施例1に係る有機EL装置100の部分断面構造を示す図である。実施例1に係る有機EL装置100は、交流駆動されるボトムエミッション型の有機EL装置である。同図において、101は透明基板、102は透明陽極(第1電極)、103aは無機物バンク層、103bは有機物バンク層(蓄光層)、104は有機材料からなる発光層を含む有機層、105は反射陰極(第2電極)、106は透明陽極102と反射陰極105間に交流電圧を印加して画素単位で駆動を行う駆動回路を示している。
透明基板101上には、その画素領域にITOからなる透明陽極102が成膜・パターニングされて形成されている。この透明基板101上に、無機物バンク層103aと有機物バンク層103bを順次積層することにより、各画素領域を隔てるバンク部(隔壁)を形成する。
無機物バンク層103aは、例えばCVD法、スパッタ法、蒸着法等によって透明基板101および透明電極101の全面にSiO2、TiO2、SiN等の無機物膜を形成し、次にこの無機物膜をエッチング等によりパターニングして形成して、透明電極101上の画素領域に開口部を設けることにより形成する。
次に、無機物バンク層103a上に、蓄光材料を含む有機物バンク層103bを形成する。具体的には、インクジェット装置(インクジェット法)で、有機物バンク層材料を含むインク組成物を無機物バンク層103a上に吐出した後に乾燥処理および熱処理を行い、無機物バンク層103aを形成する。このインク組成物としては、例えば、蓄光材料を分散させた有機樹脂を溶媒に溶かしたものインク組成物とすることができる。ここで、蓄光材料としては、例えば、珪素アルミ酸塩等を使用するができる。また、有機樹脂としては、例えば、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、アクリル樹脂、ポリイミド樹脂等を使用することができる。また、溶媒としては、例えば、ジメチルアニリン、テトラヒドロフラン(THF)、ベンゼン、シクロヘキサン等を使用することができる。この有機物バンク層103bには、撥インク処理が施される。
透明陽極102上には、有機材料からなる発光層を含む有機層104が形成される。この有機層104は、高分子有機材料をインクジェット法で塗布して形成することができる。なお、、低分子有機材料を蒸着して形成することにしても良い。有機層104は、単層型(発光層)、2層型(発光層/正孔注入層)、3層型(電子輸送層/発光層/正孔輸送層)、4層型(電子注入層/発光層/正孔輸送層/正孔注入層)、5層型(電子注入層/電子輸送層/発光層/正孔輸送層/正孔注入層)のいずれを使用することにしてもよい。
また、有機層104および有機物バンク層103b上の全面にはAl/ITO等からなる反射陰極105が形成される。なお、この反射陰極105上に保護層(封止層)を形成することにしても良い。
図2は、人間の目の標準比視感度曲線を示している。同図において、横軸は波長、縦軸は標準比視感度を示しており、最も高い感度を「1」として正規化された感度として示している。図2に示すように、人間の目は、波長555nmの光に対する感度が最も高く、380nm〜760nmの範囲に感度を持っている。そこで、実施例1においては、蓄光材料として、人間の目の最も感度が高いG(緑色)発光する蓄光材料を使用することが望ましい。
図3は、実施例1のG発光する蓄光材料の残光スペクトルの一例を示す図である。同図に示すように、550nm付近に急峻なスペクトルを有しており、人間の目に認識し易い発光となる。図4は、実施例1の蓄光材料の残光強度の時間推移の一例を示す図である。同図に示すように、時間推移とともにその残光強度が低下するが、所定時間残光が発光される。なお、有機層104の発光層は、緑色発光する有機材料を使用するのが望ましい。これにより、通常の表示や照明の色と、蓄光材料による補助光(残光)の色とを同一とすることができ、見やすい有機EL装置となる。
上記構成の有機EL装置100では、駆動回路106により、透明陽極102と反射陰極105間に交流電圧を印加すると、有機層104の発光層が発光し、この発光光が透明基板101側(光射出面側)から射出される。また、発光層からの発光光、太陽光、室内光等を有機物バンク層103bの蓄光材料が吸収し、このエネルギーを徐々に可視光として放出するため、発光層104が発光しない状態でも、この有機物バンク層103bから可視光が透明基板101の光射出面から照光して、暗闇でも補助光として使用することが可能となる。
以上説明したように、実施例1の有機EL装置100によれば、有機材料からなる発光層を含む有機層104を、透明基板101上に形成された透明電極(第1電極)102と、反射電極(第2電極)105とで挟持し、透明電極102と反射電極105間に駆動回路106により電圧を印加して発光層を発光させ画素単位で駆動を行い、各画素領域間に蓄光材料を含む蓄光層(有機物バンク層103b)を形成しているので、蓄光層は、太陽光、室内光、および発光層等の光のエネルギーを吸収して、発光層が発光しない状態でも、可視光を照光して暗闇でも補助光として使用することが可能となる。また、発光層を画素単位で駆動することができ、表示(照明)の自由度が高く、かつ、その消費電力を低減することが可能となる。さらに、蓄光層を各画素領域間に形成しているので、発光層の光を蓄光層で遮蔽しないで外部に射出でき、高輝度な表示または照明が可能となる。
