JP2005187481A - 鏡像的に純粋なシクロペンタン - Google Patents

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Abstract

【課題】 各種活性物質の合成中間体として有用な化合物の提供。
【解決手段】 下記一般式で示される鏡像的に純粋な特定のシクロペンタンおよびシクロペンテン−β−アミノ酸
【化1】
Figure 2005187481

【選択図】 なし

Description

本発明は、鏡像異性体的に純粋なシクロペンタン−および−ペンテンβ−アミノ酸に関する。
メタノールおよび触媒量のキナアルカロイドを用いたプロキラルな酸無水物の不斉開環の原理は周知である(例えば、非特許文献1および非特許文献2参照。および対応する半−エステルは、理論値の35−67%の適度に鏡像的過剰率で得られる。
J.Chem.Soc.Perkin Trans.I,1987,1053;Tetrahedron Asymm.1990,517 J.Chem.Soc.Chem.Commun.1985,1717−1719
本発明は、一般式(I)
Figure 2005187481
式中、AおよびLは水素を示すか、あるいはAおよびDまたはEおよびLは、各々の場合で一緒に二重結合を形成し、DおよびEは同一または異なり、そして水素、ハロゲンもしくはヒドロキシルを表すか、またはハロゲン、ヒドロキシル、フェニル、ベンジルオキシもしくはカルボニル、または各々の場合で最高6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルコキシ、アシルもしくはアルコキシカルボニル、または式−NR(ここで、RおよびRは同一もしくは異なり、そして水素、フェニルもしくは最高6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルを示す)の基、から成る同一または異なる置換基により場合によってはモノ−ないしジ−置換されてもよい最高8個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルを表すか、 あるいはDおよびEは一緒に式
Figure 2005187481
または=N−OH(ここで、RおよびRは同一もしくは異なり、そして水素もしくはハロゲン、または各々の場合で最高8個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキル、アルコキシまたはオキシアシルを表すか、またはベンジルもしくはフェニルを示す)の基、を表すか、あるいは、DおよびEは一緒に式=Oまたは=Sの基を表し、
は水素を表すか、またはアミノ−保護基を表すか、またはヒドロキシルもしくはホルミル、または最高6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アシル、またはハロゲン、ニトロもしくはシアノ、または最高6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルから成る同一または異なる置換基で場合によっては最高2回置換されてもよいフェニルもしくはベンゾイルから成る、同一もしくは異なる置換基により場合にってはモノ−ないしジ−置換されてもよい最高8個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルを表すか、または、最高8個の炭素原子を有する直鎖−もしくは分枝アシルを表すか、あるいは、場合によっては上記のように置換されてもよいベンゾイルを表すか、あるいは、
式−SO(ここで、Rは最高8個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルを示すか、またはべンジルもしくはフェニルを示し、後者の2つの基はハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、トリフルオロメチルもしくはトリフルオロメトキシ、または各々の場合で最高6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキル、アルコキシもしくはアルコキシカルボニル、またはカルボキシル、または上記基−NR(ここで、RおよびRは上記意味を有する)から成る同一、もしくは異なる置換基により場合によっては最高3回置換されてもよい)の基を表すか、あるいはハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、各々の場合で最高6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキル、アシル、アルコキシもしくはアルコキシカルボニル、または式−NRもしくは−SO(ここで、R、RおよびRは上記意味を有する)の基、から成る同一もしくは異なる置換基により場合によっては最高3回置換されてもよいフェニルを表すか、あるいは
Figure 2005187481
式中、Rは3−8個の炭素原子を有するシクロアルキル、6−10個の炭素原子を有するアリールもしくは水素を示すか、または最高8個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルを示し、アルキルは場合によっては、シアノ、メチルチオ、ヒドロキシル、メルカプトもしくはグアニジル、または式−NR1112(ここで、R11およびR12は互いに独立して水素、最高8個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルもしくはフェニルを表し、)もしくはR13−OC−(ここで、R13はヒドロキシル、ベンジルオキシもしくは最高6個の炭素原子を有するアルコキシを示すか、または上記の基−NR1112を示すか、またはアルキルは3−8個の炭素原子を有するシクロアルキルにより、または場合によっては続いてヒドロキシル、ハロゲン、ニトロもしくは最高8個の炭素原子を有するアルコキシにより、または基−NR1112(ここで、R11およびR12は上記意味を有する)により置換される6−10個の炭素原子を有するアリールにより場合によっては置換されてもよく、そして
