JP2005183097A - 電磁リレー - Google Patents
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Abstract
【課題】電磁リレーにおいて、簡単な構成により接点開閉時の接点のダメージを軽減し、高寿命化と高信頼性の実現を図る。
【解決手段】電磁リレー1は、コイル2と、鉄心3と、磁路を形成する継鉄31と、固定接点4を有する固定端子5と、可動接点6を有する可動ばね端子7と、コイル2の励磁状態に応じて磁極3aに吸引離反され、可動接点6を駆動して可動接点6を固定接点4に当接開離させる接極子ブロック8と、これらを固定する器体と、を備えている。可動接点6は、可動ばね端子7の固定端72aから自由端72bに延伸する方向に対して直交する方向に互いにずれ、かつ、延伸方向にずれた位置に並び配置される形状及び/又は材質の異なる通電用接点6aと耐突入電流用接点6bとを備え、また、通電用接点6aと耐突入電流用接点6bの間を部分的に自由端72bまで分断するスリット7aが設けられている。
【選択図】図3
【解決手段】電磁リレー1は、コイル2と、鉄心3と、磁路を形成する継鉄31と、固定接点4を有する固定端子5と、可動接点6を有する可動ばね端子7と、コイル2の励磁状態に応じて磁極3aに吸引離反され、可動接点6を駆動して可動接点6を固定接点4に当接開離させる接極子ブロック8と、これらを固定する器体と、を備えている。可動接点6は、可動ばね端子7の固定端72aから自由端72bに延伸する方向に対して直交する方向に互いにずれ、かつ、延伸方向にずれた位置に並び配置される形状及び/又は材質の異なる通電用接点6aと耐突入電流用接点6bとを備え、また、通電用接点6aと耐突入電流用接点6bの間を部分的に自由端72bまで分断するスリット7aが設けられている。
【選択図】図3
Description
本発明は、可動接点を有する可動ばね端子を備えた電磁リレーに関する。
従来から、可動接点を有する電磁リレーにおいて、可動接点と固定接点間の信頼性の高い当接と開離を実現するための提案が行われており、例えば、複数の並行するばね材の先端にそれぞれ可動接点を設けて接点の分散化により当接の確実化を図ったものがある。また、可動接点が固定接点に当接した後の開離時に、並行するばね材先端の複数の可動接点を、固定接点に溶着してしまった可動接点も含めて確実に開離させるため、ばね材の先端を共結びしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開平5−31083号公報
しかしながら、上述したような可動接点を備えた電磁リレーにおいては、依然として次のような問題がある。従来の可動接点を有する可動ばね端子と固定接点を有する固定端子を図7により説明する。可動ばね端子79は、図7(a)(c)に示すように、スリット7aにより、ばね材72をその自由端72bまで分断して形成した並行するばねの先端であってばねの先端から略同じ距離位置に2つの可動接点6を設けた構造となっており、固定端子は、図7(b)に示すように、端子部材50の先端に可動接点6に対応する位置に固定接点4を備えている。これらの可動接点6及び固定接点4は、それぞれ形状及び材質の異なる通電用接点4a,6aと耐突入電流用接点4b,6bから成っている。
ところが、このようなばね材を先端で分離したいわゆるツインばねに可動接点6a,6bを設ける場合、すなわち通電用接点6aと耐突入電流用接点6bの両方について所望の動作タイミングを得て、なおかつ、各接点の当接開離が確実に行われるように維持することが難しいという問題がある。例えば、ツインばねのねじれ等によりばねの平坦性が得られずに通電用接点が先に接触して大きな突入電流が流れてしまい、接点溶着等が発生して電磁リレー動作に不具合が生じるおそれがある。また、特許文献1に示されるような、ツインばねの先端を共結びしただけで、通電用接点と耐突入電流用接点の区別のない接点を設けた可動ばね端子や固定端子では、接点の溶着対策として不完全であり、電磁リレーの動作不良のおそれがある。