また、実施例1によれば、蓄光層を各画素領域を隔てる有機物バンク層103bとしているので、有機物バンク層103bから補助光を射出することが可能となる。また、実施例1によれば、有機物バンク層(蓄光層)103bをインクジェット法で形成しているので、蒸着等の方法に比して材料を無駄にすることなく、高精度かつ低コストに有機物バンク層103bを形成することが可能となる。また、実施例1によれば、蓄光材料をG発光する蓄光材料としているので、人間の目に認識し易い補助光とすることが可能となる。
なお、実施例1においては、透明基板101を透明蓄光ガラスで構成することにしても良い。透明蓄光ガラスとしては、例えば、亜鉛ホウケイ酸塩ガラスに希度類元素テルビウムを含有したものを使用することができる。これにより、補助光の輝度をより高くすることが可能となる。
また、実施例1の有機EL装置100は、ボトムエミッション型の有機EL装置について説明したが、本発明はトップエミッション型の有機EL装置にも適用可能である。
図5は、本発明の実施例2に係る有機EL装置200の部分断面構造を示す図である。図5において、図1の有機EL装置100と同等機能を有する部位には同一符号を付し、その説明は省略する。実施例2に係る有機EL装置200は、図5に示すように、実施例1の有機EL装置100において、さらに、透明基板101の光射出面上の画素領域間に蓄光発光膜(蓄光層)201を形成した構成である。図6は、画素電極102と蓄光発光膜201の位置関係を示す部分平面図である。
この蓄光発光膜201は、インクジェット装置(インクジェット法)で、蓄光発光膜材料を含むインク組成物を透明基板101の光射出面(背面)上に吐出した後に乾燥処理および熱処理を行うことによって形成する。このインク組成物としては、例えば、蓄光材料を分散させた有機樹脂を溶媒に溶かしたものインク組成物とすることができる。ここで、蓄光材料としては、例えば、珪素アルミ酸塩等を使用するができる。また、有機樹脂としては、例えば、ポリスチレンやポリウレタン等を使用することができる。また、溶媒としては、例えば、テトラヒドロフラン(THF)、ベンゼン、シクロヘキサン等を使用することができる。蓄光材料は、実施例1と同様にG発光する蓄光材料を使用するのが望ましい。
上記構成の有機EL装置200では、有機物バンク層(蓄光層)103bと同様に、発光層104の発光光、太陽光、および室内光等のエネルギーを蓄光発光膜(蓄光層)201の蓄光材料が吸収し、このエネルギーを徐々に可視光として放出するため、発光層104が発光しない状態でも、この蓄光発光膜201から可視光が透明基板101の光射出面側から照光して、暗闇でも補助光として使用することが可能となる。また、蓄光発光膜201を各画素領域間に形成しているので、発光層の光を蓄光発光膜201で遮蔽しないで外部に射出でき、高輝度な表示または照明が可能となる。また、蓄光発光膜201をインクジェット法で形成しているので、蒸着等の方法に比して材料を無駄にすることなく、高精度かつ低コストに蓄光発光膜201を形成することが可能となる。
なお、実施例2においては、蓄光層を有機物バンク層103bと蓄光発光膜201の2層としているが、有機物バンク層103bに蓄光材料を使用しない構成としても本発明の目的を達成することができる。また、実施例2の有機EL装置200は、ボトムエミッション型の有機EL装置について説明したが、本発明はトップエミッション型の有機EL装置にも適用可能である。この場合は、透明陽極101を反射陽極とし、反射陰極105を透明陰極とし、透明陰極上に透明の封止層を形成し、この封止層上に蓄光発光膜201を形成する構成とすれば良い。
図7は、本発明の実施例3に係る有機EL装置300の部分断面構造を示す図である。図7において、図5の有機EL装置200と同等機能を有する部位には同一符号を付し、その説明は省略する。実施例3に係る有機EL装置300は、フルカラー有機EL装置である。実施例3に係る有機EL装置300は、図7に示すように、R(赤),G(緑),B(青)発光層を含むR有機層104R、G有機層104G、B有機層104Bが交互に配置された構造である。有機物バンク層103bおよび蓄光発光膜201の蓄光材料として、R発光する蓄光材料を使用する。図8は、実施例3のR発光する蓄光材料の残光スペクトルの一例を示す図である。Rは、R,G,Bの中で最も長波長側に分光感度のあるので、G有機層104GのG発光光、B有機層104BのB発光光を効率的に吸収することができ、有機EL装置300の内部の発光層の発光光を効率的に吸収して補助光として利用することができる。
なお、透明基板101を透明蓄光ガラスで構成することにしても良く、この場合は、R発光する蓄光材料を使用する。また、実施例3では、有機物バンク層103bおよび蓄光発光膜201の両者に蓄光材料を使用する構成であるが、いずれか一方に蓄光材料を使用する構成としても、本発明の目的は達成することができる。また、実施例3の有機EL装置300は、ボトムエミッション型の有機EL装置について説明したが、トップエミッション型の有機EL装置にも適用可能である。
(電子機器への適用例)