10は水素もしくはアミノ−保護基を示す、のアミノ酸残基を示し、
は水素を表すか、または場合によってはフェニルにより置換されてもよい最高8個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルを表すか、あるいは
およびRは一緒に式=CHR14(式中、R14は水素、または場合によってはハロゲン、ヒドロキシル、フェニルもしくはカルボキシルにより、または各々の場合で最高6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルコキシもしくはアルコキシカルボニルにより置換されてもよい最高8個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルを示す、)の基を表し、
Tは酸素もしくは硫黄原子を表すか、または−NH基を表し、
は水素を表すか、または最高8個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルもしくはフェニルを表し、後者の基はヒドロキシル、ハロゲン、ニトロ、シアノ、カルボキシル、トリフルオロメチルもしくはトリフルオロメトキシ、直鎖もしくは分枝アルコキシ、そして
フェニルの場合には各々の場合で最高6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキル、アシルもしくはアルコキシカルボニル、または式−NRもしくは−SO(式中、R、RおよびRは上記の意味を有する)の基、から成る同一もしくは異なる置換基により最高3回置換されてもよいか、あるいは
Tが−NH基を表す場合には、Rは式−SO(式中、Rは上記の意味を有する)の基を表す、
の鏡像異性体的に純粋なシクロペンタン−および−ペンテンβ−アミノ酸の、高度に鏡像選択的な製造法であって、一般式(II)
Figure 2005187481
式中、A、D、EおよびLは上記の意味を有する、のメソ−ジカルボン酸無水物を、
一般式(III)
15−OH (III)
式中、R15は、場合によってはシアノ、トリメチルシリル、フェニルもしくはトリクロロメチルにより置換されてもよい、各々の場合で最高5個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルを表すか、またはアルケニルを表す、
のアルコールを用いて、そして鏡像異性体的に純粋な状態で存在する等モル量のキラルアミン塩基の存在下の不活性溶媒中での不斉アルコリシスにより、始めに中間体、一般式(IV)
Figure 2005187481
式中、A、D、E、LおよびR15は上記の意味を有し、そして
Vはキラルアミン塩基を表す、
の鏡像異性体的に純粋な塩の段階を介して、一般式(IVa)
Figure 2005187481
式中、A、D、E、LおよびR15は上記の意味を有する、
の鏡像異性体的に純粋な化合物に転化し、続いて遊離カルボン酸官能基の活性化後、液体NHを用いた反応により一般式(V)
Figure 2005187481
式中、A、D、E、LおよびR15は上記の意味を有する、
の鏡像異性体的に純粋なアミドを製造し、
更なる工程で、前記生成物を不活性溶媒中で基R15の酵素的な、またはPd触媒の存在下での除去により、各々の場合で求核助剤に応じて、一般式(VI)または(VIa)
Figure 2005187481
式中、A、D、EおよびLは上記の意味を有し、そして
Xはアルカリ金属またはアルカリ土類金属原子、好ましくはナトリウムを表す、
の化合物に転換し、そして最終的にアルカリ金属次亜塩素酸塩またはアルカリ土類金属次亜塩素酸塩をアルカリ金属水酸化物またはアルカリ土類金属水酸化物の水溶液中で使用してホフマン転位を行い(ここで遊離のアミノ官能基は予め溶液中で典型的なアミノ保護基でブロックされ、この保護基は常法に従い保護された化合物の単離後に除去される、それぞれの純粋な鏡像異性体を得ることを特徴とする製造法中で中間的に効果的に製造できる鏡像異性体的に純粋なシクロペンタン−および−ペンテン類、具体的には、上記の一般式(IV)および(V)で表される化合物に関する。
<発明の具体的な記述>
前記の方法は以下の式による例示によって具体的に説明できる:
Figure 2005187481
1.)ClCOtBu、N−エチルモルフォリン
−5℃
2.)NH(水)
3.)触媒Pd(PPh
ナトリウム2−エチルヘキサノエート
Figure 2005187481
驚くべきことに、前記の方法を行ったとき、一般式(I)のキラル化合物は、大変高い鏡像異性体的純度と大変良好な収量とが組合わさった洗練された様式で得られる。
上記の従来技術とは対照的に、本発明の方法は等モル量のキラルアミン塩基の存在下でプロキラル無水物を開環する高度に鏡像選択的経路を可能とし、さらに鏡像異性体の富化は、対応するジカルボン酸モノエステル(式IVa)とキラルアミン塩基の中間体塩との結晶化により行われる。
さらにジカルボン酸モノエステル(式IVa)は良好な収量かつ高純度な状態で得られる。さらに本発明の方法は、従来技術と対照的に、希釈した酸を用いた抽出によりキラルアミン塩基が完全かつ簡単に回収できるだけでなく、幾分低い鏡像異性体的純度で母液に含まれているジカルボン酸モノエステル(式IVa)も、対応する無水物に洗練された様式で戻し転化することができる、という事実により区別される。
特に経費という要素の観点からも、本発明の方法のさらなる利点は、全体的な反応工程が大変短く、かつ複雑ではなく、そして大変良好な収量かつ高い鏡像異性体的純度で、様々な中間体を得、そして/または回収することができるということにある。
一般式(II)のジカルボン酸無水物の反応に適する溶媒は、反応条件下で変化しないすべての不活性有機溶媒である。これらには、好ましくはジエチルエーテル、ジオキサン、ジイソプロピルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル、テトラヒドロフランもしくはグリコールジメチルエーテルのようなエーテル、またはトルエン、ベンゼン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサンもしくは石油留分のような炭化水素、またはクロロホルムもしくは塩化メチレンのような塩化炭化水素、またはジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドもしくはヘキサメチルリン酸トリアミドのようなアミド、または氷酢酸、ジメチルスルホキシド、アセトニトリルもしくはピリジンを含む。ジイソプロピルエーテル、ジエチルエーテル、ジオキサン、tert−ブチルメチルエーテルおよびトルエンが各段階に好適である。