本発明は、上記課題を解消するものであって、簡単な構成により接点開閉時の接点のダメージを軽減でき、高寿命化と高信頼性を実現できる電磁リレーを提供することを目的とする。
上記課題を達成するために、請求項1の発明は、コイルと、このコイルが巻回された鉄心と、固定接点を有する固定端子と、可動接点を有する可動ばね端子と、前記コイルの励磁状態に応じて前記鉄心の磁極に吸引離反され、この吸引離反動作により前記可動接点を駆動して可動接点を固定接点に当接開離させる接極子ブロックと、これらを固定する器体と、を備えた電磁リレーにおいて、前記可動接点は、可動ばね端子の固定端から自由端に延伸する方向に略直交する位置に互いに並び配置される形状及び/又は材質の異なる通電用接点と耐突入電流用接点とを備え、前記可動ばね端子は、前記通電用接点と耐突入電流用接点の間を部分的に分断するスリットが設けられており、前記固定接点は、前記可動接点の通電用接点と耐突入電流用接点のそれぞれに当接開離する形状及び/又は材質の異なる通電用接点と耐突入電流用接点とを備えていることを特徴とする電磁リレーである。
請求項2の発明は、コイルと、このコイルが巻回された鉄心と、固定接点を有する固定端子と、可動接点を有する可動ばね端子と、前記コイルの励磁状態に応じて前記鉄心の磁極に吸引離反され、この吸引離反動作により前記可動接点を駆動して可動接点を固定接点に当接開離させる接極子ブロックと、これらを固定する器体と、を備えた電磁リレーにおいて、前記可動接点は、可動ばね端子の固定端から自由端に延伸する方向に対して直交する方向に互いにずれ、かつ、延伸方向にずれた位置に並び配置される形状及び/又は材質の異なる通電用接点と耐突入電流用接点とを備え、前記可動ばね端子は、前記通電用接点と耐突入電流用接点の間を部分的に自由端まで分断するスリットが設けられており、前記固定接点は、前記可動接点の通電用接点と耐突入電流用接点のそれぞれと対を形成して当接開離する形状及び/又は材質の異なる通電用接点と耐突入電流用接点とを備え、前記耐突入電流用接点の対は、前記通電用接点の対が設けられた位置よりも自由端側に配設されていることを特徴とする電磁リレーである。
請求項3の発明は、請求項2に記載の電磁リレーにおいて、前記可動ばね端子のスリットが前記自由端部で接続されているものである。
請求項1の発明によれば、可動接点を設けた部分における可動ばね端子のばね材の平坦度を損なうことなく、スリットによって、ばね材に柔軟性を付与して傾きのない接点間の当接を確保でき、また、ばね材の自由端までスリットで分離されていないことにより、接点の開離時にスリットの両側のばね材が協調して接点を確実に開離することができ、接点溶着による不具合の発生のない電磁リレーが得られる。また、ばね材の自由端が分離していないことは、当接時の接点バウンス(振動)を低減でき、接点開閉時の電流アークが抑制されるので接点ダメージを滅らす効果があり、接点の高寿命化を更に高めることができる。
また、耐突入電流用接点が先に当接するように、例えば、通電用接点よりも突出させて接点間に段差を持たせた接点形状を形成し、また耐溶着性のある材質で形成することで、まず耐突入電流用接点が接触してから次に通電用接点が接触するように接触開始の時間差を安定して確保するとともに、溶着を起こりにくくして接点開閉時の接点溶着等による不具合の発生や接点のダメージが軽減できる。
請求項2の発明によれば、可動ばね端子の自由端まで設けたスリットによって、ばね材に柔軟性を付与し、接点間の柔軟な当接を可能とし、また、通電用接点を配置した位置に対して、ばね支点位置(固定点)からより遠い位置(すなわち自由端により近い位置)に、耐突入電流用接点を配置するので、ばね材が略ばね支点位置を中心に円弧運動することから、耐突入電流用接点が通電用接点よりも確実に先に接触することができ、また、耐突入電流用接点を耐溶着性のある材質で形成することで、接触開始の時間差を安定して確保するするとともに、溶着を起こりにくくして接点開閉時の接点溶着等による不具合の発生や接点のダメージが軽減した電磁リレーを実現できる。