つぎに、本発明に係る有機EL装置を適用可能な電子機器の具体例について図9を参照して説明する。図9−1は、本発明に係る有機EL装置を可搬型のパーソナルコンピュータ(いわゆるノート型パソコン)400の表示部に適用した例を示す斜視図である。同図に示すように、パーソナルコンピュータ400は、キーボード401を備えた本体部402と、本発明に係る有機EL装置を適用した表示部403とを備えている。図9−2は、本発明に係る有機EL装置を携帯電話機500の表示部に適用した例を示す斜視図である。同図に示すように、携帯電話機500は、複数の操作ボタン501のほか、受話口502、送話口503とともに、本発明に係る有機EL装置を適用した表示部504を備えている。
本発明に係る有機EL装置は、上述した携帯電話機やノートパソコン以外にも、PDA(Personal Digital Assistants)と呼ばれる携帯型情報機器、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、デジタルスチルカメラ、車載用モニタ、デジタルビデオカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話機、およびPOS端末機などの電子機器に広く適用することができる。
本発明の有機EL装置は、表示装置、エレクトロミック調光ガラス、電子ペーパー、照明装置、光源装置およびプリンタヘッド等に広く利用可能である。また、本発明に係る電子機器は、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)と呼ばれる携帯型情報機器、携帯型パーソナルコンピュータ、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、デジタルスチルカメラ、車載用モニタ、デジタルビデオカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話機、およびPOS端末機などの電子機器に広く利用することができる。
本発明の実施例1に係る有機EL装置の部分断面図。 人間の目の標準比視感度曲線を示す図。 実施例1の蓄光材料の残光スペクトルの一例を示す図。 実施例1の蓄光材料の残光強度の時間推移の一例を示す図。 本発明の実施例2に係る有機EL装置の部分断面図。 画素電極と蓄光発光膜の位置関係を示す平面図。 本発明の実施例3に係る有機EL装置の部分断面図。 実施例3の蓄光材料の残光スペクトルの一例を示す図。 実施例に係る有機EL装置を備えたパソコンの斜視図。 実施例に係る有機EL装置を備えた携帯電話機の斜視図。 従来の有機EL装置の構成を示す図。
符号の説明
100 有機EL装置、101 透明基板、102 透明陽極(第1電極)、103a無機物バンク層、103b 有機物バンク層、104 有機層、104R R有機層、104G G有機層、104B B有機層、105 反射陰極(第2電極)、106は駆動回路、200 有機EL装置、201 蓄光発光膜、300 有機EL層、400 コンピュータ、401 キーボード、402 本体部、、403 表示部、500 携帯電話機、501 操作ボタン、502 受話口、503 送話口、504 表示部、600 有機EL装置、601 表示部、602 ガラス板、603 有機EL素子(照明装置)、603a ホール注入電極、603b 電子注入電極、603c 有機層、604 電源装置

Claims (8)

  1. 有機材料からなる発光層を含む有機層を、基板上に形成された第1電極と、第2電極とで挟持し、前記第1電極と前記第2電極間に電圧を印加して前記発光層を発光させ画素単位で駆動を行う有機EL装置において、
    各画素領域間に蓄光材料を含む蓄光層を形成したことを特徴とする有機EL装置。
  2. 前記蓄光層は、各画素領域を隔てるバンク層であることを特徴とする請求項1に記載の有機EL装置。
  3. 前記基板は透明基板で構成され、当該透明基板側から光を射出し、
    前記蓄光層は、前記透明基板の光射出面上の各画素領域間に形成された蓄光発光膜であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の有機EL装置。
  4. 前記基板は透明蓄光ガラスで形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の有機EL装置。
  5. 前記蓄光層は、インクジェット法で形成されることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の有機EL装置。
  6. 前記蓄光材料は緑色発光する蓄光材料であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の有機EL装置。
  7. 前記有機層は、赤、緑、青発光層をそれぞれ含む赤,緑,青有機層が交互に配置されて構成されており、
    前記蓄光材料は、赤色発光する蓄光材料であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の有機EL装置。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか1つに記載の有機EL装置を搭載したことを特徴とする電子機器。
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