反応温度は比較的広い範囲で可変である。反応は一般的に−60℃から+20℃の間、好ましくは−20℃から+25℃の間で行われる。
反応は大気圧で行うことができるが、加圧または減圧(例えば0.5−80バール)でも行うことができる。それらは一般的に大気圧で行われる。
本発明の方法に適するアルコール(式III)は、好ましくは例えばプロパノール、ブタノール、イソプロパノール、エタノール、アリルアルコールまたはシンナミルアルコールのような1級アルコールである。
本発明の方法に適するキラルアミン塩基は、好ましくはアルカロイドおよびキナアルカロイドである。特に例えば、(+),(−)−キニン、(+),(−)−ヒドロキニン、(+),(−)−シンコニジン、(+),(−)−エピキニジン、(+),(−)−エピシンコニジン、(+),(−)−シンコニン、(+),(−)−エピシンコニン、(+),(−)−エピキニン、(+),(−)−ヒドロキニジン、(+),(−)−4−クロロベンゾエート−エピキニンまたは(+),(−)−4−クロロベンゾエート−エピシンコニンのようなキナアルカロイドである。(+),(−)−キニンおよび(+),(−)−キニジンが特に好ましい。
キラルアミン塩基は、一般式(II)のジカルボン酸無水物1モルに基づき等量を使用する。
遊離キラルアミン塩基を回収するために適当な酸の例は、HCl、HBrまたは硫酸のような無機酸である。
酸は一般的に、一般式(IV)の化合物1モルに基づき、1モルから10モル、好ましくは1.5モルから4モル量を使用する。
回収は一般的に大気圧で、0℃から+50℃、好ましくは20℃から30℃の温度範囲で行う。
アミド化は一般的に、不活性溶媒中で塩基および活性化剤の存在下で行う。
これとの関連で適当な溶媒は、示された反応条件下で変化しない不活性な有機溶媒である。これらには、メチル、エチル、イソプロピルもしくはn−ブチルアセテートのようなエステル、またはジエチルエーテル、ジオキサン、ジイソプロピルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル、テトラヒドロフランもしくはグリコールジメチルエーテルのようなエーテル、ジクロロメタン、トリクロロメタン、テトラクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、トリクロロエタン、テトラクロロエタンもしくはトリクロロエチレンのようなハロゲン化炭化水素、ベンゼン、キシレン、トルエン、ヘキサン、シクロヘキサンもしくは石油留分のような炭化水素、ニトロメタン、ジメチルホルムアミド、アセトニトリルまたはヘキサメチルリン酸トリアミドが含まれる。溶媒の混合物も使用できる。酢酸メチルが特に好ましい。
アミド化に適する塩基は、N−エチルモルホリン、N−メチルモルホリン、ピリジン、トリエチルアミンまたはN−メチルピペリジンのような有機アミンである。
アミド化は一般的に−30℃から+20℃、好ましくは−20℃から0℃の温度範囲で行われる。
アミド化は、一般的に大気圧で行われる。しかし、この工程は減圧または加圧下で行うこともできる(例えば0.5から5バールの範囲)。
適当な活性化剤は、例えばジイソプロピルカルボジイミド、ジシクロヘキシルカルボジイミドまたはN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N´−エチルカルボジイミドヒドロクロライドのようなカルボジイミド、またはカルボニルジイミダゾールのようなカルボニル化合物、または2−エチル−5−フェニル−1,2−オキサゾリウム−3−スルホネートもしくはプロパンリン酸無水物のような1,2−オキサゾリウム化合物、またはエチルもしくはイソブチルクロロホーメートのようなアルキルクロロホーメート、またはベンゾトリアゾリルオキシ−トリス−(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート、またはN,N−ジフェニルホスホンアミド、またはメタンスルホニルクロライドであり、場合によってはトリエチルアミンまたはN−エチルモルホリンまたはN−メチルピペリジンのような塩基が存在してもよい。
塩基は一般的に、一般式(IVa)の化合物1モルに基づき1モルから3モル、好ましくは1モルから1.5モルの量で使用される。
基R15は一般的に、例えば上記に挙げた炭化水素、エステルまたはエーテル、特にテトラヒドロフラン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミドまたは酢酸エチルのような不活性溶媒中で除去される。酢酸エチルが好ましい。
基R15の除去のために適当な求核性助剤の例は、カルボン酸およびそのアルカリ金属塩(例えば、ギ酸、酢酸、2−エチルヘキサン酸、ナトリウム2−エチルヘキサノエート)、例えばモルホリン、トリエチルアミン、ピロリジン、ジメチルトリメチルシリルアミン、トリメチルシリルモルホリン、n−ブチルアミン、ジメドン、ジエチルマロン酸ナトリウム、水素化トリブチルチン、N,N−ジメチルバルビツール酸またはギ酸アンモニウムのような有機アミンである。2−エチルヘキサン酸および2−エチルヘキサン酸ナトリウムが好ましい。
助剤は一般的に、一般式(V)の化合物1モルに基づき1モルから20モル、好ましくは1.1モルから2モルの量で使用される。
本発明の方法と関連して適するPd触媒の例は、テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(O)(Pd(PPh/PPh、パラジウムジベンジリデンアセトン(Pd(dba))、Pd(dba)×CHCl、Pd(dba)、PdCl、Pd(OAc)、PdCl(PhCN)、PdCl(CHCN)またはPdCl(PPhである。パラジウムジベンジリデンアセトンおよびテトラキストリフェニルホスフィンパラジウムが好ましい。