請求項3の発明によれば、請求項2の効果に加え、スリット両側のばね材の平坦性確保、スリット両側のばね材の協調による接点当接時の接点バウンスの低減、及び接点開離時の接点のより確実な開離の効果を奏する。
以下、本発明の一実施形態に係る電磁リレーについて、図面を参照して説明する。図1(a)(b)(c)は、本発明の電磁リレー1を示し、図2は、電磁リレー1の外形組立を示し、図3は、電磁リレー1の内部組立を示す。図中に各部品の方向を付記し、適宜これを参照する。電磁リレー1は、図1に示すように、コイル2と、このコイルが巻回された鉄心3と、鉄心3とともに磁路を形成する継鉄31と、固定接点4を有する固定端子5と、可動接点6を有する可動ばね端子7と、前記コイル2の励磁状態に応じて前記鉄心3の磁極3aに吸引離反され、この吸引離反動作により前記可動接点6を駆動して可動接点6を固定接点4に当接開離させる接極子ブロック8と、これらを固定する器体10と、を備えている。また、電磁リレー1は、図2に示すように、器体10のベース10bに上述の構成要素を組み込んで本体ブロック1Aを形成し、これにケース10aを被せ、封止処理を行って完成される。各構成要素と本体ブロック1Aの形成の説明の後、電磁リレー1の動作を説明する。
コイル2は、図3に示すように、中心軸部に貫通孔を有するコイルボビン21にコイル導線を巻回し、コイルボビン21の端部に埋め込まれたコイル端子22に、コイル導線の末端が接続されて形成される。コイル端子22は、器体のベース10bに挿通される形でベース10bに保持され、コイル端子22の下部はベース10bの下面から突出する。
鉄心3は、平板からなる略T字形状を有し、その頭の部分と脚の部分がそれぞれ磁極3a,3bを形成する。T字の脚の部分がコイルボビン21の中心軸部の貫通孔に挿入され、コイルボビン21に形成された位置決め構造によりT字形状の平板面が上下方向と直交するように固定される。
継鉄31は、右側方からコイルボビン21に嵌合して鉄心3の両磁極3a,3bに磁気結合するように屈曲した大略Uの字形状を有し、コイル2に平行な平行部31cと、鉄心3の磁極3bの部分を嵌入する孔を有する端面部31bと、鉄心3の磁極3aを上下から空間を設けて挟む2つの対向磁極片31aと、を一体的に備えて形成されている。コイル2に継鉄31が嵌合された後、中心部に鉄心3が挿入されて、三者が一体となった電磁石ブロックが形成される。
固定端子5は、外部接続用の外部固定端子51が形成された端子板50に、当接面を上方に向けた2つの固定端子4をそれぞれかしめ等により固着して備えている。外部固定端子56を有する端子板55は、ダミーの固定端子である。
可動ばね端子7は、外部可動端子71が形成された端子板70に、略長方形平板状のばね材72の一端を固定端72aとしてリベットにより固着し、自由端72bとなる他端近傍に下方に当接面を向けた2つの可動端子6をそれぞれかしめ等により固着して備えている。ばね材72は、固定端72a近傍でステップ状に屈曲され、その屈曲部分に矩形開口が形成されている。その開口の自由端72b側の辺縁72cは、後述するカード83の連結溝83cに挟持される。また、2つの可動接点6の間にはスリット7aが設けられている。スリット7aと可動接点6及び前述の固定接点4については後述する。
接極子ブロック8は、2枚の接極子82と、永久磁石81と、ブロック状のカード83とから成る。永久磁石81の上下に接極子82を吸着させた状態で、これらをカード83の図示しない取付凹部に嵌合させて接極子ブロック8が形成される。カード83の下方前方には、突出したアーム83bが形成され、そのアーム83bには連結溝83cが形成されている。また、カード83の左右側面には、回転軸となる突起83aが設けられており、この突起83aは、ベース10bに設けられた軸受溝84に嵌合される。
ベース10bは、後方と上方が開口した略直方体の箱体形状をしており、その内部には、上下を仕切る隔壁が設けられている。左右の壁面には、端子板50,55を挿入するスリット及び開口、さらに、各外部端子51,56,71を納める凹部が形成されている。
上述の各構成要素のベース10bへの組み込みを説明する。まず、電磁石ブロックがベース10bの上部から挿入され、上下を仕切る隔壁の上に配置される。次に、接極子ブロック8の連結溝83cに可動ばね端子7の辺縁72cを挿入して、接極子ブロック8と可動ばね端子7を一体とした状態で、ベース10bの後方開口からベース10bに挿入し、カード83の突起83aをベース10bの軸受溝84に嵌合させる。この後、ベース10bの左右側方から固定端子5と端子板55を挿入すると、本体ブロック1Aが完成する。
次に、図1に戻って、電磁リレー1の動作を説明する。電磁リレー1が上述のように組み上げられた状態では、接極子82が鉄心3の磁極3aと継鉄31の磁極片31aの間に納まっている。そして、コイル2が励磁されていない状態において、接極子ブロック8に作用する力(回転モーメント)は、永久磁石81による磁力と可動ばね端子7のばね材72の付勢力であるから、ばね材72の付勢強度を永久磁石81の磁力に打ち勝つように調整して、接極子ブロック8を常に突起83aの軸を中心にして右回転した状態、すなわち、可動ばね端子7の可動接点6が上方に位置して固定接点から開離し状態とすることができる(シングルステイブル型電磁リレー、常時開)。以下、電磁リレー1が、この常時開型であるとする。すると、接極子82を下方に吸引する磁力を発生するようにコイル2を励磁すると、可動接点6が下方に駆動されて、固定接点4と当接し、電磁リレー1は閉回路状態となる。また、コイル2の励磁を止めると、ばね材72の付勢力によって電磁リレー1は開回路状態に復帰する。
次に、可動ばね端子7について図4により説明する。可動ばね端子7の可動接点6は、図4(a)(d)に示すように、可動ばね端子7の固定端72aから自由端72bに延伸する方向に対して直交する方向に互いにずれ、かつ、延伸方向にずれた位置に並び配置される形状及び/又は材質の異なる通電用接点6aと耐突入電流用接点6bとを備え、また、通電用接点6aと耐突入電流用接点6bの間を部分的に自由端72bまで分断するスリット7aが設けられている。また、対応する固定接点4は、図4(b)に示すように、可動接点6の通電用接点6aと耐突入電流用接点6bのそれぞれと対を形成して当接開離する形状及び/又は材質の異なる通電用接点4aと耐突入電流用接点4bとを備える。さらに、耐突入電流用接点6b、4bの対は、図4(c)に示すように、通電用接点6a、4aの対が設けられた位置よりも自由端72b側に配設されている。
上述の耐突入電流用接点4b,6bは、接点開閉時の電流アークによる溶融ダメージの少ないタングステン合金等で作られており、また、通電用接点4a,6aよりも高さを高くして接点段差d1,d2を設けて形成されている。そこで、耐突入電流用接点4b,6bの対が、通電用接点4a,6aの対よりも先に接触する。耐突入電流用接点4b,6bが互いに接触して大きな突入電流が流れてコンマ数msの後、定常電流となった時点で、通電用接点4a,6aが接触する。
また、可動ばね端子7の自由端72bの近傍まで設けたスリット7aは、ばね材に柔軟性を付与し、接点間の柔軟な当接を可能としている。自由端72bにより近い位置に、耐突入電流用接点4b,6bを配置した構造は、ばね材が略ばね支点位置を中心に円弧運動して耐突入電流用接点4b、6bが通電用接点4a,6aよりも確実に先に接触させることになる。
次に、他の構造の可動ばね端子7を図5により説明する。この可動ばね端子7は、スリット7aが自由端7bに達している点が前述の図4に示した可動ばね端子と異なる。可動ばね端子7の自由端72bまで設けたスリット7aによって、より高い柔軟性をばね材に付与し、接点間の柔軟な当接を可能としている。先に接触すべき接点(耐突入電流用接点)をより自由端側にずらして配置しているので、従来のような2種類の異なる接点を並列に並べたもの異なり、耐突入電流用接点が通電用接点よりも確実に先に接触することができ、接点開閉時の接点溶着等による不具合の発生や接点のダメージが軽減されている。