触媒は一般的に、一般式(V)の化合物1モルに基づき、0.0001モルから0.2モル、好ましくは0.001モルから0.05モルの量で使用される。
基R15の除去は一般的に0℃から60℃、好ましくは20℃から30℃の温度範囲で行われる。
除去は、一般的に大気圧で行われる。しかし、減圧または加圧で処理することもできる(例えば0.5から5バール)。
本発明に関連して、アミノ−保護基はペプチド化学で使用される従来のアミノ−保護基である。
これらには好ましくは:ベンジルオキシカルボニル、3,4−ジメトキシベンジルオキシカルボニル、3,5−ジメトキシベンジルオキシカルボニル、2,4−ジメトキシベンジルオキシカルボニル、4−メトキシベンジルオキシカルボニル、4−ニトロベンジルオキシカルボニル、2−ニトロベンジルオキシカルボニル、2−ニトロ−4,5−ジメトキシベンジルオキシカルボニル、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、tert−ブトキシカルボニル、アリルオキシカルボニル、ビニルオキシカルボニル、2−ニトロベンジルオキシカルボニル、3,4,5−トリメトキシべンジルオキシカルボニル、フタロイル、2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル、2,2,2−トリクロロ−tert−ブトキシカルボニル、メチルオキシカルボニル、4−ニトロフェノキシカルボニル、N−フルオレニル−9−メトキシカルボニル(Fmoc)、ホルミル、アセチル、プロピオニル、ピバロイル、2−クロロアセチル、2−ブロモアセチル、2,2,2−トリフルオロアセチル、2,2,2−トリクロロアセチル、ベンゾイル、ベンジル、4−クロロベンゾイル、4−ブロモベンゾイル、4−ニトロベンゾイル、フタルイミド、イソバレロイルまたはベンジルオキシメチレン、4−ニトロベンジル、2,4−ジニトロベンジル、4−ニトロフェニルまたは2−ニトロフェニルスルフェニルを含む。Fmocが特に好ましい。
一般式(VI)または(VIa)の化合物のホフマン転位は、一般的にアルカリ金属次亜塩素酸塩またはアルカリ土類金属次亜塩素酸塩を、水酸化アルカリ金属または水酸化アルカリ土類金属水溶液中で使用して行う。水酸化カリウム水溶液中の次亜塩素酸カリウムが好ましい。
ホフマン転位は一般的に大気圧で、−15℃から+50℃、好ましくは−10℃から+30℃の温度範囲で行われる。
アミノ−保護基は、上記掲載の溶媒の1つ、好ましくはジオキサン中で、塩基の存在下、そして0℃から60℃の温度範囲、好ましくは室温および大気圧で、常法により導入される。
適当な塩基は、常用の塩基性化合物である。これらは好ましくは、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムまたは水酸化バリウムのようなアルカリ金属水酸化物およびアルカリ土類金属水酸化物、炭酸水素リチウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムまたは炭酸水素バリウムのようなアルカリ金属炭酸水素塩またはアルカリ土類金属炭酸水素塩、および炭酸ナトリウム、炭酸カリウムのようなアルカリ金属炭酸塩またはアルカリ土類金属炭酸塩、またはアルカリ金属アルコラートを含む。炭酸水素ナトリウムが特に好ましい。
これらの塩基は一般的に、一般式(VI)の化合物1モルに基づき1モルから20モル、好ましくは5モルから10モルの量で使用される。
アミノ−保護基は一般的に、上記掲載の有機アミンを使用して除去される。ピペリジンが好ましい。
塩基は一般的に、保護化合物1モルに基づき1モルから100モル、好ましくは20モルから60モルの量で使用される。
除去は一般的に大気圧で、0℃から60℃、好ましくは20℃から30℃の温度範囲で行われる。
一般式(II)の化合物はそれ自体周知であるか、あるいは公開されている方法に従い製造できる。
一般式(III)のアルコールは周知である。
一般式(IV)、(IVa)および(V)の化合物は新規であり、そして例えば上記のように製造できる。
一般式(VI)および(VIa)の化合物のいくつかは周知であり、そのような場合は上記のように製造できる。
本発明の方法は好ましくは、鏡像異性体的に純粋な一般式(I)の化合物を製造するために使用され、式中、
AおよびLは水素を示し、
DおよびEは同一または異なり、そして水素、フッ素、塩素、臭素、 ベンジルもしくはヒドロキシルを表すか、またはハロゲン、ベンジル オキシもしくはヒドロキシルにより、各々の場合で最高4個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルコキシ、アシルもしくはアルコキシカルボニルにより、または式−NR(ここで、RおよびRは同一もしくは異なり、そして水素または最高4個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルを表す)の基により場合によっては置換されてもよい最高6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルを表し、あるいはDおよびEは一緒に式
Figure 2005187481
または=N−OH(ここで、RおよびRは同一もしくは異なり、そして水素、フッ素、塩素、臭素、または最高6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルを示すか、またはベンジルもしくはフェニルを示す)の基を表すか、あるいは、
DおよびEは一緒に式=Oまたは=Sの基を表し、
は水素を表すか、またはBoc、ベンジル、ベンジルオキシカルボニル、アリルオキシカルボニルもしくは9−フルオレニルメチルオキシカルボニル(Fmoc)を表すか、あるいはヒドロキシルもしくはホルミルにより、または最高4個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アシルにより、または場合によってはハロゲン、ニトロもしくはシアノにより、または最高4個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルにより置換されてもよいフェニルもしくはベンゾイルにより、場合によっては置換されてもよい最高6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルを表すか、あるいは、最高6個の炭素原子を有する直鎖−もしくは分枝アシルを表すか、あるいは、場合によっては上記のように置換されてもよいベンゾイルを表すか、あるいは、