次に、さらに他の構造の可動ばね端子7を図6に示す。この可動ばね端子7は、可動ばね端子7の延伸する方向における可動接点6の通電用接点6aと耐突入電流用接点6bの位置が略同じ位置に配されている点が前述の図4に示した可動ばね端子と異なる。可動接点を設けた部分における可動ばね端子のばね材の平坦度を損なうことなく、スリットによって、ばね材に柔軟性を付与して傾きのない接点間の当接を確保でき、また、自由端までスリットで分離されていないことにより、接点の開離時にスリットの両側のばね材が協調して接点を確実に開離することができる。また、耐突入電流用接点が先に当接するように、通電用接点よりも突出した形状に接点段差を持たせて、まず耐突入電流用接点が接触してから次に通電用接点が接触するように接触時間の時間差を安定して確保することができる。なお、本発明は、上記構成に限られることなく種々の変形が可能であり、可動ばね接点を有する電磁リレーであれば適用できる。
1 電磁リレー
2 コイル
3 鉄心
3a 磁極
4 固定接点
5 固定端子
4a,6a 通電用接点
4b,6b 耐突入電流用接点
6 可動接点
7 可動ばね端子
7a スリット
8 接極子ブロック
10 器体
72a 固定端
72b 自由端
2 コイル
3 鉄心
3a 磁極
4 固定接点
5 固定端子
4a,6a 通電用接点
4b,6b 耐突入電流用接点
6 可動接点
7 可動ばね端子
7a スリット
8 接極子ブロック
10 器体
72a 固定端
72b 自由端
Claims (3)
- コイルと、このコイルが巻回された鉄心と、固定接点を有する固定端子と、可動接点を有する可動ばね端子と、前記コイルの励磁状態に応じて前記鉄心の磁極に吸引離反され、この吸引離反動作により前記可動接点を駆動して可動接点を固定接点に当接開離させる接極子ブロックと、これらを固定する器体と、を備えた電磁リレーにおいて、
前記可動接点は、可動ばね端子の固定端から自由端に延伸する方向に略直交する位置に互いに並び配置される形状及び/又は材質の異なる通電用接点と耐突入電流用接点とを備え、
前記可動ばね端子は、前記通電用接点と耐突入電流用接点の間を部分的に分断するスリットが設けられており、
前記固定接点は、前記可動接点の通電用接点と耐突入電流用接点のそれぞれに当接開離する形状及び/又は材質の異なる通電用接点と耐突入電流用接点とを備えていることを特徴とする電磁リレー。 - コイルと、このコイルが巻回された鉄心と、固定接点を有する固定端子と、可動接点を有する可動ばね端子と、前記コイルの励磁状態に応じて前記鉄心の磁極に吸引離反され、この吸引離反動作により前記可動接点を駆動して可動接点を固定接点に当接開離させる接極子ブロックと、これらを固定する器体と、を備えた電磁リレーにおいて、
前記可動接点は、可動ばね端子の固定端から自由端に延伸する方向に対して直交する方向に互いにずれ、かつ、延伸方向にずれた位置に並び配置される形状及び/又は材質の異なる通電用接点と耐突入電流用接点とを備え、
前記可動ばね端子は、前記通電用接点と耐突入電流用接点の間を部分的に自由端まで分断するスリットが設けられており、
前記固定接点は、前記可動接点の通電用接点と耐突入電流用接点のそれぞれと対を形成して当接開離する形状及び/又は材質の異なる通電用接点と耐突入電流用接点とを備え、
前記耐突入電流用接点の対は、前記通電用接点の対が設けられた位置よりも自由端側に配設されていることを特徴とする電磁リレー。 - 前記可動ばね端子のスリットが前記自由端部で接続されていることを特徴とする請求項2に記載の電磁リレー。
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