式−SO(ここで、Rは最高6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキル、フェニルもしくはべンジルを示し、後者の基はハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、トリフルオロメチルもしくはトリフルオロメトキシ、または各々の場合で最高4個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルもしくはアルコキシ、または上記−NR(ここで、RおよびRは上記意味を有する)の基、から成る同一もしくは異なる置換基により、場合によっては最高2回置換されてもよい、
ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、各々の場合で最高4個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキル、アシル、アルコキシもしくはアルコキシカルボニル、もしくは式−NRもしくは−SO(ここで、RおよびRは上記意味を有する)の基、から成る同一もしくは異なる置換基により、場合によっては最高2回置換されてもよいフェニルを表すか、あるいは
Figure 2005187481
(式中、Rは水素、最高6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルまたはベンジルを示し、そしてR10は水素、ベルジルオキシ,Fmocまたはtert−ブトキシカルボニルを示す)のアミノ酸残基を表す、の基を表し、
は水素を表すか、または最高6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルまたはベンジルを表すか、あるいは
およびRは一緒に式=CHR14(ここで、R14は水素、またはハロゲンもしくはヒドロキシルにより、または各々の場合で最高4個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルコキシもしくはアルコキシカルボニルにより場合によっては置換されてもよい最高6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルを示す)を表し、
Tは酸素もしくは硫黄原子を表すか、または−NH基を表し、
は水素を表すか、または最高6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルもしくはフェニルを表し、後者の基はヒドロキシル、ハロゲン、ニトロ、シアノ、トリフルオロメチルもしくはトリフルオロメトキシ、各々の場合で最高4個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルコキシ、アシルもしくはアルコキシカルボニル、または式−NRもしくは−SOをあらわし、ここで、R、RおよびRは上記の意味を有する、の基から成る同一もしくは異なる置換基により最高2回置換されてもよく、
あるいはTが−NH基を表す場合には、Rは式−SO(ここで、Rは上記の意味を有する)の基を表す。
前記の方法は特に好ましくは、鏡像異性体的に純粋な一般式(I)の化合物を製造するために使用され、式中、AおよびLは水素を示すか、あるいはDおよびEは同一または異なり、そして水素、フッ素、塩素、臭素、ベンジルもしくはヒドロキシルを表すか、またはヒドロキシルもしくはベンジルオキシにより場合によっては置換されてもよい最高4個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルを表すか、あるいはDおよびEは一緒に式
Figure 2005187481
の基または=N−OHを表し、ここで、RおよびRは同一もしくは異なり、そして水素、フッ素、塩素、臭素、または最高4個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルを示すか、またはフェニルを示す、あるいは、
DおよびEは一緒に式=Oまたは=Sの基を表し、Rは水素、アリルオキシカルボニル、ベンジル、BocもしくはFmocを表すか、あるいは最高4個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルを表すか、または、最高4個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アシルを表すか、
あるいは式−SOを表し、ここで、Rは最高4個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルを示すか、またはフェニルもしくはベンジルを示し、後者の基はヒドロキシル、フッ素、塩素、臭素、ニトロ、シアノ、メチル、エチルもしくはメトキシにより場合によっては置換されてもよいか、あるいは
Figure 2005187481
式中、Rは水素、最高4個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルもしくはベンジルを示し、そしてR10は水素、tert−ブトキシカルボニルもしくはFmocを示す、のアミノ酸残基を表し、
は水素を表すか、または最高4個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルを表すか、あるいはRおよびRは一緒に式=CHR14
(ここで、R14は水素、または最高4個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルを示す)の基を表し、
Tは酸素もしくは硫黄原子を表すか、または−NH基を表し、
は水素を表すか、または最高4個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルまたはフェニルを表し、後者の基はフッ素、塩素、臭素、ニトロ、シアノ、メトキシもしくはエトキシにより、または式−NRもしくは−SOを表し、ここで、RおよびRは同一または異なり、そして水素、メチルまたはエチルを示し、そしてRは上気意味を有する、の基により置換されてもよく、あるいは
Tが−NH基を表す場合には、Rは式−SO(ここで、Rは上記の意味を有する)の基を表す。
さらに前記の方法は、特に好ましくは、鏡像異性体的に純粋な一般式(I)の化合物を製造するために使用され、式中、A、D、EおよびLは水素を表すか、あるいはAおよびLは水素を表し、そしてDおよびEは一緒に二重結合を形成する。
前記の方法は、高度に鏡像選択的様式で、かつ定量的収量で、鏡像異性体的に純粋な一般式(I)のシクロペンタン−および−ペンテンβ−アミノ酸を得ることを可能とし、これらの化合物は価値ある殺菌性および抗菌性医薬品を構成する。
以下に、特定の例を挙げながら本発明をより具体的に説明する。
<例1> 4−メチレン−シクロペンタン−1,2−ジカルボン酸
Figure 2005187481
2.2245kg(40モル)の水酸化カリウムを15.7リットルの水に溶解し、そして溶液を室温に放冷した。2.2263kg(10モル)のジエチル4−メチレン−1,2−シクロペンタン−ジカルボキシレートを15.7リットルのエタノール中に溶解し、そして溶液を室温で水酸化カリウム溶液中に入れた。RTで30分間撹拌した後、55℃にてロータリーエバポレーターでエタノールを留去した。残る水溶液を5リットルのジエチルエーテルで2回洗浄し、エーテル相を捨て、そして水相を冷却し、そして3リットルの濃塩酸を使用してpH2に調整する。次に混合物を各9リットルの酢酸エチルで3回抽出し、そして酢酸エチル相を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、そしてロータリーエバポレーターで60℃で濃縮した。
収量:1.66kg;理論値の97.5%
融点:165−172℃
<例2> 4−メチレン−シクロペンタン−1,2−ジカルボン酸無水物
Figure 2005187481
1325.6g(7.79モル)の4−メチレン−1,2−シクロペンタン−ジカルボン酸および6リットルの無水プロピオン酸を、還流下(160℃)で7時間加熱する。無水プロピオン酸の一部をロータリーエバポレーターで80℃にて留去し、そして残渣(2.165kg)を高真空下で蒸留した。
収量:1014.9g;理論値の80.2%
GC:93.7%純度
沸点:97−100℃(0.5mmHg)
<例3> シクロペンタン−1,2−ジカルボン酸無水物
Figure 2005187481
29.9g(189ミリモル)の1,2−シクロペンタン−ジカルボン酸から出発して、製造は例2に同様に実施した。
収量:17.8g(77%)
沸点:140℃(0.1ミリバール、バルブ管蒸留)
<例4および5> モノアリル(−)−1,2−シス−4−メチレン−シクロペンタン−1,2−ジカルボキシレート、キニン塩
Figure 2005187481
モノアリル(−)−1,2−シス−4−メチレン−シクロペンタン−1,2−ジカルボキシレート
Figure 2005187481
750g(4.93モル)の4−メチレン−1,2−シクロペンタン−ジカルボン酸無水物を、34リットルのジエチルエーテルに溶解し、そして溶液を0℃に冷却する。1.6kg(4.9モル)の(−)−キニンを加え、混合物を−10℃に冷却し、504.6ml(7.4モル)のアリルアルコールを加え、そして混合物を−10℃から−5℃で4時間撹拌し、例4の沈殿を得た。生成物を吸引濾過し、全10リットルのジエチルエーテルで洗浄し、そして真空乾燥する。2217.7gの実施例4の化合物を30リットルの酢酸エチル中に懸濁し、そして1Nの塩酸10リットルで洗浄する。合わせた塩酸相を酢酸エチルで2回洗浄し、そして酢酸エチル相を飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、そして50℃にてロータリーエバポレーターで濃縮して、859.2g(理論値の83.5%)を得た。
鏡像異性体的過剰率:≧99%(HPLC、Chiracel OD)
H−NMR(CDCl):δ=2.59−2.91(4H)、3.11−3.28(2H)、4.58(2H)、4.94(2H);5.18−5.37(2H);5.80−5.97(1H)。
水性の塩酸相を、2.5Mの水酸化ナトリウム溶液を使用してpH9.4に調整し、そして沈殿したキニンを吸引濾過し、水で洗浄し、そして50℃にて循環式−風乾キャビネット中で乾燥させた。
収量:
融点:160−162℃
<例6> モノアリル(−)−シス−シクロペンタン−1,2−ジカルボキシレート
Figure 2005187481
13.8g(98.6ミリモル)の例3の化合物から出発して、製造は例4および5と同様に行った。
収量:13.0g(67%)
H−NMR(CDCl):1.56−2.20(6H);3.03−3.16(2H);4.08(2H);5.69−5.90(2H);5.82−6.00(1H)。
鏡像異性体的過剰率 e.e.:≧98%(カルボン酸官能基とL−フェニルグリシノールのカップリング後にHPLCにより測定)
表1に掲げた化合物は、例4、5および6の方法に準じて製造する:
Figure 2005187481
<例>17 アリル(−)−1,2−シス−2−アミノカルボニル−4−メチレン−シクロペンタン−1−カルボキシレート
Figure 2005187481
1.145kg(5.447モル)のモノアリル(−)−1,2−シス−4−メチレン−1,2−シクロペンタン−ジカルボキシレートを、25リットルの酢酸エチルに溶解し、729ml(5.73モル)のN−エチル−モルホリンを加え、そして743.5ml(5.73モル)のイソブチルクロロホーメートを20分間にわたって−6℃で入れた。混合物を−6℃から−10℃で1時間撹拌し、そしてこの温度で1276ml(17.07モル)の既に冷却した希釈アンモニア水を入れる。混合物をこの温度で1時間撹拌し、希塩酸でpHを5に調整し、相分配し、水性相を4リットルの酢酸エチルで洗浄し、そして合わせた酢酸エチル相を3リットルの飽和塩化ナトリウム溶液で2回洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ロータリーエバポレーターで濃縮する。4リットルの石油エーテルを加えることにより生成物が晶出し、そして吸引濾過し、4リットルの石油エーテルで撹拌し、吸引濾過し、2リットルの石油エーテルで洗浄し、そして真空乾燥した。
収量:996g、理論値の87.4%
融点:62℃
<例18> アリル(−)−シス−2−アミノカルボニル−シクロペンタン−1−カルボキシレート
Figure 2005187481
12.7g(64ミリモル)の実施例6の化合物から出発して、製造は例17と同様に実施した。
収量:9.9g(78%)
融点:35℃
[α]20 =−10.4(c=1.05、CHCl
<例19> (−)−1,2−シス−2−アミノカルボニル−4−メチレン−シクロペンタン−1−カルボン酸、ナトリウム塩
Figure 2005187481
258g(1.233モル)のアリル(−)−1,2−シス−2−アミノカルボニル−4−メチレン−1,2−シクロペンタンカルボキシレートを、5リットルの酢酸エチルにアルゴン雰囲気下で溶解する。1.749モルの2−エチルヘキサン酸、ナトリウム塩(3.15リットルの酢酸エチル中)、32.5g(0.123モル)のトリフェニルホスフィンおよび7.1g(6.15ミリモル)のテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウムの溶液を加え、そして溶液をRTで2時間撹拌し、生成物が沈殿する。生成物を抽出するために懸濁液を10リットルのアセトン中で撹拌し、生成物を吸引濾過し、そして真空乾燥した。
粗収量:281.1g:エチルヘキサン酸、ナトリウム塩が混入
H−NMR(DO):δ=2.54−2.82(4H);3.08−3.25(2H);5.01(2H)
<例20> (−)−1,2−シス−2−アミノカルボニル−シクロペンタン−1−カルボン酸、ナトリウム塩
Figure 2005187481
9.85g(50.0ミリモル)の例18の化合物から出発して、製造は例19と同様に実施した。
収量:7.1g(79%)
H−NMR(CDCl):δ=1.52−2.14(6H);2.95−3.18(2H)。
<例21> (−)−1,2−シス−2−アミノカルボニル−4−メチレン−シクロペンタン−1−カルボン酸
Figure 2005187481
104.5g(0.5モル)のアリル(−)−1,2−シス−2−アミノカルボニル−4−メチレン−1,2−シクロペンタンカルボキシレートを、1リットルの酢酸および119ml(0.75モル)の2−エチルヘキサン酸に窒素雰囲気下で溶解した。13.1g(0.05モル)のトリフェニルホスフィンおよび3g(0.005モル)のビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(0)を加えた後、反応溶液をRTで5時間撹拌し、生成物が晶出した。生成物を吸引濾過し、50mlの酢酸エチルで洗浄し、そして真空乾燥した。
収量:63.4g(理論値の75%)
<例22> (−)−1,2−シス−2−アミノ−4−メチレン−シクロペンタンカルボン酸の水溶液
Figure 2005187481
817g(4.27モル)の(−)−1,2−シス−2−アミノカルボニル−4−メチレン−1,2−シクロペンタンカルボン酸、ナトリウム塩を0℃で、478.45g(8.54モル)の水酸化カリウム溶液(9リットルの水中)に加えた。3.12リットルの2.5モル次亜塩素酸カリウム溶液を加え、そして混合物をこの温度で一晩撹拌する。溶液を5N 塩酸でpH2に調整し、ジエチルエーテルで4回洗浄し、そして水性相を5Nの水酸化ナトリウム溶液でpH6.9に調整し、そして多孔質珪藻土上で吸引濾過した。
<例23> (−)−1,2−シス−2−アミノ−シクロペンタン−1−カルボン酸の水溶液
Figure 2005187481
7.0g(39.0ミリモル)の実施例20の化合物から出発して、製造は例22と同様に実施した。
<例24> (−)−1,2−シス−2−N−(9−フルオレニルメトキシカルボニル)−アミノ−4−メチレン−1−シクロペンタンカルボン酸
Figure 2005187481
2.21kg(26.34モル)の炭酸水素ナトリウムを21.18リットル(約3.7モル)の(−)−1,2−シス−2−アミノ−4−メチレン−シクロペンタンカルボン酸水溶液に加え、そして混合物をRTで15分間撹拌した。1.02kg(3.01モル)のN−(9−フルオレニルメトキシカルボニルオキシ)−スクシンイミド溶液(5.4リットルのジオキサン中)を入れ、そして混合物をRTで5時間撹拌した。溶液を濾過、そして20リットルのジエチルエーテルで洗浄し、有機相を希釈した炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、そして水性の塩基性生成物相をRTで希釈した次亜塩素酸を使用してpH2に調整する。混合物をジエチルエーテルで数回洗浄し、そして合わせた有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ロータリーエバポレーターで濃縮し、油状物質を得た。
収量:1.47kg;理論値の104.6%
[α]20 =−18.8(c=1、MeOH)
融点:137℃
鏡像異性体的過剰率 e.e:>99%(HPLC、Chiralpak AS)
<例25> (−)−1,2−シス−2−(tert−ブチルオキシカルボニル)アミノ−シクロペンタン−1−カルボン酸
Figure 2005187481
例23の化合物の水溶液を中和するために、15gの炭酸ナトリウム(pH=9.8)および200mlのジオキサンを加えた。9.2g(42ミリモル)のジ−tert−ブチルジカーボネートを0℃で加え、そして混合物を0℃で10分間、そして室温で20時間撹拌した。反応混合物を希塩酸でpH2に調整し、そして200mlの酢酸エチルで3回抽出する。合わせた有機相を飽和NaCl溶液で洗浄し、NaSO上で乾燥させ、そしてロータリーエバポレーターで濃縮する。残渣を溶出液としてジクロロメタン/メタノール(20:1)を用いてシリカゲルでクロマトグラフィーを行った(Rf=0.35)。
収量:7.34g(82%)
[α]20 =−35.0(c=1.2、CHCl
<例26> (−)−1,2−シス−2−アミノ−4−メチレン−シクロペンタンカルボン酸
Figure 2005187481
1.47kg(3.76モル)の(−)−1,2−シス−2−N−(9−フルオレニルメトキシカルボニル)−アミノ−4−メチレン−1−シクロペンタンカルボン酸懸濁液(13リットルのピペリジン中)を、室温で3時間、清澄溶液が形成するまで撹拌し、その後8リットルのピペリジンを蒸気ジェット真空下(60℃の浴温度)で蒸留し、10リットルのジエチルエーテルを加え、そして混合物を一晩、ロータリーエバポレーター中で撹拌した。懸濁液を完全に開口型ドラムに移し、10リットルのジエチルエーテルを加え、混合物を2時間撹拌し、そして生成物を吸引濾過した。吸引フィルター上で固体を3回、各3リットルのジエチルエーテルで撹拌し、吸引乾燥させ、そして室温で3時間、高真空下の五酸化リン上で乾燥させて377gの遊離アミノ酸を得た。生成物を6.6リットルのエタノール/水(9:1)に溶解し、清澄溶液を得、そして一晩晶出させる。生成物を濾過し、0.2リットルの95%エタノールで洗浄し、そして真空中、五酸化リン上で乾燥させた。
収量:214.5g
濾液をロータリーエバポレーターで濃縮し、そして上記のようにエタノール/水(9:1)から晶出した。
全収量:333.2g、理論値の63%
融点:222℃
[α]20 =−31.6(c=1、HO)
<例27> (−)−1,2−シス−2−アミノ−4−メチレン−シクロペンタンカルボン酸塩化物
Figure 2005187481
341.7g(2.42モル)の(−)−1,2−シス−2−アミノ−4−メチレン−シクロペンタンカルボン酸を、8リットルの二重蒸留水に溶解し、溶液を焼結ガラス吸引フィルターを通して吸引濾過し、そして吸引フィルターを0.2リットルの二重蒸留水で洗浄する。2.42mlの1N 塩酸をロータリーエバポレーターフラスコ中の溶液に加え、溶液を濃縮して結晶化が起こるまで残りの溶媒を除去し(65℃の浴)、2リットルの二重蒸留水を加えたとき;混合物が濃縮乾固し、そして残渣を続いて40℃で30分間乾燥させた。これを次に高真空で84時間、五酸化リン上で、そして24時間、水酸化カリウム上で乾燥させた。
収量:421.1g;理論値の97.7%
[α]20 =−11.6(c=1、HO)
<例28> (−)−1,2−シス−2−アミノ−シクロペンタン−1−カルボン酸塩化物
Figure 2005187481
例25の化合物の溶液(3.90g、17.0ミリモル)(ジオキサン中30mlの4N HCl)を、室温で2時間撹拌した。沈殿する生成物を吸引濾過し、ジオキサンおよびエーテルで洗浄し、そして高真空下で15時間乾燥した。収量:2.39g(84%)
[α]20 =−5.7(c=0.99、HO)
鏡像異性体的過剰率 e.e.:≧95%(HPLC、N−Fmoc−保護化合物の転換後のChiralpak AS)

Claims (6)

  1. 一般式(IV)
    Figure 2005187481
    式中、AおよびLは水素を示すか、あるいはAおよびDまたはEおよびLは、各々の場合で一緒に二重結合を形成し、DおよびEは同一または異なり、そして水素、ハロゲンもしくはヒドロキシルを表すか、またはハロゲン、ヒドロキシル、フェニル、ベンジルオキシもしくはカルボニル、または各々の場合で最高6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルコキシ、アシルもしくはアルコキシカルボニル、または式−NR(ここで、RおよびRは同一もしくは異なり、そして水素、フェニルもしくは最高6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルを示す) の基、から成る同一または異なる置換基により場合によってはモノ−からジ−置換されてもよい最高8個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルを表すか、あるいはDおよびEは一緒に式
    Figure 2005187481
    または=N−OH(ここで、RおよびRは同一もしくは異なり、そして水素もしくはハロゲン、または各々の場合で最高8個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキル、アルコキシまたはオキシアシルを示すか、またはベンジルもしくはフェニルを示す)の基、を表すか、あるいは、DおよびEは一緒に式=Oまたは=Sの基を表し、
    15はシアノ、トリメチルシリル、フェニルまたはトリクロロメチルにより場合によっては置換されてもよい、各々の場合で最高5個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルを表すか、またはアルケニルを表し、そして、
    Vはキラルアミン塩基を表す、
    の鏡像異性体的に純粋な化合物。
  2. キラルアミン塩基がアルカロイドまたはキナアルカロイドであることを特徴とする、請求項1に記載の鏡像異性体的に純粋な化合物。
  3. キラルアミン塩基がキニン、ヒドロキニン、シンコニジン、エピキニジン、エピシンコニジン、シンコニン、エピシンコニン、エピキニン、ヒドロキニジン、4−クロロベンゾエート−エピキニンまたは4−クロロベンゾエート−エピシンコニンであることを特徴とする、請求項2に記載の鏡像異性体的に純粋な化合物。
  4. 一般式(IV)
    Figure 2005187481
    式中、A、D、E、LおよびR15が請求項1に記載の意味を有する、
    の鏡像異性体的に純粋な化合物。

  5. Figure 2005187481
    の(−)−1,2−シス−2−アミノカルボニル−4−メチレン−シクロペンタン−1−カルボン酸アリルエステル。

  6. Figure 2005187481
    の(−)−シス−2−アミノカルボニル−シクロペンタン−1−カルボン酸アリルエステル。
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